ロシア国営のタス通信は2026年2月「ウクライナ軍の死傷者数は2025年末までに150万人を超えた」と報道、ウクライナ軍参謀本部は7月2日時点で「ロシア軍の戦死者数は約140.5万人に達した」と発表したが、氏名が確認された戦死者数はロシア22万7,734人、ウクライナ9万4,301人となる。
参考:Russian losses in the war with Ukraine.Mediazona count, updated
参考:UA losses
参考:ТАСС: ВСУ с начала СВО потеряли более 1,5 млн человек убитыми и ранеными
参考:General Staff: Russia has lost 1,405,900 troops in Ukraine since Feb. 24, 2022
前進しなければならないロシア軍が「守勢に回ることが多いウクライナ軍よりも人的損失が少ない」という主張はナンセンスだ
露独立系メディアのМедиазона=メディアゾーナはBBC Russianと共同で「ロシア人兵士の死亡や埋葬に関するオープンソース(ロシア公式情報、メディアによる報道、裏付けが可能な親族による投稿、故人の写真が添付された葬儀日程を記載している地域団体などの他の情報源による投稿、墓地の写真)で氏名が確認できた人数=戦死者数」を公表し続けており、2024年7月6日時点で確認された戦死者は5万8,207人だったが、2026年7月3日時点で確認された戦死者は22万7,734人まで増加しているが、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の人的損失は集計に含まれていない。

出典:Медиазона
そして2025年の相続登録データ=遺産相続手続き記録の全データが未取得なので、22万7,734人という数字は2026年7月3日時点までを完全に網羅した数字ではないものの、ここに未確認の戦死者、負傷者、行方不明者、捕虜になった者を加えるとロシア軍の人的損失は100万人に達していても不思議ではない。
ウクライナのUA lossesも「地方当局の発表」「ウクライナメディアの記事」「遺族によるソーシャルメディアへの投稿」「戦死者の記念碑」といった情報で確認がとれた戦死者の氏名、生年月日、階級、所属部隊、戦死した地域、戦死日、埋葬日を公開しており、2024年12月18日時点の戦死者は6万1,769人だったが、2026年7月3日時点では9万4,301人まで増加している。

出典:UA losses
さらにUA lossesは確認できた行方不明者について9万7,935人、捕虜になった者について1万1,607人と報告し、戦死者、行方不明者、捕虜になった者を合わせたウクライナ軍の人的損失(2022年2月24日~2026年6月21日)について20万3,843人と報告し、2014年~2021年までの人的損失も加えると21万2,974人になるが、これも2026年7月3日時点までを完全に網羅した数字ではない。
確認できた数字で両国の戦死者を比較すると「ロシア軍の戦死率はウクライナ軍の約2.4倍」「UA lossesが報告する行方不明者を全て戦死者扱いするとウクライナ軍の戦死者は19万2,236人」「この数字でロシア軍の戦死率を計算するとウクライナ軍の約1.18倍」になり、正確な数字は不明なものの「ロシア軍はウクライナ軍よりも大きな人的損失を被っている」というのはほぼ確実で、前進しなければならないロシア軍が「守勢に回ることが多いウクライナ軍よりも人的損失が少ない」という主張はナンセンスだ。

出典:68 окрема єгерська бригада ім. Олекси Довбуша
ちなみにロシア国営のタス通信は2026年2月「ロシア国防省が発表する数字を独自に集計し、ウクライナ軍の死傷者数は2025年末までに150万人を超えた。2026年初頭からすでに約6万5000人の人員が失われている」と報道、ウクライナ軍参謀本部は7月2日時点で「ロシア軍は約140万5,900人の兵士を失った(これは戦死者数ではなく死傷者数のこと)」と発表している。
戦略国際問題研究所(CSIS)は2026年1月の報告書の中で「ウクライナは2022年2月から2025年12月までの間に50万人~60万人の死傷者を出した可能性が高く、そのうち10万から14万人が戦闘で死亡したとみられている」と指摘した。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ





















この数字の一人一人に人生があり背景があったわけだが…プーチンはどう思うか聞いてみたいものだ
(※なお聞けたとしてその後無事でいられる保証)
プーチンは、国民を家畜程度に考えてるんでしょう。
ソ連時代には兵士は畑で採れるとか言ってたから、プーチンも兵士は野菜みたいなものだとでも思ってるのかも。
プーチン大統領はかつて
「ロシアでは毎年数万人が交通事故やアルコールで無意味に命を散らします。でも息子さんはこうして国家の大義に殉じたのだから有意義な人生だったのです。」
という趣旨のことを戦死者の遺族に向かって言って叩かれたことがありましたよね。
彼がどういうふうに兵士の命を見ているのか端的に現れている発言だと思います。
この21世紀にこんな不毛な消耗戦を見るとは思いませんでした。
戦争が始まって既に4年半近く、太平洋戦争はとっくに超えて第二次大戦よりも長引きそうな気が。イラン・イラク戦争の8年すら超えてもおかしくないかもしれません。
たった20万人…?これではロシアに与えられた打撃が限定的すぎる。かの国は20~30歳代だけでも1000万人はいるんだぞ
もっともっと戦争を長引かせてロシアに消耗を強いないと、停戦後にロシアの余力が西側に向けられてしまう。土地を犠牲にドニエプル川沿いまで延々と遅滞しつづければあと10年くらい稼げるでしょ。
戦死者がこれだけいるとうことは、負傷者は100万人を超えるでしょう。
既に国家としては致命的で、余力なんてあるとは思えませんね。
シュガーローフの戦いでは死傷者とは別に戦闘疲労者が死傷者の半分くらい(戦力の5%程度)出たとも言われていますし、体は無事でもPTSDに苦しむ人はどれだけいるのやら…
ロシアではアフガン帰還兵が社会に馴染めなかったり、犯罪に走ったりとかなり問題になったはず。
今後、あの頃とは比較にならないぐらいの復員兵がロシア社会に帰ってくるわけだが、どうするんだか。
攻撃側は防御側の3倍の火力が必要とされたところに5ー8倍の火力をぶつけていることや
力攻めではなく包囲籠城を強いて損耗を抑えていることを考えれば
ロシア側がより消耗しているはずという希望的観測はナンセンスとしか言いようはない
いいようはないが200万死亡説を嬉々として事実と称する大手ミリオタ垢よりは
遥かに実直に被害者数を見ている
問題は反ロシアを拗らせすぎて20万の死者をたった20万と正気で書き込む人が
まだゴロゴロいることか
>もっともっと戦争を長引かせてロシアに消耗を強いないと、停戦後にロシアの余力が西側に向けられてしまう
こいうことを書く人は釣りだよ
西側の支援を「ロシアを削るため」と矮小化するのと同系統の
火力差があっても包囲籠城戦でも攻撃側の方が損耗が大きくなるのが普通だよ
(両国ともに)ご遺族の人生もかわり、負傷した方の近親も人生変わるでしょうし。
戦果を逃れるために人生が代わった人達も、非常に大勢いるわけですから、何とも不毛だなと感じる時があります。
平時の安全保障は非常に分かりにくいものですが、自衛官の方々~見えない所・見えにく場所で汗をかいてくださっている方々に、常々感謝しなければならないなと感じています。
全くですね。
給料を上げられないのなら、せめて敬意ははらうべき。
ほんと仰る通りですよ。
アメリカの子供が、ファミレスで軍人さんを見かけて、敬意(敬礼)を示す動画を見かけました。
日本も、予算確保・人員確保という議論も大事なわけですが、敬意を示す所から始めたいものですよね。
大槌町の災害派遣撤収セレモニーは、地元の大勢の方々が並ばれて、感謝の思いが伝わった式典で感動しました。
この戦争を見て、中国も色々思いとどまってくれると良いのだけど。
両国の人口比を考えるとキルレ2:1では十分でない。4:1以上は欲しい
それに国外疎開による人口流出、出生率の低下も考えないといけない
出生率の影響は20年後にならないと表面化しない分厄介
そのころにはプーチンは90歳だしどうでもいいんだろうけど
20万人前後の戦死者数は日本でいえば秋田市や沼津市、吹田市といった中核都市の人口に相当するので、とんでもない損害だと思うのだが、単なる統計としか捉えていないプーチン以下はたまには最前線に視察に行って肌感覚で戦争を実感してほしい。
双方の火力差が三倍はあるので、三倍くらいウクライナが死んでそう
双方海外の傭兵が多いから実態はもっと多いんだろう
何言ってんだか
ロシア兵は他国で戦ってるわけで
カウントされていない死者数はロシアの方が圧倒的に多そう
可哀想😢
日本が責任持って双方の国に義援金寄付してあげてほしい
妥当な数字ですね…この数字から考えるに、欧米機関が主張するロシア軍死者数45万人という数字も事実な可能性が非常に高くなってきますし、負傷者数も100万人を上回っていることはほぼ確定なようです。
また、ロシア側の戦争を終わらせる最低条件がクラマトルスク・スラビャンスク両都市の占領なわけで、一年かけてもリマンやコンスタンチノフカを未だ占領できていない現状でのこの有様を見るに、ロシア軍がクラマトルスク・スラビャンスク両都市を占領するのは物理的に不可能としか思えませんね…仮に、両都市にたどり着けたとしても、その頃のロシア軍には人口10万人と15万人の10年以上かけて要塞化された都市両方を占領する力はもう残っていないでしょう。
ロシアはもうどうしようもないくらい泥沼に陥っているのですが、クレムリンはこれからも戦争を突き進むでしょうね。
ロシアという国は1990年代の大不況を乗り越えて、2000年代以降はようやく西側的なまともな生活を手に入れ、先進国になるポテンシャルもある素晴らしい大好きな国だったのですが、このような結末になってしまったのが非常に残念でなりません…
ちなみにUAlossesはXで、既知の捕虜や脱走者は別にしているのでMIAの大多数はKIAと考えていいという旨のポストをしています。なので実際のレートとしては記事内に出てくる1.18〜1.4あたりなのではないでしょうか。よく言われているロシアに消耗を強いることで継戦能力を削ぐというよりは例外あれど基本防衛側のウクライナはロシアによってほぼ同等の損失を強いられているというのが実態かなと。1番の原因はやはり砲弾生産数ギャップからくる火力投射量の差ですかね。
むしろ火力投射数のばかげた差を見て「ほぼ同等の損失」というのが既に嘘ではないかと疑うところですね
人海戦術デマと裏腹に長い間人数差で負けていた1-3年目のロシアならともかく
基本的にこの戦争での死傷者数の多寡を日本人が論じることに意味はないと思っている
だって(元ソ連として)ロシアもウクライナもこの数十倍の死傷者を出してもナチス・ドイツを打倒したこと誇りにしている歴史観や死生観でしょ
ウクライナ側から公開されている動画見れば分かる通り、ロシア側は突撃させた兵の戦死者をろくに回収してないんですよね。
あの捨て駒扱いの兵達がろくに名前確認すらされずMIA扱いなら、欧米でのロシア側戦死者数推定40~50万とロシア側で名前確認出来る22万で倍以上開きがあるのも納得というか。