ウクライナ戦況

侵攻991日目、ウクライナは1年以上も土地を失い続ける日々が続く

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは9日夜「ロシア軍がポクロウシク・クラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面で前進した」と報告、RYBARを運営するロシア人ミルブロガーのズヴィンチュク氏はWashington Postの取材に「客観的な情報という単純な原則は存在しない」と述べた。

参考:Мапу оновлено!
参考:Meet the Russian blogger accused of U.S. election interference

客観的な情報という単純な原則は存在しない、客観的なメディアやブログを持っていると主張する人は嘘つき

DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がグリホリフカ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がペトリフカ集落内で前進した」「ロシア軍がノヴォレクシイウカとノヴォドミトリヴカの間で西に前進した」「ロシア軍がクラホヴェ方向に支配地域を広げたと」「ロシア軍がN-50から渓谷ラインに向けて支配地域を大きく広げた」「ロシア軍がボホヤヴレンカからトルダベ方向に前進した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARは特に前線の変化を報告していないが、Washington Postの取材に応じたミハイル・ズヴィンチュク氏(RYBARを運営するロシア人ミルブロガー)は「客観的な情報という単純な原則は存在しない」「客観的なメディアやブログを持っていると主張する人は嘘つきだ」と述べている。

“RYBARのような情報発信者の出現はロシアの情報領域における変容を象徴している。多くのロシア人は国営メディアの報道や国防省の不透明な報告書にうんざりしており、プロパダンと真実のギャップを埋めるため登場したのが新世代の軍事ブロガーや従軍記者の一部だ。軍事ブロガーらは侵攻以降、膨大なフォロワーと影響力を獲得し、プーチン大統領から勲章を授与され、政府から多額の補助金を獲得した。RYBARもRostecなどの防衛産業企業から資金提供を受けている”

出典:RYBAR

“政権や軍に好意的な報道が際立つ国営メディアに対し、14年間の軍隊経験をもつズヴィンチュク氏の情報ネットワーク、ハッキング情報、ウクライナ国内の密告者などで構成されたRYBARの報告は質の高い分析と客観的な評価で際立っており、Washington Postを含む西側メディアやアナリストが頻繁に引用している。RYBARを含む軍事ブロガーらは国防省の戦争遂行に対するアプローチに批判的で、ズヴィンチュク氏も「私は愛国者だが問題も認識している。何か悪いことが起ったら声を上げるし、都合の悪いときでも問題について話し合う」と述べたが、口に出してはいけない事柄もあるとも付け加えている”

“ズヴィンチュク氏は「政権交代や内部分裂など国に有害な事柄には言及しない」「国家の情報領域を守るのであれば『口に出していいこと』と『そうではないこと』を理解できるはずだ」「私には常識があるので特定の事柄には口は挟まない」「これはRYBARを運営する資金源維持にも必要なことだ」と主張した”

出典:Donald J. Trump

米政府は「ロシアの大統領選挙干渉にRYBARが関与している」と断定しており、ズヴィンチュク氏は「(米大統領選挙の)有権者を効果的に操ることは可能だと思うか」という質問に「ジョージ・オーウェルの『1984年』で情報にアクセス出来なかった登場人物らは無知だったが、今は低質な情報が氾濫しているため人々はより馬鹿になっている」「原理的に人々を操るのは可能だ」「陰謀論が大衆を操作することを可能にした」「どんなナンセンスな話でも大きなストレスに晒されると信じてしまう」と述べている。

SNSの登場で情報発信の機会が大幅に増えたが、同時に「自分だけは真実に目覚めた」「メディアの情報は全て嘘だ」「真実はSNSの中にある」と考える勢力も急増し、潜在的な敵対者にとって情報戦を仕掛けるのに好都合な状況が生まれているのも事実だ。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

Washington Postは「RYBARの報告は質の高い分析と客観的な評価で際立っている」と書いているが、戦況報告以外の部分についてはあからさまなプロパガンダ(最近だとTCCの強制捜査が原因で男性人口の大部分が家にこもるようになり約800万人の健常者が働いていないという報告、これが事実ならウクライナ経済は既に破綻している)も混ざっており、ロシア人ミルブロガーに共通するのは「ウクライナの動員努力を毀損」で、ひたすら「TCCの職員は路上から男性を誘拐している」と発信している。

TCCの強制捜査は男性を無闇に連れ去るものではなく「法律で決められた軍人リスト登録の有無」を調査し、違反している者に罰金と登録を強制するもので、動員を回避する目的で軍人リストの情報を更新しない者にとってロシア人のプロパガンダは非常に都合が良く、ウクライナ国防次官のガブリリュク中将は「戦争中に国を守るのは一部の兵士ではなく国民全体の仕事なのに情報空間では動員プロセスに対する否定的な態度で溢れている」「情報空間で国民の権利が大声で主張されても、憲法や法律によって定められた義務=兵役は黙殺される」と嘆いた。

勿論、動員過程で担当者による暴力や恫喝といった問題があるのも事実だが、全体からすれば極少数に過ぎないのに「路上から男性を誘拐している」というイメージの植え付けは「ロシア人のプロパガンダ」と「動員を回避したいウクライナ人」によって成功を収めており、正に「どんなナンセンスな話でも大きなストレスに晒されると信じてしまう」と言ったところだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • 未来日記
    • 2024年 11月 10日

    イーロン・マスク氏が同席 トランプ次期大統領とウクライナ・ゼレンスキー大統領との電話会談 マスク氏“衛星通信サービス「スターリンク」使った支援継続”伝える
    11/9(土) 9:39
    リンク
    これはマスク氏の「言うこと聞かないとスターリンク止めるよ!」という脅しにしか見えない

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      • ポンポコ
      • 2024年 11月 10日

      ただ、イーロン・マスクがツイッターを買収してXにしたことで、トランプは助かりましたね。XのSNS情報は玉石混淆ですが、言論の自由度数が高いですからね。

      私たちは、安心できる情報を得ようとすると主流メディアに頼らざるを得ません。しかし、アメリカ大統領選挙やウクライナ戦争など特定の分野では、主流メディアの情報操作や偏向が激しい面もあると思います。主流メディアに接していると反トランプや反ロシアになると思います。

      例えば、選挙の直前の報道などは、かなり意図的なものが多かったと思います。もっとも選挙の結果や戦況地図そのものは情報操作でも変更できません。

      そのウクライナの戦況地図も霧に包まれた部分もありますが、両軍の戦果動画や写真から分かることも多いのだろうと思います。

      現在では南ドネツクでの、ウフレダル方面から北進するロシア軍の進撃が目立つようです。以前のここの記事でウフレダルの陥落の意義の記事がありましたが、まさにその影響は大きいのだろうと思います。

      また、いわゆるハイエース動員についてですが、当初は陰謀論のように扱われていたと思います。私が本当だと認識したのは、1年目にウクライナの国会議員(ホワイトパスを携帯していなかった)が自分が拉致されそうになり、国会の委員会でこの件について発言したことからでした。一般的にはウクライナ国内から投稿された写真や動画が拡散されてきてから認識され出したと思います。

      現時点での私の認識では、これは令状(日本でいう赤紙)が発行されているのに逃亡している人を捕まえるものではなく、街角や広場のその場でホワイトパスを持っていない人に令状を発行するものです。その令状を発行されて、一旦は帰宅を許される場合と中にはそのまま連れて行かれる場合とがあるようです。

      29
      • 弾正
      • 2024年 11月 11日

      トランプの凄いところは紛争当事者国とのトップ会談が躊躇なく出来ることです。私は2020年2月に米露外相会談が侵攻により反故になったことを厳しく批判しヤフコメにもさかんに投稿しましたが瞬殺されていました。そして今回ポンペオを起用しないこととケネディを引き込んだことで分かるようにCIAと距離を保とうとしていることにも共感しています。民主党やブッシュなどの古い共和党にはこのような芸当は絶対にできません。それだけ米国の軍産複合体は強烈なのですから

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        • 弾正
        • 2024年 11月 11日

        2022年2月です、訂正します。なお私は単純な戦争放棄を訴えるものではありません。外交は重視するものでありますけれども

        7
    •  
    • 2024年 11月 10日

    動員は困ります
    攻勢は無理でも防勢における接触戦能力は容易く回復され得る

    6
      • hiroさん
      • 2024年 11月 10日

      兵力不足で防衛もままならないのに、動員無しでどうやるんだろう?
      皮肉とかでなく真面目に教えてください。
      そもそも「接触戦」って囲碁の用語だと思っていましたが、軍事用語として使われるのでしょうか?

      10
        • なんとも
        • 2024年 11月 10日

        横からですが、陸戦の勝敗を分ける最大の要因は戦力となりうる兵数と士気、経済力も含めた継戦力です。特に長期戦、消耗戦になればなおさら。

        ベトナムやアフガンで、接触、非接触無関係に蹂躙できる戦力を持ったアメリカ軍がなぜ負けたのか?一因は、あまりに長引く戦争に耐えきれなかったということです。(湾岸戦争やフォークランド紛争も継戦力の限界です)

        ウクライナは国民の士気の低さと前線の過度の消耗。西側は国民の支持低下と経済的、軍備的負荷による消耗。
        防御側としても、兵士は人間です。碌な補充もローテーションもない環境ではいずれ破綻します。
        兵士がサイボーグか何かのような想定は現実的ではありません。

        11
          •  
          • 2024年 11月 11日

          当時に非接触戦なんて概念はありませんし、米軍に北ベトナムやベトコンを蹂躙する力なんてありませんでした
          ベトナムにおける米軍の敗北は単純に東側に対する軍事思想研究の劣後によってもたらされたものであり、戦後その反省から西側で取り入れられたのが作戦術です
          西側流作戦術はその後洗練されていき、湾岸戦争における結実を受けてオガルコフ、マーシャルらが非接触戦の理論の萌芽を導きました

          6
            • なんとも
            • 2024年 11月 11日

            伝わりにくい点があったのはすみません。

            自分が言いたかったのは、戦術の変化の話ではなく、時代を超えても変わらない陸戦の性質の話です。
            陸戦は海戦と違って、本質的に撃破よりも消耗戦になりやすい。加えて、占領地、解放地を確保する必要があるので兵力が必要です。

            その前提のもとにローテーションが崩壊し(現場からの声です)、動員もままならないウクライナがどうやって戦力を回復するんですか?ということです。

            おっしゃる前提は兵力が潤沢に有れば成立すると思いますが、国民の士気が低く、兵士が疲弊していると成り立たないと思います。ビジネスでもそうですが、結局人が疲弊すれば現場やプロジェクトは失敗に終わることは珍しくないです。

            基礎的な条件が崩壊すれば、理論通りに行かないのが、現場と思っています。
            後、細かい点ですが、ベトナムに関しては自分の勉強不足ですが、アフガンやイラクでアメリカが継戦能力を徐々に喪失し、その結果、思ったようにいかなかったのは事実かと。

            WW1とかもそうですが、兵士や国が疲弊する中で戦争を続けるのは容易ではなく、スタミナ切れで終わるのは歴史的によくあることですし、体力切れやメンバーの消耗で負けるというのはスポーツでもよくあります。

            この普遍的と言える現状をウクライナが防御に回るだけで解消できるんでしょうか?

            4
        •  
        • 2024年 11月 10日

        別にスリプチェンコの「非接触戦争」を読めとは言いませんけど、その存在とロシア軍学に与えた影響くらいは知っておいた方がいいと思いますよ
        他はまあ私の言葉足らずもありますので、補足します
        ロシア軍はウクライナ軍の接触戦能力を毀損し続け、昨年までの静的防御を破綻させることには成功しつつありますが、それは動員によって改善されうるものであり、ウクライナに動員されては困るわけで、その認識に従って世論工作(ちなみに広義ではこれも非接触戦の一部)を駆使しているという話です

        12
        • kitty
        • 2024年 11月 11日

        軍事思想の論文なんかは、Miltermさんとこを見ているといいですよ。

        4
      • 2024年 11月 11日

      つまり新たなウクライナ製の挽肉を増やすということですね!
      接触戦能力だなんて現状を全く理解していないですよ……

      10
    • 愛国戦線
    • 2024年 11月 10日

    なるほど「暴力的動員プロパガンダ」という1点においては動員を妨害したいロシア人と動員されたくないウクライナ男性とで一種の共同戦線が成り立ってしまっているのか。
    実に滑稽で、それでいて全く笑えない話だ!

    87
      • 契約者さん8
      • 2024年 11月 12日

      さらっと強制動員がプロパガンダになっていますけど、事実行っているもので最近でも問題になっていましたよね。またウクライナ動員回避の話はSNSで広く情報共有をわりと初期からやっていました。
      全てがハイエースだとは言いませんが、どれほどの割合で強制的なのか、何割までなら問題ないと言うのか?その手の事を話さずプロパガンダだ敵の情報工作だと決めつけていくのは、それそのものがプロパガンダだと思う次第です。

      2
    • Easy
    • 2024年 11月 10日

    なるほど、RYBERがなんでこんなにウキウキ活動が出来ているのかと謎でしたが、プーチンの庇護を受けているんですね。そりゃ強いわ、と。
    一方その頃,我が国のOSINTは細々と無償ボランティアの手作業で情報を集計していた・・・
    笑えない現実ですな

    57
      • うくらいだ
      • 2024年 11月 10日

      なかなかプーチン大統領が庇護を与えるのは良い案ですね。
      余計な政治的介入さえ控えてくれれば、軍から入ってくる情報以外でも入手でき、判断材料が増えますから。
      ただまあ劣勢になると都合が悪い情報垂れ流すだけなので、使い所が肝心ですけど。
      あとは、為政者の質によって、活かせるかどうかはことなりそうですが‥

      22
      • kitty
      • 2024年 11月 10日

      >無償ボランティアの手作業で情報を集計

      「OSINTのしんは辛抱のしんだ」

      ってネタは令和では通じないだろうな。

      15
        • Natto
        • 2024年 11月 10日

        あのオープニング曲がトラウマ。
        ジジババはなんで朝からあんな物見てたんだろ。

        3
    • いそきち丸
    • 2024年 11月 10日

    「自分だけは真実に目覚めた」
    マジでこれは共感できる。こういう奴が周りに増えてきてる。中途半端に知識を蓄えて、自分の考えに謎の確信があるから他人の意見に耳を傾けないんだよな。自己中に近い。
    客観的な情報なんて神様じゃないとわからんのにな

    67
      • 名無し
      • 2024年 11月 10日

      この点中露は国に不都合な事実は物理的に排除出来るから強いよね
      所謂真実に目覚めた層で行動力のあるやつは出国を選びそうだが、別に西側の生活が彼らよりすこぶる良いということもないし

      西側の人々がより馬鹿になってるというのも間違いではないだろう
      欧米は人口の維持を移民難民に頼ってるわけだが、彼らの大半は高等教育を受けてるわけではない。本来の国民層への教育も、北欧やイギリスの教育法が既に問題になって彼らが中国の教育を参考にし始めたように劣化が甚だしい

      欧州で右派が台頭し、アメリカでトランプが勝った理由が理解できる
      彼らにしてみれば、中露などよりリベラリズムの方がよほど国を衰退させ、経済的に困窮させている直接的な脅威だからだ

      41
        • ひつぬ
        • 2024年 11月 10日

        あなたは「真実に目覚めてる」側に片足突っ込んでるから、気をつけた方がいいよ。
        中露は情報統制をしているけど抜け穴はいくらでもあって、向こうの人たちは隔絶された世界にいるわけではない。
        西側諸国が馬鹿になっているのは、RYBERがいうように、ネットの発達で低質な情報が圧倒的に多くなってるから。現代の極右は”言論の自由”として虚偽情報の規制に反対し、デマが移民の襲撃を引き起こしたこともある。極右もリベラル的になる奇妙な現象で社会秩序を壊している(極左も全てを許容するリベラルで脅威になっているが)。

        24
      • ニーチェのアレ
      • 2024年 11月 10日

      あなたも鏡を手放してはなりませんぞ

      61
        • 通りすがり
        • 2024年 11月 10日

        実際、我々皆が肝に銘じるべきことでしょうね。
        自分の言動が立場の違う人からはどう映るのか、人の振り見て我が振り直せを実践できるか。常に自戒が必要です。

        61
      • 8
      • 2024年 11月 10日

      自分は真実を知っている…
      j自分自身も考えさせられる言葉ですね。SNSやネットやTV全ての情報が間違えてる可能性もあるし正しい可能性もある…
      神様ではありませんからあらゆることを見通せるわけではありません。常に自分の認識が間違えてる可能性もも考慮しないといけませんね…

      26
      • kitty
      • 2024年 11月 11日

      いや電波発明前には、神の啓示でしたし、ラヂオができたら毒電波。今はインターネッツになっただけです。

      「真実はかうだ」って今思うと素晴らしいプロパガンダ。
      これからはこれが真実だという宣言はいっそ清々しい。

      7
    • ポレ
    • 2024年 11月 10日

    人権やポリコレ全盛の21世紀になって
    お国のために強制動員というのが
    もはやズレてると思いますね

    はっきり言って、国より命あっての物種だし
    反発や恐怖でトラブルが起こるのは自明の理

    プーチンは織田信長と一緒で
    金で雇った契約兵に戦争させてるから
    初めから合理性が違う

    55
      • ジェム
      • 2024年 11月 11日

      大昔の小説みたいな信長認識ですね。信長も信長と対立した他の大名も兵源は同じです。

      4
        • toto
        • 2024年 11月 11日

        論点がズレてるのではないかと。
        プーチン大統領が「金で雇った契約兵に戦争させてる」ことへの例証としての信長であって、“総軍の大半が傭兵だった”とは述べられていません。
        今のロシア軍も、あくまで国軍が主力であり、金で雇われた契約兵は兵員不足を埋めるための穴埋め(無論、その後正規軍へ編入される可能性もあります)。信長とて、畿内制圧において尾張美濃伊勢の両国の兵士だけで足りなければ臨時で銭を用いた募兵は行いました。それを実行できる吏僚と財源を機構として備えられるかが戦争の焦点で、大昔の小説うんぬんはどうでもよい話です。

        12
    • ななし
    • 2024年 11月 10日

    ゲラシモフ・ドクトリンのサイバー攻撃・情報戦は
    旧来のマスメディア(テレビ・新聞・ラジオ)のみならず、
    ネット空間でも中露・欧米はじめ世界中で展開されている
    (プロパガンダ合戦は全ての国がやっている)

    大事なのは、「この情報ソースから発信される情報は全て真実
    あるいは嘘」ではなく、「比較的客観的な複数ソースからの
    情報を吟味する」ということなのでしょう

    とはいえ、そのようなファクトチェックも用意ではないですが。
    日々の生活に忙殺される私たちは「真実に目覚める」のではなく、
    「できる限り正確な情報を複数のソースから得て事実を推測する」
    程度しかできない。せめてそれを自覚しないといけませんな

    43
      • ななし
      • 2024年 11月 10日

      >>プロパガンダ合戦は全ての国がやっている

      重要なのはここなんだよな
      日本人は中露のプロパガンダには必要以上に警戒心を持ってるが、欧米のそれには無警戒がすぎる

      85
    • マンゴー
    • 2024年 11月 10日

    『陰謀論』と言えば、相手の発言や立場にレッテルを簡単に貼れる事もまた事実
    科学的、客観的、とか言ってた人程今は陰謀論染みた事を言っているし、逆に陰謀論とレッテルを貼られた人の発言が当たってたりする状況が生まれてる
    あんまり簡単には使わん方が良い言葉やね、諸刃の剣すぎる

    48
      • なんとも
      • 2024年 11月 10日

      自分も大統領選挙の後のサンダースの言葉で陰謀論というレッテル貼は事実から目を隠すなと感じました。

      サンダースは労働者階級を見捨てた民主党が負けるのは当たり前って発言したんですよね。そこで、ハッと気づいたのが、陰謀論を信じる人たちの背景考えないと見落とすことってたくさんあるんだろうなということでした。

      実際の話し、貧富の差は増大していますし、プロパガンダもある。ひどい虐殺(ガザ)もある。この現実に答えを出そうとして陰謀論というケースも結構あるはずなんです。その人たちに陰謀論だからだめだ!では、あまりにも表面的になるなと感じました。

      36
        • active present
        • 2024年 11月 10日

        サンダースって今はあまり見かけなくなった昔ながらの良心のあるアメリカ人の顔って感じの顔してますよね。有名どころでいえばドナルド・キーンみたいな(これは最後は日本人になりましたが)。宣伝行為に誘惑されないこういった労働者階級の味方としての民主主義の左翼はもはや絶滅危惧種なのかもしれません。

        47
          • なんとも
          • 2024年 11月 10日

          おっしゃる通りですね。ビリー・アイリッシュがハリス擁護的発言しましたけど、まあ、これが今のリベラルのお寒い内実だよなと思いました。

          女性や性的マイノリティの話はするけど、そういった人たちを包含する労働者の苦しみは見ないふり。
          これでは、トランプに負けるのも無理はないと思います。サンダースが無所属になったのが古き良きはないという証明ですね。

          22
      • ras
      • 2024年 11月 10日

      陰謀論と言う言葉なんて新しいものでもなく使い古されたものだったはずで各種告発文書なども握りつぶされてきたものなのですが、ウクライナといいイスラエルといい各民主派敗北といい、陰謀論と一蹴してきた論が次々と現実になって情勢が畳みかけるように重なってきたことが繋がっていますね。
      付け加えますと、陰謀論と一蹴した論は敵もそれこそ陰謀論と利用できること、あらゆる情報を陰謀と名付けることで情報を陰謀で飽和させることが可能なこと。そして、こういった情報氾濫時代において、最も分かりやすい力であるハードパワーに回帰しつつあることが現代の状況かと。
      ソフトパワーを重視したリベラル派の誤算ですね。

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        • マンゴー
        • 2024年 11月 10日

        全くもって仰る通りかと
        武器・兵器・兵士のみならず、食糧・鉱物・石油などもハードパワーとしての重要性を帯びてきました
        西側でも前々からかなり警告はされてた気はするのですが、どうにも右から左へ金を流したり電子上のやり取りに拘泥した感があります
        一方、ロシアは後者もやるにはやってたと思いますが、終始ハードパワーの涵養とクソ真面目な試行錯誤を重ねていました

        その結果が今現れているのではないかなぁ、と……
        本邦でも電気・ガス補助が再開されるそうですが、もうこんな事やってる時点で市民の生活には相当ダメージが入ってます
        メシを如何に食わせるか、というのが権力や国家の存在意義ですが、リベラル派はそれを忘れてましたね

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      • な梨
      • 2024年 11月 10日

      言葉遊びかもしれんが陰謀論者とレッテル貼りするのもまた陰謀論の1つなのかな?と思ったりする。

      36
      • ふむ
      • 2024年 11月 11日

      アメリカが通信傍受してる、なんて一昔前の定番陰謀論もアメリカ国家安全保障局 (NSA) がPRISM運営してましたってオチがつきましたしね

      新しいところだとこんなのも
      ハリケーン調査で「トランプ氏支持の家は無視」と指示 米、職員解雇(毎日新聞)

      流石に被害妄想だろうと思ってた事にソースが付く世の中…

      22
    •  
    • 2024年 11月 10日

    真実に目覚めた人たちが溢れる時代だ。どんな情報が出ても自分だけが特別な真実を掴んでいると思い込む。ウクライナ戦況のインターネット空間にもそんな目覚めた人々が大勢いるのがわかる。彼らは現実とは異なる物語を紡ぎ、まるで正義の守護者のように真実を語っている。

    ロシア軍の進軍を戦略的勝利と見なす者もいれば、ウクライナの防衛を崇高な戦いと称賛する者もいるが、共に偏った情報に依存している。まさに客観的な情報は存在しないというミルブロガーの言葉通り、真実はとうに捨て去られているかのようだ。

    彼らにとって重要なのは真実ではない。自分だけは知っているという錯覚に浸れる材料があればそれで満足なのだ。彼らは低質な情報に囲まれて自分の目覚めた真実に深くはまっていく。

    そしてインターネットは真実に満ちていく。だが、彼らが追いかける真実とはどれほどのものだろうか。その姿はまるで蜃気楼を追う旅人のようであり、彼らがどこまで目覚め続けるのかいささか興味深いところだ。

    16
      • 通りすがり
      • 2024年 11月 10日

      私にとっては、インターネットの蜃気楼よりも、年老いた父と母の足腰が弱っている(ついでに認知能力も)現実と、介護に必要な歩行器や尿取りパッドをどのくらい安値で購入できるかが【目覚めた真実】でしたね。
      老人の尿の臭いは中々取れず、「脱尿」と書かれた強力な洗濯洗剤で1時間弱くらい足踏みと水洗を繰り返さなければ取れないこと、握力が弱くなれば箸も握れなくなりスプーンとフォークになることなど、【目覚めさせられた真実】は日々多いです。想像していたよりもやはり数段、老人介護は大変だと。少子高齢化がヤバいですから、【どんどん知る人が増えていく真実】なのでしょうが。

      47
      • やみと
      • 2024年 11月 11日

      もし論理を立てて、将来の事態の発展に対する予測精度が良いのであれば、それは正確性の証明ではないでしょうか
      例えば、ある人は22年3月末に「ロシアは消耗戦に切り替わり、大規模な動員はなく、必要な兵力を緩やかに増やすだけ、同時に経済と工業の正常な運営を確保する。戦争は少なくとも数年続き、ウクライナはいくつかの反攻を行うことができるが、マクロ的には消化試合にすぎない」と判断した
      今見るとかなり信用できますね

      22
      • あなたも
      • 2024年 11月 12日

      いやいや、あなたも同じプールで泳いでまっせ。
      自分だけがなんて例外はありません。

      1
    • 傍観者
    • 2024年 11月 10日

    トランプの勝利とかロシアの優勢などで、「世の中を悪に染める独裁者が勝ってしまった・・・」「あれ・こんなはずでは・・・。」とか思っている人は自分の知識、情報ソース、判断基準などを点検してみるといいのではないか。地上の全ての事象を把握することは神ならぬ身では不可能だが傾向を理解することは可能だ。間違ったら訂正する潔よさも大事だ。

    66
    • たむごん
    • 2024年 11月 10日

    プーチン大統領・ロシア政府、やはり侮れないですね。

    日本では、不可能と言い切れそうですから、尚更感じてしまいます。

    >軍事ブロガーらは侵攻以降、膨大なフォロワーと影響力を獲得し、プーチン大統領から勲章を授与され、政府から多額の補助金を獲得した。

    26
      • 匿名
      • 2024年 11月 10日

      自国に都合の悪い事も言うのを承知でRYBARを庇護しているとすれば国民の人心掌握に長けていて流石としか言いようがないですね…
      私がロシア人だったら逆に政府を信用できます。

      52
        • Dr.Strangelove
        • 2024年 11月 10日

        なんでも、昔からロシア人は政府の公式な発表を信用しないそうです。基本的に悪いことは書かれないので。ソ連時代プラウダなどの国営メディアを読む際は「書かれていないこと」を読み取っていたとか。プーチン大統領以下ロシア政府もそれを重々承知していて、公式発表を信頼してもらうのは諦めて代わりに民間メディアをコントロールしているのでしょうね。ついでに重要な部分(今回はウクライナでの動員)に関してはプロパガンダを織り交ぜさせ、それを国内だけでなくウクライナにも作用させると…極めて合理的ですね。ロシアは恐るべき国です。

        57
          • active present
          • 2024年 11月 10日

          RT(ロシア・トゥデイ)英語版読んでてもロシアに都合の悪い情報は一切書かれてるとこ見ないです。しかし西側メディアと違って書き方の工夫によって事実の隠蔽を図るといった事もしていない印象です。そうではなくて全く蓋をしているのです。ただ一番気になるのはbbcやcmmよりはるかにちゃんとした英語が使用されている点ですかね。

          18
          • たむごん
          • 2024年 11月 10日

          情報ありがとうございます。
          佐藤優さんが、ソ連・ロシアについて似たような論評されていたような記憶があります(記憶ベースです)。

          >…そもそも日本人は情報に対して受身の姿勢になりやすいんですよね。例えば北朝鮮の人たちはメディアリテラシーがとても高くて、多くはない情報からも非常に正確に情勢を把握しています。新聞が何を書いているかだけではなく、何が書かれていないかもしっかり読み解いている。これはロシアでも同じです。

          21
            • たむごん
            • 2024年 11月 10日

            追記です。
            (生き方さがしの道しるべ 佐藤優×堀潤 RILT OCT-NOV 2024)

            9
            • Dr.Strangelove
            • 2024年 11月 11日

            はい、上記のコメントは佐藤優さんの論評を参考にしています。今確認したところ、参考にしていたのは『ロシアを知る。』(池上彰さんとの対談)の第二章でした。この本は他にもロシア人の精神性や、巷間におけるものとは切り口の異なる共産主義の見方など興味深い内容を多く含んだ良書でしたね。

            13
        • たむごん
        • 2024年 11月 10日

        まさに仰る通りです。
        巨大な国・多民族・多宗教・多派閥の国を、20年近く統治している政権ですからね。

        FSB職員を大量処分が、真偽不明なものの初戦に流れていました。
        軍事ブロガー・RYBARなど、非主流の情報経路を取込んで使う事により、情報経路のガバナンスを保つ(忖度を牽制する)のは上手い仕組みだなと感心してしまいました。

        (2022.4.13 「虚偽情報」の責任問われ、ロシア情報機関の職員150人追放…英紙「プーチン氏の怒りの兆候」 読売オンライン)

        20
    • 謎菜史
    • 2024年 11月 10日

    ウクライナの「戦いたい人」はもう既に前線へと向かい死んでいったわけです。
    今後方に籠っている人たちは「戦いたくない人」であって、
    もはや残り大多数のウクライナ人にとって、戦場へ駆り立てようとする現政府はロシアと同じ敵なんですね。
    革命によって始まった民主主義のウクライナは、再び革命によって終えるかもしれません。

    52
      •    
      • 2024年 11月 10日

      革命前が民主主義じゃないみたいな文だな。そして、今が民主主義のような文。

      34
    • Hakugen
    • 2024年 11月 10日

    ウクライナの動員の問題は、ロシアの情報戦の影響も多少はあるとしても、根本的には「ウクライナが負け戦を続けている」ことに由来するのではないですか。
    ゼレンスキーは、2022年秋には、
    「2022年末までに決着させる」
    と言い、2023年初めには、
    「2023年末までに決着させる」
    と言いました。
    実際にはその見通しは外れ、ウクライナ軍の失地回復は失敗し、ロシア軍の攻勢が一歩一歩成功してきています。
    ウクライナ国民は、疲弊しゼレンスキーへの信用を低下させるでしょう。大統領選をやらずに任期切れで居座っていますし。
    とりわけ負け戦を続けるということは、「兵隊を勝ち目のない戦いに駆り立て無駄死にさせる」ということであり、「生存権を軽んじ兵役の義務を優先する」ということですから。
    「生存権の方が大事」と考える者は、「ついていけない」と判断するのが自然でしょう。

    59
      • なんとも
      • 2024年 11月 11日

      おっしゃる通りだと思います。
      端的に負け戦、それも政府が何度も掲げた誇大妄想に幻滅した果ての動員問題かと。

      ただ、同時にだから和平を!とはならず、戦わない人たちが継続を支持する最悪な循環になってます。
      結局、誰かが血を流すのはいいけど、自分はいやだって認識でズルズル続いている。そして、それを黙認するリベラルデモクラシー。
      ことここに至って見えてきたのは、幻想を追ったことが全ての元凶ってことだと思います。

      3
    • アンドレJr
    • 2024年 11月 10日

    人間、聞きたい話を聞かせてやると喜ぶし
    信じたい話は荒唐無稽でも信じるんですよね

    最近は国債残高は気にしなくて良いという
    謎理論も広まってますが
    アレなんか最たるものでは

    私の家は80年前の財産税で一度没落したんで
    現実を知ってる訳ですが
    話すとデマ扱いされますからね

    34
      • Easy
      • 2024年 11月 10日

      日銀を支配出来るなら国債残高は気にしなくて大丈夫ですよ。
      最大の問題は「日銀は日本人のものではないので、コントロール不能」ということですね。

      28
        • アンドレJr
        • 2024年 11月 10日

        ある意味で、戦後日本の通貨改革が
        MMTのインフレ調整を乗り切った
        世界唯一の成功例とも言えるので
        あのハレーションを再び乗り切れるなら
        大丈夫と言えなくもないですが
        私にはそうは思えないんですよね

        たぶん相当な内乱レベルになりますので
        自衛隊が国民にも銃を向ける
        法律が必要かもしれません

        19
      • なんとも
      • 2024年 11月 10日

      あの理論は幾つかの前提のもとで成立しますが、今は無効でしょうね。端的に物が無ければ、お金に意味はない。気候変動で今後、作物が減っていく可能性大なわけで、お金をいくら作っても食べられないですからね。

      数字上、見かけ上大丈夫なら、食料自給率も将来の人口減も一次産業従事者減少も気にしないならいいでしょうけど。
      それ言ってる人たちの思考法が現在も未来も状況は変わらない。または、よくなる思考なのが根本原因だと思います。

      1時期話題になったファクトフルネスも同様で、気候変動が加速したらどうするの?という質問を意図的に無視してますからね。その変数も考慮してます?というツッコミが入ると途端に崩壊する。
      根底に正常性バイアスがあり、現状を正当化したい理論は眉唾と思います。

      10
    • ヒュー
    • 2024年 11月 10日

    2020年の米大統領選以降に劇的にそういう人は増えた(目立つようになった?)気がする。
    マズゴミという言葉を好み既存のマスコミは”我々”を攻撃していて中立客観真実を報道しろと主張してる。
    ここもミリタリ関係はまともなコメが多いけど、政治の要素が少し混じるとそんな感じの人はままいるね。

    17
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 11月 10日

    両群ともにプロパガンダが酷すぎますが、それを真に受けている人が多数いるのも事実です
    「我こそは真実を知るものなり」と驕り高ぶるのは論外ですが、誰しもがプロパガンダはあるものだと認識した上で情報の取捨選択をする必要がある時代になったのは否定しようがないと思います
    SNSが真実な訳でもなく、本当の意味での真実は神のみぞ知るものですが「客観的証拠から恐らくここまでは正しいだろう」ということと「証拠が無いので断定できない」事を分類・整理して考える能力が要求される時代なのでしょう

    25
    • 軍部批判
    • 2024年 11月 10日

    まあプーチンからすれば軍部の人々の全てを信頼出来る訳でもないし、軍部の過ちを”民間人”が報告してくれるなら軍部批判でも大歓迎、勲章も資金も与えるよな。

    20
    • 114514
    • 2024年 11月 10日

    ウクライナ人が愛国心旺盛で自発的に徴兵に応じてるなら、ここまで逃亡兵が多かったり国境閉じて国民を外に出さないようにする必要はないと思う。

    34
    • 航空万能論万歳
    • 2024年 11月 10日

    両軍に西側まで混じった情報合戦に頭が付いていかなくなり、巡りめぐって戦局図眺めてる事に帰着しました。両軍の「いつか何々が~」なんて概してお伽噺ですし、結局地に足付いた現実が一番安心ですよ。

    34
    • cosine
    • 2024年 11月 10日

    「流れてくる情報のうちの一つに必ず真実がある」
    さて、これは真実なのでしょうか。

    23
      • ras
      • 2024年 11月 10日

      その指摘が尤もで、歴史上関係者皆勘違いのまま進んだ事件って多いのですよね。

      11
    • 朴秀
    • 2024年 11月 10日

    西側も質の低いプロパガンダを流す

    ってのが個人的な今回の教訓です

    57
      • 774
      • 2024年 11月 10日

      特に英国防省と米戦争研究所が有害
      あれでウクライナへの軍事支援とロシアへの経済制裁だけでロシアを屈服させられる、みたいな意見が西側で主流になっていたのならもはや敵だよ

      62
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 11月 11日

      個人的にはナワリヌイ氏の追悼を国連を挙げてやっていたのが致命傷でした。
      あれをロシア改革の有志とか反プーチンの最有力者と呼ぶのは、日本の山本太郎をそういう人だと紹介するような印象しかありませんでした。

      33
    • 七資産
    • 2024年 11月 10日

    >プロパダンと真実のギャップを埋めるため登場したのが新世代の軍事ブロガーや従軍記者の一部だ。

    誤字が残ってますよ

    個人で情報を発信出来る変わりに、情報が氾濫して取捨選択が難しくなってますよね、双方共戦果は発表するが被害は隠すので

    BBCの死者数を論拠にしたら、ウクライナ支持者からはロシアは死体を埋めたり燃やして隠してるから出鱈目と叩かれ、
    ロシア支持者からは英国BBCやメドーサのプロパガンダに決まってると叩かれた

    6
    • D-day
    • 2024年 11月 10日

    この話だとプーチンは部下や軍人の報告だけではなく、比較的まともな情報を得られると言う話ですね。
    ISWや英国防省などが出す報道よりよほどライバーの方がまともな情報を提供してると思う。
    そりゃロシアが作戦や戦略で大きなヘマもしないで着実に進むわけだ。

    43
    • Authentic
    • 2024年 11月 10日

    やっぱりポンペオ元国務長官は外されたね
    小谷哲男教授はトランプ陣営内に同盟重視派と孤立主義派がいるけど同盟重視派のほうが優勢だからウクライナ支援打ち切りはないって言ってたけど
    元朝日新聞記者の峯村健司氏はポンペオ元長官はもう外されてて政権入りリストに入ってないって言ってて
    個人的にもポンペオ元長官はオールド共和党のレーガニストで前の大統領選の後トランプ元大統領と距離を取るような発言をしてたからもう切られてると思ってたけどやっぱ峯村元記者のほうが正しかったな
    にしても専門家でも情報ソースの違いで精度に差があるのがはっきり見えてなかなか面白かったけどメディアはどこも二期目も起用されるって観測だったからあれだけ早くからリストから外されてるのを掴んでたのはすごいわ
    さすが朝日時代にスクープ連発してただけはある

    24
    • nk
    • 2024年 11月 10日

    表題の「ウクライナは1年以上も土地を失い続ける日々が続く」が全てでお互いにプロパガンダが凄いが結局は良い結果が出ているのはロシアであり、もはやアメリカ参戦する以外にはもう不可逆的にロシア優勢に終始するんだろうなとは思う。
    来年トランプ就任したらどの様にロシアにアプローチするかが見所になるのかなとは思うけど、継戦でも終戦でも日本の金が意味不明な論理で持っていかれる予感がするのが気がかりだ。

    34
    • あかんて
    • 2024年 11月 10日

    この紛争の報道はそれなりに見てきましたが
    悲しいかな、防衛省と自衛隊の分析力が
    ぜんぜん当てにならん事はハッキリしたわ

    49
      • Authentic
      • 2024年 11月 10日

      防衛省内部でどういう分析をしてたかは知らないけど識者として討論番組に出てた自衛隊OBの人に関しては総じて専門家としての冷静な分析というよりウクライナを応援するために世論を喚起するのが仕事だと勘違いしてた人が多い印象
      専門家として具体的な戦術を語って負けてる時には負けてるってはっきり言ってたのは山下元陸将くらいじゃないかな

      33
        • たむごん
        • 2024年 11月 11日

        山下将軍、自分も優秀な解説をされていると思います。
        他の自衛隊OBは、仰るように気持ちが入りすぎた方がいて、自衛隊の能力面での信頼を下げた気もしますね…

        (13:50~)ウクライナ軍南部反転攻勢、ロボティネ前面~ベルボベ~トクマクの地形解説・焦点など、1年前ですが秀逸な解説だったと思います。
        防御における標高の高さの重要性、現在のドネツク戦線にも繋がるような解説をされています。

        (2023/10/04【小泉悠×山下裕貴】ウクライナ反転攻勢を「軍事地理学」で分析!独自取材“泥ねい期”の実態…両軍の戦術とは【深層NEWS】 Youtube)

        3
    • 暇な人
    • 2024年 11月 11日

    クルスク撤退の動きがあるというが果たしてどうなのか?

    ボグダンさんはイケイケの時と悲観的な時の落差が激しいのでわりと割り引いてます。
    ニキータさんと足して二でわるくらいでちょうどいいのかな?

    5
    • 名無しの悪夢
    • 2024年 11月 11日

    SNSに上がる強制的に動員される市民が小数であるなら、殺害される捕虜もまた小数
    どちらもプロパガンダを使い、どちらかが圧倒的に正しいということもなく、完全に間違っているということもない
    数が問題だという声もあれば、数の問題ではないという声もある

    ぶっちゃけて言えばどっちもどっちということなんですが、問題はその一方を悪魔のような敵と見做し、その敵と戦うもう一方の味方をしろと言われる現状、ここだけは腑に落ちない部分が大きいです。

    20
    • やみと
    • 2024年 11月 11日

    実はロシア国防省の敵兵士の損失に関する見解は比較的に正しい
    ゼレンスキーは23年初めにウ軍が88万人いると述べたが、23年末には約60万人いると述べた……88-60=28万
    ザルジニーは毎月少なくとも2万人の新兵が必要だと……2*12=24万
    23年ロシア国防省の每日の報告によると、ウ軍は1日600~1000人の損失を出しています……(600+1000)/2*365=29.2万
    破壊装備数が高すぎる問題については、「命中したと勘違いしている」、「損傷が軽微」、「その後修復された」という数は少なくないと思います。各現場から報告された数字を単純に集計しただけかも

    20
      • 無名
      • 2024年 11月 11日

      両軍ともに両軍の破壊された車両を回収して、修理、部品とり、溶かして新しい兵器作りの材料にしてます。
      ロシアが占領地を増やしてるので、破壊された車両をより多く入手しているのはロシアでしょう。
      アウディーイウカやブフレダール周辺は宝の山みたいなものではないでしょうか。

      12
    • cosine
    • 2024年 11月 11日

    今朝のニュースで、豪州が16歳未満のSNS禁止の話を思い出しましたが、プロパガンダ云々の面においてはどういった効果をもたらすんでしょうかねぇ。
    …16歳になった者達が一斉に「真実に目覚める」とか?

    5
      • toto
      • 2024年 11月 11日

      そこは、「運転の目覚め」、「酒の目覚め」、「性の目覚め」と同じだと思いますよ。
      法律で○○歳まで禁止されていても、興味を持つ者もいれば、知ったことかと飲んで運転する者もいる。アングラに出回る“背伸び経験”の口を封じることは、親にも学校にも政府にも不可能でしょう。ティーンエイジャーの好奇心は抑制不能です(私もそうでした)。

      8
    • 241
    • 2024年 11月 11日

    コメント欄のプーチン大統領に対する評価を見るに、軍事ブロガーへの勲章授与なんて雑なプロパガンダも案外効果があるようですね。お忘れのようですがプリゴジン氏もロシア連邦英雄といった勲章を授与されていましたよ。

    4
      • 赤狐
      • 2024年 11月 11日

      プロパガンダと言うよりも単純に功績あると思います。
      ・ロシアにも政府や軍に文句を言う集団がちゃんといる。
      ・その上で「ロシアに不利になる事は言わない する気がない」と明言する。
      これはロシアには国家の利益に反しない限りは、あるいは敵対勢力に通じない限りは、比較的自由な言論が存在するという事を示しています。
      一方自由の国米国では、リベラル批判などをしたらクビを切られる、LGBT批判をやろうものなら社会的生命を抹殺されるという、実に自由というか野放図がまかり通っていました。
      「ロシアはそういう国では無いのですよ?」という生きた証であり、それのある程度の中立性は今交戦しているDEEP STATEが実質保証してくれています。
      それは勲章に値するでしょう。

      ブリゴジン氏についてはですね、あの人ワグネルの布陣してる背後にロシア軍によって地雷を設置された段階で気がつかなければ行けなかったのです。
      「お前の叛意とかとっくにわかってるんだよ。俺もわかってる。当然プーチンも知ってる」
      これが地雷を設置して部隊の指揮官のメッセージだったと思いますが、ブリゴジンは鈍くてわからなかっただけです。
      そしてそういう人にも勲章が当たるというのはメルケル氏だって勲章貰えるくらいだから全然大丈夫なわけです。彼女もまたロシアにとっては勲章ものでした。彼女の語った「ミンスク合意は元々私たちはウクライナに守らせる気はなかったのよ?」というのは文字通りロシアとプーチンの目を醒ましてくれました。彼女もまたロシアの功労者です。どっちからも貰うに値するって凄い女性だと思いますよ。

      12
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