ウクライナ戦況

クルスク方面の危機的な状況、ロシア軍が全方位からスジャに迫る格好

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは9日「引き続きウクライナ軍がクルスク方面で後退している」と報告、ウクライナ空中機動軍も「パイプラインを活用してスジャ近郊に侵入したロシア軍を攻撃する様子」を公開し、DEEP STATEとRYBARの評価はどんどん類似点が多くなっている。

参考:Мапу оновлено
参考:Trump wants to see more than just a minerals deal to restart aid and intel to Ukraine

鉱物資源協定への署名だけではウクライナへの援助・情報共有は再開されない可能性が出てくる

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは9日「ロシア軍がレベデフカを占領した」「ロシア軍がチェルカスコエ・ポレチノエの大部分を支配している」と報告、さらにスジャ北東地域のグレーゾーンを大幅に縮小しており、マラヤ・ロクニャ北、レベデフカ方向、38H-071沿い、クリロフカ方向の状況は「RYBARの評価」と概ね一致し、ヴィクトロフカ方向、チェルカスコエ・ポレチノエ方向、スームィ州内のジュラフカとノヴェンケの間で評価のギャップが生じている。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「ロシア軍兵士(約100人)がガス輸送のパイプラインを利用してスジャに侵入したことが確認された」「現在はパイプラインを厳重な監視下に置き、発見された敵の排除が進められている」と指摘、ウクライナ軍参謀本部も「敵がスジャ郊外に足場を築くためパイプラインを活用して移動した」「この特殊部隊は発見され殲滅されつつある」と言及していたが、ウクライナ空中機動軍は9日「ロシア軍の特殊部隊はスジャ郊外に足場を築くためパイプラインの分岐に沿って移動した」「この敵は空中機動軍の航空偵察ユニットによって発見されミサイルと砲撃によって阻止・破壊されている」と発表。

ウクライナ空中機動軍が公開した映像は「スジャ北郊外の線路沿い=ⒶⒷでロシア軍を攻撃した」と証明しているため、この断片的な情報に合理的な説明をつけるとすれば「ロシア軍はパイプラインを通って前線を気づかれることなく通過、地上に出て線路沿いの樹林帯を進んでいる所を発見されクラスター砲弾で攻撃を受けた」となり、ここまで前線位置が後退して「スジャが直接的な脅威に晒されている」とは考えにくいが、クルスク方面の状況が好転しているという意味でもない。

因みに米国とウクライナが鉱物資源協定にいつ署名するのか確定しておらず、NBC NEWSは当局者の話を引用して「鉱物資源協定への署名だけでは援助・情報共有の再開には不十分」「トランプ大統領は和平交渉に対するウクライナ側の変化=領土譲渡などの譲歩が必要だと考えている」と報じ、トランプ政権主導の戦争集結を受け入れれば米援助が期待でき、これを拒否すれば「ウクライナと欧州だけでロシアと対峙して戦争集結への道を模索することになる」という意味だろう。

トランプ政権主導の戦争集結を受け入れても援助量は前線維持や防空に限られる可能性があり、もし4州譲歩を飲み込むなら「どうしてロシアに取り上げられるドンバスに命を賭けなければならないのか」とウクライナ人は考えるかもしれない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

追記:ロシア軍兵士がマラヤ・ロクニャ集落内の通信塔=で国旗を掲げる様子、ロシア軍兵士がマラヤ・ロクニャ集落内の刑務所=で国旗を掲げる様子が登場、ウクライナ軍はマラヤ・ロクニャを放棄してスジャ方面に撤退した可能性が濃厚だ。

追記:ロシア軍兵士がマルティノフカ集落内の幼稚園=で国旗を掲げる様子も登場。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • 匿名
    • 2025年 3月 09日

    いい流れ、侵略者に負けるな!🇷🇺

    48
      • 味噌煮
      • 2025年 3月 10日

      しょうもない煽りすんな

      7
    • NHG
    • 2025年 3月 09日

    前線が大きく動いたことに激怒して関税やら制裁を言い出したとの見方もあるから、この見方が正しいなら4州すべての割譲をトランプは言い出さなさそうではある

    9
      • 溜池
      • 2025年 3月 09日

      トランプの動きを予想するより、現実に起きていることをベースに考えないといけない気がします。
      今現在トランプは情報共有や物資支援を停止している、これにどう対応するかでしょう。

      トランプは当選しないはずだ、当選しても選挙中に言っていたことはしないはずだ、明日には気が変わるはずだ、全部ハズレではないが、希望的観測でトランプの動きを予想して痛い目にあってる連中ばかりです。

      69
        • NHG
        • 2025年 3月 10日

        結局はトランプの行動を誰も予測できないから万が一を考えて脱アメリカが進んでいくんだろうね(BANするという話ではなく保険として繋ぎ止めておく存在にランクダウン)
        さすがに頭ごなしの講和どころか今までの支援の見返りに資源開発の権利よこせでウクライナに実質的な制裁を行うとはだれも予測できない

        *烏合の衆的ではあってもEUという形で固まれる欧州がうらやましい

        10
    • ざる
    • 2025年 3月 09日

    既にスジャ近郊までロシア軍が攻め入ってるみたいな情報もありますし前線の動きが激しすぎて訳分からないですね。
    真に分かるとすればウクライナ軍が苦しい立場なのは違いないんでしょうね。

    42
      • hoge
      • 2025年 3月 10日

      ロシア軍がクバトキンを攻撃中 or 既に占領したという情報がSNSで出てきてますね……
      さすがに東からも西からも距離がありすぎるので「誤報だろう」と思ってたんですけど
      ウクライナの公開した動画から推察するに、これもパイプラインを利用した攻撃かも知れません

      19
    • gepard
    • 2025年 3月 09日

    マラヤ・ロクニャ方面では車両を使った撤退がドローンカバーのため不可能で、砲撃のなか歩いて逃げるウクライナ軍の様子が撮影されている。スジャの西岸地区と東岸地区を繋ぐ橋は完全に破壊され立ち往生し放棄されたウ軍の車列が壊滅する映像も確認した。

    一連の崩壊がパイプラインからの攻撃によって始まったのは確実で、パイプライン部隊は戦術目標を達成しスジャ外縁の工業地帯を確保し、マルティノフカを制圧した主攻撃部隊と合流したという未確認情報もある。

    これはクルスク戦線の崩壊である。スジャ北方の防衛ラインは全て48時間以内に放棄・破壊・降伏のいずれかの運命を辿るだろう。

    34
    • 2025年 3月 09日

    4州譲渡は戦地になってない都市の居住者を追い出すことになるから
    さすがのトランプも認めなさそう

    4
      • やみと
      • 2025年 3月 10日

      ロシアがこれまで占領してきた土地では多くの住民がそもそも逃げなかった
      自分の家も財産も地元にあるので、簡単に捨てるのは難しい。そして独立するまでに何百年も同じ国として存在していたのだから、ロシアにとっては現地住民をそのままロシア国民として扱っていても不思議ではない

      44
        • うくらいだ
        • 2025年 3月 10日

        そうなんですよね
        ゼレンスキーの同化政策は性急過ぎたと思います
        まだまだソ連時代を知る人も多いし、あと100年くらい待てばスムーズにいけたかもですね

        32
    • もちもちさんちの
    • 2025年 3月 09日

    橋が落とされても徒歩なら逃げきれるだろう
    死ななきゃ誰かがまた装備くれるさ!ハチの巣箱とかね。
    出てきている動画見ても捕虜の人数は1万人と比べると少なそうだし、生きてればなんとかなるさ!

    13
    • ジャム
    • 2025年 3月 09日

    地図見て???と思いました。急速な戦況の変化にDSの更新が一時的に追いついていないのですね。
    あちこちで捕虜画像があがっており、クルスクの北半分はもうだめっぽいです。

    30
      • 航空万能論GF管理人
      • 2025年 3月 10日

      RYBARの報告にも反映されていませんけど?

      10
        • ケン
        • 2025年 3月 10日

        軍関係者と深い繋がりのあるDeep StateやBYBARだからこそ安直に戦況マップを更新できないという事情もあるのでしょうね
        対照的に、軍と繋がりの薄いアナリストは視覚情報ベースで更新で更新するので、良くも悪くも反映は早いという印象があります

        30
        • ジャム
        • 2025年 3月 10日

        その二者だけに依拠するルールでしたからやむを得ないのですね。申し訳ありません。
        更新ラッシュになりそうですが、頑張ってください。

        12
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 3月 09日

    展開が早すぎる+両陣営の大本営発表が飛び交ってて真実がわからないといういつもの展開
    という事で、毎度恒例ですが数日経たないと何もはっきりした事はわからないっすな

    30
    • たむごん
    • 2025年 3月 09日

    『月1兆円の使用料です!』と言われれば、極端な話し、情報には言い値を飲むしかないレベルの価値があるかもしれません。

    新鮮な情報の裏には、毎年予算を投資し続けた膨大な資金があり、仕組みを維持してきたからこそ今すぐ得られるものなわけです。
    戦時中ですから、情報の価値が暴騰しているわけで(疫病時のマスクみたいなものです)、長射程兵器があっても目標座標を入力できなければ宝の持ち腐れになるからです。

    ヨーロッパが、アメリカの代替なんか簡単にできるわけないんですから、ゼレンスキー大統領はもう少し上手く対米外交やって欲しかったですね。

    32
      • たむごん
      • 2025年 3月 10日

      追記です、撤退が遅れたのは残念ですね。
      クルスク侵攻・占領を持ち上げすぎて、色々な人の面子があるため動けなかったのでしょう。

      選挙で首脳が交代しているような国は、まだマシなのかもしれませんが…
      (ゼレンスキー大統領だけでなく)マクロン大統領も、国内政治・外交ともに苦しくなるかもしれませんが、どうなるのか見守りたいと思います。

      20
      • ちょいと一言
      • 2025年 3月 10日

      >ゼレンスキー大統領はもう少し上手く対米外交やってほしかった
      無理でしょう。前提となる認識が完全にズレてます。先日のトランプ・ヴァンスとの「口論会談」のなかで、ゼレンスキーは “From the very beginning of the war, we’ve been alone, and (yet) we are thankful!” (戦争が始まったまさにその当初から私達はずっと孤独に戦ってきた、それでも(あなたたちに)感謝してやってるんだ!)と言い放ってました。…続きます

      35
        • ちょいと一言
        • 2025年 3月 10日

        (続きです)つまりは、アメリカまたはNATOが直接参戦してくれれば勝てていたはずなのに、というのが彼の認識の基本で、参戦してくれなかったからこうなっているという不満・恨みを抱えていたからああなった訳です。これでは上手くいく訳がありません。

        40
          • ちょいと一言
          • 2025年 3月 10日

          言葉足らずでしたので補足を。「前提となる認識が完全にズレてます」というのは”ゼレンスキーの認識が”ということで、たむごんさんの、ではありません。

          22
            • たむごん
            • 2025年 3月 10日

            ご丁寧にありがとうございます、大丈夫ですよ。

            13
          • たむごん
          • 2025年 3月 10日

          『JD』ヴァンス副大統領呼び捨てにして、ヒートアップするきっかけになったり、ほんと色々ありましたね…
          日本人目線から見ても、非同盟国・非友好国への戦争支援が世界からあるだけでも望外なわけで、仰る点は非常に引っ掛かりました。

          アメリカは、バイデン大統領が戦争前から直接派兵しないと明言してましたから、戦争直前直後も変わらないだろうなと。
          ゼレンスキー大統領が、NATO直接参戦の確約なんて貰ってないはずですから、彼の語った謎ストーリーは本当に不思議でしたね(みんな最初から全面核戦争にビビってきたわけで…)。

          34
    • Mr.R
    • 2025年 3月 10日

    これまたエグい範囲が···
    パイプラインは何故塞がなかったんでしょうね。余裕があるときは今後の交渉材料に使えるかとして? 余裕がない時はまぁ分かりますが。

    8
      • ふむ
      • 2025年 3月 10日

      東欧へのパイプラインですから、仰る通り交渉材料になるので軍の一存では使用不能にし辛いでしょうね…
      実際昨年一杯までは使用されていましたし
      政治側との折り合いを付ける為に連絡する、そういった事が可能でありかつ面倒がらないか緊密な連携が問われる課題だったのかと

      11
      • たむごん
      • 2025年 3月 10日

      政治外交マターとして、年明けも動いていたため、現場で判断できないのだろうなと。

      東欧諸国、スロバキア・ハンガリーなどとの関係もあります。

      (2025/01/03 ロシア産天然ガスの輸出停止でスロバキアがウクライナに報復措置…「財政活動を妨害」と主張 ロイター)
      (2025/1/31 ハンガリー首相、ウクライナ経由のロシア産ガス再開求める EUの対露制裁に拒否権行使も 産経新聞)

      11
    • ケン
    • 2025年 3月 10日

    マラヤ・ロクニャにも露軍の旗が掲げられました。
    橋が徹底的に破壊されて撤退ルートが閉ざされているので、捕虜もかなり増えそうな状況です。

    27
    • col
    • 2025年 3月 10日

    マラヤ・・・は小さなヤットコで食いちぎられる事が確定した。
    ここにウ軍が残ってるとした異常事態である。
    パイプライン作戦の詳細を見た。
    マルティノフカを獲ってないのに、この作戦をやるなら露軍はこの方面でも大規模攻勢の下準備ではないか。
    露軍参謀は、もうウ軍が装甲車両を使っての強襲反撃が出来なくなっていると判断したのかな。
    ウ軍はクリロフカを奪還するくらいしか、やれる事が無くなってるのかもしれない。

    7
    • col
    • 2025年 3月 10日

    ある露系サイトではマルティノフカも戦闘中と言ってる。
    パイプライン作戦と呼応してるのではないか。
    この方面のウ軍の作戦参謀は、後方で(慎重)に考えてるのかもしれない。
    手遅れである。

    16
    • nk
    • 2025年 3月 10日

    ロシアはスコップと松葉杖とロバに乗用車を用いて人海戦術で毎日1000人は死傷している設定だけどもクルスク奪還する勢いで、最早クルスクはスジャ周辺以外はもう陥落しそうですね。
    結局ロシア貶めても全く意味は無く整合性が取れなくなるだけで、ウクライナ軍最精鋭部隊を圧倒する松葉杖のロバ乗ったスコップ兵というのがまずあり得ず単純に兵員数も装備も練度も航空優勢も火力支援もドローンも兵站も作戦も情報も全てにおいてロシアに負けているだけ。

    52
      • らっく
      • 2025年 3月 10日

      結局、ロバは山頂のドローン基地に補給するためとか、限定的なものを針小棒大に報道してたのでは?

      24
        • レプタリアン
        • 2025年 3月 10日

        ロバはソビエト科学アカデミーの粋を集めた生体超兵器説を推したい

        6
        • 8
        • 2025年 3月 10日

        真面目に考えると
        中国やアメリカで開発されてる軍事用の運搬ロボットが犬や馬やロバみたいな4脚式だったりするので、険しい地形でも安定して運搬できるとかあるんでしょうね…

        11
      • やみと
      • 2025年 3月 10日

      毎日600人なら可能、1000は大げさだ。そして結局、これはあまり悪い数字ではありません
      もし上限を推測するなら、ロシアはこれまで最大14万人が戦死し、傷者は死者の4倍が最多で、合計死傷者70万、1日平均639人死傷者(実際にはそれより少ない)
      多そうに見えるが、各国の経験上、生き残った負傷兵の2/3以上が戦場に復帰できるよ

      では、3年間の実際の戦力損失(死者+復帰不能な重傷)は32.67万未満
      ロシアは毎月2、3万人の新たな契約兵を獲得することができ、最低数字で計算しても、3年間で72万人の新たな契約兵がおり、損失の数をはるかに上回り、軍の規模は毎月拡大している
      ちなみに、ロシアでは毎年交通事故で死亡したり障害を負ったりしている人も20万人以上いるので、3年で70万死傷者は深刻ではないように見えます。数千万人が死傷した第二次世界大戦に比べれば、安心安全にさえ見える

      15
      • ルイ16世
      • 2025年 3月 10日

      乗用車って言ってもラーダニーヴァですよ
      ロシア版ジムニーのクロカンでパリ・ダカールラリーで3位に入った事もあります(40年以上モデルチェンジしていませんでしたが遂に最近モデルチェンジしました)
      インド軍の軍用ジムニーのジプシーで突撃って思えばそこまで奇抜でも無いと思います
      もしくは最近発表されたフランスの特殊部隊用改造ジムニーフェネック2とか
      因みに値段は普通にジムニーノマド買えちゃうので優しく無いです

      16
    • NIVEA万能論
    • 2025年 3月 10日

    ロシア軍兵士がマラヤ・ロクニャ集落内の通信塔で国旗を掲げたというのは信じがたい話で、これがフェイク画像の類でない限りロシア軍兵士はマラヤ・ロクニャ市街中心部にある通信塔にウクライナ軍の攻撃を受ける事なくよじ登った(=つまり周辺にウクライナ軍部隊が存在しない?)という事になりますね。

    16
    • NIVEA万能論
    • 2025年 3月 10日

    …と思ったら管理人様が追記されてますね。ウクライナ軍はマラヤ・ロクニャを放棄ですか…

    これだとスジャの防衛も余計に難しくなりそうですが。

    24
    • paxai
    • 2025年 3月 10日

    ロシア軍の前進速度を見るにパイプライン奇襲部隊の排除に失敗してそうに見える。裏取られてアタフタしてる感じがする。
    あと他の地域に目を向けるとポクロウシクのウ軍攻勢も微妙になってきてるしセヴェルスクもじり押しされてるように見える。支援停止のせいか分からんが崩れ気味では?数日で効くほど即効性だった?

    19
    • うくらいだ
    • 2025年 3月 10日

    やばそうですね
    停戦交渉でも実際の落としどころは現在の現占領地で収まる可能性も当然ありえます
    その際に、このクルスク侵攻の意義が問われそうですね。
    当然現在国民はクルスクの状況を知らず、この占領地と交換で幾ばくかの領土が戻ってくると考えている(ゼレンスキーもそのように言っている)とすると、この地域の喪失は交渉カードの喪失と同時に、なぜ東部をもっと守らなかったのかという強い疑念を抱くことになりそうな予感

    17
    • 2025年 3月 10日

    少し前までは「ドネツク方面は兵士が足りなくてきつい」って話だったからドネツク方面の兵力を強化したら、今度はクルスク方面がきつくなって、補給路がドローンや砲撃や空爆で狙われて満足に使えなくなってしまって、後は武器弾薬食糧が干上がるのを待つだけの状態で10000人もの兵士の命に危険が及んでしまってて、ただ前線の兵士が捨て駒にされてしまう地域が変わってしまっただけという悪夢。

    ここまで来てしまったら、トランプに仲介してもらう前に、自分たちで停戦に向けて動き始めた方がいいでしょ……

    21
      • tokisada
      • 2025年 3月 10日

      ゼレンスキーはロシアが撤退を始めたら停戦協定のサインをすると言って、撤退中のロシア軍を強襲した過去。
      トランプ大統領との会談はスーツ若しくは軍服着用、今後の支援の話はしない約束を破った。

      という事をしているから、プーチン大統領はトランプ大統領の仲介での停戦協議以外は応じないよ。
      独仏はミンスク協定は元から破る協定だったと発言、英は背後から強襲の主犯格だから全く信用出来ない。だから、米露停戦協議にEUと英は参加させないと明記してある。
      共和党のゼレンスキーと深い繋がりがある新ウクライナ派アンチトランプのグラハム上院議員が「ゼレンスキーには失望した。ゼレンスキーの辞任以外は受け付けない。我々は新しいパートナーを探さないといけない」と言っている。
      米露共にゼレンスキーが辞任しないと鉱物資源取引や停戦協議を応じてくれないよ。

      29
    • 2025年 3月 10日

    放棄されていたエイブラムスが鹵獲されている動画があがってた
    勿体ないなぁ

    14
      • 無名
      • 2025年 3月 10日

      領土防衛隊とかの二線級部隊が突破されただけで、空中強襲旅団とかが敵を排除してる。
      みたいな意見もありますが、エイブラムスまで鹵獲されてるなら、精鋭部隊も破られてますね。

      13
        • 名無し
        • 2025年 3月 10日

        その精鋭の第80空中強襲旅団の兵士が複数人投降した映像が出てたんで碌な補給もない以上抵抗のしようがなかったと思いますね…

        13
      • Mr.R
      • 2025年 3月 10日

      雪融けが始まっていてエイブラムスの重さでは動けなくなると判断された、とかロシア軍の動きが早くまたドローンの脅威が大きかったため動かす方が危険と判断された
      可能性は色々ありますね

      3
        • Mr.R
        • 2025年 3月 10日

        どうせアメリカの支援は止まってもう整備もできないから囮として放置した、とかは無いと思いますが···

        2
      • 朴秀
      • 2025年 3月 10日

      欧米の情報を元にするとロバとスコップでロシア兵が無双していますけど
      燃料切れた戦車よりはロバやスコップの方が役に立ちますね…

      17
        • 犬の〆
        • 2025年 3月 10日

        >ロバとスコップでロシア兵が無双
        面白おかしく揶揄しているけれど、それが本当だったら。。。んなはずないけどそっちの方が怖い。

        2
          • cosine
          • 2025年 3月 10日

          本当だったら 正真正銘 おそロシア

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