米国関連

ウクライナ向けERAMはF-16とMiG-29で運用可能、最初の1年で840発納品

Aviation Weekはウクライナへの売却が承認された長距離攻撃兵器=ERAMについて「第1ロット=840発は2026年10月末までに納品される予定」「最初の10発は10月に納品される予定」「ERAMはF-16とMiG-29で運用が可能」と報じ、ERAMの生産立ち上げは意外と早い。

参考:U.S. Innovation Hurries New Cruise Missile To Ukraine

フラミンゴミサイル、ERAM、FP-1などを組み合わせた「特性の異なる複合攻撃」はロシア軍の防空能力を飽和させるかもしれない

国務省は8月28日「ウクライナ政府に対してERAM及び関連機器の売却を承認した」「最大3,350発のERAM、スプーフィング防止モジュール、YコードとMコードに対応したGPS、INS、EGI、ミサイルコンテナ、パイロン、スペアパーツ、消耗品、ソフトウェア、作戦計画システム、機密ソフトウェア、関連技術文書、訓練、米政府及び請負業者による支援が含む売却総額は推定8.25億ドル」「これを購入するためウクライナはデンマーク、オランダ、ノルウェーからの資金と対外軍事融資(FMF)を活用する」「主な請負業者はCoAspireとZone5 Technologiesだ」と議会に通知。

請負企業がBoeingではなくZone5とCoAspireなので「ERAM=JSOW-ER説」はほぼ否定された格好で、Janesの取材に応じたZone5も「同社がERAMの主要請負企業でERAMはRusty Daggerベースのプラットフォームだ。Rusty Daggerはエンジン始動に火薬を必要とせず、複数の発射オプション、亜音速飛行で926km以上の射程距離、自律的な地形追従能力、目標に最終突入する際の戦術的終端機動能力を備えている」と明かしたが、Aviation Weekも5日「入手した空軍の文書によればERAMの製造はCoAspireとZone5 Technologiesに分割される」と報じている。

“両社が供給するERAMの第1ロット=840発は2026年10月末までに納品される予定で、最初の10発は10月に納品される予定だ。ERAMはF-16とMiG-29で運用が可能であることを確認した”

ERAMの提案依頼書で要求された生産率(月平均42発)で3,350発を生産するには6年以上かかる計算だったが、ERAMの生産立ち上げは意外と早く、初回の引き渡しは10発と少ないものの「年840発」の供給を予定しているため生産率は月平均70発となり、3,350発の生産にかかる時間も4年以下だ。

ERAMのみで戦争の流れを変えることは出来ないが、ロシア軍がウクライナに対して行っているのと同じアプローチ、つまりフラミンゴミサイル、ERAM、FP-1などを組み合わせた「特性の異なる複合攻撃」はロシア軍の防空能力を飽和させる可能性があり、これまでに直面したことがない脅威にロシア産業界(特に製油所などエネルギー施設)は晒されるかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:CoAspire

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コメント

  • コメント (68)

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    • Ard
    • 2025年 9月 06日

    良き良き
    順調に頑張って欲しい

    63
      • 納豆兵
      • 2025年 9月 06日

      まだまだ血は流される訳か…。

      16
        • Ard
        • 2025年 9月 06日

        それはロシアに言ってくれ
        ウクライナから戦いを止めればロシアによる占領が始まり無抵抗のまま血が流される事になる

        90
        • hoge
        • 2025年 9月 06日

        血を流すのはどうでもいい庶民でゼレンスキー一派は儲かるんだから仕方がない

        17
          • 名無し
          • 2025年 9月 06日

          どうやって儲けているのか証拠付きで詳しく教えて

          58
            • hoge
            • 2025年 9月 06日

            最近ニュースになったのだとファイアポイントの不正問題
            ゼレンスキーのお友達(防衛産業のドシロウト)が高額契約を勝ち取りまくり儲けまくり
            ちょっと前のだとゼレンスキーのお友達が要塞建設の予算が中抜きしまくり

            ちなみにNABUの元調査官は、ゼレンスキーが日本円にして2,000億円規模で海外の高級不動産を買い漁ってると暴露しましたね
            これ、「悪いことをしてるのはお友達で、僕じゃないんだ〜」は通用しないと思います

            私も過去のニュースを漁るまで知らなかったのですが
            もともと(2022年より前から)ゼレンスキーの周囲を固める閣僚クラスは汚職の疑惑がつきまとってるみたいですねぇ
            NABUの動向を追えばわかります

            27
              • 匿名希望係
              • 2025年 9月 07日

              汚職と賄賂の国だからね。
              中抜きして話を通すために理抜きしてとかはふつうにあり得るわな

              3
          • 匿名11号
          • 2025年 9月 06日

          じゃあ、なおさらロシアは戦争を止めて儲かる機会をなくしてあげないとね。

          41
            • hoge
            • 2025年 9月 06日

            戦争の理論で言えば昨年末にゼレンスキーが「領土回復は無理」と認めた時点でウクライナは負けている
            そして歴史から学ぶのならば、講和とは負けている側が一定の譲歩しない限り成立しないわけだ

            しかし、「ロシア・プーチンとは即ち悪魔である」というドグマの前では、このような常識は全て虚しい……
            知恵よりも教義を重視する方々は、本質的にウクライナでまかり通る不正、流される庶民の血に対してどこまでも無関心・非共感なのだろうね

            28
              • ののの
              • 2025年 9月 06日

              愚かな。譲歩すれば一時的な平和は得られますけど、侵略者に成功体験を与えたら次なる戦争を呼び込むだけですよ。

              例えばパレスチナはイスラエルに譲歩と譲歩と譲歩を繰り返しましたけどイスラエルは満足して引っ込みましたか?それどころか付け上がってガザで何万人もジェノサイドしているでしょうに。なるほど徹底抗戦すれば相応の犠牲はでるでしょうが、侵略者(イスラエル政府)に成功体験を与えた結果がこれだけ示されているのになんで分からんのですか。

              26
              • 2025年 9月 06日

              戦争の理論で言えば昨年末にゼレンスキーが「領土回復は無理」と認めた時点でウクライナは負けている

              ↑この戦争のロシアの戦略目的はウクライナの属国化です。ロシアの戦略目的が達成できなければロシアの負けですよ。

              戦争するには目的があり、その目的が達成出来なければ負けです。

              42
                • 2025年 9月 06日

                反論にはなってないが妥当性はある。要は宇の勝利でもないが露の勝利でもないでしょう、ということですよね。戦争の目的達成=勝利とすると2国それぞれ異なる目的があるのがから、勝ち負けは二元論ではなく四元論になる。乃ち、

                ①露宇ともに目的達成=両者勝利 ←互いの目的が競合してるので存在しない。
                ②露のみ目的達成=露の一方的勝利 ←4州獲得&宇傀儡化シナリオ
                ③宇のみ目的達成=宇の一方的勝利 ←宇領土&政治の完全性保持
                ④どちらも目的未達=勝者なし ←②&③の間の中途半端なところで妥協

                8
              • 匿名11号
              • 2025年 9月 06日

              「ウクライナ・ゼレンスキーとは即ち悪魔である」と置き換えてもむしろ通用しそうなのは興味深いですな。ただ、当方を巻き込んでほしくはないですねえ。

              当方にとって「プーチン・ロシア」は「困ったちゃん」でしかなくて感情を向けるべき存在にはなれない。愛情・憎悪の反対は無関心というものですよ。

              10
              • 匿名11号
              • 2025年 9月 07日

              戦争の理論で言えば、相手を軍事的に屈服ができないことが分かった段階で、攻め込む側はそれまでの成果で妥協して兵を引くものですよ。でないと漫然と傷口が広がるだけになる。

              ガザやシリアのように全土を席捲できないどころか、ウクライナが曲がりなりにも国ぐるみの抗戦体制を整えられた時点で、ロシアは負けている。
              「このまま攻め続ければ明日にもウクライナは音をあげて、全面降伏に近い条件でも受け入れるかもしれない」という期待願望だけでずるずると3年以上も続けた結果が、今はまりこんでいる泥沼というものでしょうな。

              18
    • 足柄
    • 2025年 9月 06日

    5chでやり合いなよ
    宇露兵器に関連する話題のコメ欄閉鎖になるよ

    69
    • MQ31A
    • 2025年 9月 06日

    ATACMSで執拗なまでにクリミアの防空アセットを叩き続けていたのは遠隔地の資源インフラを潰す為の布石だったんでしょうか
    フラミンゴとERAMの供給はまだこれからという段階で既に複数の製油所が定期的に燃え続けている訳ですから、大変な事ですよこれは

    17
      • nednir
      • 2025年 9月 07日

      製油所攻撃に異議はないのですが、しかし日本各地の製油所や石油備蓄が攻撃されるとつらいなあとも思ってしまいますね……。仮想敵からすると太平洋側を好きなタイミングで正確に攻撃するのは楽でないのがまだ救いなんですかね。

      6
    • NHG
    • 2025年 9月 06日

    ロシアは内地のSAMをかなり手薄にして宇周辺に配置転換してるから、これから宇軍の露内地悪激能力が高まると広い領内がアダになって厳しい防空戦をすることにはなりそう

    16
    • ろみ
    • 2025年 9月 06日

    フラミンゴは目と鼻の先の距離の筈のクリミアにぶち込んだものでさえ標的を外しており懸念してた通り攻撃精度にかなり問題があるみたいなので実際にロシアに向けて飽和攻撃を行うなら本命はこっちのERAMでしょうね
    安さが最大の売りのフラミンゴとはゲラン2と巡航ミサイルのような関係性になるのでしょう

    15
      • kitty
      • 2025年 9月 06日

      まあ囮として落とされるも仕事ですな。

      16
      • 無名
      • 2025年 9月 06日

      炸薬の掲載量的には多少目標からずれても周辺もろとも吹き飛ばせるはずだけど、そんなにずれたのか?

      5
        • ろみ
        • 2025年 9月 07日

        目標と思われる施設前の道路を飛び越えた向こう側にクレーターが生じており施設の敷地内にすら着弾していないのでそんなにレベルで外してるように見えましたね

        そしてクリミアよりずっと遠くにあるロシア国内の標的を狙う場合、GPSは妨害のリスクがあり慣性誘導は距離が延びるほど誤差が大きくなる性質がある為、更に精度は低下すると考えられます
        個人的には、フラミンゴ自体が安い巡航ミサイルというよりV1みたいな飛行爆弾みたいな性質の兵器で低空飛行をしない事で被発見率と引き換えに飛距離を伸ばし精度の悪さは発射数と弾頭重量だけで補うコンセプトの兵器に見えますね

        11
          • バーナーキング
          • 2025年 9月 07日

          ロシアの広大な国内全域(またはその内のフラミンゴ射程内)の全てに常時GPS妨害を掛けれる訳ではないでしょう。
          そして攻撃側は「慣性誘導ベースで想定誤差範囲内のGPS情報が受信できたら補正する」という市販のナビやGPSレシーバーと大差ない処理で概ねGPSに準じた誘導精度を得られます。
          防御側がこれを欺瞞するには「目標の全行程に対し妨害を掛けつつ想定している軌道を把握して欺瞞システム全体で共有し、その想定誤差内の欺瞞情報を構成して亜音速で揚力飛翔する(m単位での軌道予測が困難な)目標位置と整合するGPS信号を生成して投射する…」という高度な技術と膨大なコストが必要です。
          いやそんなん出来るくらい位置速度把握できてるなら早よ落とせ、という話になるでしょう。
          (現状の交戦地域内に関しては全域で力任せのGPS妨害を掛け続ければ「想定誤差内のGPS情報が全く得られず慣性誘導程度の精度しか得られないか運悪く想定誤差ギリギリの欺瞞情報を信じて最大で慣性誘導とGPSそれぞれの誤差の和の2倍ハズレた方向に吹っ飛んでく」ので十分防衛コストに見合った効果が得られる)

          9
          • バーナーキング
          • 2025年 9月 07日

          揚力で飛翔する、言い換えれば空力操舵でどうとでも飛べる亜音速巡航ミサイルの精度は弾道ミサイルやロケット弾や砲弾のそれと違い距離との相関が大きくありません。
          一方で対空兵器によって翼にわずかにでも損傷を負えばその後の飛翔に支障をきたします。
          また完全な慣性誘導依存であれば距離、というより時間に比例して精度が低下しますがGPS、磁気、光学系等なんらかの補助手段を用いれば距離による影響を大幅に低減できます。
          ですから対クリミアで的を外したから数倍離れたロシア領内の目標を攻撃したら更に大きく外れる、という論立ては短絡的でしょう。

          9
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2025年 9月 06日

      これも交渉圧力の一環なんでしょうしね
      それにしても両者の妥協点が見えてこないですね

      5
    • 2025年 9月 06日

    トラ爺さんなら「売却はするが使うのは駄目だ」とか言い出しそう

    4
      • Mr.R
      • 2025年 9月 06日

      売却する……!
      売却するとは言ったが、使用してもよいとは言っていない……!!

      10
    • nednir
    • 2025年 9月 06日

    M-code 対応ってのはかなりデカい可能性がある。従来の P(Y)-code は暗号化されているといっても色々と弱いと指摘されている。実際に P(Y)-code の部分的な情報を得る方法は民間でも知られていて、そのあたり論文読んでると現代的に適切とは言えない暗号の設計に感じた。

    10
      • Easy
      • 2025年 9月 07日

      というか、GPSの従来暗号が完全解析されており。
      ロシアのPole-21が猛威を奮っているのは、あれは妨害電波ではなく「完全なGPSの偽装信号」を作成して放出出来るために、原理上レシーバー単体では正規のGPS衛星の信号と区別できないからですね。
      M-code に対応出来ているなら、それだけでも命中率は

      2
        • Easy
        • 2025年 9月 07日

        途中送信失礼
        格段に向上することが期待できますね。ただ、M-code デバイスが大量にサンプルとしてロシア領土にばら撒かれることになりますから、それを米軍側がどこまでリスクとして許容出来るか、ですね。

        3
    •  
    • 2025年 9月 06日

    何を攻撃するかだな。ロシア領内の戦略目標を狙うのか、宇領内にロシアが用意している弾薬庫、指揮所、補給線を狙うのか?
    前者ならロシアの空軍、防空網に近づく事になるから返り討ちになりかねんし、後者一択だろう。しかしゼレンスキー的に明らかに無謀な命令を下しかねんのが。あの大統領が本職の軍人の意見を尊重するとはとても信じれないんだが。

    11
    • ななし
    • 2025年 9月 06日

    まあ俺が期待過剰だったのでしょう。申し訳ありません
    歴史の変遷を伝える事は我が国の未来にも影響あると
    フラッとここに期待してしまったが過ちの始まり
    現実にはどうしようもない壁があった

    管理人さんお疲れ様でした。今後もがんばってください
    俺は二度とここに書き込みません。ご安心くださいね
    さようなら

    4
      • げえむ
      • 2025年 9月 06日

      結局何が言いたかったんだ?

      30
      • 通りすがり
      • 2025年 9月 06日

      爆サイあたりでのご活躍お祈り申し上げます

      17
    • たむごん
    • 2025年 9月 06日

    タブレット端末を戦闘機に、別途乗せるようにして、そこから発射できるようにでもするんですかね?

    武器プラットフォームに融通が効くのは、使い勝手いいなあと感じます。

    >「ERAMはF-16とMiG-29で運用が可能」

    5
      • 2025年 9月 07日

      >タブレット端末を戦闘機に

      それ韓国の精密誘導滑空爆弾のシステムですね

      1
        • たむごん
        • 2025年 9月 08日

        (記憶ベースですが)ウクライナ戦争で、ウクライナ戦闘機が、そういった運用やってた動画を見た記憶があるんですよね。

      • nachteule
      • 2025年 9月 08日

       むしろそんな対応ならSu-27やストームシャドウ運用しているSu-24がハブられるのがおかしい話になる。F-16はともかくMig-29と言ってもAS(スロバキア空軍のNATO規格改修型)ならMIL-STD-1553Bデータバスの装備しているから母機からミサイルへのデータ転送が可能なはずでMig-29の一部で運用が可能と考えた方が自然だと思う。

      2
    •  
    • 2025年 9月 06日

    ERAMのような低コスト空対地ミサイルは米軍にとっては有用な兵器かもしれないが、作戦機の少ないウクライナが運用してもただの低性能な巡航ミサイルにしかならないわけで、管理人の期待するような特性の異なる複合攻撃にはならないだろう
    ロシアのような戦略爆撃機を複数機運用してるような巨大空軍と大量の地対地ミサイルを抱える国でもウクライナの防空シールドの突破に苦労し続けてきたのに、F-16が何機か残ってるってくらいで発射機材のないウクライナに低コスト巡航ミサイルだけたくさんあっても同時投射出来る数はたかが知れてるし速度や軌道のバリエーションもなければ対処はしやすい
    相手の対応力を飽和させる大規模空爆なんて夢見てないで今まで通り相手の警戒の間を縫う奇襲攻撃に専念する他ないと思うよ

    10
      •  
      • 2025年 9月 07日

      F-16の強みは人員の訓練と機材揃えるのが済んだらその圧倒的な生産数による圧倒的な物量やろ

      2
        •  
        • 2025年 9月 07日

        戦争途中で兵器の体系を全て切り替えるなんて出来ないよ。ましてや戦闘機なんて無理無謀だ。夢想空軍でロシアを取っちめる夢より、限られたウクライナ空軍で出来る事する事を優先すべきだ。

        1
          •  
          • 2025年 9月 08日

          主力戦闘機を更新する計画は5年前からずっと検討されてたんだよなぁ
          そんなことも知らずに書いてるのか?供給元と同じもんに切り替えるのは当たり前だろうが

          1
            • 現時点で使えてないなら5年間も何もない。
            • 2025年 9月 09日

            5年前からと言っても、それはゼレンスキーの頭の中ではだろ。
            現実には2年前の開戦からやっと話が進み始めて、実現しただけじゃないか?
            何なら5年前から計画があったと言うなら、パイロットもそれ相応の飛行訓練積んでるのか?ポーランド以下F-16採用国の一線級パイロット並の飛行訓練積んだ人間が沢山いるならまだしも、現時点で飛行訓練が足りてないパイロットだらけで準備不足甚だしい。こんなので5年前からの準備なんて言えた物じゃないだろう。

    • Mr.R
    • 2025年 9月 06日

    地上発射できるようになればなぁ……
    まぁその辺を割り切ったからこその低コストや量産性なんだろうけど

    3
      • nednir
      • 2025年 9月 07日

      高度上げて速度つけるためのブースターなら F-16 でなくてもよくて、後方で他のレーダーなりと連携させて使うならそれこそ F-104 なり Mig-21 なりの世代でも良い気もするんですよね。

      倉庫で腐ってるの引っ張り出してきても危なすぎる上に訓練や整備の問題があるので F-16 くらいが無難とはなりますが、しかし市場経済だと需要がある戦闘機は高くつくのがなんだかなあ

      4
    • paxai
    • 2025年 9月 06日

    あんまF16って撃墜出来ねえよな。たしか1回ぐらい撃墜したって話は聞いたけど。R-37の最大射程400キロとスペックこそあるけど探知でも命中でも難しいものがあるのかねえ。

    2
      • 伊怜
      • 2025年 9月 06日

      F-16供与前「滑空爆弾を止めるにはF-16で防空するしかない」
      F-16供与後「F-16の誘導爆弾と対地ミサイルで遠距離から対地攻撃します、後方で機銃使ってドローン迎撃します」

      多分R-37Mの射程圏にほぼ入ってないんじゃないかな…

      7
        • nednir
        • 2025年 9月 07日

        供与前からドローン狩りか戦闘爆撃機追い払いか対地攻撃か、どれを重視するかで意見は割れてましたよ。もちろん西側諸国の習性としては全部載せをやりたがるんですが、楽観的なのは主にアメリカの一部イケイケ寄りメディアくらいだったような。

        R-37M が発射されたら逃げられる範囲でしかウクライナの戦闘機が活動してないというのは、おそらくその通りだと思ってます。現状供与されてるバリエーションの F-16 や AMRAMM はロシア側の航空運用に制約は与えているでしょうが、まったくもって決定的なものではないですよね。

        1
        •  
        • 2025年 9月 07日

        結局空対地攻撃するだけなら西側のスタンドオフ兵器を東側戦闘機向けに改修するだけで良かったのに何でF-16が必要だったのか、予算と人員の無駄でしかないだろうと未だに不思議に思います。
        確かに当初の計画通り、滑空爆弾投下妨害の為に空対空戦闘するなら戦闘機自体も高性能の方が良い。しかし、まさか慣れない戦闘機で熟練したロシア空軍と空戦するつもりだったのか?
        結局、宇上層部は地に足つかない妄想だけで計画立案するから、F-16による空対空戦闘みたいな無謀な事を言い出すし、西側は西側で言われた事を執行するだけだから、スタンドオフ兵器改修に使うべき予算と時間をF-16への促成訓練に使ってしまう。あの時期に供与された兵器なんて、こんな戦争遂行として最悪の手順で決まった物ばかりで、期待するだけ無駄だと思います。

        1
          • nednir
          • 2025年 9月 07日

          東側戦闘機も政治的にウクライナに供与できる国にあまり残ってない、というかもう出し尽くしてるんですよ

          8
            •  
            • 2025年 9月 07日

            中欧諸国の東側戦闘機は尽きたし、ロシアの新鋭機に勝てるか分からない。西側戦闘機なら勝てるかもしれないが、不慣れな状態で空戦出来ない。それなら始めから空戦しようなんて考えなければ良かった。対地スタンドオフ攻撃だけ考えりゃ良かったのに、よく分からない政治的な力が働きすぎたんです。

          •  
          • 2025年 9月 07日

          性能も物量もF-16の方が圧倒的にいいし当然将来の空軍の主力戦闘機にすることを見据えたら次期主力戦闘機に投資すんのは当たり前やろ⋯

          1
            •  
            • 2025年 9月 08日

            何で今の戦争に勝たないといけないこのタイミングで、今の戦争に間に合わない物に投資するのか?

            1
              •  
              • 2025年 9月 08日

              だから間に合わせる必要があんだろうが いつかは必ずやらなきゃいけないことなことくらい分かるだろ
              2020年から既に計画は検討されてその前に有事となっただけで前々から切り替えることは確定してたんだよなぁ

              1
      • baka
      • 2025年 9月 06日

      ロシア側の発表だと破壊はしてるみたいですけど
      後方でドローンや巡航ミサイルを撃ち落してるだけと聴きますから
      捕まえにくいのじゃ無いですからね?

      5
      • p-tra
      • 2025年 9月 07日

      現代には戦闘機同士の空戦自体にあんま意味がないんだと思う。
      スタンドオフ攻撃が発達しすぎて戦闘機同士が出会うことが無い。
      対地攻撃は敵陣の遥か手前で終わらせるから戦闘空中哨戒は
      飛んでいくミサイルとドローンを見守るだけになりがち。
      だから戦闘機がドローンを撃墜する戦術は宇露双方が取り組ん
      でるけどドッグファイトなんて大して投資されてない。

      2
        •  
        • 2025年 9月 07日

        印パ空戦を見るに空対空戦闘は今も重要だと思います。パキスタンは空戦に勝ってインド空軍を後退させました。確かに防空網でも接近拒否は可能ですが、機動力に富み、高高度を飛来する戦闘機から撃ち込まれる射程の長い空対空ミサイル程、強力な抑止力もない。ロシア空軍が現時点で空対空戦闘を挑んで来るのも、ウクライナ空軍を前線から遠ざける狙いがあると自分は思うのです。

        2
      • hoge
      • 2025年 9月 07日

      他の方も書かれてますが
      3月にスジャを奪還された時スームィまで出張ってきましたが短期間で2機を失い(未確定)
      その後はまた活動する領域を後方へシフトさせたようです
      なおこの内の1機はSu-35に撃墜されたという報道がありました

      F-16の本懐はハイペースに戦果を重ね続けるSu-34の撃破であるわけですが
      こいつはもれなくSu-35に護衛されており、しかも物量差があるとなれば
      後方に引っ込んでるのがデフォになっても仕方がないですね
      太平洋戦争で日本が採った艦隊温存みたいなもんです
      (ゲラン2を撃ち落としてるだけ大和ホテルよりはマシか?)

      なおSu-34の物量は8月のポクロウシク北方戦線で24時間体制の空爆を実現し
      この猛威によって少なくとも精鋭旅団2個が大きな打撃を受けたと分析されています……

      6
        •  
        • 2025年 9月 07日

        実際に空対空戦闘でF-16が撃墜された確実な証拠がないのではなんとも
        報道だけならSu-35がF-16に撃墜されたという報道もあったが
        MLUのブロック50のF-16AMにも勝てるか勝てないかくらいの性能ではF-16Vには歯が立たないのでは?

        1
          • hoge
          • 2025年 9月 08日

          F-16の活動領域の変遷から
          「前線近くの空において、我が軍のF-16は許容できないリスクにさらされる」
          というウクライナ上級司令部の判断が読み取れるという話であって
          ケースしてスームィを取り上げただけです
          Su-35とF-16が1 on 1で戦ったらどっちが強いか〜みたいな話は最初からしていません

          2
          • kitty
          • 2025年 9月 08日

          ウクライナの話のツリーで、なんでF-16Vが唐突に出てくるのしょうか?

          1
    • 何とも言い難い
    • 2025年 9月 07日

    射程400kmあるとしてウクライナ空軍としては何を狙って、何処からこのERAMを投下することになるか。
    最前線の塹壕とかを爆撃するには流石に過剰な性能だし、何より数が足りない。前線付近から投下すれば、後方のより重要な施設を破壊できるかもしれない。ただ最近のロシア空軍は防空網から出て積極的に空対空戦闘を挑んでるらしいし、最前線に出ればロシア空軍の迎撃は必至だろう。
    射程400kmは最適だと言っても数年前の話だし、ウクライナ空軍としては難しい判断になるんじゃないか?少なくともこれでロシアの最深部の製油施設を狙えなんて言えないよ。

    5
      • そら
      • 2025年 9月 07日

      製油所攻撃は今の戦力でも戦火上がってるんだし、ERAM はまた別の用途に使うんじゃない?
      例えば前線司令部とか、物資貯蓄所とか
      どちらも距離を離すことは出来ない施設で、ここに防空を裂かざるを得ない状況になれば奥地の戦略目標空爆への支援にもなる

      6
        • ウクライナ空軍の一方的な破壊にはならない
        • 2025年 9月 07日

        そう簡単に指揮所を攻撃出来るわけでも、防空網に負担かけられるとも思えないと言うのが自分の意見です。指揮所を狙って攻撃するには、射程が400kmあろうが、ある程度は前線に近づく訳で、それはロシア空軍の迎撃圏に収まりに行く形になる。何なら最前線でのロシア空軍の活動は活発化していて、ウクライナ空軍とてある程度の損害は覚悟しないといけない。そんな状態で一方的にロシアの後方拠点を脅かせる訳もなく、防空網への負担がそこまで大きくなるとも思えない。

        5
        •  
        • 2025年 9月 07日

        確かに指揮所以下後方拠点を攻撃すれば、前線への負担は減るからウクライナ空軍も空爆を敢行するとは思いますが、それ以上のドミノ倒し効果を期待するのはウクライナ大統領府じゃあるまいし、楽観的に過ぎるのでは?
        ウクライナ空軍だってロシア空軍迎撃のリスクをとって前線に近付くのだし、ロシアとて資源は多いから柔軟に対応してくるかもしれない。
        大統領府が空軍を支援して、ロシア空軍の反撃を捻じ伏せられる環境を作るなら防空網云々も見えて来ますが、それもなしに空軍に過剰な期待を寄せても増えるのは期待外れと空軍の損害だけです。また大統領府は愛国者を消費するつもりなのか?

        4
    • 中村
    • 2025年 9月 07日

     そもそも論として、ロシアの開戦理由がウクライナのNATO加盟とミサイル配備を防ぐ為なんだから、ウクライナ自身が長距離ミサイルを保有してしまえば意味が半分以上なくなってしまう。

     しかも、戦争が継続して現実に使用されている訳だから、藪蛇以外のナニモノでもない。実にアホらしい。

    18
    • さとし
    • 2025年 9月 07日

    2026年10月まで戦争が続いていないことを祈る

    1
    • SDI
    • 2025年 9月 07日

    ソビエト製航空機への西側兵器をマッチングさせる技術は相変わらず凄いですね。

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