ウクライナ軍による唐突なクルスク侵攻はロシア軍に大きな混乱をもたらしたものの作戦意図は不明なままで、New York Timesの取材に応じた米政府高官は「本作戦はギャンブルだ」と、軍事アナリストも「クルスク侵攻は他の戦場の問題を本当に解決できるのか」と述べた。
参考:As Ukraine Pushes Deeper Into Russia, Moscow Sends Reinforcements
時間は刻々と過ぎておりロシアも永遠に無秩序ままではない
ウクライナ軍は7月6日にスームィ州からロシア領クルスク州に侵攻を開始、幾つかの集落を占領しながら国境に近い都市=スジャに侵入したものの「この作戦で何を達成するつもりなのか」は謎のままで、New York Timesは9日「本作戦が敵戦力を誘引して他戦場での立場改善に繋がるのかどうかも不明だ」と報じている。
“クルスクでの慌ただしい動きはロシアとの戦争に予測不可能な要素を持ち込んだ。これまでに収めた成功は何ヶ月間も戦力と勢いを失いつつあるウクライナを勢いづかせ、ロシアの民間人に戦争の当事者であることを思い出させるかもしれないが、戦力的に余裕がないウクライナ軍にとってリスクに見合う価値があるかどうか分からない。さらに本作戦がロシア軍の戦力を誘引し、他の戦場におけるウクライナ軍の立場を改善するのかどうかも不明だ”
“ウクライナ軍は本作戦について沈黙を守っており、国境を越えたクルスクへの侵攻を公に認めていない。米国はウクライナによるクルスク侵攻について「我々の方針に反するものではない」と述べているが、米政府高官は非公式に「今回の作戦について事前に何も知らされておらず、作戦意図と根拠を明確にする必要がある」と語った。当局者は戦争の構図や流れを変える必要があると理解しているもの「クルスクでの攻勢が長期間維持され、ロシアがウクライナ東部や南部から戦力を転用しなければならないほど力を持てるかどうか」については懐疑的で、ある政府高官は「この作戦はギャンブルだ」と述べている”
“軍事アナリストらはウクライナ軍によるクルスク侵攻について「少なくとも4個旅団が投入されている」「砲兵、防空、電子戦の支援を受けた機動戦が成功した稀な例」と、国際戦略研究所のフランツ・ステファン・ガディ氏も「本作戦は事前に良く調整された諸兵科連合作戦のようだ」「電子戦システムがロシア軍の指揮統制を混乱させ、前線に移動させた防空部隊が地上部隊に適切なエアカバーを提供し、機械化部隊が安定的なペースで前進している」と述べ、ガディ氏を含む軍事アナリストらは今後の課題について「勢いを維持して戦場の成功を有益な利益に繋げられるかどうかだ」と指摘”
“匿名を条件に取材に応じたウクライナの高官は作戦意図について「苦戦している戦場から敵戦力を引き剥がすのが目的だ」と明かしたものの、軍事アナリストらは「ウクライナ東部や南部から戦力を転用しなくても予備戦力のみでクルスクのウクライナ軍に対抗できる可能性が高い」と指摘し、ガディ氏も「クルスク侵攻は他の戦場の問題を本当に解決できるだろうか?」と述べている”
“ウクライナは今後も侵攻を続けて占領地域の支配を強固なものにするのか、過去の小規模な越境攻撃と同じように数日で撤退するのかはまだ分からないが、ローウィ研究所のミック・ライアン氏は「これ以上北に前進すると側面が大きくなってロシア軍の反撃に晒されることになるだろう」「時間は刻々と過ぎておりロシアも永遠に無秩序ままではない」と指摘した”
果たしてウクライナはクルスク侵攻で何を達成するつもりなのか、これがポクロウシク方面の苦しい状況の改善に繋がるのかどうか、もう暫く様子を見れば何か見えてくると思うが、既にクルスクにはロシア軍の増援が到着し始めているため大きな突破は見られなくなっている。
関連記事:ロシア領クルスク州の状況に変化なし、ロシア軍はドネツク方面で前進
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
まあ、客観的に見ればそういう評価になりますね。ウクライナ軍の作戦目的はいまだによく分からないし、これが失敗した場合立ち直れるんですかね。
ゲラシモフの首くらいは取れそうですかね
侵攻準備の情報上がっていたのに黙殺して、防衛準備できていなかったそうで
そもそも、この作戦はウクライナ軍主導ではなく、前回に習うならロシア自由軍団などの反ロシア勢力が主導してるのでは?
連絡以前にウクライナ軍もゼレンスキー大統領も主導していないので、本当の目的など知らないので、秘密が保たれ奇襲が成功したとも見える。
目的が分からないのも大きな有利点。
目的が分からないのでロシア軍はモスクワを守ればよいのか、南部軍を守ればよいのか、単純にクルスク近郊で迎撃すればよいのか分からず戦力は分散。
これがウクライナ側に各個撃破されているようだ。
これまで、ロシアは2024年は一月に平均100平方キロメートル確保するペースが、今回ウクライナ側は一日で平均100平方キロメートル確保しているペース。
スームィ侵攻準備拠点も一掃されて大量の捕虜も獲得、欧州向けのガスハブも制圧それに伴い軍民の士気も大きく上がった。
ロシア領内は対戦車地雷も少なく、戦車の面目躍如という様な機動も出来ている。
後方にウクライナ軍出現のニュースが流れるだけで、前方のロシア軍部隊は強く動揺してるので、何らの打撃なく瓦解する傾向もある。
マルダーなどの西側車輌が使われている事、HIMARSでの攻撃がスジャ近辺で確認された事
これらの事からロシア自由軍団などが主導しているという主張には同意できません
事前にアメリカが同意していたのか、なし崩しの追認なのかはわかりませんが、一部の勝手な行動あるいは暴走といった事では無いでしょうし、これだけ西側供与兵器を使っていてウクライナ政府が知りませんでしたというのも無いでしょう
>今回ウクライナ側は一日で平均100平方キロメートル確保しているペース
持続可能であれば大戦果なのですが、奇襲の効果は時間とともに薄れてしまいます
また、機甲戦力による突破浸透も常に補給を要する事から速度を持続するのは無理です。実際、4日目にして占領領域がほぼ動かなくなりました
>ロシアは2024年は一月に平均100平方キロメートル確保するペースが、今回ウクライナ側は一日で平均100平方キロメートル確保しているペース
簡単に進めたとこは簡単に失う可能性があるということだよ。
地形障害や建造物などがないということだから。
目的が捕虜交換用の捕虜の確保であればロシア側の増援が来る前に帰ればいいのですが、まだ攻め込もうとしてそうですからね。
やはりクルスク原発+領土交換用の土地なのでしょうか…?
クルクス反攻は、戦略的な目的と結果は不明確(とりあえずの目的は言えるが深いところは曖昧)だが、とにかく戦術的には成功の可能性があり面白い。
そんなものでしょうか?。
今後、もう少し時間をかけて見ていかないと、これが何をもたらすか分からないと思います。
単なる素人的感想ですが…負けが込んだゲームなんかで投了前の最後にヤケクソでやる全軍突撃を思い起こさせますな
実際のところはどんな思惑なんでしょうかね
そこは春の目覚め作戦とかインパール作戦とか、一発逆転を狙って攻勢に出て却って敗戦を早める例がまた一つ増えたって事じゃないですかね。
米国の高官の言う通り、ギャンブルに出たのでしょう
どうせこのままだと何万人も何十万人も死なせた挙げ句、町を爆撃され発電所やインフラを破壊され、何も得られないまま終戦ですから
正真正銘の『無敵の国』と化したわけです
劣勢敗勢だと勝利に必要な成功が大きくなる(小さな成功では趨勢を引っくり返せない)ので、自然ギャンブル性の強い作戦が増えてしまうのですよね…
ギャンブルしないで勝てるならウクライナも堅実な作戦するでしょう、米高官はそんな作戦あるなら教えてあげれば良い
まあいろいろな分析や解釈がありますが、現代の日本語を使った一言でいうならやっぱり
「ヤケクソ」
というのが一番近い感じがします。他には
「破れかぶれ」
とかでしょうか?
ロシア軍としては、逆に西側装備のウクライナ軍部隊を包囲して壊滅させるチャンスかもしれません。
「飛んで火に入る夏の虫」
です。
国境を突破して進軍するのと占拠地を維持するのは別問題ですからね
突破するだけなら比較的簡単でしょうけど維持するには突破する時以上にたくさんの兵力が必要ですから。
仰る通りです。
民間人を懐柔するためには、何らかの飴(お金・食糧・インフラなど)を用意する必要もあります。
補給だけでなく、陣地構築用の資材も必要になりますからね。
ウクライナ軍、ロジスティクスの準備してるんでしょうかね?
当初は、海軍式典でのプーチン大統領殺害とセットの作戦でした。
大統領を殺害し、後継者をめぐる主導権争いを期待する。ロシアの暫定元首は、国内勢力が分派した場合、それを平定するためには外憂をいったん棚上げせざるを得なくなるかも知れません。
その機にロシア国内へ侵攻することで、停戦条件を有利な形で交渉するほうへ持っていく。
上記が第一の目標。これがうまく行かなくても、第二の目標が次にあり、これは現地部隊の生死によらず達成されます。
第二の目標は、米国と欧州向けに、反攻実績を作成すること。これは戦果よりもアクティビティとして「動きをやってます」と示すのが主眼です。
米国の新政権の側から11月以降は、「状況打開の見込み無き戦いなら敗戦処理を」という呼び掛け。これまでにも事前伝達されていることが、さらに強まるでしょう。もう3ヶ月しか無い。
そのときに、実際の戦況はともかく口実が必要です。
暗殺作戦を制止されたのは米国のせい。またウクライナは後退一辺倒ではない。ロシア国内侵攻やクリミア港湾と橋梁の破壊など。状況を打開する作戦を実行している。そういう言い訳に使うわけです。これで、もっとお金ちょうだい、と。
ロシア国内への侵攻は、はじめから戦略的に意味のある成功は見込んでいません。奇襲作戦、のち全滅で構わない。はじめから勝てない戦いを命じていることは前線部隊には知らされていません。それはウクライナでは普通です。
行った先でどうするんですか?と言っても答は無い。
ロシアの援軍と言っても徴兵部隊と非正規軍が主体の軽歩兵が中心だから、他の戦線から正規軍引っ張ってるくまではしばらく進撃は続くんじゃないかな
>>この作戦はギャンブルだ
「ウクライナはギャンブルをしている」と以前Twitter上で書かれた人を某有名国際政治学者がバッシングしたことを思い出しました。それを米政府高官が言ってしまいましたが、その先生の行ったことは果たして学者として正しかったのでしょうか?
>>ロシアの民間人に戦争の当事者であることを思い出させるかもしれない
その可能性については同意しますが、果たしてそれはウクライナにとって利益となるのでしょうか?プーチン大統領にとって頭の痛い問題となることは確かでしょうが、ウクライナに勝利を齎すよりは、かつての大祖国戦争のように、分裂したロシアを真に纏め上げ「聖戦」に向かわせる可能性の方が高いように私には思われます。
ギャンブルなら勝つ可能性があるんですが
勝てる可能性あるんですかねこれ…
この戦争で何度も見たように、機動部隊はいったん足が止まって居場所がバレたらあとはドローンのいい的になるだけ
動いてる車両は片っ端から攻撃されてるので車両は森の中に隠して歩兵の下車戦闘がメインになってるな。
ランセットに狩られまくっている。
この戦争は攻撃側が凄く大変なイメージがある。先手必勝とか攻撃こそ最大の防御ではなく。防御こそ最大の攻撃。侵略の難しさを感じる。ウクライナ軍もロシアに攻め込んで有利に戦争を進めるのは難しいだろうな。
プロパガンダ目的ならアピール大好き大統領が何も言わない時点でないだろうし、そうなるとロシア民間人に戦争の恐怖を教えてやるとインフラ破壊ぐらいしか思い浮かばないですね。
ロシアの戦力誘引がっていったってもともと数的劣勢のウクライナ軍も精鋭部隊を根こそぎここにぶち込んでるわけで、予備のいない東部戦線劣勢は変わらなさそうです。
クリミア大橋爆破なんかは、ウクライナ政府はアピールせずにしばらく犯人不明にしてましたよ
なので前例はあります
…記念切手発行等でバレバレではありましたが
ウクライナの作戦に合理性などないのは昔から。
真剣に考えるだけ無駄。
旗を立てるためだけに精鋭の特殊部隊を敵地に送り込み無駄に死なせてきたんだから。
西側の価値観とは違う彼らなりのスラブ的美学があるんだろう。
今回の軍事侵攻で、ウクライナは色んな意味でロシアと同じ立場に立ったわけですからね
長引けば流石に米国から梯子外されるでしょう、時間との勝負です
占領を維持したままできるだけ早く停戦交渉に入れればいいのですが
偽情報含めて不安をあおる情報をウクライナ軍側が広めているので、そのロシア国内向けの不安をあおるのを目標としている可能性を考えました。実際プーチン政権は一般国民に対して平時を提供することで支持を維持するという戦略なので、この目標は妥当と思われます…が、現状はその効果を出すのにも現状の戦果では不足という見解です。
現状のスジャなどの占領地域は本格的な占領の脅威はなかったとはいえ、これまでも定期的な砲撃やドローンで民間人の被害が出ております。
また、このスジャンスキー地域などの国境地域区画の人口は5万未満です。クルスク州の人口の4割にあたる44万のクルスク市に長期的脅威を与えられれば効果があがるかと思いますし、クルスク市周辺に接近しているという偽情報もありました。ただ、このような大規模作戦は練った計画を必要で何度も行えるものでもなく、脅威を与えるのが目標であればこのクルスク市への道が現実的でなくなった時点で、ギャンブルのリスク回避として大兵力の撤収に向かっていなければ決定的な失敗になるかと思います。
まあこの撤収に向かってる兆候もありますが…横に陣地を広げて防御陣地形成という衝突しそうな兆候もあり…とりあえず衝突してみるつもりか…と思いつつ、あと数日で結果がわかることでしょう。
ウクライナの狙いがさっぱりつかみかねる。戦略予備のほぼ全てを叩きつけてまで一体何がしたいと言うんだ…?
①ロシア本土に脅威を与えることで、露軍の戦力を国境に引き付けて東部戦線の負担を軽減する
→既に目標は達成したので露軍が駆けつけてくる前にさっさと撤収すべき。なぜ居座っているのか分からない。この部隊が全滅しようものならウクライナ軍は本当に終わる
②失ったアウディーイウカやバフムートを軍事的手段で取り戻す見込みが無くなったので、外交交渉で奪い返せるようにクルスク市や原発のような敵の用地を奪取したい
→これは占領地を維持できた場合のみ成立する話。東部戦線が崩壊しかかってるウクライナ軍にそんな余力が残っているとは到底思えない。そもそもロシアにしてみれば焦って国土奪還する必要は無いわけで、全般的に優勢な戦争で外交交渉に応じるわけが無い。突出したウクライナ軍を足止めさえしてしまえば、あとはジリジリ消耗を強いることでウ軍は勝手に崩壊する
③敵の兵站線やガスパイプラインの寸断
→ハリコフ方面に向かう鉄道や幹線道路は別の迂回路が存在するし、ガスパイプラインとてスジャの蛇口を抑えただけで元栓を抑えていなければなんの意味もない。そもそも寸断目的なら現時点でさっさと鉄道橋を爆破するなりなんなりして引き上げれば良い。なぜ粘るのか不明
④パフォーマンス。準軍事的な意味はない
→まさかとは思うが、流石にこんな大博打を打つほどシルスキーは愚かではあるまい。確かにウクライナ軍にな、無意味なバフムートへの拘泥や、クリンキーの対岸保持など、政治的パフォーマンスを優先して精鋭をすり潰したやらかしは数多くあれど、国家の命運を握る戦略予備を根こそぎ突っ込んでまでするとはいくらなんでも思えない。
ほんとに何なんだ…?少しでもいいのでわかる方がいれば、このコメントに繋げる形で、ウクライナ軍の狙いを列挙してみてください!
とりあえずウクライナとしては、人口比から言ってウクライナ兵1人の損害につきロシア兵3人以上を戦闘不能状態にしなければ話になりません。1:1の損害比ではいつの間にかロシア人しかいなくなります。
(余談ですが、日本と中国が絶滅戦争レベルになったら、自衛隊員1人の損害あたり中国兵10人を倒さなければいけません…)
ウクライナ東部で勢いづくロシア軍の迎撃に予備戦力を費やし、消耗戦になるよりは、防御の手薄な所を突いてロシア軍の損害を増やそうという意図ならば、無くはない戦略なのかなと思います。
クルスクを一通り荒らして、損失比が有利なうちに引き上げ、また別のロシア軍が弱い所を突いてロシア野戦軍を削り取る戦法です。
ただしそれは今から損失を少なく国境線の防御施設まで引き上げられるかにかかっており、奪取したばかりのロシアの土地に固執するならば、防御施設も貧弱で、ウクライナの損失が増えて戦略が破綻するでしょう。
外交は行き当たりばったり、戦争戦略はギャンブル。ウクライナ国民を馬鹿にしてるんですかね?他国の話とは言え、日本がこんな政治を行う国になったなら、クーデターでも起こした方が後の世のためでしょうね。
ウクライナ国民を馬鹿にしていないなら、親露派との融和を公約に当選したゼレンスキー大統領は親露派地域をドローン攻撃する前に辞任してますよ
アメリカによる停戦が見えてるから支配地を得て交換材料にしたいんじゃないでしょうか?
ドネツクやヘルソンを今のまま押し返すのは難しいと思われますし
ならブリャンスクやクルスクを支配出来れば交渉時に占領地交換という事で国土が還ってくる
という事を狙っているのでは?
実現は難しいでしょうか、東部南部を押し返すとかよりは可能性ありそうですし
対戦車ミサイル・FPVドローン・無人機攻撃により、(ウクライナも証明しましたが)防衛戦はかなり有効になります。
ロシア軍、攻撃ヘリですらクルスク方面に投入しているようですから、上記兵器も投入してくると考えるべきでしょう。
ウクライナ軍は、奇襲攻撃の初動が落ち着き始めていますが、ここから先どうする作戦なのでしょうね?
未だによく分かりません。
(民間人の被害がゼロは無理ですから)クルスク州の住民が、防衛線構築・兵士志願に、これから積極的になる流れも予想できるでしょうし。
シミュレーションゲームとかボードゲームやってて、打つ手がなくなって行き詰り、苦し紛れに全く関係ない場所にアクション起こして、相手の注意を引くという戦法を何度か試したことあるケド、ほぼ効果なかったね。むしろ無駄に消耗して状況が悪くなるパターンが殆どだった。
そりゃそうだよね、苦しいからこんなことするんだから、こんな見え透いた罠だれもかからないし、敵はコッチの誘いなんて無視して的確にコッチの弱点を攻めてくる。
こういう弱ってるときに、別の行動を起こして相手の注意を逸らすって陽動作戦って成功例あるのか?苦しすぎないか?
ウクライナ侵攻軍に10人の江田島平八郎かターニャ・デグレチャフがいればこの戦いは勝てる!!
かつての日米並みの差になりましたな…
あのアニメの魔導士って戦車並みの装甲と自走砲並みの火力と戦闘機並みの機動力あるよな
そんな兵器あってたまるかって思ってみるの辞めちゃったw
辺境の都市や高地を占領し、敵援軍の車列を効果的に迎え撃てている現状で、他戦線への影響はそんなに不明ですかね?
恒久的占領を狙うはずはないし、他戦線への揺さぶりを狙った一時的な進出なのは明らかですが、そんなに目的も不明ですかね?
そういう言説って、攻撃の成果自体が十分に確認できてないときに垂れるもんだと思うんですが……
戦力に余裕がないといっても、元から活躍の場が限られた機甲部隊が華々しく進撃できてる環境だし、持て余していた戦力の有効活用では?
>持て余していた戦力の有効活用では?
大和特攻みたいな話だな
他の戦線への影響も目的も不明だと思います。というのもこの作戦の全容がまだ見えておらず、さらに何らかの作戦行動がある可能性がありますから。
恒久的占領を狙うはずはないと言われますし確かに常識的にはそうですが、そもそも常識的にいうならこんな作戦は実施しません。常識から外れた作戦なので何かあるかもしれないと思い、全容が見えるまでは判断できないと念の為評価を保留している次第です。
交渉材料とかにする説だとそもそもクルスクを維持する能力を今のウクライナが持っているのか
ここ数日で広大な範囲を支配したけど守るつもりなのか?ムリだろ
ロシア軍は人員は予備戦力でどうにかなるでしょうが機甲戦力が足りず、各方面から引抜きが始まっているようです
ハルキウ方面からの戦車の輸送が報道されてますし、ロシアのテレビ局の映像では予備部隊に戦時急造のMT-LB砲兵が複数配備されていました
ウクライナ軍、ベルゴロドにも進軍してるらしいんだが……
手薄な所を狙って引っ掻き回して出てくるロシア軍を出来るだけ削りたいのかな
これは、将棋でいう所の紛れの手だと思う。
勝負手ではなく、相手の悪手を期待したのだと思う。
なお、相手とは露ではなくNATOかな。
これしかない、ということだと思う。
最後の形作りとしては、形が悪すぎて。。
そうですよね。大規模地域の維持に必要な人員が投入されていない以上、小規模目標の占拠か純粋に心理効果を狙った作戦と見るのが妥当でしょうが、無理なく前者の目標を達せる作戦には見えません。誰が誰のファンブルを狙ったかは、来週辺りに答え合わせできるでしょうか。
恐らくNEXTAの映像だと思いますが、あれはロシアではなくポーランド・ベラルーシ拠点のメディアで、TV局ではなくインターネットメディアです
親ロシアではなく、基本的にはウクライナ応援の立場を明確にしているので、X・Telegramでの投稿もほぼ全てウクライナ軍の戦果を誇る・演出するものばかりです(割とトバシも多いので信用できるソースと見なしている人は少なめですが、人気はあります)
恐らく今回のロシア軍車列の映像を流した事で、何人かベラルーシでしょっぴかれるでしょう
Minervaさんのコメントに対する返信のつもりが、普通のコメントとして投稿してしまいました…すいません
私の見た映像はZVEZDAなのでもしかしたら違う映像かもしれません
真相がわかりました
NEXTAの動画は前半部分に私が見たZVEZDAやRussia Todayの動画のロゴを消して無断使用し、後半部分に民間人の動画をくっつけて編集してますね。
理想はこの翼では届かないさん 二次ソースではなく一次ソースを見ましょうよ
NASAのFIRMSで確認。
スナゴストの南、国境近くのヴィクトロフカおよびゴルデエフカ近郊で反応。
ベルゴロド州、ヴァイルキの西方、ウクライナとの国境近くにあるノヴォペトロフカそばで反応
ロシア国民を燃え上がらせて強軍化させてしまうのは「ウクライナにとっては」悪手中の悪手たる悲劇でしかないが、そんな強軍をロシアの経済では支えられずに瓦解する
中期的にそう導こうと米英等が企図した作戦であり、そのために未だ絶えていないウクライナ人の戦意が利用されている…とかでもないと本当に意図がわからない
軍事力が用いられ続けてはいるもののウクライナでの戦力の優劣を争う意味での「戦争」は大国間では決着しており、「ロシアの政治経済・政権の支配力との政争」にフェーズが移ったのだろうかなと
「そうしてロシアは瓦解する」は金融・貨幣の経済を絶対とする西側価値観に基づくものであり、結局はロシア国民がいつかそれに靡くのかどうか次第になったのだろう
ロシア国民がガンギマリして金融・貨幣の経済を超克するほどになったならば、その時こそが「ロシアには通じなかったという点においては」西側の敗北ということになる
思うに、プーチン殺害とセットの作戦だったのではないか
後継者争いで指揮系統が混乱するドサクサにモスクワへの突撃を敢行するプリゴジンの乱をモデルにした乾坤一擲の大作戦
だからアメリカには言えなかったし、片翼がもがれた今の作戦の規模に対して目的が不明瞭化している
もっと言うと、トランプ暗殺からの一連の流れだったのではないかと。
トランプを暗殺してバイデン政権を延命させ。さらにプーチンを暗殺してロシアを分裂させる。場合によりNATOを参戦させる。ウクライナに続いてポーランド軍を戦線に投入し、ロシアとの対消滅を狙う。
ヌーランド女史を含む「対露超強硬派」のシナリオではそんな世界を目指してたのでは、と。
ところが紙一重でトランプが生き残ってしまったためにドミノ方式でプーチン暗殺も中止になり。
しかしウクライナ軍の突撃だけは止められないので、彼らは理由も目的もないままにロシアに突撃していった、と。
今の親ウクライナ界隈や欧米出羽守はウクライナ戦争でロシアが勝ってもそれはピュロスの勝利で何の利益も齎さないことになってるから
完全な間違いとは言わないが、今の西側特にヨーロッパにまともに生産力がなくロシアを止められないという事実の方が深刻だと思うけどね
ロシアが「自国にあるもので為せる範囲以上の発展はできない国」になるというのは多分その通りなんだと思う
ただしその「変わらない」ロシアを周りが置き去りにできるのかは全く別の話
学校の授業で習った「ソ連は世界恐慌ノーダメージ」のごとく自称遥かに優れた経済システム側が自滅自壊していくというのは普通にあり得る未来
実際そうじゃん
ピュロスの勝利どころかウクライナ相手にここまで国力削られ続けてる時点で西側の勝利ロシアの負けはとっくに決まってるでしょ
緒戦でキーウ陥落出来てれば「強いロシア」を見せつけられたのかもしれないのにねー
むしろ国際社会における地位低下は西側のほうが著しいと考えます
開戦以来の2年半でロシア制裁に参加した国は国連加盟国内でも少数派
欧米がいくら旗を振っても途上国が踊ってくれない現実が浮き彫りになってしまっています
この戦争は欧米のストレステストになったのは確かです。
日本が学んだかが課題ですね。
もしかしてロシア軍の士気が低下することを期待していたのでは…?
2024.07.19 英シンクタンク、ウクライナが犯した最大の過ちは楽観的過ぎる期待と想定
リンク
>>「最初の攻撃で十分な圧力を加えれれば敵の士気が低下して数に優る敵を攻めることが出来る」という仮説を考案した。敵防衛ラインを打ち破るメカニズムは局地的な崩壊を引き起こす「縦深攻撃」と「初撃の衝撃」を前提にし、この結果「ロシア軍の士気が低下して結束が失われる」と期待され、これが余りにも楽観的過ぎたのだ
確かに去年の反転攻勢と違って地雷だらけのスロヴィキンラインないし西側の兵器やF16の到着で諸兵科連合作戦の完成度が高まったかもしれんしで条件はマシかもしれんけど…
SNSでバグラチオンの再現みたいだと盛り上がってる人たちは去年の反転攻勢がその「縦深攻撃」をやろうとして致命的な失敗をしたのを忘れたのだろうか
下記の2つの要素だけでも、乗り越えるとなると、仰るような可能性が有り得るような…。
ロシア軍の航空戦力があるかぎり、事前シミュレーションしたとしても、成立しない気がするんですよね。
ジャベリンなど対戦車ミサイルが、戦争初期に有効性を証明しましたから、戦訓として必ず織り込む必要があるでしょうし(RPGでも、ガザ戦争まで考えればメルカバを破壊)。
ウクライナ軍が追加部隊、大規模な歩兵部隊を占領地に投入という話しがでるのかでしょうか…(おそらくないと考えています)
越境攻撃についてはBOGDANさんが解説、一部意訳有り。
・ ウクライナ国内では嬉しいニュース扱いらしい。
・スジャは欧州向け天然ガスの輸送拠点である(主にハンガリー向け)ただし、ウクライナ国内を通るライン遮断して揉めていたはずだが?管理下に置けばオルバン首相に圧を掛ける事が出来るし、輸出を停止すればロシアに経済的なダメージ。
・ダムとクルスク原発がある(いけたら最高とかちょっとどうなんだろうかとは思う)、そこは軍需工場への送電をになっているので影響は大。
・クルスク経由での武器と兵士輸送ルート遮断が可能。
・クルスク方面の戦端が開く事でのロシア側のリソース分散。
・ロシア側が提示した現時点ラインでの停戦終戦条件への意趣返し。条件がかなり有利になる。
・ウクライナの反転攻勢は失敗に終り領土が削られたが兵力は守られ新たな戦線を作る事でまた諸外国の想像を超えた対応が出来ている(何とも言えない)。
・ロシアを分断するための有力者がウクライナ国内にいる。
・スジャは遙か昔にウクライナの首都であり今回の侵攻はクルスク方面からでロシアへの意趣返しもある。
・ウクライナ北部戦線をコントロールする本部がある。
・対外的には自衛権の範囲内で自国を守るためのバッファーゾーンの構築でどこも文句は言えない。
・ロシアにもウクライナ寄りの考え方の地域もあり損害へのケアも不十分で状況によっては国境線が変る可能性。
『予備兵力が有れば』の話でしょ?
(´・ω・`)