DEEP STATEとRYBARは2日夜「ロシア軍が東部戦線の様々な方向で前進した」と、特にDEEP STATEはトレツク市内ついて「グレーゾーンがジェルジンスキー鉱山のテリコンまで伸びた」と報告、視覚的にもウクライナ軍がテリコン斜面を登るロシア軍兵士を攻撃する様子が登場した。
参考:Мапу оновлено
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DEEP STATEは説明なくオスキル川西岸の評価を変更したが、グレーゾーンは維持
RYBARはハルキウ方面リプシ方向について「ライボケ周辺では数ヶ月間に渡って激しい戦闘が続いており集落南郊外は廃墟になっている」「ウクライナ軍は装甲車輌で集落侵入を試みているものの、UAVや空軍の支援を受けた歩兵が撃退している」と述べたものの「ウクライナ軍がライボケ方向でロシア軍を押し戻した」と報告した。
RYBARはボルチャンスク市内についても「空軍の攻撃で敵を部品工場一帯から追い出したが我々も足場を築くことが出来ずグレーゾーンになっている」「ウクライナ軍は11月に市内で反撃を開始し、ロシア軍は幾つかの陣地から撤退を余儀なくされた」と述べている。
DEEP STATEはクピャンスク方面ドヴォリチナ方向のオスキル川沿いについて24日夜「ロシア軍がドヴォリチネからボートでオスキル川を渡河し西岸に上陸した」「これは写真撮影のための渡河ではなく我が軍の陣地を占領したのだ」と、26日夜「ロシア軍がノヴォムリンスク集落に侵入した」「ロシア軍がオスキル川西岸の足場を広げた」と、30日夜「ロシア軍がオスキル川を渡河してドヴォリチナの南に足場を築いた」「ロシア軍がノヴォムリンスク近郊からフィホリフカに前進を試みたが失敗した」と報告していたが、何の説明もなく西岸にあったロシア軍の足場が縮小した。
DEEP STATEは説明なくノヴォムリンスク付近のロシア軍支配地域を削除し、ドヴォリチナ付近のロシア軍支配地域を縮小したが、ノヴォムリンスク付近とドヴォリチナ付近のグレーゾーンは同じ範囲で維持しており、ロシア軍がウクライナ軍の反撃で足場を失ったのか、それとも前線位置が過大評価だったのかは不明だ。
DEEP STATEはトレツク市内について「トレツク市内のグレーゾーンがジェルジンスキー鉱山施設内で広がった」「トレツク市内のグレーゾーンがジェルジンスキー鉱山のテリコンまで伸びた」と報告、特にザバルカ西地区からテリコンまで伸びたグレーゾーンの長さは1kmを越えている。
視覚的にもウクライナ軍が手前のテリコン斜面=Ⓐを登るロシア軍兵士を攻撃する様子、ウクライナ軍が奥のテリコン斜面=Ⓑを登るロシア軍兵士を攻撃する様子が登場、どうやらロシア軍はジェルジンスキー鉱山のテリコンに取り付き始めているようだ。
DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴェ方面について「ロシア軍がプーシキンの南で前進した」「ロシア軍がスターリ・テルニー集落内に侵入した」「ロシア軍がクラホヴェ東郊外で支配地域を広げた」「グレーゾーンがスキ・ヤリ方向に広がった」と報告。
DEEP STATEは過去「捕虜への尋問によって敵の目標がスターリ・テルニー到達だと判明した」と言及していたが、この一帯を取られるとクラホヴェ火力発電所はロシア軍に見下される格好となり、クラホヴェを守るウクライナ軍にとって深刻な影響をもたらすだろう。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ノヴィ・コマール方向の前線位置が判明した」と述べて「ロシア軍がノヴィ・コマール方向で前進した」「ノヴィ・コマール方向にグレーゾーンが伸びた」と報告。
どうやらロシア軍はノヴィ・コマール集落内に現在も存在し、T-0518とO-0509の通行を遮断し続けているようだ。
これを早急に排除できなければヴェリカノボシルカ、ヴレミフカ、ネスクチネ、ストロジェベ、マカリフカ、ブラホダトネの兵站ルートはO-0510に限定される上、既に同ルートはロシア軍の火力管制下にあり、モクリ・ヤリー川西の高台も徐々に侵食されつつあるため、低地に位置する集落群の保持は極めて困難になるだろう。
追記:ウクライナ軍はロシア軍のザポリージャ州に対する攻撃開始日=D-dayを12月5日以降と予想しているが、RBC-Ukraineの取材に応じた関係者は「既にロシア軍は何度もD-dayをスキップしている」「12月5日以降も確定したD-dayとは言えない」と述べており、この攻撃作戦の目的は州都ザポリージャを砲撃圏内に収めるまで前進することらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:Бригада “ХИЖАК” при Департаменті патрульної поліції.
チャシブ・ヤールではロシア軍が押し戻されたような情報もあります。
クピャンスク近くのオスキル川西岸は、ロシア軍を撃退したならウクライナが黙ってるはずがないので、ロシアは元々長居する気がなかったか、ウクライナ軍の増援が来る前にさっさと引き上げたのでは。
ウクライナもドニエプル川東岸やクルスクで、拠点を無理に維持するんじゃなくて守りの弱い場所を襲撃して、反撃が始まる前に引き上げる。を繰り返した方がロシアに負担だったでしょうに。
ヴェリカ・ノボシルカ付近の戦況図をクリックしても、拡大出来ないの自分だけ??
ページのコードにおかしな部分は無いから、サーバーサイド側?
何はともあれ、増え続けるるデータの処理・まとめ作業いつもありがとうございます
これでザポロージェ方面で攻勢始まったら、管理人さん過労死するんじゃなかろうか……
ずいぶん簡単にテリコンに取りつかれていますね。取られればトレツクのウクライナ軍の終わりが始まるでしょうに。トレツクはザバルカ地区での反撃後別方向から押し込まれていましたが、それの延長でしょう。バフムートの戦い初期でも見られた反撃を当初はうまくいかせるものの、深追いして事態をかえって悪化させるウクライナ軍の悪い癖が繰り返されているのだと思います。
開戦後軍を急速に拡大させたウクライナ軍は士官の不足が問題になっていましたが、おそらくこの稚拙な反撃もそれが関連しているのでは。基本的な両翼包囲の繰り返しで前進を続けられているロシア軍との差は否めませんね。
ザバルカ地区のグレーゾーンが実際はもうロシア軍が抑えたと考えるべきなのかもしれませんね
ここのテリコンを抑えられると他の都市同様にドローンの活用範囲が逆転するので、トレツクはもう抵抗するのは無理になるでしょう
オワタ
>ザポリージャ州に対するD-day
と言っても別にロシア側がそう言っている訳でも無く、単なるウクライナ側の思い込みに過ぎませんから。
ロシア側としてはむしろ「やるぞやるぞ」と小規模な威力偵察や爆撃を行い、ウクライナ側の緊張を強め続けてウクライナ側の力疲弊と部隊のザポリージャ方面への移動を誘い、その間に手薄になった他所の前線を推し進めたり。
攻撃を緩めて「やっぱりやらないんじゃないか?」と気を抜いて他方面への戦力の引き抜きとローテーションしようとする隙間を狙って一気に侵攻して前線の押し上げを行う。
と幾つかの手段が取れますから。別にじっくりと構えてても問題無いです。
トランプがどう出るにしろ、時間はロシアの味方ですから。
最近のウクライナ軍の疲弊はヤバそうですね
以前と違い、進入してきたロシア軍の小規模部隊を押し返す確率がどんどん低下してる
最初の画像、まさに絵に描いた様な冬の戦場つて感じだね。
本当ですね寒々しく無機質な感じが季節も相まって雰囲気出てる良い感じの写真ですね。
ここから建物が瓦礫に変わると「俺達は何を間違えた?どうしてこうなっちまったんだ…」感がたまらない映像になりそうです…
これはトレツクの命運も尽きかけているといってもいいでしょうね…ここまで保ったと言うかここまでしか保たなかったと言うかは人によるでしょうが
アルテーモヴェやニューヨークを失ったペースから考えると、よく守ったと思います。
ただ、コンスタンティノフカへ至る最重要拠点であることを考えると、ウグレダールの半分くらいはもって欲しかったところ。
おかわりを注ぎ込んで一旦は押し返したらしい上での結果となると…ですかね。
ロシアお得意の花いちもんめにやられてしまったのでしょう。
ノヴィコマールはもうだめでしょうね
クラホヴェは今少し持ちこたえそうですが、あんまり耐えると川沿いの集落群が孤立するので引き際を見定めなければなりません
ロシア軍はもうちょっときれいに遮断してから取り付けば楽ができるでしょうに
>「既にロシア軍は何度もD-dayをスキップしている」
ウクライナ側のテキトーな予想が
外れただけなのでは
なんだろう・・・傍目には、いつもどこかで浸透されてるので
「毎日がD-day!!」って感じに見えますね
「ロシア軍に見下される格好」
まあ「みおろされる」なのはわかるんですけど、最近の体たらくだと「みくだされる」でも違和感ないわ。
トレツク、テリコン次第なのでしょうね。
クラホヴェは、北側のポケットが埋まっており、西側の退路が気になっています。
ヴェリカノボシルカ北側、少数と思いましたが、排除はもう無理そうですね。
ヴェリカノボシルカの防衛が、どこまで持つのか注目したいと思います。
形みたらわかる
だいぶウクライナ支配されてる側
押されてる
いりくんでる差が酷いうえ
散りばめられたら終わり
危ないよ