ウクライナ軍とロシア軍のバフムート市内を巡る戦いは激しさを増しており、市内で戦うウクライナ軍最後の抵抗拠点と言える「アパート密集地帯(街の西端)」にロシア軍が3方から迫っている格好だ。
MiG-17モニュメント周辺は依然としてウクライナ軍が保持、退路を断たれる恐れはないものの市内からの後退スピードは早まっている
バフムート市内のロシア軍は前進を続けており、両軍のグレーゾーン(推定交戦地域)が街の西地区で急速に拡大、登場した視覚的証拠もロシア軍の前進=ウクライナ軍の支配地域縮小を裏付けている。
バフムト川の支流沿いにあるRose Alley近くの建物=Ⓐを破壊した視覚的証拠が登場、恐らく同拠点周辺の支配は徐々にロシア軍側の手に移っている可能性が高く、Ⓑ周辺の線路をロシア軍が乗り越えて行き来しているため第三中学校周辺でもロシア軍が支配地域を拡大させている。
街を南北に貫く線路沿いのⒸでもロシア軍の存在が視覚的に確認され、街の西端にあるアパート密集地帯に3方から迫っている格好だ。
Ось справжнє обличчя сучасного,російського фашизму.Вони перетворюють місто на руїни та попіл, безперервними ударами авіації та артилерії,бо за 9 місяців штурмів,поклавши десятки тисяч “гарматного м’яса” не можуть його захопити…
Бахмут тримається,тримаються Титани
Бахмут це 🇺🇦 pic.twitter.com/MTutGLnS6H— Мисливець за зорями (@small10space) April 17, 2023
但し、MiG-17モニュメント周辺=Ⓓは依然としてウクライナ軍が保持しており、ロシア軍に退路を断たれる恐れは今のところないが、市内の陣地から後退を強いられるスピードは「早くなっている」と感じる。
因みに他の戦線で特筆すべき前線の変化はない。
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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр
これはどう見るべきか…
ロ軍はウ軍を押し出したとも言えるけど、ウ軍も囲まれることなく迅速に後退戦をしてるとも言える。ロ軍はバフムートを掌握しつつあるとも言えるが、投入戦力の割にはかなり時間や戦力を消費している
ロ軍の懐は分からないし、ひとまず次のウ軍の一手を見てからの判断かな
ギルキンは「ロシア軍はガードを上げたウクライナ軍をその上から殴り消耗している」と評しているし
プリコジンもワグネルは消耗しているサインを出していますから、個人的にはもうバフムートはそこまで心配してないです。
ウクライナも西側から得た機甲戦力を戦力を投入して、消耗している様子もないので。
ロシア側からすれば、人間も物資も再生産できるが、土地を新たに創造することは不可能であるから何万人死のうが土地が増えることは、長期的に利益が大きいと考えるのだと思います。
ウクライナから見ればロシア軍に多大な人的物質的損害を与えても領土を奪われてしまい純粋な損失であり、奪還にはさらなる犠牲を伴いますから辛い状況ですね。
ロ軍の支配地域が増えて彼らが有利になったと見るか、あるいは防衛地域が増えたことでロ軍の補給線や兵装の配備範囲が広がり、見つけやすいと考えるか…。でもバフムートほぼ焼け野原やしな…。
どちらにせよ、奪還作戦は辛くなりますな。
封建社会かな
もしロシアがそのように考えているのであれば、物凄く不幸な錯誤ですね
土地が余っていて人が足りない国が、何も産み出せない瓦礫まみれの焦土を得るために、貴重な人材と経済成長の為の資本や機会を失うわけですから。
戦争が続く限り(或いは講和後も)ロシアは占領地から税収を得るどころか莫大な税を投入しなければならず、出生率低下を緩和させ、多額の納税をしたであろう働き盛りの若者を失い続け、外国との貿易を制限され、外国資本は引き上げられるわけですから。戦争をした利益が戦争をしなければ得られたであろう機会損失を上回ることはまず考えられないです。
むしろ撤退の判断がはやいことに安心した。
終盤で無理に粘っても意味がない。
元々バフムトで粘っていたのは反抗のための時間稼ぎでしたからね。
西側の戦車が届いて戦力が整いつつあること、今は泥濘期でバフムトを放棄してもすぐにロシアの戦線は拡大しないことから撤退の速度を速めているのかもしれません。
それに西側の高地を残しているので、ロシア軍が市内を占領してもウクライナ軍は有利な位置から砲撃を加え続けることができます。
Twitterではそろそろウクライナ側で動きがあるとかないとか噂になっていますね
火のない所に煙は立たんと言うしそろそろなのかもな
あれだけの規模だと隠し切れないだろう
例の機密文書の流出で反攻作戦が遅れる結果、作戦開始までのバフムトでの主力の拘束が無意味になり破綻したという感じかなぁ……
ここを取られると半年後に辛くなるだろうね
次の発表は真偽はともかくとして、バフムトで長期間敵を拘束し犠牲を払わせた上ウクライナ軍は安全に後退したという筋書きかな
状況聞いてる感じだと、割と綺麗に撤退してるようなので防衛線を引き直し(バフムトから出さないようにする)か、新たな発火点を作るんじゃないですかね。
あとは、例の如くロシア空挺軍が最後の締めで作戦に参加してるようだし、単純にウクライナ側にとって割に合わない状況になったか。
如何せん機密文書についてはオリジナルとされるものもロシア軍の損失がやけに少なく報告されているので、信頼性の観点からあれが決め手とは思わないかなぁ…。今は戦場の霧は濃いから、攻勢が遅れてる理由も、後退の理由も時間をかけるか、複数ソースで考えるしかないと思う。
改竄されてるロシア軍一万、ウクライナ軍七万の死者以外の部分は概ね事実でないかと思うがな
高官から軍上層部まで半ば失態を認めてるのに内容を認めないのは些か往生際が悪いかと
どちらかといえば悲観的なレポートだが別にウクライナが一方的に不利って内容でもないしウクライナ擁護の人たちもそこまで必死こいて否定しなくてもいいのに
それは改ざん部分ですね。
個人的に引っかかったのは戦況把握が実態とやや乖離があるのでは?と言うところ。ロシアの車両損失がオリジナルだと6004両くらいなんですよ。
ただ、実際にはOryxの視覚情報では鹵獲・損傷・放棄含めれば1万近く(現在は1万を超えている)あるのであそこに書いてるものが全てが全て真実なのか?と言われると素直に首を縦に振りにくいところです。
それはそれとして、あそこに漏れた大枠は事実だとは思いますよ?ただ、陸将だった方の推測や英国の国防省の発表等とも両軍の損害に隔たりがあるので全てを鵜呑みにするのはどうなんですかね。と言う話です。
細かいニュアンスなので伝わるかは分かりませんが、個人的見解としては全てを真実と捉えるのは疑義があるに留まります。
普通に考えてoryxが過剰に計上してるだけだろう
「普通に考えて」の根拠が何一つ示せていませんが…
Oryxは客観的な視覚情報に基づいて計上しており、それこそ普通に考えれば実態に近いのはOryxの方でしょう。
機密文書については、米国は流出の過程で一部改ざんされたとみていることは周知のとおりです。
ウクライナに有利な部分は真実で不利な部分は改竄と
ネット投稿の写真から推計してるだけのやつと撃破報告受けてるウクライナ軍を比べて前者の情報の方が正しいとかそれこそウクライナを馬鹿にした話だろう
・Orxyは車両以外の兵器損失もカウントしています。
・「地上車両」がどこまでの兵器を含めているのか不明(トラックやジープも含めているのか?)。
装甲戦闘車両だけの損失数ならOrxyも6,000両程度になります。
Orxyはイギリス国防省も参考・引用しているOSINTなので、「ネット投稿の写真から推計してるだけの奴」よりは信憑性がありますね。
そして、ロシア軍はウクライナ軍よりもっと多くの撃破報告を受けているだけです。
ああ
だからイギリス国防省の発表ってふかしというか間違いだらけなのね
特に根拠も示さずに「間違いだらけ」と申されても困りますが、ロシア軍はウクライナ軍よりも多く(約3倍)の撃破報告を受けていることは理解して頂けたようですね。
>>装甲戦闘車両だけの損失数ならOrxyも6,000両程度になります
例の文書の数値と合致しとるって自分で言うとるやん
やっぱ結構信用できる値って自分で結論でとるやんw
出回ってるなかで改ざん前と思われる文書ではウ軍16000~17500、ロ軍35500~43500でしたね。
わりと現実味のあるキルレートですが、思っていたよりは両軍とも少ないなという印象でした。
そもそも論で言えば、バハムート北のベルヒヴィカ・ヤヒドネと、
南南西のクリシュビカが陥落した時点で、ウクライナはイワニスキー
まで防衛ラインを下げるべきでした。戦略的撤退とはそういうことです。
それをしなかった時点で、ウクライナは損害おかまいなしのバハムート
の事実上の「死守」を決定したわけです。
脆弱な補給路は猛烈な砲撃に晒され、市内は三方から攻め込まれ、Sam
は枯渇し、大型滑空爆弾・テルミット焼夷弾を好き放題打ち込まれる、、
市内のウクライナ軍は絶望的な戦いを強いられているでしょう。
これだけ甚大な損害を出して、何の時間稼ぎがウクライナはできたのか?
夏にははっきりするでしょう。私はウクライナの反攻作戦は破綻したので、
人員・装甲車両・自爆ドローン他もろもろの体制が整ったロシアの大規模
作戦が、早ければ5月末から展開されると考えます。
ウクライナがどこまで持ち堪えられるか?ということに興味がありますね。
最大限ウクライナに大甘に見積もっても、来年の夏には継戦能力を失うと
思いますが、まず今年秋の泥濘期まで持ち堪えられるかがポイントですね。
>私はウクライナの反攻作戦は破綻したので、
人員・装甲車両・自爆ドローン他もろもろの体制が整ったロシアの大規模
作戦が、早ければ5月末から展開されると考えます。
私もウクライナ軍の反攻作戦は無いと考えますが、機密文書の漏洩で破綻したと言うよりは元々補給に問題(特に砲弾)が有って見送ったと考えています
一方ロシア軍ですが、現状で十分な装備が整っている証拠が見られないので再度の侵攻は当面難しいのでは?
それに、もし仮にロシア軍が大攻勢に出たとしても調子に乗れば「NATOが空軍をウクライナヘ介入させて侵攻中のロシア軍を撃破する」可能性が高まるので、ロシア軍に取ってもギャンブルだと思います
NATO空軍の作戦範囲をウクライナ領内限定にしてロシア領内への攻撃はしないと言う条件で有れば、これまでの経緯から考えてロシア側からの核報復も難しいでしょう
NATOの直接介入は無いでしょう。
今までもロシアは「ロシア対NATOの戦い」と喧伝していますが、これはロシア国内へのプロパガンダとNATOへの牽制の意味合いが強いでしょう。
ただし、作戦地域限定にせよNATO航空戦力がロシア軍への直接攻撃を行えば、ロシアは屈服せずに大義名分を得て総動員体制に踏み切れるし、NATOの対応を冷やかに見ている国の多くがNATO非難に転じる可能性が大きいと思いますよ。
何よりも法の秩序を重んじるNATO諸国が、国連安保理決議も無く、防衛義務も無いウクライナのために血を流す決断をするとは思えない。
私は「ウクライナが危機的な状況になったら」と言う前提条件は有るものの、NATOの介入と言う選択肢は排除出来ないと考えています
何故なら、ここでウクライナが負ければ現実を見ていないプーチンはバルト三国あるいはポーランド辺りへ侵攻作戦を始める可能性が有り、そうなったらNATOは加盟国防衛の為に行動する義務が生じます
当然、それは核戦争になる可能性も高まります
それを阻止する為には、最悪の場合ウクライナへのNATO介入も選択肢に上がって来ると考えるのが自然でしょう
全く自然じゃないと思いますよ。
ウクライナが敗北したらNATO加盟国が攻められる可能性があるからロシア軍を攻撃しますって、ロシアがウクライナ侵略を正当化するロジックそっくりですよね。
如何なる理由付けをしてもNATOがロシアを攻撃すれば、核を含めた全面戦争に繋がる可能性大ですし、中国がロシアを軍事支援する大儀を与えるだけでしょう。
NATO内だって一枚岩にはなりませんよ。
下手をすればトルコ·ハンガリー等離反する国が出てNATO自体が滅茶苦茶になりますね。
いや、流石にロシア軍の大攻勢は無理な気が……
ガーキン辺りはロシア軍に一点以上の地域で攻勢に出る能力は最早ないといってますし
アメリカの流出情報だとロシア側の損失車両が3月頭時点で6000、投入可能な地上戦力の九割投入済みって話ですし、航空戦力が残っているのは注目はするべきでしょうが
正直な所、バフムト抜いても次の都市で半年くらいダラダラしてるだけになるような……
>私はウクライナの反攻作戦は破綻したので、
>人員・装甲車両・自爆ドローン他もろもろの体制が整ったロシアの大規模
>作戦が、早ければ5月末から展開されると考えます。
反攻作戦を中止して守備に専念するのは、軍事的には正しい判断かもしれませんが、
これだけ宣伝している手前、支援国が納得しないでしょう。
(支援側は、いつまでも縛りプレイして、自国の戦力が消耗されるのに耐えられない)
それに、ロシアにとっては、攻守交替して守備に回れば、
ロシアの新兵とウクライナの精鋭の交換になるだろうから、
ロシアは一旦は守備に回ると思いますよ。
この戦争は長引けば、中国をバックに持つロシア側が優位なのは変わらないでしょうから、
ウクライナは一か八かやるしかないでしょう。
そして、反攻作戦が失敗した段階で、
和平(停戦)合意するというのが、大方の筋書きだと見てますけどね。
最近の西側のコメントからも、反攻作戦で成果が出れば、延長戦もあるぞって感じに聞こえますし。
その辺りが事実として、どの時期までが期限かによると思います
少なくとも既に約束した分の支援はするでしょうし、今年提供予定・購入納入装備だけでも相当な量になるので最悪10月11月くらいまでは防御に回っても問題はないかもしれません
今年の冬を越せるかだと思いますね。
ロシアは2024年3月の大統領選までに、確実な成果を出そうとするでしょうし、
戦況がロシア不利になれば、中国からロシアへの支援が増加するのは目に見えている。
それに引き換え、西側はインフレと利上げで経済がどうなるかわからないし、
アメリカは債務上限問題でごたごたするでしょう。
イギリスは政権が2回倒れて、もう積極的な支援は望めない。
>今年提供予定・購入納入装備だけでも相当な量になる
この辺りは詳しくありませんが、
一時期のような、西側の世論の絶大な支持は見込めそうにない。
時間の経過とともに、風化するのが世論ですから、ウクライナは今年が正念場と思います。
ウクライナ側が大規模攻勢に失敗して戦力がスカスカにでもならない限り、ロシア側は無理に大規模に戦力を投入するよりもバフムートみたいに局所的に攻勢をかけてウクライナ軍を消耗させることを狙うんじゃないかな
ゼレンスキーが前線まで来て死守の意思を示してネットでは○○holdsのミームが流行ることで、補給線が圧迫されても精鋭部隊が損耗してもウクライナ軍が引くに引けないハメに陥れば願ったり叶ったりで
ウクライナ側の反攻の延期=情報流出の影響という声もあるけれど、弾薬が枯渇したりして満足な戦果を挙げることが期待できないのが1番の理由では
一方で次の攻勢でクリミアとドンバスの連絡を切断するという姿勢を見せないと更なる支援も怪しくなってくるのがウクライナ側の苦しいところ
実態がわからない以上何が起きてもおかしくはないけどね
どうも私の「大規模作戦」という言葉がロシアが「快進撃」
を開始する!と言っていると誤解されてしまったようですね。
ロシアの体制が整ったので、軍事リソースをより広範に使えると
いう意味です。ウクライナ側も多層防御を整えているはずなので
戦線がすぐに動くと考えていません。早くて今年の夏には戦況
がハッキリと分かってくるのではないか?という話です。
反攻作戦はやるのでは
例の流出した文書ではヘルソンからドンバスの広大な範囲をロシア軍は約4万で守っていて、ウクライナ軍の反攻戦力は2万近くあったはずなので、そこまで戦力差はない。それと少し後ろ向きな見方をすれば嫌でもやってロシア軍を分断しないと撃ち負けしている状態が変わらないので今夏にはやるしかない。
あとは戦時体制に入った直後のロシアと欧米から戦車が供与された直後のウクライナとで戦力差が最も狭まってるのが今だと思うので、攻勢をかけない選択肢は自分は取らないと思う
相手側の占領地域に半分の戦力で攻め入るって割と無謀では?
戦力の実態がどうなのかによるかと
四万の数字は面を守る意味では大軍かと言えば微妙でして、攻勢側は手薄な地点から仕掛けることも出来ます
それに重火器の比率、兵士の個々の練度、部隊としての訓練具合も気になります。ウクライナ側は兎も角、ロシア側も流出文章が事実とすれば職業軍人の比率はもうそんなに高くないでしょうから、近頃はウクライナ側はロシア軍のレーダーや通信機材を最優先で攻撃しているという話があります、その辺りを意識しているのかもしれません
またウクライナ側はNATOの衛星と偵察機のおかげでほぼノーリスクで情報を得られること、占領地故にパルチザンによる各種支援が得られる点が挙げられます
正直な所、両軍の中枢にいるわけでもない我々では現状得られる情報では「やってみないと分からない」としか言い様がないですね……
まあ結果だけ見れば、親露派の人達はバハムトてウクライナを包囲殲滅と言っていたものの、そんな現象は全く発生せず、ウクライナは予想を超える期間バハムトで粘り、規律を保ったまま撤退したということになりますよね。
とは言え、このバハムトでの徹底抗戦がウクライナにとってプラスだったのかは、早くてもウクライナの反抗作戦が終了するまで、遅ければ戦争が終わらるまで分からないわけですが…。
包囲殲滅こそ出来なかったが退路は未だ射程圏内な上空爆までされてる
これで大損害はないは通らん
ちょっと前の報道ステーションで、第93独立機械化旅団のパシェンコ兵長という人が、我々は完全に包囲されていて、死傷者は多く、約束されていた援軍も来ない、といっていました。
バフムト中心市街のウクライナ軍は退却しつつありますが、それが果たして計画的な退却なのか、ただウクライナ軍の部隊が次々と砲撃や、爆撃でやられて壊滅しているのかは、地図上の矢印を見るだけではわかりません。
地図上ではバフムト市街西側にはロシア軍はいませんが、補給路となる道路はロシア軍に激しく砲撃、あるいは爆撃され、戦車や自動車の残骸が路傍に散乱している状態です。
他にもスパルタ旅団だとか、ナントカ旅団とかいうのがいるようですが、旅団といっても今、生き残っている兵士がどれくらいかはよくわかりません。
またこれからバフムト市街から脱出し、西のクロモヴェや、イワニフスキーに退却するにしても、滑空爆弾による爆撃や、TOS-1Aから連射される燃料気化ロケット砲弾の砲撃をかいくぐって、どれくらいの人数が無事に退却できるか、生き残れるかはまだよくわからないのです。
海外で訓練され新編成された旅団は、少年や老人、女性も多く、精鋭である第93独立機械化旅団のように戦えるかもわかりません。
ただの願望に基づいた「わかりません」「よくわかりませんが」4回も出てくるのは流石に酷い。
あなたいつも戦記漫画とゲームの例え話しばかりしてるけど、戦場に娯楽を求めるのを止めて、いい加減にウクライナの戦果やロシアの被害ともちゃんと向かい合った方が良いと思うよ。
わからなくて大変よくわかりませんが、わかりませんがわからないのです。
そもそもウクライナは補給路を攻撃されて包囲殲滅されると言われて、3か月以上経過しているのに、いまだに
組織的な抵抗と秩序だった撤退が出来ている時点で、ロシアの包囲作戦は機能していないと言えるでしょう。
この後も、ウクライナ軍は撤退するにつれて補給線は短く、陣地はより安全な高地へ移行するので、ロシアがバフムト市(市街地以外の郊外の丘陵まで含む)全域を占領するにはまだまだ時間がかかると思います。
240°から砲撃と空爆に晒されてもお門違いのスターリングラードやハルキウを例にあげてまだバフムト戦の勝敗は分からないって言ってたやつさぁ……
まぁこんなこと言ったら顔真っ赤にして長文書き込むんだろうけど
只、ロシア軍もバフムートの包囲殲滅は出来ていなくて正面から歩兵の犠牲上等のスチームローラー戦術で前進するしか無いって言うのが実情だと思いますよ
幾ら砲撃と空爆を繰り返してもキチンとした防護が出来ている陣地や建築物と言うのは、やはり最後は歩兵で制圧しないと行けないので、ロシア軍もウクライナ軍と同じ位に苦労していると思います
恐らく、5月9日のWW2対独戦勝記念日までにバフムートを制圧して国民を鼓舞したいと言うプーチンの我がままが今の状況を生んでいるのでしょう(他の戦線で大きな動きが無いのがその証拠)
ですので、ロシア軍はバフムートで勝っても次に繋げる攻勢が出来るとは到底思えないです(それをやってロシアが調子に乗ったら、NATOが空軍をウクライナヘ介入させてロシア軍を撃破する可能性が出て来る)
NATOが空軍派遣する訳ねぇだろ……
ロシアの大義名分が結果的に本当になっちまうんだから
そもそも国際社会において「●●をする訳が無い」と言うのは有り得ないし、ウクライナ軍の防空・航空戦力が危険なまでに低下すればNATOの空軍派遣も有り得ると思いますよ
例えば、ウクライナ国内では無くウクライナの周辺に在るNATO加盟国の航空基地から戦闘機を発進させてウクライナ領内に居るロシア軍だけを攻撃すれば、ロシアとしても報復し辛いと思います
それにロシアはとっくの昔に「この戦争はNATOとの戦いだ!」って宣伝しちゃっているんですが
あんたそれ主張して袋叩きにされて冬眠とかいって黙ってたのにまだ同じこと繰り返すのか
NATOの直接介入なんてあったら核戦争になるわ
ロシアは去年から「○○をウクライナヘ供与したら核報復」と言って置きながら一発も核を撃っていないので信用出来無いですね
勿論、ウクライナの戦況が極端に悪化すればと言う前提条件は有りますが、NATOの介入が「有り得ない」とは言い切れない状況には変わりが無いと思います(やらなくてもロシアに対するカードにはなる)
NATO介入はありえないしカードにもならない
そもそもそんな大規模に展開出来る空軍基地も近くになければモントルー条約で黒海に空母を入れることも出来ない
何でそんな拘るのだろう?
ロシア領は対象外ですって、併合宣言したウクライナ領に攻撃したらロシアにとっては自国への攻撃になるだろうし、何よりもロシア軍への攻撃は宣戦布告無き戦争突入と理解できませんかね?
なんか、する訳ないはありえないはまあ分かる。なんでも可能性0とは言いきれないし。
ただここで言われてるのは現実的に考えにくいってことだと思うんだよね。危険なまでに低下って基準が若干ふわっとしてるし、その理屈ならもう派遣しててもおかしくないわけで。
他で「行動の読めないプーチン」みたいな言い方してる割にウクライナの後のNATO加盟国侵攻は確信してるのもなんか変。
バフムートの勝敗自体は結構前から決着ついてたけど他戦線で双方動きが少ないのは気になるな
漏洩したアレが当てになるなら、効率的な戦線維持というよりは他を小馬鹿にしてた感じで、逆にバフムートのワグナーは評価してたということなんでしょう。
ハリコフ 宇7,250:露48,600(1:6.7)
バフムート 宇30,500:露29,000(1:0.95)
ザポリージャ宇8,000:露23,250(1:2.9)
あと、露は火砲を3/4喪失ともあるので、囚人兵でなければ動くのはイヤなんじゃないでしょうか。
そうでなければコンクリを植え込むよりは冬期攻勢を頑張ってたでしょうし。
実際に動いた海軍歩兵はメタメタにやられましたけど。
リンク
この記事のレズニコフ国防相の発言が一番気になるんだよなあ。
トルコ地震死者>ウクライナ死者?死傷者? みたいな表現の部分
トルコの地震って5万人程の死者出してるからそれよりはマシと言われてもメッチャ甚大な損害やんと思っちゃう。
(これでも過少報告してる可能性があるけども)
Rose Alleyが陥落したとすると、そこからクロモヴェにかけては低い住宅が連なるエリアでこのルートをロシア軍が選択して進撃した場合、ウクライナ側が盾にできそうな重要な建造物はもはや存在しない。クロモヴェ北の丘もロシアに抑えられたままなのでウクライナは厳しい撤退戦を強いられそうだ。
順当に行けば、ウクライナ側の戦略的(整然とした)撤収と思いますが。
地図を見る限りで、勝手な予想を言うと。
バフムトの南で、もうひと波乱ありそうな気もします。
イワニフスキーの南から東進し、バフムト南側のロシア軍(ワグネル?)
を部分的に囲って、打撃を与えられそうな気もします。
撤収経路を確実にする意味もあると思えます。
ウクライナ空軍に余力があると良いのですが。
ウクライナ空軍の余力ですか、スロバキアとポーランドからミグ提供決定したのと北マケドニアからの攻撃ヘリ(動くか不明のオンボロ)の供与は提案があるっぽいです
問題はパイロットですかね、ガーキンによると明確にウクライナ側のパイロットの練度は落ちているとのこと、最もロシア側もちらほら空爆自体はしているものの小規模でSAMがまだ生きているためにかなり危険な任務である事は変わらないようです
個人的にはロシア空軍がここに来て暴れ回っているのが気になりますね。FAB1500の使用も初確認されたようです。
ウクライナがF16を切望していたのは、SAMが枯渇してこの様な状況になるのを予期していたのかもしれませんね。
以前の露軍ミサイル生産量を見ても短射程空中発射型ミサイルへの注力は明らかだった。
ウ軍上空は危険だけど逆に言えば露軍上空は安全だし。これを使わない手はない。
ISWは露軍がミサイル不足で誘導爆弾を多用してるなんて言ってるがこれこそが露軍が1年かけて絞り出した現状打破案なのだろう。
JDAMが1つ2万ドルちょっとで作れるって事は生産性が高く要求技術も少ないって事だろうし。まさに露軍の求める兵器だよ。
ロシア側は爆撃機の損害もお構いなしで大盤振る舞いしてる。こういう状況だと砲爆撃に合わせて引き気味に戦わざるを得ないね。
ただ、それはロシア側空挺部隊の急激な突出前進も意味する為、突出したロシア軍精鋭部隊も砲撃を受けるエリアに踏み込む事にもなる。
その為、精鋭と物量を投入してるにも関わらず、割と地味な状況展開にもなってる様だね。
逆を言うと、ここまでのことをやってもこんな展開しか出来ない事からプリゴジンが匙を投げる様な逃げ口上を言い始めたとも受け取れる。こんな贅沢な包囲体制と投入状態なんか滅多に出来ないのに、これでも苦戦するのなら、ドンバス全域なんかそう簡単には解決しないよね。
希望的観測でいうと、
バフムト死守は反攻作戦と両立しないというアメ側との意見の違いは
要塞都市バフムト攻撃すれば損耗が激しくなるからあまりやりたがらないが、やれば反攻作戦が防げるとロシアに思わせて誘導するためのプロレス
機密文章漏洩も、ウソホント混ぜつつ、肝心な情報のところだけ嘘を書いてロシア軍に信じさせる謀略
何の根拠もないが、西側の頭脳が結集しているのだからそれくらい期待してもいい気がする
バハムトが要塞なのはあくまで市街地周辺の高地に多層的な防御陣地が構築されており更に隣接するソレダールと協同して防御を行うからです
ソレダールが陥落し周辺の高地も占領されてる状態では到底要塞とは言えない状況になっています
アメリカが撤退を示唆し始めたのもソレダールが陥落し周辺の高地の占領が進んだからですので
アメリカ側は本気でウクライナ側の損耗を心配したものと見るのが妥当かと
ウクライナ側に供与される旧式航空装備は主に共食い用と見られるし、ウクライナはそれらに携わった事があるエンジニアが多くいる地域なので他の国々と違って部品単位での仕上げ直しを行えるという話もあるね。
ロシアがウクライナを欲したのもソ連時代に軍事産業の集積地だったウクライナのエンジニアや設備が欲しかったからって話もある。なんせロシアはメンテナンスをまともに出来ない事で有名なお国柄なので…
あんな整備不良な戦車や軍用車両群じゃ、広大な東欧を荒らして走り回るなんて無理だよね?まず途中で止まっちゃう。その為にまずはウクライナを併合して、メンテ能力や補修部品の供給能力を大幅に向上させる必要があったんじゃないかって話。
ロシアは兵器の基本コストは安いんだけど、ランニングコストがバカ高いんだよね。すぐにあちこち壊れて補修パーツや整備員費用かかり過ぎるせいなのだとか。だから次々に新しい兵器を作るしかないって面もある。