DEEP STATEはシヴェルシク方面について14日「ロシア軍がシヴェルシク市中心部を占領した」と、フリアイポレ方面について16日「ロシア軍がフリアイポレ郊外で支配地域を広げた」と報告し、フリアイポレの街を巡る戦いが本格化している。
ロシア軍の勢いをフリアイポレ方面全体で見ると9月~11月に見せたほどの勢いはない
DEEP STATEはシヴェルシク方面について14日「ロシア軍がシヴェルシク市中心部を占領した」「ロシア軍がディブロヴァ方向のT-0513沿いまで支配地域を広げた」「ロシア軍がヤムピリ集落の南部分を占領した」「ドロニフカ集落全体がグレーゾーンに移行した」「プラトニフカ方向にグレーゾーンが伸びた」「ヤムピリ郊外からドネツ川沿いまでグレーゾーンが伸びた」と報告。
DEEP STATE基準の評価に基づけば「ウクライナ軍はシヴェルシク市内の駅や市庁舎付近に存在しない」「バフムトカ川西岸の市内にはウクライナ軍が存在する」というものになり「ロシア軍はシヴェルシクを完全支配していないものの敵の手に落ちつつある」と言ったとこで、ディブロヴァ方向やドネツ川沿いの状況も芳しくない。
DEEP STATEはフリアイポレ方面について16日「ロシア軍がフリアイポレ東郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がフリアイポレ南郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がマルフォピル西郊外で支配地域を広げた」「フリアイポレ北郊外でグレーゾーンが伸びた」と報告。
フリアイポレ方面全体で言うとロシア軍兵士が国旗を掲げて集落占領を宣言し、その集落でウクライナ軍兵士が国旗を掲げて占領を否定したり、ウクライナ軍兵士の存在を示唆する映像が登場するなど状況は混沌としており、DEEP STATEとRYBARの評価の食い違いはどんどん広がっている。
どちらにしてもフリアイポレ方面のロシア軍は9月~11月に見せたほどの勢いはなく、フリアイポレ周辺を除くロシア軍の成功、特にP-85沿いの集落占領は口先だけの可能性もあるため様子見が必要だ。
関連記事:ウクライナ軍関係者、シヴェルシクの危機的状況を打開する予備戦力がない
関連記事:ロシア人、クピャンスクにジャーナリストを招待したのにゼレンスキーが来た
関連記事:ウクライナ軍が反撃に成功、ロシア軍は分断されクピャンスク市内に孤立か
関連記事:ロシア軍がシヴェルシクで念入りに国旗を掲げ、プーチン大統領に解放を報告
関連記事:遂にシヴェルシク陥落か、ロシア軍兵士が市内の17ヶ所以上で国旗を掲げる
関連記事:ロシア軍がシヴェルシク西市内に進出、ディミトロフ南市内もほぼ占領
関連記事:ロシア軍がシヴェルシク東市内を占領、ディミトロフに通じる全範囲がグレーゾーン化
関連記事:ロシア軍が71万人以上の戦力を展開、シヴェルシク市内も大部分がグレーゾーン
関連記事:ロシア軍がシヴェルシク市内に足場を確保、同都市最後の補給ルート付近にも進出
関連記事:シヴェルシク東市内が交戦エリアに移行、ロシア軍はフリアイポレ東郊外にも到達
関連記事:ロシア軍がシヴェルシクを半包囲、全ての補給ルートを遮断した可能性
関連記事:ほぼ全方面でウクライナ軍の後退が止まらない、複数の主要都市が危機的
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України























フリャイポーレはシベルシクと同じで、市内を川(ハイチュル川)が流れてるから、川の西側にさっさと撤退して交戦するかと思ってたら川の無い南側から来たのは意外。
ウクライナ軍も意表を突かれたのでは。
フリアイポレ方面は、フリアイポレがどのくらい持つのか、フリアイポレ陥落後の防衛線がどうなるのかでしょうね。
フリアイポレが陥落すれば、南部防衛線の一角が崩れるわけですから、オリヒウの側面から攻撃軸が生まれたり迂回されることになるからです。
フリアイポレ市内に侵入されているのであれば、今年中~年始に陥落する可能性もありそうですね。
フリアイポレは兵站が既に大分厳しいですし、増援も来るわけでもないでしょうから年末年始で陥落しそうな感じ受けますね。
フリアイポレは実際どの程度の人員で守備しているんでしょうかね?
仰る通りで、補給も厳しく・増援も期待できないですね…
市街地は広いものの、高層建築が病院エリア周辺(47.658495, 36.251184)に固まっていて、南東部にほぼないなあと。
市北部P-85沿いに、兵力も誘因されたでしょうから、前線の兵力差かなりありそうですよね。
今のウクライナ軍に押し返せるだけの援軍はもういないのか? 都市や拠点を守るにも限界がある。
いつものパターンを見るとクピャンスクに引き抜かれたってオチでしょうな。
フリアイポレについては砲撃とTOSによる攻撃が数日にわたって実施されておりいよいよ歩兵の投入が始まった形になります。
ロシア軍支配域とグレーゾーンの乖離が少ない事から浸透を目的にした少数歩兵でもないとも思われ他戦線の都市攻撃で見られたドローンによる後背の徹底遮断と歩兵の浸透を主軸にした破壊の抑制とは異なる昔ながらのやり方で攻撃が行われているのが興味深い所です。
勢いが落ちたことについては、そもそも数日かけて準備砲撃を実施していたことで説明が出来るので市街地への歩兵投入が始まってから(今から)どの程度、フリアイポレが持ちこたえられるかで本当に勢いが落ちているのか判断できそうです。
砲爆撃が数日間、仰る通り激しいですよね。
高層建築物が、グラウンド西側の病院周辺(47.658495, 36.251184)までないんですよね…。
フリアイポレの市街地は広いものの、ハイチュル川も突破されているため、病院周辺が陥落すれば一気に陥落するのかなと感じています。
クピャンスクもロシアが退却して陣地引き直したら膠着したし、
戦力集中しても1戦線を僅かに押し返すしか出来ないとはね
個人的にウクライナの得意戦術は、伏撃戦から歩兵による
近接戦闘なので、一気に後退して戦線整理するのは悪手だが
ジリジリ削られる今のままじゃ勝ち目はない。
でもクピャンスク奪還したし、ロシアの潜水艦をドローンで撃沈したから日本のネット界隈ではすっかりウクライナが戦争に勝利した“雰囲気”だからイケるよ(棒)
潜水艦へのドローン攻撃は何らかの損傷は負ってるだろうけど直撃では無かったみたいですね。
クピャンスクに戦力を引き抜いた代償
シベルシクやフリャイポーレ地域から兵士が移動してるのをロシア軍が把握したか、密告があったのでは。って思うようなタイミングでロシアが攻勢に出ましたね。
クピャンシクは、十分な増援が続かなかったので取り返された、と言っている人がいます。一方シヴェルシクやフリアイポレでは増勢なのですね。なんかもうちょっとうまく配分をマネージできないかと思いますが。クピャンシクをまたとるのが2度手間になってしまい、あまり効率的ではないような。
実際その分だけ他の戦線で押し込まれていたら世話無いし、そのクピャンスクも結局長続きしない。露軍は一度不利になると結構ためらいなく後退からの反撃が得意だし。
ロシアにとって、ウクライナの領土は目的ではなく手段である。「4州」でないならば尚更。ということなのでしょう。
スムイ州などと同様、そもそも大都市を本気で落としにかかる攻勢ではなさそうです。
こりゃ、年内の停戦は無理そうだな……
ロシアもウクライナもどっちも妥協しないから無理でしょうね