DEEP STATEとRYBARはドネツク州コンスタンチノフカ方面、トレツク・二ューヨーク方面、ポクロウシク方面で「ロシア軍が前進した」と報告、特にトレツク方面とポクロウシク方面の状況は非常に悪く、どこまでウクライナ軍が後退を強いられるのか予想もつかない。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 3-4 августа 2024 года
もう何と言っていいのか分からないほど状況が悪い
DEEP STATEとRYBARはドネツク州コンスタンチノフカ方面のチャシブ・ヤールについて3日夜「ロシア軍が運河を越えてチャシブ・ヤール市内に支配地域を広げた」と報告、双方が報告したロシア軍の支配範囲には差があるものの「ロシア軍が取り付いたチャシブ・ヤール市内の位置」は同じだったが、DEEP STATEは4日夜に「ロシア軍がチャシブ・ヤール市内に支配地域を広げた」という評価を修正してグレーゾーンに変更。
さらに「ロシア軍がカナル地区からチャシブ・ヤール市内に向けて運河を越えた」「ウクライナ軍が運河東岸の森林地帯から撤退してロシア軍の支配地域になった」と報告した。
DEEP STATEはトレツク・二ューヨーク方面について「ロシア軍がピヴ二チネ市内で支配地域を広げた」「ロシア軍がアルテーモヴェ市内で支配地域を広げた」と、RYBARも「ロシア軍がアルテーモヴェ郊外の変電所方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がニューヨーク東郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がオレクサンドロピル方向に支配地域を広げた」と報告。
視覚的にもピヴ二チネ市内=Ⓐでロシア軍兵士が燃えるウクライナ軍車輌を至近距離で射撃する様子が登場、DEEP STATEはピヴ二チネ市内のグレーゾーンもT-0516を越えたところまで広げており、ウクライナ軍はレーニナ通りからツェントラルナ通りまでの範囲をほぼ失った格好だ。
正直な所、ここまで早くアルテーモヴェとピヴ二チネをロシア軍に突破されるとは思っていなかったため本当に驚きしかなく、このペースで前進されると秋までにトレツクとニューヨークが陥落するかもしれない。
DEEP STATEはポクロウシク方面について「ロシア軍がリシュネ方向に前進した」「グレーゾーンがスヴィリド二フカ方向に伸びた」「ロシア軍がイワ二フカ方向に前進した」「ロシア軍がオルリブカ集落内に侵入した」「ロシア軍がジェランネ集落内と線路沿いに支配地域を広げた」「ロシア軍がジェランネの東郊外で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がメジョフ近郊のウクライナ軍を包囲しようとしている」と報告。
ロシア軍の前進はリシュネ、イワ二フ、オルリブカ、ジェランネを一気に飲み込みそうな勢いで、もう何と言っていいのか分からない。
追記:管理人が目を通している範囲のウクライナメディア(Ukrainska Pravda、RBC-Ukraine、Kyiv Independent、Цензор.НЕТ、Суспільне、Дзеркало тижня、громадськеなど)では楽観的な戦争の見通しなどは殆どなく、参謀本部発表と同時にDEEP STATEの報告も取り上げ、メディアに登場するウクライナ人アナリストらもDEEP STATEの戦況マップを用いて状況を説明することが多いため「東部戦線の状況が伝わっていない」ということはないと思います。
海外の主要メディア(REUTERS、CNN、AP、New York Times、Washington Post、WSJ、BBC、Times、Telegraphなど)も「東部戦線の状況」を刻々と報じており、管理人が目を通す範囲で言えば楽観的な戦争の見通しは皆無でしょう。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
最近クリミア大橋に対しての攻撃宣言とかクリミアへの港湾攻撃って実は東部戦線の戦況悪化のニュースから目をそらすための景気の良いニュースを作るためなのでは。
正直この期に及んで黒海艦隊の艦艇を攻撃するのに労力使うのであれば劣勢の地上部隊援護にリソースを振り向けたほうがいいのではと思えてきます。
計画的後退であればそろそろ後退してどうするのか展望を示さないと現地軍も国民も気が気でないのではないでしょうか。
個人の能力の場合は、自分の得意な部分を活かすことが大事ですが、国家間戦争の場合はどうなるのでしょうね?
チャシブヤールは押し戻せるかもしれないけど、ニウヨルクはもう時間稼ぎが精一杯ですね。
ポクロウシク方面は第47旅団すら反撃を撃退されることが増えたって情報があるので、住民避難が終わってるなら戦線整理すべきですが。
>住民避難が終わってるなら
住民がウクライナ軍の座標をロシア軍に伝えるので滑空爆弾で攻撃されてると現地の司令官が報告してます
戦国時代の百姓みたいなもので。
百姓からしてみたら、戦争なんてどっちかがワンサイドゲームであっさり勝ってもらうのが一番自分達に被害が少ないんですね。最悪は自分の村で戦線が膠着して際限なく荒れ果てていくパターンです。
なので、ウクライナが劣勢な今は、ウクライナ軍を負けさせるように情報を流して爆弾を落とさせ、さっさとこの地域から撤退させるのが一番合理的な生存戦略となります。
国家を守るという美辞麗句よりも、結局は自分の生活が一番なんですよ。
マリウポリも、あれだけ報道されてましたが、今では復興・建築の動画がでていますからね。
ポクロウシク=ディミトロフの住民も、仰る観点から見れば、さらに前線が近くなればどうなるのか分からないなと。
住民からすれば、バフムトのような廃墟になりたくはないでしょうし…
国を守る力がない国家が悪いの一言なんですよね
国民を守るのが国家の存在意義であって、逆はありません
そのために税を納め、権利の一部の制限を受け入れているのです
国が義務を果たせないなら、倒れてもらうしかないでしょう
ウクライナ兵士がそう言い出したら住民と軍との信頼関係が壊れてるので、その戦線は終わりですね。
ニューヨーク東部は早めに引かないと包囲されて全滅するぞ
捕虜交換用はロシアは余っているんだ、降伏させてもらえるかわからんぞ
最近、あまりにも戦況が悪いためヤフーニュースなどでもこの手の情報を出さずにF16だの外交などの戦況を伝えるニュースが出なくなりましたね。
ウクライナメディア見てるとオリンピックの記事多いんだよなあ。
国民の国威発揚って意味じゃいいかも知れんが前線の兵士はどんな気持ちなのやら。
ロシアは参加拒否された事でむしろ戦時感強まっていいかもしれない。
ここ数週間、刻々と前線の状況が悪くなっていくのを見ていてふと思ったのですが、新聞やオンラインニュースのヘッドラインだけを抜き出すとウクライナ軍が優勢に思えても仕方ないのです
停戦論が浮上しつつありますが、ウクライナ国民がどれだけ正確な情報を得られているのかは疑問です
間接民主主義である以上は「国民が決めること」と言っても実際は政府が決める事なので、国民は知らなくてもよいとも言えますが、国民が正確な情報を得られない状況で世論を元に大きな判断を下す事は民主主義においてどれだけ正しい選択ができるのか疑問に思ってしまいます
また8月を迎えてかつての終戦に思いを馳せるたびに、今後の日本がどういった道を選んでいけるのか心配になってしまいます
一般の人が良く読むヤフーニュースのforbesとかニューズウィークは優勢とは言わなくても、ウクライナがロシア軍を撃破するニュースが多いので、ウクライナ軍優勢に見えるだろうな。
管理人様のリストにforbesとnewsweakないので、感じ方に差が出るのかな。
bsのニュースも微妙だからな、、、
ウクライナ軍は定期的にロシア側の高価値目標(艦船、大型軍用機、重要インフラなど)を破壊してくれるので素人目には優位に見える。ロシア側の高価値目標は西側諸国の各種センサーの追尾対象であり、ウクライナ軍の最精鋭部隊が探知及び攻撃を行っている。ウクライナは旧ソ連構成国だけあって長射程ミサイルの在庫や無人兵器の開発能力で優れている。この「最精鋭国民」を限られた範囲に総動員すれば敵に多大な打撃を与えられます、かつて旧日本軍が米軍の航空母艦を沈めたように。
しかし最前線における末端の兵士たちの泥臭い戦いこそ最も重要な場面であるにもかかわらず、メディアや一般市民から無視されがちです。一般市民は泥沼の死闘よりも分かりやすいヒーローを望むのでしょう。「格好良い」場面のみを切り取っていては戦場の真の姿を把握できない(例:米軍が撤退する前のアフガニスタンは首都周辺の状況しか報道されなかったので、何故あんなに早くタリバンが政権掌握できたのか一般人には理解し難かった)。
しかしまあいくら正確な情報がなくても、地名とか、外国の政情などは隠しようがありません。
太平洋戦争中の1945年夏の日本であっても、サイパンが陥落した、沖縄に米軍が上陸した、ムッソリーニが射殺されて逆さ吊りにされた、ヒトラーが総統大本営で自殺した、というのは報道されており、東京が空襲で焼け野原になった、などというのは報道されなくてもわかる話です。
今のウクライナでも、イギリス保守党が選挙で負けて野党になった、バイデン大統領はそのうちに辞めるのが確実、発電所が破壊されて電気がつかない、色々な人と連絡がつかない、ウクライナで大統領選はとうぶんやらない、店に人がいない、物がない、というのは詳しく報道されなくてもわかる話でしょう。
郵便で物が送れない場所、旅行に行けない場所、鉄道や車で行けない場所などは、たとえ詳しく報道されなくてもほぼ間違いなくロシア軍の占領地なわけです。
地名だけ出されても地図で分かりやすくここからここまで撤退しました、万歳肉引きアタックなんて大ウソでキルレシオ劣悪ですと明言しないと理解しないでしょう。実際そこまでやっても理解しないでロシアは一日1000人死傷者出てるからもう限界が近いと言い続けている界隈を複数観測してます。
繰り返しますが複数観測してます。
地上戦の話はさらっとやってピンポイント爆撃やF16到着のニュースを大々的に流して我が軍優勢を演出してるんじゃないでしょうか
アルテーモヴェ、トレツク南の防衛が崩壊しているような勢いで、戦線が動いていますね。
ニューヨーク方面の方が早い可能性を考えていましたが、この方面に余力がないと考えるべきでしょう。
ポクロウシク方面も、戦力比どうしようもないように見えます…
ドネツク州の防衛、何かを捨てる必要があるように見えますが、ウクライナ上層部に決断できますかね…
ウクライナ上層部に、その決断ができるのならば、停戦交渉をしているはずですから、ズルズルいきそうな気がしています。
ニューヨークはアルテーモヴェの変電所待ちの可能性があるかな。変電所が落ちればウクライナ軍はニューヨーク撤退か、包囲される。または補給が阻害される。 無理して北上しないのも現状だとありかな。
さて、ウクライナ軍の選択はいかに。
仰る通り、ロシア軍も無理に被害を出す必要がないですからね。
ニューヨークのウクライナ軍部隊も、退路を切られる前に、撤退するかもしれませんし。
ニューヨークが陥落すれば、トレツクを強攻するよりも、トレツク西部に進む動きを見て牽制する可能性もあるのかなと。
しばらく展開を見守りたいと思います。
ウクライナ東部で本当に何が起こっていたのかを教えるニュースが未だに何もない。
この戦いで亡くなった多くの兵士にたむける言葉はどこから出てくるのだろうか?
個々の戦局を語る時期はもう終わっている。
それにしても日本の大手メディアの報道は醜い。
以前はロシアは両翼包囲しながら慎重に進んでいたけど、
今はもう突出部お構いなしに前進しているな
これは後退するウクライナ軍に防衛線の再構築の時間を
与えない為なのかな
ポクロウシク方面はジェランネ抜かれて線路沿いに
進まれたら幹線道路E50の物理的遮断の危機も迫っているね
前は目茶苦茶ゆっくりだったのに本当に進みが速くなったな…
これが映画や創作なら強烈なカウンターを喰らわせるための撤退だろうが現実はどうだろうか
無理じゃろ
戦略予備となる戦力が行方不明と言うか補給物資も予備選力も何処にあるのかウクライナ政府ですら判って無いものw
戦力が何処にあるか調べて再配置するって言ってから何ヶ月経った事か
出来る事は縦深使って要塞化と兵の錬成だろうけど、腐敗具合が想定を遙かに上回ってる
ロシアは線路を一気に突進してその両側を太らせて進軍していくのが得意ですね。これならポクロウシクまですぐですわ。
気になる話なのですが。
ウクライナ軍が徴集し編成を行いつつある14個旅団のうち、装備があるのは3個旅団分であるとのこと。
これはどういうことか?、と思います。その内容は判然としませんが。足りないのは重装備なのかな?。
少し前の記事では、郷土防衛部隊(内務省管轄?)での装備の不足も書かれていましたね。
F16やミラージュ2000も良いのですが、こちらも必要では?、などと思います。
前線の部隊に迫撃砲か数門しかないぐらいだから、小火器じゃないかな。
ブラットレー渡されても動員兵はつかえないと思うし。
西側から届く最新装備はアゾフやクラーケンなどの有名で政治力のある部隊が優先的に分捕っていき。
新設の郷土防衛旅団には出涸らしすらも割り当てが残っておらず。準備が出来ないから出撃も出来ない、ローテーションにいつまでも参加できない、ということのようです。
一方で政治力のある有名旅団は政治力で前線行きを拒否。
結果、現在の最前線の部隊には「補給も来なければ交代も来ない、そして戦力充実してるはずの有名旅団は助けに来ない」という八方塞がりなんだそうです。
西側諸国の兵器生産力は戦争前よりかなり増強されたはずなのにウクライナ軍が後退し続けているということは、既にベテラン兵士が枯渇しているのかもしれません。これに対して新型兵器とベテラン兵士の割合が減少し、ソ連時代の旧式兵器まで引っ張り出しているロシア軍の進撃が止まらない理由は、一般的に言われているほどロシア軍の人的損失は多くないとも考えられます。
ロシア軍は海軍用兵器すら陸上用に転用し、消耗に対して新造兵器の生産が追い付いていない。ここで海外で充分な訓練を積んだ新兵と西側の最新兵器がセットで揃えば、ウクライナ側が挽回するチャンスはまだあります。しかし西側の兵器生産力・新兵育成>ロシアの兵器生産力・兵器在庫の状況になっておらず、この条件が揃うアメリカ大統領選挙前辺りに反転攻勢を仕掛けるのでしょうか。
現状だと海軍出番なしですからね。生産設備の稼働を考えると、もともと地上攻撃能力があったrbu6000の陸軍への転用は面白い。迫撃砲だし。 ないのが1番悪いので、個人的には古い兵器の持ち出しや低性能兵器の活用には否定的ではないな。
他所の国の軍隊のことだけれども。
ある意味、有力な政治勢力が後ろ盾で必要ならば、勝手なことを言うならば、
地名を冠した部隊名を付けても良いのでは。
例として、日本の場合だと、郷土連隊の制度があったと覚えています。
出身者を特定の郷土出身者で固めたようですが。(将校も原隊制度があったとか。)
こうした形を取れば、最低限の政治?勢力を持てたりするのかな。
旧東側諸国ではこれはしなくて、代わりに ”親衛〇〇?”があるのだそうですが。
中央とラムシュタインの参謀どもがもっとしっかりすべきなのでしょうが。
情報ありがとうございます、仰る情報なのですが。
管理人様の過去記事、ボグダンさんの動画で推察できる点があります。
リビウ到着時点に、支援物資でさえ行方不明になる。別件も、役人や警察でさえ知らない扱い。
最前線(ニューヨーク)に、迫撃砲数門の部隊。
地元役人・地元警察よりも権力のある人間、もしくは内々で処理をしていると考えるべきかと。
最西端リビウ到着時点でこれですから、最東端に行く頃にはドンドン無くなっているのでしょう…
(2024.07.18 ウクライナ軍がチャシブ・ヤール、トレツク、ニューヨークで失敗した原因 航空万能論)
(2024.07.31 戦争で片手片足を失ったウクライナ兵に戦争の現実を語ってもらいました Youtube)
連日の世界的株価急落の中ロシアや中国株は比較的軽傷(あまり上がってなかったというのもあるが)
これにてウクライナ援助はますます厳しくなるだろうな
特に欧州は自国のリセッションで援助どころではない
中国もヤバくなると思うよ。
ロシアを経済封鎖してたつもりが自分達まで景気後退しているのがナンセンス
中国は前から景気後退入りしてるので驚きはない
今回の下落も驚きはないと思う。
(庶民は以前からですが)他国にかまっていられる余裕が、仰る通り、本来はないはずなんですよね。
日本も、三営業日で株価が、1時6000円以上下がっています。
内政で、他国の戦争に関わっていられる場合ではありません。
でも、この前もロシアの潜水艦撃破したウクライナが優勢だから(小声)
メディアが自国OSINTの状況を取り上げるのは素晴らしい事ですが、当のウクライナ国民はその現状を信じてるのか、受け止めているのかは停戦に関するアンケート見るとちょっと疑問です。(状況把握した上でマジであの数値をウクライナ国民が出してるなら問題ないのですが)
本邦の有事にOSINTが日本不利の情報出したら残念ながらノイジーな方々が暴れ回る未来しか見えないのは残念です
当のウクライナ自身が普通に劣勢を認めてるのに、日本のネット界隈だけ連日ウクライナの優勢で盛り上がってる恐怖。
誰もがネット触れる現代ですらKONOZAMAなんだから、80年前の日本はそりゃ推して知るべしって感じやなあ
ポクロフスク方面の攻勢がかなり奇妙だ
全体として尾根を走る線路沿いの攻勢軸をもっていることとウマンスキー前面の包囲機動が取られていることは確かだが、部隊単位で見るとまるで攻勢軸など存在しないかのように支配地域から四方八方に散らばるような小規模な攻撃が無作為に繰り返されているように見える
こんな多方向に同時に攻撃をかけるなんて砲撃支援の調整を行いながらでは不可能なように思う
あるいは本当に歩兵+戦車兵と砲兵とを全く切り離して運用してるのか?(原型をとどめたままのヴェセレの陥落を考えても可能性は高そう)
より一層奇妙なのは、その小規模攻撃がほぼ全ての場所で前進に成功しているところ
おそらく敵の脆弱な箇所を看破して突撃させているんだろうけど、この量の情報収集と意思決定を捌くなんてにわかには信じられない