ウクライナとロシアが合意した「エネルギーインフラ攻撃停止期間」が終了を迎え、米国のルビオ国務長官は「停戦が可能かどうか数日以内に判断する」「なぜなら他にも優先すべきことがあるからだ」と述べ、進展が見られなければ停戦の取り組みを放棄する可能性を示唆した。
参考:US will abandon Ukraine peace efforts if no progress made soon, Rubio says
参考:Russia calls Ukraine ceasefire ‘unrealistic’ despite Trump’s peace efforts
ロシア側から数日以内に「前向きなシグナル」が登場することはないだろう
トランプ大統領はイタリアのメローニ首相と会談後「ロシアは停戦の準備が整っているのかどうか」「必要ならロシア制裁を強化するのかどうか」「これをどの時点で判断するのか」と記者に質問され、今週中にロシア側の回答が得られるとの見方を示し「どうなるか見てみよう」と、ルビオ国務長官も18日「我々はウクライナとロシアの戦争を止める取り組むを何週間も何ヶ月も続けるつもりはない」「停戦が数週間以内に実現可能かどうかを数日以内に判断する必要がある」「なぜなら米国には他にも優先すべきことがあるからだ」と述べ、停戦交渉に進展が見られなければ取り組みを放棄する可能性を示唆した。

出典:Минобороны России
プーチン大統領は先月18日に「エネルギーインフラに対する攻撃を30日間停止する」とトランプ大統領に約束し、ウクライナとロシアは部分的な停戦で合意したが、案の定「合意が守られていない」「相手がエネルギーインフラを攻撃した」「自分たちは合意を遵守している」という非難合戦に発展し、特にスジャのガス測定施設が破壊された件について「相手の仕業」と双方が主張しているものの、これを裏付ける明確な証拠は一切なく、どちら側にも「相手がガス測定施設を破壊した」と見せかけることで得られる政治的利益がある。
ロシア側は17日に期限切れを迎えた「エネルギーインフラに対する攻撃停止」について態度を保留し、ネベンジャ国連大使も17日「我々はエネルギーインフラに対する限定的な停戦を試みたが、それをウクライナ側が遵守しなかった。現状で完全な停戦について協議するのは非現実的だ」と述べているため、ロシア側から数日以内に「前向きなシグナル」が登場することはないだろう。

出典:The White House
因みにルビオ国務長官が言及した優先すべきこととは「北極圏での国益確保」「パナマ運河の自由航行権確保」「インド太平洋地域へのリソース集中」だと思われ、選挙公約にも等しかった「戦争を止める」という政治的課題についても「その意思が見られなかった」という理由で手仕舞いにし、被る政治的ダメージを最小限にしたいのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:МИД России
第一次トランプ政権の北朝鮮問題も特に何も進まなかったから…。
(最近は逆に核保有を認めるかのような発言すらある)
まぁまぁある話だけど残念なオチだ。
それは韓国の文前大統領の仲介が却って致命傷になったという中々すごい状況がありましたから
あんなのがあれば流石に進展させるのは難しいでしょう…
(北なんて、国内に宣伝しまくって鳴り物入りで向かってしまったので、韓国のせいであんな結果になったのに、責任問題が発生して粛清の嵐が吹き荒れましたし…)
停戦が進まないのは、皆様予想されていましたが残念ですね。
米国が手を引いていくという事は、ウクライナ欧州派遣軍の話しも頓挫するということになります。
(中間選挙・アメリカ大統領選挙のある)2.3年先くらいまで、ウクライナ戦争が続くと仮定して、消耗戦に耐えられるのか気になるところですね。
日本の雇用にも100万人単位で影響がでるわけですが、関税戦争も数十か国が着地点も探りに行列を作っていますから、外交リソースそちらに振らざるを得ないでしょうね。
トヨタ自動車だけでも、豊田会長が国内300万台を維持できなければ生産を移していく事を繰り返しているわけですが、米国輸出分が達成の為に極めて重要な役割を果たしています。
山本一太群馬県知事も、スバルが北米への輸出依存のため、頭を抱えていますね。
追記です。
関税交渉ですが、法律事務所に無償支援で手打ちしながら、手駒を揃えましたね。
(2025年3月22日 トランプ氏、法律事務所も報復の標的に 「私を攻撃」 日経新聞)
(2025年4月11日 米大統領、大手法律事務所に通商交渉での「無償」支援依頼も ロイター)
まさか本当に投げ出すとは。いやまだ確定はしてませんけど。
個人的には、型破りなやり方で案外なんとか停戦させるかと期待してましたが、
残念ながら、予想は外れそうです。
本当に、残念ですよね。
アメリカ大統領ともなれば、トップリーダーとして仕事が多すぎますから、仕方ないのかもしれませんね。
ウクライナ戦争は、もう圧倒的な世界のトップマターでなくなったので、4年間も経てばすっかり景色が変わったのだなと。
日本も、関税戦争の方が100万人単位の雇用に関わるリスクがありますから、話題の中心がそちらになっているのを感じます。
> アメリカ大統領ともなれば、トップリーダーとして仕事が多すぎますから、仕方ないのかもしれませんね。
ウ-ロ停戦仲介のプライオリティが下がったのではなく、見切られつつあるんじゃないかと
改めて振り返るとウクライナ-ロシアの争いは西側とロシアの代理戦争
(西側の主体はアメリカ……「だった」)
もともとロシアの勢力圏だったウクライナへ西側が乗り込んでいった形
本邦で例えればアメリカの浮沈空母として機能していた戦後日本に、C国ポチの政権が立ち「日米安保破棄! あらゆる手段で米軍を追い出す!!」とか言い出したようなもん
常識的に考えて、こんな話が通るわけ(以下略
だからロシアにとっての問題の核心はウクライナの中立化であって、領土や資源ではない
この点で現在負けてる側が一歩も譲らないから、話が何も進まない……
というか、報道を見る限りEUのいくつかの国が蠢動して和平を積極的に妨害さえしている
ウへ派兵するとか言ってみたり(お前ら中立じゃねーだろ、頭わいてるのか?)
戦争に反対する政治家を叩き潰したりと忙しい国々
そんなこんなで、言葉は濁しつつもトランプはアメリカの支援を完全に終了させることまで示唆した
要するにトランプの考えは「もうロシアに勝たせて、戦後のロシアとディールしよう」に傾きつつあるのだと思う
トランプ政権に与えられた時間は無限ではないので、これは論理的に当然の帰結
まさに仰る通りです。
戦争4年目となれば、時間が経ちすぎて、なんだか色々と剝げ落ちてきているなと感じています。
アメリカは、ウクライナに核心的な利益が何一つなく、文化・歴史・宗教面で深い繋がりもないんですよね。
情報提供の打ち切りも、完全終了は含むでしょうから、ウクライナ軍プランB(アメリカ情報打ち切り)想定すべきですが何も聞こえてこず…
20日から、どうなるのか注意深く見ていきたいなと感じています。
ウクライナ欧州派遣軍は停戦後の話でしたから、停戦が無くなるならそりゃ無くなるでしょうね。
しかしウクライナは最早今の領土すら維持出来ないと言われるほどの人口なんで、これ以上継戦したら人的資源持たない気がするんですよね。二十代と十代の人口少ないし、この惨状だと十代も徴兵可能年齢になる前に国外に逃げそうというか。
というか関税の件でウクライナは影薄くて忘れ去られてるとこもある気もしますし。
とりあえずアメリカは消費税が輸出補助金的な性質あるからか、日本に関税か消費税を無くすか下げろと要求してるのがどうなるか気になるとこですかね。
消費税が輸出補助金の側面あると言っても、
仕入れに掛かってた消費税分の還付、との筋立てなのですけどね。
日本の消費税は多段階賦課方式。
そして消費税の二重取りを避けるため、
仕入れに掛かっていた消費税分は控除枠になり、残り(の消費税分)を納税する形態に。
一方、輸出品は免税扱い。
しかし、上記の控除枠の『仕入れに掛かってた消費税分』だけ原価を押し上げているので、
『仕入れに掛かってた消費税分』を別途還付する事で相殺(商品全体を免税化)
といった趣旨で行われていたかと思います。 >輸出還付金
消費税無くせと外圧掛けるのはいいけど、
一方で、防衛費増額と増税要素の外圧も掛けて来ているし、
(足りない税収を補うために)米国債売却のカードをちらつかせて欲しい、と先日の米国債を巡るドタバタを見てちょっと思いました。
米国債売却は、日本にメリットになりにくいのが難しいんですよね。
大口債務者(アメリカ)は、借りる金額が大きくなりすぎると力が強くなるというのに加えて、大口投資家(日本)が売却すると相場が崩れて自分が損をするからです。
金(Gold)を持っている人は暴騰の恩恵を受けていますが、日本の外貨準備は金(Gold)が極めて少ない事に特徴があって、なかなか歩が悪いんですよね。
ヨーロッパ外貨準備は、金(Gold)を多く組み込んでいて、彼らが強気に出れる大きな理由の一つになっています。
米国債云々は、橋本龍太郎が首相だった頃に述べた下記セリフ、
特に最後とその一つ前の文章に共感覚える部分があったので、連想から記した次第です。
「ここに連邦準備理事会やニューヨーク連銀の関係者はいないでしょうね。実は、何回か、財務省証券を大幅に売りたいという誘惑に駆られたことがある。ミッキー・カンター(元米通商代表部=USTR=代表)とやりあった時や、米国のみなさんが国際基軸通貨としての価値にあまり関心がなかった時だ。
(米国債保有は)たしかに資金の面では得な選択ではない。むしろ、証券を売却し、金による外貨準備をする選択肢もあった。しかし、仮に日本政府が一度に放出したら米国経済への影響は大きなものにならないか。
財務省証券で外貨を準備している国がいくつもある。それらの国々が、相対的にドルが下落しても保有し続けているので、米国経済は支えられている部分があった。これが意外に認識されていない。
我々が財務省証券を売って金に切り替える誘惑に負けないよう、アメリカからも為替の安定を保つための協力をしていただきたい」
まさに仰る通りです。
日本の絶大なる貢献を、トランプ大統領は理解したうえで、適当な落し所でさっさと妥結して欲しいですね。
10代20代の徴兵は、アメリカだけが求めているように見えますが、欧州の国も求めていましたがどうするんでしょうかね?
大阪万博に、ゼレンスキー大統領が来ようとしているようですが集客効果もうないですし、警備面倒くさくなるだけで万が一があるとややこしいなと。
日本人は熱しやすく冷めやすいので仰る感じですから、無心目的のアピールしたいのかなあと、一般日本人にメリットないのでわざわざ来ないで欲しいなと感じています。
落としどころの税金どうなるのか気になりますね。
農水官僚、平成冷夏のタイ米輸入のようなやる気ないですから、食料関税引き下げは支持されるだろうなと。
後はイスラエルの意向でイランですかね>アメリカの優先課題
鉱物資源関連の条約が締結できれば、すぐには手を引かず軍事援助を続けるのだろうけど、採算が取れそうな鉱脈が見つからなければ即撤退あとはEUに任せた!
なんだろうね。
今の戦況でさえ一番旨味のある資源地帯は殆どロシアの支配下だし、アメリカはこのまま原野商法のカモにされるオチ?
原野商法にならない土地は既にイギリスが締結済みですので
アメリカの支援も停戦仲介もなくなったらウクライナはいよいよ滅亡の危機ではないかと思います。
元からウクライナは戦争をやめる気がありませんでしたがアメリカの支援が前提でしたし計算が狂ったのでは。
この件については、私も現実主義者さんと同じ心配をしています。
つまり、アメリカが停戦から手を引くということは、トランプ政権はウクライナ支援から手を引くということになるのか、ならないのかと。
ウクライナとロシアは最後まで殺し合え、どうなってもアメリカは関与しないといいうことになるのか?
それともウクライナ支援を続けるのかウクライナ支援に積極的になるということなのか?
そこが問題だと思います。
もしくは、いよいよもってイギリス・フランスがドイツくんを無理やり巻き込んで第三次世界大戦へ突入か…ですかね
どうなることやら
滅亡詐欺ですね
ロシアにウクライナを滅亡させるほどの力なんかあるわけないでしょう
ウクライナという国をズタズタにする力はあるんだよな…。というかズタズタにしてるけど…
結局放り出すんかい。当初は24時間で終わらすだの100日だか半年で停戦させるだの豪語していたのが懐かしいですね(棒)
人は損得で動くと言うビジネスマンとしての思い込み(思い上がりかも)で、豪語していただけですから。
トランプは、権威主義の統治者にとっては、国家としての損得以前に自身の権威の方が優先されるという、単純な事実を理解していなかっただけ。
今更ながらその事実を認識したわけで、得られるもの(ウクライナの鉱物)という実利を得た以上、多少強引な言い訳でも、建前に拘泥する理由は微塵も無いという事でしょうね。
結局デカい口叩いて引っ掻き回した挙げ句に放り出しただけじゃない?熱烈な支持者だか信者さんたち以外から見たら。
最初から言ってるんだが
ウクライナNATO加盟を伴う停戦→ロシアが受け入れない
ただの停戦→ロシアが再侵攻する為の準備期間
にしかならない以上交渉する事自体が癌
こんな事も分からず3ヶ月を無駄にした罪は重い
ロシア「ミンスク合意もイドリブの停戦も破られた話聞きたい?」
破ったのがロシアである事は明白
ロシアと交渉するという事はこういう世迷言を世界にアピールする場を提供する事であり、停戦自体の有害性と並ぶ癌
良いコメントだ ありがとうね
ミンスク合意(第2次)やイスタンブール合意を破ったのはロシアの方であることが明白というのは、何か根拠みたいなことがあるのでしょうか?
もし、あるならしっかり知って、今後もそのことを参考にして考えていきたいと思います。
ブッシュがウクライナのNATO加盟を推した、アメリカの戦争ケインジアンが事の発端ですよ
ブッシュの後にウクライナを操ってロシアに噛みつかせようとしたのがバイデンです
息をするように陰謀論を吐くのはやめたほうがいいですよ
ここよりもTwitterかヤフコメの方が話の合う人が多いと思いますよ?煽り抜きで。
トランプはNATO入れない発言したりロシアに歩み寄ったことは多少は記憶されてもいいと思う
結局はロシアに停戦の意志がない
どうなのでしょうね。
一期目の北朝鮮に次いで二期目でも黒星、となるのかな?。
今後、状況に変化が無ければ、ロシアへの締付けは継続され、
欧州とウクライナはロシア凍結資産運用益から資金供給を続け、
欧州各国の軍事予算の一部はウクライナへの武器支援に回されるのかな?。
そして、各国軍事支出の合計は、トランプ大統領の言う、対GDP比3%を超えることになる?。
米国製兵器で絶対必要(代替不可能)な物は、PAC2/3と(いずれ)SM3/6では?、と思います。
そのあたりはどうするのかな?。
素人などは、ロシア凍結資産を使い、バイデン政権時代の米国援助を一度精算しては?、などと思います。
ロシアの凍結資産を本気で流用したら、ただでさえ売り圧力で一時ヤバい事になった米国債がまた売られまくるリスクがあるので、少なくともアメリカやらんでしょ
やるとすればイギリス
停戦を諦めるとなると
バイデン以上に支援するのか、手を引くのか、のどちらかかな
EUが代わりにやる気だから後者かねぇ
アメリカ抜きでは必敗なのは論を待たないだろうし
EUもぐだぐだで尻すぼみすると思う(もうその傾向が見て取れる)
「トランプが本当に平和を望むならアメリカは完全にウクライナから手を引くべき」という意見は小さいながらも米報道にあったが、まさか本当にそうなりそうとはなぁ
まあカメラの前でトランプと喧嘩する時点で、どんな判断をしてもおかしくない政府ではあるのだが
そのEUも早いところこの紛争から手を引きたいだろうしアメリカ抜きでどこまでやってくれるか分からんよね…。
停戦の公約が出来なかったとしてもトランプにはダメージはあまりない。
アメリカ国民にはほぼ関心がないことであるから
これは完全に手を引くんだろうな。アメリカからすればこれまでのたかり分を取り返して、これからの軍事支援をストップできればそれで良い。
おそらく今後は完全に我関せずの態度を取り、軍事支援は全面停止、ロシアへの経済制裁も米国の自爆になる部分は解除して安価に資源を輸入できるようにして、あとはヨーロッパとウクライナだけで何とかやってくれ、って感じになるんでしょう。
本当に世界の警察辞めたんだな
警察は警察でも、悪徳警官で犯罪者でしたから(西部劇とかで出てくるワルの保安官そのもの)、もっと早くクビにするべきでしたが、自然環境も世界平和も不可逆的に○されてしまいました。
まだ結論とかが何も出ていない状況でアレコレいうのは間違いの元ですから。
とりあえずは待ちで様子見以上の事は出来ないですし、外野が幾ら騒いでもどうなるモノでも無し。
しかし、仮にアメリカが全面的にウクライナと関わるのを止めるとすると、ドミノ倒し的にヨーロッパが耐えきれずに倒れ続ける事になるのは明白でしょうねぇ。
なんかマスコミ報道がミスリード的な事をしているのでネットでは期待混じりの勘違いしている人が多いようですが、鉱物資源によるアメリカのウクライナに対するディールは、継戦援助では無くあくまで「戦後」のものに過ぎません。
トランプの目的はアメリカのリソースをこれ以上ウクライナに使わないこと
停戦でも停戦努力はしたが双方に止める気がないなら無意味なのでEUに放り投げる、どちらでも目的は果たせる訳ですな
無様なアフガニスタン撤退を経験した米国海兵隊の退役中佐が、公聴会で
「アメリカは、協力者を何世代にもわたって構造的に見捨てるという、嫌な評判を作りつつある。ベトナムのモンタニャールからシリアのクルド人に至るまで、我々は人間のごみのように捨て去ってきた」
と証言していましたが、ウクライナ人がこの長いリストの最後に記録されるわけですな。
日本もそうならないといいですけど。
これ以上でも以下でもないので、この判断にアメリカの威信が傷ついただのトランプの支持が揺らぐ(関税の方は揺らぐかもだが)などの政治的な意味付けをしても仕方が無いと思っています
トランプ支持者からしたらバイデンとゼレンスキーが始めた戦争なので、イチ他人の善意として話だけは提案してダメなら仕方が無いで関せずでコンセンサスが取れているので、その既定路線をあたかも裏切り行為みたいに言われてもトランプ支持者には全く届かないと思いますよ
批判する筋は停戦に責任を果たせと言いますが、文脈を読み解くと要は「アメリカが資金やリソースを持ち出しで、ロシアが全部損を被る形で停戦を迫れ。決裂したら明確にウクライナ側として無償で支援しろ」と言っているわけで、良い悪い以前にそれは民主党の政策なんです。
そして、民主党は破れトランプが勝ったのです。
当然ながらトランプはバイデンではないのですから、バイデンになれと批判するのは効かないんじゃないかなと思うのです。
単にウクライナからアメリカが手を引くというのをやりらたいだけだったなら「24時間で停戦させる」とか言う必要なかったのでは?
アフガニスタンみたいにもう関わりませんと宣言して手を引くだけで良かった。
アメリカ国民の停戦公約に対する関心は「税金の垂れ流しを止められるか」が重要でしょうから、停戦が成らずとも手を引けさえすれば問題ないでしょう。戦争のために物価が上がって・・・というのは忘れられつつある感がありますし、会見で喧嘩してしまったことで「停戦を蹴ったのはウクライナ」という印象もある。
資源交渉をウクライナが飲めば軍事支援倍プッシュ
飲まないならEUと勝手にやってくれって感じなのかな?
やっぱり4月20日までが事実上のタイムリミットだったみたいですね。
残念な事ですがこれは事実上の戦闘続行決定でしょう。
しかし、戦争を本気でやめさせようという動きを見せたのはトランプ政権くらいであって、他のこの件に絡む勢力はロシア・ウクライナ・EU・英国・北欧諸国などその全てが停戦に乗り気ではなかったので仕方がないです。
ただ、率直に言ってトランプ政権がやろうとした停戦そのものは「ゼレンスキー政権」についてはともかくとして「ウクライナという国家とその一般市民」についてはこれ以上よい条件の停戦機会はこの先にあるかどうか怪しいと思います。
何故かというと、次に停戦の機会やその機運が生まれるとしたら、何らかの大きな区切りが出来た時であり、そしてそれは高確率で「どこかウクライナの大きな拠点が奪還されるか占領された時」でしょうが、現状のウクライナ軍では割と小さな拠点ですら奪還は困難を極めると思うからです。勿論、一時的に局所で押し返すはこの先も見られるとは思いますが。
また、この先米国の支援は完全に無くなる可能性も低いと思いますが、バイデン政権がやった時以上の支援はまず来ないと思われます。トランプ大統領が主要な対抗目標としているのは中国ですし、それと同じくらい優先順位が高いのは明らかにイスラエルです。特に対空ミサイルについては外部に出すものについてはイスラエルが優先でしょうし。
クラシックカーディーラーズって番組を知っている、あるいは見た事があるという人は多いと思います。俺はあの番組好きなんですけどね、というか、何かをレストアするとかそういう動画が好きなのですが。
あれに出て来るマイク・ブルーワー氏が非常に良く口にする言葉を思い出します。
「いいですか? 一度しか言いません。 でも、これは悪い話では無いと思います。そしてこのような取引では最初の相手よりもよい条件を提示する相手はなかなか出て来ません。」
大体こんな様な事を言っていたのですが、ウクライナについてもそうなる可能性が高くないかなと思います。
トランプ大統領よりもよい条件を提示してくれる人や国家は現れるのでしょうか?
それは「ゼレンスキー政権」にとっても「ウクライナ」にとってもです。
上記の赤狐氏に同意。
言いたかないが、停戦交渉では
ウクライナの愚かさ、ロシアのしたたかさ
が明白になったな……
停戦、期待してたんやけどね。
放り投げるのかとも思いますが正直しょうがないよね、と思ってしまう。
ウクライナが18歳以上の徴兵をすると言えば、また変わったのでしょうけど。
政府も国民も一体になって戦った継続戦争のフィンランドも最後は……ですし。ウクライナも本気で将来挽回できる負け方を考えるべきではと思います。
あんだけ大言壮語してたのに・・・
これは流石にかっこわるいよトランプさん
アフガニスタンからみっともなく撤退したバイデンと同じくらいに恥ずかしい
仕方ないよ。ロシアもウクライナもどっちも引かないしNATO連中も停戦に協力する気がない。
今のアメリカに軍事力で無理やり停戦させる力もないからな
恥の概念がトランプは単純なんで痛痒にも感じていないですよ。
関税騒動もまともな感覚を持っていたら、あんなクラッシュのような事態は引き起こしていません。
逆に無敵の人みたいな怖さもあります。
アメリカの「口先だけは一丁前」の歴史にまた1ページ
ロシアは表面上は冷静を保ってトランプ寄りの雰囲気こそ出してるが内心は強烈に憎んでるし不信感を持ってるからな。
トランプ政権の今だってロシア軍を攻撃する為の武器弾薬供給と情報支援は止まってないのだから。
まあこれはトランプがロシアウクライナ双方に「脅し」を
かけているブラフの可能性もありますな
上で諸兄が散々書かれているように、仮に停戦交渉からアメリカが
手を引いたところで、トランプに政治的なダメージは皆無ですし、
諸国民から見ても「ああ、またいつもの鬼畜アメリカムーブだね」
で終わりです。呆れたり憤る国民が多いのは我が国くらいでしょう
もともとトランプは怨敵バイデンの利権があったウクライナなど、
「どうでもいい」どころか「憎悪」すら抱いているはずですので、
①垂れ流される軍事支援を一刻も早く止めたい(即時停戦ならバイデン
がかけ込みで決めた軍事支援も停止できる)
②停戦を成功させてアメリカの国際的権威を高める
③個人的なノーベル平和賞という勲章
④ウクライナのなけなしの資源権益の半永久的な収奪、
という打算の為だけに動いているわけですからね
トランプ政権は一次もそうだが、中身が熾烈な内部争い繰り広げてる共和党だから、ある党内派閥の政策が失敗しそうだと、別派閥が主導権奪って勝手に政策転換してくる怖さがある。よく言えば予定調和、悪く言えばエコーチェンバーの民主党とは違う。
もちろん派閥争いばかりしている組織(ロシア軍、ウクライナ軍)が、調和を尊重する組織(NATO)の迷走を尻目に現実的な施策を打ち出してるのを散々見てきた訳で、派閥争いが悪いとは少しも思わない。
ロシアから譲歩をいくら引き出した所で、ロシアからすれば現地軍が勝ってれば、少し不利なだけのただの時間稼ぎにしかならない。結局ウクライナの現地部隊がロシア軍の総力を挙げた攻撃を止めるだけ強くなるしかないし、それを実現するには2022 年来のただウクライナが野放図に要求しただけ西側が渡す方法ではなく、現地軍単位でも外交単位でも徹底的に調整が行わなければならない
ルビオ国務長官が言った=アメリカの決定と言う訳では無いと思います
若い衆に「おうおうウチの決定にケチつけんのか!?」と言わせて親分がまあまあ、ウチの若いもんがすまんなこんぐらいでどうや?と一見譲歩した様に見せかけるディールは古典的手法だからです
実際トランプ大統領自体は期限についての明言は避けているので実際に4/20がタイムリミットの可能性は低いのではと思います
ウクライナが音を上げるまでこのまま行きそうな気がして来た。東部戦線が順調なのが逆効果で
今までの支援ではロシアの圧倒的優位を崩せなかったんだし、講和となると圧倒的優位なロシアに優位な形になるのは仕方ないし、党派を超えてウクライナには参戦したくないのは確定しているのに米国ができる事なんてもうないだろ。
結局ウクライナ自身がロシアの前進を封じるしかウクライナの未来は開けない。ウクライナ軍人は大なり小なり、それを理解し始めているのに、どうしようにもない馬鹿がウクライナ政軍の長の癖に外交努力(ロシアとの交渉も人任せ、味方の西側にも高圧的、しかも試算もろくにせず要求ばかり、軍部の足でも引っ張りたいのか?)を怠るせいで、どんどんウクライナが不利な立場に追いやられてるのは残念で仕方ない。彼はウクライナをどうしたいのか?
もう西側にとっては南部反転攻勢失敗(下手すれば開戦時)〜現時点まで負け続けてる戦争だし、部外者の口先でどうにかなる段階ではないだろう。結局ロシアが何処まで進みたいか、ウクライナが何処まで必要な物を取り揃えてロシアを止めるかでしかない。
民主共和の党争の煽りでこんな至極当然な事が見えなくなっているのが一番西側には良くない。バイデンやトランプがどうにかしたらロシアが止まるなんて、結局どちらも同じで、全く根拠のない米国万能論でしかない。
停戦に失敗したとしてもアメリカがウクライナ戦争から足抜けして税金垂れ流しを止めればそれでいいんだというのがトランプの考えだと思うしアメリカ国民もそれで許すはず。どうでもいい戦争の停戦に失敗したとして何の失点でもない。
停戦仲介はむしろ足抜けの前段階だったんじゃないかな。
これがArt of dealなんですね(白目)
支援にしても、軍が本当に必要としている物でもない何の根拠もない無謀な要求を繰り返したせいで、意味のない支援に膨大な予算と取り返しの付かない時間が割かれてしまったし、交渉にしても、ロシアと直接交渉すれば済むのにわざわざ米国に委託して、米国がロシアに折れて(負けてるんだから仕方ない)中立的立場を取って交渉を始めたら、米国を攻撃しはじめる。
米国は少なくともバイデン時代は支援に、トランプ時代は交渉に最善を尽くしたんじゃないのかと。外交努力を一番怠っているのが部外者の米国でも欧州でもなく、戦争当事国とか何かの冗談としか思えないが
結局やはり止めるための実行力なしに、国民の戦意が高い戦争の停戦は無理ですね。
今回トランプが停戦できるのではと思ったのはアメリカの支援なしにウクライナは戦えないという情報からでしょうし、ウクライナがまだまだ戦うつもりというのは想定外だったのでしょう。それで本当に停戦支援やめるが良いのか?と両者に最終通達しているのかと。
まあ他でも言われてますがアメリカとしては支援を止められれば御の字で、停戦できなかったことを民主党から責められても中間選挙までに停戦できればダメージなんてほぼなく、むしろ中間選挙準備始まってから停戦したほうが得とでも思ってるんじゃないでしょうか。
今のところは牽制か観測気球でしょうね。