米国関連

米国、ウクライナにHIMARS、M777、エクスカリバー砲弾を追加提供

米国防省は4日、HIMARS、M777、M119、エクスカリバー砲弾などの追加提供を含むウクライナ支援パッケージ(6.25億ドル)を発表したが、ドイツやフランスも自走砲をウクライナに追加供給する予定だ。

参考:$625 Million in Additional Security Assistance for Ukraine
参考:Germany, Denmark, Norway to give Ukraine 16 Slovak Zuzana-2 howitzers
参考:La France prépare la livraison de nouveaux canons Caesar à l’Ukraine

久々にHIMARSや155m榴弾砲をウクライナに追加供給、ドイツやフランスもウクライナに重装備の追加供給

米国防省が発表したウクライナ支援パッケージにはHIMARS×4輌、HIMARS用弾薬、155m榴弾砲×16門、155mm砲弾×75,000発、精密誘導タイプの155mm砲弾×500発、対戦車地雷を内蔵した155mm砲弾×1,000発、105m榴弾砲×16門、120mm迫撃砲弾×30,000発、耐地雷・伏撃防護車両×200輌、小口径火器の弾薬×200,000発などが含まれている。

出典:Jonathan Mallard / CC BY 2.0

パッケージに含まれる155m榴弾砲はM777、精密誘導タイプの155mm砲弾はエクスカリバー砲弾、対戦車地雷を内蔵した155mm砲弾はRAAMS、105m榴弾砲はM119、耐地雷・伏撃防護車両はMaxxPro MRAPのことで、大統領権限(Presidential Drawdown Authority=PDA)に基づく今回の支援は米軍在庫から引き出されるため、直ぐにウクライナ軍への引き渡しが開始される予定だ。

因みにドイツ国防省は「ドイツ、デンマーク、ノルウエーの3ヶ国がスロバキア製自走砲(Zuzana2)を16輌購入してウクライナに提供する」と発表、仏LeMonde紙も「デンマーク向けに製造された6輌の自走砲Caesar(8×8タイプ)をウクライナに届ける準備が整った」と報じており、ウクライナへの重装備の追加供給が相次いでいる。

関連記事:米国が新しいウクライナ支援パッケージをまもなく発表、4輌のHIMARSを追加提供
関連記事:スロバキア、155mm砲弾対応の自走砲Zuzana2をウクライナに納品

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. William Chockey

ウクライナ、ロシア軍を監視するため小型UAVを986機調達すると発表前のページ

噂レベルの話、ロシア軍の重要拠点=スニフリフカをウクライナ軍が占領?次のページ

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コメント

    • ido
    • 2022年 10月 05日

    HRAMがなくなったな。もう足りているのか。もしくはウクライナ空軍の戦闘機が少ないのか。
    いやぁ、155mmの対戦車地雷を埋め込んだバージョンなんてあるんですね。戦車に直接ぶつけたらどうなるんでしょうね。粉々になってそうだけど。

    14
      • アクアス
      • 2022年 10月 05日

      これを発表したってことは、撤退するなら戦車は置いていけ、ってことでしょうね。

      2
      • ナイトアウル
      • 2022年 10月 05日

       ぶつけるって意味がわからないが、上空からばら撒いた時に当たるって話なら効果は期待出来ない筈。そもそも舗装された道に使うなって代物なんだし。

    • 航空太郎
    • 2022年 10月 05日

    ロシア軍が戦線整理……にしては異様に速いペースで後退しているので、かなり下がった地点に防衛線を敷いて、泥濘期は火砲を打ち合う事態となると思う。それに見合った良い支援パッケージだ。

    ウクライナ軍はこれまで通り、司令部や物資集積地をHIMARSで潰し、エクスカリバー砲弾で敵火砲を潰し、残った歩兵は通常火砲で挽肉に変えていけば、ロシア軍は成すすべなく摺り潰されていくと思う。使ってる技術、戦術が70年くらい違っててて、ロシア側は将の采配とかのレベルじゃなく、誰がやっても打つ手なしじゃないだろうか。

    気になるのは、そもそもロシア軍は厳冬期を超えられるのか? というところ。
    物資集積地を潰され、厳冬期に耐えうる装備も乏しい状況では、戦死よりも凍死、病死の方が多くなりそうだ。

    59
      • 月虹
      • 2022年 10月 05日

      ロシア正規兵でさえ野営用の装備が不足しているので十分な装備を持たない動員兵では凍傷者や死者が続出するでしょうね。ただ気になるのはロシア軍が暖を取る為に占領した村の家々に強盗に入ること。

      ロシア軍は占領した町にホテルなど宿泊設備があればそこを占拠して司令部・宿舎代わりに使用していることが戦争初期から知られていました。宿泊施設のない村などでは家々に押し入ってそこを司令部・宿舎として女性には食事の準備や戦闘服の洗濯を命じ、男性には塹壕掘りを命じたり「敵方のスパイ」として取り調べ・拷問をするなど非道な行為をしているので占領地の住民の方々が心配ですね。

      65
      • けい2020
      • 2022年 10月 05日

      ロシア軍が防衛ライン構築に必要なもの
      ・指揮系統
      ・通信網・通信機器
      ・まともに機能する兵站補給網
      ・防衛ライン構築に必要な資材・機材
      ・現代の軍事指揮ができる指揮官・士官
      ・まともな訓練をされた兵士
      ・体系整理された武器兵器
      ・攻撃対策された前線備蓄

      これらが改善できてれば、ロシア軍の防衛線戦闘皆無なんて事にはならない気がします
      揃えるのに制裁受けて無くても最低限ですらヶ月は必要で、
      制裁を受けてる現状では半永久的に構築できないかもしれません

      3
        • おわふ
        • 2022年 10月 06日

        何一つ間に合わないと思います。

        6
      • ナイトアウル
      • 2022年 10月 06日

       冬になればロシア側に有利な状況も生まれないかとも思うが、今のロシアが先の事をどのように考えて行動しているんだろうな。ここまで来ると地上部隊よりは航空兵力によるロングレンジ攻撃に重点置いた方が良いように思えてくる。
       思考実験としてどこかの時点でロシアが上手く挽回出来て一度解放された所を再度占領するような状態になった時、ウクライナはそれを見捨てる事が出来るだろうか。勢いに任せて解放してそれが維持出来るなら問題無いがそれが出来なかった場合どのような事が起きるのかってのも気になる。

    • 伸縮性のあるボクサー型のスパッツに近い装甲車
    • 2022年 10月 05日

    そういえば今日の深夜北朝鮮の弾道ミサイルに対抗して米韓合同で日本海にHIMARSの発射演習やってたみたいすね
    一緒に撃った玄武2弾道ミサイルが飛行場に落ちて偉いことになってたけど

    公式発表だと死傷者なくてよかった、生きててよかったーって思うわけ
    絶対ないけど北朝鮮の攻撃でなくてよかった

    9
      • 無無
      • 2022年 10月 05日

      絶対無いならば対抗演習など要らない
      北朝鮮は、事故や失敗でミサイルが落下してもそれを認めないだろうから不測の事態につながる

      5
    • リポビタン少佐
    • 2022年 10月 05日

    アメリカの補給量圧倒的だな
    やはり戦争はアメリカ様を味方につけたところが勝つんだ

    57
      • モンパ
      • 2022年 10月 05日

      そうですね。
      ウクライナに対してロシアの方が物量で優ってるという方がいらっしゃいますが、
      ウクライナ(+アメリカ、NATO)対ロシアとなると、ウクライナ断然優勢。

      ロシア断然のはずの機動戦でウクライナが圧倒しているし。
      ロシアは物量信じてこれまで無駄遣いし、兵器、弾薬の不足に陥っている。
      (HIMARSももちろんありますが)

      30
    • ショー・ザ・フラッグ
    • 2022年 10月 05日

    各国に引き換え、うちの国と来たらこの期に及んで未だに弾の1発も支援しないっていう
    かつて部品の輸出でやったように、アメリカを迂回すれば法の穴はくぐれるんだから
    形勢が完全に決まる前に形だけでもやらなきゃ手遅れになる
    国際社会では兵か武器の支援以外はほぼ評価されず、自己満足に終わるって湾岸戦争で学習しただろうに

    20
      • ido
      • 2022年 10月 05日

      日本は日本で対中国、北朝鮮のために装備は残しておかなくちゃいけないんですよ。極東の防衛は韓国と日本と米国にかかってますが、アメリカはウクライナ支援で手一杯なので日本と韓国で抑えるしかないんです。そうなればウクライナに提供する装備はあっても残しておかないといけないですよ。

      53
        • 戦略眼
        • 2022年 10月 05日

        廃棄予定のFH-70やM270があるんだけどね。

        8
          • ido
          • 2022年 10月 05日

          高速滑空弾できるまでは退役できませんよ。一応そろそろblock1は完成予定ですがね、block2(性能向上型)はもう少し後の配備。ま、防衛装備品はギリギリまで残しといて損ないですよ。

          26
      • 774rr
      • 2022年 10月 05日

      日本は戦争が終わった後で復興支援を頑張るから😤

      9
        • 勝也
        • 2022年 10月 05日

        戦争が終わった後で甘い汁だけ吸いに来やがったって関係各国に思われないといいですね

        13
          • ido
          • 2022年 10月 05日

          それなんだよなぁ。日本にできることといえばPTSD患者の治療や、戦後のライフライン、被害を受けた建物などの瓦礫の撤去、復興くらいしかなさそうですね。そこで頑張ってウクライナに貢献できたらいいが。

          17
          • 匿名
          • 2022年 10月 05日

          日本も資金援助しているし印象操作も甚だしいわ。
          甘い汁ってなんだよ具体的に言ってみなさいよ?

          26
          • 杞憂だと思います
          • 2022年 10月 05日

          ロシア優勢の開戦当初、ウクライナが最も辛かった時期に、日本はウクライナ支援とロシアへの経済制裁を実施していますから、そこは大丈夫だと思いますよ。
          防衛装備(防弾チョッキ)の支援も、日本では異例の事と海外でも報道されていましたし、ウクライナ優勢になった途端に良い顔するのとは明確に違います。

          45
          • くらうん
          • 2022年 10月 06日

          それに該当しそうなのは中国でしょう。

        • We
        • 2022年 10月 05日

        岸田さんには、武器支援は縛りがあるから出来ないが復興支援は全面的に日本に任せろ!ってぐらいは言ってほしいよね。

        1
      • 霞ヶ浦
      • 2022年 10月 05日

      別にそれでいいんじゃない?
      こっちにはこっちのスタンスってもんがあるし極論支援打ち切ったとしても別にかまわん

      8
        • 774rr
        • 2022年 10月 05日

        日本が中国と戦争になった際に外国からそんな事言われたら泣いちゃうんだけど

        33
          • tofu
          • 2022年 10月 05日

          やけん国際社会(≒法の力を信奉する国々)と協調していきましょうねー
          という話なんですよね

          ウクライナを支援し、ロシアの無法を糾弾するのは将来の日本を助けているに等しいっていう

          29
      • tofu
      • 2022年 10月 05日

      ゼレンスキーが国会で演説した時にわざわざ
      「日本には軍事支援とか期待しとらん。その代わり戦後ヨロ」って言ってたじゃないですか

      45
      • zerotester
      • 2022年 10月 05日

      現地では核攻撃の可能性はやはりかなり話題になるらしく、日本が提供したヨウ素剤が配られていて、それがお守りになってるそうですよ。あと日本の防弾チョッキは使われています。

      非殺傷兵器ならよいはずなので、銃を取り外した兵員輸送車など送れたらいいなと。オーストラリアが送ったブッシュマスターは現地の兵から感謝されていました。

      20
        • tofu
        • 2022年 10月 05日

        ハイラックスを政府が買い上げて送ればワンチャン?

        • no
        • 2022年 10月 05日

        ヨウ素は、日本では希な輸出できる資源ですからね。チリと日本で、産出量の9割以上を産出しているとのことですから。
        リンク
        ロシアが、ヨウ素剤を集めているニュースが有りましたが、日本でも扱っている会社の株価も乱高下しました。この辺の経済制裁はしているのでしょうか。
        リンク

        2
          • zerotester
          • 2022年 10月 06日

          震災のときにかなり備蓄していただろうしな、と思っていましたが、産出も多いのですね。

          1
        • 匿名
        • 2022年 10月 05日

        防弾チョッキの次がヨウ素剤って変なとこで抜かりがないなw

        1
    • 匿名
    • 2022年 10月 05日

    ロシアは息切れして骨董品を出してきてるのにウクライナには淡々と供給され続けるという
    今後もロシアは資源と原発とナチズムで世界のヘイトを稼いでくれそう
    支援も気になるけどロシアの次の発掘品パッケージも気になるわ

    37
      • zerotester
      • 2022年 10月 05日

      ウクライナが鹵獲した戦車にT62が増えてきましたね。特にヘルソン方面。骨董品を持ち出すしかない状態のようです。

      21
    • Vahagn
    • 2022年 10月 05日

    ウクライナ軍に押し切られての戦線崩壊なのか、ロシアが手仕舞いに向けた新「国境」への戦略的撤退なのか、あるいはその両方で駆け引きをしてるのだろうけど。
    ロシアにも譲れない一線というのがあって、せめて痛み分け・引き分けには持ち込みたいでしょう。そろそろ現実的な落としどころも考える必要があります。

    新しい「国境」が確定する前に、ウクライナ軍は駆け込みで攻勢をかけて可能な限り領土を取り返しますが、ロシアは近いうちに可能な限りの占領地を恒久的に維持・防衛するために核兵器を前線配備することでしょう。
    そうして結局、ロシアは大きな犠牲を払いながらも(4州か3州か2州になるかわかりませんが)大ロシアの回収に成功したとして面子を保て、ウクライナも苦難に耐えて侵略を撃退したとしてある程度の面目を保てる。
    戦争状況が終われば念願のNATOにも加盟でき、そこが新しい鉄のカーテンになる……こんな予想をしています。

    2
      • 黒丸
      • 2022年 10月 05日

      前線に核兵器放置して退却する可能性があるので
      本当のロシア国内からは出さないかと。

      18
      • 2022年 10月 05日

      >大ロシアの回収に成功したとして面子を保て
      こんなのアメリカ西欧諸国がのぞまんだろう。
      盗人に譲れない一線て意味がわからん。
      ウクライナはまだ順調で妥協する気はさらさら無い。

      >近いうちに…核兵器を前線配備する
      こんなことしたらウクライナに鹵獲されるじゃん。
      もしくはハイマースで無料化される。
      1日30km突破される現状で前線に置いて良いものとは思えない。

      43
      • 2022年 10月 05日

      ロシアの国益で考えるならクリミア半島を本国と連結する為、かつアゾフ海の内海化を可能とするドニエブル川以南からLNR間の占領地区だけは絶対確保したいところ
      ドネツク方面は戦前に近いところまで前線を後退させても、併合宣言してる事を根拠に将来再侵攻が可能だから最悪許せる
      LNRもDNRも年単位で防衛拠点整備してるだろうから攻略は簡単でないので、ウクライナもドニエブル川以南を占領している限り大規模攻勢は無い

      ロシアの許容限界はこの辺ではないかな?
      無論ウクライナはそれを阻止するように動くからそれをロシアは凌げるかがポイントになりそうだ

      1
        • xyz
        • 2022年 10月 05日

        それじゃあ宇軍にとっては単なるやられ損で終わるだけじゃん。
        最低でも似非ルガンスク・ドニエストルの何がしは取り戻した上で、クリミアは妥協案で手仕舞いってとこかな。
        ※決して無条件で露助に渡す訳ではい。

        16
          • xyz
          • 2022年 10月 05日

          訂正
          ✕ドニエストル
          ○ドネツク
          ドンバスとかもあるし紛らわしいよ・・。

          3
          • 2022年 10月 05日

          ロシア目線で見た場合の事を書いてるのだからウクライナがやられ損なのは当たり前では…。

          1
            • バーナーキング
            • 2022年 10月 05日

            つまりロシア目線の「落とし所」はウクライナ的にも西側的にも全然「落とし所」にならない、と。
            とゆーかウクライナは既に「プーチンとの落とし所なんぞ探す気もない」とキッパリはっきり言っちゃってるんで考えるだけ無駄だけどね。

            12
              • 2022年 10月 05日

              「彼を知り己を知れば百戦殆からず」の諺があるだろう
              敵に打ち勝つには敵をよく知る事が肝要であり敵を理解する事を放棄するのは良いこととは思えない

              実際英米のインテリジェンスが優秀なのはロシア人以上にロシア人を理解しているからこそ出来る芸当だろう

              それと急にプーチンが失脚しても交戦中のロシアは存続し続けるからね
              プーチンとロシアは別に考えなきゃ

              4
    • zerotester
    • 2022年 10月 05日

    砲撃数をカウントしている人によれば、7月はロシアのほうが5倍から10倍多かったのに、9月はせいぜい2倍でウクライナが上回る日さえあったようです。西側から提供された砲はGPS誘導ではるかに効率が良いので、もはや砲撃ではウクライナか優位だと言えるし、今回の支援でさらに差が広がるでしょう。

    また、最近の占領地からの急速な撤退で、ロシアは備蓄していた弾薬をかなり失ったはずです。逆にウクライナは増えるという。弾切れだったロシア規格の152mm砲も再び活躍してると言ってました。

    43
      • kitty
      • 2022年 10月 05日

      >弾切れだったロシア規格の152mm砲も再び活躍

      拾った弾薬で撃ち返す。(非誘導なので)行く先もわからぬまま~♪

      14
        • zerotester
        • 2022年 10月 06日

        盗んだわけじゃないのでお返ししてるんですよ、しかも航空便で

        2
    • mun
    • 2022年 10月 05日

    敗北する側への支援は無駄になるだけでなく
    敗北した側についていたという事実が戦後外交上でも不利に働きます
    勝った側から冷遇されるでしょうしね

    そういった観点からすると
    均衡が破られ、ウクライナ軍有利に傾き始めましたので
    ウクライナへの支援もさらに増えると予想します

    ロシアの国力を削ぐだけでよいと考えていた国も
    ウクライナを完全に勝たせてしまおう
    という方針に転換するかも知れません

    30
      • 無無
      • 2022年 10月 05日

      ルカシェンコがロシア支援を認めつつ、微妙な内容を語ってますね、参加はしてるが派兵も越境もしていない的な
      結末を読みながら戦後の立ち位置を探っているように聞こえる

      10
      • 匿名
      • 2022年 10月 06日

      イラン・北朝鮮にとっては「今更」でしょうが、印中辺りは暫くは慎重にロシアと接し続けるでしょうね

      戦後のイニシアチブを見据え、どこかの時点でウクライナ(と西側諸国)の一人勝ちにならない様にバランス取ってくるとは思いますが

    • 無題
    • 2022年 10月 05日

    やはり米帝の物量は全てを解決する

    14
      • 航空太郎
      • 2022年 10月 05日

      米帝って国力的にはEU+英を凌ぐ国の集合体なのに、EUより合衆国として纏まってますからね。

      あと、米帝って量だけでなく、質、供給ペース、現代では情報まで揃っているところが凄い。
      アキレス腱は、国内世論。でも米軍が正面にでなければ、多分、国内世論も大丈夫。

      24
    • 似非市民
    • 2022年 10月 05日

     戦は数やで、兄貴‼︎を淡々と実行する米国の恐ろしさが見えてるんやけど、このまま続けていたら台湾有事用の武器弾薬はどうなるんかいな?って心配にはなってくるわな。
     

    4
      • 航空太郎
      • 2022年 10月 05日

      台湾有事で活躍するのは、対艦ミサイル、対空ミサイル、巡航ミサイル、魚雷と、地上戦メインのウクライナでの戦いとは、ジャンルが違うので多分、大丈夫じゃないかと。

      台湾って西側は海岸線が険しくて上陸に向かず、東から上陸するしかないけど、それって太平洋方面の潜水艦部隊や、空母機動部隊から叩きやすいですから。

      ウクライナ戦と違って、上陸には船を使わざるを得ず、どれだけ大軍を擁してても、船を沈められば、空軍(+空挺部隊)だけじゃ、台湾を落とすことはできません。

      24
    • mun
    • 2022年 10月 05日

    アメリカは中国とも対峙しなければならない
    というのも確かだとは思いますが

    今回のウクライナ戦争で
    ウクライナが勝ちすぎないようかなり手加減をして
    西側武器の供与を行っているにもかかわらず
    ロシアは劣勢に立たされています

    そこから類推して
    米軍が最新の兵器をフル活用して戦う場合
    非常に強力な戦力を持つことを改めて実感します
    中国もそこは実感しているのではないでしょうか
    もしも、台湾を獲りに行ったとしても、現時点では勝ち目無しでしょう

    7
    • nojigoo
    • 2022年 10月 05日

    高機動ロケット砲と最新とは言えない戦車戦闘車の供与で詰んでしまうロシア軍を見ると、NATOがガチで行ったら秒でモスクワ陥落じゃないですか、まぁ、その前に死の手とやら発動でしょうが。それもちゃんと動けばの話ですが。

    9
    • 慕華館
    • 2022年 10月 05日

    物品管理がしっかりしているアメリカ軍。
    軍服が倉庫から消えていたり、錆びだらけAKを支給するロシア軍。
    プーチン曰く「惰弱な西側世界より、ロシアは規律と秩序が保たれている」とは一体(-_-;)

    11
    • サファルル
    • 2022年 10月 05日

    フランスのカエサル8×8はハルキウ攻勢直後にウクライナ政府の人が「フランスからも追加支援の約束を交わし今は明かせないがその内容に満足している」と言っていたやつですかね
    10月に入っても詳しい発表がなかったので内容の公表はしないのかと思っていましたが、ここにきての公表は冬が来ても欧州はウクライナを支援し続けるという意思表示になりますね

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