DEEP STATEは27日夜「ドネツク州ポクロウシク方面でロシア軍がセルヒウカ方向、ゼランヌ方向、ノヴォセリフカ・ペルシャ方向、ウマンスキー方向に前進した」と報告、この方面で戦う第47機械化旅団の大隊指揮官も「敵との戦いは事実上ノンストップだ」と語った。
参考:Мапу оновлено!
参考:“Прогрес – не наш. Вовче – не наше”. Чи було оточення і що зараз на Покровському напрямку
大砲、無人機、装甲車輌、バイク、バキー、全地形対応車輌、歩兵を組み合わせた戦術は敵の対応力を飽和させるという点で効果があるかもしれない
ウクライナ人が運営するDEEP STATEはドネツク州ポクロウシク方面について27日夜「ロシア軍がセルヒウカ南郊外に到達した」「ロシア軍が線路沿いにゼランヌ方向へ前進した」「ロシア軍が線路沿いからゼランヌ郊外に前進した」「ロシア軍が支配範囲を広げノヴォセリフカ・ペルシャをほぼ支配している」「ロシア軍がウマンスキーの西郊外で支配地域を広げた」と報告。
もうロシア軍はセルヒウカだけでなくゼランヌにも侵入する勢いで、ノヴォセリフカ・ペルシャ~ヤスノブロジフカの間の前線も目に見える形で後退しており、ウクライナメディア=LIGA.netの取材に応じた第47機械化旅団の大隊指揮官も「現時点でプロレスもヴォフチェも我々のものではない。現在の事態を招いた原因を1つに特定することは難しく、これは人材教育、管理原則の理解、戦闘車輌や装備の数、将校や管理職の能力、そして人々のモチベーションの問題だ。残念ながらこれが戦争だ」と言及。
さらに「ロシア軍の攻撃は歩兵の大量投入で蟻のように散らばるが、全ての参加兵士が無線機を持っている訳ではない」「無線機はグループのリーダーだけが持っており、フィールドに散らばる兵士の行動をどうやって調整するのか、どこに進んでどこに撃つのか、どこにいるのかどうやって知るというのだ」「突撃は複雑な調整のプロセスが必要なのにロシア軍にはそれがない」「彼らの役目は我々の兵士を疲弊させる肉に過ぎないが、このような襲撃は1日に何度も発生することがある」「敵は何百人もの負傷者を出しているにもかかわらず止まらない」「この戦いは事実上ノンストップだ」と述べている。
DEEP STATEはロシア国旗が掲げられたクラスノホリフカ市内中心部について「ロシア軍が市内中心部で前進した」「ロシア軍が住宅地で前進した」と報告、ロシア軍に占領されていない市内中心部は「住宅地西の一角」だけで、今後も郊外の住宅地を巡る戦いが続くと思われるが、防衛に適したコンクリート製の大規模建造物がないため長くは保たないだろう。
DEEP STATEはコスティアンティニフカ・ヴフレダル方面について「ロシア軍がヴォディアンに向かう線路沿いで支配地域を広げた」と報告したが、視覚的にもロシア軍がコスティアンティニフカの南郊外=Ⓐで前進したことを示す様子、ロシア軍兵士が線路沿いのウクライナ軍陣地=Ⓑを掃討する様子、ロシア軍がO-0532=Ⓒに肉薄していることを様子が登場。
コスティアンティニフカ~ヴフレダルの東には広大な農地が広がっており、特に防衛拠点になりそうな集落もないため点在する森林地帯を奪い合う戦いが繰り広げられており、Ⓑの映像を投稿したВоин DVは「この一帯の敵陣地はボストークブループに所属する第57自動車化狙撃旅団の支配下に入った」「大砲と無人機による拠点制圧後に兵士らは攻勢に転じ、この地域に数波に分かれて侵入した」「並行してドローンパイロットは陣地攻撃を継続して敵兵士を排除し続けた」「この攻撃をサポートするためバイカー軍団が戦場に投入された」と述べているのが興味深い。
Shahed-136が戦場に登場した際「こんな低スペツクな兵器が効果的であるはずがない」と思われたが、これはShahed-136と高度な防空システムが公平な環境で1対1の勝負をした場合の話で、実際には巡航ミサイルや弾道ミサイルと併用され、安価で大量投入が可能なShahed-136は対処すべき空中の脅威を飛躍的に増大させ、ウクライナ軍の負担を増加させて攻撃の貫通確立を向上させるのに寄与している。
装甲戦力による機動戦が通用しなくなった地上戦も同様で、大砲による制圧射撃は陣地攻撃に効果的だが、味方部隊が敵陣地に近づくと大砲の援護射撃は期待できなくなり、このギャップを補っているのが標的を正確に攻撃できる無人機やFPVドローンだ。さらに歩兵を敵陣地に送り込む方法も「徒歩による移動」と「装甲車輌による運搬」に「バイク、バキー、全地形対応車輌による移動」が加わったため、対応側は異なる移動速度に加え「高速で異なる方向から陣地に接近してくる複数の移動物体」にも対処しなければならない。
勿論、無防備なバイク、バキー、全地形対応車輌による戦場の移動は歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車に比べて欠点も多いが、犠牲を容認できるなら大砲、無人機、装甲車輌、バイク、バキー、全地形対応車輌、歩兵を組み合わせた戦術は「敵の対応力を飽和させるという点で効果がある」とも想像できる。
New York Timesも「荒野を移動する最中に少しでも攻撃を受けにくくするためロシア軍は様々な方法を試している」「その最新アプローチがオートバイによる攻撃だ」「この新しい戦術は無人機と地雷に埋め尽くされた戦場に対する適応だ」と報じたことがあり、この辺はじっくりと様子を見ていくしかない。
因みに米ディフェンスメディアは「中国海軍の遼寧や山東は米海軍のニミッツ級やフォード級と比較して航空機の運用能力が劣るため『中国海軍は米海軍に肩を並べる存在ではない』とロイターは過小評価しているが、これは遼寧とニミッツ級、もしくは山東とフォード級のスペックを比較した場合の話だ。台湾海峡で両軍が衝突する際、中国海軍の遼寧も山東も、米海軍のニミッツ級もフォード級も巨大な戦力群の一部でしかなく、中国本土に近い海域で運用されれば強力なA2/AD戦略のバックアップを受けるため『戦場にもたらす影響力がニミッツ級やフォード級よりも劣る』という意味ではない」と指摘したことがある。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
ロシア軍(攻撃目標)が、異なる速度・大量・散会しながら接近するうえに、時間当たりの進出距離も異なるわけですからね。
ウクライナ軍(防衛側)が、阻止砲火を集中する事が難しくなり、砲撃密度が低下します。
砲撃に時間がかれば、無人機・FPVドローンが反撃を仕掛けてきます。
対策として、陣地移動を繰り返す事になれば、ますます砲撃密度が低下するという悪循環なのでしょうね。
秋の泥濘期までに、ポクロウシク=ディミトロフまで、かなり接近される事になりそうですね。
有事になって、空母 日本丸が使われないよう
祈るしかないですね
アメリカにとっちゃ核にも耐える不沈空母でも
日本人には災禍でしかない
そもそもアメリカのアジア戦略が、
不沈空母日本丸ありきな気がしますが・・・
>突撃は複雑な調整のプロセスが必要なのにロシア軍にはそれがない
こういう時は、単に「敵が使ってるメソッドを把握出来ていない」だけに過ぎませんね。実際に突撃が行われているわけですから、調整が何らかの形で行われているわけです。
そしてこれは単に、「ロシアの司令部はドローン映像を見ながら各部隊に指示を出している」というだけなんですね。
いわば「神の視点」で戦場を俯瞰して指揮命令出来れば、そりゃ古今東西の戦場で無双とも言えるくらいに勝率が高まりますよ。
仰る通りと思います。
ウクライナ軍が、でたらめな突撃を撃退できていないのであれば継戦が厳しいのでは、ブーメランが突き刺さるわけで…。
現実は、指揮命令系統の仰るような点、物量差など、何らかの形で違いを生み出した結果でしょうね。
最前線で突撃するバイク兵に、支援砲撃がいつ来るかとか後方に味方部隊が何人いるかとか、そんなのは全て情報としてはノイズに過ぎないんですね。ここの兵士は与えられた任務と目の前の敵にのみ集中すればいいんです。
ただ、普通はそれでは組織として機能せず。組織化するには現場から的確な情報が指揮官に上がって行く必要がありました。
が。
ドローン全盛となり、指揮官がドローンで勝手に戦場の状況を観察出来るようになると。
末端からの情報吸い上げは不要になり,指揮官は戦場を見ながらただただタイミング良く各部隊に攻撃指示を出して行けばそれで諸兵科連合が出来てしまうんですね。
ロシア軍にこれが出来るようになってしまった、というのが西側にとって一番悪いニュースかもしれません。
戦争とは適応の芸術という凄く腑に落ちる言葉はこちらのブログだったかな以前拝見しましたが、ロシアのこの現代戦への適応速度が速すぎる。最初期の現場猫軍隊と同じ軍隊とは思えない進化遂げてしまったね、世界第2位の軍事大国の面目躍如ということなのかな、この適応速度に関しては世界第1位の速度かもしれないがこれ中国や北朝鮮、イランと愉快な仲間たちにも共有される可能性高いけど今後非常に不味い事になりそうな予感がする。
指揮官の仰っている点、動画(1:57~)がありました。
RTの引用を転載されているようです。
オチェレティネの前線司令部から、ドローンの映像を仰るように見ながら、無線機を使って指示を出しています。
塹壕及び、退避壕の入り口に指示をだしているように見えます。
複数の無線機があるため、複数部隊に細かい指示が出せそうですね。
(オチェレチノ司令部 2024 7月後半 rumble リンク)
(2024年07月28日 Russian Today取材 オチェレチノ司令部 Hara Blog)
ありがとうございます。実際に映像で見ると、そりゃこれなら指揮のクオリティが激増しますよね。戦場上空から彼我の位置関係や状況が司令部から全部見えていて。現場兵士からは戦場を見渡す神から指示が飛んでくるんですから、かなりの安心感に繋がります。「その木立の裏に敵の塹壕があるから右から回り込め、敵の左の拠点は迫撃砲でカバーする、3分後にFPVが突入する音を合図に制圧しろ」という感じでポンポンと複雑な戦術指揮をゲームのように下すことが出来ますね。
ロシア軍がBTGでやりたかったことがようやく形を変えて実現した、という感じですね。
ドローンによる偵察・監視・火力・物資移動は指揮官の意思決定も含めて、本当の意味でゲームチェンジャーだと思います
どちらか一方に有利という意味ではなく、両軍ともに砲兵・歩兵・兵站のあり方までこれまで考えられていた運用方法を変えてしまいました
この手の話が出るたびに自衛隊はこういった事を正確に受け止めて反映できるのか心配になってしまいます
日本が戦争に巻き込まれる状況ではまた違った思想・運用になるかもしれませんが、過小評価して取り入れないといった事はしないでほしいものです
ソ連には偵察・打撃コンプレックスという思想があったそうですが、先進的思想を生み出せてもそれを現場に適用できていなかったロシア軍が、実戦で否応なしに適応を迫られた結果、非常に早いペースで進歩しているように見えます。戦争が終わるまでに更なる革新が生まれ、廃れるものもあるでしょうがドローンによる偵察の革命は残ると思います。
>>自衛隊はこういった事を正確に受け止めて反映できるのか心配
全く同意見です。以前自衛隊はドローンを持ってはいても法規制の影響で上手く使えないとか、装備品扱いなので消耗品として扱えないという話を聞いたことがあります。それもあって自衛隊にはどうも官僚主義的で、革新的なものに対する受容が遅いというイメージがあるのですよね…
ロシア軍のbtgは失敗とバカにされていたけど。独自進化をしたのだろうか。アメリカも小回りと連携重視で師団か旅団かで揉めていたような気がするな。
この辺は戦後の研究待ちか。ロシア軍のマニュアル待ちかな。
BTGは基本的に歩兵不足の編成でして、しかも定数を充足するための志願兵が足りなかったんですね
それで開戦初期はかなり悪い部分が出てしまいました
この辺が、ウクライナ軍の中間管理職のレベルの低下を表しているのでしょうか。
意外と手品みたいなもんで、ロシアのことだから古典的な手法だと思うんですよね。事前にパターンが決まっているとか。ワンパターンとか単調とか、何も考えていない突撃と言われるけど。槍機戦術なんて無謀な突撃、ワンパターンにしか見えないからな。
ポクロウシク方面のウクライナ軍は線路沿いのロシアの攻勢を止められないのなら南側の取り残された部隊が包囲されないように撤退するしかないが、問題はどこで迎え撃つ態勢が整っているかだ。
線路南方の用水路と貯水池のチョークポイントを失えば、セリダブまで障害になりそうな拠点は無く、線路沿いの攻勢軸がフロディフカにまで到達すればポクロウシクまで十数キロである。
ドネツク州の中心ハブであるポクロウシクが脅かされればドネツク戦域全体の補給へ影響が出る。
ウクライナ軍が全ての事象に対して対策を行うのはたぶん不可能でしょうね。戦闘続きで疲弊しているウクライナ軍ならばなおさらでしょう。バイク部隊もそれなりに有効だとは思ってましたが、ここまで浸透効果があるとは思いませんでした。
街で拉致された(強制動員)一般人や碌に訓練もされていない老人兵も塹壕にぶち込めば時間稼ぎになります。
ですが所詮は弱兵の集まりに過ぎません、訓練された兵士と銃撃戦になれば簡単に駆逐されてしまうんですね。
バイク部隊はウクライナ軍の阻止砲火の不足、兵士の不足の弱点を突いた上手い戦術だと思います。
すいません、最後の中国海軍のくだりが文脈上どういう立ち位置なのか読み取れなかったのですが、これは?
別記事を作るほどの分量ではないからついでに入れたか、もしくは「バイクと同様、兵器単体の優劣で軍の戦闘力を判断するのは間違いである」という意味ですかね。
「単体での戦闘力の違いが戦場に大きな影響を与えるわけではない」
「戦場での適応次第で脅威は上がる」
米軍の空母がいくら凄くても単艦で戦争はできないですし。影響力のないマニアならまだしも、報道機関がスペックで安易に判断するのは不味いでしょう。
なるほど!
バイク突撃が機能していること自体がウクライナ軍の苦境を示しているように思えます。
バイクが紙装甲なのは言うまでもないですが、バイクでは移動中に攻撃できず、重装備を携行できません。十分な砲撃火力と防衛陣地に兵力があれば迎撃できるはずで、事実、ウクライナ軍が兵力を結集しているハリコフ方面ではバイク突撃を見かけません。
兵力兵器ともに不足してFPVドローンでの攻撃に依存しているからこそバイク突撃が機能しているように見えます。
実際、例えばカメラ+軽機関銃+モーターで構成された遠隔機銃射点のような装備があれば、簡単にバイク突撃は撃退出来ると思いますね。
が、それを開発して生産して前線に配備する余裕がウクライナには無いんですね。電力インフラ攻撃がこういうところに地味に効いてきます。
それは一般的に『タレット』と呼ばれる装備品だと思います
そしてタレットは基本的に要塞用の兵器なので、ドローンとは比べ物にならないくらい重くて高価です
技術的には、射撃の衝撃に耐えるフレームとモーターとギヤ、さらに簡単な通信装置と信号装置の組み合わせです。スクーターと同じくらいの難易度ですかね。ただ,民生品市場にそういうものが何も無いですから,いきなり作るにはハードルが高く。その辺が市販品に爆弾つけたら完成するドローンとの違いですね。平時ならウクライナでも量産可能だと思いますが、現在産業が破壊されてしまっているウクライナでは、なかなか作るのは難しいでしょうね。
そこまでしなくても、機関銃座があればバイク襲撃は無力なはず。
でも成功しているというのは突撃前に銃座が潰されているということだからそれが不思議。
汎用機関銃の配備が少なすぎるのか?
この戦場だと、機関銃座がFPVドローンに狩られまくってしまうんですよ。
本来は機関銃座は軽歩兵突撃に対する特効的な対策なんですが、それがFPVという天敵で生存できなくなり。19世紀以前にに猛威を払った騎馬隊突撃が戦術として復活してしまった、という流れですね。なかなか感慨深いものがあります。
露上官「ん貴様バイク免許持ちか、ちょうどいいな」
露兵士「え?」
まさかこの戦争の前にはバイク免許が死亡フラグになるとは思っていなかったおそロシア。
第47旅団の大隊司令官の言葉は冷静だが、第47旅団には戦力が残っているのだろうか。プロフレス方面で、続けてロシア軍に突破されている。
第47旅団は、以前はブラットレーなどを使って攻撃する動画などが多く出ていて、最近はドローン攻撃の動画くらいになり、さらに動画自体があまり出なくなったようだ。
第47旅団は良く戦ってきたが、ロシア側だったらほぼ壊滅と言われる状態、つまり下がって補充が必要な状態ではないだろうか?
47旅団のかわりに防衛戦闘を行える部隊が近隣にいないのでしょう。
47旅団は最精鋭かつ、旅団の本部が首都にあるので、志願兵が集まりやすいと聞きますが、経験豊富な将兵は減っているでしょう。
このまま線路沿いに突進してウマンスキー前面にいる部隊をまるごと殲滅出来ればいいのですが
これだけの突破に成功出来てもこれまでのように追撃戦に失敗しては意味がありませんし、ロシア軍の次の課題だと思います
ポクロウシク方面はロシア軍がもうゼランヌ近郊とは、線路沿い侵攻が早いですね。O0542道路迄1km、メジョフ後方陣地迄3kmの距離。ヴォルガ川東岸は、ヤスノブロジフカ北でカルリブカ方向への扉が閉まり、メジョフ方向への退路しか無くなりました。ウクライナ軍としては組織的後退を行っている様に観えますが、遅れるとノボセレフカ・ペルシャからと挟撃され、メジョフ後方辺りを抑えられる危険が有りそうですね。包囲回避の為、早目に下がってゼランヌ〜O0542道路付近・メジョフ後方の防衛を強固にし退路確保するべきと考えますが、どうなるでしょうか。
ウクライナ軍がFPSやっているところ、ロシア軍は指揮官が見下ろし型RTSやってるのだとしたら、そりゃ勝負にならないですね
プログレス(この地図ではプロレスですが間違いです)の陥落はウクライナ軍にとっての災禍ですね。
アウディーイウカ陥落後のウクライナ軍防衛線はヴォルチャ川でしたが、鉄道線路沿いで、かつ川が途切れる最も脆弱な箇所をロシア軍は見逃しませんでした。同時に、私でも分かるのですから誰が見ても弱点であるはずのプログレスを容易に明け渡したウクライナ軍は指揮統制か戦力、または両方が深刻な機能不全なのでしょう。
次の焦点はジェラーノエ(この地図ではゼランヌ)だと思います。そこそこの規模がある高地の街であるジェラーノエが簡単に落ちるようですと、ウクライナ軍はノヴォグロディフカまで下がらざるを得ないかもしれません。そうなればカルロフカや、さらに離れた場所の防衛までもが困難になるでしょうね。
プロレス(プローレスの方が正しいですか)やノヴォホロディフカはウクライナ語読みですね
ロシア語でプログレスやノヴォグロディフカになるのはまあその通りだと思います
私の個人的な政治思想としてもキーウやハルキウなど慣れ親しんだロシア語読みを言葉狩りされてウクライナ語読みを強要される昨今の流れには中指を立て続けていますが、しかし地図の表記も間違いとは言えないと思いますよ
あとЖеланнеがジェラーノエになるのはよくわからないのですが、そうなのですか?
Прогрессなのでロシア語ではプログレス、ウクライナ語ではプロフレスだと思います。гの音が抜けてしまっているので間違いと表現しましたが、批判する意図はありませんでした。不快になられたのならば申し訳ありません。
ちなみに地名の語源はそのままProgressでしょう。デタントの時代にでも名付けられたのかもしれません。面白いですね。
ノヴォグロディフカに関しては私の主義でロシア語表記しただけですが、ロシア語ではノヴォグロドフカが正しいようです。間違いました。
ジェラーノエに関してはロシア語表記はЖеланноеなのでそれを参考にしました。
以上の表記に関してはウクライナ国内で市販されている地図を入手してそこから日本語の音に当て嵌めています。
なるほど確かにЖеланноеならジェラーノエですね、表記揺れなのか他のなにかか理由があるんですかね
私も批判に見えて不快に感じたということではなく純粋に興味本位で聞きたかっただけです、こちらこそ申し訳ないというか、勉強になりましたありがとうございます
その通り
キエフ、ハリコフ、オデッサ、ついでにグルジアだ!
キーウ、ハルキウ、オデーサ、ジョージア表記は「ださい」
ジョージアのかわりにサカルトヴェロならあり
今回の戦争のデータから、仮面ライダーとかに出てきそうな銃火器やミサイルを標準搭載したバイクが登場しそう。
切望されるのはモスピーダバイクの方ですね。
せっかくエンジンと共に突撃して来たわけですから、そのまま乗り捨てるのではなくエンジンをパワードスーツの動力源にして歩兵に重武装を提供する方が理にかなっていると言えなくもなく。
ただ、技術的に困難でしょうから。
個人的には、マッドマックス:フュリオサで出てきた「バイクを馬に見立てて引かせる古代ローマ式戦車」が次の進化系かなと思います。
チャリオッツ形態なら、地雷踏むのは無人バイク部分ですし、チャリオッツ本体に防弾盾を持たせることもできます。ロシア人ならやりそうですよ。
仰るように、ロシアが何か面白いアプローチをして、他国もそれにならって何か特殊なバイクを作るというのはあり得そうですね。個人的には、過去の戦車のような運用もあり得れば、現代の足軽のような位置付けでバイクを運用するというのも、ドローン以後の世界ではあると思います。
うーんこれは軍事知識による裏付けなどまるでないただのバイク乗りとしての経験からなのですが、重量物を追加するのはバイクの利点を台無しにするだけな気がします
IFVとこれら無装甲車両の中間くらいのいい感じのが出来るといいんですけどね
例えばなんですが、バイクと言ってもスクータータイプとか色々とあるわけで、タイヤが小さくはなりますが、エンジンは後部にも取り付けれるし、燃料タンクの位置の自由度も高いです。というか、燃料タンクの形状と位置はかなり自由度高いと思うんですよね。
現状あるものの設計で、例えばスクータータイプは、単純ながら、薄い傾斜装甲を前面に取り付けれます。せいぜい十数キロでも無いより良いと思います。小型の火器も前方に取り付けられるのと、それにより機動性が完全に失われる事もない融通性はあるような気がしますが、まぁ色々と考えるのが楽しいだけの妄想ではあります。
まあバイク突撃という発想自体からしてそうですが、新しい意見にはどうしても反対意見が出るものですね
スクーター型では不整地での走行能力が損なわれるとか、ガソリンの消費でも体感出来るほど走行性能が変わるのに前面に10kg超えの装甲板を付けたらまともに走れないとか、まあ否定的な意見はいくらでも言えてしまいますが、でもそんなものは結局設計次第、要求性能次第なわけです
私の意見だって根拠薄弱なただの経験論で楽しいだけの妄想には違いありません
私バイク乗りで、しかもオフロードバイクなんですが、
アニメに出て来るような走行しながら撃てるように銃器類をセットできる場所って正直バイクには無いです。
シート脇やタンクの上にセットするイメージでしょうが、シート脇だと小型のホイールもしくは余程張り出さない限りは前輪を撃ち抜き、タンク上だとハンドル操作がマトモに出来ません。
ピザ屋の配達バイク使って屋根の上に付けるぐらいしか方法無いと思います。でもトップヘビーになって死ぬほど走り難いでしょうね。
個人的に思うのは、あまり派手なものでもなくて、何らかの場所に小型の機銃でも搭載できればという感じでしょうか?陣地に突入するとき、横に数台並ぶだけで相手が陣地から頭が出せなくなるというだけのものでもそこにたどり着くまでの生存率を高める効果が出せるのではないか?という妄想です。設計を現状のバイクの形状に依存しないことを考えれば可能な気もするのですが。。
亀戦車のような、よく分からない発想も出るわけで、可能性は無いこともないのではと思いました。
個人的には2人乗り4輪バギーはどうなんだろうと
悪路にも強いしエンジン改造すれば70〜80キロは
出せてFPV対策の「屋根」も付けれる。
後部座席の兵士は散弾銃持ってFPVドローンを警戒。
将来的には、対FPVドローンの防護ドローンが上空を
追尾しながら敵陣に突撃するってことになるかも
何らかのドローン対策をされた最適解というのは模索中でしょうね。
最終的に、どのような形になるのか。。
そういえば思い出しましたが、無反動砲を積んだ戦闘用スクーター、 ベスパ 150 TAP というのが実在していました。
シートが無く、砲身の上にまたがる形でスクーターの前方に槍のように砲身が飛び出している形です、ホイールが小型なので射線を気にせず、砲身にまたがるので運転の邪魔にもなりません。
ホイールが小型なので不整地の走破性は低いですけど。
これの機関銃バージョンなら改造して作れるかもしれませんが、走行中にちゃんと撃てるのかはまた別の話。撃ったら反動で蛇行しそうです。
既にありましたか。。
もっと大きなスクーターだとどうでしょうね?
命中率も問題はあるでしょうが、面攻撃が重要なのと、的の小さな高速戦車のようにも使えそう。
ヨーロッパは平原が多いので、ホイールが小さいのは許容できるのではないかとも思います。
スクーターのような小径タイヤは
オフロード走るのに向きません
ギャップや轍に足を取られやすく
ジャイロモーメントも小さく
安定しないので簡単に転びます
オフロードバイクの前輪が大きいのは
そう言う理由です
いやむしろバイク戦艦でしょう。
バイク乗りの夢です。
昔、メガフォースとかバトルトラックとか、改造バイクやトラックが出てくるb級映画があったな。
映画や漫画とかに出てくるそういうものって、気がついたら実用化されている事もありますし、そういう創造力は馬鹿にできないものがありますね。実現したら、元よりも地味にはなると思いますが。
バイク···兵器···戦艦···うっ頭が
くっ。。無条件降伏しかないか!?
ウクライナ軍の小型ボートでの無謀な渡河作戦には何も言わなかった先生方がロシア軍のバイク部隊には人命軽視と解説してるわ
さすがに規模が違うとはいえ、圧倒的砲兵火力の支援のもと行われる機動的な無停止攻勢はバグラチオン作戦を彷彿とさせるなぁ
というかバグラチオンやる前にじわじわとドイツ軍を削る攻勢を一年かけてやってた気がする
ウクライナ軍による2023年の反攻作戦失敗がクルスクの戦いだとすると、今のロシア軍が複数方面で数と勢いで押しているのがバグラチオン作戦になるのですよね
妙に相似形に見えてしまうこの現状
流石に衛星カメラとかネットワーク環境、そもそもキーウ攻略でアメリカに思惑がモロバレしてたこと考えると、現代で隠密に大兵力を展開したバグラチオンをやるのはロシア単独の力では流石に不可能だと思うんだがな
でも実際にやるとしたら、①ロシアの大祖国戦争級の総力戦体制、②中国からの軍事支援は絶対必要だよね
問題はロシアにとって外交、政治的に難しくても、全く不可能とは言い切れないところだよなぁ
動画で、このサイトの許可うけたんだろうが、ウクライナ信に対しては、このサイトの文書引用して、ウクライナはこんなに負けていると動画コメント欄に航空万能論ブログは正しい情報だと書きウクライナの実情書いている人増えているから、ウクライナの実情わかる人もふえているでしょ。
夏の攻勢ってところかな?
ウクライナの年間降水量をみると六月くらいがピークでそれからどんどん減っていく。
ただ降雪が10月半ばから始まるから、今の40度越えが三か月で氷点下になる
温暖化を考えても11月くらいまでだろう、この三か月をウクライナが耐えられるかによるな。
ドローンが頭上から襲ってくる戦場では
徒歩で匍匐しながら進撃するより
オートバイやATVで一気に突撃するほうが
歩兵の生存率は上がりそうです
実戦の教訓から生まれた作戦に思えますが
相変わらず防衛省の某研究屋さんは
人海戦術で車両がないのだと嘲笑してる
自衛隊は新しい戦争には対応できないでしょうね
車両が足りないのはそれ自体として事実だと思いますが。
兵員輸送車数千万 二十人ほど乗れる 目立つ 破壊されると一網打尽 生き残ってもあとは徒歩
バイク百万位 一人一台 見つけられたとしても当てにくい 一両撃破につき一名 生き残りはそのまま突撃継続できる。
考えてみれば悪くない。
問題は無装甲で機関銃に弱いことです。ただし、すばしっこいので自動小銃では効果的でなく、汎用機関銃以上のものが必要だろうというところがミソなのだと思います。