ポクロウシク方面ではロシア軍の前進を示す視覚的証拠が次々と登場しており、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はこの方面の状況を「壊滅的」と呼んでいたが、DEEP STATEも「既にセリダブ郊外で戦闘が始まっており状況は困難で制御不可能」と報告した。
参考:Кацапська ганчірка на адмінбудівлях шахти “Котляревська” східніше Селидового
参考:DeepState
参考:Купянско-Сватовское направление: продвижение ВС РФ в Синьковке и под Песчаным обстановка по состоянию на 12:00 29 августа 2024 года
参考:Синьківка станом на зараз залишається під контролем Сил Оборони України
参考:На Покровську не зупиняться. У ЗСУ назвали наступні цілі росіян у разі захоплення міста
東部戦線から届く報告はウクライナにとってネガティブなものばかりだ
ポクロウシク方面ではロシア軍の前進を示す視覚的証拠が次々と登場しており、ウクライナ軍がクラスヌイ・ヤル方向=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子、ロシア軍がミハイリウカ炭鉱の管理棟=Ⓑに国旗を掲げた様子、ウクライナ軍がFPVドローンでテリコン頂上=Ⓒに掲げられたロシア国旗を攻撃する様子、ウクライナ軍がミハイリウカからセリダブ方向に前進するロシア軍=Ⓓを攻撃する様子、ロシア軍がメムリク集落内=Ⓔで国旗を掲げた様子を確認。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はポクロウシク方面の状況を「壊滅的」と呼んでいたが、DEEP STATEはⒷの視覚的証拠と共に「既にセリダブ郊外で戦闘が始まっており、状況は困難で制御不可能だ」と報告しており、両者とも状況の評価を「危機的」から一段引き上げた格好だ。
因みにDEEP STATEはクピャンスク方面について「ロシア軍がピシュチャネ周辺で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がタバイフカ周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍がシンキフカ集落内で支配地域を広げた」と報告、視覚的にもロシア軍兵士がシンキフカ集落内の建物=Ⓐで国旗を掲げる様子が登場。
DEEP STATEも「シンキフカにロシア国旗が登場した」と報告したが「この集落はウクライナ軍が管理している」「ロシア軍が集落内に足場を築いているのかどうかは時間が経てば分かる」と報告している。
クピャンスク方面におけるロシア軍の前進速度は従来通り=m単位の前進だが、ロシア軍はピシュチャネ方向からオスキル川にジワジワと近づいており、クピャンスクの北東に位置する防衛拠点=シンキフカでもロシア軍の前進が視覚的に確認され、東部戦線から届く報告はウクライナにとってネガティブなものばかりだ。
追記:RBC-Ukraineの取材に応じたウクライナ軍予備役評議会のイワン・ティモチコ議長は「ロシア軍がポクロウシクに入れば攻勢が止まる。ここで小休止に入って戦力再編が始まるというのは幻想だ。我々はアウディーイウカやオチェティネでロシア軍が止まらなかったこと目撃している。残念ながらロシア軍はポクロウシクに入っても止まらないだろう」「プーチン大統領にとってドネツク方面での攻勢は『大規模な強制動員なしで状況をコントロールできる」と示すための取り組みだ」と述べた。
関連記事:ウクライナ人ジャーナリスト、ポクロウシク方面の状況は壊滅的だ
関連記事:ポクロウシク方面の戦い、ウクライナ軍の防衛ライン崩壊が止まらない
関連記事:ポクロウシク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ全体をほぼ占領
関連記事:ゼレンスキーの謎認識、クルスク侵攻でポクロウシクへの敵前進が鈍化?
関連記事:ポクロフスク方面の防衛はボロボロ、ロシア軍がkm単位の前進を続ける
関連記事:ポクロフスク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ市内中心部に到達
関連記事:ドネツク州西部の状況は悪化の一途、ロシア軍はクラホヴェ方面でも前進
関連記事:逼迫してきたポクロフスク方面、ドローンパイロットまで塹壕に送り込む
関連記事:悪化し続けるポクロフスク方面の状況、ロシア軍がノヴォホロディフカに侵入
※アイキャッチ画像の出典:Диванный генштаб
ノヴォホロディフカの完全占領に半月程度かかると3日前は思っていたのだが、この進軍速度は・・・
壊滅的という評が全く誇張に感じられない
ところで他サイトやYouTubeチャンネル等への批判、党派的なコメントが散見されるが、つい数日前に釘を刺されたばかりのはず。
コメント欄が開放されているのも管理人殿のご好意によるものと心得ていただくよう呼びかけたい。
以上、一閲覧者の分際で大変出過ぎたかもしれないが、コメント欄での有益な情報提供や考察を読む機会も絶たれてしまうのは辛いので申し上げた。
クピャンシク方面もですか。
ポクロウシク方面と違って、この辺からはさすがにクルスクに兵を動かしてると思ってましたが、ロシア以上にウクライナもこの辺の兵力をクルスクに回したんですかね。
途中で投稿してしまいました。
自分も賛同します。
賛同する意見に書き込みをして、合わない意見はスルーする。
それが一番ですよね。
ポクロウシク到達まで7kmって言ったら、東京から品川くらいの距離か。山手線で15分だな。
今さらクルスクから引き上げさせるのは難しいからどっか他の方面から引き抜くんだろうけどね。
ベラルーシも減らさんだろうしがら空きにしたら「ロシア」軍が侵攻してくるだろうしなあ
オデッサとかから?
できすぎ 反動が怖い
クルスクのできすぎた前進の反動が、ポクロフスクの今なのだと思います。
ドネツクの惨状を見るに、ウクライナの防備は他にもたくさん穴がありそうです
当然ロシアも次の突破口が無いか探っておるでしょう
実質、双方とも戦場の広さに対して兵力が少なさすぎて点と線の確保が実態なのかと思います。
錐のように戦力を形成出来たらどんどん進める状態で、ロシアは東部、ウクライナはクルスクでこうなってる。
下手に進路を変えるとおかしくなるからどちらも前に進むしかない。
どの道ウクライナ側はポクロフスクという補給ハブを取られたら、残りのドンバスの拠点は干上がる。そして、同都市から西のドニプロ州はもうロクな防御陣地も無い。
クピヤンスク方面に展開する第一親衛戦車軍隷下の第47親衛戦車師団は引き抜かれてクルスクに転戦したという報告が1週間程前から散見されている。にも関わらず1年近く死守されてきたシンキフカに侵入を許したことはこの地域の戦力バランスもロシア有利に傾きつつあることを示唆する。
シンキフカ周辺が突破されるとクピヤンスクまで数キロまで接近されてしまうので、ドンバス方面ほどハリコフはまだ危機的な状況ではないが軽視できる戦線でもない。
既に過去1年以上継続してオスキル川の渡河地点が空爆され補給路が弱っているため崩れる時は早いかもしれない。
撤退で消耗を抑えてポクロウシクに集中かな
それでもポクロウシクが守りきれるかについて悲観的な予測がウクライナ側から出ているのは気になりますね
東部戦線のロシア軍誘引のためのクルスク攻撃でしたが、仕掛けたと同時に自分にも仕掛けられたって感じでしょうか。
ロシアが逆に東部戦線への圧力を増したのもクルスク侵攻軍の誘引もあるのでしょうかね。
なかなかおもしろいです。
意味不明な作戦だったけど、戦局はダイナミックになって見てる方は面白いね
忘れられがちだったウクロ戦争への関心を取り戻すのが目的の一つだったら大成功してる
面白いねで済んでるうちに終わって欲しいもんだけど、未だに落としどころが影も見えない
>ロシア軍がポクロウシクに入れば攻勢が止まる。ここで小休止に入って戦力再編が始まるというのは幻想だ。
ポクロウシクが橋頭堡になり補給負荷が軽減されるから次の侵攻が楽になるからね。
アウディーイウカからの鉄道をすぐに整備するでしょう。
アウディーイウカ陥落後もすぐに戦車修理工場を開設してたね。
ステボベの先で激戦中だった頃、エイブラムスやブラッドレーが回収されるとすぐにモスクワに展示されてたのは驚かされたな
これはもう明らかに「ウクライナ軍上層部はもうドネツクとルガンシクを防衛する気がない」ということですね。
なので使えそうな装備や人員は全て引き抜き済み。
今残されている部隊は、時間稼ぎのための捨て駒でしょう。
ただ、「彼らは捨て駒です、ドネツクはもう放棄します」と言ってしまうと政権に批判が来るので。
メディアやブロガーに不満のガス抜きをさせているんですね。
今後、ポクロウシク含めた東部はロシアに占領されるでしょうが。
クルスク地方に残りのウクライナ軍の全力を賭ければなんとか停戦までは保持できるでしょうから,膨大な犠牲と引き換えに「東部は取られたけどクルスクは取ったから互角」という雰囲気を醸し出して政権の延命を図る,というシナリオでしょう。
そもそも停戦をしたところで、ウクライナがロシアに黙ってNATO入りしてしまえばロシアとしても停戦した意味が無くなるわけですから、ロシアが望む停戦のタイミングまでクルスクを維持できるかですよね。
既に大統領の任期が過ぎていながらも大統領の座に居座り続けるゼレンスキー氏がウクライナの代表者である限り、ロシアとしてもミンスク合意を反故にした大統領を信頼して停戦協議をするとは思えませんし、西側陣営もウクライナが合意を守らないことに今まで目をつぶっていたわけですから、ロシアとしても西側陣営に停戦の仲介役なんて任せられるわけがありません。
ロシアが西側陣営とウクライナの描いているシナリオに沿って停戦をすれば、ロシアとしても自分の首を絞める事を理解していると思いますから、結局ロシアが望むタイミングになるまでウクライナは永遠と戦い続けないといけなくなると思いますよ?それまでにウクライナがクルスクを維持しているかも怪しいですども・・・
そもそも数日前のゼレンスキーの謎認識の記事の追記に、ゼレンスキー大統領が本音をこぼしてるらしき発言がありますからね。
>「敵はドネツク州全体の占領を戦略目標に掲げているため諦めることがない」「東部地域の行動方針はロシア軍のドネツク州行政境界線への侵入阻止」と回答、さらに「ポクロウシクの喪失はクルスク侵攻計画の失敗を意味するのか?」という質問には「既に侵攻作戦は成功している」「西側諸国のパートナー全員が私に同意している」
これ、既にポクロウシクを守る気はなく、ドネツク州はロシアに渡すって宣言ですよね。とはいえ、これまでの経緯もあって防衛放棄とは口が裂けても言えないので、他方面への転進と言う形で有力部隊を引き抜いたと思えば論理的には一貫性がありそうだなと。東部4州はロシアの実効支配を持って仕方なく割譲という体で諦めてに、ハリコフのロ軍占領地はクルスクのウ軍占領地と交換の形で停戦という線でクレムリンと西側を抱き込んだプロレスに入ったと言われてもさして違和感がない昨今の情勢。
そもそも長大な戦線があって後退すれば多少なりとも戦力密度が増して兵站も改善される筈だったが代わりに新たな戦線作れば意味が無い。
別に東部とクルスク方面だけで戦っている訳でも無いし切りたい部分のルガンスク等を捨てたら、ロシアはそこで止まりそれより西側が前線にならないって保証が有るんだろうか?
代わりにクルスクで頑張るとして南部とかの戦線はほったらかしにでもするんですか?ロシアがアクション起こしたら対応せざるを得ないでしょう。局所的な部分だけで推移するだろうとか確定事項ではないでしょう。
ウクライナはロシアほどではないにせよ情報は得られやすいし政権を心酔しているメディアや国民だらけでは無いのだからいくら隠し立てしようが政権の考え方は透けて見えるでしょう、批判が無くなることはない。国民を無視して政権延命を図るつもりならゼレンスキー政権は打倒されるべきだとは思いますね、自分達が救国の政権だと酔いしれ無茶を通すなら害悪でしかない。
最後にロシアの継戦能力次第ではあるがもしもロシアに余裕があるのなら自国領土を占領されて態度が硬化している以上は停戦へ話が進むかは怪しい。
ロシアが粘るならクルスクを停戦まで維持すると言うのはリスクを跳ね上げる可能性はあるでしょう、停戦内容が定まっていないのだから停戦交渉するならばクルスク放棄しないと始まらない場合はどうするんだろうか?
恐らくですが、強いプーチン像を維持するためにディールではなく武力でクルスクは取り返すでしょう。全面降伏であれば受け入れるかもしれませんが。クルスク侵略後に和平交渉の提案を取り下げたのはそのような意図が含まれていると思います。
逆に言うとウクライナが何時までも制圧したままではプーチン像が損なわれますし和平もしない、ゼレンスキーの思う通りになります。
なのでゼレンスキーもクルスク維持に兵力を注いでいるのでしょう。
ちなみに政治的な話では領土面積の広さは関係なく寸土ですら奪い、奪い返しが求められていると考えられます。
意外と事態は単純でウクライナには兵員物資塹壕がポクロウシク方面では圧倒的に不足し守備陣地放棄して後方都市に潰走しロシアが進軍しているだけな気がしてきた。とはいえポクロウシクには各都市から潰走してきた兵員が集まってるのだろうから、時間を稼ぐことは出来る様な気がするが稼いだ時間でどうロシアの進軍止めるかは現状手立てがまったく無いというだけなのではないだろうか。クピャンスク、ロボティネ、チャシブヤール、トレツク、ブフレダール方面もロシア軍の攻勢が開始されているので東部南部の全戦線で同時攻勢を掛けることでウクライナの不足しているリソースを払底させ新しい突破口形成を目指しているのかなと思う次第。
クピャンスクかブフレダール方面で大きな突破が起きそうな気がするが果たしてどうなりますか。
ドネツク方面、劇的な展開でしたね。
アウディーイウカの攻防、ロシア軍に大きな損害を与えて。
後方に、防衛線を整えながら消耗を強要すると思いましたが、不思議な位置で後退せずに消耗していき。
クルスク攻勢に、戦略予備・正規兵・ドネツクの部隊引き抜き・武器弾薬の余力を吐き出して、ドネツク防衛が壊滅するとは…
WSJにて米当局者の話として先日の宇へのミサイル攻撃の最中にF16が墜落事故で破壊されたとの記事が出ています。
このミサイル攻撃もクルスク攻勢への報復との見方がありますので、本当に今回のクルスク攻勢とは何だったのでしょうかね。
ほんとに同じミスを繰り返し過ぎなんですよ、ウクライナは。
ベルゴロド州にちょっかいかける度に報復攻撃でインフラを壊され、エネルギー関連施設を攻撃する度に報復された。
それなのにクルスク攻勢ですから何がしたいか分かりませんし、武器提供国いわゆるスポンサーの面子も伺いもせず実りがない作戦に出たのか目的をはっきりさせるべきです。少なくともドイツやアメリカにはオフレコでもいいのでそれを伝えなければ支援切り上げの可能性もあるんですよね。
ウクライナが、国家として信用できるのか?ということが仰る点は問われているのでしょうね。
武器支援の使用用途は、安全保障が関わるため厳格に定めているのに、それを事前協議なしに使うのは極めて深刻です。
日本のウクライナ支援も、資金使途を定めていますが、これも破られる前提で考える必要がでてきたということですね。
情報ありがとうございます。
F16墜落が事故とすれば、墜落原因が、練度なのか整備不足なのか気になりますね(虎の子が早くも…)。
ロシアはスジャ北方、クルスク原発南・クルスク原発~クルスク市に至るルートを塹壕でガチガチに固め始めていまして。
クルスク攻勢、スジャ北方への戦果拡大は厳しいものの、(政治的に引けなたいめ)ドロ沼化のリスク高そうですからね…。
ウクライナ軍もF16の墜落と、パイロットの死亡を発表しました。
大規模ミサイル攻撃の迎撃任務中だったとの事です。
初戦にしては任務が重すぎたのでは。
パトリオットの誤射でF-16を1機撃墜、空港へのミサイル攻撃で駐機中の1機が地上喪失、とのこと。
あまりに酷いのでウクライナ側が公式に損失理由を認めることは無いかと。。
どっちも西側の機材だからIFFで誤射は防げそうなもんだけどな。
連絡の不備(F-16が飛んでいることを知らなかった)とか、練度の問題でIFFを確認せずの誤射とかかな。でも、ヒューマンエラーを防止するために機械的に確認する仕組みになっていそうな気もするが。
8月27日にロシア報道で「米国が、ウクライナに供与されたF16の電子戦システムを再プログラミングした」というものを目にしましたが、関係あるのでしょうか?
情報ありがとうございます、勉強になります。
両軍ともに、対空ミサイルによる誤射はあると言えども、事実ならばタイミングが非常に悪いですね…
F16ウクライナ到着を大々的に発表、一部ゲームチェンジャーに期待してる人もいる中で、公式に認めるのは苦しく感じます。
追記です。
クルスク原発南の塹壕ラインについて、Brady Africkさんが推移・マッピングを公開しているのでご興味のある方は。
ロシア軍の防衛戦術、塹壕掘削の順序・スジャ周辺の情勢(8月28日)と合わせて興味深いです。
下記、GoogleMAPと目視で比較している程度なので、ご参考まで。
Tatarigami_UAさんは、画像右下のMAPも参考になるのですが、航空写真を分析にして塹壕構築状況・複数の重機動員を示しています。
(1)8月14日 E38沿いの東西方向(リリスク(交通結節点)~R200(交通結節点)辺りに)
(2)8月16日 R200沿い南北方向 クルスク原発の南・(1)の南に複線の塹壕出現(E38沿い・R200(交通結節点))
(3)8月19日 E38リゴフ周辺(?)の塹壕が複線化(スジャへの交通結節点)
(4)8月21日 E38メニ・カルラ・リブネクフタの南北方向に塹壕戦が出現(画像参照)
(5)8月24日 E38~スジャ北東の方向に塹壕出現
(6)8月28日 スジャ北東を頂点に逆三角形の塹壕線が出現(スジャ~R200・E105クルスク市への幹線道路)
(2024年8月29日午前6:23 Brady Africk @bradyafr X)
(2024年8月24日午前5:27 Tatarigami_UA @Tatarigami_UA X)
ウクライナ側は「クルスクに侵攻した事で東部戦線のロシア軍の攻勢が弱まった」と盛んに喧伝していたので戦力誘引を狙っていたのはほぼ間違いないと思いますが、これってレイテ冲海戦時の日本海軍のように「こちらがこう動けば敵はこう動くだろう」という希望的観測で立てられた計画に過ぎなかったという事ですかね。
日本海軍はともかくもハルゼイを釣り上げる事には成功したけど、ウクライナ軍の場合は敵が全く誘いに乗らなかったために悲惨な結果になりつつある、と。
ポクロウシクを取ったら、次は北上して
クラマトルスクへ向かうのでしょうか
根拠はないけど、流れ的にクラマトルスクとって次はリマンの奪還
という感じでしょうかね。
ポクロフスクにウクライナ軍が周囲の残存兵力を集中したとしても、他からまとまった規模の援軍がやってこないのならば結局陥落します。また陥落させようとするでしょう。
ゼレンスキーもシルスキーも「クルスクを攻撃した事と東部戦線から兵力を引き抜いた事」を間違いだったと認める事は難しいでしょう。だからクルスクに回した部隊を戻せるとしてもごく一部に限られます。しかも帰ろうとするとそのコースが非常に閲覧性がよいので重装備は破壊されやすいという。
そして、援軍があまり来ない事が確定したらポクロフスクの防衛もあまり長くは頑張っていられません。早晩陥落するならさっさと見切りを付けて退却する方があらゆる意味でマシな選択になってしまうからです。
全然来なければ守る必要すら無いでしょう。意味がないので。
最初から東部を捨ててもやむなしと思っているのならば……、やはり意味がわかりません。クルスクの現在能くらいな軍占領地域にそれに相応しいだけの価値がないのは明らかですし。それとも今からでも原発取りにでも頑張ってみるのでしょうか。
クルスク攻撃自体がやはり物凄くふわふわした作戦に見えます。ふわちゃん作戦です。
ウクライナ軍内部の不和の種にもなりそうですし。
おかげでポクロウシクが攻めやす子
クルスク特攻大PR作戦のツケがいよいよ回ってきましたね。越境されても冷静に対応したモスクワ政権とロシア軍の方がうわてでした。
ウクライナ側も正直ここまでシカトされるとは思ってなかったでしょうね。
いや、すごいのはロシア国民だと思うね。
当然こんな局面もあるだろうという覚悟が決まってんのか、無気力なのか、プリゴジンの一件で耐性ついたのか知らんけど、落ち着いてる。
ウクライナとしては、こんなことがあれば政府への突き上げがものすごいことになってそれはロシアでも同じだろうと考えてのことだと思うが、全く思惑どおりになっていない。
人口の大部分を占める世代にとって、ソ連崩壊時の苦境に比べたら、国民が政府を大規模に突き上げる水準ではないのかもしれませんね。
西側支援込みのウクライナ相手なら、現状程度の被害や苦境の部分は、政権支持や許容が優る範囲なのでしょう。
クリミアが余りにも上手くいったので、侵攻初期のナメプはあったでしょうが…流石に2年以上の継戦期間は、西側諸国の脅威の記憶を引出し再認識し、襟を正すのに充分な期間だと思われます。
そういう状況下で、西側兵器を使用したクルスク侵攻…
元々のプーチンへの支持・信頼が堅固なことに加え、長年にわたって構築してきた「NATOがロシアを侵略している」という神話に、アメリカ兵器を使うというおまけつきでエビデンスを与えてしまいましたからね
こうなると、むしろ戦争への意思は確固たるものになると思います
未だに何故なのかはわかりませんが、「ロシア人は違うな」と感じています。
どちらが良い悪いではなく、とにかく『常識』が違うというか。。。
その違いをロシア人は自覚しているけれど、『西欧』はわかっていないのではないでしょうか。
ロシアの諺に「吊るされる運命の者は溺死しない」というものがあります。
「個々の出来事に一喜一憂しても運命通りになるしかないし、その運命は結果が出てからでないとわからない」という意味合いだそうです。
ホン………ットに何をやってくれてんですかウクライナ軍は。このままじゃドネツク州は丸ごとロシアの実効支配下です。最悪の現実がもう目前に迫っている。
ゼレンスキー大統領は、敗北が何を意味するのか知っているのですか?まさか、現行の前線を保持したまま一時休戦くらいに軽く考えてるんじゃないでしょうな。ロシアの講和の要求をもう1回見直してみなさい。東部4州の割譲を大前提に、ウクライナの軍備制限やNATOの加盟禁止、ロシアが納得するまでの非ナチ化(何がナチなのかはロシアが決める)など、もはや保護国化といってもいいほどの過酷な要求を突きつけられているですよ。なのにあんな投機的なクルスク攻勢に戦力を突っ込むなんて信じられない。
ウクライナを守るためなら政権吹き飛んでも構わないくらいの気概を見せて、大胆にクルスクから撤退して東部に兵力を振り向けるべきです。今ならゼレンスキーとシルスキーの首が飛ぶくらいで済みますが、ドネツク州を完璧に占領されてからではもう取り返しが着きませんよ。
私見ですが過去のゼレンスキーの言動を見る限り、政権吹き飛んでも構わないくらいの気概など微塵もなく自己保身の欲求が非常に強い人物のように見受けられます…
開戦初頭、ロシア軍がキエフに迫り来る中断固として踏みとどまったあのゼレンスキー大統領はどこに行ってしまったのだ…?
首都に降り注ぐミサイルや無限に送り込まれてくる暗殺部隊のプレッシャーに2年半耐えた勇気に比べれば、自身の首を差し出してクルスクを無にするくらいどうって事ないでしょうに
私は今ここ(キーウ大統領府)にいます、閣僚もみんないます、のスマホ動画は、本当に格好良かった。
あれって、イスラエルのベネット大統領とロシアのプーチン大統領との間でのお話し合いで、ウクライナのゼレンスキー大統領を殺さない。との確約をベネットから連絡を受けたゼレンスキーが、それで安心して、撮った動画じゃないの?
中々、ベネットさん興味深い発言してますよ。
交通事故より当たらないと思ってりゃ砲弾も怖くありませんな
リスクを考えれば指導者は極力安全なところにいるべきでしたが、あそこで自分を「演出」しなければならなかったのはむしろ自身のなさの表れだったのでは?
クルスク侵攻がウクライナの利益になっているように見えないですね…
プーチンを困惑させることには成功したかも
少なくともメディアは憶測を記事にして儲けれたので…
6月のウクライナ軍の危機的状況に関する情報が一応欺瞞作戦の一環であったように、
このポクロフスクに関するウクライナ側の報道も誇張が含まれているのではないか、と疑ってしまいます。
RYBAR達も、ウクライナの真の本命は、ザポリージャへの奇襲攻撃ではないかと本気で危惧しています
どうもこの方面にはウクライナは新たに4個旅団を用意しているようなのですが・・・
両陣営の軍事ブロガーなどからも「あまりにも抵抗が無さすぎるので、罠なのではないか?」という意見はちらほら出てきていますね
ただ、具体的に罠であると断定できるような情報があるわけではなく、現状を説明出来る話の一つとして罠の可能性を挙げているというものが多いです
スミィのように森林地帯が周辺にある訳でも無いので、逆撃を与えられる程の戦力を隠しておける余地が無く、あるとすればご指摘のように他戦線での奇襲か、ポクロウシクに集約かぐらいですね
ここでまさかの沿ドニエストル共和国への強襲という可能性。
いくらウクライナでもそれは無いとは思いますが…。
ロシア軍の前線の戦力をクルスクに集めてザポリージャへ攻撃開始ですか
完璧な作戦っすね、実現しなかったという点を除けばですが
たしかにウクライナ軍のこれほどの後退は欺瞞のようにも思えますけど
有利なポジションを目一杯放棄してるのは変わらないんですよね。
それを奪い返すのにどれだけ戦力が必要なのかと考えたら、あまり現実味を感じないように思います。
こんな状況の時に、WSJで「ウクライナに渡されたF16が『パイロットのミス』で墜落」なんて報道もされていますし。。。
隠れた問題に、「脱出装置がなぜ働かなかったのか」がありまして。
もともとF-16の中古機ということで射出座席がちゃんと稼働するのか不安が囁かれてましたが、最悪のパターンでそれが証明されてしまったかもしれません。
口の悪い連中は「どうせまた射出座席はイギリス製だろう」なんて言ってますが。
厄介なのは、事故原因をちゃんと調査して確定しないと、他のパイロットが不安を覚え。そして傭兵パイロットの募集にも大きな問題となってしまうんですね。射出座席が壊れてる戦闘機に乗りたい奴はいませんから。
射出装置が作動しても死ぬときは死ぬし、自衛隊のパイロットは射出した同僚4人のうち、今も空を飛んてるのは一人、一人は死亡とか言ってたし。
空間識失調での墜落なら射出装置を使えなかったかも知れないし。実際、F-35の例では使えてない。
ポクロウシクってGoogleの地図なんかで見るとかなり重要な交通の要衝に見えるけど
ここ薄くしてクルスクやってるのって悪手としか思えない
これは、ウクライナとしてはもう東部4州の併合を認めるという事でいいのか?それとも、ポクロフスクに素晴らしい防御線が築かれているのか?
東部4州は切り離した方が西部ウクライナとすれば戦後安定しますからね。将来の紛争を防ぐ好プレーじゃないでしょうか。
同感です。
東部4州が産業や資源という側面で重要であったとしても、既に過去形ではないかと考えています。都市部が廃墟となり、不発弾や地雷、塹壕だらけでは戦後の有効利用は困難です。
自然災害であれば復興特需も見込めるかもしれませんが、スロビキンラインでは採算が合うとは思えません。私なら、住むどころか近付くことすら遠慮したくなる土地だと判断します。
そうですね。今回の事の発端は、分離したい東部とされたくない西部の長期抗争なので、西部が諦めて目標を引き下げたというなら、国政は安定すると私も思います。領土の一体性を謳いつつロシア語禁止してたわけだから、国内だけ見れば構図としては東部の独立戦争で、これについては東部の勝利ということで終わりそうです。ただ、国家間紛争は増えるような、、、