ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは8日夜「ロシア軍のクルスク方面に対する攻勢が続いている」「ロシア軍がクピャンスク方面と南ドネツクで前進した」と報告し、ロシア軍は夏季攻勢に匹敵する速度で南からクラホヴォ方向への押し上げを続けている。
参考:Мапу оновлено!
参考:Ворог знову проводить штурмові дії на Курщині
参考:Герани-обманки на фронте, рывок к югу от Максимовки, плацдарм под Часовым Яром — сводка за 8 ноября
参考:урское направление: сообщения о наступлении ВС РФ в Кореневском районе обстановка к исходу 8 ноября 2024 года
DEEP STATEもRYBARもクルスク方面についてはテキストのみの言及で、まだ戦況マップに明確な変化は報告されていない
DEEP STATEはクルスク方面について7日「ロシア軍が伝統的な方法(目的地にBMPで歩兵を送り込む戦術)による攻勢をポグレブキ、ゼレニ・シュリャク、ダリノ、スジャ方向で再開し、この地域のウクライナ軍にとって困難な1日(7日ことを指しているのかは不明)だった。ポグレブキ、ゼレニ・シュリャク、ダリノ方向の攻勢は止まったが、スジャ方向については状況が解明されつつある。勿論、これだけでロシア軍が止まることはなく、新たに到着した戦力を投入して大規模攻撃を繰り返すだろう」言及。
RYBARも8日「ロシア軍がオルロフカ、ノヴァヤ・ソロチナ、スタラヤ・ソロチナに対して攻勢を開始したという情報がある。敵の情報源は激しい戦闘を報告しているが、今のところ攻勢を確認出来る映像は登場していない」「もし攻勢が確認されればクルグレンコー周辺の敵を大釜に捉える試みと話すことが出来る」と報告し、DEEP STATEも再び「ポグレブキ周辺に対する攻勢は続いている」「敵(の装甲車輌)は隊列を組んで移動している」「状況は解明されつつある」と言及した。
DEEP STATEもRYBARもクルスク方面についてはテキストのみの言及で、まだ戦況マップに明確な変化は報告されていない。
DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍がロゾヴァとヴィシュネヴェの間で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がコリズニキフカ集落内で前進した」「ロシア軍がヴィシュネヴェとジェレルネの間で支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がセリダブ周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍が線路沿いに前進してペトリフカ集落内に侵入した」「ロシア軍がノヴォドミトリヴカの北東で支配地域を広げた」「ロシア軍がマクシミルヤニフカの南側に支配地域を広げた」「ロシア軍がポブジェダの南で前進した」「ロシア軍がボホヤヴレンカの西で支配地域を広げた」「ロシア軍がヤスナ・ポリアナからウスペニフカ方向に前進した」「ロシア軍がヤスナ・ポリアナとマクシミフカの間で北に前進した」と報告。
RYBARも「ロシア軍がクラホヴォ方向に前進した」と報告しており、夏季攻勢に匹敵する速度で南からクラホヴォ方向への押し上げが続いており、もうN-15の物理的遮断まで残された空間は10kmを切っている。
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※アイキャッチ画像の出典:117 окрема важка механізована бригада
クラホヴェ周辺の浸透を見ると、ウクライナ軍は弾薬が足りていませんね。
防御側は砲撃により、ロシア軍の前進を止める必要があるのですが、進撃速度が落ちておらず周辺まで接近されているからです。
クラホヴェ南方、南北から挟撃されそうになっていますが、もう無傷での撤退は不可能なのように感じる戦況MAPになっていますね。
同意です。また、今回の更新地図の進み方を見ると、ロシア軍はクラホヴェとアンドリイフカを落とした後、ポクロフスクには向かわず、そのまま西進する選択肢も取れるようになったと思えます。交通の要衝であるポクロフスクの防備は解けないため、ウクライナ軍は南ドネツク方面の守りを厚くすることが出来ない。どこを守ってもどこかが取られる“両面取り”に陥ってしまっていると。ロシアは、ウクライナが守りを厚くしたほうの、逆を攻めればいいだけ。
まさに仰る通りです。
ボグダンさんの動画などを見ても感じるのですが、ウクライナは領土の被占領面積をかなり気にしているように感じます。
ドニプロ州の右側面(西部)は、スカスカの柔らかい横腹を晒しており、ウクライナの前線兵力がさらに薄く引き伸ばされるジレンマがありますね。
数字に正比例ではなくとも、故郷を喪った度合・故郷を去らざるをえなくなったりあるいは去ることもままならなかった人達の度合などを表していることは間違いないですからね…
仰る通りです。
クルスク侵攻部隊の声として、ドネツクが侵略されているのに、なぜクルスクにいるのかという話しがありました。
これと似たような話しが、噴出するかもしれません…
記事の地図はdeepstateのものですから実際の戦況はより悪いだろうとは思いますが、それでもこの程度の前進速度では戦力の中核となる非接触戦を担当する部隊には逃げられますよ
むしろ、「戦力の中核」が既にクルスクに引き抜かれ、兵士不足になった結果として今があるのでは。今のラインの後方に予備兵力がいないのでは、ロシアも焦って前進速度を上げる必要が生じません。兵站を維持できるペースで進むだけでいい。
その前進する必要がないって馬鹿馬鹿しいコメントもう本当にいちいち相手にするのもウンザリするのでやめてください
プログレスにしろニューヨークにしろそうでしたが突破を達成してこそ敵の統制を失わせて効率的に野戦軍を撃滅出来るので全く見当違いな見解です
日本のマスコミが言う損害覚悟の物量押しで焦って前進速度を上げる必要無いのは間違いないと思うが。
適切に前進しているでしょうに。
南ドネツク戦線を見ると非常に分かりやすいのですが、補給線から無理をしてないんですよね。
南ドネツクの突出部を広げ、相手を包囲しながら、ロジスティクスを着実に確保しているように見えます。
ドネツク大都市圏を中心に見れば、分かりやすく感じています。
挙げられた「大成功」はウクライナ側の戦力移動ミス・無秩序撤退を突いたとされているものであり、ロシアにとって、そういう崩壊が起こるように狙ってはいても「計算を超える成果」に値するものです。
ロシアがどれだけ一気に進むかは、ロシア側の戦法進歩の影響が全く無いわけではなくとも、基本的にはウクライナ側の比較劣位と戦意崩壊の程度によって決まるウクライナ君の通信簿のようなものです。
それらの地では特にウクライナ君の成績が悪かったというだけです。
仰る視点、重要と思います。
南ドネツクの崩れ方は、ロシアの想定よりも、かなり早かったと感じています。
都市・街の攻防で、ほとんど攻防戦が行われず前線が動くため、迂回しながら半包囲を繰り返しているのはさすがに想定外だろうなと…
突破を果たし、大幅に前進し、一気に伸びた占領地を過不足なく維持できるのであれば、それが最善であるという意見に否はありません。ただ、ウクライナがクルスクで「突破を達成し」盛大に失敗したように、兵站を無視して突破ばかりを図っても、“敵の統御を失わせる”ことが出来なければ、自軍の損害が増すだけに終わります。
既にロシア軍は、「まともな統御が出来ないほどクラホヴェ方面のウクライナ兵を減らす」ことを達成できているため、自軍の兵站を過剰に伸ばすリスクを負ってまで、突破の達成には拘らないだろう(無論、ウクライナの過失で突破が達成できた場合は、5km程度の範囲で一日で進むことは行うでしょう)と、私は考えた次第です。
ロジスティクスの観点、仰る通り重要と思います。
南ドネツクのポイントは2点で、大都市ドネツク都市圏からの距離と兵站・アゾフ沿岸の補給ルートと思います。
大都市ドネツク都市圏からの直線距離は、それほど離れない距離を維持しており、鉄道沿い・幹線道路沿いを確保。
アゾフ海沿岸の補給ルートは、ヴフレダル攻略により、万全な状態で活用する事も可能になりました。
兵站のリスクを仰るように負わないようにしており、着実にリスクを排除しているように感じています。
>既にロシア軍は、「まともな統御が出来ないほどクラホヴェ方面のウクライナ兵を減らす」ことを達成できている
そんなことは達成出来ていませんね
だからロシア軍もこのクラゴヴォ突出部の殲滅のためにノヴォドミトリフカ、マクシミルヤニフカ、マクシミフカの3方から連続包囲を図った攻撃を仕掛けているわけです
失敗すれば損害だけが残るのはあらゆる軍事作戦に言えることであり、それを用いて非接触戦による敵統制システムの破壊は非線形会戦の根幹をなすドグマを否定するのは詭弁でしかありません
クルスクでなぜウクライナ軍が失敗したか?それはウクライナ軍が自軍の非接触戦能力を超えた標的を攻撃し続けなければならなかったからであり、兵站の問題は非接触戦における敗北の結果として生起したものにすぎません
ではどういう条件で非線形会戦において敵統制システムを破壊して決定的な勝利を掴めるか?それは戦場認識力で敵を上回り、非接触戦能力で敵を上回り、敵基幹部隊の撃破あるいは撃退に成功した場合に可能になります
現在のロシア軍がドネツク戦線で集中運用を再開出来ているのはヴレダル・クラヒフカという高地を奪取し戦場認識力で敵を上回っているからです
部隊運用からドネツクを舞台とした非線形会戦におけるロシア軍の自信を伺うことは出来ますが、現状進行中のこの会戦の天秤は完全には傾いていません
何度も言いますが、敵前衛部隊に撤退を強いるだけでは野戦軍の撃滅という大目標にはつながりません、追撃戦の成功は必要不可欠です
抽象的な夢の話ばかりしていないで戦場を見ましょう
横槍を入れるような形で申し訳ないですが、確かにクルスクに関しては早期に瓦解したため主たる作戦目標がいまいち明確ではないものの、入り口のスジャで停滞したことから投入した戦力が過小であったことは明らかで、しかもその後追加の戦力も不十分であるにも関わらずクルスクに居座り続けたことが失敗の原因であることは明確で兵站はあまり関係ないかなと思います。というか、クルスクのウクライナ軍は兵站に問題を抱えているのですか?
あと、議論の中心の野戦での進軍速度についてですが、双方言わんとすることは理解できます。
ですが、それは「双方ともに抽象的な話し」であるからで、そもそも進軍速度が適切かは双方の戦力配置、待伏せの可能性、移動手段の充実度、地雷等進軍を阻むものの設置状況、地形の影響等々様々な要素が絡むので、今のロシア軍の進軍速度が適切かどうかを日本でネット情報を頼りに適切かどうかを判断するのは困難でこれを基論する意味はあまりないのではと思います。
あと、追撃についてですが、早期に撤退された場合は追撃は困難であり(というより追撃されないように早期撤退するのだと思います)、また、古来より深追いは悪手とされているかと思います。いつでも追撃できるわけではないと思いますよ。
仰る通り完璧に絶対的にはできていませんね。相手との比較優位までです。
ただ、それはロシア側が現状対ウクライナに投じるリソースの限りによる結果です。
他に対応しなければならない相手が数多あるロシアにとって、今はもう対ウクライナは長引いても困らない、相手が膝を折るまで圧をかけ続けて待つだけでいい。他のリソースは他に使う。という戦略判断になっているのです。
とても興味深い議論だと思うので、あなたの言わんとするところについて私の理解が合ってるか教えてください。
・かつての戦場のように、びーっと一本の線が引かれたように我彼の部隊が向き合って展開する「前線」、それぞれの後ろに「後方」、全体を統括する「司令部」が置かれるようなことはなくなってしまった
・なぜなら、そんなことすればお互いに、相手の集積した兵員や装備、兵站を破壊することができてしまうから。言い換えれば、相手の兵員や装備、兵站を集積させないように、遠距離からそれらを発見して攻撃するのが普通になった。これが「非接触戦」
・その結果、双方とも、部隊を細かく分けて展開し、独立運用することを強いられている。これが「非線形戦」
・かつての戦場であれば、かなりの速度で防御側が前線を押し下げられている=兵員や兵站を大きく失い統制が取れなくなっていると想像できるが、非線形戦では防御側が陣地を放棄して後方に移動してるからといって、兵員や兵站が大きく失われているとか統制が取れなくなっているとは限らない。
・戦争は相手の継戦能力を喪失させれば勝ちで、そのために露軍は宇軍の野戦群撃滅が目標となるはずだが、露軍の前進速度が上がっているからといって、この目標の達成速度が上がってるとは限らない。なので、天秤がどっちに傾いてるかはわからない。
こんなところで合ってますか?
概ねあっていると思いますが、理解の骨が通ってない部分が見受けられるように思います
ことの発端は伝統的な接触戦に対し、縦深攻撃やエアランドバトルという思想の中で非接触戦という対立軸が生まれたことです
この接触戦、非接触戦のバランスは時代が下ると共にますます後者の側に傾いていく傾向にあり、その結果生起したのが極度に分散化を強いられる非線形戦という形態です
当然のことですが、バランスが傾いたとしても接触戦は依然として重要な要素であり、その主体は伝統的な陣地戦に存在します
ここ半年ほどのロシア軍は滑空爆弾やストーム部隊の運用効率の目覚ましい進歩によって陣地戦で敵を撤退に追い込むことには苦労しなくなりましたが、それだけでは敵の後方で活動する非接触戦能力を制限することは出来ず、阻止攻撃によって追撃戦への移行を妨げられ、突破が成立せず敵に簡易的でも陣地を構築する時間的余裕を与えてしまっています
またウクライナ側の陣地もソ連末期の議論から学んだのかスロヴィキンラインを真似たのかアウディーイウカ後の防御失敗から独自に編み出したのかは定かではありませんが、少なくともこういう時間的余裕の限られた状況で構築される陣地はWW2型の重陣地からトレフォイル陣地へ移行しており、昨年のような硬性は失われたもののひたすら弾性的です
総力戦として見た場合、接触戦能力(特に防御側)は消耗が激しいものの補充もしやすく、非接触戦能力はその逆です
ロシア軍は接触戦の優位を継続して敵に多大な人的損害を与え続けてきましたが、敵の非接触戦能力はさほど障害できておらず、その損害は動員によって回復され得ます
んー概ねの戦術論としては同意ですが、現況についてはどうでしょうか。
非接触戦能力に影響が出始めたからこそ、今のロシア軍の進軍を止められない状況に陥ったというのが私の認識です。
おそらく貴方のおっしゃっている認識でウクライナ軍は接触戦を進めてきたのですが、歩兵不足が深刻になって以降非接触戦人材が接触戦に導入されるというのが、各種OSINT情報などに表れてきています。
ロシア軍は非接触戦人材に打撃を与えることは困難なのを理解した上で、後方陣地への滑空爆撃や火力優勢を用いた接触戦援護、両翼包囲、そして補給路遮断を進めてきました。
必死過ぎて悲しくなってくるわ。ちょっと理論に強弁がすぎる部分があるので、同意を得られにくい話となっています。有り体に言えば結論を元に理由を組み立てているのではないでしょうか。
最近の士気低下の要因はもっと多いかもしれないが
以前は、ウクライナ軍の頑固さで、ロシア軍の大量砲撃に絶えず殺傷されても、新兵を補充して守り続けるだけで、損失が大きすぎるときだけ撤退することが多かった
こんなボロボロの部隊が休息と補充を得ても戦力回復には時間がかかる。今は後方に戻って長期休息する余裕もなく、補充兵も深刻な不足で、戦力の回復は期待できず、さらに削られるだけだ。これは殲滅戦の効果に近いし、ロシア軍が負担するリスクもはるかに小さい
クルスクは霧に覆われたままですが、すでに深く打った楔から、特にスジャ方面の攻勢も見るに本格的な奪還作戦を開始していそうですね。
このタイミングなのは泥濘期の終わりなどもありますが、大統領選からの追撃でウクライナ軍の希望を断つ目的もありそうです。あとはトランプ政権での支援縮小を前にクルスク侵攻をさすがに失敗とみて撤退される前に壊滅を狙っているのでしょうか。
クルスクは霧に覆われて、膠着したまま動きがないようですが、情報が出ていないのですね。
しかし、滑空爆弾やイスカンダルは割と使われていますし、ウクライナ軍の方は東部でなく、クルスク方面に重装備の増援を送っていますね。
以前から最北部の突出部(ポケット)を対象にロシア軍側の補給遮断とウクライナ軍側の反撃のマイナーな情報もあることはあるのですが。また、その付近のごく小さなポケットの方も、リュビモフカ付近のごく小さなポケットは1、2週間前に閉じられたというような情報もありました。
でも、おっしゃるようにクルスク方面は霧に覆われていますね。
現地の空も分厚い雲に覆われているから衛星もSAR以外は役に立たず……
ウクライナメディアは「クルスク方面での目的は達したため撤退は可能である」という趣旨の主張を展開し始めています
実態が敗走でも潰走でも秩序だった撤退が成功したとでっち上げ、「ロシアに多大な犠牲を強いることに成功した」ということにしてしまうでしょう
遂にウクライナ軍もゴルフカートを使い始めたのか、しかもドアもフロントガラスも無いフルオープン仕様。
ウクライナ軍が最近開発したバギー”マングース”ですかね?
ソ連大衆車ユニットがベースだとか(キューベルワーゲン?)
マスターボックスが1/35で出してますね。
しかし、マスターボックス、ICM、ミニアートが平常運転なのがすごいな・・・
>マスターボックス、ICM、ミニアートが平常運転なのがすごいな・・・
ロシアが掲げるSVOの目的には、ウクNazi政権からの市民の解放がある。だから市民自体を攻撃の対象にすることはせず(戦略爆撃は避けるということ)にその生活を慮り、例えば鉄道(特に幹線)や橋梁など交通への攻撃を抑制している模様。攻撃抑制には一帯一路/SCO/BRICSの関係もあるのだろうけど。
ということで、プラモメーカーは電気などの不足はあるだろうけど、毎月新製品を出し輸出していると。ICMのスカイクレーンなどデカいヘリや飛行機なんてよくぞ開発生産しているものだ。かくて毎日、日本の模型屋まで新製品が届くと。
まあ、プーチンロシアは、プロパガンダに反して米欧側の軍やウクNazi政権よりも相当に民に”優しい”んですよ。22年初めに米欧側軍アナリストが”なぜ、俺たちのようにインフラ殲滅攻撃をしないのか!ロシア馬鹿過ぎ”と半ば呆れてましたからね。早く、損耗を少なく勝つにはそうすべきですが、”暴虐な独裁者からのウク民の解放戦争”なんですからそれは避けて非軍事化に正面から邁進してきたわけです。だからウク民の対露レジスタンスどころか、逆に露軍に協力する人々がそこここにいるわけで。
それはそれとして戦後、ウクライナの模型メーカーとそこで働く人々はどうする/どうなるかに興味があります。自由に出国したり資産を国外に出せない、原料などが手に入らないといったことがありそうなので、当面はロシアのズベズダ社の傘下に入るんじゃないかと見ています。今出してる威勢のいい現用ウクライナ兵フィギュアセットとか、MiG-29キエフの幽霊仕様とかは当分絶版でしょうねえ。ウクライナメーカーはチェルノブイリとかアフリカの少年兵フィギュアとか毒があるから戦後は悲惨系ウク兵フィギュアセットとか出しそうな気もします。
思わず検索しちゃいましたよw
アフリカの少年兵フィギアってウクライナとポーランドのメーカーの2社が出してんですね。
いったいこれでどんなジオラマを作れと。
少年兵に村を襲撃させて大人をアレして少年兵を徴募するシーンとか?!
部隊の定員って、どうなんだろう。全然満たしてなさそうな気がするな。今更だけど。整理したら数が半分になったりして。
戦況からズレるかもしれませんが、ウクライナが緒戦の3日で降伏したとします
3年後のいま、ロシアはロシア軍はどうなっていたのか
だれかシミュレーションできますか?
歴史にifの虚しさはさておき、予測しづらいミクロ=ロシアではなく、マクロ=世界についてはあります。
まず、トランプ大統領復帰の可能性がかなり低くなっていたでしょう。
イギリス保守党政権が劇的敗北を喫することもなかったでしょう。物価上昇や穀物不足でアフリカの人々が死ぬことはなかったでしょう。
イスラエルの暴走ももう少し抑えることができた可能性もあります。(西側が道徳的優位性を保持したいという身勝手な衝動を拗らせた結果、暴走が加速しているわけで、その原因はウクライナ)
後は多くのウクライナ兵士が死なずにすんだ。これくらいはパッとリストアップできます。
これらはウクライナ戦争が原因となり起きたことのリストです。ウクライナが降伏する結果、ロシアによる乱暴狼藉は多少は予見できます。ですが、世界がここまでボロボロになることもなかった。これは、確率が高いifルートです。
答えを言うと、“降伏できなかった”になってしまうと考えます。最大の要因はマリウポリ、アゾフ連隊、無計画な制裁。
アゾフ連隊がマリウポリとアゾフスタリ製鉄所で健在である限り、すぐには降伏できないキエフ政権。建前と本音の微妙な駆け引きが求められる3月上旬のうちに、バイデン政権とEUは早まって「国際銀行間通信協会(SWIFT)からのロシアの大手銀行を情報システムから排除」を承認して制裁としてしまった。“早めの和解や降伏”路線を模索する勢力にとって、【兵を出して軍事的に介入する気もないのにヒステリックな制裁だけはする】西側の反応はあまりにも邪魔でした。
結局のところ、「安全圏からの高飛車な制裁は、紛争の早期解決や和平の妨害になる」ということを西側が学ばない限り、ロシアとの関係も、ロシア軍の今も、多少の差はあれ似たような結果になったのではないかと。
そりゃあ、中国に貸しをつけるためにも極東に戦力シフトしたんじゃないですか。北海道にはアイヌ民族がいるからロシア領だと言い放っていたロシア国会議員もいましたからねえ。対日圧力は今の比じゃないでしょう。
ロシアの脅威に直接さらされる欧州はアジアに目を向ける余裕はなくなるし、
在欧米軍の増派を避けられない米国のアジア太平洋におけるステータスも低下する。
そんな状況で中国の台湾進攻は始まったら、日本の北方から牽制はしてくるでしょうし、隙あらば局地的的侵攻もしてくるでしょう。
そう考えるとキーウで体を張ってくれたゼレンスキーに、日本人は足を向けて寝られませんな。
それはないわ。まだまだ先に優先する地がある。
と、強弁だけされてもねえ。まあ所詮は実現しなかったことだからどうでもいいと言えばどうでもいいことですな。
ただ、「緒戦の3日で降伏」に至らぬまでも「キーウに傀儡政権の樹立」程度でも同じような状況になったでしょうな。中国の支援ももっとおおっぴらだったでしょうからねえ。
1年後どうなっているか考えてみると、戦線全域でロシア優勢継続でクルスクはウクライナ撤退、ハルコフはボルチャンスクで膠着してる可能性も高そうか、オスキル川東岸エリア全域とクピャンスクの喪失、スラビャンスク・クラマトルスク喪失の可能性、ドネツクやザポリージャはもはやポクロウシクでもアンドリイフカでもなく南東部と南部のロシアの戦線押し上げにより戦場はドニプロペトロシウク州へという感じなのかなと思ったけど、トランプが動いて終戦もあり得るけど当事国同士の終戦の条件にお互い妥協出来そうも無いので即終戦の可能性は大分低いのかなと思う、来年は継戦するにしても再来年はウクライナ側がもう人物金の全てで継戦が難しい所まで追い込まれていそうな予感がする。
今月も遺体交換が行われたがウクライナ兵563人とロシア兵37人の交換。
この数字の比率がそのままキルレートに当てはまるわけじゃないだろうけど、ウクライナ劣勢にキルレートも大きく差がついてそう
ひたすらロシア軍が全方位で進軍しているのでウクライナ軍の回収しきれないボディのほうが多くなる。
言い替えれば、ウクライナ軍は遺体を残したまま撤退しているということですね。
捕虜の数もウクライナ兵の捕虜の方が多いですね。ロシア兵捕虜が100人くらい貯まったら、捕虜交換が行われますが、交換のウクライナ兵捕虜は古い捕虜もまだ多いですね。
ウクライナ軍はよく戦っていますが、状況は良くないのですね。
1人の遺体を回収しようと思ったら何人必要なんでしょうね?
直接遺体を運ぶのに2人、周辺警戒も含めるとそれなりの人数が必要になる気がします。
問題は敵に攻められている状況でそんな悠長な事できないってことで…
現実問題、双方が1:1の互角のキルレートだったら,こんなに押し込まれていないですからね。
個々には色々ブレがあるでしょうが、総体的には遺体の交換数は実際のキルレートに良く比例することになるでしょう。
ロシア軍はどこまでの侵攻を計画しているのか?とても気になります。
個人的な見解に過ぎませんが、ドニエプル川の西へは進むつもりはないと思います。
侵攻しうる可能性としては、クピャンスク、スラヴャンスク、クラマトルスク、ザポリージャ、ハリコフ、パブログラード、ドニプロあたりまでかと。というもの、もし2025年、2026年と、上に挙げた諸都市までが攻略される段階まで停戦が遠のいたとして、ウクライナ兵士の継戦能力が完全に絶たれると予想するためです。
ロシアは、兵站線の伸び切るような大規模な進軍をしませんので、侵攻ペース自体はあくまで緩やか。なので、【多くの領土を取る必要はない。ウクライナの継戦能力を奪えればよい】という方針のもと、電力や輸送インフラへの攻撃はこれまでと同等かそれ以上に行われ、“継戦の意思をへし折る”ための仕掛けを強めるのではないかと。
ゼレンスキーが降参しないなら
ハリコフとドニプロまでは狙うと思いますが
その辺まで取れたら一方的に勝利宣言して
終わりにすると予想します
そもそもロシアは緩衝地帯が必要で戦ってるし
経済産業の生産性が低い西ウクライナは
ロシアとしても要らないと思う
オデッサ、ミコライウあたりは
講和会議でロシア軍の駐留を認めさせるでしょう
計画はしていないと思うけど。欲しいというレベルなら。キエフは欲しい。あと、オデッサ州。
理由としては、オデッサ市はロシア系が多い。モルドバのロシア系支援が楽になる。
オデッサとリヴィウまでだと思われます。
なぜか、4州国境などの不思議なラインで打ち切ると論じる人が多いですが、そのラインでロシアが仮に進撃をやめてもNATO加盟や対露制裁などの問題は何も解決しません。空約束を西側とすることはできても所詮は時間稼ぎの空約束です。西側不信のロシアがそんな空約束を飲むことはないでしょう。
だからオデッサとリヴィウまで進むことになるはずです。
>NATO加盟や対露制裁などの問題
ロシアがただ進撃をやめるだけでは、それらの解決には繋がらないという意見には同意です。
しかし、だからこそ黒海沿岸以外の「ドニエプル以西」はNATOとの緩衝地帯として残す可能性が高いと考えます。既にカリーングラード地域がポーランドと接している現状で、ロシア領がリヴィウまで伸びてしまえば、ポーランドは自国の安全保障のために直接的に事を構える体制へ入らざるを得なくなります。また、今は親ロシア派が政権を握るハンガリーとて、自分達の国境にロシア軍が迫ってくれば、ソ連時代のハンガリー動乱の再来を危惧せざるを得なくなる。
よって、プーチン政権が狙うのは、武力をリヴィウまで進めるよりも、あえてドニエプル川を境界線に留め、【西ウクライナの処遇】を巡って、ポーランド、スロバキア、ハンガリーの間で揉めさせ、NATO内部の離間を図ることかと考えます。ドイツも東西での危機感の違いから相当揉めるでしょう。その間に、ロシアにとってはもう一つの懸念である、バルト三国のロシア系住民保護問題のほうに乗り出すのではないかと。
ロシアにとっての喫緊の課題は黒海とバルト海の「喪失」を断固阻止することですからね。
西ウクライナを残しておいても、川を全く渡らないわけではないだろう
ポーランドやハンガリーなどが興味を持っているのも西側国境に近い地域が主で、それ以外の部分はロシアが多く飲み込んでもおかしくない
特にオデッサはロシアにとって確かに重要で、オデッサを攻略すること自体がドニエプル川を渡ったことになる
NATOの東進も開戦動機に含まれているはずですし、ロシアは「緩衝地帯」にはもう期待していないのではないでしょうか
軍事的な実現性はさておき、理想としてはきっちり西まで併合、ないしは傀儡化しておきたいと考えていると思います
ロシア語話者住民の少ない西部を併合せずに緩衝地帯にするには、進駐軍を派兵して親露政権の衛星国を樹立する必要があるでしょうね。
ウクライナ軍が徹底抗戦するなら、ロシア軍もいずれはリヴォフまで攻略することになるでしょう。まあ、そこまでウクライナの継戦能力が持つのかは、怪しいかもしれませんが。
>4州国境などの不思議なライン
このラインをロシアの多くの首脳が明言しているからです
> ロシアが仮に進撃をやめてもNATO加盟や対露制裁などの問題は
何も解決しません。
逆にオデッサとリヴィウをロシアが取ったところで、ウクライナ
や欧米との問題は、少なくとも数十年は解決不可能でしょう
ロシア政府はそれを認識していますよ
欧米NATOの空約束が無意味なのはその通りですが、
であるならば、ドニエプル大河を渡河してまで進行する意味は
乏しいのです。なぜなら欧米が性懲りも無くウクライナに
軍事支援を続けた場合、補給・防御が困難だからです
ドニエプル大河を背にした補給・防御が困難なのはヘルソンで
よくわかっているはずです
オデッサは沿ドニエストル共和国への陸の回廊とウクライナを
内陸国にすることができるので、ロシアは取るに違いない、
これもロシアが取りにくる理由としては弱いと思います
そもそも先の理由で陸の回廊にならないし、「オデッサの虐殺」
で親露派住民はほとんど逃げましたし、ウクライナを内陸国に
するのもロシアの目的としては2次的なおまけ目標でしょう
モルドバ共和国がロシア系住民に対し、攻撃を始めた時に問題に
なる話ですが、現在のモルドバ世論は台湾同様2分しています
リヴィウに至っては、親欧米派住民ばかりで産業も農業しかないし
多大なコストを払って制圧・戦後統治する意味がないですな
ドニエプル川を挟めばウクライナには渡れませんが、ロシアには簡単に渡れます。
東岸を完全確保すれば、逆渡河を防ぐ軍を残して、ベラルーシに軍を回すだけです。
ヘルソンから攻める理由はないのです。
話はずれるがオデッサの虐殺はウクライナ支援者を名乗るなら知っていてほしい
確かに2022年秋には、ロシア軍がヘルソン州のドニエプル川西岸から撤退しました。しかし当時と今では、両軍の戦力比が相当に変化しています。だから今後、ロシア軍がドニエプル川西岸へ進撃することが困難であり続けるとは、限らないのでは。
独ソ戦当時のソ連軍は、1943年にドニエプル川西岸へ渡り、1944年春にはウクライナ西部のほとんどを支配下に収めました。
ロシア軍も、今後やろうと思えば、ウクライナ西部を攻略することも十分可能です。
NATOの支援がどうにか続いたとしても。
これまでは、ウクライナや米欧側が紛争を停めるためのムーブをまともにしてきませんでしたし数少ない機運も無下にしてきましたので、ロシアも「当然継続」でした。
ただ、トランプ政権への移行により本当に公言通りに終戦や停戦に向けて動き始めるのであれば、それを完全無視してしまうのは流石に中立国などの心象を損ねてしまいます。
トランプに対しプーチンが「対話の用意あり」を早速示したのもそういった配慮によるものでしょう。
もちろん、実際に「締結されて発効となる」その瞬間までは手を緩めることなく攻勢を続けるでしょう。
ロシアがいつまで続けるかは、ひとえにウクライナと米欧の潔さ(スパッと明け渡すか)次第、ですね。
なお、(主にウクライナがゴネるなどにより)対話がウダウダ長引いた場合、中立国などは体面上双方を批判するでしょうが、特に非欧州の国における内心はロシア寄りでしょうね…ロシアの要求がいくらなんでも度を超えるのでない限りは。
戦況悪化
支援先細り
兵士不足
もう無理なんだけど人間は合理的ではないからな
ようやくボブジェダとコスティアンニフカの中間が制圧されT-0524が開通しましたが
ここからダルジニエまでの畑が海抜140~150メートル、アントニフカやクラホヴェの川沿いの都市が海抜120~130メートルと若干小高い丘になってるようでした。
また航空写真でも視認できますが、この中間に森林が残っているためウクライナ軍の陣地があったことも推察されます。
わずか20メートルほどしか高低差のない平地のような陣地でもこれだけ長く保持されていたところを見ると
ウクライナ側が常々口にしている「陣地さえ構築できていれば守り切れる」というのも全くの嘘ではない気がしています。
オデッサがどうなるかは、米英があくまでもロシアを今少しでも削ることに拘泥して「オデッサが陥ちていないならば停戦はありえぬ」と力責めを強いるならば、ロシアは他の必要な地を押さえてからの最終段階としてやむなくその通りにする…そうなるか次第と考えています。
もっともそれではトランプ発言は嘘っぱちだったになりますが。
そうであるがゆえに、バイデン一味が最後っ屁で余計なことをする可能性のある地の1つではあるのでしょう。
オデッサについては、「NATOとトルコ」の関係が要になるかと思います。
黒海貿易に利権を持つトルコにとっては、EUとロシアの双方とイスタンブール、イズミルを繋げる港としてオデッサとの関係を維持したい。そこに英米の立場が邪魔になるなら、トルコはロシア側に寄っていくことになります。
また、イスラエルがレバノン領へ進軍したことは、“トルコ方面”へイスラエル軍が進むことを意味しますので、トルコでは反イスラエル感情が急速に高まってもいます。NATOとしてもイスラエルが“トルコ領”に攻撃してしまう可能性が高まることは歓迎されません。その狭間で、英米土は中東とドナウ川方面を繋ぐ小アジアの外交バランスという要素も兼ねて、クリミア、オデッサ、沿ドニエストルの処遇を協議していくことになるかと。
ロシアはもちろんウクライナもやる気いっぱいに見えるので、いくらトランプでもアメリカ単独で終戦の舵を切らせるのは無謀に思います。
働きかけるせめて国際会議で西側諸国と協調してという形になるのではないでしょうか。
ロシアとしてはまず誰が決定権のある交渉相手なのかをはっきりさせてもらわんと話にならん、でしょうね。
ウクライナの任期切れ大統領はプーチンとの交渉を禁止ということにしてしまってますし。
この感じだと11月も侵攻以来最大の占領範囲になりそうだなあ
ロシア軍はここ最近後方へのドローン攻撃の頻度も激増させてるけど何を狙ってるんだろ。それがどの程度前線に影響してるのかも分からない・・・
ロシアの安いドローンに狙われるウクライナの貧しいインフラを守るために、アメリカ製の高価な迎撃ミサイルがアメリカの軍事支援金で使われ続けるということを、かつて軍事支援を渋った共和党に改めて見せつける意図が多めかなと思っています。ウクライナがこれ以上電力インフラを破壊されることを許容できない以上、効果的に迎撃ミサイルを消耗させることができる“動かぬ的”となりますので。【万一】が怖い状況下では、“確実に”ドローンを迎撃したくなってしまいます。
「実物」の破壊も当然狙いではあるでしょうが、偵察ではなく攻撃のドローンを後方まで飛ばせるのだというプレッシャーによる「戦意」の破壊も目論まれているのかなと思います。
これ、ロシア軍はアンドリーフカで合流する予定なのかもしれない
だとすればポクロフスクを無理に攻めるより、余程合理的な選択だ
いずれポクロフスクに左側からも回りこんで補給が断てるだろうし……
しかし、クルスクが霧すぎる……
退却しているウクライナ兵はどこに集結してるんでしょうね
動員している兵はどこに?
自分も、仰る点が気になっています。
懲罰として最前線に送られた話しもありましたが、集結・再編をどのようにどの程度の時間をかけているのかなと。
退却時に砲・弾薬・故障車輛などの各種装備、大体どの程度を喪失しているのも気になっています(あまり情報が出ていない気がしています)。
情報、天候共に霧がかった状態で機甲突撃はかなり考えられた戦術かと思います。敵も味方もドローンが使えないなら、ドローンとは相性の悪い陸戦の王様を出すことにしたんでしょう。
ロシア軍は文字通り「易きに流れてます」よね。
(ここはちょっと抵抗強そうだな……)って所ではあっさり戦線維持に止めて、もっと楽そうな所から取っていこうというのが徹底されてる。
重要拠点陥落での政治的ダメージにもうゼレンスキー政権が耐えられないとみて、ポクロフスクなどを狙う様子を見せながら明らかに兵隊がいないか少ない所から取っていく。何をロシア軍がやっているかわかるだけにウクライナ軍側が苛々する展開でしょうが、それをわざとやっている。勿論、我慢できずに拠点防衛部隊から割いて他の地域を救援に行ってもいいのですが、それこそロシア軍が待っている可能性があるのでうかつに出来ない。
そうしているうちに包囲体制を作って面制圧していく。
淡々と冷静にやっている。少なくとも作戦司令部は。
それで見えないクルスクの方ですが、これは大体ウクライナ側が不利なのでは?くらいしかわからない。
もしも有利な状況なら少しでも戦意をあげたいウクライナ政府側には選択の余地無しでその旨発表するしか無い。今ですらクルスクの状況には疑心暗鬼が市民側にウクライナ側にあるのは報道でも隠せていません。
一方ロシアは「ロシア側の発表は全てあてにならない」と西側が頑張るのが最初から決まってますから、「じゃあわかってる分だけでも発表はしないね」で押し通してもいい訳です。
ロシアは自分達が優勢なら別に状況の説明をする必要が無い。なんなら「実は既にほぼ全部追いだした」って後でスッと報告する方がウクライナにも西側にも大きなダメージが入ります。
一方ウクライナは吉報自体がとにかく必要な状況ですからそれがあるなら出すしかない。
こういう立場の違いがありますから「知らせが無いのは悪いニュース」なのです。ウクライナ側にとっては。
逆にロシアが劣勢でもロシアとしては報道したくないでしょうが、ウクライナ側なら大喜びで報道する選択肢しか無いので情勢自体はウクライナ不利っぽいってのだけはわかるんですね。
蓋を開けてみたらどんな事になっているのやらという感じです。
知性を全く感じない文章だな
頭悪そうなヤツに限ってなぜ長文を好むのか?
知性ねえ。。。
なかなか勇気ある言葉を使う御仁だ。