DEEP STATEはクピャンスク方面について13日「ロシア軍がパイプライン経由でラドキフカ郊外に兵士を送り込んでいる」と報告したが、14日も「ロシア軍がクピャンスク北市内の墓場付近、テレビ塔付近、市場付近を占領した」と報告し、クピャンスクを巡る直接的な戦いが本格化した。
クピャンスクを巡る戦いは「オスキル川を渡河した歩兵戦力のみによる西岸地域からの都市攻略」という点で非常に特殊
DEEP STATEはクピャンスク方面について13日「ライマン・パーシイからパイプライン経由でラドキフカ郊外に兵士を送り込んでいる」と報告していたが、14日「ロシア軍がクピャンスク北市内の墓場付近を占領した」「ロシア軍がクピャンスク北市内のテレビ塔付近を占領した」「ロシア軍がクピャンスク北市内の市場付近を占領した」と報告。
クピャンスクを巡る戦いは「市郊外に足場を築く戦い」から「市内に足場を築く戦い」に移行しており、DEEP STATE基準でも「ロシア軍は安定的な足場を市内に確保している」となるため「都市を巡る直接的な戦い」が本格化したと解釈するのが妥当だろう。
但し、効果的な包囲を完成させず正面から攻略を試みたバフムート、アウディーイウカ、トレツクでは完全占領までに膨大な時間と損害を被っているため、クピャンスクでも同じことが再現される可能性もあるものの、スジャでは光ファイバー制御のFPVドローンで兵站ルートを遮断することに成功したため「物理的に包囲しなくても兵站ルートを遮断できる」と証明されているが、ポクロウシクでは同じ手法による兵站ルートの遮断による間接な包囲が決定的な効果を上げていない。

出典:Минобороны России
クピャンスクを巡る戦いも「オスキル川を渡河した歩兵戦力のみによる西岸地域からの都市攻略」という点で非常に特殊で、これを支援するドローン部隊、砲兵部隊、航空戦力という要素があったとしても興味深い戦場環境だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України





















