DEEP STATEはドネツク州ポクロウシク方面について19日夜「ロシア軍がジュラフカ、メジョフ、スクフネを占領した」「ロシア軍が二ューヨーク市内の工場を占領した」と報告、ロシア軍支配地域がノボセリフカ・ペルシャの南でヴォフチャ川に到達した。
二ューヨークを巡る戦いは大勢が決したと見るのが妥当
DEEP STATEはドネツク州ポクロウシク方面について19日夜「ロシア軍がジュラフカ、メジョフ、スクフネを占領した」「ロシア軍が二ューヨーク市内の工場を占領した」「ロシア軍がフロディフカの南郊外で前進した」「ロシア軍がザヴィトネ方向に前進した」「ロシア軍がヤスノブロジフカ集落内で前進した」と報告。
ロシア軍支配地域がノボセリフカ・ペルシャの南でヴォフチャ川に到達、ディミトロフ方向のグレーゾーンもクラスヌイ・ヤルまで広がったという点でRYBARの評価とほぼ一致し、ロシア軍がザヴィトネ集落内=Ⓐで国旗を掲げる様子も登場したため、ロシア軍がヴォフチャ川東岸の高台をE-50方向に南下しているのが事実だと裏付けられた格好だ。
さらにDEEP STATEとRYBARは「二ューヨーク市内のフェノール製造工場をロシア軍が占領した」という評価で一致、まだウクライナ軍は市内の一部を保持しているものの周辺状況を加味すれば「二ューヨークを巡る戦いは大勢が決した」と見るのが妥当だが、DEEP STATEは二ューヨーク東郊外の評価を修正=ザリズナ川沿いのロシア軍支配地域をグレーゾーンに変更している。
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※アイキャッチ画像の出典:АРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗА
ロシアとの停戦は当分あり得ないでしょうからウクライナとロシアどちらが先に根を上げるかの勝負になってきましたね
ドイツ政府と防衛産業が先に根を上げる可能性も出てきているようです。
交戦当事国はともかく、支援している国々にとって、2年半を過ぎてなお「停戦は当分あり得ない」というのは厳しすぎる条件のようです。ウクライナ政権に支援国の民意への配慮があったためしもありませんし。
ドイツの防衛関連株が下落、新規のウクライナ軍事支援凍結と報道
[ベルリン 19日 ロイター] – 19日のドイツ株式市場で防衛株が下落している。同国財務省が予算上の制約からウクライナ軍事支援の追加申請を承認しないとの17日付の地元紙フランクフルター・アルゲマイネの報道が嫌気されている。
兵器製造のラインメタル(RHMG.DE)が3%下落。IRIS-T防空システム用レーダー製造のヘンソルト(HAGG.DE)が6%安、戦車用ギアボックス製造のレンク(R3NK.DE)が4%安。
同紙が今月5日付の財務省の書簡を基に伝えたところによると、ウクライナ向けの新規の資金支援申請はショルツ首相の要請で一切承認されない見通し。政府筋は「財源が空っぽだ」と述べたという。
なるほど。
ボディーブローのように効いていたパンチをやせ我慢していたがもうたちあれない訳か。
なし崩し的に他のNATO支援国のギブアップも増えてきそうだな。
ニューヨーク東郊外の掃討が終わってない=この方面に展開してた部隊が川を渡れず逃げ遅れてるっぽいな
だとしたら、また一部の部隊が勝手に撤退したとかって揉めそうですね。
ロシア軍をバタバタ撃退してるかのような編集して繋ぎ合わせた動画すらも最近出てこなくなったな
この東部戦線からロシア軍がクルスクへ引き抜かれないことにはやはり進撃は止まりそうにないですね。
ただたとえ引き抜かれたとしてもウクライナ軍も予備は殆どクルスクへ行ってるみたいなので、苦境は変わらない気がします。
逆にロシア軍以上にウクライナ軍の部隊がクルスクへ引き抜かれてさらに弱体化する可能性すらあります。
部隊の料理人まで戦闘に駆り出されてるらしいしな。
沖縄戦の末期みたい
ディミトロフ手前にはウクライナ軍の要塞がありますがなんかあっさり突破されそうな気がしてきます…。
ドネツク方面を守るウクライナ兵士たちのモチベーションが心配ですね。
すこし前までは「ヴォフチャ川あたりに第二・第三陣地が作られるはずだからそこで止まるじゃろ」みたいに思っていたのですが、防御陣地があったのかどうかすらわからないままここまで戦線が西に動いてしまいました
「クルスク攻勢のために数ヶ月掛けて準備した」というのが事実であるならば、アウディーイウカが陥落して西側に進軍され始めた頃からクルスクに向けて物資・マンパワーを集中しようとしていたはずですので、防御陣地建築がされてなかったのも宜なるかなという感じですね
ポクロウシクが戦場になるようになってしまうと、そこから北東にあたるコンスタンチノフカ~チャシブヤールを守っている余裕が無くなってしまいますので、だいぶマズい展開になりそうです
そういうことですか。
東部前線の軍は最初から切り捨てられてるってことですね。
高台で包囲された小隊に司令部が撤退の指示ださなかったのもなるほど納得。
この作戦を立案した人はなかなか、戦後の評価が楽しみです
クルスクから東に攻めて、東部のロシア軍を本国から切り離してしまえるなら良いが、無理だろうな。
それを狙うなら、ボルチャンスクに張り付いているウクライナ軍もクルスクに投入してもなお兵力が足りないでしょう。
単純に、ロシアの国土が分厚すぎます。
英国以外の欧州をほぼ制した第二次大戦時のドイツ軍にすら出来なかったことを、ウクライナ一国でやるのは無理筋ですね。
ナポレオンのフランスもお忘れなく
トレツクが、ニューヨーク陥落後に北上していく事を見据えると、3方向からの包囲されるような形になると思います。
トレツク防衛が、それに耐えられるような部隊・陣地(西側~南側)があるのか、素早く撤退するのか判断を迫られそうですね(日本人としては、陣地に竪堀があるため興味深いです)。
ポクロウシク=ディミトロフ前面、強固な防衛線(ゼレンスキーライン)があったのか迂回されたのか不明ですが、ゼレンスキーラインはプロパガンダ重視だったと結果論として考えています。
ウクライナはクルスク攻勢=東部防衛、ロシアはクルスク防衛=東部攻勢、両者の収支が泥濘期ころまでにはっきりと観察できそうですね。
そして泥濘期が終わったら冬将軍
日本の高温多湿も地獄ですが、これまた過酷ですよね。
極寒の野営は、キャンプですらも、やりたくないなと感じます…
ウクライナ側は援軍送ろうにもクルスクで釘付けにされてない?
ゼレンスキー大統領が、クルスク侵攻の目的を「露との国境に緩衝地帯を作るためだ」と正式に発言したようですが、それが真意かはさておき、ここまで東部で深く侵攻された上で作る僅かな緩衝地帯って、戦略的にはどのような意図があるのでしょうか?
ハリコフ侵攻時にプーチン大統領が「緩衝地帯を作る」と言いながら実際はウ部隊の引きつけが目的だったように、やっぱりウクライナ側も何らかの別の目的があるのでしょうかね。
こと軍事に関しては、公式の発言は基本的に真実で無いと思って良いと思います。
戦後何かしら資料が出てくるのを待つしか無いですね。その頃まで生きていられるかな。