DEEP STATEとRYBARは31日までに「ロシア軍の大幅な前進」を報告、さらに国内では国防省と国防調達庁の対立が大問題に発展し、ウクライナ産業界は「予算執行がストップしているため武器供給が最低でも2ヶ月間止まるかもしれない」と訴えた。
参考:Мапу оновлено
参考:Ворог знову взяв під контроль Новомлинськ на Харківщині
参考:Хроника специальной военной операции за 31 января 2025 года
参考:Оживление под Северском, отрезание Мирнограда, движение к Днепропетровску — сводка за 30 января
参考:Купянско-Сватовское направление: освобождение Новомлынска и бои за Двуречную обстановка к исходу дня 31 января 2025 года
参考:Производители оружия призывают Зеленского возобновить работу Агентства оборонных закупок
参考:G7 ambassadors urge swift resolution of Defense Procurement Agency’s leadership dispute
参考:SBU probes alleged leak of Budanov’s statement on threat to Ukraine’s existence
参考:Defense Minister Umerov under investigation for possible abuse of power, office position, media reports
前線も国内も問題だらけ、ウクライナは自ら国内の武器生産を混乱させ、調達改革を破壊し、防衛産業への直接投資に冷水をかけた格好
DEEP STATEはクピャンスク方面ドヴォリチナ方向について昨年12月上旬「第3独立戦車旅団の第2戦車大隊が率いる装甲部隊がノヴォムリンスク方向の敵陣に突撃し、最終的にロシア軍は集落を捨ててオスキル川東岸に逃げた」と報告していたが、先月10日「ロシア軍はオスキル川西岸に歩兵を送り込み続け、飽和させ、足場を強固にし、成功を拡大させている。残念ながら同方向の戦力だけではドヴォリチナへの侵入を防ぐことも、オスキル川西岸の足場から敵を追い出すことも出来ない。この事態を収拾するための適切で組織的なプロセスが存在しないことも状況を悪化させている」と言及。
さらにDEEP STATEは31日「ロシア軍が再びオスキル川を渡河してノヴォムリンスクを占領した」と、RYBARは「ロシア軍が再びオスキル川を渡河してノヴォムリンスクを占領した」「ロシア軍がドヴォリチナからノヴォムリンスクまでの川沿いを占領した」「ロシア軍がドヴォリチナのパレスチナ地区一帯を占領した」「ロシア軍がオスキル川西岸沿いに南へ支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはノヴォムリンスクの状況について「敵は歩兵と武器を送り込み続けて集落内の足場を固めている」「この状況を放置すればするほどノヴォムリンスクの橋頭堡を排除するのが困難になる」と説明しており、ウクライナ軍は地形、補給、装備の面で圧倒的優位なオスキル川西岸で「ロシア軍に押されている」という現実は「戦いの主体が歩兵とドローンの組み合わせに移行している」「ロシア軍の投入戦力がウクライナ軍のドローンやドローンオペレーターの数を上回り対処能力が飽和している」と示唆している。
RYBARはスバトボ方面ゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がナディアを占領して支配地域を広げた」と報告、この方向はDEEP STATEとRYBARの間で「ロシア軍支配地域の範囲」に大きな食い違いがあるものの、DEEP STATEもナディアについてグレーゾーンだと報告しているため、両者の違いは「ロシア軍が支配的か」「交戦地域か」の差でしかなく、逆説的に言えば「ウクライナ軍がナディア周辺で支配的ではない」と示唆している。
仮にウクライナ軍がナディア周辺を失うとロシア軍はライホロドカ経由でゼレベツ川西岸にアクセスできるようになるため、ボロバ方向への戦力移動や補給が容易になり、守りの固いゼレベツ川西岸の渓谷地帯=要塞を迂回でき、将来的なボロバ攻撃の条件を作り出すことが出来るだろう。
RYBARはシヴェルシク方面について「ロシア軍がイヴァノ・ダリウカからヴェルフノカミャンスケ方向に前進した」「グレーゾーンがヴェルフノカミャンスケ集落内に伸びた」と報告したが、ヴェルフノカミャンスケ集落内に到達したロシア軍兵士の結果は不明だと付け加えている。
ここは何年も「幻の攻勢」を報告するロシア軍司令官が解任され、登場する視覚的証拠も「ウクライナ軍の後退」「ロシア軍の前進」に最も結びつかない、特にロシア側の視覚的証拠が偽物である可能性が飛び抜けて高い曰く付きの戦場なので、DEEP STATEの報告と一致しない限り何も断言できない。
DEEP STATEはチャシブ・ヤール市内について「ロシア軍が森林地帯にある要塞を占領した」「ロシア軍が市内中心のスタジアム一帯を占領した」「グレーゾーンがシェフチェンコ地区に伸びた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォセヴェルニ地区をほぼ占領した」「ロシア軍が耐火物工場の西で支配地域を広げた」「グレーゾーンが砕石場を越えた位置まで伸びた」と報告。
チャシブ・ヤールを巡る戦いは現在も続いており、まだまだロシア軍が市全体を占領するまで時間がかかると思われるが、戦術的に重要な高台部分=市内中心はロシア軍に奪われるかグレーゾーン化しているため、ウクライナ軍がドニプロフスキー湖周辺の支配を失えば「残りの地域」を保持する価値は半減してしまうだろう。
DEEP STATEはトレツク・ニューヨーク方面について「ロシア軍がネリピフカをほぼ占領した」と、RYBARは「ロシア軍がペトリフカ集落に侵入した」「ロシア軍がシェチェルビ二フカとトレツクの間のポケットを占領した」「ロシア軍がクリムスケ方向に前進した」と報告。
DEEP STATEとRYBARはトレツク西郊外の状況について評価が大きく食い違っており、本当にロシア軍がシェチェルビ二フカやペトリフカで安定的な足場を築けているのか何とも言えないが、ロシア軍がコンスタンチノフカに南から迫る条件はチャシブ・ヤール方向と合わせて徐々に形作られている。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面東方向について「ロシア軍がバラ二フカ周辺から北に前進した」と報告。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面西方向について「ロシア軍がコトリーネ集落をほぼ占領した」「ロシア軍がノヴァシリウカ南郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がナデジディンカ南郊外で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がウダチネ集落内で前進した」「ロシア軍がソローネの北西で支配地域を広げた」「ロシア軍がナデジディンカ集落内で支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がノヴォアンドリイウカを占領した」「ロシア軍がスロヴヤンカ西郊外でT-0515に到達した」「ロシア軍がアンドリイフカ集落内で足場を広げた」「ロシア軍がダクネ集落内に侵入した」「ロシア軍がヤンタルネ北郊外で前進した」「ロシア軍がロズリヴ南郊外で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がヤセノべ南郊外で前進した」「ロシア軍がシェフチェンコ郊外で支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がヴェリカノボシルカを占領した」と報告した。
因みにウクライナ国内では前線の話題よりも「ブダノフ中将発言」と「国防省と国防調達庁の対立」に関心が集まっており、ウクライナ保安庁は非公開協議の中身が漏洩した疑惑で「ブダノフ中将発言」の捜査を開始、さらに国家汚職対策局も国防調達庁長官のベズルコワ氏解任に関連して「ウメロフ国防相の職権乱用疑惑」の捜査を開始し、特に後者の問題はどんどん大事になっている。
G7Ambs recommend that the situation in the DPA be resolved expeditiously and focus on keeping defense procurement going. Consistency with good governance principles and NATO recommendations is important to maintain the trust of the public and international partners.
— G7AmbReformUA (@G7AmbReformUA) January 27, 2025
この問題についてはG7も「国民と国際パートナーの信頼を維持するためにはコーポレートガバナンスの原則とNATO勧告との一貫性が重要だ」と主張して「武器調達に影響が出る前に国防省と国防調達庁の対立を迅速に解決しろ」と呼びかけ、ウクライナ産業界も「1月に190億フリヴニャもの資金が武器調達に割り当てられたのに国防調達庁が動いていないため予算執行がストップしている」「この問題は武器生産に影響を及ぼし始めている」「少なくとも武器供給が2ヶ月間止まる恐れがある」と訴えてゼレンスキー大統領の介入を要請した。
ウクライナは自らの手で国内の武器生産を混乱させ、不正が横行していた調達改革を破壊し、西側諸国によるウクライナ防衛産業への直接投資にも冷水をかけた格好で、もうため息しか出てこない。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
ハルキウ方面はオスキル川に完全に橋頭堡を作られましたね
ロシアがベルゴロド州から越境攻撃を開始すれば、
ハルキウ州北東の州境一帯が、南北東から包囲のおそれもある
ロシアはここも緩衝地帯として削り取るつもりでしょうか
ドンバスの要衝やクピャンスクが次々に危機的状況に陥っている
のに、中央政府は汚職贈賄・派閥縄張り争いを延々と繰り返し
国民に負担を強いることも、逆に具体的停戦も進められない
亡国のたそがれを見て我が国は他山の石としましょう
第1次や第2次世界大戦など、国家総力戦になると、貧富の差は縮小するんだけどな。(第2次大戦の日米英など)
ウクライナの場合、なぜか、貧富の差が拡大しているように見える。錯覚か?
第2次大戦だと、戦後、莫大な備蓄物資が消えたけど。ウクライナも同じことが起きるのかな?
(退職金代わりに兵士に分けるなら良いけど、多くの場合、上官とビジネスマンが組んで持ち逃げする。ウクライナの場合、海外持ち逃げがあるかな)
風呂の栓を閉め忘れたぐらいにジャバジャバと資金を湯水のように不正へと排水しちゃってるな
日本もIMFとか経由から莫大な資金支援してあげてるけど、殆ど無駄になってるんだろうし
そろそろ日本製も日本国民に対してウクライナへの財政補償がどの程度焦げ付きそうなのか試算して説明責任しないとアカンよ
誤記:日本製→日本政府
国が解体されたら今以上にドルを握っていることが大切になるから仕方ないね。
個人は国家に優先するという言説は魅力的ではあるけど、それを突き詰めた先がどうなるかということは真剣に考えるべき。
あるいは無差別テロ、西側諸国への破壊工作の資金として使つてしまい説明できないのかもしれないが。
仰る通りですね。
SNSなどで、後方の牧歌的な雰囲気が流れていますが、予算配分を間違えているのでしょう。
(10:37~)30貫17000円ですから、ウクライナ=日本は経済規模が20倍以上の差があることを考えれば、日本人の庶民よりも上流階級はいい物を食べているのが分かりますね。
(2024/12/19 【ウクライナ】首都キーウの今 2024 世界は今 -JETRO Global Eye Youtube)
日本政府はウクライナの汚職撲滅支援に着手しているところなので、その成果が出るまで見守るべきでしょうね。
日本政府、ウクライナの汚職撲滅支援 EU加盟へ汚名返上後押し(時事通信:2025年01月05日07時30分配信)
日本政府は今年、ウクライナの汚職撲滅の支援に乗り出す。同国政府からの要請を受けたもので、法執行機関の取り組みを強化するためのプログラムを年内にスタートさせる。司法制度改革なども併せて進め、同国に着せられた「汚職大国」の汚名返上と欧州連合(EU)加盟を後押ししたい考えだ。(略)
>日本政府は今年、ウクライナの汚職撲滅の支援に乗り出す
汚職撲滅のための支援金をもっと寄越せとか言われそう。そして、支援金は汚職に消える。
日本人庶民は、インフレで生活が精一杯ですからね。
お米5kg4000円・通勤課税なんて話を見てると余裕もないので、EUに是非とも頑張って欲しいなと。
そうだ、農家になろう(なお初期投資。コンバインやトラクターはものにもよるが新車1000万超えもある)
真面目な話をすれば、いきなり自営農家はお勧め出来ません。まずは、大丈夫そうな農業法人に就職して馴染めてからでしょう。
まともに仕事が出来る人なら、高齢化と人手不足なので大歓迎されるかもしれません。その“マトモに仕事が出来る人”は極めて稀でしょうが…
個人事業と考えれば下積みもなしに独学でうまくいく筈もありませんしね
田植えの時期・収穫の時期に、実家の手伝いをしているという話しは、知人達(会社経営者・会社員など)から聞くんですよね。
自営農家やっている人も、自営業で別の仕事も本業でやっていまして、それ一本でやるのは難しそうだなと聞いていて感じています。
実家が自営農です。4月ごろから育苗が始まり、田植え、稲刈りまで人手が必要な時は有給を取り手伝いをしています。
収穫したお米の大半は農協に卸していますがあまり利益になりません・・・
農協の苗の育苗を受託しているので、そこで利益を得ている形です。
まあ肥料、農薬、コンバインの維持費で毎年トントン、良くて少し黒字くらいですが・・・
手伝いの報酬はコシヒカリ30kg×2袋。一年分の食料には十分な量なので助かっています。
素晴らしいですね。
マスクが例ですが、物不足になると、値段が一気に跳ね上がってしまいます。
国内農家を大切にした方が、よく分からない遠方の海外支援よりも、日本の安全保障・生活の安定になると考えています。
残酷な言い方をしてしまうと、トントンの自営農家の存在が、農作物卸価格低迷と、関係団体跳梁跋扈による末端価格高騰の主要因だと思っています。
しっかり利益を上げ、正規の従業員を雇用しているような農業法人を見ると、流通の中間業者が少ない上にセールスも交渉力も上手なので、意外なほど高値で卸しています。更に、農協OB事務員雇用などを活かし、各種補助金もガッツリ得ています。そして、大型農業法人破綻のニュースをみるたびに、辞めたら人生崩壊みたいな職業から、破綻可能な普通の業種に近付いていると楽観視するようになってきました。
文中G7って括られてるけど正直日本政府のホンネはウクライナには関わりたくないんですよ。
だからIMFだの世銀経由の融資みたいなスキームでヤクザの義理事みたいな金の出し方してる。
現時点でウクライナだけを悪とするのはやめませんかね少なくともウクライナに関係する外国だって恩恵を預かろうとしている人達は多い。
提供する物をウクライナの輸送にはここを使えとか指定する事もあるので、その輸送ルートがウクライナに送るのに適切かは検証の必要はある。現地で命がけで働く?外国組織のスタッフだって高級ホテル住まいですみたいな話もあるので、そんな無駄遣いとも言える事例の話も精査する必要があるでしょう。
ホテルに関しては妥当だと。荒れた国で最高ランクか近しいホテル以外には滞在できない。そもそも安宿などは国内需要で埋まってるのでは?
劣勢の側が内紛を起こして状況を更に悪化させるのは珍しくありませんが
このあたりもロシア側に見透かされているのでしょうか。
まぁ有史以来ウクライナはず〜っとこんな感じですよ。どんなに反露敵な時期においてもロシアはウクライナの何処かに友人を見つけてきました。それが一度も王国を持てなかった理由です。
まあ、そういうのはウクライナに限らず大国間の緩衝地帯あるある
ルーシ消滅以降。ウクライナは、ポーランド、トルコ、ロシア、モンゴルにガッツリ支配されているので、緩衝国という感じではないな・・・
むしろ緩衝国らしくなったのは、90年代の冷戦以降なので、意外と経験不足なのかな・・・
民族国家としての歴史もあまりないし。ドイツも東と西の気質の違いに苦しむぐらいだから。大変だろう。(個人的には東ドイツはプロイセン気質がありもともと西や南と違う。まったく同じ国の方が珍しいが)
ウクライナは東方正教会。
ポーランド(カトリック)、トルコ(イスラム)、モンゴル(アジア人)なので、ロシア(東方正教会)は侵略者と言う面だけではなく、解放者的な側面も持つ。特に南部と東部。
西側のロシア=侵略者だけの側面だけだと、グローバルサウスの動きとか、全然理解できなくなる。そもそも、フランスのナポレオンはモスクワ侵略したけど、ロシアはパリもマドリードもローマもを侵略していない。
あれ?
東方進出と南下政策に対して”開放者“という解釈は斬新ですね。現地住民が喜んで支配を受け入れた要素がどれほどあるのか…
侵略者というイメージは一側面というより根底にある本質だと思っていました。なので現状広大な領土を保有しているのだと。また西側方向は列強国揃い踏みだったので、実力的に帝政ロシアは進出出来なかっただけという解釈をしています。
近未来において、NATO全軍よりロシア軍が強大で、各個撃破なら常に勝利可能な状況が続いたとしても、全く領土欲を見せないかどうか気になります。
ウクライナ南部、東部がトルコに支配されていた時代ね。
そもそも、ウクライナの東部と南部の話でしたか。
ナポレオンの話題が出たのでもっと広い範囲(東方進出/南下政策)の“ロシア”の侵略的性質の話かと思いましたよ。疑いなく領土欲に基づく侵略だと考えていましたので、開放の要素があるのか?と驚きました。
それはそれとして、ウクライナ東部南部のトルコからの開放は、現地住民が望んだものかどうか…
ポーランド、バルト三国、フィンランドは?
ざっくり。
フィンランド、バルト三国:侵略者
ポーランド:侵略者。ただし昔のポーランドも侵略者。どっちもどっち。
ブルガリア、ウクライナ、ジョージア、アルメニア:解放者と圧制者の2面性
グローバルサウス:植民地主義者からの解放者
ウクライナは歴史的にはキエフ周辺の中小国家ですからね。
レーニン・スターリン・フルシチョフから領土をプレゼントされて今のように多民族で大きな国家になったわけで。
ソ連内でもロシアに次いで高級官僚・将校を輩出してたから何の努力もなく得たというわけではないし緩衝国というより東欧の地域大国という意識だったのかもしれませんね。
ロシアに見透かされてるというかロシアも内部工作にガッツリ噛んでると思うよ。
軍事力の行使だけでなくあらゆる非軍事的手段を使って内側からも崩壊させるのがゲラシモフドクトリンなのだから。
シヴェルシク方面もようやく動いた
3年間汚職の撲滅の徹底を言い続けて未だに大きな汚職の話が定期的に出てくる有り様なんで、根っこに汚職という行為が染み付いているんでしょうね…。
ゼレンスキー氏はウメロフ国防相を左遷できるのか注目です。
軍事方面にも強いリーダーシップを発揮している(美しい作文)大統領ですから、汚職なんてやらかしたら即更迭でしょう
オリガルヒの影響力も色濃いですし、ソ連時代から汚職が文化として根付いてるのでは?
そういうのが嫌で他国に移住するって話も結構ありましたし。
汚職を汚職の話題として出てくるだけでも、改善の余地や可能性があるとも解釈出来ます。規模が大きいのは確かに問題ですが、元がアレですし。
他国からみたら重大な汚職に対して、常識の範囲としてニュースソースにすらならないような国が、本当に見込みない国でしょう。
シヴェルシク方面、ウクライナコントロールマップによると昨年12月中旬以降ロシア側の攻勢が起きているっぽいですね。
グレーゾーンにはなっているものの○キロ進んだ、とかではなさそうです。
あと地味にあの辺りの石油精製所付近のGoogleマップが更新されています。砲弾の跡だらけで月面もかくやな感じです。たまにあるひときわ大きい着弾の跡は誘導爆弾でしょうか?
確認してみましたが興味深いですね。戦争の傷跡が誰でも無料で閲覧できる高精度の衛星画像にも現れるのはまさに21世紀という感じがします。マリウポリやベロゴロフカ(ビロホリウカ)でも同じようなものが見られます。特にアゾフスターリ等の被害をはっきりと確かめられるマリウポリは興味深いですね。意外にも戦災を比較的免れたと思しき地区もあったりします。
それからGoogleEarthでは撮影日が2022/8/1となっているので(Googleマップも同じでしょう)まだ誘導爆弾は使われていなかった頃ですね。大口径弾が使われたか、着弾の加減で大きく見えるかでしょう。
ありがとうございます。撮影日時の確認が漏れていましたね。反省せねば。
確か近くのビロホリウカをウクライナ軍が奪還したのが22年の9月ごろだったはずなのでまさに戦闘の最中の頃でしょうね。
リマン取り返したいのだろうね
最低2ヶ月供給止まるとかもうどうしようも無いな
もうコイツらの腐敗役人が全部悪い事にして降伏した方がいんじゃない?
役人のクソさが原因で戦死とか死んでも死にきれんだろ
降伏しても国内の汚職が無くなるわけではないんですよね。
もともとウクライナは欧州の最貧国で、貧しいから人口がどんどん減っていた。
ウクライナは中枢神経から腐敗してるようなものだから、停戦したところで、その先には平和ではなく、世界トップクラスの汚職が蔓延する世界。
現実の厳しさよ。
>ウクライナ国内では前線の話題よりも「ブダノフ中将発言」と「国防省と国防調達庁の対立」に関心
ウクライナ政府は我々が民主主義の守り手だ、だから西側諸国が資金を出すのは当然、といった態度だったが、彼らに民主主義を守れる能力がないことは露呈したし、汚職国家に守ってほしくもない。3年前に西側がウクライナを美化したプロパガンダと、今の現実の落差が酷いな。まあ、西側の上級国民が思っている「自分達」と現実の格差の具現かもしれないが。
4月ぐらいにはドニプロ州にロシア軍が侵入してきそうな勢いですな
ウクライナらしいと言えばそれまでだけどウクライナ国民で負担を押し付け合う形もそろそろ限界であろうし西側の支援も不確定要素孕むなか、西側の世論がウクライナと共に!ウクライナに栄光あれ!となっていたもが戦場でロシアに勝てそうも無いという現実と、西側各国経済悪化からの政権崩壊内向き志向への転換に、単純に西側の国民が興味失った又は飽きたという残酷な現実が垣間見えてきているのでトランプで色々と揉んでなんだかんだ来年にはロシア案をほぼ飲む形で終戦する展開なのかなと思う。
ウクライナの武器供給停止リスクは、本土決戦中なわけで、ちょっとよく理解できないなと。
国家汚職対策局ですが、過去に閣僚を捜査して閣僚が辞職しており、ウメロフ国防大臣も辞職することになるのか分かりませんが権力闘争が激しいですね。
(2024年4月23 ウクライナ 現職閣僚を国有地不正取得疑いで捜査 NHK)
(2024年4月26日 ウクライナ 国有地不正取得で捜査対象の農業食料相が辞表提出 NHK)
前回の記事の時読み飛ばしてましたがそもそもブダノフ中将の発言は非公開の場で発せられたものだったんですね
それがかえって今年の夏の交渉開始がウクライナのリミットということの信憑性を高めます
ところでなんで発言が漏れてるの…?
まあ漏れたとしても公式として否定したから問題にならないだろ…って思ってたら…。
なんで即時否定したのに…そんな諜報慣れしていない企業みたいな反応…。
もうウクライナ戦況は引退されたかと思いかけてました→管理者様
引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m
トランプがウクライナの汚職を見逃すはずがないと思いますねえ
トランプが清廉潔白だということではなく、トランプの気質として会社の金をちょろまかすような人間が一番嫌いだろうって気がするので
勿論トランプ自身は除く、ですがw
アメリカからの援助には手を付けてない、みたいな言い訳も通用しないでしょう
汚職分の資金か正当に使われていたらアメリカの援助はもっと少なくて済んだと声を荒げるトランプが目に浮かびます
汚職問題を持ち出してアメリカがウクライナに相当な妥協を強いることになりそうな気がします
ついでに民主党も叩くのに一票
内ゲバが激しくなってきましたね
スポーツでも会社組織でも
負けが混むとそんなもんですけど
数日分の進撃距離でしょうけど、毎日どこかで数キロ進んでますね。
ポクロウシク方面でようやく進撃がほぼ止まったから、ロシアが力尽きたって言う人もいますが、まだ力尽きてる感じしない。
アンドリフカではまだロシア軍は元気ですし、ポクロウシク-コンスタンティノフカ遮断を狙ってかチャシフヤールやトレツク方面でも梃子入りが見られますし、ロシア軍衰退でなくポクロウシク攻略に向けた下準備段階でしょう。
力尽きたのはウクライナ軍でしょうね。クルスクですら前進どころではなく、かといって撤退の判断も出来ていない。
そもそも論で、イスラエルとサウジアラビアぐらい民族や産業形態が異なる国なら「戦は数だけじゃない論」も成り立つけども、ロシアとウクライナは同じスラブ民族で、広い国土、農業資源、鉱物資源などを強みにする北国同士。長引けば絶対に人口と国土と経済規模が大きいほうが有利になる。
記事の内容と関係ないが、ドヴォリチナ内のパレスチナ地区の名前で二度見してしまった。
ロシアの問題点はリマン方面の指揮・後方へのドローン攻撃の迎撃成功率の低さ・装甲車両不足の3点かな。
改善点は低下していた空爆ペースが復活しつつあること。前線に近い空軍基地の掩体壕が完成した事と関係してるのかも。