ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは11日「ロシア軍の先遣部隊がスジャ中心部に侵入した」「ウクライナ軍がスジャから撤退した可能性がある」と、12日「ロシア軍がスジャ中心部を支配している」と報告し、視覚的にもロシア軍兵士がスジャ中心部の広場で国旗を掲げている様子が登場した。
参考:Рыбарь
参考:АРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗА
参考:Курское направление: Русские флаги в центре Суджи и отступление ВСУ
参考:Мапу оновлено
参考:Командувача ОК “Північ” Красильникова звільнили – ЗМІ
ロシアは「クルスク占領地の交渉材料化」を阻止するため奪還を急ぐ可能性が高い
RYBARはクルスク方面について11日「ロシア軍がスジャ飛行場一帯を占領した」「ロシア軍がザモステとドミトリウコフを占領した」「ロシア軍がカザチヤ・ロクニャを占領した」「ロシア軍が第2クニャジを占領した」「ロシア軍の先遣部隊がスジャ中心部に侵入した」「スジャ市内からウクライナ軍部隊が撤退した可能性がある」「ウクライナ軍の準備が整った部隊がゴゴレフカ~オレシュニャ間に展開して退路を確保している」と報告していたが、12日「ロシア軍がスジャ中心部を支配している」と報告。
視覚的にもロシア軍兵士がスジャ中心部の広場=Ⓐで国旗を掲げている様子、ロシア軍兵士がカザチヤ・ロクニャ集落内の記念碑前=Ⓑに立つ様子、ロシア軍兵士がスジャ市内東の住宅地=Ⓒを進む様子が登場し、ウクライナ軍はスジャを放棄して国境に近いゴゴレフカ方向に撤退しているのかもしれない。
ウクライナはクルスク占領地を全て放棄するのか、退路が確保できるゴゴレフカ~オレシュニャ(+グエボとゴナル)まで後退して「ロシア連邦領の集落と領土を占領している状態」を維持するのかは不明だが、ロシアは「クルスク占領地の交渉材料化」を阻止するため奪還を急ぐ可能性が高く、どちらの思惑が現実のものになるのか注目される。
追記:RYBARは「ロシア軍がザオレシェンカやゴンチャロフカに侵入している」「両拠点で大きな衝突はなくウクライナ軍は撤退している」と報告、スジャ中心部では国旗や軍旗を掲げる複数の映像が登場している。
追記:DEEP STATEは「ロシア軍がスジャ、ザモステ、マフノフカ、ドミトリウコフ、カザチャ・ロクニャ、ボグダノフカ、第2ク二ャジを占領した」「ザオレシェンカとゴンチャロフカにグレーゾーンが広がった」と報告、kyivIndependentの取材に応じたウクライナ軍は「今のところロシア軍がスジャに入ったことを確認できない」「後日に公式な声明を出す」と述べた。
さらにシルスキー総司令官は12日、クルスク方面を担当する北部司令部の司令官=クラシルニコフ少将を12日に解任したが、なぜ少将を解任したかについては明かされておらず、ウクライナメディアは「クルスク方面の状況悪化に関連している」と予想している。
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※アイキャッチ画像の出典:АРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗА
アメリカとロシアが停戦交渉をまとめるにしてもすぐに決まるわけでは無いでしょうし、アメリカが怒らない程度にはロシアは停戦を先延ばしにして少しでも時間を稼ぐでしょうね。
クルスク占領地は、人口数千人の街・集落のみで、最大のスジャ6000人程度・残りは数百人規模です。
クルスク占領地を維持するにしても、すでに補給が厳しかったうえに、残りの拠点も小さいですから難しいだろうなと。
停戦交渉は、クルスク占領地=領土交換が非常にネックになっていたわけですから、停戦交渉が加速していくかもしれませんね。
そういえば、ウクライナ占領下のクルスクのロシア国籍民間人って、いったいどういう扱いになっていたんでしょう。
ウクライナが民間人の食料・燃料を供給していたようには思えませんし、待避が進んでいたのか、それとも必要が無い状態になっていたのか。
スジャの意趣返しでもやってるのでは(適当)
いや(適当)どころではなく本気でやってそうなのが怖いところだが
クルスクの民間人の状況は、停戦の可否を左右するかもしれません。ウクライナ軍による民間人連行の動画が出回ったり、ロシア軍が回復した地区で殺害された村人の死体が見つかったりということがあったので、これからスジャで虐殺死体でも見つかろうものならロシアの世論は停戦を許さないでしょう…。あ、申し遅れました。たむごんさん、先日はご丁寧にご返信ありがとうございました。
↑返信箇所を失敗ささました。すみません。
いえいえ、問題ないですよ。
ロシア政府目線で見ても、世論をどこまでコントロールできるのか、未知数の部分もあるでしょうからね。
ウクライナのモラルハイグラウンドについて言及される方もいましたが、クルスク侵攻でそれを失った部分もあることは痛手かもしれませんね。
国連総会のロシア非難決議を見ると、1年目賛成141か国→3年目賛成93か国(アメリカが対)かなり状況が変わっており、来年まで延びるとどうなるのか分からなくなったと感じています…
(2023年2月24日 国連総会、ロシア軍の即時撤退など求める決議採択 ウクライナ侵攻1年 BBC)
(2025年2月25日 アメリカ、ロシア側につき国連決議に反対票 ウクライナ侵攻めぐり BBC)
クルスク占領直後インフラが止まっていることに文句を言う住人、ウクライナ軍が食料を届けている映像が、日本メディアの報道はありましたね。
(自分が見ていないだけかもしれませんが)たしかに民間人の生活が、そこからどうなっていたのか報道を見た記憶がなく、近々どなたか見た方はいらっしゃいますかね?
近々といいますと、10日ほど前にウクライナに保護(連行?)された住民33名がベラルーシ経由でロシアに帰還したというニュースをタス通信で見ました。恐らく最前線では面倒を見切れないのでウクライナへ移動させたのだと思います。これ以外にも集団ででロシアへ帰還したケースが何回かあったかと思います。
情報ありがとうございます、勉強になります。
ウクライナ兵の補給ですら厳しかったわけですから、住民が暮らし続けるのは難しいですよね。
> ウクライナはクルスク占領地を全て放棄するのか、退路が確保できるゴゴレフカ~オレシュニャ(+グエボとゴナル)まで後退して「ロシア連邦領の集落と領土を占領している状態」を維持するのかは不明
スジャのような建物が多い街ならともかく、辺境の建物の少ない村を維持するコストは相当高いような気がしますが…
補給路と同様、ドローンや砲撃の射程内であることには変わりないですし。
政治的目的のために大きな犠牲を出して維持し続ける価値があるかは疑問です。
まあそもそもクルスク作戦自体が政治的目的の塊ではあるんですけどね。
クルスクが交渉のカードになりそうもないことや東部での反撃の様子などを見ても
ウクライナはクルスクから手を引く決断をしたように見えますね。
奪還早すぎて草。これもうウクライナ側に守る気ないでしょ
30日停戦案をロシアに飲ませる代わりに、クルスクをほぼ無傷でロシアに引き渡すみたいな手打ちが裏でなされてるのでは。
バフムトやアウディーウカ、チャシブヤールなんかで市街戦に持ち込まれると粘りに粘って何ヶ月もかかるのと比べると。
あまりにあっさりしてますから,これはウクライナ側はスジャ放棄の方針はかなり前に決まっていたように見えますね。
そして、全てを「トランプが悪い!」とトランプ政権のせいにできるこのタイミングで撤退しているのでしょう。
重装備が大量に遺棄されているようですが、ウクライナ側からすれば、そんなのまたタダで貰えば良いわけですから。
内心は不明ですが、実態としてはウクライナ側は組織的抵抗ができてなかったようですね
この速度ですと
30日間の停戦案をロシアが飲めば停戦後に欧州からの平和維持部隊が派遣されるのに、個人的には「クルスクをほぼ無傷で引き渡す」だけでは手打ちにする材料として足りないように思います。
クルスクのウ軍は組織的抵抗をできずポケットに取り残された残党が掃討されているという。クルスクの戦いは今週中に終わる可能性が高い。
ウクライナにとってアウディーイウカ同様かそれよりも酷い撤退戦になり、負傷者や装備は置き去りにされていると見られ士気に大きなダメージとなるだろう。
ゼレンスキーが翻意して部分停戦から全面停戦を承諾したのはクルスクの状況悪化の報告を受けてのことだろう。時間を稼ぐことができなければスーミィへ連鎖して侵攻され勢いのまま崩壊する可能性が現実にありえる。
米が全力で支援して今の状況がある。3条件+α抜きに露は停戦を急ぐ必要は全くない。支援再開したところで多少長引くだけだ。米は所詮は直接軍事衝突などできないし核戦争やる気もさらさらない。足元は見透かされている。
まだスジャ市西部の地下室等にウクライナ兵が残っておりロシア軍のクルスク全域奪回には多くの掃討戦が必要との話も出ていますね
重装備を多数放棄しての撤退となるとハリコフのロシア軍を彷彿とさせますが撤退距離が数倍も違う上に放棄場所も撤退の道中ではなく接触線に近いマクラロクニャ周辺に集中
その事からウクライナ軍は撤退中に故障燃料切れ等の止む得ない理由で乗り捨てたのではなくハナから車両での移動が不可能になっていた事が可能性が高く潰走と呼んでる差し支えない状態と思われます
スジャにまだ兵が残っているのなら撤退から取り残されているのか撤退許可がされないまま他部隊が潰走する中で命令に殉じてるかのどちらかでしょう
せめて彼らが奇跡的に脱出を成功させるか降伏し命は繋げられますように
地下室か~
火炎放射器で燃やすのかな
地下室は地下道で連結されて兵力の移動、食料、弾薬の補給が可能であれば強力な要塞ですが、スジャはそこまで要塞化されているとは思えません。あっという間の防衛の瓦解がその証拠。情報もなく孤立した地下室に残っている兵士は降伏するか死ぬか短い時間で判断せざるを得ません。
軍事的にも戦略的にも論外なのでゼレンスキーの暴走であったで今回は結論出そうではありますが後世での評価はどうなるんでしょうかね、良い評価に変わることは無さそうではありますけども。
まあ銀河英雄伝説のアンドリュー・フォーク准将の愚行みたいな評価にしかならんでしょうね。なるべくしてなった結果という以外にありません。
停戦交渉はどんなに早くても1週間はかかるでしょうし、今回のは一時停戦でしかないのでクルスク奪還を急いでいたのかは微妙に思えます
ガスパイプラインからの浸透作戦も十分な準備期間と連携が無いと成立しないですし、たまたまタイミングがそうなったのでは
時期的に冬季・春季の狭間を狙ったというほうがしっくりときますが、ロシア首脳部・軍の考えが分からないのでなんとも
ウクライナの30日間の停戦受け入れに至る交渉はゼレンスキー不参加だったそうで
これが答えな気がしますね
政府内では既に大統領扱いされなくなった可能性があるんじゃないかと
だから既定の流れとしては一時停戦して選挙ですかね
ロシアは条件次第では終戦まで行ってもよし、期限切れで再開してもよし
回復力はロシア>ウクライナなのは証明されてますし
全体としてもそうですが特に兵站への負荷が大きくなってる戦線で一息つけるのはロシア側のメリットがはっきり大きいと思います
紛争が再開するようだとポクロウシクは現状よりは容易に攻略されるんじゃないかと
この力の入れようを見ると
やはりロシアは停戦前にクルスクは奪還したいのだろう
交渉が複雑になるから取り戻したいのは理解できる
果たしてウクライナは抵抗するかどうか
ロシア側の思惑として、クルスクのウクライナ兵は包囲殲滅が理想なのか、退路を残しておいて追い出してしまうつもりなのか。
ウクライナ軍の中でも士気の高そうな兵の割合が高い(ロシア側の理屈でいけば「非軍事化・非ナチ化」の具体的対象)とすれば、この際消し去ってしまいたいということになるのか、それともむしろ停戦後のウクライナ国内の不安定化をわざと企図して逃がすほうが良いと考えるのか。
結局、クルスクを奪って得たのが、東部防衛の時間稼ぎだけか
良いか悪いかは微妙だな
いや、クルスク奪うくらいなら、プログレスやウグレダールに増援を送るべきだったと思う。
7月までも相当に東部戦線は押し込まれていたが、まだヴェシカノボシルカも、クラホヴェも、セリダブも、ウグレダールも落ちていなかった。時間稼ぎどころか、クルスクに余計な力を割いた分押し込まれてしまった。あの頃はまだ、オチェレティネからプログレスの辺りで争ってた。今に比べれば、戦線は遥かに東だった。
ウクライナ軍はここ数日で一気に制圧地域を喪失したけど、一体全体包囲されたとされる1万人のうち無事に脱出できたのは何人なんだろう?1個師団が包囲潰走するってあんまり聞いたことがない。
どなたか詳しい方教えて欲しいです。
春の目覚め作戦の方がまだまともな作戦目的だったという評価になりそう。
AMK Mappingがソースですけどクルスク方面と北部軍の指揮官全員がシルスキーによってクビにされたらしくて呆れて笑うしかない。
それが本当ならクルスク撤退が想定外の惨敗だって発表してるようなものですね。
東部で体勢を整えたからもはやクルスクの維持は不要。とか対外的には言っておけばいいのに。
クルスク方面戦線新作戦の基礎確立
スジャより転進
戦略線微動もせず
本日夕方くらいに中国外務省が声明を出したそうですね。
『ウクライナ危機の政治的解決を見つけるために対話と交渉を求める』とか何とか。
無いとは思いますが中国がヨーロッパの面子を立てながら停戦交渉に乗り出した場合、いざ米中対決となったらヨーロッパは静観決めたりするかもしれませんね。仮にそうなっても欧州のことは欧州でやれとしたのはアメリカですしアメリカがセルフ離間策を取っている現状で中国が乗ってきたらどうなることやら···
まぁ素人の妄想と笑っていただければ。
追記:ウクライナ空軍の発表をベースに3月以降でウクライナに向けて発射された自爆ドローンやミサイルをまとめました。
撃墜/発射
1日 自爆ドローン 103/154
2日 自爆ドローン 63/79
3日 自爆ドローン 46/83
4日 自爆ドローン 65/99
5日 自爆ドローン 115/181 S-300 0/1 イスカンデルM/KN-23 0/3
6日 自爆ドローン 68/112 イスカンデルM/KN-23 0/2
7日 自爆ドローン 100/194 Kh-101/55SM 25/35 カリブル 8/8
Kh59/69 1/8 イスカンデルM/KN-23 0/3 S-300 0/4
8日 自爆ドローン 79/145 イスカンデルM/KN-23 0/2 イスカンデルK 1/1
9日 自爆ドローン 73/119
10日 自爆ドローン 130/176
11日 自爆ドローン 79/126 イスカンデルM 0/1
12日 自爆ドローン 98/133 イスカンデルM 0/3
離間しなかったところで、対中国で欧州が「役に立つ」のかとなりますと。
「米中対立の裏で双方から利益を掠め取ろうとしているのが見え見えな連中」なんぞ、トランプからすればロシア云々関係無くそもそも敵、でしょう。
もっとも、大国間対立の中で双方から自国の利益を引き出していくというのは、「独立国家ならば当然やらなければならないこと」ではあるのですが。
安倍晋三回顧録を見ていると、ドイツを信用していないのが分かるんですよね。
安倍首相がメルケル首相に、中国ばかり優先して訪問していること・中国潜水艦にディーゼルエンジンを売ったことなどを、問うたと書かれています。
近々で言えば、マクロン大統領が、中仏首脳会談で、中立の立場と発言して批判されました。
欧州はそれくらい期待できず、日本も欧州が安全保障の役に立たないと思っていた方が、なんだか無難かなと感じています…
逆に言えば、フィンランド・バルト三国などが日本に泣き付いてきましたが、適当に距離を置いておくのが妥当なのかなと。
(2023/4/13 マクロン仏大統領 台湾見捨てる愚言撤回を 産経新聞)
戦闘機共同開発してて大丈夫っすかね
アメリカawacsとデータリンクできなさそう(^^)
日本近海は、アメリカからデータ貰わないとどうにもならないですよね…
日本単独でも、哨戒機・潜水艦を含めて広大なエリアをカバー、複数の超重要チョークポイントを監視して真面目にやってるなと感じます。
NATOは、アメリカが負担を負い過ぎてますから、(日本目線で)日本と比較すれば文句を言うのも理解できてしまいます。
欧州と日韓は豪華客船アメリカ号の西側の部屋と東側の部屋にそれぞれ客として乗船こそしてるが
互いに面識は無いに等しい赤の他人
歴史上別に真に友好だった時代なんてないからね
中国と欧州の間柄の方が、日本と欧州の繋がりより遥かに歴史的にも深いんじゃないかな
ご意見は妄想どころでなく、個人的には本質をついていると思います。つまりこの戦争はすでに「戦闘」ではなく戦後処理の局面を迎え、様々な大国プレーヤーが参加しようというゲームが始まったということです。
一番抑えなくてはならない点は、トランプ政権が真の敵とみなすのは、ロシアでも、ましてやウクライナでもなく、実は中国ですらなく、もしかしたら「自分の国の民主党と西洋の一部が手を組んでトランプ陣営の世界戦略とは違った構想を頑固に推し進めようと4年先を狙っている状態」であるかもしれないという点です。
例の「口論」の後西洋諸国は会議を開き、その中の英仏がおそらくゼレンスキーの意をくんで、「空海での停戦」などというしょうもない案を出しました。これは地上戦を止めない以上選挙は出来ませんから、トランプ政権もロシアも飲めないことを見越した時間稼ぎです。案の定トランプ政権は、英仏の出した案など素知らぬ顔で、まだ全面的には明らかになっていない一月の停戦案を出しました。要するに「欧州には主導権を取らせませんよ」ということです。ウクライナはそれを飲まざるを得ませんでした。アメリカは地理的にもウクライナもロシアも恐れる必要はありません。むしろ、国内で敵対する勢力やそれと結びついた英仏の現政権派を徹底的に弱らせようとすると思います。マスクやヴァンスの言いっぷり、ウクライナでの和平提案の仕方、経済での関税圧力などを考慮するとかなりの確率でそう見えますね。
これから数か月の間、ボールはウクライナにあるように見えたりロシアにあるように見えたりするかもしれませんが、真に怖いボールを投げ込まれているのは英仏です。
中国もお書きになった情報が示すように何かを狙っていますね。
つい昨日、アメリカを除外した西側諸国の軍関係者の会合があったという記事を見かけましたが、日本も参加したとか。本当にひやひやものです。
有力旅団に転進命令が出ていたのでクルスクの放棄は既定路線だったと思いますが、それを勘案しても80VDVなど精鋭の投降も確認されていますから情勢は悪そうです
特にプセル川東岸に展開していた部隊は橋を落とされ退路を絶たれたようで大損害を被りました
また、国境警備所を徒歩で走って帰っていく集団も確認されていますからロシア国内にとどまることはしないでしょう
あまりにも早い崩壊っぷりのため現地のウクライナ軍部隊は上層部の命令に関係なく撤退し始めているのかも知れませんね。
一方クルスクにいた精鋭がポクロウシク方面に引き抜いたとのことですが、ゼレンスキーがクルスクからの撤退を許容するとは思えないため、例の会談以来ウクライナ国内で彼の発言力が低下しているのではないでしょうか。
Mig29記念碑ってなんですか?
詳しい人いたら教えてください
地理的に離れた「3rd Pochtovoye Otdeleniye, 40, リュベルツィ ロシア」くらいしか検索では出てきませんね。
古い機体を展示するのは我が国でもやってますけど、あっちの文化では盛んなんスかね。
「自国民を納得させられるシンボリックかつヒロイックな勝利がクルスクにて為されることを米国が是認する」
これが「有期停戦」をプーチンが認める条件の1つだったといったところでしょうか。
「早々に退がることを許されていた者達」以外は、ロシアの「ヒロイックな勝利」の贄にされたということなのかもしれません。
皆さんの挙げた中で一番腑に落ちたのは私もこの線です。今までつぎ込んだ資源を鑑みても、今後多く得る見込みの薄い西側装備を放り投げてまで撤退する積極的理由は宇には薄く、米の無理強いかなと。そういう建付けで露からの撤退を宇が呑んだのだとすれば、大統領は地位が怪しいですから、政権内でも大統領の挿げ替えは既定路線なのかもしれませんね。黒幕っぽくイェルマクも出てきましたし。
普通に形勢不利で殲滅されかかったから逃げてるだけだよ
今後、露側は部隊を二つに分けて、グエヴォからスムイ州Myropillyaに南下と、ユナキフカ攻略に進むかもしれませんね。
ほとんどの部隊は傷ついてないし、後者はバシフカが落ちたらありうると思います。
森林戦の得意な?北の部隊は、Sadkyあたりまで来れそうです。
露軍にすれば敗走残存部隊が、他の戦線に転用されない様にする効果もある。
ウ軍は、クルスクを諦めて転戦と言ってるけど、車両含め失った重装備が補充されるまで、ほとんどは役に立たないのじゃないですか。
どうしても理解に苦しむのは、ウクライナ軍が自主的に撤退しているのか、ロシア軍に蹴散らされているのかわからないが、停戦前に自力でロシア軍がウクライナ軍を追い出したのには変わりなく、ここはもう交渉の材料にはならないと思う。
しかし、これから、どうするか、で大きく変わってくるだろうなあ。ウクライナ軍を大規模に殲滅できるのか、それとも追撃しながらスムイ州へ進出してゆさぶるか。それとも、ここは早く切り上げて兵を東部へ回して、ザパロージェ進出を助けるか。ロシア軍も兵力にそれほど余裕はなさそうだ。ハリコフは、ドンバスあっての都市だから、ドンバスがなければ干上がる。それなら、どちらかと言えば、黒海の安定的な支配のため、ドニエプル川の西岸に進出する必要はあるだろう。それにしても、アメリカは移民がいなくなれば、移民が市民権のために兵役がんばっていたのが、移民がいなくなって、市民権は金。兵士不足になるだろう。予算も兵士も半減の軍隊になるだろう。
気になるのはクルスク占領地を全部ロシアが奪還したとして北朝鮮軍はウクライナ領で活動するのでしょうか?
そもそも北朝鮮軍が本当に展開しているのかどうかすら不明なのでなんとも
北朝鮮にとってロシアと組んだことによる「メリット・果実」をロシア領内にて受け取るターンになる…あたりですかねぇ。
酒池肉林とか変な意味ではなく、軍事的・経済的な深化のために。
ロシア領内ではないですけど最近北朝鮮がA–50もどきな早期警戒機を作ってたりするに少し前から出てたSu–27とMiG–29等の輸出が行われるんじゃないかなって思いますね。
追記のマップが(;´д`)トホホ…
スジャ〜が スジャ〜が
ピンクの広がり スジャ〜が
ん~~
「スジャを取り戻すんじゃ」がいよいよ…
この期に及んで停戦の必要条件だからクルスクが撤退してあげている、なんて言っている連中が目に付く
まるで現実が見えていない
米国が停戦に躍起になっているのはウクライナ軍の崩壊が誰の目にも見えてきたからに過ぎない。不利な条件でとりあえず停戦と言うならば厚かましい。2014年のミンスク合意もウクライナ軍主力が包囲されたことが切っ掛け。イスタンブール合意は露軍の参戦とキエフ接近が主たる動機。どれもウクライナ軍の再建・再編に利用された。プーチンが仏の顔を4回見せるか注目だ。トランプの善意が本物でも統治能力はプーチンにははるかに及ばない。西欧は伝統的に手のひら返しは得意で言い訳はなんとてでも出来る。
協定は結んでも履行しない。結局履行させるためには武力が必要になる。露は恒久的な平和のためにはウクライナ軍の無力化は机の上ではなく戦場でなされる必要があると考えるのではないか。