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海上からスウォーム攻撃? 米海軍が艦艇搭載型のカミカゼドローン開発に着手

米海軍はカミカゼドローンと呼ばれる徘徊型無人航空機(UAV)を無人水上艦や無人水中艦に搭載してスウォームストライクを実現するため、レイセオンに徘徊型無人航空機「コヨーテ・ブロック3」の開発を命じたと報じられている。

参考:The Navy Plans To Launch Swarms Of Aerial Drones From Unmanned Submarines And Ships

米海軍は無人水上艦や無人水中艦に徘徊型無人航空機を搭載してスウォームストライクの実行を考えている

レイセオンは国立海洋大気庁が実施している航空機を使用したハリケーン追跡調査に無人航空機を活用するためWP-3Dのソノブイキャニスターから発射可能な小型無人航空機「コヨーテ」を開発、これに目を付けた米空軍と米陸軍がコヨーテを偵察・監視用途(陸軍はカウンタードローン機能を備えたタイプも開発して実用化済み)で導入したが、今度は米海軍が徘徊型タイプ=つまりカミカゼドローンタイプのコヨーテを開発をレイセオンに命じて注目を集めている。

出典:Public Domain 国立海洋大気庁が使用している小型無人航空機「コヨーテ」

国防総省が公開した契約によれば米海軍研究局は自律的でスウォームストライクが可能な徘徊型無人航空機「コヨーテ・ブロック3」の開発をレイセオンに命じており、この取り組みは米海軍研究局曰く「無人水上艦(USV)と無人水中艦(UUV)に偵察、監視、精密攻撃能力を付与するための一貫」らしい。

補足:米海軍研究局は過去にコヨーテ・ブロック1を使用したスウォームストライクの実験を行っている。

つまり米海軍は現在開発中の各種無人水上艦艇やボーイング製のEcho Voyagerをベースに開発中の水中無人機「Orca」にカミカゼドローンを大量に搭載して、海上や陸上の目標にスウォームストライクを仕掛けることを考えているという意味だろう。

出典:ボーイング Echo Voyager

因みに地上戦で使用されていた徘徊型UAVの海上使用は既に始まっており、イスラエルは徘徊型無人航空機「ハロップ」の水上艦艇発射型を最近アジアの国に供給する契約を結んだと発表済みで、今後各国の水上艦艇の主要兵器にカミカゼドローンが追加される可能性は高くなっている。

まぁ米海軍は無人水上艦や無人水中艦にカミカゼドローンを追加するので他国よりも先んじていると言えるが、この様なコンセプトはトルコが直ぐに後追いしてくることが予想されるので数年後には一般化しているかもしれない。

出典:イスラエル航空宇宙産業 水上艦から発射される徘徊型無人航空機「ハロップ」

あと精密誘導方式のミサイルと徘徊型無人航空機の違いについて首を傾げる方も多いかもしれないが、これはどちらが優れているという話ではなく用途の違い=つまり徘徊型UAVは戦術の幅を広げてくれると理解すれば分かりやすいだろう。

一般的な精密誘導方式のミサイルは近距離の目標に対してレーザー目標指示機を使用するかミサイルのシーカーに目標をロックした状態で運用を行い、視界外の目標に対しては外部センサーや偵察によって目標の位置をあらかじめ把握した状態でないと運用できないが、徘徊型UAVは低速で戦場を長時間うろつきながら目標を捜索して自爆攻撃を仕掛けるため外部センサーに依存することなく視界外の目標と交戦可能で、さらに戦場をうろつく間にEO/IRセンサーを通じてレーダー等では収集しにくい情報(兵士の配置状況、艦種の判別、レーダーに映りにくいものなど)を収集することが出来るので戦場状況の認識力拡張にも活用できる。

要するに位置が判明している目標への攻撃は低速な徘徊型UAVよりも高性能なミサイルの方が適しており、徘徊型UAVは威力も速度もミサイルに劣るが低コストなのでスウォームストライクに代表されるような飽和攻撃に適していると言える。

少々話が脱線したが米海軍が本当に海上や海中からカミカゼドローンの運用を始めれば海での戦い方が様変わりするかもしれない。

関連記事:水上艦にもカミカゼドーロンの脅威、イスラエルがアジア諸国に海上発射型ハロップを輸出
関連記事:英海軍、艦艇をUAVから保護するため艦載用ドローンジャマーを発注

 

※アイキャッチ画像の出典:米国海軍調査研究所 コヨーテ・ブロック1によるスウォームストライクの実験風景

普及が進むUAV、東南アジアの国がイスラエル製無人航空機「ヘルメス900」を導入前のページ

トルコに戦車用パワーパックを供給する国が登場、近日中にアルタイへ統合予定次のページ

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コメント

    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    ソノブイと同じように投下できるドローンか
    上手くいけば偵察や攻撃で使い道が色々出てきそうだし、デコイの代わりにもなるのかな。
    P-1の使い道が広がる方向でも利用できれば嬉しいんだが、アメリカの開発だから難しいかな?

    2
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      日本はP-8買ってくれなかったし売ってくれたとしてもP-1向けの調整とかでぼったくられるのがオチでしょ

      9
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    機雷の進化系かな、これは

    1
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      地雷じゃなくてか?

      1
    • ソソソナス
    • 2021年 3月 03日

    徘徊型無人航空機の利点は分かりますが徘徊すればするほど必要な時の航続距離が短くなり目標到達前に墜落という事は考えられないのだろうか?

    2
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      このドローンはソノブイみたいな投棄型だから使い捨て運用が基本だろ
      それに投棄型じゃない一般的なドローンなら使い捨てにするより燃料半分になったら帰って来らせりゃいいんだし、一度飛んでったら帰って来ないミサイルと違ってそれができることもドローンのメリットだろ

      6
        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        帰還させるとなると高度なセンサーが必要になり値段が上がりそう

        1
          • 匿名
          • 2021年 3月 10日

          オモチャのドローンでも電池が半分になったら自動で帰還する機能がある物もありますよ。高価なドローンが電池切れでロストしたら大変ですからね。不法投棄にもなってしまいますし。

      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      速度的にも自機付近の目標しか狙わないと思いますよ

      4
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    日本政府は戦術や装備品に安易にカミカゼが使われることに不快感を表明しても良いと思うの

    4
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      いうて、テロリストの民間人への自爆攻撃の代名詞に使われるよりは、此方の方がよっぽどマシ・・・というか、ある意味これ使われ方間違ってないと思うんで・・・まぁ・・・多少はね?

      5
        • 匿名
        • 2021年 3月 03日

        テロリストの民間人に対する自爆攻撃をkamikazeと称するのは本当に腹立たしいですね。ただ、不快だなんて言ったら神風攻撃を、あるいは戦前の旧軍を美化しているなど批判されるのがオチなので黙っているのでしょう。

        18
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      ドローンは国民が20年かけて育てた若者を国が消費しなくてすむのでより優れたカミカゼだ

      6
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      それは旧日本軍の指導部に言うべき言葉だと思うよ、
      あんな無謀で無意味なものを神風なんて名を付けて美化したんだからさ。

      4
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      いや、まずは落ち着いて…翻訳前の原文を読まれてますか?
      少なくともこの翻訳前の原文には「カミカゼ」は出て来てませんし、あくまで管理人さんが例え表現で出されただけですので、不快感を表明しようがないですよ。

      2
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    パッと見た所、コヨーテはGBU-53/B ストームブレイカーに似ているなあと思っていたら、製造元が共にレイセオンだったのね
    この調子だと、いずれ滑空式の精密誘導爆弾と徘徊型のドローンは一体化して区別が付き辛くなるかもなあ……

    1
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      徘徊型のミサイルなんて出てきたりして

      1
        • 匿名
        • 2021年 3月 03日

        既に対艦ミサイルの中には、目標を捜索しつつ徘徊するタイプの物があるみたいですよ(例・AGM-84Gの再攻撃機能)

        1
          • 匿名
          • 2021年 3月 03日

          そうだけど、滞空時間が短いんだろう。
          それと、帰投不可能

          1
            • 匿名
            • 2021年 3月 04日

            勘違いされてるけど徘徊型ドローンも帰投は不可能だぞ
            ハロップも発射したら回収不能で使い捨て

            7
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    海戦でも無人機が当たり前に使われるようになったら、これまで以上に潜水艦の重要性が高まりそうですね。10年かけて潜水艦を16→22に増勢しましたが、次の10年で32隻ぐらいまで増やせませんかね。潜水艦の造船所を現在の2箇所から3箇所にすれば可能だと思うのですがどうなんでしょう。

    5
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      それやるなら乗員を現行の1/3にするぐらいの流れにしないと無理でしょう。ただでさえサブマリナーの道って狭き門なのに粗製濫造でクルー育成するなら最近のそうりゅう並みの事故すら増えそう。艦船増やせば解決する問題でもないから階級まんべんなくの乗員の育成だって重要。

      仮の話だけど運用数と造船所増やすって言うなら、ランニングコスト/乗員数/価格低減兼ねて輸出も視野に入れた排水量が少ないローに位置する潜水艦作っても良いんじゃないかね。

      4
        • 匿名
        • 2021年 3月 03日

        エコーボイジャーみたいな無人潜水艦を有人潜水艦とチームを組ませれば、兵装は倍になるだろう

        3
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      造船施設を増やすという簡単な話じゃないから。
      まだ無人艦を開発するほうが早いくらい

      1
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    あれれ?
    格安自爆ドローンなんて未開の後進国同士の戦いでしか使えないって話じゃなかったっけ?
    ねえ軍オタさん?

    3
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      ハロップは一基で1000万ドルするが、普通の国なら何機買えるんだ?

      1
        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        申し訳ない、ハロップ本体の調達単価が1000万ドルというソースを是非教えてもらえないだろうか?

        自力でも調べているんだがハロップ導入の契約額は直ぐに見つかるんだが、数量が明かされていないので推測することができなかったんだ。

        自分もハロップの価格に興味があるのでぜひ1000万ドルというソースを見てみたい。

        1
          • 匿名
          • 2021年 3月 04日

          インドだよ
          10機体購入で1億ドル。
          もちろん、イスラエル自身はもっと安く購入出来るよ。

          2
            • 匿名
            • 2021年 3月 04日

            インド購入の契約額が1億ドルというのは知ってるだけど、どの記事を見ても導入数が書かれているものを見つけられないんだ。

            決してあなたを疑っている訳ではないので勘違いしないで欲しいのだが、1億ドルで10機購入というソースを確認したいのでぜひ貴方が確認した記事のURLを教えて貰えないだろうか?

              • 匿名
              • 2021年 3月 04日

              The Times Of India.
              最大で10機、つまり一千万ドル以上。
              ちなみにアゼルバイジャン向けはタダと言われてる。

              1
                • 匿名
                • 2021年 3月 04日

                ここに他サイトのURLを貼っていいかは知らないからURLは載せないけど、wikiから辿れば、見られるよ。

                  • 匿名
                  • 2021年 3月 04日

                  情報ありがとうございました。

              • 匿名
              • 2021年 3月 04日

              自分は上のコメント主じゃ無いが
              リンク
              ただ10機1億ドルいくら何でも高すぎるから何かの間違いか他に諸々含んだ数字じゃないかって言われてる

              ハロップ1機の価格はJSF氏が1億円ぐらいとツイートしてるのを見た事があるがこっちはソースは知らない
              1億円でも十分高価だが(対艦ミサイルや巡航ミサイルと対して変わらない)

              1
                • 匿名
                • 2021年 3月 04日

                なるほど、お手数をいかけましたありがとうございます。

                • 匿名
                • 2021年 3月 04日

                何とも
                例えば、リーパーはアメリカ向け価格1700万ドルだが、台湾向けは1億ドル超えてる。
                眺めて楽しむ用途でないなら、ユニットコストで考えないと兵器としては使えないからユニットコスト実用コストになる。
                こっちの差額は8000万ドル以上になる。
                どれだけ、戦果を出すと期待出来るか、何より相手が欲しいかどうかで価格も決まってくる。

      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      アメリカは元々低強度紛争もわりとやってなかったっけ?
      あと、この徘徊ドローンが、「格安」と呼べる費用に収まるかもまだ判らないし。

      3
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      正直先進国相手には使えない装備だと思う
      ただアメリカの場合あなたが言うような後進国や武装ゲリラ相手の戦争もやる

        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        どの国も全部隊に防空装備はない
        どこかに打撃を与える目的ならどんな国にも通じる。
        ただし、それにいくらまでかけられるかは金を投じる国次第だ

        5
          • 匿名
          • 2021年 3月 04日

          この手の装備は突入速度が遅いから主砲を積んでる時点で撃墜される可能性が高い
          先進国艦艇はFCS付き主砲をほとんど装備してるからかなり難しい 装備してない支援艦には護衛もつくだろうし
          これで撃破できるのは沿岸警備隊か浮上航行中の潜水艦ぐらい

          2
            • 匿名
            • 2021年 3月 04日

            単価が安いからこそ飽和攻撃ということもあるのでは?
            炸薬量からして撃沈は無いにしても、レーダー等装備を潰されれば戦闘不能に陥ることもあるかと思います。

            3
            • 匿名
            • 2021年 3月 04日

            その為の主砲がおっつかない規模の飽和攻撃でしょ
            飽和攻撃してもミサイルより安いと判断されたら使われるだろう
            まあ撃破できなくとも弾を消費させる役割させて他の本命攻撃手段使えばいいから価値があると思うが

            2
              • 匿名
              • 2021年 3月 04日

              それは偵察も兼ねる今回のような無人機には無理
              常識的に考えよう 偵察できるレベルのUAVを5機以上同時に使おうとしたら電波干渉はするわ管制側も混乱するわで同時攻撃なんて無理
              だからといって偵察機能を外すとそれは遅いだけのミサイルと変わらない

              3
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      日本の場合は徘徊型高齢者がたくさんいるので
      高齢者に爆弾巻きつけてドローンとして運用したら格安です

        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        来週までに標的にとどくのかすら不明だから不採用
        あまり面白くないいじりだぞ

        7
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    隻数を増やす前提ですが、もう少し小型の潜水艦を装備してもいいように感じます。3海峡の待ち伏せや、沖縄での島嶼を大きく離れないような運用には3,000トンは過大じゃないかと。すれ違いなのでこのぐらいにしますが。

    1
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      ごめんなさい。2つ上に繋げようとして失敗しました

      2
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      そういう分野のために無人潜水艇の開発が進んでます
      むしろ動かない待ち伏せ運用にはサイズが必要とも思われるし

      1
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    どうにも海戦でこの手の自爆型ドローンが活躍する絵が想像できないんだが。
    ドローンが見つけた目標にミサイルぶち込むんじゃダメなんかね?
    スウォームストライクだってソ連海軍の飽和攻撃と比べたら対処しやすいでしょ。
    まぁ、飽和攻撃を誰でもお安く出来るってのは脅威だろうけど。

    1
      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      スピードを引き上げて対処時間を奪うのか、圧倒的な量で対処能力を飽和させるのか、単純にアプローチの違いだけなので両方とも有効。

      記事にも書いてるけど、どちらかが特に優れるという類ではないから。

      1
        • 匿名
        • 2021年 3月 03日

        記事には安価と書いてあるが、インド向けハロップの価格は10機体1億ドル。
        ブラモスやLRASMの倍額以上だが、安価なのか

        2
        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        飽和攻撃をかけられるほど大量にドローンを搭載するのは無理だと思うぞ
        ハロップはハープーンより嵩張るし価格も大して変わらないので大量に搭載してスウォーム攻撃なんて非現実的
        今回のコヨーテはスペックをよく知らないんで何とも言えんがサイズ的に大量搭載は出来ても何百キロも飛んで索敵・攻撃が出来るだけの航続距離があるようには見えんのだがどうなんだ?
        あとブログ主も含めて敵の位置が分からなくても徘徊させて索敵に使えると簡単に言う人がいるが発射後敵を発見できなければ無駄玉使う事になるんだがその事はどう考えてるんだ。徘徊型ドローンていうのはドローンと呼んではいるが基本的に発射後は回収不可の使い捨てでミサイルと対して変わらん代物なんだがその事を理解して言ってるのか。(ハロップは回収可能と書かれれることがあるがIAIのサイトにはそのような記述は無く間違いと思われる)

        レーダー積んだ偵察機なら価値はあると思うが徘徊型は能力が半端で本格的な海戦じゃ役に立たないと思うね。

        4
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      ドローンが武装すると、一般に航続距離は-70%らしい。
      より高価なドローンとミサイルを同時に失うくらいなら自爆無人機という選択。

      1
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    コヨーテという名前を兵器に付けすぎて紛らわしい
    他の無人機にもコヨーテってあっただろ

    1
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      GQM-163もコヨーテだな
      超音速巡航ミサイルを模した無人標的機

        • 匿名
        • 2021年 3月 04日

        紛らわしいからブラックコヨーテとか、何かしら加えて欲しいよな

        2
    • 匿名
    • 2021年 3月 03日

    この記事の運用方法は、移動艦艇からの発射が前提だけど、固定配置型@海中/海底からの運用も有り得そうだ。探知/識別は別ユニットで。

    1
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    発着艦もやっとな操縦技量の低いパイロットをドローンに乗せ体当たりさせるなんて非人道的すぎる
    まさに統帥の外道

    2
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    誰だって、無人機で自軍の損害なしに敵を抹殺する事は、夢見てるがそんなことが可能なら戦車も空母もどの国も装備せずに無人機だけ作ってる国が多いだろう。
    それで察しろ

    3
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      それこそレガシー思考では
      誰も殺さないし殺されないままでいつのまにか勝敗の決する、いわば偽りの戦争こそこれから来るんですよ、これから。バカみたいな話がやがて現実になる
      そのくらい察して欲しいw

      6
      • 匿名
      • 2021年 3月 04日

      それに関しては「今はまだ」でしかないな
      そりゃ今のドローンの戦術と性能ではそこまでゲームチェンジャーでないが
      これから技術が向上していった後はどうなるかわからん
      その時になって日本政府が使えないと思って実用レベルで関わっては来ませんでした、とか言うのは困る

      2
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    飛ばして徘徊させて船を見つけたとして、識別とかは遠隔でするの?ドローンが自動で判断して攻撃するのかな?

    1
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    世界最強米軍だからこそ、非対称戦争に現実的に論理的に対応する解として安価な無人兵器というワードが出てきてるのに、各国もすでにそうなのに、
    我々素人だけはついていけてないw
    高性能な戦闘機やミサイルの戦場だけじゃないって話なのにね

    3
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    さすが早いよね
    日本はTACOM開発してた頃はまぁまぁ並んでいたけど、何やってんだか

    3
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    巡航ミサイルと混ぜて使うんだろ

    2
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    中口径近接信管が輝きだしますな

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