DEEP STATEはクルスク方面について14日午後「ウクライナが軍がクレプナ川周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍がスナゴスト一帯を占領してリュビモフカまで前進した」「ベセロエ~グルシコヴォ方向とテトキノ市内でグレーゾーンが広がった」と報告した。
クルスク方面の状況が今後どの様に推移するのか予想もつかない
RYBARはクルスク方面について13日夜「ロシア軍がリュビモフカ方向に攻勢を仕掛けている最中、ウクライナ軍がロシア軍の右翼に攻撃を開始した」「ウクライナ軍がテトキノ市内の南方向で幾つかの建物を占領している」「ウクライナ軍がノヴィ・プットを占領した」「ウクライナ軍がベセロエに攻撃を仕掛けている」「ウクライナ軍が重機を使用して地雷原に通路を作っている」「ロシア軍が国境警備隊の支援を受けてウクライナ軍の38K-052到達を阻止している」「ウクライナ軍はグルシコフスキー地区の重要な兵站ルートを遮断するためグルシコヴォに向う可能性が高い」と報告。
さらに「ロシア軍はスナゴスト~ヴィクトロフカ方向の反撃に(グルシコフスキー地区にあった)戦力の大部分を投入し、その隙を利用してウクライナ軍が攻撃を開始した」とも述べていたが、DEEP STATEも14日午後にクルスク方面の戦況を報告した。
DEEP STATEは「ウクライナが軍がクレプナ川周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍がリュビモフカまで前進した」「ロシア軍がスナゴスト一帯を占領した」「ベセロエ~グルシコヴォ方向にグレーゾーンが広がった」「テトキノ市内にグレーゾーンが広がった」と報告、視覚的にもウクライナ軍がリュビモフカ集落内=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子が登場した。
38K-006からリュビモフカ方向におけるDEEP STATEとRYBARの大きな相違点はオブホフカだけで、それ以外の前線位置は概ね一致しており、ロシア軍のリュビモフカ到達もDEEP STATEの報告、RYBARの報告、視覚的証拠の3つが揃っているため「事実」と考えて問題ないだろう。
DEEP STATEの報告で最も驚くのは「ウクライナが軍がクレプナ川周辺で支配地域を広げた」という部分で、更新された戦況マップの中でヴェトレノ、ジェボロフカ、デュロフカ、クレミヤノエ、ジュラヴリ、カリノフはウクライナ軍支配地域に収まっているため「6拠点を占領した」「前線位置を北に押し上げた」という意味だ。さらにベセロエ~グルシコヴォ方向のグレーゾーンもRYBARの報告より格段に大きく、クルスク方面の状況が今後どの様に推移するのか予想もつかない。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
敵が38K-030まで目と鼻の先なのになんで攻めてんの!?補給大丈夫か?
作戦から報告までに時間的なラグがあるんですかね…?
ウクライナ軍が秘密裏に北上仕掛けている時に脇腹突かれてロシア側が有利な情報ばかりロシア側OSINTが報告して士気が危うくなったので、公開に踏み切った
みたいな
クルスク戦線は他と比べて戦場の霧濃いですね
先日まで西上(コレネヴォ攻撃)だったのに、側面(コレネヴォ)を無視して北上に切り替えですから、仰る通り補給面でも博打に見えます。
ウクライナ軍は、クルスク侵攻に賭けて、クルスク方面の余力を吐き出す気なのでしょうか…。
deepstateはクルスクについては意図的に報告を遅らせてますし、この報告が今のタイミングで来たからといって今現在北進しているとは必ずしも言えないと思います。
そもそもこのサイトの直前のRYBAR報告ベースの記事ではこの範囲は既にグレーゾーンとなっています。
(2024.09.14 ウクライナ軍がクルスク州グルシコフスキー地区に侵攻、ベセロエを攻撃中)
そういう意味では、以前から占領していた箇所について今報告が上がってきたという解釈もできなくはありません。
RYBARはRYBARでロシア有利の局面では先走りする欠点あるから盲従は危険とはいえ、ここはnさんの分析が正しそう
deepstateはクルスクについては意図的に報告を遅らせてますし、この報告が今のタイミングで来たからといって今現在北進しているとは必ずしも言えないと思います。
そもそもこのサイトの直前のRYBAR報告ベースの記事ではこの範囲は既にグレーゾーンとなっています。
(2024.09.14 ウクライナ軍がクルスク州グルシコフスキー地区に侵攻、ベセロエを攻撃中)
そういう意味では、以前から占領していた箇所について今報告が上がってきたという解釈もできなくはありません。
DEEPSTATEはクルスクについては意図的に報告を遅らせてますし、この報告が今のタイミングで来たからといって今現在北進しているとは必ずしも言えないと思います。
そもそもこのサイトの直前のRYBAR報告ベースの記事ではこの範囲は既にグレーゾーンとなっています。
(2024.09.14 ウクライナ軍がクルスク州グルシコフスキー地区に侵攻、ベセロエを攻撃中)
そういう意味では、以前から占領していた箇所についてDEEPSTATEがやっと反映させたという解釈もできなくはありません。
ゼレンスキーの計画にはまったくついていけないでござる。
ある意味、無敵の男だろう。
それより東部戦線どうすんの?って感じ。
背後を攻められているのにクレプナ川方面に進む意図がよく分かりませんね…。
進軍しているのではなく逃げているとか?
よくわかりませんよね。
背後から突くにも距離あるし、コレネヴォからスナゴストでのロシア陣地あるなら受け止められるだけだと思うけど。ってかさっさとしないと、穴ほられてしまうしね。なんか奇襲好んで大逆転でも狙ってる感あるし、あまり正攻法での対応は地味だし話題になりにくいからしたくないのかな?
よくわかりませんよね。
背後から突くにも距離あるし、コレネヴォからスナゴストでのロシア陣地あるなら受け止められるだけだと思うけど。ってかさっさとしないと、穴ほられてしまうしね。なんか奇襲好んで大逆転でも狙ってる感あるし、あまり正攻法での対応は地味だし話題になりにくいからしたくないのかな?
北側からコレネヴォの裏を突くとか?鉄道にまで到達してるならそこから鉄道伝いに・・・流石にロシアに対策されてるような気もするが。
T-90?の爆発反応装甲見てて思うがコレがドローン防御向けに活用できればいいのに
遅すぎて難しいのかもしれないが
まぁ隙間狙われちゃうか
もしくはセンサーと連動するとか
現時点でも対ドローンで爆発反応装甲は、それなりにですが効果があった筈です
どんなにすごい装甲があってもエンジングリルや足回りには貼れないからなぁ
現時点で負けてる地域が有るなら、新たに別の地域に攻め込めば良いのだ!的な作戦でしょうか?
誰か詳しい方、軍事的戦略的な解説をお願いします
グルシコフスキーに進撃したウクライナ軍の狙いはロシア軍攻勢部隊の後背を脅かし撤退を強いる、もしくは挟み撃ちにする算段で間違いないでしょう。
しかしウクライナ軍の北進の意図は当方には全くもって検討が付きません。
単純に見れば軍事の定石でこれは悪手なので、ロシア軍攻勢阻止によほどの自信があり占領地を拡大しているのかいつものゼレンスキー作戦か、と言った所でしょうか。
ウクライナ軍の北進の意図って、グルシコフスキーに進撃したウクライナ軍を進撃させる為の陽動とかだったりして・・・
ウクライナ軍の北進の意図がつかめない以上、ロシア軍としても北上する軍の警戒もしないといけないしで、簡単にグルシコフスキー地区にいるウクライナ軍を駆逐する事が出来ないって感じでは?
当方も正面攻略に失敗したコレネヴォ側面を脅かす作戦の可能性はあると思います。
というか、それ以外あまりこの北進の意味が無いように感じます(他にあるとすればコレネヴォからの鉄道線の遮断とか?)
挟み撃ちにしようとしてたら察知されてて、ロシアは撤退じゃなく攻勢で金床部を破壊したとかね
しょうがないから準備してた部隊を移動させたけど、もはや挟み撃ちの条件を失っているから謎の動きに見える
挟み撃ちに関してはクルスクは塹壕戦の東部と違い機動戦が実現しているので実際にロシア軍が電撃戦での包囲殲滅をやってみせたように理論上挟み撃ちも可能なのですが、
RYBARとDeep stateの前進位置が38K-052の手前で一致した事でRAYBARが主張した「奇襲効果は既に失われ、ロシア軍が国境警備隊の支援を受けて38K-052への到達を阻止している」が事実であると判明したのが興味深い所ですね。
あくまで可能性というレベルでの話になりますが
1. リュビモフカへ進出したロシア軍が、小規模で撃退可能と見ている
2. ウクライナ軍にまだ投入していない兵力があって、グルシコヴォ方面への突破と兵力の投入でロシア軍を半包囲しようとしている
3.情報そのものが間違い。広範囲での威力偵察をグレーゾーン判定している
4.既に捨て駒扱いになっているので進めるだけ進めという命令がでている
ウクライナ軍の理想的には1か2なんでしょうけど、本当でござるかぁ?という感じです
ロシア軍の戦略・戦術目標の明確さに比べてどうにもウクライナ軍は何がやりたいのかわからない状態がずっと続いているように思えてしょうがありません
素人だからよくわからんけどリュビモフカにいるロシア軍を包囲するつもりなのか?あといきなり数キロ前進したのは何の意図があるのか?単にロシア軍の攻勢が弱まったとは考えにくいが・・・
グルシコフスキーへのウクライナ軍の攻勢はロシア軍攻勢部隊の後背を突く、で説明が付くのですが
大規模な北進はほんとに謎です
ロシア軍は防衛は重要拠点だけにして相手の主力部隊を撃破する方針のように見えます。
ウクライナ軍が背後が危うくなっているのに前進する意図はよくわかりませんが・・・
仰る通り、クルスクでは特に領土重視のウクライナ、敵兵力の撃滅重視のロシア軍
という構図が明らかになっていると感じます。
クレプナ川周辺での6つの拠点制圧は、ウクライナ軍の明確な目的がグルシコヴォにあることを物語っていますが、ロシア軍はその動きに全く対応できていない様子です。ロシアが誇る国境警備隊も、この戦況ではただの飾りのようにしか見えません。彼らの防衛力の弱さが、戦況の悪化に拍車をかけています。どうやらロシア軍は作戦の複雑さやウクライナ軍の戦術を理解するのに苦労しているようです。
さらにウクライナ軍はロシア軍の見え透いた戦力配備を巧みに逆手に取っています。スナゴストやヴィクトロフカに無駄に戦力を投入させ、グルシコヴォ周辺を無防備にしたことで、ロシア軍は自らの墓穴を掘ったと言わざるを得ません。この無策さは、戦術的な失敗の典型例です。ウクライナ軍の戦況がどれほど有利に展開しているかは明白で、今後数日中にグルシコフスキー地区からロシア軍が逃げ出す姿を拝むのは時間の問題です。
ロシアの防衛ラインは崩壊寸前であり、ウクライナ軍の逆包囲作戦が確実に進行中です。ロシア軍の弱さが再び露呈し、世界は彼らの無力さを目の当たりにするでしょう。今この瞬間にも、プーチンの期待は粉々になりつつあります。ウクライナ軍の進撃を前にロシアがもはやどこまで持ちこたえられるか、その答えはすでに見えています。
なんとも夢のある仮想戦記ですね(棒)
以上「進撃のウクライナ軍(仮)」でした。
大好評発売中!!
あっ⋯⋯(察し)
皮肉で言ってるのかな?面白くないけど。
結局、このクルスク侵攻を「失敗」にさせないために部隊を注ぎ込んでいるという事でしょう。
でも結局これは博打でしか無いのです。しかも、かなり分の悪い。
普通に考えるなら退く所をあえて前に出るからその時は出る事が出来る。
ですが、これが続くかどうかと言うと怪しいままです。
現在ウクライナ軍がやっている事は「ラインの守り作戦」的なものだと思われます。
根本的な問題は何一つ解決してないからです。
割と常識的な、そして石橋をハンマーで殴りまくるような作戦が多いロシア側とは確かに好対照と言えます。
よかったな、プーチン!
なんか本当にウクライナがネオナチみたいになってきてない?
ってなる
同感です。
博打の失敗を防ぐために博打を打つウクライナ軍、堅実な作戦を繰り返してここぞという時は大胆な作戦に打って出るロシア軍。政治色の運営と純軍事的合理性の運営の典型ですね。
①コレネヴォを包囲したい
②グルシコヴォ→コレネヴォのラインを打通したい
見える狙いはこの二点だけど、無理攻めな気がするけどなぁ・・・
コレネヴォに拘泥しすぎな気がするが、何か狙いがあるのか
①コレネヴォを包囲したい
②グルシコヴォ→コレネヴォのラインを打通したい
見える狙いはこの二点だけど、無理攻めな気がするけどなぁ・・・
コレネヴォに拘泥しすぎな気がするが、何か狙いがあるのか
結局、クルスクは泥沼で東部戦線は劣勢
泥沼がまさか計画ということはないでしょうから
そしてクルスク西部のほうも、そこ取って何する問題
もはや目標なんてものは無くなり、とりあえずロシア領を少しでも奪って成果にしたい考えか
必死なのでしょうから無駄とは言わないが効果的でないと思うが
ますます状況が予測困難になってきましたね。
明らかになりつつあるのはグルシコフスキーに投入されたウクライナ軍予備戦力がかなりの規模である事です。
またDeep stateもグレーゾーンの前進位置が38K-052の手前でRYBARと一致しているため、RYBARが主張している「奇襲効果は既に失われ、ロシア軍が国境警備隊の支援を受けて38K-052への到達を阻止している」も事実なのでしょう。
このタイミングでのウクライナの北進は本当に謎ですね…何らかの目的があるとは思いますが、
ロシア軍の攻勢阻止に何らかの自信があり、将来的な領土拡張を考えての作戦であれば
正面から攻略できなかったコレネヴォに側面から逼迫する狙い、等でしょうか。
あるいは別の作戦目的があるのか、またゼレンスキーの賭けか。
続報待ちですね
そんなに難しい話ではなく通信が遮断されてて現状が理解出来ておらず当初の計画通りに進んでるのでは?
ロシア国内ですからね
そうでも無いと流石に阿呆としか言えない行為
凧の糸が切れた様な状態ですか
予想が当たればかなり酷い結末になりそうですね…
クリミアでもスターリンク繋がらないのですから、ロシア本土は当然繋がらない訳ですか…
そうであってもアホな作戦。
そうで無くてもアホな作戦。
なんかそんな感じにしか見えませんよね。
どっちにしても補給の問題が全く解決できてないから進んでみてもどこかで帰るしかない。
しかも大部隊を投入するほどそういう事になる。
続報は確かになんというか楽しみです。
ゼレンスキー「全て計画通りだ」
ウクライナ軍、後方の補給路(リュビモフカ)近くを奪還されつつあっても、リスクをとって北上するのですか…
作戦目標不明の為よく分からない動きですが、興味深いですね。
ちまちまと守りの薄いロシア国境を攻め続けて「ロシアが、停戦するまで、攻めるのをやめない!」とするつもりなんでしょうかね。
ただ、その戦略を劣勢側が実施してうまくいった例ってあるんでしょうか……?
例え兵器やミサイルを支援されても、それを使う人員をどんどん損耗しては元も子もないように思いますが。
状況はウクライナの「計画通り」なのかもしれませんが、計画通りに動けば成功するとは限らないわけで。
そしてロシアは
「逆に考えるんだ『あげちゃってもいいさ』と考えるんだ」
を実行したと
ロシア側の裏を掻いてロシア領の奥深く反撃成功させているという話題性と雰囲気作りに全振りしてるようにしか
優良装備部隊がロシアの弱い部分を蚕食しこれ以上無理となったら撤退意図を悟られぬよう郷土防衛旅団を残置して引き揚げる
そして別の国境線からまた弱い部分を食い破る
この繰り返しでロシアの人的被害を増大させ厭戦気分を誘う計画なのかもしれません
だとしたらその戦略が成功する可能性は低いと言わざるを得ません
軍事的には殆ど意味がないモスクワへのドローン攻撃に見られるようにウクライナはロシア国民の継戦意識を甘く見ている節があります
自分に都合がいい未来を疑わないドリームプランは必ず失敗するものですから
抵抗ゼロのノーリスクノーコストなら、繰り返し持久戦に持ち込んで交渉カードに出来るんですが。
実際に記録を見てみると、大なり小なり突撃時に損失が発生してるんですね。1回の突撃で1-2割の損失が出るとして、この戦術は3回が限度でしょう。
後方の補給路が脅かされてるのにさらに北上するのかもうワケわかんないなあ
「ロシア軍はスナゴスト~ヴィクトロフカ方向の反撃に(グルシコフスキー地区にあった)戦力の大部分を投入し、」
正直言って、ロシア軍のクルスク反撃も博打だったと思う。実際は反撃に成功してスナゴスト一帯を奪還し、グルシコヴォ地区への陸路の補給線を確保できたから、グルシコヴォ地区に増援部隊を送りやすくなったけど、もし反撃に失敗したらグルシコヴォ地区のロシア軍は大打撃を被って、ウクライナ軍にグルシコヴォ地区を制圧される可能性もあったと思う。
結果的に成功したとはいえ、堅実なプーチンがこんな作戦認める時点で、クルスク侵攻でロシアの政治上層部に揺さぶりをかけることが部分的に成功していたかも。
確かに大胆な作戦ですが、博打と大胆な作戦は別のように思います。
ロシア軍の反撃はなるべくしてなった感があります。
グルシコフスキーのロシア軍はポンツーンは設置しては破壊されのイタチごっこで封鎖が長期に渡れば少しずつ苦しくなる状況、片やウクライナ軍の主力は既に東部に行っていて西部は手薄。
ウクライナ軍も背後を突く予備部隊を用意していた=反撃を予測していたくらいなので、必然の反撃だったのではないでしょうか。
兵力が不足してる側が、モグラ叩きのモグラ役を自らやるとかゼレンスキー大統領の考えている事は理解し難いな
まあ、少なくとも敵の想定の裏をかけることは間違い無いです。
問題は、「で、それでこの先どうすんの?」という厳しい問いに対する答えが可能かどうか、ですね。どうすんでしょうかねこれ。
「ロシア軍はスナゴスト~ヴィクトロフカ方向の反撃に(グルシコフスキー地区にあった)戦力の大部分を投入し」
正直言って、ロシア軍のクルスク反撃は博打だったと思う。実際は反撃に成功して、スナゴスト一帯を奪還してグルシコヴォ地区への陸路の補給線を確保でき、テトキノやベセロエに増援部隊を送りやすくなったけど、もし失敗したらグルシコヴォ地区のロシア軍は大打撃をうけ、セイム川の橋は破壊されて増援が得られず、ウクライナに地区全体が制圧される可能性もあったと思う。
結果的に成功したとはいえ、堅実なプーチンがこんな作戦を認める時点で、クルスク侵攻でロシア上層部はかなり揺さぶられていたかも。
博打かどうかは判断しかねますが、コレネヴォの周辺を奪還→スナゴスト→オブホフカ→リュビモフカまでは順調ですが、ここからウクライナ軍主力とぶつかりはじめるはずなので、ここからが本当の意味でロシア軍の反撃の成否が決まると思っています
しかし、ウクライナ軍はリュビモフカを守らずに北上しているという話で「????」という状態で困惑
グルシコフスキー地域の、DEEP STATEも係争地と表記してる範囲をISWはウクライナ軍占領地と表記してますね。
さらに侵攻したのかな。