DEEP STATEとRYBARはクピャンスク方面、スバトボ方面、コンスタンチノフカ方面、トレツク・ニューヨーク方面、ポクロウシク・クラホヴェ方面の状況について「ロシア軍が前進した」と報告し、ウクライナが領土を毎日失う状況に全く歯止めがかからない。
参考:Мапу оновлено!
参考:Военная сводка за 19 сентября: зона СВО
ポクロウシク方面のロシア軍は複数方向に急速な前進が出来なくなったものの、ほぼ毎日何れかの方向に前進している
RYBARはクピャンスク方面について「ロシア軍がライマン・パーシイ南側で森林地帯やシンキフカ集落内で支配地域を拡大した」「グレーゾーンがペトロパヴリフカ郊外まで伸びた」と報告、グレーゾーンが伸びたという根拠はⒶで登場した視覚的証拠(投降したロシア軍兵士が手榴弾で近づいてきたウクライナ軍兵士もろとも自爆を試み射殺された様子)に起因していると思われるものの、この地点までロシア軍部隊の本体が出入りしているのかは不明だ。
RYBARを含むロシア人ミルブロガーらは過去何度も「ロシア軍がシンキフカを占領した」と主張したが事実ではなく、今回も「ロシア軍がシンキフカを占領した」と主張し、DEEP STATEも「ロシア軍がシンキフカの一部を占領している」と認めているものの、ライマン・パーシイやシンキフカに隣接する森林地帯は非常に広大で、クレミンナの南に広がる森林地帯の戦いは「一方向からの攻撃だけで広大な森林地帯を突破するのは相当困難」と物語っている。
何らかの理由でウクライナ軍側の戦力密度が極端に低下でもしない限り、ロシア軍が森林地帯を突破してクピャンスク市東岸地区に入るというのは考えにくく、ピシュチャネ郊外からオスキル川に迫る突出部の方がクピャンスク方面=オスキル川東岸地区にもっと深刻な問題を引き起こすだろう。
RYBARはスバトボ方面ゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がマキエフカ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がマキエフカ郊外の農場一帯を占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がマキエフカ集落内ゼレベツ川西岸の教会=Ⓐに立てこもるロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がマキエフカ郊外の農場=Ⓑでロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がネフスケ東郊外のジュラフカ渓谷=Ⓒでロシア軍陣地を攻撃する様子が登場。
ⒶⒷはRYBARの報告を、ⒸはDEEP STATEが16日に報告したネフスケ方向へのロシア軍前進を裏付けるもので、比較的静かだったスバトボ方面ゼレベツ川沿いの状況に変化が生じている。
DEEP STATEはコンスタンチノフカ方面について「ロシア軍がイワニフスキーの南で支配地域を広げた」「グレーゾーンが運河の対岸にある森林地帯まで広がった」と、RYBARは「ロシア軍が運河の対岸にある森林地帯まで支配地域を広げた」と報告、DEEP STATEとRYBARが「シヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河の対岸」について言及したのは、ロシア軍兵士(アフマト部隊と第4自動車化狙撃旅団の兵士)がチャシブ・ヤールの南側で運河を渡河して軍機を掲げたためだ。
双方の評価は「支配地域扱い」と「グレーゾーン扱い」で食い違っているものの、DEEP STATEは「RYBARが支配地域扱いした範囲」と同程度のグレーゾーンを設定しているため、この視覚的証拠は単なるプロパガンダとは違うのかもしれない。
DEEP STATEはトレツク・ニューヨーク方面について「ロシア軍がトレツク市内の支配地域を広げた」「ロシア軍がニューヨーク郊外で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がトレツク市内のパン工場付近を占領した」「ロシア軍がトレツク南市内で支配地域を広げた」「ロシア軍がネリピフカ方向で前進した」と報告。
RYBARは「トレツク南市内方向とネリピフカ方向にロシア軍が前進した」と主張して支配地域をどんどん広げているが、これをDEEP STATEは一切認めておらず、この前進を裏付ける視覚的証拠も長期間登場しておらず、視覚的証拠のみを扱うロシア人マッパーですらRYBARの主張を証明出来ていないため、同方向におけるロシア軍の前進範囲には懐疑的にならざるを得ない。
DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴェ方面について「ロシア軍がC-051138方向に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がマクシミルヤニフカ集落内に足場を築いた」「へオリフカの北に生じたポケットが消滅した」と報告、この方面のロシア軍は複数方向に急速な前進が出来なくなったものの「何れかの方向に前進した」という報告が毎日続いているため、戦闘自体の激しさに変化はないのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:110 окрема механізована бригада імені генерал-хорунжого Марка Безручка
東部戦線の苦境が続き、戦争の掉尾を飾るかに思われたクルスク侵攻も色褪せる中、発表された勝利計画とは、何の事はない、ロシア本土攻撃の許可といういつもの要求であった。
「ロシアはそのうち息切れする」とはこの2年半聞き続けた台詞ではあるが、ウクライナの継戦能力の方にむしろ懸念を感じる向きも増えつつあるのではないか?
そもそもの国力が違うので先にウクライナが息切れするのは当然だと思いますし、恐らく各国の軍事関係者の殆どが分かっていたことだと私は考えています。それでもウクライナがロシアに勝てる、と考えていた西側が見落としていたのがウクライナの前総司令官でもあるザルジニーさんが仰っていたように、ロシアがこれだけの損耗を出しても戦争を継続させた事でしょう。
二度の大戦、冷戦期が終わり、ソ連もワルシャワ条約機構も崩壊した世界で、西側の多くが非対称戦争である対テロ戦争に軍隊の構造や軍隊に対する投資予算も変化させてきた中で、戦争における国家が許容できる損失も低くなっていった。そんな国際社会の中で、ロシアだけ(中国もかもしれませんが)が大戦期のような消耗戦を続けるとは予測できなかった。勿論、大戦期のような戦死者数と比較すれば未だにロシア軍の損失は『軽微』と言える範囲でしょうが、他国が同じような損失を出す事になれば、政治家や将軍の首が幾つ飛ぶのか想像できなません。
西側の対テロ戦争は所詮余力でやってる火遊びでしかありませんからね…
アフガニスタンのガニ政権が崩壊しタリバンが復帰したところで、アメリカの国防が危うくなって本土侵攻される訳でもなく
国の命運を賭けた戦争、という物に対して鈍感になっているんでしょうかね西側は
…気軽にトルコに核配備して、キューバに核配備し返されそうになって慌てた頃と変わってないから元からの気質かも知れませぬが
>そもそもの国力が違うので先にウクライナが息切れするのは当然だと思いますし、恐らく各国の軍事関係者の殆どが分かっていたことだと私は考えています。それでもウクライナがロシアに勝てる、と考えていた西側が見落としていたのがウクライナの前総司令官でもあるザルジニーさんが仰っていたように、ロシアがこれだけの損耗を出しても戦争を継続させた事でしょう。
ですよね
だから「ロシアに勝つ」じゃなく「ウクライナ国内のロシア軍をたたけば終わる」で続けたら違った
両者似たようなものでも意味合いやゴール設定がまったく異なるし、今は「ウクライナが負けない限り終わらない」になってる感じ
実際、グレーゾーンと最前線支配領域との判定は難しいと思います。攻撃側(ロシア)からすれば自軍が足場を築けば支配したとも言えますが、守る側(ウクライナ)からすれば攻撃できる可能な場所ば(諦めない限り)交戦地域であり続けるのですから
地図の黄色領域はの多くは、まだウクライナの手が届くという意味では不安定支配領域とでも言うべきなのでしょうね
ウクライナ=ロシア、相対的な戦力差が開いていってるのではないかという懸念があります。
管理人様の記事タイトルの通り、ウクライナの領土喪失=ロシアの占領が止まらなくなっており、進出距離も今年初旬よりも長くなっているからです(特にアウディーイウカ陥落後)。
ウクライナの前線が厳しいのであれば、ドニプロペトロウシク州(自然障害があまりない)にも後方防衛線を建設する必要がありますが、そういった話はあまり聞こえてきません。
ロシアはドローンの生産増強も発表していますが、ウクライナは発電すら厳しくなっています。
ウクライナ戦争2年半も経ちますから、彼我の戦力差について前提・認識を、一度見直すべきではないかと感じています。
ウクライナ軍の陸上戦力は、ヨーロッパ最強級と考えているのですが、なかなか厳しいなと…
(2024.9.19 ロシア、ドローン生産を140万機に増強 昨年の10倍=プーチン氏 ロイター)
(2024.9.19 ウクライナの発電能力、侵略前の3分の1に…IEA「侵略3年目の冬は最も厳しい試練になる」 読売新聞)
ドローン生産140万機て…
もはや一人一台ですな
しかもこれ年産でしょ
ウクライナ軍は生き残れるのだろうか
自分も、仰る点を心配しています。
兵士1人でも、FPVドローンの大量生産により、攻撃対象になる事が紹介されています。
徹底抗戦は、華々しい美名に聞こえるのですが、前提となる兵士の数字(兵士数・戦線ごとの正面戦力差・死傷による消耗など)を見つめ直すべきと考えています。
(2023.12.6 砲兵の優位性を揺るがすFPVの大量投入、兵士1人であっても攻撃対象に 航空万能論)
以前の報道やら声明では「ロシア軍は前進する毎に大きな損害をだしている」と繰り返されていましたが、各地で連日ロシア軍前進という事実から考えればキルレの差はそれほど無いのでしょうね。クルスクであっちこっち攻めてる暇があれば東部戦線の1方面でも助けてほしいものです。
ウクライナ側のアドバンテージは、数を失った今となっては守備側であるという一点のみですからね…
砲撃数も空もロシア優位ですから
加えて、戦線が1000㎞以上に及び、南部、東部、北部、クルスク越境部と多面的になってしまっているのは、劣勢な守備側にとっては不利になります。
攻撃のロシア側は、「自軍に有利なタイミングで好きな箇所に攻勢をかけられる」というアドバンテージを有しています。現状、ロシア側にポクロウシクを猛攻する意図がなくとも、ウクライナ側はかなりの戦力を防衛に置かざるを得ず、他の戦線が毎日のように浸食されていることもその一端かと。
先日の記事でも東部の死傷者数が増加しているという兵士の証言がありましたし、少なくともウクライナ側のキルレは相当悪化していることが伺えますね。
十年要塞から前線が動いたこともいろんな理由もあるかと思いますが、とにかくここ半年のウクライナ軍は組織的な劣悪さと戦略的失敗が多くみられ、正直に言ってしまうと上層部を何とかしないと改善できないのではないかと思いますね。
そもそも火力差と塹壕構築能力で大きく劣るウクライナがキルレだけ大いに有利とするプロパガンダが正しかったのかといえば怪しいです。最近はロシア側からキルレ6:1で有利、7:1で有利とする声明がちらほら出ていてこれはこれで精査は必要ですがもはやキルレでマウント取るのも難しいのでは
長距離兵器の制限解除がされてもこの劣勢は覆せんだろうな。
弾薬庫とかは狙いやすくなるだろうけど
長距離兵器で取れる優位の限界は、ヘルソン州ザポリージャ州見れば判る話ですしね
ザポリージャ州ヘルソン州の後背地であるドネツクとクリミアは既に長距離攻撃解禁されています
要は「ハリコフやルガンスクをザポリージャやヘルソンのようにできる」、軍事施設のみを攻撃する限りではそれだけ
クレムリンにミサイル叩き込んで核戦争始めるなら予測不能なエスカレーションにはなりますが…
そもそもそれで形勢が逆転するような状況だったらより有利に立ち回れる国内でとっくに勝ってますからね
ロシア人は弱っちいから最新兵器で軽く小突いてやれば泡吹いてぶっ倒れるみたいな空気感が昨年の反転攻勢時同様にいまだにあるのかもしれませんが
あれ会敵時に即ロシアの防衛ラインが崩壊してクリミアまで一方的な追撃戦やる計画でしたし
どこにまず相手の防衛ラインは機能しないのでから作戦立てるやつがおるねん
本当に弱っちいなら最新兵器どころか今の兵器で御ぶちのめしてクリミアとっくの昔に取り戻していないといけないわけで
後方兵站線を潰して多少足止めするくらいでしょうね。あとは弾薬庫を潰して回ったり。
ロシアの戦争コストを増大させるために解禁するのは結構ですが、前線の苦境は兵士と砲弾不足に起因してるので、そこをどうにかしないと結局ズルズル押され続けるのは間違いないでしょう。
>投降したロシア軍兵士が手榴弾で近づいてきたウクライナ軍兵士もろとも自爆
兵力差や物量差といった有形要素だけでなく、勝利への執念や闘争心といった無形の要素もロシア軍とウクライナ軍には大きな差があるような気がする。
>投降したロシア軍兵士が手榴弾で近づいてきたウクライナ軍兵士もろとも自爆を試み射殺された様子
どういった状況でロシア軍兵士がこのような特攻を行ったのかは分かりませんが、簡単に投稿をしない、一人でも道連れにしてやる、という執念を確かに感じますね。特攻を賛美する訳ではありませんが、ロシア軍の中にも確固たる戦意を元に戦っている兵士がいることを我々は理解すべきなのかもしれません。
ロジア人ジャーナリスのアナスタシア・カシェヴァロワ氏はプーチン大統領やウクライナ侵攻を支持しているものの、漏れ伝わってくるロシア軍兵士の扱いや待遇の悲惨さだけは批判し続けており「特別軍事作戦における狂気は時間の経過と共に強くなっている」とも指摘して以下のように述べています。
“英雄主義か自殺か。捕虜になるのを避けるため自爆した兵士がいるが、指揮官はそれを自殺と定義し、この様な兵士は教会への埋葬が拒否される。特別軍事作戦における狂気は時間の経過と共に強くなっており、敵に降伏すれば裏切り者として扱われ、降伏を避けるため自爆すれば自殺扱いだ。自殺と認定されれば兵士の遺族には死亡手当を受け取る権利がない。この様な状況に直面した場合、遺族は死亡状況の調査を求める書面を書くよう勧める。そして軍規約第23条に従い「敵の捕虜になるのを避けるため自殺したのだ」と書き添えなければならない”
要するに降伏すれば裏切り者になるため「敵を道連れに自爆すれば戦死扱いになって死亡手当を遺族に残せる」という悲しい動機によるものだと思います。
参考記事:ロジア人ジャーナリスト、負傷兵の98%が戦闘任務に復帰したの嘘ではない
なるほどですね~。自決した方が家族のためになる、という事ですか。顔も知らないロシア人の方々ではありますが、切ない気分になりますね。
※管理人さん自らの補足投稿ありがとうございます。今後も興味深い記事をお待ちしてますので頑張ってください。
>「敵を道連れに自爆すれば戦死扱いになって死亡手当を遺族に残せる」
似たような構造は、アフガニスタンの兵士やハマスの構成員、ヒズボラやフーシ政権の兵士にも存在はしていると思いますが、ロシア軍ほど大規模な国家資本主義型の軍隊がこの“戦時体制の精神”を発揮してくるのは恐ろしい限りです。
人道的観点で言えば無論、非難されるでしょうが、傷病兵になって帰還後に家族の負担になるよりは、敵を殺して戦死することで家族に死亡手当を残すことを選ぶ人たちがいるのもまた、現実なのでしょう。
ウクライナ兵士は、国家がデフォルトすれば死亡手当を受けられる可能性が下がるため、劣勢が明確になってきた頃から逃亡兵が増えた理由なのかなと思っています。
こうして見ると、ロシアも結局は資本主義国家なんだなって感じがします
この手のニュースは特にロシア側のは多く知りたいですね。有難うございます、管理人さん。
劣勢の方があれこれ酷いのは当然でしょうが、有利を取っている側が兵士をちゃんと扱わないのは問題です。
そういう所だぞ、って言われちゃう部分だと思うので、ジャーナリストに対する締め付けは緩めるべきです。
勝っているというか優勢であるにも関わらず自軍の兵士も大切に扱わないのでは他国に信頼される道理もありませんから。
ウクライナについてはまず必要なのは最早政権交代だと思います。戦いを続けるにしても停戦するにしても。
表では、どんなに華々しく語られても、実態はそういうものがあるわけで、それだけに戦争は嫌なんですよね。
華々しい部分は、所詮はプロパガンダ。
兵士の損耗も兵器の損耗と同じように語られるけど、中身は人間。
実際に現場がどのような状態なのかは知らぬ身ですが、意外に感じました。
ロシアで「捕虜になる」のをそれほど恥じる風潮があるとは感じていませんでしたので。
先日の捕虜交換で帰還したロシア軍兵士達もモスクワに招かれたりしていましたし。
ただ、チェチェンのアフマト部隊のアラウディノフ将軍が「負傷して動けなくなった場合を除き、投降して戻れると思うな(つまり、捕虜交換などしない)」という発言をしているのがメディアで取り上げられています。
また、「捕虜になったロシア軍兵士を上官の命令で森の中で射殺した」と「告白」したウクライナ軍兵士捕虜についての報道もありました。
ロシア軍が自決行為を禁じている点は、倫理的な軍事行動を維持するための重要な姿勢として評価できます。自己犠牲を美化し、若者を特攻へと送り込んだ旧日本軍とは対照的であり、そのような非人道的な戦術に依存しない点でロシア軍の倫理観は優れています。
しかしながら、降伏を選んだ兵士への対応には改善の余地があります。無駄な犠牲を避けるためには、兵士が降伏を選んでも社会的に受け入れられ、彼らとその家族が不利益を被らないような制度の整備が求められます。
自決は絶対ダメです。降伏した敵兵には国際法に基づき
人道的な対応を。それだけの話ですわ。何をいまさら
ロシアもウクライナも極右勢力が残虐行為してるのは
ご存知のはずでしょ
大日本帝国のようで親近感がわく私はおかしいのでしょうな
立派だと思ってしまう。
日中戦争の経緯とか調べるとウクライナと似ているし
捕虜の扱いが凄惨だった時代と監視されてる今を同列にしてはいけません
ウクライナ側は部分的に固くても、全域カバー出来るだけの余力が無いんでしょうね
兵力が足りないなら重要部分だけでも固く守るという方針そのものは、現場の采配として間違いではないと思います。
ただ、そもそも兵力不足の原因にクルスクでの無駄遣いがあるので、上層部の戦略が誤っているのも事実かと。
それにしてもニューヨーク北部は差がひどいですね。これまではRybarの情報戦なのかとも思ってましたが、トレツク市内にまで広げたからには真偽がすぐに戦場に表れて来そうです。
トレツク南部とヴフレダル方面でRYBARとDeep Stateの間に「情報の誤差」では済まない範囲の主張の食い違いが生じていますが、これはどう帰結していくのでしょうね。
過去の例から考えるとRYBARの先走り・プロパガンダもしくはDeep stateの情報統制で視覚的証拠が出た途端一気にマップが進むかのどちらかでしょうけど
DeepStateはウクライナ指導部や軍上層部の不手際を批判したりはするけど、アゾフ旅団の報告は素直に迅速にマップに落とし込む印象です。
んでアゾフ旅団の報告はプロパガンダ味が濃くて真偽が怪しい事が多いですから。
フェノール工場攻防戦?救出作戦?の時もそうでしたし。
アゾフ旅団が転戦してなければまだトレツク方面にいるだろうから、DeepStateの戦況図はアゾフの宣伝による影響を受けるかもしれないですね。
戦車「丸太は持ったか?」
いやほんとなんで括り付けてあるんだろう。
ダンパー代わり?
泥にハマったときに、キャタピラの下に敷いて脱出するのに使ってる
なるほど。
しかし写真の兵士がサイコガン装備かと見直したら義手ですな。
傷病除隊の前の記念写真なら良いのですが、戦車兵なら義手でもなんとかなるだろってことなら、より悲惨ですな。
なにせ、冬明けの泥濘が酷いですからね、あちらは。
タミヤのT34に丸太パーツ付いてたの思い出した。
クルスクの一手が目に見えてウクライナ側に効いてきてるね、一手どころかクルスクに何手打てば気が済むかわからないが東部戦線はもう取り返しの付かないことになったのだけは確かな所、穴の空いた堤防を兵士の命で無理矢理埋めているというのがウクライナの東部戦線なので近いうちにロシアのさらなる大幅な突破を見ることになるでしょうね。
ゼレンスキー大統領閣下はロイターに対してこう仰っておられる(2024/09/19付け)
「現時点で、ウクライナ軍はドネツク州における占領軍の攻撃力を消耗させることに成功している」
現実としてドネツクでのロシア軍の勢いが減ろうが減るまいが、対外的にはクルスク攻勢は「成功」でなければならないので、まだしばらくはクルスクにリソースを入れ続けるのでしょうね
何かしらの裏の手・次善策があるのかと思っていましたが、クルスク西部からの別方面突撃ぐらいしかなく、これはもうダメかもわからんねとしか言いようがない状態
私もウクライナ最後の攻勢になる可能性は極めて高いクルスク侵攻作戦は、当然に第二第三の作戦が続きロシアが東部の兵員廻して行かないといけないレベルでロシアの東部侵攻を止める事のできる、ウクライナの総力を挙げた多段階のウクライナ最後の攻勢作戦であるはずと最初思いましたが、まさかクルスクの寒村や小麦畑に原野で精鋭がキャンプとロシアと鬼ごっこする作戦だったとは思いもよりませんでした。
ウクライナはもはやウクライナに栄光あれ!と轟叫び、ロシア崩壊のカウントダウンでもして精神的勝利に縋るしかない状況にゼレンスキーの戦略により追い込まれましたね。
全域でロシアが進んでいるという事は戦力差がついたという事です
通常は押し引きの有る場所が出来ます
戦力差がついた場所は押されます。
全域押されているなら根本部分で戦力差が出来てしまっています
もはや、プーチンの存在は少なくともロシア側に秩序と安定をもたらす肯定的要素であって、とにかくゼレンスキー氏(大統領のようなもの、ただし期限切れ)を何とかしないと、誰も幸せになれない気がしてきたぞ。
開戦当初から思えば逆転してる不思議。
国民に火炎瓶を作らせて戦意を煽ってた初期から危うさを感じていた人は多いと思いますね
ロシアが侵攻する直前、国境沿いでロシアが大規模演習をしてる時から、プーチン大統領の写真を的にして市民向け射撃訓練してる映像とかが流れてて、ウクライナは挑発してるとしか思えませんでした。
AFPの報道で、カディロフがイーロンマスクから贈られたサイバートラック(テスラのEVピックアップトラック)に機銃をポン付けしたテクニカル仕様に改造して乗り回し、ウクライナで「見事に活躍した」とテレグラムでドヤったら遠隔操作で使用不能にされたって怒ってるらしい。
もうどこからツッコんだら良いのか分からない……ひょっとしたら彼はギャグで言っているのか? だとしたらゼレンスキーは芸人としてうかうかしてられないですね、敵国に強力なライバルが出てきました。
シンフキカに限らずクレミンナ南西もそうで
双方が優勢を言える状況にはなかなかならないと