ウクライナ戦況

侵攻865日目、ウクライナ軍は攻撃の焦点がトレツクに移ったと主張

ウクライナ軍の報道官は「攻撃の焦点がトレツクに移っている」と述べ、RYBARはトレツク方向について「ロシア軍がドゥルジバ集落内で前進し、ピヴ二チネ市内のアパート地区で前進した」と、ニューヨーク方向について「ロシア軍が機械工場跡方向に前進した」と報告した。

参考:Акцент зміщується. Яка ситуація у Часовому Яру після виходу з району “Канал”: відповідь Волошина
参考:Бійці 32 ОМБр продемонстрували кадри роботи по пі**рах на південних околицях н.п. Північне

参考:Мапу оновлено!
参考:Александро-Калиновское направление: городские бои в Кирово и продвижение к центру Новгородского обстановка по состоянию на 18:00 7 июля 2024 года

ニューヨークを突破されるとロシア軍は南からアルテーモヴェとトレツクにアクセス出来るようになる

DEEP STATEはホルリウカ方面のトレツク方向とニューヨーク方向について7日「ピヴ二チネ市内でロシア軍が支配地域を広げた」「ピヴ二チネ市内のアパート地区でグレーゾーンが広がった」「ユリフカから二ューヨーク市内の機械工場跡方向にグレーゾーンが広がった」と報告し、視覚的にもウクライナ軍がニューヨーク市内の機械工場付近=でロシア軍を攻撃する様子が登場した。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ホルティツィア作戦軍のヴォロシン報道官も「カナル地区から撤退後もチャシブ・ヤールでは攻撃が続いているものの、敵の焦点はトレツクに移っている」と述べ、RYBARはトレツク方向について7日夜「ロシア軍がドゥルジバ集落内で前進した」「ロシア軍がピヴ二チネ市内のアパート地区で前進した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がピヴ二チネ市内のアパート地区=でロシア軍を攻撃する様子が登場した。

この映像はウクライナ軍がアパートに立て籠もるロシア軍を砲撃後「第32機械化旅団の戦車が当該アパートを直接攻撃している」というもので、RYBARが「ロシア軍がピヴ二チネ市内のアパート地区で前進した」と報告したのは「で交戦が起ったため後方の地域をロシア軍が保持している」と評価したためだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEは同映像について「一連の砲撃後、戦車がアパートに隠れていたロシア軍兵士を攻撃した。戦車が大量の砲弾を目標に撃ち込んだため敵兵士が生き残れたか不明だが、その可能性は非常に低いだろう」と述べ、RYBARが主張する前進範囲について「グレーゾーン」という評価を維持している。

RYBARはニューヨーク方向について「ロシア軍がユリフカを占領した」「ロシア軍がユリフカからニューヨーク市内の機械工場跡方向に前進した」「シロカ・バルカ方向の状況に大きな変化はない」と報告、ユリフカから機械工場跡方向への前進は「7日に紹介した視覚的証拠」に基づいている可能性が高い。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍にノヴゴロド機械工場跡や周辺の森林地帯に取りつかれると市内中心部(アパート地区、フェノール製造工場、フェノルナ駅の一帯)に食い込まれる形になるが、市内北西は高台になっているため、ここを拠点にロシア軍の前進を食い止められるかが焦点で、もし突破されるとロシア軍は南からアルテーモヴェとトレツクにアクセス出来るようになる。

因みにDEEP STATEは8日「ロシア軍がクピャンスク方面ペトロパブロフカ方向、アウディーイウカ方面エヴヘニフカ方向、ドネツク西郊外方面クラスノホリフカ市内で前進した」と報告したが、変更されたロシア軍支配地域の範囲が僅かなので今回は取り上げない。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

期待値を煽る誇張された報道、ウクライナ軍がForbesの記事内容を否定前のページ

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コメント

    • もへもへ
    • 2024年 7月 08日

    ロシア通で知られる某全裸中年男性の記事が出ていました。

    現状苦しいウクライナが勝利する方法として、さらなる長距離兵器の供与によってロシア領内の兵器生産のボトルネックになっている部分(例えば戦車砲工場は1箇所しかない)を徹底的に攻撃して破壊する。

    またロシア人は現在戦争中という現実を認識できていないので、一般大衆に戦争中の認識をさせる必要があると指摘していました。

    上記を踏まえると今後は米国のトマホーク含めた長距離兵器の大量供与とそれによる軍需工場攻撃、並行して一般大衆に戦争の現実を教えるべく首都モスクワ含めた各地への都市攻撃が必要になると思います。

    幸い米国のトマホーク在庫は豊富そうなので、決断一つでまだまだ逆転できそうです。

    5
      • 名無し
      • 2024年 7月 08日

      ウクライナ軍が今から逆転する方法、ですか。面白いですね

      真っ先に実質すべきは総動員体制の強化、徴兵年齢制限の撤廃じゃないですか?軍事ではなく政治の部門になりますが、各戦線の動きからウクライナ軍の兵数が根本的に足りていないという事が今の苦境の最大の原因だと推測します。有効な武器が足りない事も原因の1つだとは思いますが割合としては少ないと考えます。

      そこを解決しないとそもそも取れる手段が無いんじゃないでしょうか?

      37
      • nk
      • 2024年 7月 08日

      逆転できるかどうかはわかりかねますが、アメリカ供与のトマホークでモスクワを攻撃しまくるのは正気の沙汰では無いと思うのですが。アメリカがその決断するとアメリカが参戦したと見なされ核戦争の危険度がとんでもないレベルで高まるので絶対に辞めて頂きたいし、アメリカ参戦なら中国はロシア側で参戦してくると思われるので第三次世界大戦という最悪の結末待った無しなのではないでしょうか。
      ウクライナの為に核戦争の危険を許容することはとても出来かねますし、ウクライナはさっさと負けを認めて親露政権なり中立なりで領土割譲停戦したら良いと個人的には思っているので
      最悪の事態にならないことを祈るばかりです。

      73
        •   
        • 2024年 7月 08日

         アメリカのトマホークでウクライナがロシアの街を攻撃したら。
         ロシアはアメリカの敵に、どんな武器を渡すんだろうな。楽しみだ。
         地域を限定して戦争をする知恵は失われるか。

        10
      • 匿名
      • 2024年 7月 08日

      >またロシア人は現在戦争中という現実を認識できていないので、一般大衆に戦争中の認識をさせる必要があると指摘していました。

      下手な民間狙いはそれこそロシア軍の志願兵を増やすだけでウクライナがもっと不利になるだけかと…
      この間のモスクワ銃乱射テロでも、西側黒幕説が広がって志願兵が増えたみたいですし。

      53
      • Easy
      • 2024年 7月 08日

      「ロシア人に戦争中であることを分からせる」ってのは,ロシア国が戦時体制に完全に移行することを意味するので、逆効果のような。
      むしろ継戦意欲と戦意が高揚するのが世の常です。
      そもそもそういう甘い見通しでロシアがウクライナに攻め込んでウクライナ人の継戦意欲をマックスにしてしまったのがこの戦争の発端でもあり。
      同じ間違いをウクライナがやってどうするんだ、という。

      16
      • たむごん
      • 2024年 7月 08日

      情報ありがとうございます。
      ロシア人が、戦争中の現実を認識できていないという事は、日常生活はあまり変わっておらず余力があるというようにも受け取れますね…。

      トマホークは、モスクワ・サンクトペテルブルグなどの主要都市が入りますから、劇薬になりそうな気もします。
      アメリカが、まだ渡していないのは、そのリスクを考えてるのではないでしょうか。

      >またロシア人は現在戦争中という現実を認識できていないので、一般大衆に戦争中の認識をさせる必要があると指摘していました。

      7
        • NHG
        • 2024年 7月 08日

        トマホークといわず許可さえだせば自前の兵器でやると思う(軍需工場の攻撃)
        元記事は↓だと思うけど意味合いがだいぶ変わってるから自分で読んだほうがいいと思う

        プーチンの本当の狙いはウクライナの領土ではない…小泉悠「ロシアの軍需工場を狙わないと最悪の結末になる」  放っておけば「ロシア完全勝利」にどんどん近づく [PRESIDENT Online]

        4
          • たむごん
          • 2024年 7月 08日

          両国が、現実的にどこまで継戦できるのかという話しなんだろうね。

          プーチン大統領が10年以上在職したり、2世閣僚が引き上げられて路線を引き継ぐ可能性すら考えると、ウクライナ大変よね。

          2
            • あるまじろ
            • 2024年 7月 08日

            >>両国が、現実的にどこまで継戦できるのかという話しなんだろうね。

            そんな話どこにも書いてなかったぞ。
            話なんだろうね、と推測する位なら読んでみてはいかがでしょうか?

              • たむごん
              • 2024年 7月 09日

              大反攻1回やったら、戦争すぐ終わるわけじゃないよ?
              南部反攻作戦は、ただ消耗しただけで、有利な外交交渉に繋がってない教訓がある。

              その後も継戦して厳しくなってるから、継戦能力(国力)が耐えられるのかという話しに、結局行きつくかな。

              余力ないと、有利な外交交渉なんか無理よ。

              >となれば、ロシアを交渉のテーブルにつかせるためには、やはりウクライナに反攻能力を持たせてロシア領内を攻撃できる状態を作ること、来年の春にもう一度、大反攻ができるようにすることが重要になります。

              1
              • たむごん
              • 2024年 7月 09日

              追記です。

              シンプルに言えば、大反攻作戦やったら(有利な)交渉のテーブルについてくるれるというのは、小泉さん前提が甘いのではないかという話ですね。

              2
                • あるまじろ
                • 2024年 7月 09日

                >>大反攻1回やったら、戦争すぐ終わるわけじゃないよ?
                それも元記事に書いてない。
                元記事に書いてない事を、さも書いてあるかの如く、言う前にちゃんと記事読んだら?

      • .
      • 2024年 7月 08日

      ウクライナ軍や西側支持者は一発逆転ホームランを狙いすぎです。戦線の泥臭い塹壕戦でじわじわ領土を削り取られてるのを見てみぬ振りして、有名なミサイルでレーダーや貯蔵所へのド派手な攻撃に拍手喝采します。領土を取り返すという目的ではなく、ロシア軍をボコしたシーンを切り取って世界に見せたいという目的に変わっています。実にハリウッド的です。

      53
        • NIVEA万能論
        • 2024年 7月 08日

        まあ第二次大戦時の日独だって一発逆転ホームランを狙って新兵器やら超兵器をあれこれ計画していた訳で、状況に応じた行動原理としては別におかしくないんですけどね。

        3
      • あああ
      • 2024年 7月 08日

      小泉氏のロジックは 1.NATOが提供した兵器でロシア領内を攻撃→2.ロシア国内でのさらなる動員・ロシアの継戦能力低下→3.プーチンの支持率低下・戦場でのロシアの弱体化→4.ウクライナ有利の和平 だけど、本当に2から3につながるのかが不確かだし、NATO諸国への攻撃の口実を与えるので、風が吹けば桶屋が儲かる的で無責任な希望的観測でしかない。

      あと、ロシアの主権概念は西側での主権と意味が違うということはウクライナ戦争以前はたびたび指摘されていた(小泉氏自身も含めて)のに、記事中では混同して書ているので非常に悪質なプロパガンダという印象。
      よく言われるように、ロシアの定義によると日本は主権国家ではないので、ウクライナを日本程度の主権にとどめるのであれば現在の国際秩序とも整合的。

      戦前のロシアの主権観について小泉氏自身が書いたもの
      リンク

      12
        • NHG
        • 2024年 7月 08日

        小泉さんの記事を要約すると「戦争のコストを”経済弱者”に押し付け一般国民は好況を享受している今のままではロシアが講和に走る動機がないから、不人気政策である追加大規模動員をするか停戦かの二択を選ばないといけない状況にする必要がある。そのためには今の進撃を裏打ちしている(ロシア領内の)兵器生産工場を聖域とするべきじゃない」だから1~4のロジックすべて間違いでしょ。
        なのにモスクワ攻撃とかに話を飛躍させるほうが悪質なプロパガンダだと思う。

        あと「ロシア(プーチン)定義の主権概念≠世界の主権概念」なので

        6
        • あるまじろ
        • 2024年 7月 08日

        プーさんの支持率推移を見たときに、大規模動員を行った時だけは支持率が急落している。

        あなたの言う⓶動員と③支持率低下についてはもう実例ができているからそこは大丈夫。

        0
      • YM
      • 2024年 7月 08日

      ロシアの国体が危険になった時は
      核で報復する法律になってるから
      蛇島あたりに小型核を撃ち込むでしょうね

      アメリカもその場合は
      通常兵器で報復すると言ってるけど
      自国が終末戦争になる覚悟で
      ロシアに報復する気あるかね?

      私は今ASEANにに住んでるので
      多少安心してますが
      米軍基地のある日本も無事では済まないので
      核戦争にならない事を祈ってます

      10
      • モルデカイ
      • 2024年 7月 08日

      モスクワを大々的に攻撃したら間違いなく国民は一致団結してウクライナを潰しにかかるでしょうな。
      ロシアは追いつめられると強靭な力を発揮するのは歴史が示す通りです。
      軍需施設は後方のウラルまで分散しているため絨毯爆撃していては米が破産するでしょうな。

      16
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 7月 08日

      「一般大衆に戦争の現実を教えるべく首都モスクワ含めた各地への都市攻撃」というのは立派な戦争犯罪です
      都市内に戦力が配置されており、そこから攻撃を仕掛けているという証拠が無いのに「戦争の現実を教えるべく」都市攻撃をやろうなんて発想が狂っています
      ウクライナ側が建前上でも同義を捨ててしまったら支援国が離れる可能性が否定できません
      なにより、都市攻撃を本気でやったら報復でキエフを火の海にされる可能性があるのを考えないのでしょうか…そんなに殺し殺されを推奨したいんですか?

      ここで個人の事を言いたくはないですが、小泉先生はどうにも耳に聞こえの良い事ばかりを話されるようになってしまわれたので真に受けないほうが良いと思います

      28
      • コンビニ
      • 2024年 7月 08日

      台湾海峡忘れてはいけません

      ぶっちゃけ軍事評論家の親ロ派に勝ちたいに付き合う事無いですよ。

      5
    • たむごん
    • 2024年 7月 08日

    ボグダンさんが、ウクライナの防衛予算・ゼレンスキー大統領の発言について興味深い点を紹介しています。
    ウクライナ議会の防衛予算が、削減予定を示しており、フリヴニャ(UAH)安ドル高傾向のため兵器購入予算が減ることを懸念(19:15~)。

    2025年 2.2兆UAH
    2026年 1.6兆UAH
    2027年 1.5兆UAH

    (20:45~)ゼレンスキー大統領の発言として『アメリカにとってのウクライナ勝利は1991年の領土保有ではなく独立国家としての存続を意味する』
    ウクライナ国内のインタビューの中で、アメリカの解釈はウクライナと違うと発信したようです。

    (22:45~)ゼレンスキー大統領の発言として『欧米はロシアの敗北や破滅を望んでいない』
    ボグダンさんは、敗北破滅がなければウクライナの完全勝利はない、ロシアへの賠償請求もできない。逆についても言及。

    (26:35~)ロシアがアメリカに提示したとされる停戦条件に触れています。

    (2024/07/07 終戦か停戦か?ウクライナ戦争の未来とその後の影響について解説していきます Youtube)

    10
      • たむごん
      • 2024年 7月 08日

      追記です。

      核兵器を、ウクライナの一部インフルエンサーが金を集めて、開発を模索する動きがあるようです。国とは別の防衛手段を作ろうという考えのようですね(40:10~)。

      8
        • Dr.Strangelove
        • 2024年 7月 08日

        彼らが懸念を感じるのはまあわかりますが、個人レベルで核開発を試みるのは恐ろしすぎませんかね…核不拡散体制の見地からは言うまでもありませんし、仮に作れたとして、西部の過激な民族主義者の手に渡った場合後先考えずロシアにぶっ放しそうです。北朝鮮なんか目じゃない脅威でしょうね。

        動画を確認しましたが、ボグダン氏が割と肯定的に見えるのが怖いです。ウクライナでは知識層に属するであろうこの人が賛成寄りなら、民族主義者たちは…

        32
          • たむごん
          • 2024年 7月 08日

          色々と考えさせられてしまいますね…

          11
          • 阿呆
          • 2024年 7月 08日

          ウクライナが仮に核兵器を配備できたとして作業に核攻撃を仕掛けるのは不利なウクライナ軍。そうするとそれに対してロシア軍が報復攻撃が正当化されウクライナが確実に滅びるシナリオになる。
          だから核保有しても最後っ屁にしかならない。

          25
            • 阿呆
            • 2024年 7月 08日

            訂正

            作業に核攻撃→最初に核攻撃

            3
            • Dr.Strangelove
            • 2024年 7月 08日

            また、核開発まで漕ぎ着けている時点で西側による支持もしくは黙認がある(少なくともロシアはそう考える)ので、ロシアと西側の大規模核戦争が起こる可能性も極めて高いんですよね…悪夢です。

            11
            •   
            • 2024年 7月 08日

             核兵器を潰すために、ロシア軍が戦術核を使うか。
             核汚染爆弾を製造中に攻撃喰らって、ウクライナで核汚染。

            7
              • たむごん
              • 2024年 7月 08日

              仰る通りです。
              イスラエルが、イラクの原子炉を攻撃した事がありましたね。

              イラン核開発も、核技術者暗殺の疑惑・スタックスネットなど、あらゆる妨害を受けていた事も思い出しました。

      • アンゴラ
      • 2024年 7月 08日

      多分、ウクライナの国の人達はあまりにも現実が悲劇的でお先真っ暗すぎて、そういう『ウクライナが世界の頂点に立つ大逆転劇』を夢見ちゃうんでしょうね。ボグダンさんもその一人だったと。
      個人的にはロシア以上に欧州やアメリカからの『ツケの支払い』を怖がっているように見えました。

      気持ちはわかりますが、発想は反政府テロ組織そのものなんですよねぇ。

      26
        • たむごん
        • 2024年 7月 08日

        仰る通りですね。
        電気は1日6時間で、小型発電機の火災についてもボグダンさん言及していますから、絶望する理由も分かります。

        『ツケの支払い』まさに仰る通りで、自治権付与は西部国境の隣国と対立がありますし、国有資産の切り売りも始まってますからね。
        ウクライナが、早期講和で余力を残す必要のあった理由の1つで、インフラ・鉱物資源も投資余力ないですから格安で売るしか選択肢がありません。

        反政府テロ組織と言う表現は仰る通りかもしれませんね、非政府組織が核保有と言及していますし。

        7
      • なな氏
      • 2024年 7月 08日

      ここからウクライナが逆転勝利を収めるには、ロシアに対して全面降伏するしか無いと思います。
      このまま停戦し領土が分割されるとなれば、主要な資源産業地域はロシアのモノとなり、産業やインフラを破壊しつくされたウクライナに残るのは欧米からの支援と言う名の莫大な「借金」だけです。どう考えても未来はありません。
      ウクライナ全土がロシアのモノとなればウクライナの復興はロシアが責任をもって行い、欧米からの借金も帳消しとなります。ウクライナとロシア領土で家族が引き裂かれる事も有りません。
      ウクライナ出身のロシアの偉人は沢山居ます。超大国ロシアに勝てないのであればいっそ、超大国ロシアになってしまえばいいのです。

      29
        • アンゴラ
        • 2024年 7月 08日

        それをやったら次はNATO加盟国(ポーランドやハンガリー)に難癖つけられてまた戦争することになりますね。
        『特別軍事作戦』じゃない『本物の戦争』です。

        蕩減なんて都合のいい魔法はありません、平和が欲しいならコツコツと借金を返していくしかないです。
        キーウ政府はそういう代償を理解した上で軍事支援を受けたものだと思いますが?

        2
          • たむごん
          • 2024年 7月 08日

          ウクライナ戦争開始当初に、早期講和すべきと考えていたのですが、全ての隣国と何らかの問題を抱えてきましたからね。
          ウクライナが隣国と均衡を保てたのは、軍事力や貿易による相互依存関係も大きく、それがなくなった今の交渉力は弱いです。

          ウクライナの政権が、親欧米~親ロにブレてきた事も現実ですから、(戦争リスクも抱えていますし)ウクライナに都合のいい投資は集まらないでしょうね。

          他国の事と言えども、隣国外交の重要性を感じますね。

          4
        •   
        • 2024年 7月 09日

        キーウとオデッサは欲しいけど。それより西の地域は要らないでしょ。むしろウクライナ民族主義者をeuに押し付けて、euを混乱させた方がロシアにとって面白い。ウクライナの低賃金移民は揉めるだろうし。

        1
    • FAB
    • 2024年 7月 08日

    ロシアの軍事施設を長距離兵器で叩くというのは、ロシアが戦術核使用に踏み切った時にNATOが報復に使うオプションなのに先にカードを切ったら使えるカードが戦略核攻撃しかなくなるで。

    32
    • うくらいだ
    • 2024年 7月 08日

    そういえば前、ニューヨークに行きたいかーって書き込んでた人思い出しました。

    6
      •   
      • 2024年 7月 08日

      着いたぞ!!

      早すぎる。以前のウクライナ軍だったらポイントであるユリフカをこんな簡単に取られないし。そこから攻められることもない。1週間ぐらいかかっていたのに。

      7
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  4. 欧州関連

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  5. 軍事的雑学

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