米国関連

激しい地上戦を予想する米国、ウクライナ軍が砲弾不足に陥ることを懸念

米当局者はウクライナ東部の地上戦が本格化すれば13日に発表した4万発の砲弾支援も「数日で使い果たすかもしれない」と懸念している。

参考:Concern is growing over Ukraine’s ammunition inventory, according to US official

果たして湯水のように消費することが予想される砲弾をウクライナ軍にどうやって補充するのか?

キーウ周辺を含むウクライナ北部の地上戦は一先ず集結したが、今後の戦いの中心となるウクライナ東部(ドンバスを含む)は平坦で開けた土地なので「戦車や歩兵戦闘車を中心とする機械化戦力のぶつかり合いになる」と予想されており、ここで必要になるのはロシア軍の戦車部隊を遠距離で叩ける自走砲や榴弾砲で砲弾を湯水のように消費することが予想されている。

出典:Ministry of Defense of Ukraine / CC BY-SA 2.0 D-20 152mm榴弾砲

米当局者は「最近の戦闘でウクライナ軍は数千発の砲弾を1日で消費した」と明かしており、ウクライナ東部の地上戦が本格化すれば13日に発表した4万発の砲弾支援も「数日で使い果たすかもしれない」と懸念しているのだが、これまでに米国がウクライナに提供した砲弾量は備蓄分の1%程度(CSIS調べ)なので供給量自体を増やすことは可能だ。

恐らく問題となっているのは自走砲や榴弾砲が使用する砲弾の規格が異なる点だろう。

ウクライナ軍は152mm口径の砲弾を使用するため、米軍が備蓄している155mm口径の砲弾を提供するなら155mm口径の自走砲や榴弾砲も一緒に提供しなければならず、ウクライナ軍が保有する旧ソ連規格の自走砲や榴弾砲のために152mm口径の砲弾も東欧諸国からかき集めて送り込まないといけない。

出典:Jonathan Mallard / CC BY 2.0

バイデン政権は牽引式の155mm口径の榴弾砲×18門と155mm口径の砲弾×4万発を提供すると13日に発表したが、砲弾の供給量を増やすなら榴弾砲の提供量も増やす必要があり、米陸軍が保有する約500門のM777の内どれだけウクライナ軍に回せるのか謎だが、東欧諸国も152mm口径から155mm口径への切り替えが進んでいるため152mm口径の砲弾をかき集めるも限界があるのだろう。

時間さえあれば各国が155mm口径の榴弾砲を融通→扱うウクライナ軍兵士を訓練→ウクライナ東部へ輸送して配備すればいいのだが、東部では本格的な地上戦がいつ始まっても不思議ではなく、キーウより東はロシア空軍機も飛んでいるようなので榴弾砲を東部まで輸送するのも簡単ではないはずだ。

果たして湯水のように消費することが予想される砲弾をウクライナ軍にどうやって補充するのか、ロシア軍の攻撃準備が整うまで残された時間はどれだけあるのか、本当に時間との戦いと言える。

出典:The Joint Multinational Training Command Public Affairs Office / CC BY 2.0 チェコ陸軍のダナ

追記:チェコと侵攻前に合意していた自走砲「ダナ」がウクライナ軍に引き渡されているらしい。

関連記事:米国のウクライナ支援、Mi-17、榴弾砲、装甲車、無人水上艦などを提供
関連記事:米陸軍、平坦で開けたドンバスでの攻防は戦車同士の戦いになると予想
関連記事:ウクライナ支援で減少した米軍備蓄、ジャベリン7,000発の補充に最低でも3年

 

※アイキャッチ画像の出典:Ministry of Defense of Ukraine / CC BY-SA 2.0

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コメント

    • ミリオタの猫
    • 2022年 4月 16日

    一方のロシア軍は砲弾足りているのかねえと思った今日この頃…まあ、欧米諸国の制裁で事実上生産不可な精密誘導兵器よりはマシかと思うが。

    33
      • ダヴー
      • 2022年 4月 17日

      ロシアは工作機械も多くが輸入ですから長引けば弾薬の生産量も減っていきそうですね。

      18
        • 匿名
        • 2022年 4月 17日

        刃などの消耗品なら兎も角、工作機械の禁輸が生産量に影響与えるには、十年とかのスケールで待つ必要があるのでは?
        近々なら現行設備を使えば良くて、個々の設備の更新は毎年する訳ではないし、多少古くても使えるのだろうから。

        8
    • 折口
    • 2022年 4月 17日

    米軍の車載自走榴弾砲のコンペがもう少し早く進んでいれば、もう少しM777が融通できたんでしょうけどね。もっと言えば砲手が露出してる牽引式や車載式じゃなく、装甲化され陣地転換しながら砲撃が可能な自走榴弾砲が必要な局面なんでしょうけど、自走榴となると容易に手放せる国は少ないでしょうし、難しいですな。

    (最初から東部で機甲部隊の縦深攻撃が行われると予測されてた)開戦当初に言われてた話ですけど、今からロシア側への出血を強いようと思ったら火砲や装甲戦力も大事ですが対戦車地雷が山ほど必要だと思います。それなら欧米にも、ひょっとしたら日本にも供与しやすいんじゃないでしょうか。

    9
      • 幽霊
      • 2022年 4月 17日

      自衛隊の装備を提供した場合の問題は、ウクライナが求める保守点検部品の供給が出来るかどうかですね。

      20
      • 月虹
      • 2022年 4月 17日

      >装甲化され陣地転換しながら砲撃が可能な自走榴弾砲が必要な局面なんでしょうけど、自走榴となると容易に手放せる国は少ないでしょうし、難しいですな。

      ポーランド中央のグニェズノの駅でアメリカからウクライナへ供与されたと思われる多数のM577戦闘指揮者とM109自走榴弾砲(砲身の形状から最新のM109A6パラディンの模様)がウクライナ国境に向けて鉄道輸送されるのが目撃されている。

      自走榴弾砲自体はフィンランドとノルウェーがK9 155mm自走榴弾砲導入に伴い旧型を置き換えている最中。フィンランドは旧ソ連製の2S1グヴォズジーカ122mm自走榴弾砲(フィンランドでは122 Psh 74の名称)を74両保有しており、韓国と中古(韓国陸軍の中古をオーバーホール後、再組み立てする廠整備方式)のK9を48両購入する契約を結んでいる。ノルウェーはM109A3を56両保有していて(ただし稼働しているのは14両で残りは倉庫で保管中)うち24両をK9で置き換える予定で韓国と契約を結んでいる。ただし24両以上の追加購入のオプションがあり、ロシアのウクライナ侵攻を受けてノルウェーがオプションを行使するのではないかとみられている。

      2S1であれば既にウクライナ軍が運用中であり訓練の必要が無いこと、M109A3であればアメリカが供与したA6と砲弾を共通化できるというメリットがそれぞれある。

      リンク

      1
    • ウーソンウーソン
    • 2022年 4月 17日

    >「最近の戦闘でウクライナ軍は数千発の砲弾を1日で消費した」

    弾薬備蓄って大事だよなぁ。
    この問題って、ウクライナ軍だけじゃなくて、自衛隊も継続戦闘できる期間が大体1ヶ月くらいらしいから、今回の戦争みたいのが起こると、もう弾薬切れてるよね。
    もちろん各国から支援されるかもしれないけど、陸上輸送は出来ないし、NATOみたいに同時に危機感を同時に持ってくれる軍事同盟もない。
    防衛費対GDP比2%にするらしいから、まずはここら辺の問題を解決してほしい。

    38
      •    
      • 2022年 4月 17日

      在日米軍の備蓄分があり、法整備されて自動的に供与されるよ

      20
      • 名無しさん
      • 2022年 4月 17日

      弾薬自体に使用期限がありますから、平時から持て余すほどストックを蓄える意味は薄いと思います。

      支払いの怪しいウクライナですらこれだけ供給されるのですから
      言い値で購入できる日本に対して、海外から供給されないということはないでしょう。
      大事なのはシーレーンを確保することですが、太平洋側まで中露の海軍が制海権を握る可能性はほぼないので
      その懸念も少ないと考えております。

      14
        • 匿名
        • 2022年 4月 17日

        とはいえ、港湾に機雷を撒かれるだけでも大幅に海運は停滞するので、やはり国内の備蓄は極力増やしておきたいな…と

        21
          • NHG
          • 2022年 4月 17日

          日本の港湾に機雷まかれる状況になったら敗戦一歩手前のような気がする
          機雷をまかれなくても潜水艦による通商破壊の危険性はあるから在庫は欲しいけど、台湾が中国のものになってないならなんとかシーレーンは確保できそう

          12
      • 匿名
      • 2022年 4月 17日

      期限切れの弾薬は、演習とかで消費するだろうから、
      在庫増したロットが消費期限切れする頃だと、総火演とかが派手になるかも。

      1
    • 無無
    • 2022年 4月 17日

    152ミリを採用した国々から在庫をかき集めるしかあるまい、
    あとは西側予算で採用各国に増産させると
    ロシアは古い弾なら溜め込んでいそうだし

    8
    • くらうん
    • 2022年 4月 17日

    地上戦術は詳しくは知らないんだけど、りゅう弾砲の主目標は陣地や軽装甲車両で、機甲戦力はスイッチブレードのような比較的長距離からピンポイント攻撃できる武器の方が効率的なんじゃないの。

    4
      • 四凶
      • 2022年 4月 17日

       88年に米国砲兵司令部によるソビエトとの交戦をモデル化する目的で一連のテストをしている。非誘導の従来型155mmHE弾で間接射撃した効果を判断する一連のテスト。
       効果のほどは調べてください、この実験とは関係ないが戦車の主砲も皆が思うような頑丈さは無いって拍子抜けする事もあるかもしれない。

       現在の無誘導榴弾が何を主敵にするかは寡聞にして知らないけど、多機能信管(Multi-Option Fuze for Artillery:着発/遅延/時限/近接)を使っているなら狙う相手や地形に適切に対応押しやすく戦術の幅が広がるしどれか一つか二つくらいの機能しか無いとちょっと制限が入る。
       着発は木などが無い堅い平地とかですぐに爆発して効果が最も高い時、遅延は地面が固くて反跳させるとか塹壕等で遅く爆発したら効果が高い時、時限は正確な距離が分かっている相手、近接は調整無しで理想の爆風と散布界を狙いたい時とか使い所が違う。

      12
        • くらうん
        • 2022年 4月 17日

        なるほど。
        つまり撃破できずとも作戦不能にはできるし、汎用性が高いから自然とりゅう弾砲の使用機会が増えるということですかね。

        5
          • 四凶
          • 2022年 4月 18日

           装甲車は榴弾砲の破片防護が当たり前みたいな感じではあるが、ソ連時代の旧式BMP-1とかだと耐弾性より優先すべき項目があってドノーマルなら正面装甲以外装甲がペラい。
           それが理由で兵士が中には入りたがらなかったほど。

           少なくともソ連製兵器の運用しているウクライナ側ではメリットとデメリットは把握してるんで弱点は付くだろうし、破片飛び散る戦場では兵員がこもったままで居てくれるならスイッチブレード一発で兵員もろとも葬れるチャンスも出てくる。
           巧みに戦うウクライナなら榴弾併用してさらなる打撃与える算段はあるだろう。

      • hoge
      • 2022年 4月 17日

      至近距離での爆発で主砲、視察装置、履帯、サスペンション等を破壊できるので、十分戦車を戦闘不能にはできるみたい。
      修理はできるかもしれないけれども、動けず、主砲や視察装置が破壊されれば戦闘不能なのは間違いない。
      リンク

      4
    • zerotester
    • 2022年 4月 17日

    それだけの勢いで撃つと砲身交換も必要になると思えますが、ついでに155mmにコンバートできないんですかね。
    ロシア軍の砲弾も5月には尽きるという説がありますがどうなんでしょうか。

    ロシアの東部攻勢に間に合うかということですが、ISWによればロシア軍はまとまった兵力を編成してから一気に攻めるのではなく、投入できるようになった戦力を逐次投入しているようだと。それだと大規模会戦があるというよりは今のような感じでダラダラ続くのかもしれません。

    10
      • きっど
      • 2022年 4月 17日

      砲身を155mmに切り替えられたとして、そうしたら射表は別になるからね……
      結局、転換訓練を必要とするのは変わらないのでは?

      11
    • うくらいな
    • 2022年 4月 17日

    結局地上戦なのか いや空中戦ともいうのかもしれないけど
    ドローンが地上戦終わらせるのかと思ってたけど

      •    
      • 2022年 4月 17日

      アメリカ軍でさえ湾岸イラクで徹底的に空爆しても、勝負決めたのは地上軍なんで
      無人機の攻撃力なんて有人機に比べれば遥かに劣るし、有効なツールではあるけれど、結局地上軍がケリをつける状況は変えられない

      33
      • hoge
      • 2022年 4月 17日

      突き詰めると「どれだけ爆薬を運べるかどうか」の問題になるので、ごくわずかな爆薬しか運べないドローンで地上戦を終わらせられるわけないでしょ、物理的に不可能。
      そうではなくて、このWebサイトでも何回も既出なようにドローンの役割は偵察、敵の位置の特定で、砲と組み合わせて初めて意味があると思われ。

      36
        • 匿名
        • 2022年 4月 17日

        15榴1発40kgだがTB2全搭載ミサイル炸薬量はそれ以下なの面と点の違いそのものだがでは重榴なん射でHSP潰せんのって話で
        HEで至近弾や曳火射で当ててもフラグメンテの貫徹性能はたかが知れてるしそんな事の為に膨大な弾薬消耗するの実に無駄なお話だ
        だから上面貫徹クラスターだがオスロ後の代替は普及進まず無人機軽火力に流れてAH終わり論とも連動し広がったの致命傷だね
        まあその結果のスイッチブレード大でもあるがそれようするにお手軽でも確実性が劣化の96MPMSだろとかいうの実に皮肉だね

          • 名無し
          • 2022年 4月 17日

          オタクの早口をそのまま文字起こししたような文章、か。

          10
        • バーナーキング
        • 2022年 4月 17日

        首狩りの有効性は十分にあるよ。
        今の露みたいに指揮系統が混乱・硬直してるなら特に。

        7
    • 匿名
    • 2022年 4月 17日

    とかいう情報操作だがジャベリンも枯渇どうの言うがジャベリンなけりゃHF送れって話だし今更にRWS統合の車載システムは供与できないとかありえずアンチタンクで一番下っ端の個人携行のだけ供与してんの忘れすぎだよね
    ただの砲弾なんぞどうにもなるし必要なのは対装甲誘導砲弾だが無人機+軽ATMブームで大方流れた分野なの今更に悔いても時既にだしあるもん使うしかないがあの状況の砲兵カウンターなんぞA10でどうにでもなるだろっての

      • くう
      • 2022年 4月 17日

      オタクの早口をそのまま文字起こししたような文章だな。

      94
    • ダヴー
    • 2022年 4月 17日

    ウクライナが戦前にどれだけ備蓄していたか、また、現在の国内での生産量がどれほどなのかが気になります。
    西側から供与できる122mmや152mmの砲弾の量はかなり限定されるでしょうから、ウクライナ国内での生産量では徹底足りないという状況になれば、必然的に155mm砲に移行せざるを得ないでしょうね。

    8
      • 匿名
      • 2022年 4月 17日

      未だに152の東欧連中に西側155供与の確約して順次放出させればいいだけで既存152の在庫セールで露軍相手で不足するとは思えんが
      ウ軍に155与えるのどうあがいても西部で教育開発用なの明らかで東部投入のためのM777な訳あるわけなく即戦力は旧東側規格のやつだけ
      MBTも火砲もIFVも西側現用のをウ軍に供与すんの習熟用途以外の何者でもなく実際に戦場行くのはT72でありBMPであり152榴であると

    • NATTO
    • 2022年 4月 17日

    北朝鮮や中国も政治と商売は別で売ってそう。

    5
    • 58式素人
    • 2022年 4月 17日

    152mm砲、155mm砲が間に合わないのならば、
    多分、旧東欧諸国では予備保管状態と思うのだけれども、
    130mmM46カノン砲は集められないかと思う。
    予備ならば、あっさりと供与してくれそうな気がします。
    ウクライナ自体も、いくらかは保管しているのではと思う。
    射程は標準弾で27500mあるし、RAP弾で38000mです。
    152mm榴弾より炸薬量は少ないだろうけど、充分有効と思います。
    弾のストックを使い尽くしたら、後方に下げて、砲身の交換ができる。
    イスラエルが、155mm45口径砲への交換キットを販売していますね。
    イスラエルの砲身は、スロバキアのズザナ自走砲と規格が同じものですね。
    以上はとっくに検討されていると思いますが。

    5
      • perorin
      • 2022年 4月 17日

      旧型で良ければ、各国とも装輪の155mm砲の導入で、
      従来の155mm砲が退役して大量に保管してあると思うんだけど出てこないね。(要らないんだと思ってた、、)

      4
    • あー
    • 2022年 4月 17日

    155mm牽引砲ならシエラ陸軍倉庫で保管状態にあるM198が回せるんじゃないでしょうか。
    ブラジルにも供給予定ですし。

    1
    • 一般人α
    • 2022年 4月 17日

    防衛側の割に地雷を敷設とか聞かないんですが、大規模な地雷原とか今のトレンドじゃないんですかね?

      • 匿名
      • 2022年 4月 17日

      何故か侵攻側のロシアが地雷敷設、といった話しはあったような。

    • ああああ
    • 2022年 4月 17日

    155mm、18門で40000発だと、一門当たり2000発強。
    砲身命数くらいしかないですね。
    早ければ数日で射耗する量です。
    M777は軽量化の影響で命数が少なくなってるかもですが。

    全軍で4万発は少ないです。

    5
    • きたのほうから
    • 2022年 4月 17日

    日本の砲弾生産量、調べてみたら、H25年で60万発だった。
    砲弾の賞味期限がわからないけど、仮に10年使えて、一切訓練で撃たないとすると、600万発が備蓄されてることになら。
    とすると、陸自は400門あるから、1門当たり1.5万発。1カ月は持つのかな?

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