米国関連

議会の背後にチラつくボーイングの影、米海軍がF/A-18E/F調達打ち切りを望む理由

海軍作戦本部で航空戦部長を務めるアンドリュー・ロイゼル少将は3日、海軍が2022年度からF/A-18E/Fの調達を打ち切りたい理由を明かして注目を集めている。

参考:Navy Questions Future Viability of Super Hornets; Recommends Against New Buy

次期戦闘機の開発遅延が発生しても耐久年数延長プラグラムを実施するBlockIIの数を増やせばカバー可能

米海軍は次期戦闘機の開発資金を捻出するためF/A-18E/Fのアップグレードバージョン「BlockIII」の新規調達を2022年度から打ち切ることを提案しているのだが、下院軍事委員会は難色を示しており下院歳入委員会は2022年度にBlockIIIを新たに12機調達するため約10億ドルの支出を承認、これが国防権限法(毎年の国防予算の大枠を決める法律)に反映されれ大統領が署名を行えば海軍は「必要ない」と言っているF/A-18E/Fを新規に12機購入することが法律で義務付けられてしまう。

このような動きについて米海軍のマイク・ギルディ作戦部長は「海軍が必要ないと言っている航空機を航空産業界は議会に働きかけて無理やり購入させようとしている」と批判しているのだが、海軍作戦本部で航空戦部長を務めるアンドリュー・ロイゼル少将は3日「なぜ海軍は新規に製造されたF/A-18E/Fを必要としないのか」について理由を明かした。

出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Michael Singley

F/A-18E/Fの運用寿命は1万飛行時間=約30年に設定されているので新規購入した機体は「2055年頃」まで飛ばすことが可能なのだが「その時代に第4世代のF/A-18E/Fが通用するとは到底考えられない」とロイゼル少将は説明しており、BlockIIIの新規調達を打ち切っても次期戦闘機が完成するまで耐久年数延長プラグラム(事実上BlockII→BlockIIIへのアップグレード)を実施したBlockIIで「海軍が必要とする能力と飛行時間を十分確保できる」と主張している。

特にBlockIII×1機分の調達コストでBlockII×3機分の耐久年数延長プラグラムを施せる上、議会が心配している「次期戦闘機の開発遅延」が発生しても耐久年数延長プラグラムを実施するBlockIIの数を増やすことで対応できるため戦力のギャップは発生しない=つまり閉鎖された生産ラインを再開させF/A-18E/Fの再調達を行うような事態には陥らないので「BlockIIIの新規調達を打ち切って次期戦闘機の開発に資金を回しても問題ない」という意味だ。

出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Cathrine Mae O. Campbell 空母フォードから発艦準備中のF/A-18F

下院軍事委員会は過去に米海軍がF-35Cの開発に資金を集中させるためF/A-18E/Fの製造ラインを一度切り捨てたももの同機の開発が大幅に遅延したためF/A-18E/Fの再調達を余儀なくされたことを指摘して「BlockIIIの新規調達打ち切りはF-35Cの二の舞になる恐れがある」と主張しているのだが、この主張を展開しているビッキー・ハーツラー下院議員(共和党)の選挙区にはF/A-18E/Fを製造するボーイングのセントルイス工場があるのでギルディ作戦部長の批判にも一理あるように思える。

さらに付け加えれば下院歳入委員会はF/A-18E/Fの発注を継続するための資金を出しても新たに調達した機体の運用・維持費用までは面倒を見てくれないので、同機の調達継続は海軍の予算を圧迫→次期戦闘機開発に回す研究・開発予算が削減され実用化が遅れる→F/A-18E/Fの調達・運用期間が伸びて結果的にボーイングの戦闘機部門が潤うという「非常にわかり易い結果」に行き着いてしまう。

果たしてF/A-18E/Fの調達打ち切り問題はどのような結末を迎えるのだろうか?

関連記事:F/A-18E/Fの調達を打ち切りたい米海軍、F/A-XXが予定通り進むとは信じていない議会
関連記事:米海軍のギルディ作戦部長が防衛産業界を批判、ロビー活動で必要ない航空機を売りつけるな

 

※アイキャッチ画像の出典:Photo by Staff Sgt. Shawn Nickel

中国の石油輸送ルートに無言の圧力、インドがアガレガ諸島に軍事基地を建設中前のページ

トルコ、無人戦闘機「MIUS」の最高速度はマッハ1.4ではなくマッハ0.64次のページ

関連記事

  1. 米国関連

    米メディア、沖縄に極超音速兵器を搭載可能なF-15EXを優先配備すべき

    米国の経済誌「フォーブス」は19日、空中発射型極超音速ミサイル「AGM…

  2. 米国関連

    生産終了目前か? V-22オスプレイを購入するためのラストチャンス

    ボーイングは、ベル・ヘリコプターと共同開発した垂直離着陸機、V-22オ…

  3. 米国関連

    米軍、地球上どこへでも物資を運搬する「輸送用垂直着陸ロケット」研究中

    米輸送軍の司令官であるスティーブン・ライオンズ陸軍大将は今月6日、スペ…

  4. 米国関連

    米国が過去最大のウクライナ支援パッケージを発表、最後のサプライズはM109A6

    米国は過去最大となる37億5,700万ドル相当のウクライナ支援パッケー…

  5. 米国関連

    米陸軍が進める将来型攻撃偵察機の競争試作は茶番、F-35の失敗から何も学んでない

    米陸軍の将来型攻撃偵察機プログラムは試作機が初飛行に向けて準備を進めて…

  6. 米国関連

    表面上は横這い実質的には削減? バイデン政権が国防予算案の規模を7,150億ドルと発表

    バイデン政権は今月9日、2022年度予算教書(連邦政府予算案)の一部を…

コメント

    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    というか海軍はF-35Cを導入する気あるんだろうか?
    F/A-XXが出てくるまで現状でお茶を濁しそうな気がする

    1
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      つまりアレだけの時間と費用かけて一応物にしたF-35Cをこれ以上購入しないって話?そう思う根拠はがイマイチ文からは読み取れない。海軍関係者がF-35を空軍のように声高に批判しているような記事は見た事無い気がするし、最近ですらF-35に関して編成の話も出ている。

      4.5世代機のスパホが5世代と過不足無く対抗出来る装備や能力持ってるなら、そもそもF-35Cなんて2019年まで引っ張って物にしないと思うがな。

      F/A-XXがそもそもうまく行くのかも怪しまれている以上、5世代機のC型には必要だと思う。仮に導入しないって言うならこれから先F/A-XXを開発して実践に使えるレベルの配備するには10年以上掛かると思うが、その間の戦力について海軍どう考えているのかね。直近で足の長いステルスUAV出来るって言うならまだF-35C不採用は有りだと思うが。

      11
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        この記事からは読み取れないだろうけど1年前のここの記事でそういう話があったんだよ
        その後にblockⅢの炎上があってF-35の追加調達が行われるようになった

        1
          • 匿名
          • 2021年 8月 07日

          そう言えば、その後のblockⅢの進展ってどうなったのだろう?
          エンジン更新見送り、CFTもダメで、その後。

      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      空軍もF-35には熱が醒めてしまっているし、どっちもデジタル・センチュリーなるものに
      偉くご執心の様で、あれほど熱心だったF-35が一気に継子になって来ている感もあるが
      うまく行くのかな

      1
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        何にせよ金さえ出せば導入出来る第5世代機はある程度必要だし、最低限必要な数を確保してならF-35様子見して良いとは思うが。ラインは簡単には閉じないし。

        4
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    GoToみたくわかりやすい利益誘導お話ですね
    現場が要らないって言ってる物を上が押しつける組織って、早晩破綻していくんだけどな

    8
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    議会は次期戦闘機開発が
    スムーズにいかないと読んでいるのか、
    まあ、そうだろうな

    5
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      >議会は次期戦闘機開発が
      >スムーズにいかないと読んでいるのか

      それが方便だ、といってるのが、この記事の趣旨なのでは。

      16
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    これ以上ボーイングを救済しても末期患者の延命にしかならない気がw

    8
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      B社は軍需部門と民需部門を分社化すべき時期に来ているということだろうね

      10
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    ただ軍事企業あっての新規機種開発だしね。
    ボーイング救済を誰の負担とするのか・・・

    2
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      米国軍産複合体は、規模の経済を追及して合併が横行し、寡占が進んでいまの体制に。
      資本を強化すれば、投資環境が整備され、新規開発も容易になると思われた。
      ふたを開けてみたら、大きすぎて潰せないほど、いろいろな意味で醜く肥え太った。

      5
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    いろいろ言われるけど複数のメーカーが存在することはアメリカにとって利益になるだろう

    6
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      自由競争の資本主義経済という建前から直接ボーイングの救済は難しい、さりとて潰すと先々国の安全保障を脅かす問題になる
      問題の発端はボーイング自身の不始末なのに、その尻拭いを軍予算にやらせるのはどうかと思うけど

      17
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        本来、監督者だったFAAが仕事をしなかったのもある
        もっと早くに気付ければ傷も浅かったろうに

        6
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          さらに言うならオバマとトランプ政権で複数回も予算不成立による政府機関閉鎖させた所為で、ただでさえ仕事しないFAAがさらに仕事できなくなったせいでもあるから、政府と議会に責任がないわけでもない。
          政府と議会の間接的な責任を、特に海軍にとらせるのはどうかとも思うが。

          6
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        軍事に限らず日本だと東電やJALとか古くはバブルの銀行救済とかがそうだけど
        散々好き勝手やってきて高給貰っといてヤバくなったら基幹産業だからと税金で補填て
        理屈は分かるが感情が納得いかないんだよなぁ…

        11
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      車のBIG3と同じ事するの?

      6
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      ロッキードマーチンもあるし、ノースロップグラマンもあるから、ボーイングが潰れた所で影響は大きいが致命傷ではないだろう
      それにいざという時にリーマンブラザーズの様に救済しないかもしれない

      1
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    最近の米を見るに耐久年数延長プラグラム(事実上BlockII→BlockIIIへのアップグレード)が価格高騰or失敗しててんやわんやするまでがワンセット

    6
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    blockⅢの電子戦能力はどれほどだったかな?艦載機化したF15EXも見てみたいな〜どこかでF15の艦載機案を見た気がするけど、たしかデルタ翼になっていた気がする。

      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      スパホの元になったレガホのベース機でからですら結構な改造で機体のF-15の強度的には改造は最小だろうが価格は150億円は下回らんだろ。買えるのか?

      2
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        >F-15の強度的には改造は最小
        兵装満載して飛んだり旋回したり加速したり、って負荷と空母への発着艦で掛かる負荷では掛かる場所も向きも全然違うんで
        それこそスパホやF-15Eもびっくりの魔改造になると思うぞ?

        1
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          主翼も完全に再設計だろうね
          現状では低速域での操縦性や安定性が圧倒的に足らんだろうし
          でもSu-27とSu-33みたいに、空母に載ったF-15は見てみたい

          2
            • 匿名
            • 2021年 8月 07日

            主翼再設計よりもカナード追加の方がありそうだと思っています。
            F-15 S/MTD のデータが活きてくるでしょうし。

              • 匿名
              • 2021年 8月 08日

              改造範囲広がる一方じゃん。

    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    こうしてみるとFA-18って奇跡の戦闘機だったんだね
    ちょうどいい性能とちょうどいい値段

    視界外戦闘が主流である現代の空戦では戦闘機はミサイルキャリアーすぎない
    求められるのは性能より稼働率なんだよ
    今こそ第二次世界大戦のアメリカ軍の戦略ドクトリンに戻ってもらいたい
    求められるのはティーガー1台よりシャーマン10台

    1
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      その方針に戦場から猛抗議があがって、ティーガーに対抗できる重戦車開発を始めたとこまで書こうな
      物語を都合よく切り取ると信用を無くすぞ

      27
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        10倍の兵器を当てるには、10倍以上の兵力が必要だもんな

        9
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          そして5~8倍くらいの人命が失われる(汗

          10
          • 匿名
          • 2021年 8月 07日

          質で10倍の相違を量で相殺するなら、10の平方根から約3.2倍で済むかと。

            • 匿名
            • 2021年 8月 07日

            米軍は当時のORで同じような数字を出して、被害が大きくてもシャーマン戦車の数で対抗するほうが経済的だという結論を出して、戦場の兵士から猛反発されたわけだ
            兵士の生命を経済性と秤に書けるような組織のために、誰が真剣に戦うもんかって話になる

            5
              • 匿名
              • 2021年 8月 07日

              でも戦争全体を見ると正しい方針だったかと。
              ドイツでさえ、戦車の砲弾使用率だと榴弾の方が支配的みたいだし。
              ﹙BUN氏の「砲兵の仕事」で提示されたデータのうろ覚え﹚
              統計的には、対戦車は余技扱いといった感じ。

                • 匿名
                • 2021年 8月 07日

                >ドイツでさえ、戦車の砲弾使用率だと榴弾の方が支配的みたいだし。

                改めて読み直して集計してみたら

                ・Ⅲ号戦車﹙1940~1944﹚:榴弾5,447,000発、徹甲弾5,309,100発
                ・ティーガⅠ型﹙1942~1944﹚:榴弾1,865,700発、徹甲弾757,300発
                ・パンター﹙1943~1945﹚:榴弾2,834,100発、徹甲弾2,004,500発

                「榴弾が支配的」と言えるのは、かろうじてティーガの場合で、他は「榴弾の方が多い」程度でした。
                ティーガのを覚えていたのでしょうが、うろ覚えでの発言は程々にすべきですね。

                2
                • 匿名
                • 2021年 8月 07日

                読み直したついでに、戦車の損害要因
                米軍ではなくイギリス軍のだけど

                北アフリカ戦線
                ・地雷19.5%
                ・対戦車砲40.3%
                ・戦車38.4%
                ・間接砲撃、空襲他1.8%

                イタリア戦線
                ・地雷30%
                ・対戦車砲16%
                ・戦車12%
                ・間接砲撃、空襲他42%

                北西ヨーロッパ戦線
                ・地雷22.1%
                ・対戦車砲22.7%
                ・戦車14.5%
                ・間接砲撃、空襲他40.7%

                北アフリカ戦線を除くと、
                戦車は火力支援がメインの仕事だったので、損害も戦車以外の要因が支配的になった様です。

                1
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      F/A-18は優れた艦上戦闘機だけど、使い方を誤ると大失敗するよ。
      陸上基地と違って搭載数が大きく限られる中で、1機のF-35Cに代わって10機のF/A-18を積む余裕はない。
      安い戦闘機でも数が増えればコストもかさむ。
      たとえミサイルキャリア-であっても敵はそれを叩こうとする。

      まぁ どっちが大事というより、現時点ではどちらも異なる役割のため必要ということだね。
      ステルスとコストどちらも重要

      7
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    後10年もしたら中国の空母にはJ-31が載るわけで、F/A-18E/Fじゃ厳しいのは明らかだろうに
    「奴らはステルスだ、このホーネットタイプじゃダメだ!」
    みたいになっちまうぞ

    11
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      アメリカはここ20年、イラクとかアフガンで安い敵とばっか戦ってきたから
      自分より強いかもしれない敵を想定するのに慣れてないんだろう。

      10
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      議員が気にするのは票だものなぁ
      もしくはロビー活動による献金

      10
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        民主主義の負の一面だよな。
        為政者が治める組織全体の利益より票田の利益を優先する(せざるを得ない)。
        建前だけでも「特定の層・団体・企業への利益誘導を行ってはならない。当然それを公約にしてはならない」と出来れば変わってくるんだろうが。
        本来は有権者の大半が「自分の利益より選挙対象組織全体の利益を優先して投票」する様に成長すべきなんだが、それが出来るくらいなら社会主義だって腐敗したりしない訳で。

        5
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          FA-xxの試験機に乗った主人公に話しかけてそう

          2
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          といって、一糸乱れぬはずの独裁制なロシアや中国も腐敗と汚職まみれという現実
          人間てのは体制とは関係なく卑しい生き物だよ
          ちゃんと道徳教育から始めような

          1
            • 匿名
            • 2021年 8月 06日


            ちゃんとそこまで書いてあるだろ?

            1
              • 匿名
              • 2021年 8月 06日

              見落としてた

              1
                • 匿名
                • 2021年 8月 06日

                日本の国語の試験は問題文全部読まずに設問から読み始めた方が効率良いもんな。
                仕方ないね。

                6
          • 匿名
          • 2021年 8月 06日

          市民、コンピューターによる完璧で幸福な政治はそれら全てを解決します

          1
            • 匿名
            • 2021年 8月 08日

            デストピア一直線、と言いたいとこだけど、
            憲法の代わりと思えばありな気はするんだよね。
            まあ今度は開発者に無謬性が求められる訳だけど。

      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      ステルス抜きにしてもF/A-18E/FでJ-31の相手をするのは厳しいと思うぞ
      J-31に搭載されるWS-13の発展型のWS-19に推力負けしてせいでペイロード量で負ける可能性あるし
      WS-19より推力が高いとされるF414EPEがまさかの不採用になってるしで
      なにやってんだろお前案件をアメリカがやらかしまくってるのが実に頭痛い…

      4
        • 匿名
        • 2021年 8月 06日

        第二次産業が衰退した国ってのはえてしてそうなるということでは。

        2
      • 匿名
      • 2021年 8月 07日

      その後、荒野でスクラップに偽装した新型機が、偽装を解いて颯爽と当初するのですね。

    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    次期戦闘機もF35のように
    失敗したらどうなるやろうなw

    2
      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      そういう失敗を避けるプランではあるが、もちろん失敗の可能性はある。
      されど短いローテーションで次々と開発を続けるこの計画は、まさにその失敗のリスクを最小限化する狙いだと思うよ
      失敗したら?さっさと次の機体の開発を始めるのみ

      1
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    >>「2055年頃」まで飛ばすことが可能なのだが「その時代に第4世代のF/A-18E/Fが通用するとは到底考えられない」

    新型イーグルもそうだけどやっぱザコすぎ判定になったら耐用年数残して友好国に売っぱらえばいいじゃんって思うんやが

      • 匿名
      • 2021年 8月 06日

      商品価値がガタ落ちしたところで売る、って
      それ用廃と大差ないんじゃないの?

      6
    • 匿名
    • 2021年 8月 06日

    記事トップの画像がスパホではなくて、レガホな気がします!

    1
    • 匿名
    • 2021年 8月 07日

    物事を単純化し過ぎなのだろうけど、ボーイングが諸悪の根源に思えてしまう。
    ボーイング救済なら別枠でやれば良いのに、とも。

    1
      • 匿名
      • 2021年 8月 07日

      ボーイングにすれば、国家予算の決議権をもつ連邦下院の議員さんたちに
      ロビーイングして、援護射撃してもらう方が手っ取り早い。
      ボーイング1社だけの救済のための法律なんて、議会の理解を得られないからね。

        • 匿名
        • 2021年 8月 07日

        かつてロッキードか破綻仕掛けた時は、国から融資して貰ったみたいだし、
        やりようはあると思います。

    • 匿名
    • 2021年 8月 07日

    軍需部門を分離してノースロップとくっつければ良いんじゃない?ノースロップなら、ステルス機技術もあるし

    • 匿名
    • 2021年 8月 07日

    議会・ボーイング「日本人よ、スーパーホーネットを買え、機動部隊をまた持ちたいだろう?」

    2
      • 匿名
      • 2021年 8月 09日

      財務省「駄目です」
      防衛省「F35Cなら欲しいですが」

      2
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  2. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  3. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  4. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
  5. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
PAGE TOP