DEEP STATEはフリアイポレ方面について27日「指揮官を失った第102旅団の大隊兵士が無断撤退を開始したため今月中にフリアイポレを失う可能性もあったが、ウクライナ軍司令部の正しい決断のお陰で大きな悲劇を回避することが出来た」と報告したものの状況の根本的な改善からは程遠い。
参考:Мапу оновлено
参考:За крок від втрати Гуляйполя — як вчасні рішення врятували місто від окупації
但し、ロシア軍を押し返して失った陣地を奪還しない限り状況の根本的は改善は期待できない
DEEP STATEはフリアイポレ方面について27日「ロシア軍がゼレンイ・ハイを占領した」「ロシア軍がヤブルコヴェ西郊外で支配地域を広げた」と報告し、この地域の状況について「ウクライナ軍司令部の正しい決断のお陰で大きな悲劇=今月中にフリアイポレを失う結果を回避できたケースだ」と述べた。
“先週に起きた出来事は「今月中にフリアイポレを失う結果になる可能性」を秘めていたが、ウクライナ軍司令部の正しい決断のお陰で大きな悲劇を回避できたケースだ。以前にも書いたが、今回の危機は全てポルタフカとウスペニフカの喪失から始まった。失われた陣地の回復を何度も試みたが全て失敗し、ウクライナ軍はある部隊(恐らく第125領土防衛旅団に所属する第218大隊)に対してノヴォスペニフスケの南側に防衛ラインを築くよう命じ、同時に第102領土防衛旅団はその右側面で比較的上手くロシア軍の前進を抑え込むことに成功していた”
“しかし、ロシア軍に第102旅団の左側を突破した際、敵の浸透部隊に側面と背後に回り込まれてしまい、さらに第102旅団の1個大隊が指揮官を失ってしまい兵士らは見捨てられた状態に陥ってしまった。何をすべきか分からなくなった兵士らは全員で撤退することを決め、約2個中隊が幾つかグループに分かれてゼレンイ・ハイとヴィソケから無断撤退を開始した。この状況を素早く把握した司令部は第225旅団と機械化旅団から部隊を派遣し、フリアイポレ近郊に防衛ラインの構築を開始した”
“無断撤退による混乱で友軍同士による誤射も発生した。この状況を分析した後、増援がゼレンイ・ハイ方向に派遣された。残念ながら増援部隊に所属していた兵士5人はゼレンイ・ハイの西側で敵の捕虜となり、銃殺されてしまったが、現在は南部防衛軍司令部、第225旅団、その他部隊の連携が功を奏して状況が安定している。指揮系統の混乱もほぼ解消され、フリアイポレ方向へのロシア軍の前進を大幅に遅らせ、新たな防衛ラインが構築された”
つまりウスペニフカを失ったウクライナ軍はノヴォスペニフスケの南側=ヴェセレ~ゼレンイ・ハイ付近の何処か「ロシア軍の前進をする防衛ライン」を設定しようとしたものの、第102旅団の守りが突破された上、指揮官を失って指揮系統が混乱した大隊が無断でゼレンイ・ハイとヴィソケから撤退してしまい、一気にザティシュシャまで押し込まれる事態に陥ったものの、この状況を素早く把握した南部防衛軍司令部が増援を送ってフリアイポレの手前に防衛ラインを設定したため「最悪の結果=今月中のフリアイポレ陥落を避けられた」という意味だ。
但し、ロシア軍を押し返して失った陣地を奪還しない限り状況の根本的は改善は期待できず、そのためには新たな予備戦力の投入が必要になり、どう見てもウクライナ軍にはその余裕がないで「ドローン運用を制限する悪天候」が再び訪れば事態が悪化するかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:225 Окремий штурмовий батальйон






















例にもよって無断撤退が起きてるのと、それで戦線が流動化しているのもアレだけど、あのDSが大規模無断撤退を批判しなくなってる事に一番の恐怖を感じる…
郷土防衛隊のオッチャン連中に多くは求められないという事ではないですかね。
練度の低い部隊なら指揮官を失って混乱して逃げ出しても仕方ないとまでは言わずとも、死守命令を出せば最後の一兵まで踏み止まって戦うなどという事は期待していないでしょうね
指揮官を失った兵士がどうしていいかわからなくなって撤退とのことですから兵たちは情報が無い中で最善の選択をしたと考えます。
そんな状況で留まっても嬲り殺しに等しいのですから。
指揮官が戦死しても指揮を引き継ぐに足る人材が手当てされていれば防げた可能性もある訳ですからそうできなかったのは効果的な指揮をとれる人材の枯渇が背景にあるのでしょうね。
下士官は促成栽培するにも限界がありますからね…
徴兵と同じようには中々
ウクライナの兵力枯渇で前線の現場指揮官が真っ先に足りなくなりそうとは言われていましたが、実際に弊害出始めましたな…
ただでさえ開戦時に消耗してて少なくなってた優秀な下士官をバハムートで武装チンピラ相手に消耗させちゃったのが終わりの始まりでしたなあ。
大隊長なので下士官ではなくバリバリの士官なのでは?
士官の促成栽培がむっちゃ困難な事は確かですが。
内容の出発点は「指揮官が戦死しても指揮を引き継ぐに足る人材」なら下士官でも間違いではないと思いますが?
真っ当な国なら、ペーペー士官の補佐に優秀な下士官を付けるとかするんで上が飾りだろうが部隊を掌握して回せるようにはなる。士官ならば広い見識を元に作戦実行するだろうけど、取りあえず目先の事象対応なら下士官でも十分でしょう。
ここに至って上官が居ない状態で留まって奮戦する意味があるんですかね?
どうせ上にお伺い立てたってその場に留まって奮戦せよ支援は無しなみたいなクソみたいな返答しかないんでしょう。むしろ烏合の衆で無意味に戦力を無くす行為をさせる方が1番の恐怖を感じますがね。
街の正面に予備戦力で防衛線を構築って…既に西と北で補給線が脅かされてるところに投入しても街の陥落を遅らせるだけで将来的にいいこと何もないでしょ…
そのままお決まりの二重包囲の下に閉じ込められて大損害被って撤退っていつも通りの流れになる匂いしかしない
まあ手当に派遣されてるのが参謀本部直轄の225旅団ってあたり軍事的な妥当性より政治的な判断を優先された感ありありだけど
以下翻訳文かつ受け売りです
記録のために言うと、状況は崩壊の第3段階に入りました。AFUは一度に前線の1つか2つのセクターを維持するための資源しか持っていません。(中略)他のすべてはロシア側がどこに押し進めたいかの完全な選択に委ねられています。AFUが状況を制御する能力を完全に失ったとき、第4段階に入ります。部隊の再配置は何の影響も与えず、シルスキーはじっと座って爪を噛みながら、ロシア軍がオレホフ、スラビャンカ、ドルジコフカ、クラマトルスク、イジュームに突破するのを見守らなければなりません
『失われた陣地の回復を何度も試みたが全て失敗』ここで戦力喪失したのも、問題のポイントでは(?)と思ってしまうんですよね。
ノヴォスペニフスケの集落を、衛星写真で見れば分かりやすいのですが、東西方向に1戸ずつあるかないかくらいなものなんですよね。
周りは平原なわけですから、攻撃して消耗した後であれば、防衛するのも厳しいかったのかなあと。
『前線歩兵が足りない』兵力が潤沢ならば大隊も撤退せずに残っていたかもしれないですし、ここでも兵力不足が問題なのかなあとは感じるわけです。
でもこれは”焼け石に水”みたいな状況なわけだからウクライナ軍兵士達は全く楽観的になれないよね…。
ここまで悪いと仮に天候がウクライナに有利になっても戦況は良くならないだろコレ。
無断撤退した部隊が行く所は必然的にフリアイポレ
仮に撤退してもドローン攻撃にあって物資がなくなるだけ
彼らはそこにとどまる事でしか出来ない
今度はどこの戦線から部隊を引き抜いてきたんだ?
255旅団なら
クルスク進攻の先鋒を務めるも打撃を受け膠着→危機に陥ったポクロフスクの救援に転戦→左翼コレネヴォ方面が崩れつつあったクルスクの手当てに出戻り→両翼包囲されたスジャからの撤退で大打撃を受ける
という激戦続きで再編されてたはずだから他戦線からの引き抜きではないはず
疑問に思ったんですが、
北朝鮮軍と名乗っている軍隊が実はPLAの可能性はないんでしょうかね。
あまりにタブーすぎてどこの国もあえて触れないが実際にはそうなっていたとか、
考えすぎでしょうか。
今月中といってもあと数日程度、逆にそんな短期間でフリアイポレが陥落すると思っていた人はあまりいないのでは…?
非現実的だと思いますがDS視点では連鎖的に撤退が起きてそうなってもおかしくないぐらいの状況だったということですかね?
フリアイポレに逃げ込んでもフリアイポレ自体が包囲されつつありますし
Deepstateがなんだか少しずつ大本営発表みたいになっていっちゃって悲しいよ…
あるいはもはやウクライナ軍のISR能力が崩壊しててDSにまともな情報を上げられる兵士が存在しないのか
別に大本営ではないだろう。悲惨な戦局に相次ぐ無断撤退、上層部向けの嘘報告の実態はDSからしか分からないだろう。しかしそのDSをして、もう無断撤退を批判するだけ無駄だと諦めてるだけなんじゃ
DSは「最悪のケースの回避」と宣っておりますが、内容は「戦力の逐次投入の愚により最終的に各個撃破されていく最悪の循環が相も変わらず止まっていない」なのですが…厳密には「もはや逐次投入しかできなくなった愚」でしょうけど。
管理人も書いている根本は結局、ロシア軍の前進をある程度遅らせることはできても、「遅らせた先」が顕れてこないことなんですよね…
月間占領面積の減少が発生したとても現況ロシア軍の弱化を意味していないですし。
戦力の逐次投入自体は別に構わないと思います。戦場は常に変化し、いつでも大兵力を送れるわけではないですから。場合によっては逐次投入となることもあるでしょう。戦線の安定化さえできればいいという場合も多いと思います。
問題は逐次投入する戦力が少なすぎた場合、戦力を浪費するだけで無駄だということではないかと思います。
今のウクライナが正しくその状態に陥っているように思えます。
同感です。軍事の変化についていけてないかなりの大手マスコミが「ロシア軍は兵力分散の愚を繰り返している」「ウクライナ軍反抗の失敗原因は兵力分散」などと報じてましたが、現在のドローン戦場では単純な兵力集中は通用しません。戦術の正解はそれよりもバギーやバイク、それも時代遅れになって後方浸透と日々変化しているわけです。
記事中にある225旅団ですが、第225連隊(元々は225TDF大隊)と思われます。第125領土防衛旅団の第218大隊であるので、この旅団は第125重機械化旅団に改編されています(スムィ方面配備のはずだったが移動したか)。増援に来た機械化旅団についてですが、複数の情報から勘案して第142機械化旅団と考えています。第142旅団は元々歩兵旅団であり4個歩兵大隊編成だけでしたが機械化旅団に改編される際に1個歩兵大隊基幹になっています(抜けた歩兵大隊は他の旅団に移籍)。あんまりアテに出来ないのですが、ウクライナ軍の編成を見ていると機械化旅団にTDF歩兵大隊を編入しているんですね、編成中に元々居る歩兵大隊があるのにも関わらずです。
要塞を失う危険がある時は「いついつまでに占領できなかったので我が軍の勝利」と勝手な締め切り期限を設定すればその戦いは勝利となる。-Zelen tsu The Art of siege (然子の兵法 攻城の術)
>Zelen tsu
これ、孫子をゼレンスキーになぞらえておちょくってるのか
笑えないが少し笑った
今の時代で首刈り戦術がここまで刺さるんですね。ウクライナ軍の速成編成の弊害でしょうけど。
やはり本国も侮られないよう補強が必要ですね。米とか休日のスーパーマーケットから人を抽出しても二、三人ぐらい指揮取れる人が居そうなイメージありますし。
11月中のフリアイポレ陥落阻止が成果とか終わってる
これを積み上げれば「負けた」と書くだけで済む本がとんでもない厚みになるやろな
さあ、フリアイポレ攻略戦だ!
アリガト アリガト サヨナラ サヨナラ…
淀川長治さんがウクライナ戦争が映画化されて、それを見たらどういう感想を言うのか気になった
これ、管理人様には悪いけど玉砕の時の電文です。
管理人様には消され?ましたが撤退した兵士が督戦隊に脅されて前線に戻された話もあります。
防衛ラインとか立て直しとかの裏にはこういう強制的な事もあるのだろうと思っています。
個人的にはザポリージャまで下がった方が良いのでは?と。
どちらにせよ前線で領土凍結ならザポリージャ市自体が前線都市になる、または割譲の争点になる可能性が高い。ならばそこに詰めておいた方が抗弁になるかも?とは考えているので。
情報ありがとうございます。
Vanya Kernychuckさんの投稿でしょうかね。
ウクライナ側のドローンが少なく、ロシア側のドローンは数倍あるという記述も気になりました。
ザポリージャ市は人口規模だけでなく、補給基地=補給路としても極めて重要なんですよね。
人口だけ見ても、コンスタンチノフカ=クラマトルスク=スリャビャンスクよりも多いわけですから、来年の継戦を見据えれば、また新たな選択を迫られるかもしれませんね。
私の妄想ですが、ザポリージャまで下がって、ここに、東側と南側に防衛ラインを引いて、戦力を蓄積し、東からやってきたロシア軍の補給が伸びきったところで、できれば、スターリングラードにする。そうならないように、ロシア軍としては、ゆっくり西進し、むしろ、ポクロウシクとコンスタンチノフカから北上、リマン方向から西進し、ドンバスの残りを占領するのに全力を尽くす。しかし、この辺りは、開戦初期から、頑強にロシア軍に抵抗しているので、結構な時間が掛かる。ただし、もし、このドンバスをとられて、さらに、ザポリージャ近郊まで寄せられると、28項目案より厳しい状態となる。しかし、そこから変化する可能性はあるのでは。この戦争、時間がたつと、戦場の様相が変わるので、まだまた、がまんするのかな。
今月が来月になっただけで、別に絶望的な状況に変化がないんだろう
気分的な勝利宣言ならするな
ウクライナはゼレンスキー大統領の最側近イェルマーク大統領府長官の関係先まで汚職捜査機関に家宅捜索されてる。
イェルマークさん辞任しましたね、ゼレンスキー政権もう持たないかもなあと。
戦争当初2022年2月末、ゼレンスキー大統領とイェルマーク長官など、キーウにいるとSNSで投稿して英雄視されてたわけですが。
英雄の最後が、汚職で辞任ひどい結末ですね…
欧州ももはやウクライナに建前的配慮はしなくなっていきえますね。
ただし、それが意味するのは見捨てて停戦(講和)させるのではなく残念ながら真逆。
「支援し続けるのは確かにもう限界だ」だからもう俺達が直接ウクライナをグリップするのだと。
お飾りの頭はゼレンスキーのままなのか、英が温存しておいたザルジニーにすげ替えるかはなんともですが。
欧米がコントロールしたらザポリージャクリンキクルスクみたいに西側装備で固めた部隊を突撃させて壊滅したを繰り返すだけな気が