ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは27日夜「ウクライナ軍がクルスク方面で後退した」「ロシア軍がトレツク・ニューヨーク方面、ポクロウシク方面で前進した」と報告したが、久々に南ドネツク方面でのロシア軍前進は報告されなかった。
参考:Мапу оновлено
参考:Продвижение ВС РФ на Кураховском и Покровском направлениях — сводка за 27 ноября
侵攻1008日目の戦況は比較的静かなものになったが、戦闘が少ないという意味ではない
RYBARはクルスク方面について24日夜「ロシア軍がダリノを奪還した」と報告、視覚的にも「ロシア軍兵士がダリノ集落内で国旗を掲げる様子」が登場、DEEP STATEも27日夜「ロシア軍がダリノを占領した」「ロシア軍が国境沿いの占領地を奪還した」と報告。
ロシア軍は天然の防衛ライン=スナヒスト川東岸に足場を確保したことになり、ウクライナ軍がロシア軍の前進を阻止しているゼレニ・シュリャク付近を迂回される可能性が出てきた。
DEEP STATEはトレツク・ニューヨーク方面について「ロシア軍がトレツク市ザバルカ地区郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がネリピフカ集落内で支配地域を広げた」と報告。
ロシア軍はトレツク市内ではなくトレツク郊外とネリピフカ方向で久々に前進したが、この方向の動きは殆ど止まっている状況で、強いていうなら「DEEP STATEとRYBARの評価のギャップが縮んだ」というぐらいだ。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がペトリフカ方向の線路沿いで支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がペトリフカ方向の線路沿いで支配地域を広げた」「ロシア軍がリシフカ集落内と郊外で支配地域を広げた」と報告。
そしてクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面については久々に報告がなく、侵攻1008日目の戦況は比較的静かなものになったが、これはDEEP STATEとRYBARの報告がないというだけで「戦闘が少ない」という意味ではない。
関連記事:ウクライナ軍が反撃、ボルチャンスクとチャシブ・ヤールで領土を奪還
関連記事:侵攻1007日目、渡河したロシア軍がオスキル川西岸の足場を広げる
関連記事:ロシア軍がオスキル川西岸に足場を確保、クラホヴェ市中心部にも侵入
関連記事:クラホヴェ方面は壊滅的、ロシア軍はヴェリカノボシルカ東郊外にも到達
関連記事:侵攻1005日目、南ドネツクにの防衛状況は酷いの一言に尽きる
関連記事:ロシア軍がウクライナ軍の防衛ラインを突破、ヴェリカ・ノボシルカに迫る
※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
明日か明後日にドカッと来るタイプか、これ
しかしそろそろ12月だ
本邦でも中々寒さがキツくなってきた
向こうはこれから冬将軍の本格到来だな
そういえば去年は冬暖かったけど、今年の欧州の冬は寒いって話なんでしたっけ。
報復含めて電気とかのインフラ破壊されてますけど、ウクライナ冬どうするんですかね?
少し前にウクライナの冬は北海道の冬よりもマシだから余裕とか豪語してる人がいた思い出
北海道も場所によって違うと言うか、それよりマシな東北や北陸の冬で電気使えないなら死活問題だと思いますけど。
去年は暖冬で何とかなったようですがイギリスやドイツがガスや光熱費高騰して、国民が「政府は我々に凍死しろと言ってるのか!」と怒ってた話があったような。
おっしゃる通りですね。というか、寒さが厳しいなら、関東でも暖房なしで風邪や体調不良続出するでしょう。
その投稿された方によると人体というのは鋼鉄製か何かなのでしょうね。イェルマークも平和サミットを宣伝する暇があるなら、とっとと暖房をなんとかするべきですが、、、、、
道民じゃないが水が得られて調理が出来て風をある程度防げて着る物が良ければ、そこまで死活問題になるかとは思うけどね。楽な格好で快適に過ごせる環境が無くて凍死するなら、流石に甘えでしか無いと思う。
外に出て除雪もするし雨風しのげるけど室温が外気温に近い部屋で相当な時間を過ごすけど、面倒なのを許容するなら着る物次第で普通に生きていけると思うけどね、ワークマンのイージスとか。
パソコンやコタツの前にずっと齧り付いているならそれで良いとは思うが、それじゃ生活の効率は明らかに落ちるし仕事にもならないんで
変な事言っていますね、生きるか死ぬかの話なのに生活の効率云々なんて後回し、仕事にもならないってそれは業種にもよるでしょう。
豪語してたご本人様かな?
生きるか死ぬかの話で『ワークマンのイージス』なんて言葉が出て来る方が、余程ふざけてる気がするよ
現実感覚が無さすぎる
答えになってないですよ。日本だって今年初めの地震のように何があるかも分からないのに最高普通の環境が合って当たり前の話しても意味ないでしょう。
イージスでふさけていると言うなら過酷な環境で何があったら良いのって答えを書いて貰えますか?電気を望むべきも無い環境でどんな答えがふざけていないのか書いて下さいよ。
特定商品に大分愛着を持っている様ですが、それは他の方が言うように、ライフラインの凍結や持病持ちや体力が衰えた方々でも、着るだけで死活問題を回避出来る魔法の商品なんでしょうか?
であれば、その会社の株価はうなぎ登りですね。
まあ昔のロシアやウクライナ人は当然文明的なものなしで暖炉のスープと室内毛布で冬を耐え忍んできたのですが。
ウクライナ政府が守ろうとしている文明的生活や経済はもちろんできず、さらに言えば家で暖炉のある家も減っているのも付け加えないとですね。
とはいえウクライナ人も多少の備えができていると思いたいですが、それはそれで誤った火の扱いで火事が起きたりしそうなものです。
数日ならともかく現代に最適化された家屋で氷点下は様々な問題が懸念されます。
なりますよ。
外気温に近い温度で長時間過ごすなどナンセンスです。あなたの言う耐えられるとは2〜3日の話です。除雪しても服が濡れない。濡れた服が凍らない。寝るとなぜか体温も体力も全回復する。このように非現実的な想定ならあり得ますが。
ちなみにお聞きしたいのは、低体温症や凍死について理解してます?まさかと思いますが、零下でなければ死なないとでも?
服さえちゃんとしていて、雨露凌げれば大丈夫で死ぬこともなく、変わらず動けると冬を想定しているのであれば、読みが甘すぎます。
ぜひ、東北あたりでそれを実践してみてはいかがですか?暖房なしで外気温と室温ほぼ同じで、除雪も行って濡れた服しかない中で生活してみてください。ワークマンのイージスだろうが、なんだろうが無理ですよ。
ただし、凍死しても私は責任は追いません。それができないと思うなら、あなたの発言は根拠がないということですね。
道民が答えますね
Q.電気ガスが無い状態で冬は過ごせるか?
前にも書きましたが健康な人が死なないで生活するだけならどうにかなります
ただ、仕事等は厳しく社会の経済活動が相当低下するでしょう
そもそも、暖房無しだと水道も凍るでしょうから生活はかなり厳しいですね
病気の人や身体の不自由な人には、生死の問題になる可能性があります
私は東北民ですが以前ここのコメント欄に「着込めば暖房無くてもいけるだろ」的な事を書いてた人がいましたが、関東圏か関東以南の人間がテキトー言ってんなあ、としか思いませんでしたね
寒冷地居住でもないのに、“ナンチャッテ寒さに強い自慢”をする人は世の中にある程度いると思われます。
寒さに弱い人に対する配慮が欠けていたり、住環境を良くしようとする努力を小馬鹿にしたりと厄介な人もチラホラいるのが現実でしょう。そして恥ずかしいことに、出先でちょっと耐えたら体質自慢したり、たまたま寒がりな人に囲まれて天狗になっているとか、単に鈍いだけで気付いたら凍傷になってしまうタイプまでいます。
命に関わる本物の極寒地で生活している人から見たら、滑稽そのものの存在でしょうね。
VKBOのLv8持ってるけどあれぐらいの性能じゃないと氷点下の屋外で長時間活動するのは無理だな
ワークマンのイージスは値段の割には頑張ってると思うが、さすがにマイナス10度下回るような環境じゃ10倍くらい出さないと無理
原点に帰れば、仰る点、大事な話しだなと思います。
クルスク侵攻の成否を考える時に、エネルギー施設攻撃停止の部分停戦交渉が吹っ飛びましたから、お互いの被害を見るのは大事だなと。
ウクライナの方が各種報道を見る限り、エネルギー施設への被害が、圧倒的に大きいように感じるため冬は厳しそうですね…
(2024/08/19 ウクライナとロシアの部分停戦交渉、越境攻撃で延期…エネルギー施設攻撃停止を協議予定 読売新聞オンライン)
いつものローテ・休息期間っしょ。
ローテ・休息・準備期間もあるでしょうし、RYBARの占領済地域(DEEP STATEのグレーソーン)での掃討・地雷除去作業、要塞への準備砲撃などは活発に行われているのでしょう
なお、本日(28日)朝は再びミサイル攻撃が重点的に行われているようです
前線の方は比較的静かな様ですが、国内では黒海からのエネルギーインフラへのミサイル攻撃で緊急停電の実施、さらにTu-95から発射された複数のミサイルが飛行中と騒がしくなってますね。
2回目のATACMSによる攻撃への報復との見方がありますが、今年はウクライナ国民にとって厳しい冬になりそうです。
酷い停電の頻度が上がったと感じるのは今月ぐらいから、ミサイルが飛行中で騒ぐのは毎度の話で夜寝るような時間帯にドローンとかミサイルで複数攻撃して寝れない日が続くのはザラです。騒がしいというか日常としか思えないです。
ドローンに関しては弾頭装備しないで帰還するような物まで混ざっているから直接攻撃しなくても、迎撃態勢や避難の必要性が出てきて睡眠不足やストレスとかでダメージを与えられるからよく考えられているなと思います。
冬季に入って暖かい時期ほど機敏に動けずに視認性が低下するなら、低空飛行されて迎撃率下がっているドローン撃墜に関しても悪材料で今までの常識と関わるデータが出てきそうな感じはする。
むしろ泥濘期とは?というくらい前線が動いてきた訳ですからね。
冬に向けてどうなるのか注目したいと思います。
1枚のマップに映されるとトレツクが落ちたらコンスタンチノフカが危ないというのがよく分かりますね
去年のロシアの進攻速度ではトレツク落ちた所でコンスタンチノフカにたどり着くのに何ヶ月掛かるんだといった感じでしたが今のkm単位の前進が当たり前の戦線ではあっという間に近郊まで迫られるでしょうし
トレツクは鉱山と郊外のテリコン群を十分な兵力で固めている限り早々陥落する事はないのでトレツク陥落まで稼げる時間でコンスタンチノフカの防衛が準備中なら良いのですけど今までの事からして全く学習せずに無策の可能性が高いのが辛い所です
ロシアの空爆が若干減ってるように見えるのが気になるんだよねえ。
空爆の減少と南ドネツクの動きの低下、リンクしてる気がします。ロシアは優位性が圧倒的なので、ローテーションで休ませてる。のが線としては妥当ですが、、、
他にも敢えて減らすことでウクライナを誘き出しさらに打撃を与える。または、バイデン政権の動きを見つつ、一挙に大ダメージを与えるため、用意をする。いずれにせよ、停戦交渉が始まるのは確定路線。とすると、ロシアは圧倒的優位を作り出し、停戦交渉をロシアベースで進める必要がある。
次の一手はどう動くか?いよいよ詰めですね。
厳冬期に一気に発電所を攻撃するため、ミサイルを溜め込んでるとかだと怖いですね。
11月にも、2か月以上ぶりで国内の諸インフラがミサイル攻撃されましたし、3年目の冬はどういう戦いになるやら。
他の人も言っておられますが今朝大規模なミサイル攻撃がありエネルギーインフラに被害との事。
ゼレ大によるとミサイル90発以上、ドローンが100機以上との事です。
冗談抜きでロシア軍が息切れしつつある可能性?
厳冬期に向けて装備更新やローテーションをしている可能性もありますけど、時間が経たないとわからないですね
それにしても、クルスクで防衛しながら越冬とかウクライナ軍は正気とは思えないです…冬に入る前に撤退するかと思っていましたが、やるんですね
クルスク地域で越冬とかヤバいですね
移動し続けてないと空爆の標的ですし
冬用の塹壕もロクに無い状態の吹き晒しや戦闘車両で逃げ回りながら戦闘でしょうか?
そりゃロシア軍に西側製車輌を大量鹵獲もされるわ・・・って感じですね
戦闘以前に冬将軍で壊滅しそうな悪寒
冬季装備への更新が済んだ部隊への交代準備と合わせて、ついでに部隊交代を狙った逆襲対策として防御態勢を整えているのかもしれないですね。
前線で作るインスタント塹壕ではなく、本格的な塹壕戦が作り上げられてるかもしれませんね。
息切れと言うにはロシア国内経済の混乱や中国による輸出拒否とかは聞こえてきませんし(あったら大々的にウクライナや西側が公表するはず。)、クルスクは順調に攻めてるので、ロシアが何らかの行動を準備しているのかも、ですね。
何と言いますかね、1日刻みで戦局を云々すること自体が本来おかしいと思うんですよ。
ちょっと感覚がおかしくなってる自覚がある。
結果爆増した管理人(敬称略)の作業量
ネットの活用を始めたのは「自由の戦士」の皆さんですけど、この戦争でSNSの活用が一気に広がりましたね。
ちなみに写真の砲兵の方は、スマホ片手に何やってるんだろう。
砲撃に必要なアプリでもあるのかな。
ポクロウシクからクラホヴェの間はほとんど平坦という…
一定以上進んだら小休止して、また進撃再開というのがお決まりのパターンになってきましたね。(これまでの進み方がエグすぎたとも言えますが)
クラホヴェとヴェリカノボシルカが「重要拠点への直接攻撃」の段階に入ったから、そちらに力を入れてるので大釜の制圧などは優先度はそれほど高くはないのかな。しかし、ペースはゆっくりとはいえ、クルスクやトレツクも徐々に削られてるのは厳しい。
何時からかは分かりませんが、クラホヴェ周辺にBMPTが投入されていますね。
まかり間違っても鹵獲されることはないでしょうから安心して実戦に投入できそうです。
ロシアの目的は前進することではなく削ることかと。
前進も、そして後退ですらも、削るための手段の選択肢なのです。
ロシアも相当消耗はしているでしょう。
消耗戦を戦い抜くために、消耗した後でも優位が崩れないように、相手がロシアをより大きく消耗させる手段を解禁してきたら、さらにそれを上回る手段で報復することを怠らなかったのです。
そう、向こうさんは初年度から消耗戦のつもりでこの3年やってますからね(そして下手すると向こう2年くらい血を流すつもりでいる)。向こうは消耗してる!崩壊はすぐそこ!とかやってた本邦の単細胞たるや、、それなりの痛みを覚悟してる分向こうはずっと本気でしたよ。
本日撮影のsentinel-1(SAR画像)で確認
サラトフ州エンゲルス基地の駐機場に複数の反応。大型機の可能性あり。
同基地の弾薬庫ですが、土を盛っただけの場所でも反応があります。弾薬が野積みされているかもしれません。そして基地の性質上、この弾薬はおそらくミサイルでしょう。
ウクライナから離れているためか防空部隊も油断しているかもしれません。根拠として、Googleマップで確認できるSAMランチャーの駐車場で多くの反応がありました。全てランチャーとは思いませんが、エンゲリス基地に何とか攻撃して欲しいです。
ロ軍は「高度な柔軟性を維持して臨機応変に」をいい意味でやってるので、たまたま今日は前に進まない判断をする部隊が多かったという日もあるでしょう
これが大きな動きの予兆なのかはもう少し見てみなければ分かりませんね
俺の希望的観測ですが、アメリカが本気で停戦に動いたのかも
(なんの根拠もないのでそうあって欲しい)
以前書かせていただいたように、ウクライナもイスラエルも
アメリカが「支援を停止する」だけで即効で終わるんですよね
プーチンがオレシュニクをぶっ放したことで「さすがにヤバい」
と考えたか、バイデンがレガシーを作る為に動いたか
イスラエルとヒズボラ(レバノン)は停戦に合意したようですし
ウクライナも何か大きな動きがあってもおかしくないですね
というかそうあって欲しいです
そろそろイスラエルも非現実的な無限戦線拡大を止めて後始末に方向転換したって事ですかね
まあ、トランプ政権ももう少しで始まりますし、イスラエル存続の為に動き始めたって事でしょう
あのまま全方位戦争状態とかやってたらいくらイスラエルでも国が持たなかったでしょうし
どちらかというと親イスラエルなトランプが「このままだとイスラエルが滅ぶのでイスラエルを助ける」って発言してましたから
いや…管理人様が最後に付記している通り、戦闘は観測されているがそれが地図を塗り替えるほどではない(グレーゾーン内とか)ということでしょう。
特に、最近はRybarがおそらく意図的に地図の更新を控えることが多いため、Deepstateが観測して地図を更新しなければこの地図上には現れません。
rybarはウクライナ戦争以外の情勢の調査で忙しいのだと思うぞ。実は一昨日からシリアで反政府勢力が5年ぶりの攻勢を仕掛けたから、シリア情勢の投稿が増えてる。加えてプーチンがガザフスタンに訪問中だからね。
親トルコ派が仕掛けてるらしいですね…
トルコから武器や車両の支援受けてるしウクライナも反政府軍に人員派遣してるらしいのでその連中も絡んでるんですかね?
トルコが裏で動かしてるのは間違いない。
トルコはバイデンからS400の所有を認められてアメリカと関係を改善した上、イスラエルとヒズボラが停戦したから、トルコはシリアに緩衝地帯を拡大するチャンスを得た。
アンカラでのクルド人のテロの報復をすると思うぞ。
管理人様〜〜
記事で取り上げて欲しいなぁ〜〜チラッ
トルコ周辺事情解説ありがとうございます
あの辺りの地政学的状況は複雑で自分はいつも何がどうなってるのか情報が出ても正しく解釈出来ずにあやふやな感じなので・・・
管理人殿の「やめてくださいしんでしまいます」という叫びが聞こえた気がした
頭部戦線異常なし!