米国のブリンケン国務長官は「ウクライナが数週間以内に反攻作戦を計画していることを承知している。最終的に戦場での成功こそが『持続可能な平和』をもたらす交渉に辿り着く最良で最短の方法だ」と言及、力を示してこそ最良の和平が得られるという意味だ。
参考:Secretary Antony J. Blinken With Ben Hall of Fox News
数週間以内という表現は「7月上旬まで」という意味になるので、5月下旬から6月中に反攻作戦が開始される可能性が高い
Fox Newsの取材に応じたブリンケン国務長官は「米国や欧州の支援が届いているにも関わらず(ウクライナとロシアの戦いが)膠着しているのは何を意味しているのか?」という質問に「ロシアの当初目標は地図上からウクライナと国を消し去ることで、ロシアに併合することで独立国としての立場をなくすことだったが、この目論見は完全に失敗し今後も成功するはずがない」と指摘。
さらにブリンケン国務長官は「ウクライナが数週間以内に反攻作戦を計画していることを承知しているので、これが何をもたらすのか見てみよう。最終的に戦場での成功こそが『持続可能な平和』をもたらす交渉に辿り着く最良で最短の方法だ」と付け加え、テーブルに付く前に「力」を示すことこそがロシアとの交渉を有利にすると示唆した。
ウクライナのプリスタイコ駐英大使も現地メディアの取材に「我々が特定の反攻作戦のため要求した装備の98%を受け取ったが、ウクライナでは泥の時期が終わっていないため重装備を動かす条件が整っていない」と述べ、ロシア軍との戦いの行方について質問されると「だからこそ我々は画期的な攻勢を始めようとしている。この攻勢が始まれば過酷の戦いに大きな変化をもたらすことになるだろう」と答え、天候が回復すれば待望の攻勢が開始されるという見方を披露している。
数週間以内という表現は「7月上旬まで」という意味になるので、これまでの情報を総合すると5月下旬から6月中に反攻作戦が開始される可能性が高く、もう暫くウクライナ軍はロシア軍の攻撃に耐える必要があるのだろう。
因みにアウディーイウカでは長らく両軍が争っていたカムヤンカを「ロシア軍が支配した」と報告されているが、まだ視覚的な証拠は登場していない。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
大っぴらに言うってことはロシア側もある程度攻勢を把握してるって前提なのかね?
バハムートがそれまで持ってほしい(小並感)
こないた10ブロックほどロシア軍を押し返したらしいので少し期待してなくはない(弱気)
あんまし関係ないけどこないだの国連総会の決議で、文中でロシアの軍事行動を「侵略」とする条文に親露の中国やブラジルだけじゃなく子分のカザフスタンやアルメニアまで賛成票いれてましたねぇ…(反対票は北朝鮮、ベラルーシ・シリア等計5カ国のみ)
棄権することだって出来るのに おっ、ロシア友好国のみなさんどうしました?(煽り)
もうロシア自身も侵略であることを隠そうとしてないですからね
ロシア大使館曰く
「ウクライナの土地の歴史は多様で、非常に複雑です。我々を恨む人々は最近、その発展の歴史的経路を歪め、歴史的回顧の中でロシアとウクライナの認識を改めようとする試みを積極的に行っています。
同時に、世界の人々の意識では、ロシアとウクライナは、これまで一つの文化的・歴史的共同体として認識されており、激動の時代を経ても、必然的に一つの全体として再統合されるものです。」
キエフルーシの土地は、歴史的にルーシ(ロシア)の土地
そのロシアの土地に住んでるのに、ロシアを恨んでるのは認識が歪んだネオナチ
ネオナチを排除してロシアの土地を取り戻そうって主張
ネオナチってのはアゾフのような過激派に限定されず、ロシアへの統合を望まず、パンや花束で歓迎しない人は全てネオナチ認定
この主張を侵略じゃないって擁護するのはロシア友好国でも厳しいですよ
何なら次は自分かもしれませんよ?「カザフスタンは歴史的にロシアの土地だから統合されろ。逆らうやつはネオナチ認定するぞ」とかね
歴史上の最大版図を理由に、これは侵略ではなく奪還であると主張するのは中国と同じ危険な思想
ウクライナ侵攻の最大の勝者は中国らしい
ロシアを適度に弱体化すれば自分のところの駒にできる
今揺さぶってるんじゃないですかね
たぶん本気で侵略を非難する気はない
チェコスロバキアをナチス(本家)に売っても平和は得られなかった。
クリミアをナチス(ロシア)に売っても平和は得られなかった。
平和は血と力によってのみ得られるって、はっきりわかんだね
申し訳ないが鉄血演説はNG
ハナから喧嘩吹っ掛けてくる国には確かに血と力は必要だがだからといって外交を軽視してはいけない(戒め)
いざっていう時に孤立することになる
外交は上手にやれば核兵器にも匹敵する兵器なんだよなぁ…
>>外交を軽視してはいけない(戒め)
ビスマルクを解任したお前にだけは言われたくないんだよなぁ…
むしろ鉄血演説はあの国が外交的に成功した数少ない時代と言えますよ。
持病ともいえる外交下手を発揮するのは彼が退場した後です。
名前欄が外交に自信ニキだらけで草
国民党政府を相手にしろこの間抜け(憤怒)
中世の麻呂かと思ったら近衛文麿か
先日の記事にあった「HNでネタと見抜けないやつはうんたら」で開き直っちゃったのか? みんな
なんとなく思ったのは、[敵をおびき出しておいて壊滅的打撃を与えて講和に持っていくプラン]、それを実現する方法が有るのではないか?と思わせるのですが、確証は有りません。しかし、たまに不思議な所で爆発が発生するのですが・・新しいパッシブタイプのレーダーが出て来ていたりするのも理由の中に含まれているのかもしれませんね。
参考
パッシブレーダー
ヘンソルト
リンク
パトリア(日本語字幕)
リンク
ドローンがドローンに体当たりするカウンタードローンシステム
リンク
無人機に電子戦能力
リンク
プーチン大統領のウクライナ侵攻もかなり前からするぞするぞと発言していたけれど、今回のウクライナ軍反抗作戦もうすぐするぞするぞもウクライナ政府や支援国の政府関係者の発言も有とお予告があると同じく不思議な感じですね。
ウクライナ軍は、地対空ミサイルによる防空が機能していれば、ロシア軍が攻勢に出ても損害に対して割が合わず、ロシアによる軍事的勝利は難しいことをバフムトで証明できた。
今度は十分な準備をしたウクライナ軍は、ロシア軍陣地を突破して領土を奪回できることを証明しないといけない。
また、ウクライナは、攻撃成功の成果をもとに、領土奪回のための戦略とそれに必要な装備や弾薬の量を積算して、西側に「これだけ援助してもらえばちゃんと戦争に勝てます」と具体的に提示しないといけない。
実戦結果をもとに戦術や訓練の改善も進めないといけないし。
大事なのは不確実な要素に実績を出して、信頼を得ることですね。
泥の時期が終わって条件が良くなるのはウクライナだけではなくロシアにとっても同じだと思いますがどうなんですかね?
ロシアのことですから。
”戦車と砲兵と飛行機と歩兵の数の勝負だ”
と思っていたりして。
西側は”それだけではない”と思っていたりして。
攻撃側と防御側ならば、攻撃側の方が移動量が大きいのだから相対的にウクライナにとってありがたいでしょう。