DEEP STATEとRYBARは19日夜「ロシア軍がクピャンスク方面、トレツク市内、ポクロウシク方面、南ドネツク方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、特筆すべきはロシア軍が南ドネツクで大きく前進した点で、同方面の防衛状況は最悪の一言に尽きる。
参考:Мапу оновлено!
参考:Штурм восточного Купянска, наступление на Покровск, Курахово и Времьевку — сводка за 19 ноября
カホフカ貯水池の土手を通ってグレーゾーンがクラホヴォ中心部に伸びる
RYBARはクピャンスク方面オスキル川沿いについて19日夜「ロシア軍がシンキフカの西に広がる森林地帯を占領した」「クピャンスク東市内に伸びるグレーゾーンが大きくなった」「クピャンスク東市内の工場地区で戦闘が続いている」と報告。
DEEP STATEも「シンキフカの西に広がる森林地帯から線路沿いにロシア軍の支配地域が広がった」と報告済みなので、DEEP STATEとRYBARが主張する「線路沿いに伸びたロシア軍支配地域」の範囲は一致した格好だが、森林地帯の西側やシンキフカ方向の状況、クピャンスク東市内に伸びるグレーゾーンの大きさには大きな食い違いがあり、トレツク市内の初期状況とよく似ている。
DEEP STATEはトレツク市内について「ロシア軍がトレツク市内ザバルカ地区のアパート地区で足場を築いた」と報告、DEEP STATEが「ロシア軍がザバルカ地区に支配地域を確保した」と報告するのは今回が初めてで、トレツク市内中心部の変化が非常に低調なため「ロシア軍が攻める方向を変えた」という可能性もある。
但し、ウクライナ軍がスタジアム西の住宅地=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子が登場しているため、ロシア軍はカルチャーセンターから住宅地の方角に前進しているかもしれない。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がユリウカとペトリフカの間で西に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォレクシイウカの西で前進した」と報告。
セリダブとツクリネの間に形成されつつある突出部はT-0515方向に伸びつつつあり、ポクロウシク・ディミトロフを攻撃するための条件を作り出そうとしているように見える。
DEEP STATEはクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がベレストキー集落内に侵入した」「グレーゾーンがクラホヴォ中心部に伸びた」「ロシア軍がノヴァ・イリンカを占領した」「ロシア軍がダル二ジェ方向に前進した」「ロシア軍がアントニフカ周辺で前進した」と、RYBARは「ロシア軍がダル二ジェを占領した」「ロシア軍がトルダベ方向に前進した」「ロシア軍がマクシミフカ東郊外で前進した」と報告。
DEEP STATEはノヴァ・イリンカからクラホヴェに伸びる土手を通ってグレーゾーンがカホフカ貯水池の対岸=クラホヴォ中心部に伸びており、ロシア軍はクラホヴォの南東からも迫っている。さらにカテリニフカ~ウスペニフカのポケットも急速に縮小し始めており、南ドネツクの防衛状況は最悪の一言に尽きる。
もしダル二ジェからO-0510を西方向に突破されればクラホヴェ市中心部の防衛状況は一気に悪化するしかなく、さらにベレストキーからスターリ・テルニーに到達されると「最大の防衛拠点=西郊外にあるクラホヴェ火力発電所」も直ぐに無力化されるだろう。
RYBARはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がリヴノピル周辺で前進した」「ロシア軍がノヴォダリウカ郊外まで前進した」と報告、ロシア軍はリヴノピル方向とロズドルネ方向からヴェリカノボシルカの背後に回り込もうとしているように見える。
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※アイキャッチ画像の出典:30 окрема механізована бригада ім. князя Костянтина Острозького
焦る様子も無くじっくり攻めてるね〜
ロシア国防省による説明では「この方面では『オオカミ狩り』の戦術を採用している」とのこと。
「小集団に分かれて敵を包囲して限られたスペースに追い込み、徐々にその輪を狭めていく」のだそうです。
個人的にロシア側は開戦当初から首尾一貫して外線作戦を採用し続けており、当初は兵站の準備不足や不備等によって効果不足でしたが、ロシア側の改善と適応とウクライナ側の疲弊と機能不全によって、ロシア側の構想通りの状況になったという印象です。
ロシアが横綱相撲をとると、ウクライナが出来る事は限られてきますからね…
トレツクはウクライナ軍が押され気味だけど拮抗状態かな。
これハリコフのボルチャンスクやチャシブヤールもそうだけど破壊が進み過ぎた都市は歩兵が定着して足場を築くのが難しいということかな。半包囲にして首を絞めるやり方の都市は破壊も進まず陥落するんだけどね。クラホベもセリタブと同じく半包囲になって終わるだろうね。
クラホヴォは陥落することは確定的、あとはどれだけウクライナ軍が撤退で損害を出すかでしょうね。アウディーイウカ撤退戦のように壊滅的な状況になれば追撃されアンドレーエフカ(アンドリイフカ)やドニエプロペトロフスク州境まで進まれかねないのでは。ただその地域に鉄道はないのでポクロフスク南方への前進を優先するかもしれませんね。
また、ヴェリカ・ノヴォセリカ方面にも注目しています。この町は防御力は高いものの、ロシア軍に両翼包囲されかかっているので冬のうちに陥落しそうです。そうなれば南ドネツクにウクライナ軍の大きな拠点は無くなります。ロシアにとってはクリミア回廊がさらに安全になるわけで、重要な勝利となるでしょう。
アメーバが触手を伸ばしてどんどんバクテリアを飲み込んでいくようなイメージで膨らんでいく。露軍の現場はかなりの裁量権を与えられているようだ。指揮系統にも乱れがなく作戦は融通無碍で芸術的という印象を受ける。貯水池を横断する土手の両側を抑えられて渡られているようではクラホヴェは長くは持たないようだ。
1000日目になったしウクライナ全土が見られる規模の地図で見てみたけど、ここ数か月ロシアがどんどん押し進めてる割に、ロシア軍支配地域はウクライナ全土で言うと1割もないくらいだから、世界(ウクライナ)は広いんだなって思った。ロシアはどこまで進むつもりなのかな。
千日も侵略に命を掛けてこんな泥沼しかできないんだから、ロシアの未来はお先真っ暗確定だというのがよく分かりますねえ
未だに、ロシアの戦略目標がウクライナ全土の掌握とか考えているのですか?
プーチン大統領がどこかで手打ちにしたいとは思っていても、
ウクライナがどこまでも諦めるつもりがなければ、
最終的にはロシアはそうせざるを得なくなってしまいます。
「西部のリヴィウ迄ウクライナ全土が制圧される」のが先か、
「ロシアが戦争に耐えられなくなって、破綻するかプーチン政権が崩壊する」のが先か、
の根比べの時間との勝負になる。
トランプ政権になろうが西側が今後も程度の差はあれ、長期にわたってウクライナに武器や資金を
送り続けるのであれば、軍事的にはロシアが押していても、
財政的な下支えはウクライナ側の方があるという状態は続きます。
日中戦争時の日本は次第に困窮しながらも、
日本軍は、戦争末期まで日本軍は大陸打通作戦を行うなど、
占領域を拡大はしていましたが中国全土を完全制圧する前に、
最終的に経済的な破綻をきたしたのは日本の方でした。
仮に日本が資源国でアメリカとの開戦を選択しなくとも、最終的には窮乏して破綻したでしょう。
最大の支援国だったアメリカが手を引くような事があれば全てが崩れますよ。欧州のみで巨額の支援を送り続けるのは現実的に不可能で、そんな事を各国の国民が許すとは思えません。
おそらくリヴィウまで押し込まれる前にウクライナ人は現実を見始めるでしょうね。
ウクライナがどこまでも諦めないつもりならとのことですが、今の戦況でウクライナ全土が占領されるまでどこまでも諦めないという考えを持ち続るということがありえますかね。口で言うことは簡単ですが本当に実行するのは極めて難しいと思うのですが。
もしあり得るとしたら停戦を決断できずズルズルと戦い続けることくらいですかね。
あと、欧米各国はウクライナに最後までは戦わせないと思いますよ。最後まで戦い国を失うということは国を持たない難民が一千万人以上発生する可能性があるということであり、その主な受け入れ先になる欧米各国はとんでもない負担を背負わなければならないことになります。これはロシア軍以上の脅威です。
欧米各国としてはウクライナは最後まで戦わさせず、国として機能する程度にはウクライナを残すように動くと思いますよ。
内容にはそれなりに納得です
ただ、難民に関しては欧州と米国と英国では温度差が有ると思います
地続きの欧州は難民等、社会的混乱を嫌うでしょうが英国は、それほどでも無く
米国に至っては、ほぼ影響は無いでしょう
つまり、逆に言えば米国や英国は、ウクライナに最後まで戦わせたいと思っているかと
トランプは、ウクライナ紛争から手を引こうとしてますが英国は、何が何でも戦わせようとしてる節が見受けられます
これからの英国の動向に注目ですね
米国に影響無いですかね?
欧州各国が難民支援に多額の出費を強いられるなら米国が得られたかもしれないお金が使われる事にはなるかもしれない。
欧州が資金不足に陥って対応出来ない部分を米国がサポートする羽目になる可能性もあるのでは?
世界は繋がっているんですから欧州で何かが起こっても米国は影響を受けない事はないでしょう。
財政的な下支えは意味がありません
最終的に、どちらの新兵プールが先に尽きるかの戦いです
NATOあるいは、どこでもいいですが新規の兵士の参戦がない限り、
ウクライナは先に兵士が尽きて敗北します
これを逆転するためには、ウクライナは火力においてロシアを
拮抗ではなく上回なければならず、しかもそれをロシアの新兵プールが
尽きるまで続ける必要があります
大戦時の中国は人口が多く、兵士の消耗が日本以上に激しくとも何とか耐えられましたが、
ウクライナの場合はロシアよりもずっと少なく、しかも既に多くが海外に流出してしまっています。
いくら一般的には士気の高い祖国防衛戦とはいっても、
果たしてロシアが根負けして体制転換するまで、ウクライナは領土を一部でも残して守りきることができるのか?
という話になりますね。
間違いなくウクライナが破綻するのが先かと。
ウクライナはNATOのスーパーバフがかかってロシアには経済制裁の西側のスーパーデバフがかかっていた。
世界第二の軍事大国でも厳しいところだが中国とインドは白人から迫害されてきた歴史から可能であればアングロサクソンが進める世界秩序を崩したいと思っているだろう。
これからNATOがどんな支援をしてもロシア軍は99%ウクライナから追い出されないだろう事がわかっていても支援するんだろうね。
確かにアメリカは次期大統領がトランプ氏ですから難民の受け入れはごくわずかで難民問題は考慮しないですね。この点は書きすぎました。ご指摘ありがとうございます。
イギリスは正直何がしたいのかわからない国ですね。今の好戦的な態度はイギリスの国益のためというより何か別のことを考えて動いているようにも感じます。
かぼさんへの返信のつもりがこちらについてしまいました。申し訳ありません。
へえ、すると侵略しようとする側が相手国を屈服する見込みのないまま戦争を始めちまったというわけだ。
無計画も極まれりだねえ。
全土制圧のみが屈服ではございません。むしろ、全土制圧で終わった戦争はほぼございませんよ。実際それで終わった近代戦はナチス・ドイツくらいでしょうね。
ロシアはウクライナに強制的に要求を呑ませるため=屈服させるために総力戦をはじめました。そして、総力戦は最終的に相手が負けを認めるまで続きます。
ウクライナは支援に頼っている以上計画的な総力戦ができませんが、ロシア軍はウクライナの継戦能力を下げることで屈服させるためにロシア軍は前線戦力の破壊や後方インフラ攻撃などの戦争計画を計画的に行っているため今のウクライナの劣勢につながったわけです。
つまり、相手国が音をあげて屈服することに期待して侵略を始めたら、全然音を上げずに千日たってしまったと。それはまさに行き当たりばったりにやってしまった証左というものですよ。
攻められた方が計画的でないのは、攻めこんだ方が無計画というのはいかがなものですかね。
ウクライナでは徴兵逃れや国外脱出が相次いでいますよ。それは「ウクライナ国民が根をあげている」と言うことではないですかね?いくら口で勇ましいことを言っても軍に入隊しなければ口先だけです。口先だけでは「戦意が高い」とは言えません。またゼレンスキーがわめいたところで戦争は為政者だけで出来るものではありません。ウクライナ国民が根をあげたからウクライナ軍の予備兵力が枯渇しウクライナ軍は戦線崩壊したのではないですか?
戦線崩壊した割には、ドニ―プロ川東側はおろかドンパス4州の制圧の目途すらできていないわけですからねえ。
「ウクライナでは徴兵逃れや国外脱出が相次いで」に至っては開戦直後から言われ続けて1000日たってしまったわけで。
好意的に解釈しても、全体の変化にはつながらない切り取られた事実に過ぎなかったということでしょうね。
プーチン氏はウクライナの人力プールの限界を計算したのかもしれないと思う
限界に達したら、抵抗する意志があっても、抵抗できる人は十分にいません
その時、ウクライナにはまだ7割以上の国土が残っていたかもしれないが、それからは簡単な消化試合になるだけだ
つまり、初期の交渉が失敗した時点で、すでに数年の長期戦が予想され、さまざまな準備ができていたということです。ウクライナが早めに降伏すればもちろんいいが、彼らが断固として抵抗すれば、極限まで人力を消滅させる作業を淡々と続けなければならない。何百日経ったか自体は重要ではありません
私もロシアが緒戦後にプランBだと言ったのは短期決戦に失敗した以上速やかに長期戦体制に移るという意味だったと、実際の流れから考えております。
経済防衛はともかく戦場からは苦し紛れの発言に見えましたが、前もってあったかはともかく大事なことはロシアは長期戦計画を遂行したという事実でしょう。
まあプランAは笑ってもいいと思います。戦力優位も十分でないまま長大な戦線開く、士気崩壊かゼレンスキー政権の逃亡を期待した作戦にしか改めて見てもそう思います。
ウクライナ軍は22年初めにトンパスを攻撃しようとしている、ロシア軍は早く攻撃しないと現地の親ロ武装と介入口実を失うことになる
そして、ロシア軍がさらに増兵すれば、ウクライナに「ロシア軍は本当に大規模な攻撃をするだろう」と確信させ、奇襲の好機を失うことになるだろう
一応プランAの部分では、ウクライナ軍が奇襲を受けて混乱に陥った際、ロシア軍によって多くの火砲が破壊され、その後西側の援助があっても火砲の劣勢を挽回することはできなかった。これはプランBにとっても有益な成果である
緒戦でウクライナ側の多くの火砲が破壊されたというなら、良くも悪くも砲弾不足に悩まされることはなかったろうし、155mm、105mmの体系への切り替えが一気に進んだはずですがね。記事が全てを否定していますよ。
私もロシアが緒戦後にプランBだと言ったのは短期決戦に失敗した以上速やかに長期戦体制に移るという意味だったと、実際の流れから考えております。
経済防衛はともかく戦場からは苦し紛れの発言に見えましたが、前もってあったかはともかく大事なことはロシアは長期戦計画を遂行したという事実でしょう。
まあプランAは笑ってもいいと思います。戦力優位も十分でないまま長大な戦線開く、士気崩壊かゼレンスキー政権の逃亡を期待した作戦にしか改めて見てもそう思います。
そのように「敵は侵略者、敵は弱い、敵は失敗する」と言い続けてきた連中が選挙で次々に失脚し、“オールドメディアの敗北”と騒がれ始めましたね。
狭い界隈で声高に叫ぶ者達の世界と、選挙結果に伴い政権が変わっていく世界の食い違いが、どんどん激しくなっていく。やがてこの対立は、それぞれの国での内紛、内戦にまで発展する暗い未来がきそうな気がしますが。
日本や西側既存政党の政治、外交やオールドメディアの報道がいいとは思わないけど、ネットの怪しい情報を元に増殖するポピュリズムなんで論外だと思うんですけどね。例えば日本の石丸、斎藤、国民民主なんかが政権を取ったら国が壊れるでしょう。まぁこんな輩が躍進するきっかけを作ったのは既存政党の内政や価値観外交の失敗とそれにひたすら追従するメディアが原因でしょうしどちらの勢力が政権を握っても分断は深刻化し続け、政治面でもお先真っ暗でしょう。
銀英伝などでも語られてますが、「民衆が既存の民主主義や価値観に失望し、信頼を失った」結果として独裁者に全てを委ねる、なんですよね。【既存の秩序】が頼りになって、大多数の国民に安心感を与えられるもので在り続けるなら、分断は深刻化するまでには至らない(平成はまだその段階だったと思います)。“欲をかかなければそれなりにやっていけるんだから、今のままでいいじゃないか”が大勢を占めます。ですが、今は限られた富裕層しか「今のままでいい」と思えないほど物価高が進んだため、不安は不満に繋がり、分断は深刻化する。
腐敗した民主政と清潔な専政政がどちらがましかですよね?
日本のメディアは近隣国に対して偏向的な報道をしていますがその近隣国なしでは経済がまわらないのに本当に大局観がない政治家達で絶望しますね。
保守というものをきちんと理解している人が、ロシアを好むというのも分かる気もします。あの国は、オリガルヒに制裁を与えられる数少ない国ですからね。
斉藤やトランプの再選はメディア論からすれば同列のものとして考えられるものですが、これにより何かが好転するとは考えにくいですね。特にアメリカなどは、マスクなど、いわゆるオリガルヒ的な存在を制裁する事はできませんし、これが政府の側です。自らの利益を最優先する者が利益を公のために放出するとも思えません。政府は、権力の集中のために陰謀論などを利用するでしょうが、倒すべき陰謀の相手は不明であり、的外れな相手を攻撃する、怪しいカルト集団が増える未来しか見えません。分断の正体の一つとしては、この集団がまずは視覚的に現れる事でしょう。そもそも、西側の保守のバックには、何らかのカルトが付いているケースが多いので、カルト思想が、その子を増殖するような社会とでも言いましょうか。まぁねずみ講のような詐欺は、上部組織の利益集中に繋がりますし、格差は更に広がるんじゃないでしょうか?
長期的なロシアの明暗については何とも言えない所ですが少なくとも今の段階では全くと言っていいほど“真っ暗“ではないと感じています。
一番の理由としては消耗戦を1000日続けてもロシアの経済や安定度が非常に好調であるという点です。
これはかなり脅威的なことでアメリカですらベトナムやアフガンといった自国と無縁のただの局地戦で疲弊し国内の世論は割れ、与党に対する批判は激しいものでした。
だらだらと書き連ねましたが端的に持論を述べるなら“千日も侵略に命を掛けて泥沼しか出来ない“と言うより千日も泥沼の消耗戦を行なってなお、余裕のあるロシアという視点が重要であり、少なくとも今のロシアは比較的明るいということです。
>ロシアの経済や安定度が非常に好調であるという点です
非常に好調?失敗国家に片足突っ込んでるロシアが?
ロシアの財務状況などご存知でしょうか?
超健全体質ですよ
ロシアが国際社会から孤立しているとのプロパガンダ
を間に受けているのでしょうかね
今や「国際社会」とは欧米我が国ではなく、中国インド
グローバルサウス諸国に主軸は移りつつあります
認めたくない気持ちは理解しますが、「事実」です
単純なGDP成長率だけ見ても、ロシアが「失敗国家」
とは到底思えませんが?そも失敗国家とはなんぞや?
ブーメランでウクライナのライフがゼロになっている。
何をもってして失敗国家となるかにもよりますが、ロシア統計局のデータでは実質GDP成長率は2024 Q1が+5.4%、2024 Q2が+4.1%となっており、失業率は統計開始以来最低水準、労働力不足により賃金上昇率は高水準で推移しています。
産業別でみても細かい産業別ではマイナス幅が大きい産業もありますが、第一次産業~第三次産業でプラスとなっており、産業は活況と呼べると思います。
データの捏造や大本営発表ではないかという指摘もあるかと思いますが、実態との乖離があった場合、中国の様に大量の路上生活者や閑散としている街、閉店した店が並ぶ通りの映像等がSNSで出てて来ると思いますので、信用に足りうるデータではないかと思います。
個人的には移民を過剰に受け入れた結果、経済・社会へ悪影響を与えてしまっている欧米が失敗国家と言えるのではないかと思います。
追記です。
あくまで戦時経済下での好況のため、戦後うまく経済を軟着陸出来なければ不況に陥ってしまうでしょうが、現在のロシア経済は好調と言えると思います。
>失敗国家に片足突っ込んでるロシア
GDP3.6%成長が「失敗国家に片足」だと、日本、英国、ドイツ、フランス、イタリアなどは「失敗国家に両足」になってしまいます。というか、欧州のほぼすべてが。
まあ、世界恐慌の時のように、ソ連以外のほぼ全てが失敗国家と化した時期もありましたから、あくまで経済指標は軍事力の強さには直結しないのでしょうが。
何を失敗とするか曖昧な表現や価値観よりデータを見た方が判り易いですね
ロシアの経済は、現在も不動産バブルが過熱気味でそれを冷ます為に金利政策は高めとなってます
戦争経済でGDPが無意味にプラスと報じてる所も有るみたいですが経済での比率を見ると戦争でのGDPプラスはそれ程大きくなく戦時経済とは言い難い状況
今のロシアは日本の高度成長期にも似た状況の上に紛争による人手不足が加速してるのが現状ですね
ロシア経済は非常に好調ですが、不動産バブル要素が混ざってるので今よりも戦後や不動産バブルの後始末の方が遥かに問題でしょう
失敗国家というなら日本の方が遥かに失敗しており欧州もその仲間入りが確実になってるのが現状ですね
米国経済もバブルが弾ける寸前でトランプの政策次第ですがバイデン政権の失敗の後始末はウクライナ紛争よりも厄介でしょう
「世銀調べ(最新)でロシアはドイツ日本を抜いてGDP世界4位」と書き込んだら”中学生でもわかる嘘だ”と咬みついてきた人ですか?
先日、IMFも最新のGDPランキングを出したけど世銀と同じくロシアはドイツ日本を抜いてGDP世界4位との評価。成長率も3.6%と欧日らよりもずっといい数字。
ロシアは稼げる国なのだけれど外資やオリガルヒらによって産み出した国富が毎年海外に大量に流出し、国内投資できる金が削られていた。”幸いにも”米欧日らによる対ロ制裁によって国富流出が強制的に止められたし、海外には怖くてお金を置いておけなくなったんで、国富が帰国するわ流出しないわで国内に投資されるようになったのが大きい由。
もちろん、軍事需要増大、解放地の復興需要増大、人口が千万人近く増えたこと、元々増やしていたインフラなどへの投資、貿易増大などで仕事が大きく増えたことも効いている。さらに、インフレ下で実質賃金が十数%上がっているので、宵越しの金を持っているのはナンセンス(毎日目減りするわけだから)とどんどん金を使う大消費ブームが起きてますます景気が良くなり経済成長をドライブさせてるそうな。
公定金利が高いことを以てロシアヤバいという向きもあるが、実質金利=公定金利ー物価上昇率なんで、実質金利で言うとそこまでぶっ飛んではいないし、中小企業や一般人の住宅ローンは遥かに安い優遇金利なんで(物価上昇率よりも低いくらいの金利)、全然大したことはない。
また、よく言われるように公債費率はGDP比で2割切ってる。米日のようにGDP比で軽く100%超えているのと比べると国家財政は実に健全。
なお、ここ2,3年好成長と言うことでIMFは来年の成長率を1.5%と見込んでいるが景気後退気味の欧日に比してこれでも立派なものだ。
米国はWW2後の景気後退を旧戦場国でのマーシャルプラン(援助したドルと同額の国債を発行させ、全てではないがその金で米国品やサービスなどを買わせた。つまり援助額の倍の米製品やサービスを売りつけたし、長く続く米製品の隷属的な市場にしたのだ)他で抑えたが、ロシアも大きく広がる復興需要と兵器を含む貿易増大で抑えようとするだろう。どのくらいうまく立ち回るかは非常に興味深い。
そう、非常に皮肉なことに。
ロシアは現在、ピケティが看破した「最良の富の再分配は戦争によって起きる」が現実化しており。
さらにそれに西側の経済制裁という名の「やってることはロシア経済を保護して国富と人材の流出を抑えているだけ」の政策がプラスに作用し。
労働者は働けば働くほど富が手に入り,生活が豊かになり。「普通の高卒労働者でも真面目に働けば結婚して家を建てて家族を持ち、さらにちょっと努力すると郊外にダーチャを持てる」というまるで1980年代日本のような1億総中流社会を実現してしまっています。
なんと、今やロシア人は「飲んだくれるくらいなら働きに行って稼いだ方が楽しい」となってしまい、一人当たりアルコールの消費量が減ったとの統計があるそうですから。
対露経済制裁が結果的には、効率的な保護貿易として働いており、紛争前までは稼いだ外貨も輸入で使ってしまっていて国内経済がいまいち上手く回ってなかった部分が一気に内需に向かって好景気化してるんですよね
なんだろう、酷い皮肉な結果がロシア経済で起きてしまっている
西側は、これから中国の大不況輸出が欧米に来るのが確実なのに・・・
ドイツ経済なんて日本以上にヤバイ
我々には寸土に見えても、ウクライナ国民からすれば不可分の国土ですよ。ウクライナの為と言いながら、ウクライナを犠牲にする方針を隠そうともしない態度が一番気分が悪い
将棋なら王が詰むまだ負けじゃない
大戦略なら首都が落ちるまで負けじゃない
だから引き分けって理論も通じますが現実はそう0か100かじゃないですからねぇ…ウクライナ全土が征服されるまで負けじゃないって主張には首を傾げざるを得ませんね
それだと日露戦争も太平洋戦争も引き分けになるような暴論ですよね。戦争も外交も相手に主張を飲ませた方が勝者です。この場合ドンバス割譲をウクライナと西側に飲ませることをほぼ確定しつつあるロシアの優位は否定できませんよ。
1000日御目出度う〜?
今後も戦況更新楽しみにしています。
この戦況が1000日目なら、ウクライナ軍大勝利!
事実上の敗北が確定的な上に戦後は荒廃の未来しか見えないのに大勝利とは
ネタの自己解説はキツイので勘弁w
匿名掲示板の作法ですよ。スレッドの書き込み上限が1000なので、
>>1000なら○○(概ね実現不可能な希望)
と最後を締めるのです。キリ番ゲットみたいな物ですね。
犠牲者の数がもっと少なければそうだったでしょう
国民の屍山血河が積み上がりすぎて、最早、何を以て勝利とするのかさえまともに議論が状態に
早速使用許可が出たATACMSをロシア領に撃ち込んだみたいですね。
またバイデン政権は対人地雷の供与にも踏み込むそうで、オバマ政権時代に朝鮮半島以外では使わないとしていた方針から転換だそうです。
あと2カ月もすればトランプ政権となり、何か問題が起きてもトランプの責任にできるので吹っ切れた感がありますね。
なので長距離ミサイルのさらなる供与と無制限使用許可ぐらいまでは出してきそうです。
後はドイツあたりも今の政権が崩壊して選挙なので、後は知らないと長距離ミサイルの供与に踏み切る可能性があると思います。
対人地雷解禁とかロシア人だけじゃなくてウクライナ人も○ね!って感じですね
朝鮮半島でも解禁状態だったとあるので、まあそれぐらいの命の扱いだって事でしょう
劣化ウラン弾が欧州地域では禁止なのに中東地域ではOKと同じで本当に差別主義者のやる事はキモチワルイ
し、信管のバッテリーが一定時間で不活性化する『らしい』から······(震え声)
ウクライナはクラスター弾禁止条約は批准していないが、対人地雷禁止条約は批准してる。もちろん、米国は両方とも批准していない。ちなみに米国は化学兵器や生物兵器の禁止条約は批准しているが査察は拒絶してる恐らく唯一の国。
欧州はクラスター弾、対人地雷禁止条約とも批准しているが条約の義務に反し、軍事支援するウクライナが使用したことに対し制裁しなかった。
これが米欧日らが声高に喚く「ルールに基づく国際秩序」の実像。
ちなみにロシアはクラスター弾、対人地雷禁止条約も批准していないが劣化ウラン弾も含め、ウクライナが使うまでは自粛という態度であった。
私は地雷の敷設には賛成ですね。スロヴィキンラインであれだけの猛威を見せられた訳ですし。
問題はウクライナがその条約を批准していること。使うなら脱退して筋を通して欲しい。
あとロシアは開戦当初からクラスター弾を使用していますよ。自粛という表現には個人的に疑問符です。ウクライナがやったから。それで市街地へのテルミット焼夷弾の使用が認められるのはちょっと······
対人地雷なんかウクライナはドンバス紛争の頃からばら撒いてますわな
使用を断定されてるものだけに限ってもウクライナはイジュームで使ってる
南ドネツク突出部の状況は喜ばしいところですね
この底部は既にウクライナ軍の火力がアクセスしづらい状況にあり、撤退支援をしようと近接させれば反撃を受けて貴重な非接触戦能力を損なう危険性が高いです
グレーゾーンの大半は係争地であり、ウクライナ軍の戦術的撤退が上手くいかず陣地に取り残されていることを意味します
千日目という記念すべき(?)日をこんな有様で迎えるとは···
南ドネツクは最早言うまでもない状況だが、クピャンスク方面はセリダヴみたいにあっさり陥落する可能性も出て来た、という印象
ポクロフスク方面は周辺への新しい攻勢の準備段階に見える
しかし1000日目で「最悪」という言葉が出て来てしまったか……
クラホヴェ南、ウクライナ軍が包囲されているように見えますが、どの程度の損害がでているのか気になります。
T-504(ポクロウシク~ディミトロフ周辺)は、トレツク・ニューヨーク、チャシウヤール・コンスタンチノフカなどへの重要補給路になっています。
ウクライナ軍は、この補給路を必ず守る必要があるため、それなりの部隊を貼り付けてロシア軍と対峙しているであろうことが、管理人様作成MAPから読み取れるのではないでしょうか。
T-0515にロシア軍が迫っていますが、兵力不足のため同じような守り方はできないと思いますが、どうなるのか見守りたいと思います。
もう侵攻開始から1000日になるんですぬ。
どこかのイギリスが「ロシアの戦費は1日2兆円」なんて情報を流していたのが今となっては懐かしいですが、ロシアの戦費は累計でどのくらいになってるんでしょうね。
現在、1ルーブル≈1.55円
今年のロシアの軍事費は約10.8兆ルーブルだった
来年は13.5兆ルーブルに増加する見通しで、これは20.925兆円に相当する。つまり1日あたり573.3億円
戦費=軍事費と言うこともないのですが、実際2兆という大きな数字はその軍事費から盛ったのでしょうね。
ロシアの平時の軍事費が大体3兆ルーブルでしたので、ざっくり8兆ルーブル * 1.55円 / 365日≒340憶ですね。
この数字は社会保障費を超えていることから重いことには間違いないのですが、インフレと好景気の中で市民生活が回っている限りは予算内の緊急費と受け入れられるのでしょう。
頂き男子バイデンちゃん
「経済制裁でロシアを崩壊させて資源を山分けするはずだったのに…」
まあ1日500億円をどぶに捨てているのはヤバイデン
クラホヴェ北にある貯水池の橋?陸地あるのかな?渡ってロシアがクラホヴェ中央部を攻めてる様子だけど、遮蔽物もないだろうに気合いを感じる。
まーたRyber殿が盛っておられるぞ!
それはさておき、もう1000日ですか…一旦始まってしまった争いはなかなか終わらないものですね
はやく平和になってほしいものです
EU内の通信ケーブルが切断されたらしいけど、またウクライナやったん?
イギリスとの共犯かもしれないですね
EUというかドイツが弱って得するのはあの島国ですから
ノルドストリーム爆破と同じく、同時期に水中工作も含めたNATO側の演習があった由。
米欧側は同時期に通った中国船の仕業だと匂わせているが”トンキン湾”臭、”大量破壊兵器”臭がする。
1000日目おめでとうございます。
ウクライナ戦況が、このサイトでも記事のUP数がトップタイになりましたね
どうしても比較してしまうけど、報道やネット記事だと1000日目の節目にアメリカがついに決断しATACMSミサイルでのウ軍反撃に沸いてますが、さすがにこっち見ると現実に引き戻されますね。
本当につくづく、“オールドメディアの敗北”が今のトレンドなのだと思います。(DeepStateなどを除いて、日本のメディア発表で戦況を追おうものなら酷い錯誤になる)
ネットの個人サイトやYouTubeの情報が真偽ごちゃまぜなのは当たり前ですが、既得権益層に阿った記事を書くメディアや“権威ある機関の発表”のほうは、なぜ疑わずに鵜呑みにする人間が多いのか。間違った政権を信奉すれば、困るのは自分たちなのに。
そうした点で、このサイトには本当にお世話になっております。提示いただいた情報を下に、自分の頭でことの是非を考えていきたい。
最近ではアメリカだとトランプ、日本だと自民の失速と斎藤元知事の再選でオールドメディアの影響力衰退が加速した感じ
オールドメディアの敗退と共に、集合知の時代が始まったのかなと感じています。
こちらのブログは管理人さんが可能な限り事実や証拠に則し、客観的に戦況を伝えて下さっています。そして皆さんのコメントが異なる視点や思想を提示したり情報交換が進んだりと、コメントが加わる事によってより多くの知見が集まってきていると思っています。
管理人さんと皆さんに改めて感謝します。
もう忘れてる人も相当いそうだけどアウディーイウカ“陥落前の時ですら“GPS誘導兵器はロシア軍のpole-21で有効性を著しく失ってんのよね
しかも当時前線どころか後方にもロシアはどんどんpole-21のアンテナを設置しまくってた
ウクライナ軍は後退に次ぐ後退で戦線を押し戻せなかったから、pole-21の撃破はろくに出来てないでしょう
空気と化したスイッチブレード君やエクスカリバー君が激しく頷いている気がする。
なんでこれがゲームチェンジャーになるんでしょうね?
もうウクライナはロシアの奥地を攻撃できるドローンを開発していてなんならもう使っています、
それでもウクライナはどんどん削り取られている現状なのに…
正直、ウクライナ自前のドローンのほうがよっぽど効果的ですね
ATACMSなら既存の防空装置でも一応カバー可能だけど、
ウクライナ製ドローンはAIにより自立航行するかつレーダーで捉えづらいとかで
トロペツの弾薬庫まで到達を許したし、それ以前からも石油精製施設に
何度も攻撃を許していてロシアは対応に苦戦しているようです
結局すでにウクライナはロシアの奥地を有効に攻撃する手段を持っており
それでもロシアが継続的に占領地を拡大し続けてきたことから
ロングレンジミサイルの使用許可はゲームチェンジャーにはならないだろう、
とAl Jazeeraの記者が現地(ウクライナ)の分析も踏まえてリポートしていました
(Al Jazeeraは親パレスチナで反米的報道が目立ちますが、ウ露戦争に関しては
割とウクライナ寄りの姿勢が垣間見えます)
クピャンスクを再制圧すればオスキル川東岸全域がロシア支配下に入るが、川を防衛線にして浮いた兵力を南に転用するか、あるいは川を越えてもう一度ハリコフ方面を狙うのか
自走砲には詳しくないんですけど、1枚目の写真が、排莢を手でやってるように見えるんですけど…。
自動排莢で車内に貯めといて、冷めたら用手的に車外に捨てるとかそういう運用?
その通りです。自動排莢で足下に転がしてるだけなので、適当な時に放り出すんですね。
Russian Artilery 2S1 Gvozdika in action でyoutubeで検索して観てみてください。
なるほど御教示感謝です。
もう1000日。
まずは、ウクライナ、ロシアともに亡くなられた方々に哀悼を捧げるとともに、日々最新の情報を提供してくださる管理人様には感謝を申し上げます。
本当にありがとうございます。
軍事ネタにおいて、今まで接してきたどの情報源よりも読みやすく、信頼性・公平性共に高いのはこのブログだけだと思います。
また、掲示板に集まる皆さんの意見を見ているだけでも色々な主義・主張、温度差があり、とても興味深いです。
時々、私も含めて行き過ぎた発言もありますが、自分や他人の意見の隔たりから自分の無謬性に気が付いて反省することも多く、そういう意味でも貴重な場だと認識しています。
日々の更新、大変でしょうがあまり無理をなさらずに続けていただけたらと思います。
クラホヴェ及び南部の都市群は11月中に制圧されそうですな
泥濘期も前進できたロシアは、大地が固まる厳冬期はどれだけ
前進するのか、、
ロシアは大都市(ポクロウシク・スリャビンスク・クラマトルスク)
攻略の前に、クラホヴェ・ヴェリカノボシルカなど根こそぎ
落とすつもりなのでしょうか
圧倒的優勢なロシアにこんな詰将棋されたら、ウクライナは
打つてなしでしょう
本来なら記念日は喜ぶべきなんだけどな
国家としてはそろそろ限界なのだろう
2年以上継戦能力があり、しかも国内経済的には余裕のロシア、まさにおそロシア。
政治も極めて安定しており、当初危惧されたようなグローバルサウスのロシア離れも起きていない。
プーチンが不治の病、パーキンソン病、ロシア国内反乱、弾薬枯渇、兵器枯渇、兵士枯渇、ほぼ眉唾と思われるが、仮にこれらがあったとしたら、それでもロシアは継戦可能だったということでやはりおそロシア。
世界中も流石にビビったと思いますけどね。
兵士の強さ、兵器の凄さではなく、国家としてここまで成熟した供給や循環の体制があることに。
普通の国ならあらゆる物資やリソースが不足し、国民の不満で体制崩壊や士気の著しい低下が起こる。
(ウクライナの現在がこれに近い)
エリツィンまでに蓄積していた不満(貧困、格差)を解決したプーチンは仮にこのままウクライナ問題を残したまま死んでも、英雄としてロシア人の記憶に残るんでしょうね。
逆に言うとプーチンの没後は間違いなく荒れそうで怖い
だから私はいつも、彼には「自分の代でこの問題(ウクライナ、あるいはNATOが東に拡張する傾向)を終わらせなければならない。次の世代に残しておくと何が起こるか分からない」という執念が強いと思っています
当然不正蓄財はしてるし暗殺もやりすぎで聖人でも何でもないけど、プーチンを
「狂ったアホ」だとルックダウンし続けていては勝てるものも勝てませんね
エリツィン時代に政治に深く食い込みロシアという国を私物化していたオリガルヒを
冷静に確実に排除して完全な大統領の権力的優位を作り出し(エリツィンは
様々な点でオリガルヒに遠慮していたしその助けも必要としていました)、
政治も経済も立て直して国民厚生はエリツィン時代に比べ圧倒的に回復させた
プーチンがただの私欲におぼれた無能な独裁者であるわけがないので
『その典型例がロシアの実業家ミハイル・ホドルコフスキーだ。ロシアの政界に
コネがあるおかげで、この男は資産をその価値のほんの一部の値段で購入し、
推定44億ドルの政府基金を着服したとされ、その後トラックを川に突っ込ませて
証拠を消し去った(略)ホドルコフスキーに特に触れておくべき理由は、
彼が道徳的洗浄というアートのイノベーターであるからだ…彼はプーチンによって
逮捕され収監された』ー資本主義だけ残った p200
しっかし金利だけ見て「ロシア経済はもう限界!」とか北朝鮮兵を見て「ロシアは北朝鮮に頼らざるをえないくらい追い詰められてる!」とか言っちゃう人が多いこと多いこと。そりゃ健全とは言わないけどなぜその金利にしてるか、なぜ北朝鮮兵が来てるかを理解しようとせず自分の願望で上っ面のデータだけで判断する人ばっかだから西側の目論見は外れ続けたんだろうな。そして今後も修正していく予兆もない。
ロジカルが逆なんだと思います。
○○だからロシアが負けるではなくて、ロシアが負けねばならないから理由の○○を探すんでしょうね…
まずはこの1,000日間で亡くなった方々に哀悼を。
ロシアを応援する方々にも言い分は多々あるとは思いますがプーチンのGoが無ければ失われずに済んだ命だと私は考えます。
この戦争がどれだけ続くかは分かりませんが、軍民ともに少しでも多くの命が散らずに済むことを願います。
さて、ようやく使用許可の降りたATACMSでウクライナは早速ブリャンスクの弾薬庫を攻撃したみたいですが、ぶっちゃけどれだけ効果あるんでしょうね? リペツクやチホレツクの時みたいに弾薬が屋外で山積みされてるとかでしたらそれなりの量(ただしあっという間にまた作られる)を吹き飛ばせるのかもしれませんが、それなら前回同様自爆ドローン100機単位での攻撃でもいいのでは? とも考えちゃいますね。
9月ぐらいにもロシアの弾薬庫破壊してキャッキャしてた記憶があるけど、あれから戦線は巻き返せましたかね?(小声)
個人的な感想としては、
キッショ、何でノーダメなんだよ
って感じですね。
どんどん作り続けているし、何よりロシアからすればあのだだっ広い領土のあちこちに分散して保管されている一握りに過ぎないとしか。
そしてロシア軍はより多くの自爆ドローンや巡航ミサイルや弾道ミサイルで、
ウクライナ軍の兵器や弾薬の保管庫を破壊し続けています。
ロシアにダメージを与えるよりも遥かに多くのダメージをウクライナ側が受けてるんですから、
何の影響も無いどころか日に日に劣勢になるのも当然なんですね。
ロシア軍の損害だけを報道するプロパガンダの悪影響がここにも出ています。
>ぶっちゃけどれだけ効果あるんでしょうね?
ルーデル曰く”戦略的勝利は、戦術的勝利の積み重ねでは決して得られない”
戦術ミサイルを100発撃っても恐らくは援助限界を超えてる1000発を撃っても、ロシアの戦略的勝利を覆せないですよ。
どうにもならないことは最初から明らかだからゼレンスキー大統領(当時)も開戦直後の22年3月ないし4月にはイスタンブール合意で停戦ではなく講和を求めたわけで。
ウクライナを応援する方々にも言い分は多々あるとは思いますが、ウクライナがミンスク合意1で手打ちをしていたら、東部2州民も含めてほとんど失われずに済んだ命だと私は考えます。
まあ、そんな道は米欧によって予め封じられていたわけですが。
”米国の敵になることは危険「かもしれない」が、「米国の友人」になることは致命的である(断定)”(米国が南ベトナムを切り捨てたことへの質問に対する米外交担当者のコメント)
サプライチェーンの発想で考えるなのですが。
ロシア年産400万発、北朝鮮から年産300万発として。
毎日2万発が、単純に考えれば前線の方向・ロシア西部に集められていくんですよね。
ロシア弾薬工場(北朝鮮)→鉄道・道路→【弾薬庫】→鉄道・道路→前線デポ→最前線
弾薬庫の弾薬が、何発吹っ飛んだり・今後吹っ飛ぶののか分かりませんが、恐ろしいペースで調達されていきます。
工場・貨車・トラックの中にも輸送中弾薬がありますから、なんだかんだ補充されていくんですよね…
欧米メディアですら普通にロシア側の優勢・好況を報じているのに
ロシアの損害だけピックアップして流してる動画ばっかりですからね…
もちろんちゃんとした分析してるところもありますが前者の方が多いように感じます。ミ〇レポとか
幾らウクライナがボロボロになろうと、ロシアの破滅を信じたい人達からのそんな物どうでも良いと言わんばかりの言動に不愉快を感じ続けた1000日でした。そう近い将来ウクライナがロシアに屈服するとして、経済的に大打撃を受けたロシアか、威信をへし折られた西側か、どちらがどちらに勝ったも負けたもないと思いますよ。ただウクライナの破滅だけが確定しただけです。
どうせ負けるならATACMSとドローンでロシアの都市インフラ狙うテロ路線のがいいかも
ATACMSによるロシア本土攻撃と聞くと、V兵器を彷彿とさせると同時に、なぜそんなにも第三帝国と同じ韻を踏みたがるのか、と疑問が尽きませんよ。
ロシアの攻撃をテロと言いながら、テロを勧めるとはこれいかに。
>>匿名11号
ウクライナがもともと持っていた火砲の数は千もあり、大量に破壊されても、残りの数は一般国をはるかに上回っている
東欧からもソ連製火砲や部品、砲弾を多く入手できる
1年目にウクライナが獲得した西側製火砲は全部で700しかなく、本来のソ連製火砲をすべて捨てて完全に切り替える決意をさせる数ではない
いよいよウクライナ戦争も1000日目に至りました。
ロシア軍の優勢はは完全に常態化し、ここからウクライナ軍が盛り返すことはないでしょうね。
トランプ大統領の就任を見越してゼレンスキーは持てる限りの全戦力を犠牲も惜しみなく投入して暴れ、プーチンも予備戦力を惜しみなく投入して可能な限り前進しようとするでしょう。
ウクライナ戦争が3年目に突入することなく早期に集結することを願います。
訂正、4年目です。