ウクライナ戦況

クルスク方面の戦い、ウクライナ軍がスジャ郊外の北と南で前進

RYBARはクルスク方面について11日昼「ウクライナ軍がプレホヴォの南で前進した」「マルティノフカを取り戻すため攻撃を仕掛けた」と報告、視覚的にもウクライナ軍がチェルカスコエ・ポレチノエに到達したことが確認され、スジャの背後に回り込もうとしている。

参考:Курское направление: действия ДРГ на Суджанском участке и «прорыв» в Беловском районе что известно на 13:00 11 августа 2024 год

まだウクライナ軍とロシア軍のどちらが成功を手にするかは何も断言出来ない状況

RYBARはロシア領クルスク方面について11日昼「依然としてウクライナ軍がスジャ西岸地区を支配している」「依然としてウクライナ軍がグエポを支配している」「ウクライナ軍がマルティノフカを取り戻すため攻撃を仕掛けた」「ウクライナ軍がプレホヴォの南で前進した」「プレホヴォ周辺でウクライナ軍の活動が確認された」「ボルキ周辺でウクライナ軍の活動が確認された」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにウクライナ軍の装甲部隊がチェルカスコエ・ポレチノエ集落内=でロシア軍の攻撃を受ける様子も登場、マルティノフカに対するウクライナ軍の攻撃に関する言及と合わせると「スジャの北に広がるグレーゾーンの大部分は限りなくウクライナ軍が支配している」と解釈するのが妥当なのだろう。

ウクライナ軍はスジャの南=スームィ州の国境付近からプレホヴォ方向やボルキ方向に前進しようとしており、マルティノフカ方向への攻撃と合わせるとスジャの背後に回り込もうとしているのは素人目にも明白だ。

出典:Zvezdanews チェルカスコエ・ポレチノエ集落内に到達したウクライナ軍の車輌

ロシア軍はプマクニフカ~プレホヴォ~ボルキのラインとマルティノフカ=38K-004の維持が何よりも優先され、この辺りがスジャを巡る攻防の焦点で、まだウクライナ軍とロシア軍のどちらが成功を手にするかは何も断言出来ない状況だ。

因みにクルスク方面におけるDEEP STATEの戦況報告が低調なのは「作戦に関する強力な情報統制」が行われているためで、これはウクライナ軍部隊の将兵にも適用されており、過去の攻勢と比べて出てくる視覚的証拠の数も非常に少ない。

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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила

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コメント

    • 分析
    • 2024年 8月 11日

    DEEP STATEにせよ、RYBARにせよ、その他有象無象のマップ制作者よりは正確ですが、かと言って彼らの応援する軍団に明らかに不利となりうる情報は制限しますよね。
    勝つためにはそれがむしろ普通だと思います。
    本邦が仮に戦時になった時、良かれと思って自衛隊の位置情報を公開しちゃう人が出てこないか心配です…
    まだ悪意を持ってスパイ行為の方がマシで、〇〇駅まで自衛隊が来てくれたから安心だ!みたいに善意で情報ばら撒く人が一定数いるでしょう

    70
      • 2024年 8月 12日

      有事の際は、せめて港湾施設周辺から人払い出来るような法整備と、警察とも連携したマニュアルが必要だね
      陸自の動きはしょうがないとして、艦艇まで監視されてちゃ話にならないし

      2
    • 黒丸
    • 2024年 8月 11日

    こういう場合のロシア側としては、兵力の逐次投入を避け後方で部隊を集結させて
    物量の優位を確保して一気に投入というのが基本なのでしょうか?

    10
      • 分析
      • 2024年 8月 11日

      反撃用にある程度の戦力の蓄積は必要で、軍の移動と集中を行っていると思われますが、それを待って無抵抗ではどこまで進出されるか分からないので、ある程度の犠牲覚悟で初期対応の阻止部隊を急派、投入しているはずです。
      HIMARSに10両くらいの軍用車両が一網打尽にされて炎上している動画が拡散されましたが、あれもそんな一部隊ではないでしょうか。
      陸上自衛隊の偵察戦闘大隊も実戦ではそんな使われ方になるんじゃないですかね。
      優勢な敵に対する遅延戦闘は練度と速度がなければ蹂躙されるだけなので

      47
    • 一般有権者
    • 2024年 8月 11日

    遂に、ロシア領内でウクライナ軍がロシア軍を包囲殲滅する時が近づきつつあるとは……
    2年前、48時間以内で滅びるとまで言われていたことから考えると隔世の感があります。
    モスクワ・エルアラメイン・ミッドウェーといった世界史上の転換点となった戦いに、新たにスジャが加わることになるわけで、まさに我々は歴史の当事者として決定的な瞬間を目撃することになるのでしょうね。

    25
      • 2024年 8月 12日

      虎の子の精鋭部隊を投入して最後の賭けに出た形だがロシア領に侵攻しただけで目ぼしい戦果もないまま撤退する未来が見えている。東部戦線を捨ててまで実行する価値のある作戦に見えないのは現時点でプランAが頓挫してプランB(撤退)を実行せずプランC(玉砕覚悟で籠城)に切り替わっているからだろう。

      14
    • 2024年 8月 11日

    動画や写真を見てる限りだとウクライナ軍はまごうことなき精鋭部隊ですね
    戦術的な機動が的確で速い
    トラックの後ろにいる随伴歩兵の動きを見ても、明らかに徴収兵ではない

    故に、ここで一度でもしくじって部隊を損失した場合、
    ウクライナ軍に挽回の目は無くなりそうです
    リスク高いなぁ

    84
      • イーロンマスク
      • 2024年 8月 11日

      急に真面目な分析されると困惑しちゃうわ

      44
      • 匿名11号
      • 2024年 8月 12日

      さあ案外、機動的運用を行っている精鋭部隊は、もうとっくにウクライナに戻って次期作戦地に向けて移動中だったりしてね。手に届く範囲のめぼしい砲兵部隊、兵站部隊・施設は破壊したでしょうからね。

      4
        •  
        • 2024年 8月 12日

        破壊してりゃスジャで足止めされてねえわ

        11
          • スラブクラブ
          • 2024年 8月 12日

          えっ
          スジャで足止めされてるの?
          知らなかったわ

          5
            • ななし
            • 2024年 8月 12日

            記事を読んでからコメントしましょう

            4
              • 匿名11号
              • 2024年 8月 12日

              まあ記事から確実に言えるのは「スジャ周辺で戦闘がある」といったところでしょうからね。
              後からならともかく、現時点で断言めいたことは避けた方が無難でしょうな。

              3
          • 匿名11号
          • 2024年 8月 12日

          抵抗が強ければ、迂回して後続部隊に任せればいいだけだしね。

    • 名無し
    • 2024年 8月 11日

    地の利なし、攻勢側は犠牲が増える、国力の差
    どれを鑑みても、飛んで火にいる夏の虫

    来月には自滅してるスーサイドアタックにすぎない。
    現実的に考えるとね。

    それも分からない層が戦争を煽り、余計なウクライナを自滅させていく。

    61
      • 名無し
      • 2024年 8月 12日

      この地域はフルシチョフ時代にクリミアと交換した地域
      捕虜になったロシア兵は契約兵ではなく徴収兵

      純軍事的な観点だけでなく政治的な観点も必要だと思うよ?

      12
    • nk
    • 2024年 8月 11日

    ロシア軍がある程度集結しつつあるこの状況でウクライナ側が撤退せずさらに攻勢継続ということは、もう帰還出来ないこと前提の精鋭部隊による特攻野郎Aチーム作戦ということか。
    戦略目標が今だ不明ではあるけどウクライナ上層部としては予備の精鋭部隊を投入する価値を見出しているとは思うが。。素人にはわからない。
    増援も送り込んでいるということは新しい戦線が単純に増えたということになるけど、それはウクライナに不利に働くのではと思うが。。

    47
      • 黒酢
      • 2024年 8月 12日

      フォーブス誌では現状ウクライナ軍は5個旅団を投入しているって書いてましたが、単純に「攻撃三倍の法則」を考えたら守備側のロシア軍は2~3個旅団を援軍に差し向ければウクライナ軍の攻勢は止まると言うことになる。
      独ソ戦の時と比べると、攻める側のドイツは約400万の兵力を用いてソ連に侵攻して敗北しましたが、ウクライナ軍がロシア領に侵攻するにしても例えなけなしの精鋭部隊であろうが、投入する兵力として5個旅団は少なすぎる気がしますね。

      23
        • 千葉の通りすがり
        • 2024年 8月 12日

        5個旅団って言っても丸っと参加してる訳でないので実働はもっと下がりますな
        最もこれはロシアも同じですが

        16
        • ゆう
        • 2024年 8月 12日

        今回の場合、「攻撃三倍の法則」で三倍が必要なのはロシアでは?
        無防備の所にウクライナが侵攻し、確保し、防備設備を作ったところにロシアが攻めてくる、状態でしょう。

        7
          • 暇な人
          • 2024年 8月 12日

          ウクライナ国内ですらろくに作れないのにロシア領内で防衛設備は作れないと思いますがね。

          18
            • 黒酢
            • 2024年 8月 12日

            まぁまぁロシア軍が防衛設備が出来上がるまで一切反撃してこなかったら可能でしょうね。
            まずロシア軍を侮っていなければ、こんな甘い考えの発言はしないでしょうけども・・・本来ロシアが一筋縄ではいかぬ相手って理解しているハズなのに、いつまでもそう言った反省を学びとして受け入れられないのなら、ウクライナ軍はまた同じ失敗を繰り返すだけの話ですよ。

            19
      • 舎人
      • 2024年 8月 12日

      まだウクライナ軍の退路は脅かされていないので特攻野郎という段階ではないと思いますが、ロシア軍の救援が向かっていっても引かないということはかなりの損耗は覚悟していることは間違いなさそうです。

      作戦全体としては流れを見ていると、ウクライナ軍はもう少し先まで見越して作戦を実行したもののスジャで止まってしまい仕方なくスジャ攻防戦に移行したという形でしょうか。最初からスジャ狙いではあまりにも得るものが少ないので。
      今は増援をおくってでもスジャを落として次の段階?に進むべきときだと思いますので、投入可能な予備は投入してくるでしょうね。逆にここ2,3日でさらに大規模な増援がなければこの戦線の状況を好転させるような大規模な増援はもうないのではと思います。そうなるとあとはどこまで粘るかだけが焦点になってきそうです。なんか既視感のある作戦に落ち着いてきましたね…。
      あ、そういう意味では仰るとおり特攻野郎ですね。

      まぁウクライナ軍の動きは悪い意味で予想困難なのであまり先のことはわかりませんが。

      24
    • 愛国戦線
    • 2024年 8月 11日

    ウクライナのジリ貧負けと見込んでいたが天晴である。
    終戦前の徒花になるか大逆転の一歩目となるか分からんが見守りたい。
    ただ分からんのはこれだけの軍事力をなぜウクライナ領内の奪還に使わずロシアへの侵攻に充てたのかだ、
    ドネツク方面でのロシア進軍が止まったわけでもないようだし···

    32
      • 通りがかりさん
      • 2024年 8月 11日

      併合地域である東部の奪還は無理と念入りに理解させられたので、手放す土地と兵を犠牲に時間を稼ぎ残るウクライナ領での利益最大化を狙ったんじゃないですかね。キエフへの距離も稼げるでしょうし、何やら旧首都でもあるらしいですから。
      いつの時点で停戦ラインが作られるかは不明ですが確保できるなら貴重な札の一つにでもなりましょう。可能かどうか停戦に同意するかはまた別問題で。

      18
      • 2024年 8月 12日

      >>ウクライナのジリ貧負けと見込んでいたが天晴である。
      一矢報いただけで結局ジリ貧になる。(一矢報いる為に他戦線がジリ貧になったのだが)

      7
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 8月 11日

    ウクライナ軍としては数の優位が取れている間にスジャを完全に制圧して、そこを陣地化したいのでしょうね
    ロシア軍からすればそうさせたくは無いので、仕方ないとはいえ編成できた部隊から逐次投入せざるを得ない
    ただ、時間はウクライナ軍を助けてはくれなさそうな展開に見えます

    47
    • ras
    • 2024年 8月 11日

    まだロシア軍の反撃準備が固まっていない中での戦況ですが、ウクライナ側の攻勢準備がロシアはもちろんOSINTらも含めた想像以上に周到です。此処までの諸兵科連合作戦の訓練・実践を受けた精鋭の大規模戦力と物資集中なので、少なくともスジャンスキー地域を3か月以上保持する目算に思えますね。おそらく実践を積んだ精鋭部隊に加えてNATO諸国で諸兵科連合作戦の訓練を受けた軍人がいるでしょう。
    これはやはりクリミア戦争のカルス要塞戦のような停戦前の戦果確保の勝負に思います。兵力の絶対数は少ないでしょうが、まさにNATOらしい精鋭による作戦となれば、地形的に不利なクルスク市周辺はともかくとして戦線を絞った辺境地域維持は現実的に見えてきました。
    停戦条件は戦場の趨勢次第ですから、今後クルスクでの衝突はどうなるか、ドンバス両地域の戦線を改善・少なくとも後退しつつ維持できるかが焦点になります。

    22
      • 大統領選
      • 2024年 8月 12日

      >此処までの諸兵科連合作戦の訓練・実践を受けた精鋭の大規模戦力と物資集中なので、少なくともスジャンスキー地域を3か月以上保持する目算に思えますね。

      大統領選を睨んだ作戦なのかな。泥濘期まで粘る。

      2
      • 舎人
      • 2024年 8月 12日

      停戦前の戦果を確保するのなら停戦が近い若しくは恒久的に支配できる状況ができることが前提になると思いますが、停戦までこの地を保持できますかね?
      2,3ヶ月後に停戦することが確実ならまだわかりますが、2,3ヶ月後に停戦できますかね?ロシアはスジャを取り返してからでないと停戦に応じない気がしますが。
      また、今はウクライナは攻勢にでてかなり活発に動き回っているので投入した軍の全容が分かりにくくなっていますが、実際の投入戦力はそれほど大きくないのではないかと思います。でないとスジャで停滞しないと思いますし。そうなると大規模な増援がない限りいくら精鋭部隊でもこの地を維持することは困難ではないかなと思います。
      攻勢は多少数が少なくても機動などでなんとかなりますが、守勢は守る面積が広い場合はその面積に応じた数が絶対的に必要です。なのでウクライナも占領地を守るならその面積に応じた数が必要ですし、今はその数に達していないと思います。
      防衛拠点は必要な数を大幅に減らしてくれますが、この地にウクライナ軍の有力な防衛拠点は今はありませんし。

      とにかく、今後のウクライナ軍の投入戦力次第ですね。

      16
    •  
    • 2024年 8月 11日

    これでいよいよロシアも終わりかな
    西側諸国はロシアを二度と侵略戦争が出来なくなるまで徹底的に弱らせるべき
    西側に刃向かったならず者国家の末路を喜んで見届けよう

    20
      • 名無し
      • 2024年 8月 11日

      釣り針があまりにもデカ過ぎて一周回って喰らいつきたくなっちゃった

      110
        •  
        • 2024年 8月 11日

        ロシア滅びるのも時間の問題

        11
        •  
        • 2024年 8月 11日

        しっ。見ちゃいけません

        46
        •  
        • 2024年 8月 12日

        ずるい、俺も名前空欄にする

        16
      • マダコ
      • 2024年 8月 12日

      ぶっちゃけ、西側一辺倒の世界というのも困る。
      そのような世界では、西側であれ、国民に対して何らサービスをする必要が無い。権威主義国家があっての西側国家とも言える。そもそも、そういう状況下で、かつて成功したのが日本。社会主義的要素をふんだんに盛り入れる事で、格差も少ない、日本の歴史を考えれば、最も幸せな時代が形成された。要は特別な国だったし、世界基準の(より格差があり戦争もある)国にそもそも合わせる必要などなかった。そういう意味では、ソ連の崩壊は、日本にとっての不幸の始まりだったとも言える。ある意味、中国に期待するとこともそういう意味ではある。台湾は事実特別な地域になっている。

      47
    • nhg3kw
    • 2024年 8月 11日

    軍事専門家もウクライナ軍の意図が全然分からないので現状ノーコメントばかりですね。
    個人的にはロシア軍に一矢に報いるためだけに逆侵攻しているわけではないと思いますが。

    47
    • あか
    • 2024年 8月 11日

    顔真っ赤になったロシアにはベルカ式国防術の発動に期待している

    6
    • y
    • 2024年 8月 11日

    スームィ州を時間をかけて準備された策源地として使用することで
    前線をロシア領内に押し込み、ロ軍そのものを迎撃することで極力損害を与えることを目的にしてて
    脅威度が低いとしてロシアがそれに乗ってこない場合は、当面占拠して交渉で有利になるように利用する?

    東部戦域で領土に固執する必要があり、準備された防衛拠点が限られた不利な状況で防衛戦闘していた意趣返しのようだけれど

    6
    • 暇な人
    • 2024年 8月 11日

    ロシアの動きが鈍いなあ。簡単に排除できそうなもんなのに

    10
      • SB
      • 2024年 8月 11日

      そら兵力全然置いてない上、ちょっと前の記事にあった予備兵力って徴兵部隊だし

      23
        • 暇な人
        • 2024年 8月 12日

        ウクライナ兵も似たようなもんでしょ?
        訓練期間は西側の報道によるとひと月切ってますし。

        NATOの傭兵などが多数参加した部隊だったら別ですが
        実際ポーランドあたりから万単位きてるという話もありますけどね

        10
          • 通りがかりさん
          • 2024年 8月 12日

          最初は米製兵器運用で米国が来たり、作戦範囲外で情報収集しているとか、近隣国が大量にとか聞きますが公にするものではないため実態が不明瞭ですね。
          全くいないってことは無いと思うんですが信頼できるソースは難しですね

          8
    • Easy
    • 2024年 8月 11日

    ロシア側からパトリオット撃破の報告が出ており。さすがにデコイだろうとは思いますが、デコイを持って来てるなら本物も持って来てるんじゃないかと。
    まさに総力戦を仕掛けてきた、という感がありますね。F16の初陣もあるかもしれません。

    31
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 8月 12日

      この地域で総力戦をやってウクライナに得るものがあるのか本当に疑問なのですが、もう動きだしてしまっている以上は結果を出すか大失敗するまでは止められないでしょうね

      36
    • 通りがかりさん
    • 2024年 8月 11日

    しかして、事実上の資金と兵器と兵への訓練まで施した部隊で他国への侵略を公的に認めさせるとか厄ネタをやってくれましたね。
    今後、ロシアや中国が同じ事をしても文句をつけるのが難しい、とまで考えましたが英も米もNATOも色々やっていながらロシア非難できているので実質大差ないですかね。
    面の皮の厚さは国力の証!

    67
      • 平八郎
      • 2024年 8月 12日

      「ロシアが核を使うのはロシアの主権や領土が脅かされた時だ」というプーチン氏の言葉を律儀に受け取って西側は色々ビビって来ましたがこのままウクライナがロシア本土に居座り続けても通常の戦闘しか起こらないならそれはなんだったのって話になりますね。
      こんなんならタウルスやATACMSをロシア領にぶっ放しても変わらんやんという話になる。
      そうやって敢えて「ライン」を踏み越えて見せて「ほらこれくらいなら大丈夫でしょ?」というメッセージを西側諸国に送るという含意もちょっとあるのかもしれません。
      ウクライナという国はそういう図々しいところがちょくちょく見られますね。
      まあ本当にロシアが核を使う可能性もあるわけでかなり危険な火遊びではあるんですが。

      16
    • Fan
    • 2024年 8月 11日

    専門家やウクライナ寄りの人でさえ 目的が不明でウクライナ政府は沈黙してるから 事前に察知するのは難しいと思うな
    ウクライナがやってる事は一撃講和じゃね?

    22
    • cosine
    • 2024年 8月 12日

    いやちょっと待て…
    ウクライナはエリアの保持に成功すれば「勝てる」なこれ

    保持したエリアを停戦交渉の会場として指定し、そこに交渉立会人としてNATO加盟国の非戦闘員を招待して後はロシアが来るのを待つだけにしてしまえば…

    ただし生き残って勝つか滅びても勝つかのどちらかにはなる

    5
      • 通りがかりさん
      • 2024年 8月 12日

      ミサイルや爆弾が毎日届けられてる場所に、何を担保に安全なので他国の外交官に来てくださいって仰るつもりで?誰も行くわけがないでしょうが、言い訳なしに招待した国が守りきらないといけないんですよ。
      それを逆に盾にするとか、ただの駒だとでも考えてるんですかね。ザポリージャの時もIAEA職員が物見遊山気分で行ってたとでも?

      59
    •  
    • 2024年 8月 12日

    ロシア軍の優位は電子戦、航空優勢、歩兵戦力の優位、防御陣地の構築能力、そして何より砲火力の優越が支えていた訳ですが、挙げた5つのうち4つは戦場での配置に時間がかかるので、ウクライナ軍は22年9月の時のようにそこを突いたんですね。

    4
    • Minerva
    • 2024年 8月 12日

    ロシア軍の各戦線からの戦力引き抜きリストが流出してる模様
    しかも速報ベースだがそのリスト中の第810独立海軍歩兵旅団の移動をウクライナのパルチザンが撮影、またリスト中の第272自動車化狙撃連隊がハルキウ方面からの移動中にドローンの襲撃を受け大損害を出したらしい
    このリストの信頼性が別の報道によってどんどん上がっている

    21
    •  
    • 2024年 8月 12日

    ロシアとしては、ウクライナ東部は併合した自国領なので、そこに進軍するのは当たり前というか、プーチンのメンツ的に確実に獲らないといけないんだけど、ウクライナがクルスクに侵攻したことでそっちも取り戻さないといけなくなった。なかなか厳しいよ。ウクライナ東部もクルスクもロシア的には自国領なんだから交換なんかできないし。どっちを渡してもウクライナに獲られたってことになるからね。

    13
    • 冬戦争
    • 2024年 8月 12日

    意味の無い作戦。ウクライナ軍が少数の兵士をクリミアに上陸させて自撮りして「クリミアを奪還した!!」とSNSにアップした後ロシア軍に殲滅されるということを大掛かりにクルスクでやっているだけ。クルスクに侵攻したウクライナ軍の頭上にはミサイル、砲弾、多連装ロケットが降り注いでいる。ロシアのニュースサイトRT.ruのウクライナでの特別作戦プロットの8/11の15:19の記事「ロシア国防省によると8/6以降ウクライナ軍はクルスク方面で最大1,350人の軍人を失った。また、戦車29台、装甲兵員輸送車23台、歩兵戦闘車9台、装甲戦闘車116台失った」とのこと。砲弾やロケットが降り注いでいる中で陣地を構築するのはまず不可能。殲滅されるだけ。ウクライナ軍がアホなことをやっている間にロシア軍はセルゲエフカ、リシチノエ、イワノフカを制圧した。ロシア軍はポクロフスクへと着実に前進している。

    37
    • ヒュー
    • 2024年 8月 12日

    スジャはロシア軍が包囲される大釜になるか?

    7
    • paxai
    • 2024年 8月 12日

    ウ軍の動きが急減速してるし停止は時間の問題だと思うわ。増援も出すだろうけど前進はもう厳しくなるでしょ。ごり押しするならそれこそロシアの餌にされちまう。

    32
    • tom
    • 2024年 8月 12日

    ウクライナも本気ならロシアの原発を複数ふっ飛ばすくらいの本気度を見せてほしい

    5
      • 夜分
      • 2024年 8月 12日

      ウロのみならず我が国にまで影響が出る大規模放射能汚染を望む?正気ですか?
      アルコールが入っているのかもしれませんが面白く無いですよ

      63
      • 毛多留根抜頭
      • 2024年 8月 12日

      原動機駆動発電装置 ならなんとか

      1
      •     
      • 2024年 8月 12日

       ウクライナ支持者は、原発破壊に対する抵抗感がないな。やれと支持している。
      (ウクライナ支持者同士で辞めろという議論は弱い)
       この人たちみたいな人たちが戦争指導者になったら、原発に対して攻撃するんだろうな。

       ウクライナ支持者とウクライナ軍の精神が似ていると仮定した場合、何が推測されるのか?
       物的証拠はないけど、サボリージャ原発に対して攻撃していたのは、あっち側の可能性が高まるな・・・・

      31
        • 通りがかりさん
        • 2024年 8月 12日

        住民からは川の向こう側から飛んできてるのに何を考えることがあるのか。とかいう話があったりしましたね。

        15
        • 通りすがりの名無し
        • 2024年 8月 12日

        ザポリージャ原子力発電所の冷却塔は、ウクライナ軍の攻撃ドローンによる2回の直撃の結果として深刻な被害を受け、火災は非常事態省の部隊によって消火され、構造物の崩壊の脅威は状況が許せば専門家によって評価されると、国営企業のロスアトムは述べた。

        こういう状態ですからね。

        14
          • 通りすがりの名無し
          • 2024年 8月 12日

          補足:上のは今日8月12日の話で、攻撃を受けたの昨日8月11日とのことです。

          2
          • SB
          • 2024年 8月 12日

          ウクライナがクルスク原子力発電所攻撃するならまだしも、なんでザポリージャ原子力発電所を攻撃するんだよ

          8
            • 通りすがりの名無し
            • 2024年 8月 12日

            さぁ?
            コメ主と同じ発想で、ロシア国内の原発を狙えないからロシアが陣取っているザポリージャ原発を、といったところですか?

            10
            • 理想はこの翼では届かない
            • 2024年 8月 12日

            クルスク以外にベルゴロド、キンバーン砂洲、クリミアへの上陸(これは真偽不明)などほか方面でも攻勢と呼べるのかは微妙ですが兵員を動かしているので、ザポリージャ原発に対してちょっかいを出してもおかしくはないですよ

            13
            • 通りがかりさん
            • 2024年 8月 12日

            本心は知りませんが、保持できないなら汚染をって考えても不思議じゃなく

    • 折口
    • 2024年 8月 12日

    すぐ失敗すると思っていたのでこの越境攻撃のことあまり真面目に追ってなかったのですが、断片的に出てくる映像や写真を見ると越境部隊を構成する数個旅団はかなりの重装備編成みたいですね。戦車しかり機動重砲しかり、陸自でいえば北鎮並の主力級を東部戦線の輸血ではなく越境に使っている目的は何なのでしょうね。

    目的とは違いますが、ロシア軍の火消し部隊がまだ足並みが乱れていたり、展開中に輸送車列ごと長距離火力で叩かれて損害を出しているところを見ると、攻撃軸が固定された塹壕戦や包囲戦ではなく流動性のある機動的な野戦状況を狙って作っているのかもという気はしました。前者の戦い方は明らかにロシア軍の得意とするところですが、戦争序盤において下級部隊の独立指揮(ができる指揮官と幕僚)の不足を露呈したロシア軍にとって、後者の戦い方は避けたかったはずです。ウクライナがそこに活を見出して、アートオブウォーの土俵で勝負してやろうと考えたのだとしたらちょっと面白いですよね。日露戦争や第一次世界大戦においてもロシア軍の指揮官は(兵力では優勢であっても)しばしばこの勝負を受けてしまい、その結果兵法で劣って戦闘にも負けるという失態を犯しています。クルスクに展開してるロシア軍は主力でもなんでもない二線級らしいですが、果たして戦争の潮目を変える出血をロシアに強いることができるんですかね。

    4
    •  
    • 2024年 8月 12日

    ウクライナはそんなに深く進軍しない。ある程度のロシア領を押さえたら陣地を固めて徹底防御。絶対に取り返させないよう西側はあらゆる支援をする。目的は東部奪還。ロシアはこれに付き合ったらアフガンの二の舞、国が持たない。モスクワはプーチンのメンツをつぶさずに東部から引く口実を探し始めてるでしょ。ウクライナやアメリカも口実作りを手伝うかもしれない。最終的に、独立国→併合となったヘルソンとサポリージャから引くんじゃないかな。クリミアは独立。でもヘルソンがウクライナに戻るからクリミアは荒廃するだろね。

    5
      • うくらいだ
      • 2024年 8月 12日

      最高アルネ

      3
      • Easy
      • 2024年 8月 12日

      「陣地を固める」って、何をどうやって固めると。

      33
        • 鉄条網
        • 2024年 8月 12日

        鉄条網、対戦車地雷、土嚢、ヘスコ防壁の設置。

        2
      • アホちゃう?
      • 2024年 8月 12日

      ウクライナ国内でさえロシアの妨害でゼレンスキーラインを満足に用意出来ないウクライナが何をどうやったらロシア本土で陣地を固められるんですかねぇ….
      敵地のど真ん中で砲弾爆弾ドローンが雨あられと降ってくる中どうやって陣地構築するんですか?

      54
        • NHG
        • 2024年 8月 12日

        ウクライナ国内のでの戦闘と違うのはロシア側の主力が徴用兵なことで、経済弱者じゃない一般ロシア兵にウクライナの前線を攻略してるバイク突撃のような戦法を要求できないと仮定すると、防御側に求められる陣地のハードルは相当下がることになるのが希望になるかもしれない

        5
      • たむごん
      • 2024年 8月 12日

      最前線で、陣地構築は最高に難易度が高いんですよね。
      イスラエルみたいに、装甲ブルドーザーでもあれば別なのでしょうが、それでもランセットに耐えられるかというと…。

      ロシア軍が、どちらかと言えば異常なわけで、ウクライナに求めるのは酷かなあと(もちろん西欧の軍事大国レベルでも厳しいかと)。

      38
      • マダコ
      • 2024年 8月 12日

      もはや、兵器の支援ではどうにもならず、兵力の支援がほしい段階。援軍無しでの作戦には限界があると思います。最前線は、今最も西側陣営で強いであろうウクライナ軍精鋭部隊で良いとは思いますが、抜けた穴にでも援軍は欲しいところ。

      7
    •  
    • 2024年 8月 12日

    いつでもクルスク原発を攻撃できる敵に無茶な仕掛けはできない。原発を人質にしたなんて口には出せないけど、実質そうしてるんだよ。ザポリージャ原発で火の手が上がったね。ロシアの退却は近いよ。

    2
      •  
      • 2024年 8月 12日

      はい。戦争犯罪

      2
        • のー
        • 2024年 8月 12日

        個人の勝手な妄想ですけど。
        国が無くなるかもしれない状況では、戦争犯罪上等かもしれませんね。
        国際法なんて律儀に守ってる時点で、まだお互い本気出してないってことです。

        1
    • 2024年 8月 12日

    少し前までは東部で押されてウクライナはおしまいみたいな風潮だったのに完全に流れが変わりましたね。
    ブダノフがクリミア奪還の話をしていて正気を疑ったものですがこの勢いならマジでクリミア奪還も見えてきたと思います(軍事力で取り戻すのではなく、ロシア崩壊からのロシア軍撤退ルートですね)

    8
      • 胡瓜
      • 2024年 8月 12日

      その肝心の東部戦線は変わらずロシア側が進軍してますしそこを撃退する為のウクライナの予備兵力はスジャで右往左往してる状況ですがそこからそこまでお花畑な楽観が出てくるんですかね?
      敵軍は弱兵と侮って勝てる戦争なんてありませんよ

      21
        • 日本人
        • 2024年 8月 12日

        日本の一般人の感想が戦局を左右することはないと思う。

        18
        •  
        • 2024年 8月 12日

        >敵軍は弱兵と侮って勝てる戦争なんてありませんよ

        いや君たちだって散々ウクライナ軍を統率取れてないだの人海戦術だの崩壊寸前だのと侮ってますがな
        その結果が逆侵攻を招いたんじゃないんですかねえ

        6
    • 名無し
    • 2024年 8月 12日

    クルスクで決戦かぁ

    2
    • はる
    • 2024年 8月 12日

    死に際の一撃としてこれ以上に相応しい動きはない
    結果的に何が得られるかはわからないけどまあ頑張ってくれや

    14
    • たむごん
    • 2024年 8月 12日

    ザポリージャ原発の排気筒が、派手に黒煙をあげる映像がでてますね。

    続報に、少し注目しています…

    5
    • りにあ
    • 2024年 8月 12日

    ロシアも、さすがに反撃するでしょうけど、ロシア側がクルスクの占領地を奪還したとしても「ロシア領内の奪還」
    になるだけであり、ウクライナ領の占領地を広げるわけではないので占領拡大をアピールできる東部戦線おはモチベーションにも差が出そうです。

    1
    • けい2020
    • 2024年 8月 12日

    急展開すぎて流れが追いきれてないけど、クルスク方面を簡単に長距離侵攻できてしまう事自体が訳わからない

    ・ウクライナ民兵組織に越境攻撃されてから反省してロシアは防備を固めてなかったのか?
    ・ウクライナ正規軍は越境攻撃してこないと思いこんで足止め戦力すら無かった?
    ・侵略してる側が国境線防衛すらしてないのとかゲームじゃあるまいし、、

    ロシア国内から追い出すために他の国境線から戦力をかき集めたら本末転倒になりそうだが

    8
      • Easy
      • 2024年 8月 12日

      そりゃ、軍事的には「残り全部の精鋭と戦略予備を、まさかの全部突撃に投入」なんて誰も想像しないですから。
      ほとんど島津のすてがまりみたいな無茶かつ無謀な作戦であり。
      西側装備の精鋭5個師団を生贄に捧げることで、交換で「ロシアの5万人規模の小都市を破壊」「ロシアの徴集兵を主体とする国内部隊に1-2万人規模の死傷者を与える」という効果が得られます。
      戦略的には無意味を通り越して敗退行為に近いですね。

      8
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