米国関連

米議会、A-10サンダーボルトやRQ-4グローバルホーク等の退役拒否

米空軍が要求していたレガシーウェポンの早期退役は議会の反対で潰されることが確実になった。

参考:The Air Force wanted to mothball over 100 planes. Here’s what Congress says it will permit.

議会にNOを突きつけられた空軍は一体どこから資金を捻出すればいいのか?

米空軍は次世代戦闘機や無人航空機の開発、F-35AやB-21の調達など将来の空軍を支える新しいプログラムへの投資を増やすため爆撃機B-1B、攻撃機A-10、無人偵察機RQ-4、無人機MQ-9、空中給油機KC-135、KC-10、輸送機C-130Hの一部を退役させると今年2月に発表していたが、この計画を検討した議会の軍事委員会は空軍の計画阻止に乗り出した。

上院と下院の軍事委員会は国防予算の大枠を定める国防権限法(NDAA)を提出、この法案は来週中までに議会で採決が行われトランプ大統領の元に送られることになるのだが、提出されたNDAAの中には米空軍が求めていたレガシーウェポンの早期退役について拒否する内容が含まれている。

出典:public domain B-1Bランサー

米空軍は機体構造に蓄積した疲労の影響で大規模なメンテナンスが要求されているB-1を17機退役(最も疲労が蓄積している機体)させることを求めていたが、議会はB-1の退役を阻んでいた法律の廃止に同意した。しかし議会は新たに退役したB-1を必要に応じて直ぐに再就役できるよう保管しておく規定を設定したため実質的に米空軍の負担軽減に繋がらない恐れが出てきた。

退役した航空機を必要に応じて直ぐに再就役できるよう保管するということは「Type1000」に指定しろという意味だ。

米空軍は退役した軍用機を通称「飛行機の墓場」と呼ばれるアリゾナの砂漠で保管しており、ここに運ばれた航空機の運命は部品取りか貴重な金属回収のため解体されるか極稀に再就役するために砂漠の外に運び出されることがある位なのだが、非常に高い確率で再就役することが予想される航空機は「Type1000」指定を受けて空調の効いた倉庫で飛行可能状態を維持しながら保管される。

勿論、部品取りなどは行われず全ての部品が揃った完璧な状態が維持されるためType1000で保管された航空機は最短で30日、最長でも120日以内に再就役が可能だと言われており、Type1000に指定され保管されている航空機はアリゾナの墓場に持ち込まれる航空機の10%以下らしい。

※Type1000指定機で有名なのはF-117(現在は解除されている)

要するにB-1を退役させてもアリゾナ送りにすることを議会に禁止されたため金のかかる方法で退役したB-1を保管しなければならず、再就役に備えてB-1の機体構造に蓄積した疲労を補修するメンテナンスセンター撤去(補修を施してから退役させるにはメンテナンス費用支出を議会に要求する必要があるのだが退役する機体のメンテナンス費用を議会が認める可能性は非常に低い)もできなくなり、B-1を早期17機退役させる意味が色褪せてしまった。

出典:U.S. Air National Guard photo by Munnaf Joarder

米空軍が求めていた44機のA-10退役と27機のRQ-4(Block20/Block30/EQ-4)退役は、同機の退役のため空軍が2021会計年度の資金を使用することを議会が禁止したため実質的に退役を却下した格好だ。

結局議会が2021会計年度で退役を認めたのは6機のKC-135と24機のC-130Hだけで、どう見ても新しいプログラムへの投資資金を捻出できるような規模ではない。

今後数年間の国防予算は良くて横ばい最悪削減されると言われており、今後も空軍はレガシーウェポン維持に予算の大半をつぎ込みながら新しいプログラムを進めていくため投資速度が上がらず、技術開発の面で中国に敗北する可能性が出てきた。

この懸念は超党派の連邦議会議員で構成された「Future of Defense Task Force:未来の国防タスクフォース」が国防に関する将来のビジョンについてまとめた報告書の中でも指摘しており、21世紀のマンハッタンプロジェクトとしてAI、バイオテクノロジー、クラウドコンピューティングに重点的な投資を行うための資金捻出のため国防総省はレガシーウェポンを破棄して資金を捻出しろと主張、もし当該分野への投資が遅れれば中国との技術開発競争に敗北すると警告している。

出典:U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Trevor T. McBride

さらに2021会計年度の国防権限法(NDAA)は他の問題にも直面している。

議会の承認を受けたはNDAAは大統領の署名をもって成立するのだが、トランプ大統領はセクション230撤廃を盛り込まなければ拒否権を発動すると言っており年内のNDAA成立が不発に終わるかもしれない。トランプ大統領が拘るセクション230とはIT企業を訴訟リスクから守るための法案で、簡単に言えばサイト運営企業はセクション230によってサイトに投稿されたコメント内容の法的責任を免除されている。

では、なぜトランプ大統領がセクション230撤廃を要求するのか?

トランプ大統領は今年5月、自身のTwitterに大統領選挙に関連するツイートを投稿したところTwitter側が「事実確認ラベル(警告)」を適用、これに怒ったトランプ大統領が「大統領選挙への干渉だ」と言い始め、その仕返しとしてIT企業を訴訟リスクから守っているセクション230撤廃を主張、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが自分たちに不利な検閲を行なっているのではないかと疑っていた共和党も協力する形でセクション230撤廃への動きが盛り上がったのだが公聴会でも結論が出ずじまいで政治的ショーで終わったと見られていた。

出典:Public Domain

それを選挙で敗北濃厚なトランプ大統領が蒸し返して国防予算を人質にセクション230撤廃を要求し始めたのだ。

これには民主党だけでなく共和党からも「国防問題と関係のない事案で国防権限法の成立を妨げるべきではない」と批判されているが、もしトランプ大統領が拒否権を発動すれば年内にこれを覆すのは不可能と言われており止まっている予算の執行が遅れる(※1)ことになる。

※1補足:すでに21会計年度がスタートしているのだが予算が成立していないため暫定予算で凌いでいる状態なのだが、暫定予算は前年度実績での支出しか認めないため新規プロジェクト等に配分されている資金に手をつけることができない。要するに軍の新しいプロジェクトへの予算執行が止まっている状態でトランプ大統領が拒否権を発動すれば更に遅れが広がるという意味で軍や防衛産業にとっては非常に迷惑な話だ。

どちらにしても1月20日にバイデン氏が新しい大統領に就任すれば問題は解消するため時間の問題とも言えるが、空軍が要求したレガシーウェポンの早期退役は不発に終わりそうだ。

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Christopher Quail

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コメント

    • にわかミリオタ
    • 2020年 12月 05日

    あれってことは、日本が導入予定のグローバルホークの維持費が安くなるってことか。

    7
      • 匿名
      • 2020年 12月 05日

      キャンセルにするって言ってなかったっけ?

      4
        • にわかミリオタ
        • 2020年 12月 05日

        でも、機体の制作はもう始まっているので、キャンセルする場合は多額のキャンセル料が発生するのでは?

        5
        • 匿名
        • 2020年 12月 05日

        夏に見直しの話が出てたけど。。。
        三沢で格納庫がもうすぐ完成らしいので、方向としては「調達」じゃないかな。

        5
          • 匿名
          • 2020年 12月 06日

          中古をもらえば良かったような。

          3
    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    空軍としてはドローン競争で中国に差をつけられるわけにはいけないし苦しいことになりますね。

    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    議会は新規開発を不要と考えてるのかな?

    1
      • 匿名
      • 2020年 12月 05日

      新規開発不要と考えている訳ではなく一時的な戦力低下を許容できないのでは
      余計な費用はかかるものの取り敢えず使えてる今の戦力を一部退役させて、高い費用をかけて開発失敗とかなったら戦力純減となるのを恐れているのかなと

      16
      • 匿名
      • 2020年 12月 05日

      米議会は「新規開発は不要」よりも深刻な考えを抱いていると思う
      それは、近年の米軍の新兵器開発プロジェクトが軒並み時間と予算オーバーに直面し、中止に至るプロジェクトも多い事に由来する
      つまり「新規開発をしても予定通りに完成するプロジェクトは殆ど無く、時間と予算の無駄に終わって役立たない兵器しか出て来ない以上、未だ役に立つ既存の兵器を退役させてまで無駄なプロジェクトに予算を注ぎ込むべきでは無い」と言う訳で、ハッキリ言えば米議会は軍と兵器開発企業を信用していないので金を出す気が無い
      更に、現在の中国軍の新規開発プロジェクトについても予定通りに進んでいるのか、中国が喧伝する通りの能力が備わっているのかについて疑問符が有る
      その為米議会は、管理人さんが懸念している「将来におけて中国が軍事技術開発において米国を圧倒する可能性」が本当に有るのか、疑わしいと考えているのではないだろうか

      31
        • 匿名
        • 2020年 12月 05日

        ライバル持ち上げて小遣いセビる、いつもの「おねだり」程度な認識だろうね

        8
          • 匿名
          • 2020年 12月 05日

          その通りだよ
          実はかつての冷戦時代、米軍や兵器開発企業はソ連の軍事力を喧伝し、米国防総省は「ソ連の軍事力」と言う報告書を毎年出して国防予算捻出のネタにしていた
          つまり、正しく「ライバルを持ち上げて小遣いをセビる」状態だった
          ところが冷戦終結後に判明したのは、当時のソ連が相当の無理をして軍事力強化に勤しんでいた事実であり、その軍事力も必ずしも万能では無かった
          そして冷戦期に巨額の国防支出を続けた結果、米国や西欧の財政はかなりヤバい状況になっていた(冷戦後、米国や西欧諸国が過度の軍縮に走ったのはその為)
          その時の事を現在の米議会が知らない筈が無く、現在の中国との対立に置いても軍や兵器開発企業が実態からかけ離れた脅威を宣伝して小遣いをセビろうとしているのではないかとの疑念を持つも当然だと思う

          27
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      軍事委員会が軍事政策の素人集団であるはずはないので、新規開発の必要性否定はないでしょう。
      他の方も書いてますが、中国との緊張関係下で、保険の無い一時的戦力低下を許容できないのでは。
      記Type1000指定を求めてるのはB-1なので戦術核運用能力低下を懸念してると思えます。
      A-10とBlock20/Block30/EQ-4の退役不承認は、アップデートの必要も無いので代替手段が整うまでは使い倒せ、てなところかなと。

      私見ですが、デジタル・センチュリー・シリーズのような開発/運用手法は開発予算の縮減になり理に適っていると考えます。昨今では開発費の高騰が単価を引き揚げ調達の障碍になっているからです。改修による運用延長を止めることで新規開発に集中でき、限られたリソースの運用を効率化する利点もあります。
      空軍はその基盤整備の具体計画を煮詰め、議会は所要経費を認めるべきだろうと思います。

      4
    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    関係ないけどB-1って米軍機とは思えない綺麗な形してるよね

    6
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      滑らかで優美な形

      1
    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    ある意味唯一無二の兵装であるなら、当面モスボールしろというのは理解できるけれど、その分予算を増やすべきだと思うけどなぁ。
    グロホなんかは廃棄か中華民国売却で良いだろうし。
    最近米議会もおかしな言い分が多いけど、どこで捻れてるんだろう。

    3
    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    アメリカ空軍終了のお知らせ

    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    つーかデジタル・センチュリーシリーズも妄想に終わる訳だ
    向こう20年位は老朽化した軍用機抱えて本土防空だけの軍隊になりそうね

    3
      • 匿名
      • 2020年 12月 05日

      デジタル・センチュリーシリーズ自体、設計開発をコンピュータシミュレーションに全面的に依存するとか実機開発の技術スタッフは政府や軍が管理する(一体何処の日本海軍の空技廠?)とか相当お花畑な構想を抱いていましたから、米議会に見限られても不思議では無いですね
      それでも将来老朽化した軍用機を漫然と抱えた儘とは思えないので、その内より現実的な代替機の話が出て来るでしょう…それでもF-15EXやスーパーホーネットblock3の様な非ステルス戦闘機の調達は如何かと思いますので、既に開発が始まっている友好国のステルス戦闘機計画に相乗りするとか…えっ、空自の次期戦闘機?英国のテンペスト?
      いえいえ、そんな事は一言も言っていませんよ?(笑)

      4
        • 匿名
        • 2020年 12月 06日

        純粋な制空戦闘機なんてアメさんが欲しがるかね?

        1
          • 匿名
          • 2020年 12月 06日

          F-15EXに代替される予定のF-15Cって、制空戦闘機じゃないですか?
          それに空自の次期戦闘機は制空能力寄りなだけであって、マルチロール運用が出来ない訳では無いですよ(ASM-3改は機外搭載と言われているだけ)
          テンペストはマルチロール運用指向なのは言うまでもないです

    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    ボーイング関連がわりと地雷だしね。
    KC-46AよりもKC-45のほうがよかったのでは?

    • 匿名
    • 2020年 12月 05日

    米空軍君の両手を縛った状態で要求だけ無限に押し付けてくるDV議会ニキ

    冗談はともかくとして、金を出すか減らすのを許すかどっちか決めないと最悪の結果を迎えるのでは?

    3
      • 匿名
      • 2020年 12月 05日

      むしろ「アレが欲しい、コレも作って!」と駄々をこねる米空軍君に飛び蹴りを喰らわせたのが現在の米議会かと

      そんな冗談はさて置き、上の方でも書いたのですが現在の米議会は軍と兵器開発企業の言い分を信じていないし、中国の軍事力の脅威についても懐疑的な態度を抱いている様なので、簡単に金を出すとは思えないですね

      13
        • 匿名
        • 2020年 12月 05日

        経営陣は組織をリフレッシュしたいが、労組とOBが過去の偉業や利権がらみで交渉にノーと言い続け、会社の経営が悪化するだけなのが、アメリカ軍と議会の図だろう
        ちょうどGMやアリタリア航空、S&T Motivのように

        冗談はさて置き、B-1やC-5、A-10などの兵器にはリフレッシュではどうにもできない老朽化がきている。
        レガシー兵器を運用するために生産していないパーツをかき集めたり、作ったりしなくてはいけないのが現状であり、例えばB-1の任務遂行可能な機体は一桁しかないと米軍は主張している。
        動かないクラシックを維持し続ける金を、新しい航空機を作る資金に回せというのは真っ当な判断だと思う。

        4
          • 匿名
          • 2020年 12月 06日

          う~ん、この場合経営陣と労組&OBと言う図式程単純じゃないんです
          米軍側は組織再編や新規の投資をやりたいと言っているけど、過去の実績はダメダメで時間と予算の無駄遣いに終わっている
          しかも、肝心の仮想敵国である中国の脅威見積もりもどこまで正しいのか分からないので、米議会側は予算の出し様が無いし、未だ使える装備を捨てて作った新規装備が時間と予算の無駄遣いに終わったらそれこそ中国に惨敗するので、米軍側の言い分を信じていないのが現在の構図です
          リフレッシュ云々にしてもB-52と言うトンデモ無い長寿の成功例があるので、B-1やC-5、A-10等も出来ない筈が無いと言うのが米議会の言い分でしょう
          なので、米軍側としては予算をセビる前に議会に対する信頼を回復するのが先決なのですが、それをやっていないのが問題だと思います

          5
            • 匿名
            • 2020年 12月 06日

            B-52で出来たからそれがB-1で同じ事ができるとは限らない(特にB-1は可変翼周りの疲労が限界)
            その上で予算を増やしてほしいんじゃなくて、碌に飛ぶことのできない航空機B-1や、用途が代替可能なA-10を退役(代替先はF-35)、古いバージョンの無人偵察機を退役させてお金を浮かせて、新しい開発に予算をつぎ込まなければならない。
            だいたい議会に対する信頼の回復も、今ある計画を成功させなければならないわけで、その為にはお金が必要なのだから、古くて壊れかけた兵器はとっとと砂漠送りにするべき。

              • 匿名
              • 2020年 12月 06日

              A-10は、対地攻撃能力の高さとコストパフォーマンスで無敵だと思うので、残すべきかと。
              B-1も現状では、あの大搭載力と侵攻能力の右に出る物はないので、残したい気持ちはわかる。

              いくらドローンとは言え、無人コントロールというだけなので、将来的にはB-1やA-10にも無人コントロールシステムを搭載すれば済む話。
              QF-104やQF-4のように。

              2
    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    議会も中国共産党支配下か

    2
    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    RQ-4グローバルホークは、近代化改修出来るんならBlock4以降にしてくれればって感じはあるだろうな。

    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    ある帝国が永遠に帝国であり続けた歴史はない
    いまアメリカが終わっても、それも驚くことではない
    悲しいのは現実を見られない人だけ
    心配しなくても、中華帝国もかならず滅びる、どっちが後先かをうろたえてる自分がいるだけだよ

    4
      • HY
      • 2020年 12月 06日

      難しいことを考える必要はないですよ。
      要はアメリカが終わった後、中華帝国が滅びる日まで日本が生き残ればいい。
      昔からそうやって2680年もやってきたんじゃないですか。

      5
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      う~ん…確かに帝国が永続した例は無いのですが、もし米国が終わったら次は中華帝国の可能性が高く、そうなったら民主主義も終わりますよ?
      そうなったらこのブログなんて真っ先に閉鎖命令が中国から出るでしょうし、世界中で弾圧・投獄・処刑のオンパレードとなって最終的には「中国が人類を滅ぼす」と言う意味不明な結末がマジで起こりかねない
      もしかすると中華帝国が滅びる時は地球滅亡かも知れないですね

      5
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      中華は何度も滅んでるけどその度に復活してまた帝国になってんだよな

      1
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      戦争するなら自国領土の外で、最善は相手国の領土で

      3
    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    単純な地元の雇用問題だと思うけどな
    民主、共和、どちらの議員にとってもレガシー兵器が配備されてる地元の基地の雇用問題が票に直結してるから
    ちょっとでも基地の整理、縮小につながる軍の提案は全て議会で却下されてしまう構造が定着してるって話の具体例

    5
      • 匿名
      • 2020年 12月 06日

      それな
      A-10はもうこれで10年以上退役→議会反対の繰り返し

      1
    • HY
    • 2020年 12月 06日

     レガシーウェポンを早期退役して開発資金を捻出するのは合理的ですが、一時的な戦力低下は避けられませんし、ニューウェポンが有効である保証もありませんものね。そもそも世界中に米軍を展開している状態だってレガシー(先人の遺物)なのですからそれを捨てる覚悟があるかどうかです。

    4
    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    空軍は明確な対案が出せないし、A-10なんかは陸軍が絡んでいるから始末が悪い。

    4
      • 匿名
      • 2020年 12月 07日

      A-10は下手すると新造するか代替えにSu-25いれた方がよさそう

    • 匿名
    • 2020年 12月 06日

    A-10はもう陸軍に移管すべき
    攻撃ヘリなんかよりこっちが欲しいだろ

    1
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