ゼレンスキー大統領はウクライナ軍の人員不足について「武器不足が原因」と主張しているが、国内外では「動員が上手く行っていないため」という見方が多く、ブリンケン国務長官も「資金や弾薬があってもロシア軍阻止には人員が必要だ」と言及して「厳しい決断=動員年齢の引下げ」を促した。
参考:Ukraine has ‘hard decisions’ to make about further mobilization, Blinken says
前線で不足しているのは機械化旅団ではなく塹壕で戦う補充兵だ
ウクライナ東部戦線の報道に登場する指揮官や兵士らは常に「人員不足」を訴えており、安全保障委員会に所属するコステンコ議員は10月「世界中に徴兵対象者が動員されない国はない。米国の同僚=議員らは国を守る兵士が不足しているのに25歳以下の徴兵対象者が動員対象外になっていることに驚いている。この国では21歳から最高議会の議員に立候補できるのに誰が25歳からしか戦うことが出来ないと言い出したのか? 18歳は無理でも20歳から動員して祖国のために戦うべきだと思う」と言及。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
この発言を受けてレシチェンコ大統領府長官顧問も「米国ではベトナム戦争時に19歳から動員していたため、米議員らは『18歳から25歳までの若者が動員対象から外れている問題』についてゼレンスキー大統領に圧力をかけている」「西側が供給する武器だけでは不十分で18歳からの動員が必要だとほのめかしている」「この圧力にゼレンスキー大統領は屈せず、現状の動員年齢のまま武器を提供して欲しいと議員を説得している」と明かした。
ゼレンスキー大統領も「パートナーらは動員年齢の引き下げを望んでいる。私は25歳からの動員を認めているが、なぜ(動員年齢の)変更を導入する必要なのかわからない」と述べていたが、AP通信は関係者の話を引用して「現在の戦況を純粋に計算するともっと多くの兵士が必要だ」「まもなく退任する民主党政権は動員年齢を25歳から18歳に引き下げ『動員可能な男性のボリューム拡大』を望んでいる」と報じ、遂にブリンケン国務長官が公の場で「ウクライナにとって動員は極めて重要だ」「資金や弾薬があってもロシア軍を阻止するには人員が必要だ」と言及し、ゼレンスキー大統領に「厳しい決断」を下すよう促した格好だ。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
ゼレンスキー大統領は人員不足の原因について「10個旅団分の装備提供を要請したが2.5個旅団分の装備しか届いていない」「武器がないので予備戦力の編成が遅れている」と主張しているが、西側諸国が「10個旅団分の装備を◯◯までに提供する」と約束したのかどうかについて言及がなく、ウクライナ政府や軍の関係者、ウクライナ人アナリスト、海外メディア、シンクタンクなどは人員不足の原因ついて「動員や訓練が上手く行っていないため」と指摘し、もはや武器不足が人員不足の原因だとは見ておらず、そもそも前線で不足しているのは機械化旅団ではなく「塹壕で戦う補充兵」だ。
さらに言えば「動員年齢の年齢の引下げ」は「医師の診断書付き(特定任務を制限する指示)でやって来る高齢者」を「健康に問題がない若者」で置き換えることができ、ウクライナ軍兵士の高齢化問題を緩和することが期待できるため、いつ始まる変わらない停戦交渉まで戦いを継続するつもりなら「動員年齢の引き下げ問題」と向き合う必要あり、これを実行に移せないならウクライナの軍事的破綻は決定的になるだろう。
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どうせ破滅の道を進むのならどちらかに決断する時だとは思うけどな
動員年齢を下げて産業が壊滅してでも戦い続ける
ロシアと講和してゼレンスキー政権の破滅を受け入れる
中途半端にズルズル続けてもいつかは臭いものの蓋は壊れる
仰る点に同意で、早く決断した方が、庶民にとってはいいんですよね。
戦争は負け始めると悲惨で、人員の被害が大っていき、領土を失いながら、借金くらいしか得られるものが何もないからです…
追記です。
大きくなっていき
>大っていき
国としての覚悟の違いって物を感じるね。似たような米国の支援ガッツリのイスラエルは国の成り立ちからして選択肢に乏しくて、予備役は55歳まで、女性は保守とかレーダーサイトとかの後方メインで25才まで結婚しない限り予備役だったかな?
もちろん人を増やしたらその分の予算を喰うのでイスラエルでもそこは問題になっているが国の存続を優先してあらゆるリソースを投入しているのは見習うべきだったんじゃないかなと。
正に一億総玉砕ですね。
ウクライナ人は何の覚悟もなく徹底抗戦唱えていたんですね。
まぁG7の首脳陣がお花畑の世界観だからしょうがないか。
勝てない戦争で若者の命を大量にすり減らせ、という方がどう考えても狂気だからゼレンスキー氏の逃げ方は常識的だし正しい
自分が出来たからお前も出来るよな?は組織を衰退させる典型みたいな意見だ
無理な営業ノルマを課して部下に自爆営業を強要しようとしてる上司みたいな物言いですね
ほんと、最悪すぎる、まあ、これが今の西側
ご意見はごもっともですが、「今の」だけは余計かと。「常の」でしたよ。
西側の変節はあると思います。
朝鮮、ベトナム、湾岸では米軍が主力でしたが、アフガニスタンでは北部同盟を多岐に渡り利用。ウクライナ侵攻だと、表面的には米軍不参加で物資や資金の支援や露に対する制裁などに留まっています。
核の問題も、アピールすればするほど自国軍を送りたくない西側の言い訳のようにも思えてきました。露側にも核使用”される“リスクはあるのですから。
現状であっても、囚人の減刑や不法移民の滞在許可などエサを利用して義勇軍を前線や後方に送るとか、供与武器の横流し防止の監視団(実質の兵站要員)を大量に送るとか、何らかの人的支援の方法はあるはずなのに、現地政府に動員年齢の引下げ要求ですか?って感覚です。
矛盾してますよ、勝てない戦争を早々に損切りしてないから人員不足が起きているのであって、こんな事態になっているのは当事者であるウクライナ国民ひいてはゼレンスキー大統領がそんな決断したからです。
多国籍軍来てくれるわけでもないですし貴重な若者の命をすり減らしたくないなら諸外国の意見なんて無視して早々にロシアの軍門に下るべきでしょう。
まあゼレンスキー氏を擁護しているワケではないです
ただ、彼の金主に比べたら相当程度マシって話で……
何せ彼も自分の保身で頭が一杯ですから
結局の所、ロシアの消耗戦に乗っかって質で量をカバー出来ずプーチン政権は辛抱強いと分かった時点で方針転換すべきでしたね。
少なくとも今のままずるずるいくなら押し切られて終わりの可能性が高い。動員強化して抵抗強めたら将来発生するトータルで見て損害を減らせるかもしれないから強化しろと言っている訳で、無茶振りよりは自国の裁量においてどうするか投げてるんじゃないですかね?ここに来てやる気はないけど支援しては流石に無駄な投資でしょう。
ホント何処に着地するんだろうなぁ、この戦争……ってカンジです
そうですね。仮に18歳まで動員したとして、現状を本当に打破できるのかが問題だと思うのですよ
状況を劇的に改善できるだけの見通し・目算があるならとっととやるべきですし、無いならそれは国民を騙して死地に送り込むだけなので断固拒否すべきです
恐らくはトランプ氏就任まで判断を保留して、その間に領土をできるだけ奪われないように徹底抗戦するつもりなのでしょうけど、これはアメリカ(現:民主党政権)からすれば苛立たしいのでしょうね
動員を要求されている世代は人口ピラミッドでかなり少ない年代で
ここで大量の戦死者を出すと戦後の復興に支障が出るでしょうね。
戦後は多少の差異はあってもジョージア(グルジア)と同じ流れになるでしょう
ただ、10日間程度で終わったグルジア紛争とは違い、こちらは3年近く戦って国土荒廃
借金も棒引きされなければ1500年レベルのローン返済
鉱山や工業地域を取られ残ってるのは畑だけ、それすらもう殆どが西側資本のモノとなっておりウクライナ国民には、もう何も残っていません
西側には紛争再燃させたい勢が居るので投資も進まず戦後復興も進まないでしょう
このままだと戦後復興に支障どころか戦後は荒廃した土地と大量の経済難民が出るだけでしょうね
ウクライナ革命待ったなし
革命起こすより国を捨てる人の方が多数のような気がするんですが
国を捨てる選択肢がある人はもう捨ててるでしょう
移民・難民ってそれなりに金持ってる人間の選択肢ですからね
国内で生活が維持出来なくなれば金持ってなかろうが難民はある程度発生するでしょうね。
シリア難民が全員お金持ちとも思えませんし。
クーデターを扇動し、親露派大統領を失脚させて
せっせと軍事支援を行い、極右国粋主義者を増長させて
国を分断に陥れ、取り返しのつかない内乱状態にさせた
大規模合同軍事演習を繰り返して挑発しロシア側の懸念を
悉く無視し、紛争が始まってからも、停戦に最も影響力を
行使できた国であるにも関わらず、一切動くことはなく
そんな国の国務長官が「死ぬまで戦え!」とおっしゃって
いるわけですね
ブリンケン氏は父方がウクライナ系ユダヤ人なんですよね。父祖の地を破滅させようとは、あな恐ろしや。
ウクライナでの大規模合同軍事演習ってどんなんだったっけなって過去のニュース見たら、
CNN
米軍、ウクライナでNATOと合同演習 ロシアの演習を前に
>米国防総省の報道官によると、NATOの演習は11日から始まり、23日まで続く予定。計15カ国から約1650人が参加している。米軍からは陸軍と空軍の州兵ら約375人が派遣されたほか、サポート業務に当たる同軍の要員数名が加わった。
写真を見るとF-35まで派遣してます。こりゃ夢見ちゃったわけだ。
関係ないけどNATO 合同軍事演習の検索ワードで引っかかりましたが今年のキーンソード演習にNATOのオブザーバー参加があったことにロシアが抗議していました。
動員したとて焼け石に水、ウクライナの将来考えれば若年層動員は論外。
swift外しをロシアが乗り切り、外交的にも孤立に追い込む所か反西側が結束を固め、南部攻勢大失敗、金武器支援頼み、戦略的にも意味不明な用兵、脱走行方不明多数で把握出来ず、単純に兵員不足、終戦したとて債務返済現実的に不可能、農地資源は西側にすでに買われている等、そして西側は最終的にはウクライナを見捨てると思うので一刻も早くロシアへ無条件降伏しロシアに面倒見て貰うほうがまだ将来的に道がある。勝てないものは勝てない、理想論では生きて行けない。
この前のIRBMによるロシアの攻撃を受け、西側によるロシア本土への巡航ミサイルでの攻撃は無くなり
代わりにクリミア攻撃に変更されたみたいですね
それなのにウクライナには戦って氏ねと仰る欧米、いやぁ流石です
SWIFT外しは、仰る通り、本当に愚かな決断でしたね。
ディスクレなど本当に面倒くさくて、手続きは遅いし面倒くさいだけなのですが、仕方なく使っていたような代物でして…。
トランプ大統領・側近が、SWIFTと違う決済機構・資金流ができるとまずい事に気付いていて、BRICSに脱ドル化で関税100%と言い出してますね。
ドルを使わなければ制裁、って。
単にドル離れを加速するだけですよね。自らドルがリスクマネーだと証明してどうするのか、と。
あれは一周回ってドルを放棄するつもりなのかと邪推したくなりますね。
田中宇氏によるとトランプは隠れ多極主義者らしいから、まあ、そういう事なんじゃないですかね
決済通貨なのにリスクマネーにしてしまったのは、ほんと仰る通りで、何をやりたかったのでしょう…。
米独仏伊の外貨準備はGoldが多いのですが、日本は米ドル国債に寄せすぎてるので、本当に大変なことだなと感じてています(カナダはデータ探せませんでした)。
G7みたいなくくりを見かけるのですが、日本だけ何やってるのかなあと見ていて心配になっています(イギリスも金は少なめなのですがロンドン金市場があります)。
このブリンケンの言葉は正論ですが、バイデン政権のゼレンスキーに対するこれまでの対応と比べると温度差があると思います。
まず第一に、バイデン政権は、動員年齢を引き下げたらウクライナが勝てるという計画や見通しがあってこう言っているのではないと思います。また直ぐトランプ政権になるので今さら世論対策でもないと思います。今現在のウクライナ側のやや強引な要求にイラついただけかもしれません。
ウクライナ側は、戦況がかなり悪いのとトランプ政権になる前にできるだけ援助が欲しいのでしょう。ウクライナにとっては、次のトランプ政権との関係はバイデン政権との関係とは全く違いますからね。
バイデンやヌーランドらはウクライナとの関係は年数も深く、サリバンやブリンケンも親しいです。
ウクライナ側は、ハンター・バイデンを通してバイデン一族やビックガイに流れたお金の、流れも把握しているはずです。
そういう面もあって、今現在の水面下の要求交渉でウクライナ側に甘えというか強気の面が出てバイデン側をイラッとさせた可能性もあります。
バイデンがハンターの恩赦は、2014年から2024年までのすべての犯罪に関してなので、銃の不法所持とかよりウクライナ関係のお金の流れ等が含まれていると思います。急な恩赦の決断も意外にウクライナに関係あるかもしれません。
これらは勘繰り過ぎかもしれませんが、このブリンケンの発言は、ウクライナのためというより、民主党のためというニュアンスを感じます。トランプの停戦に直ぐに乗らずにウクライナはもっと頑張って欲しいという意味もあるかもしれませんが。
人員不足の問題は。
新設14個旅団の装備不足の話から始まっていたように思います。
同問題については、両側(ウクライナ/米国)が同じ話を繰り返していて、
話の内容がさっぱりと分かりませんね。
まあ、素人のような”ドシロウト”が知っても仕方がないとは思いますが。
装備については、何がどれほど足りないのか、話が出てきたことが無いと思います。
そんな状態で”ドシロウト”が何を聞かされても、何の事か判らないような?。
戦車の数ではなさそうですね。ポーランドが新たに戦車を渡したような話もあったし。
以前にここのコメントに、ウクライナは大層な数のT64の在庫があるともありましたし。
他所の記事では、APC/MICVの不足では?と言う話はありましたね。
まさか、小火器では無いと思いますが。
ヘリなんてウクライナには旧ソ連製ヘリの在庫の山がありますが肝心のそれを飛ばすパイロットが居ない問題
まあ、他の分野でもそんな感じなんでしょうね
今さら新設旅団を作る意味ない。まだ反転攻勢の夢を見ているのだろうか。
それより既設の旅団の充足率を上げることと病人と老人を交代させないと越冬すらできん
部隊を新設することであたかも軍が増強されたように見せる演出でしょうね。
人員より先に、本当に装備が不足しているのなら。
そして、ウクライナがソ連時代からの不良?在庫があるなら。
必要のものは、”アルフレート・ベッカー少佐”のような人材なのかな。
あの人も分野は違えど、ルーデルみたいな化け物でしたね。
「すべてが足りない」じゃないかな
兵員輸送車なんかはいくらでも欲しいだろうし、小火器にしても訓練に使える弾がないなんて話はずっと言われてるし
下で旅団作るより既存兵団の充足率あげろと言われてるけど、複数の部隊がないとローテーションもできないんだから”人命の効果的な使い方”として新旅団作ろうとするのは理にはかなってるかと
もはやここまで来ると悪魔的だな
ウクライナを破滅させたくてやってるようにしか見えない
今まで「自国が負けるくらいなら西側を巻き込んで世界大戦を引き起こしても構わない」という態度だったウクライナも他人の事は言えないかと。
それはどの国についても同じことでしょう
我が国だって米軍を巻き込むことを前提に防衛ドクトリンを組んでるわけで
いざというときにはなるべく延焼させて大火事にするのは小国の防衛戦略の基本です
従来より対米同盟を安全保障の基軸としている日本と、何の同盟関係もなく周囲を巻き込もうとするウクライナを同列に語るべきではないと思います。
日本も確たる同盟のないインドやオーストラリア、NATOにアプローチしてるんだから同じ穴の狢です
それに「巻き込もうとしてる」とまるで米欧に選択肢がなかったかのような物言いですが、ウクライナより遥かに国力の大きい国々による連合なんですから、ウクライナからの要請に応えるかどうかは各国の意思です
その各国の意思としてウクライナ側の巻き込む意図は成功しておらず直接参戦した国は1つもありません。まあ至極妥当な判断ではありますが。
同じ穴の狢という点に同意していただけたようで何よりです
ウクライナは旧ソ連の一員として独ソ戦を戦いましたから、大量に成人男性を失った後の戦後で苦労した記憶があるのかもしれません。
土地や資源を失ってしまっている現状で人まで失ってしまえば戦後の復興が困難になります。
ゼレンスキー大統領は西側自慢の人命を失うことを最小限に抑えて戦争ができるハイテク兵器を供給してくれということなのでしょう。
ウクライナの悲劇は旧ソ連側の一員として戦っただけでなく、反対側ではナチスドイツと一緒にソ連を攻撃して民族独立の夢に賭けた事ですね
この分断が結局、現在のウクライナまで続き紛争の火種となってる
どうもウクライナ人は西側兵器を過剰に信奉しているというか、「ハイテク満載の西側兵器があればロシア軍を蹴散らせる」とでも思い込んでいたような節があるんですよね。
しかし現実には彼らが使っていた旧ソ連製兵器と同様に西側兵器も撃たれれば壊れます。仮想戦記にに出てくるような無敵の超兵器ではありません。
それは主語が小さいな
殆どの日本人もそれなり数のの欧米人も信じてたぞ
私もそれなりに西側兵器の優越性を信じていましたが、ロシア軍の適応と新規開発の速さによって全く信じられなくなりました
もちろんF-35や最新鋭のミサイルなどは投入されていないので、そういった世代での優越性は残っているとは思いますが、それらも恐らくは実戦に投入されて研究されれば適応・対応されるだろうと思います
ウクライナ紛争が始まって3年ですが、まさかドローンに光ファイバーひっつけてクリアな画像・操作性で10kmも飛ばすようになるとは思っていませんでした。適応しすぎだろ…
まぁ気持ちは分かる
最新テクノロジー!ハイテク!ピンポイント攻撃でスマートに敵を撃破!
な西側は軍オタは勿論一般人にもウケが良いだろうし自分も好きだから
まっロシア系統の質実剛健さの良さも好きになったからバランスは取れてるんだけどね
まあ、実際に紛争初期には蹴散らしてたんじゃないでしょうか?
ただ、ロシア軍が戦車にドローン&ジャベリン対策の屋根を付けたり、ドローン運用のノウハウを身に付け、砲兵部隊の充足、航空機も滑空弾の使用等、あっという間に現代戦に順応していったので逆転されました
今ではロシアのドローン対策の対空地上部隊は、「最近、ウクライナ軍のドローンはかなり減った」なんて言うぐらいですし、亀戦車や屋根付きを西側等がバカにした姿勢が大きな差になった気がします
もちろん、砲兵と弾薬の差が拡大した要素も大きいのでしょうが
HIMARSやパトリオットの損耗は非常に少ないですし、西側製の戦車も戦闘損失よりは維持コストの方が問題として取り沙汰されています
十全に運用されていればロシア軍を圧倒できたというのは間違った期待ではないでしょう
十全に、というのがこの場合問題なのですが
若年齢層の徴兵は結構なことだが、砲弾の供給量増加も合わせて行うべきではないか。それも主にヨーロッパ諸国が担うべきだ。敵の頭上に降らせる鉄量が多ければ多いほど自軍の死傷者が少なくなるのだから。
露軍が大体月30万発の榴弾をぶち込んできているのだから、せめて火力投射量を同等に持っていかないと、せっかく徴兵した若者が片っ端から砲撃で爆殺されて1年後くらいにまた同じような状況になってしまう。
ロシアの勢力圏が西に拡大して慌てふためくのはドイツを筆頭とする大陸欧州諸国なのだから、いい加減そこらの国の国民は腹を括って、ロシアのように市民や自国経済に負担をかけてでも戦時産業体制に移行するべきだ。彼らが砲弾を作り、SAMを作り、ウクライナの支援に当てるべきだ。さもなくばウクライナが擦り切れて降伏に近い講和を飲まされて終わる(海岸線全部取られて内陸国化とか)という最悪の結果が訪れるぞ。
逆に1~2年後に砲弾が大増産されて、露軍と互角に戦えると確定すれば、ウクライナとて将来の反抗に期待を託して前線を下げて小兵力でも守りやすい位置まで後退することも出来るし、クルスクのような寸土にこだわって貴重な精鋭をすり潰す必要も無くなるのだ。少なくともロシアはそうやって戦線整理して、国内軍需産業が整った今まさに反抗しているではないか。学ぶべきだ。
ヨーロッパ諸国が同盟国でもないウクライナのために生産施設を拡充して砲弾を大増産して無償で供与するというのは流石に無理があると思います。
そんな事をする位なら増産した砲弾を自国の備蓄に充てた方が遥かに合理的です。
仮にも西側の価値観を掲げて明確に西側のスタンスでいるウクライナを「非合理だから」の割り切りで見捨てたら、今後ヨーロッパ側に味方しようという国は無くなりますよ。それどころか、特に東欧の国を中心に「ロシアと戦争になっても何だかんだ理由つけられてウチも見捨てられるかもしれない」と内部の結束にすらヒビが入る可能性もある。
そちらのほうがよっぽど非合理ではありませんか。砲弾への投資なら少なくとも失うのは金だけで済みます
単純に「ない袖は振れない」という事になる可能性が大かとも思いますが。
もっともその上で「一杯の水で薪車の炎は消せぬ」とか言ったら、私は大笑いしますけど。
「一杯の水で薪車の炎は消せぬ」
実際これなの悲しすぎる
同盟国でないような、どうでも良い国なので戦場とするにはもってこいという考え方も出来るでしょう。
まず、西側にとって支援の価値は、敗戦ロシアの戦後賠償として資源狙いが本命で、借金漬けのウクライナ経由で権益確保することだろうと解釈しています。そうなると、色んなモノを奪われたロシアは長く恨みをつのらせるかもしれませんが、対象は“西側諸国”という複数形であり構成各国は単体での直接被害は避けられます。そして、国土を接し直接対峙し続ける役目はやはりウクライナとなり、西側諸国本土への被害はあっても軽微でしょう。
現状では勝利して戦後賠償の資源確保は絶望的だとしても、まだ支援が途切れていないところを観ると、「戦場はウクライナで」という考え方は変化無しだと想像しています。
ウクライナが陥落した程度でドイツが慌てふためくならば、ヘルメットwみたいなことにはならなかったかと。
あのときのドイツはホンマキャベツ野郎やで
侵攻を遅らせたければ増員するしかない
これから停戦の空気が濃くなると更に決断しにくくなりそう
ゼレンスキーも領土か労働人口か腹括った方がいい
国民の命を擦り減らして侵攻を遅らせながら、今以上に領土を減らした末に、
結局、今結ぶのよりさらに条件が悪い、降伏みたいな休戦協定結ぶことになるんでしょ。
意味あるの?
「侵攻を送らせながら」と「今以上に領土を減らし」が矛盾していますね
米側が「勝てないのは人員不足が原因」と主張して、ゼレンスキーは「勝てないのは西側の武器支援が遅いから」と。
責任の擦り合いが始まるようでは先は長くありませんね…
ウクライナ人は停戦に否定的な人間がまだかなり多いんだからその人達を動員すれば頭数ならある程度集まるやろ
停戦に否定的な人間=汚職層、富裕層の派閥に属するので、絶対に前線には行きません。崇高な理念を語る賢者とは、常に安全圏からしかものを述べないという人類の法則があります。
前線に行かされ、残された家族へ何の補償もなく殺される可能性が高い層は、停戦に肯定的になります。彼らだって死にたくはない。
敵の圧倒的な砲爆撃にさらされ、味方が崩壊していく中で
それでも「祖国の為に戦う!例えこの身はつるとも!
スラバ!ウクライーナ!」と最前線で叫べる英雄はどれだけ
いるのでしょうね。歴史に忘れられる「英雄」達でしょうね
これを実際叫んでいるのは、エアコンの効いた快適な住居に
住まい、娯楽を満喫する欧米や我が国とウクライナの特権階級
の方々でしょうな
かなり「いました」よ
ブダノフ中将によれば彼らは「何らかの理由」で軍を去ったそうですが
同感です。
老若男女貧富役職地位血筋を問わず、停戦に否定的な者は優先的に前線へ行けるよう法改正した方が、動員年齢引下げより効果があると思います。もちろん、抜け道として回避には高額納税のオマケ付き。
みるみる間に意趣返しが続出し、停戦が早まるのではないでしょうか?
ウクライナは常に装備が足りないと言い続けていますが150番台歩兵旅団は近頃全て機械化旅団化が完了するなどの充足を見せているんですよね
管理人さんの記事でも度々報じられる前線からの兵員不足を訴える声のことも併せて考えればやはり足りないのは兵器ではなく人…支援を行う側がその確保を求めるのは当然と言えましょう
アメ公はやっぱ鬼畜だ。
「ウクライナが用意した人数に相応する武器を供与する」
供与武器の横流し抑止の観点も含めて、これがあるべき形でしょう。
それより多くを求めるならば、横流しを断固防いでいけることを「スポンサー」に認めてもらわなければなりません。
逆に「スポンサー」側は、人数分の武器すらも供与できなくなったならばズルズル引き摺るのはやめるべきでしょう。
ロシア軍の戦訓と戦果の獲得が捗るだけですので。
ゼレンスキー大統領は、支援国を散々批判してきたわけですが…。
ブーメランが、正論によって返ってきただけのように見えますね。
徹底抗戦したいのであれば、支援国からの金・物資だけでなく、ウクライナ人の前線歩兵がいるわけですから。
動員免除されてる人達を動員して、若者に彼らが抜けた労働力になってもらえばよいのでは?
これなら士気の高い主戦派を動員出来ますし、若者を守れます
敗色濃厚でゼレンスキーとバイデンで見苦しい責任の押し付け合いにしか見えない
日本も年次改革要望書で
アメリカからアレコレ指図されますが
国民の命の散らし方まで指示されるとはね
お互い、属国は辛いですね
それでも現状では日本周辺で戦争が起こったら、米兵の命の方が多く散りそうですけどね。。。
ところでウクライナ戦争の終結のメインシナリオは、今のところ、完全な決着がつかず膠着し続ける朝鮮半島方式でしょう。
トランプもその方針らしいから、確定的では?
結果がどうなるにせよ、戦後にも戦力が必要ですから、動員は必要でしょう。
南ベトナムとアメリカもこんな感じだったんですかね?
人員がいる時でもじりじり押される程度の武器の提供と制限をかけてた気がしますけどね
勝たせる事はさせないけどロシアが消耗してあきらめてくれたらラッキーくらいにしか考えてないのでは?