まもなく誕生するトランプ政権のウォルツ大統領補佐官は「我々に民主主義のため全力を尽くせと言うなら、ウクライナも民主主義のため全力を尽くせ」「動員年齢の引き下げが必要だ」と言及したが、現政権のサリバン大統領補佐官も「ウクライナ軍の人員不足を次期政権にも説明した」と明かした。
参考:Jake Sullivan on Israel-Hamas War, Sale of AI Chips, China, Ukraine, Trump
米国とウクライナの間で意見が対立しているのは交渉で戦争を終結させるためのアプローチ
ウクライナメディア=RBC-Ukraineは米国が要求する動員年齢の引き下げについて昨年12月「トランプ次期大統領も動員年齢の引き下げについて否定しておらず、これは新しい援助の条件になるかもしれない。さらに大統領選挙の実施やさらなる増税などとセットで要求されるかもしれない」と報じ、トランプ氏から安全保障問題担当補佐官に指名されているウォルツ下院議員もABC Newsの取材に「ロシアとの交渉を始めるには前線の安定化が不可欠で、そのためにはウクライナ軍の人的問題を解決しなけばならない。我々に民主主義を守るため全力を尽くせと要求するならウクライナも全力を尽くせ」と言及。

出典:President of Ukraine
さらにウォルツ下院議員は「ロシア軍を占領地から追い出せると思っていない」とも述べているため、トランプ次期大統領が主導する和平交渉にロシアを引きずり出すには「これ以上前に進めない」という戦場の結果が必要で、これを達成するには「西側諸国が与える武器」と「適切な数のウクライナ人兵士」が不可欠であり、どちらか一方が欠けた状態ではロシア軍の前進は止まらない=ロシアが和平交渉に応じ理由がないという意味だ。
今月20日に退任する安全保障問題担当のサリバン大統領補佐官もBloombergの取材に応じた中で「ウクライナは動員年齢を27歳から25歳に引き下げたものの、この1年でウクライナ軍の人員不足が悪化していることを認識しなければならない。西側諸国はウクライナが要求する膨大な量の弾薬や装備を提供しているため、ウクライナが旅団や大隊に十分な数の兵士を配置できるかどうかが焦点になっている。この問題を我々は隠すつもりはないし、人員確保が深刻な問題になっていることもウクライナ側に伝えた。これは彼らが解決しなければならない問題であり、次期政権にも人員不足の問題を説明した」と述べている。
ゼレンスキー大統領は再三「人員不足は武器到着の送れが原因」と主張して「動員年齢の引き下げは必要ない」と主張しているものの「占領地を武力で奪還するのは不可能だ」と認めているため、米国とウクライナの間で意見が対立しているのは「交渉で戦争を終結させるためのアプローチ」だ。
バイデン政権は若者を動員してでも前線を安定させ「この結果をもって早く交渉を開始した方が全体的な犠牲者が少なくなる」と、ゼレンスキー政権は「国際社会が制裁を強化してロシアが交渉に応じざるを得ない状況を作り出すべき」と考えている可能性が高く、これは交渉開始の糸口を作り出すアプローチ(ウクライナ自身が犠牲を支払って主体的に作り出すのか、それとも決定打になってこなかった経済制裁に再び期待するのか)において米国とウクライナが一致していないことを浮き彫りにしている。

出典:President of Ukraine
勿論、動員と制裁の強化は併用していけば良いのだが、もはやウクライナ軍の人員不足は戦況悪化の主犯で短期的な改善が全く期待できず、米国からすれば「人員不足の問題」を放置したまま制裁が期待外れに終わると「交渉環境が整わなかったのは国際社会の努力不足」と非難され、ウクライナからすれば「動員年齢の引き下げ」を受け入れれば「戦況悪化の原因が人員不足にある」と認めることになり、これまでの主張と整合性がとれなくなるためゼレンスキー大統領にとっては回避したい政治的選択だ。
因みにウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はゼレンスキー大統領が発表した勝利計画について「西側諸国への要求は具体的なのに自らの行動については具体的に語らなかった」「ロシア軍の攻勢を止めない限り政治的交渉が不可能なことも説明せず、社会全体を非現実な方向に誘導したかっただけ」「この勝利計画はNATO加盟国を含む西側社会への呼びかけとガイドラインのみで、ウクライナが勝利のため負うべき責任や義務はなく、前線の困難な状況認識もなく、それを修正するための措置もなく本当に無責任な計画」と批判したことがある。

出典:President of Ukraine
ゼレンスキー大統領が「戦争終結に対する政治的負担を軽くしたい」と考えるのも理解できるが、これまで「努力が足りない」と散々批判されてきた欧米諸国からしてみれば「交渉開始に必要な糸口を援助と制裁だけに頼るな」「交渉立場を強化するため追加の犠牲を受け入れろ」と言いたいのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:The White House
だからといって一応外野ってことになってるのに年齢引き下げ要求してくるのはどうなのかねぇ…仮に引き下げたところでもう勝てないでしょ
「勝利」の定義次第でしょうね。仮にウクライナの徴兵年齢制限を下げて、支援国の支援が今以上に増加して、ロシアの侵攻を特定のラインで停止させられたら西側の勝利だ、という考え方もあれば、いやいやロシア軍をウクライナから完全に追い出さないと勝利じゃないという考え方もある。
アメリカや西側諸国がウクライナに対して年齢制限の引き下げを実質的に要求してるのは曲がりなりにも主権国家として扱ってきたのに、それすらもできない状況になっているとも考えられるのでロシアからすれば「欧米も余裕が無いのかな?」と読まれることに繋がるので正直悪手な気がしますが、今更でしょうね。
完全な外野であれば手を引くだけですよ。事実、関係性の低い所は実質手を引いています。EU主要国ですら支援よりも兵器集積の方で動いていますし。
最大支援の米国だけが明確に足を取られていますね。
アメリカの言う所の民主主義とか何なのか抽象的すぎて今一不明瞭だが
命を懸けてまで守る価値があるのかは疑問
変な煽りに乗らなきゃ適当にガス泥棒でもして気楽にくらせてたのに
ロシアはイライラはするが今見たいにフルスイングでぶん殴られる事はなかっただろw
民主主義が戦争の口実になり。
見捨てる時の口実にもなったのは凄いな。便利な言葉だ。
21世紀になって魅力を失った言葉の一つだろうな。
>>安全保障問題担当補佐官に指名されているウォルツ下院議員もABC Newsの取材に「ロシアとの交渉を始めるには前線の安定化が不可欠〜と言及
この発言は興味深いです。トランプ政権はロシアに強力な圧力をかけて交渉に応じさせるのではないかという見方がありますが、それに対して否定的な発言です。
また、この発言のような態度をトランプ政権が取るのならば、それが両当事国に与える影響にも注目したいです。私の予想ですが、ロシアにとっては「前進が停止すれば交渉フェーズに入る=それ以上の領土や有利な条件の獲得が難しい」ということで戦争努力を強化させる効果を、ウクライナにとっては「これ以上の領土喪失を阻止せねばならない」という論理で、和平交渉までの短期間ならば国力への影響は比較的に小さいため追加動員に踏み切る可能性が考えられると思います。
しかし、すでに数的優勢にあり予備戦力も大量にあるであろうロシアが攻勢を強めれば前線での成功確率は高いですが、すでに大きな劣勢に陥ったウクライナが今更副作用も大きい動員に踏み切っても、前線の安定にさえ繋げられるかどうかは未知数だと感じます。
>トランプ次期大統領も動員年齢の引き下げについて否定しておらず、これは新しい援助の条件になるかもしれない。さらに大統領選挙の実施やさらなる増税などとセットで要求されるかもしれない
国民に更なる負担を強いる動員と増税は支持率が低迷しているゼレンスキー政権の致命傷になる。
もう暗にゼレンスキーに退陣せよと迫っているね。
かと言ってトランプ政権は誰を新大統領に担ぎたいのだろうか?
世論調査的にはザルジニーが優勢ではあるが、彼もトランプの思い通りになる人物とも思えない。
国民に更なる負担を強いる動員と増税が、ウクライナの民意の停戦(敗戦)受け入れに効く面はあるかもしれませんねえ。
選挙の実施を要求してるのがミソですよね。個人的に低下気味のゼレンスキー暫定大統領の支持率を見て、早期講和を公約にした別の人間が勝利する事を望んでいるのかもしれません。ウクライナ国民自身が選挙という正当なプロセスを経て、ロシアとの講和(中身が敗戦国のそれであっても)を行うというなら、アメリカ以外の西側が何を言おうと関係ありませんし、トランプ政権の手柄にもなる。大分都合が良いストーリーではありますがあり得ないこともないため、「逆オレンジ革命」でも起こすつもりはないのかと勘繰ってしまいますね。
元々それやった結果が今の惨状なんですけどねえ・・民主主義ってお冠が必要だとありそうな話ですね。
とはいえ、そもそも現状のゼレンスキー政権の正統性がグレーゾーンのままでは停戦交渉のやりようがない、のは当たり前ではありますので。
とりあえずはそれを理由に2週間程度の暫定的選挙停戦を成立させ。
そこから一歩づつ実績を積みかさねて休戦へと持って行くしかない状況ですね。
『戒厳令の法的耐性について』第十一条に基づきウクライナ大統領の任期は延長されますので、正当性には何ら問題が無いのが「当たり前」です。
すなわち,ウクライナ人には投票権も自国の未来への選択権も一切与えられないわけですね。
素晴らしい民主主義精神の発露と言えましょう。
戒厳令の発令、並びに延長を最終的に承認するのは民主的に選出された最高議会ですので、まさに民主主義精神の発露と言えます
まさかプーチンの戯言を真に受けてゼレンスキー氏が独裁体制を敷いていると思っている人は、この掲示板にはいないでしょう
法で決めたから独裁的な法でも破滅的な法でも正当であるというのは民主主義のバグですよね。だから民主主義がただの比較的マシな統治方法だと言われる所以。
議会や元首の任期延長を伴う緊急事態法を制定してる民主国家は世界にたくさんありますが
そうした国にしてみれば国家が危機にある中でも選挙やって政権交代して対応に混乱を招きかねない国のほうが破滅的だと思われるでしょうね
「気に食わない国」の話は誰もしていませんね
気に入らないとそうやってすぐ匿名投稿で話題をそらしにかかるのが本当にレベルが低い
コメント欄は長持ちしないでしょうね
全てを投げうつ覚悟を見せろっていうのはその通りだと思います。自分たちは被害者なんで助けろ、金と命を差し出せって諸外国にたかりをしてる感出してる現状では。戦時でも首都で優雅に暮らしてる人とかが見えちゃうのがネットの悪い所なんですかねえ。
正直押し返すんならNATO全陸軍投入程度はいるだろうしな
それやると戦術核がポンポン飛び交ってハルマゲドンのフラグが立つんですよ
もうウクライナにどっぷり、NATOは入れ込んでると思うんですけど、正直、NATOって正規戦争出来るんですかね?皆さんはどうお考えですか?たま
悪い面が多数表になっていますが、戦力が無いわけではなくNATOと戦えば致命傷に至る可能性は否定できないでしょう。戦争で勝つか負けるかはともかく。
一強ではなさそうだが相対は容易ではない、だと思われます。
NATO諸国の人口はトルコ除く8.8億人に対しロシアは1.4億程度。やると決断すればできると思いますがこんな小さな紛争のために参戦もなにもないと思います。
陸上戦力はともかく、作戦機は増やせるので、滑空爆弾が降ってこなくなるだけマシにはなるでしょうね。
西側国では、戦死者がでるのを嫌がって空爆だけ(飛行機だけ)実施というのが、最近は多かった。
ホーミングミサイルほしすといっているあたりウクライナ側も変わらないかと
陸上戦力ではNATOは水を開けられていますが作戦機数が3倍あり、バルト三国から機体を飛ばせば戦術爆撃機ですらモスクワまで届くという地理的不利もありますので、ロシアに勝ち目はないですよ
仮に今から動員年齢下げて追加動員かけても、人集めに訓練と装備手配期間を考慮すると、前線配備は今年の夏近くかな。
その辺を見越してトランプは停戦に半年と言ってるのだろうか?
それはあると思います
現状、前線の状況はロシア側に傾いているので、この段階で停戦交渉を始めるのはアメリカとしては避けたいでしょう
記事にあるように「前線状況を改善する」には兵員が必要だけれとも「動員年齢を引き下げる法案を通して実際に動員し、訓練を行って装備を分配し部隊配置を決定し配備を行う」までを行うにはどう考えても数ヶ月は掛かります
どうにもアメリカはウクライナ問題について責任を追求されるのを極力避けようとしている気配が見え隠れしており、本当に停戦をさせるつもりがあるのかも怪しく感じます
ウクライナもウクライナで責任を支援国に対してなすりつけようとしている気配を隠そうともしていないですし、停戦交渉自体が難航して2025年もずっと戦争中という事になりそうに思います
ウクライナの望む停戦交渉は、ウォルツ下院議員の話を見ると、前線が膠着しない限り可能性がないということですね。
具体的な数値は分かりませんが、日に数km進んでいる前線があれば、なかなか膠着とは言えないでしょう。
動員を拡大したとして、戦線がどうなるのか分からないですから、非常に難しい判断です…
今から動員年齢の引き下げしても法改正、訓練したあと実戦投入だよね
戦況に影響でるのは大分先なんでは?
トランプの停戦期限までに間に合うのかな
最初24時間で終わらせると豪語していたのに、最低でも半年と日和ってた人に期待してるの?
そもそも今のままではロシアが停戦を拒む可能性があるって話なのだろう
兵員が足りない状態だと、ロシアは停戦に応じないでしょう。
そうでないと、ロシアはそのまま押し切れば勝ててしまいます。
ウクライナに兵員が足りて、将来に分かって損耗分の供給が十分にある。兵器の供給も十分。
これ以上攻めても、損害の割に得るものが少ない。
とプーチンが判断したときに、初めて停戦交渉が始まるでしょう。
だから、間に合うかどうかではなくて、早く始めればその分、ウクライナの損害が少なくなります。
米国の軍事アナリストの方ウクライナの年齢引き下げによる徴兵について話をされていたのですが、ノルマンディー上陸作戦における新兵の徴収と訓練のことを述べておられました。あの作戦の準備は周到に用意され新兵の訓練は18か月前からスタートしたとのことです。それでも実戦が初めての若者たちに多大な犠牲が出ました。
そのことからウクライナが本気で戦線安定のために徴兵をするのであれば、少なくとも去年の早い時期に年齢引き下げと徴兵及び訓練スタートを行う必要があったと話されていました。今、この時点で徴兵した未経験の新兵をしかも不利となっている戦線に実戦投入するのは無謀としか言いようがないとのことでした。
個人的にはこのウクライナの徴兵年齢引き下げ新規徴兵は祖母から聞いた祖父の学徒出陣を思い起こしてしまいます・・・。
ノルマンディー上陸作戦は一部の浜を除き犠牲が少なくほぼすんなりと成功したと思いますが、その中でも新兵の犠牲が多かったと言うことでしょうか?
オマハ・ビーチの戦いだけで、ノルマンディ上陸作戦全体の戦死者の半分近くを叩き出したので、大損害のイメージが強いのかもしれません。
人員に関しては大っぴらに他国が支援するわけにはいかないのでウクライナに頑張って貰うしかない
アメリカは強制しているわけではない
ただ今のままだとロシアに前進を許すってだけだ
戦後を見るか領土を見るか、あとはウクライナ次第
国の将来性を捨てる覚悟で膠着に持っていきロシアが止まり交渉に乗って来ることに賭けるべきか否だけど博打になってる段階でもう盤面詰んでいるので傷を少しでも少なく負けを受け入れるほうが良いと思う。
経済制裁や兵員損耗でロシアが折れるだろうという前提が大きな間違いであり、イスラエルの件が同時進行してしまったのも不運だったなと思う。
ウクライナが徴兵年齢を下げで大増員すればロシアは部分徴兵、兵器増産で対抗する
ので人的損害が増大し停戦後ウクライナ復興が困難になるでしょう
米NATO政権の本音はウクライナ政権が飲めない条件を突き付けて停戦交渉を受託さ
せる目的だと推測できる。
どなたかが冗談で「クルスク侵攻の目的は北朝鮮兵捕虜を捕まえるため」と書き込んでいましたが、
まさか本当に北朝鮮兵(真偽不明)を、まるでUMAでも捕まえたかのように宣伝するとは驚きでしたね。
この謎の北朝鮮兵推しは、兵力の枯渇を打破するために、韓国軍の派兵を期待しているからでしょう。
こんな見え透いたプロパガンダに騙されて、韓国の若者の命を投げ捨てる事の無い様に祈りたいですね。
北朝鮮兵数人捕虜(真偽は曖昧)する為に精鋭数個旅団を溶かし、ドンバスは押され続けているんですね。
ここまでロシアに押し込まれてしまって1万人程度の兵力では焼け石に水で、前線に出ても友軍はいつの間にか消えてしまうかもしれないし補給路の確保もできるかどうかわからないのに、ドローンと爆撃、ミサイルは定期的にやってくる極寒の地でできることは塹壕に立てこもっているしかないという悲惨な戦場に自国の兵を送りたいなんてどMな国はないと思いますよ。
書いていて改めて悲惨だと思いました。
あと韓国は内政が近年稀に見る大混乱ですからね。派兵なんて判断は不可能かと思います。
現役大統領が内乱罪に問われかねない状況はめったにないと思いますよ。
知らないと奇妙に思うかもしれませんが韓国軍の戦時の指揮権は米軍にあるんで、韓国大統領や議会がどう考えようと米軍を説得できなければ韓国軍を派兵することは出来ないんですよ
そして米軍麾下の軍を派兵するのは米軍を派兵するのと同じなので、NATO参戦が決まりでもしないと米軍が許可するわけないですね
あれって北朝鮮と戦争になった時だけの話ではないですか?
いつ頃か忘れましたがその時の統帥権の移譲が話題になってましたし。
なので、北朝鮮との戦争以外なら韓国は独自の判断で派兵自体は可能かと思います。まあ、韓国が米軍との調整なしに派兵する可能性はないと思うので結論的には同じになるかもしれませんが。
米国からの命令で嫌々ながらやったウクライナに対する砲弾支援だけでも露朝関係強化で困った事になったのに韓国兵派兵なんてしたら戦闘機や弾道ミサイルの技術支援で北朝鮮軍が強化されて取り返しつかなくなる。
そうなったら韓国だけでなく中国も焦りそう(小声)
中国への牽制にも絶好の立地(北京にミサイルが届く)なので。
正直、北朝鮮へい
打ち間違えで途中で投稿してしました。
北朝鮮兵の捕虜だと大げさに宣伝されても、そうなんだぐらいの感想しか正直ないです…
一応、あれは
「ロシア側に他国が参戦している!」
↓
「だから西側諸国も参戦すべきじゃないですかね皆様!!」
と主張するロジックなので。
西側を何が何でも巻き込みたいゼレンスキー政権にとっては必要な捕虜なんですよ。
勝てるほどの支援は絶対にしないのにいろいろ要求はしてくる西側も残酷だな
外国の要求なんて飲んだら国内が荒れて良い結果にならんだろ
ザルジニー氏やブダノフ氏に変わればマシな戦いになるとは思えません。
ご祝儀代わりに支援強化して一瞬は目覚ましい戦果を上げるのかもしれませんが。
彼らを政治的温存し、スケープゴート役の指導者に批判が向く今の状態が一番安定してるんじゃないでしょうか。
ウクライナ軍の粉砕を戦略目標としたロシアは正しかったらしい。
正に非ナチ化(物理)ですよねぇ…。
好戦的な民族主義的な考えを持ったウクライナ人は、率先して前線へ行きそして死んでいくわけですから。
戦争が長引けば長引くほど後方には非戦派、穏健派しか居なくなりいずれは戦いを辞めざるを得なくなります。
消耗戦になった時点で、ウクライナの運命は決まっていました。
日本のネット界隈は相変わらずウクライナの戦勝ムード一色なのに(棒)
大手メディアすらも普通にウクライナの劣勢を報じているのに全く聞き入れない
「よそはよそ、うちはうちっ」て言ったでしょ!
ウクライナとしては従来の動員アプローチに加え、2月末で一斉に期限切れとなる経済的動員猶予(動員猶予の申請のために必然的に軍事登録をしている)層からどれだけ動員可能かを検討している段階でしょうか。
初犯脱走への恩赦期間延長や動員解除に関する法案提出期限の延期先も3月に設定されているため、動員年齢引き下げに関しては政治的な限界まで粘るつもりなのでしょう。
去年の動員法改正案の内容では民衆の突然の心変わりが起きない限り、早くて一年程度で問題再燃だと懸念はしていましたが、実際にそうなってしまったのは残念です。
軍事に限らず、物事が悪化してからの立て直しには正常に続けていた場合より遥かに多いリソースが必要となるため、今度こそは弥縫策ではない十分な対応を期待したいところですが、有権者の雰囲気を見ている限りでは期待薄なのがなんとも。
選挙を支援の条件にあげてきたらなかなか面白いですね。
さすがに、ゼレンスキー政権とプーチン政権での停戦交渉のイメージが出来ないですからね。
どちらかの頭を変えなくてはいけませんが、当然負けてる方になりますし
不人気な若者動員と増税をセットにして、かつ選挙を要件にするなら交代してくれということなのでしょう
また、そういう工作も多数おこわなれるでしょう
アサドはロシア、ゼレンスキーはアメリカに亡命でいいのではないでしょうか!!
まあクルスクなんて僻地で大軍を遊ばせてこの体たらくでは、支援する側にもそう言われて仕方がない。