ウクライナ人が運営するDEEP STATEは18日「ロシア軍がスバトボ方面で大規模な攻撃を準備している」と報告、この方面に第20諸兵科連合軍を中心とした約1万人が集結しており、ウクライナ軍とロシア軍の戦力バランスは著しく不均衡だと強調している。
参考:Ворог наростив ударний кулак для наступу на Борову
Ukrainska Pravdaを含む複数のウクライナメディアもDEEP STATEの報告内容を報じている。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは18日「ロシア軍がスバトボ方面で大規模な攻撃を準備している」「入手可能な情報によると敵は昨年の攻撃手順を繰り返すつもりだ」と報告、この方面に第20諸兵科連合軍を中心とした約1万人が集結しているらしい。
“ロシア軍はスバトボ方面に第20諸兵科連合軍の第3自動車化狙撃師団、第144親衛自動車化狙撃師団、第236親衛砲兵旅団、その他11個連隊(2個戦車連隊、7個自動車化狙撃連隊、2個砲兵連隊)、非正規軍のStorm-V、Black Mamba、Fixies、PMC Patriotが集結し、部隊の秩序維持のためBARS-14の部隊が到着した。敵の戦力は約1万人(200の大砲を含む約450の兵器)で昨年の攻撃手順を繰り返すつもりだ”
“敵は過去3週間、第3独立強襲旅団の陣地を攻撃して脆弱な部分を探るのに人員を失っているが、毎週200人~300人の新鮮なロシア人が補充される。これは部隊の補充と増強に十分な量だ。今のところ敵の肉弾攻撃は大きな成果を挙げていないものの、この方面の戦力バランスは対等から程遠いことを強調しておく”
“敵はまずナディア~ノヴォイェホリフカまで前進し、次にペルショトラヴネヴェ~チェルネシュチナまで前進する計画だ。敵にかなりの数の傭兵(非正規軍のこと)が存在するのも懸念事項だ。この連中は突撃攻撃にのみ使用されるからだ”
DEEP STATEの報告が事実かどうかは不明だが、Ukrainska Pravdaを含む複数のウクライナメディアもDEEP STATEの報告内容を報じており、個人的にはスバトボ方面の地図を(面倒くさいので)作りたくない。
追記:DEEP STATEの報告を受けて第3独立強襲旅団も「この方面の敵対行為が活発化している」「敵はボロヴァ占領を狙っている」と認めた。
関連記事:侵攻844日目、ウクライナ軍がボルチャンスク市内のロシア軍を包囲する可能性
関連記事:ウクライナ軍、ボルチャンスク市内の部品工場でロシア軍部隊を包囲中
関連記事:侵攻843日目、ロシア軍がノヴォオレクサンドリヴカ集落の大部分を支配
関連記事:クラスノホリフカを巡る戦い、ロシア軍が市内東部の防衛ラインを突破?
関連記事:侵攻842日目、ロシア軍がバフムート、アウディーイウカ、ドネツク西郊外で前進
関連記事:侵攻841日目、ロシア軍がアウディーイウカ方面でノヴォポクロフケを占領
関連記事:侵攻840日目、アウディーイウカ方面のロシア軍が5方向で前進
関連記事:ウクライナ人兵士、スタロマイオルケ防衛に失敗して兵士が包囲されている
関連記事:最も状況が厳しいアウディーイウカ方面、ロシア軍がノヴォポクロフケをほぼ占領
関連記事:ウクライナ軍、イワニフスキーとスタロマイオルケのロシア軍占領を否定
関連記事:ロシア軍がイワニフスキーを占領、露国防省はスタロマイオルケ占領を主張
※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
管理人様いつもお疲れ様です。
管理人様が、おっくうに感じるくらい、戦線正面が広いですよね…
ウクライナ軍は、地形的に有利な高所を抑えているように見えます。
ロシア軍は、スパトボ正面の兵力優越、砲火力で押し切れるのかという所でしょうか。
今後の続報に、少し注目したいと思います。
とりあえずオルキル川の東側地域は削っておきたい的な意図なのか何なのか
本音レベルではプーチンも戦争を長期化させて成人男性という有限なリソースを消耗させたくないから急進的に徴兵しないんだろうけど、ウクライナもそんな簡単にへこたれないから、広い目で見れば勝手にスラブ民族同士で消耗してる謎な争いに見えてくる
ロシアさえスラブ民族の統一みたいな理想論に目覚めなければよかったのに・・
同じスラブ人なのに、って御言葉ですが、
原理主義に煽られ、ネオコンに煽られ、自分の支持率低下に煽られ、事もあろうか自国民に、親露と言うだけで、迫害したお方々の方が問題なのでは?そこには民族主義はありませんよ。
>同じスラブ人なのに、って御言葉ですが、
じぶんはそこ重要と思ってないですよ
民族が同じだろうが異なってようが、ソ連崩壊で正式に分離した国を再統合しようとしてるのが筋違いなんだから
東アジアで例えるなら韓国が韓国語を国語とし日本語を廃止したのがけしからんって戦後日本が戦争吹っ掛けたような話
>韓国が韓国語を国語とし日本語を廃止したのがけしからんって戦後日本が戦争吹っ掛けたような話
韓国に住んでいる日本人は何割いると?
東部ウクライナ居住のロシア人と比較対象にはならない
日本語廃止にする意味も分からんし
何割という比率によらずアウトでしょ
・ウクライナの自治体などの職員はウクライナ語での読み書き必須 ←当たり前じゃないの?
・ロシア資本のロシア語広告禁止 ←ロシアのオルガリヒ(国民分断のプロパガンダ)の影響拡大に歯止めをかけたいと考えると妥当だと思う
なので、ウクライナのやったことは(多少強引かもしれないが)非道とは思えない
多言語国家の常識で考えてください。不利益を被るのが他者であればこそ妥当と言えるのだと思いますが、歴史的に見ても言語弾圧は虎の尾を踏むレベルで危険なことであり、被弾圧者の反発はアイデンティティも絡む非常に強いものです。
また、ウクライナに住んでいた人も多いハンガリーでも政府からの非難や民間デモが起きています。
書き忘れていましたが、教育分野で言語禁止したのはかなり不味かったと思いますよ。
まあね
でも逆にウクライナという国のアイデンティティの問題でもあるから、一方的にロシアの肩を持ってもという気がします。ウクライナが目指したのは「弾圧」というよりは、ウクライナ国内でのロシア語の地位を下げる「冷遇」でしかないし、自分の国がどの言語を使うかっていう国内問題だから
流石に統一だけでこんな話になっている訳ではない。目覚めようが目覚めまいが、何かあればちょっかいかけるNATOが陸続きの国を飲み込んで自分達に近付いてきたのも原因の一つ。
程々の距離を保ちつつ自国の利益だけで隣国侵略するなら断固たる措置を取るぐらいポーズを大国が見せなかったのがね。
この辺りはロシア軍もウクライナ軍も兵力が薄い?ので、突破してウクライナ軍の包囲を狙うなら、この辺しかない。
まぁ、、流石に突破と包囲は非常に困難だけど。
ロシア軍の現行の自動車化狙撃兵師団ってどれくらいの大きさなんでしょう?
旅団だと約4400人で米軍のBCTとほぼ同規模ですね。
ソ連時代の自動車化狙撃兵師団は3個旅団に分割運用される想定で約15000人とありましたが、現在では多少コンパクトになってるのかな?
ウクライナ軍は旅団主体ですが定員2500〜3000人とかなり小ぶり、これで師団主体になったロシア軍に正攻法でぶち当たるのはきつそうですね。
8500人です
戦争ってハッキリ言って国力の無駄遣いにしかならないんですよね…
労働できる成人男性が、何かを生産するでもなく、ただ消費するだけの軍人でいる事の損失がいかほどになることやら。
戦争が全く起きないと仮定するなら、軍人が少ないほど経済発展するのは間違いありません。
そうですね。
だからお互いに何か不満があっても外交解決しましょうという前提にしておいた方がいくらか不公正な外交解決であっても戦争による解決よりはマシ。
また、平時には各国とも自国防衛にもギリギリの軍事力だけを持つ。軍事力削減の更なる手段として、有事には互いを守り合うと事前に約束しあった共同防衛の約束によって、直接に侵略被害を受ける国を必死で支える。その必死度が高いほどに平時に軍事力を削れる。
問題はそういう枠組みを破る者がいればその者が大きな利益を得かねないこと。
外交解決するよねと皆が軍事力削っていたところに軍事力で他国から収奪を図る者がいれば抵抗できない。共同防衛の約束も有事になってから何かと理由を付けて必死の支援をしなければ、有事以前の平和の果実を食っていたのに有事での負担を避けられる。
まあこんなのテキストでもよく触れられる話ですし、今更語るまでもないはずです。しかし平和と軍事支援の価値が忘れられそうな流れの中では語りたくもなります。
しかし、それはロシアにも言えます。
ロシアは冷戦後、かなりの軍縮をしました。
1990年頃、ソ連の軍事同盟であったワルシャワ条約機構軍の合計では、実に20万台もの戦車があったらしいです。
それが鉄のカーテンの東側から一気に押しかけてくるのを西ヨーロッパは恐怖していました。
1991年のエストニアの政変と独立宣言の時には、ゴルバチョフソ連大統領ですら湾岸戦争のどさくさに紛れて(中東での多国籍軍の行動には理解を示しつつ)、バルト三国に戦車で侵攻した程です。
ところが、2022年にウクライナ戦争が始まった時点で、ロシアの戦車の在庫は僅かに1000台余り。
往時に比べると、ロシアがいかにお荷物の軍を削減して、経済改革に取り組んでいたのかも分かります。
とくに、国の大軍同士が正面からぶつかり合う、19世紀後半〜第二次世界大戦期を彷彿させるような、国家間の大規模な古典的戦争は、割に合わないのでもうするべきではない。
それを理解していたのがロシアでした。
ロシアは、自国の防衛は旧ソ連を構成していたCIS諸国と連携をする事で、ロシア単体の自国の軍事力を極力削減する事が経済発展には必要な事も理解していました。
しかし同時に国民の選挙で選ばれたエリツィン政権は、ロシア連邦内の内戦であるチェチェン紛争に、士気の上がらないボロボロの徴兵ロシア軍を動員しながら介入していきました。
にもかかわらず、アメリカとの核軍縮もロシアは進めています。
全面核戦争においては不利にはなりますが、それでも米露の両首脳がそのような愚は犯さず、経済発展にその資源を投入する方が絶対に好ましいという信念を持った方向性に賭けたのでしょう。
さらに、冷戦期の日本の「ソ連脅威論」の劈頭であった、空母ミンスクを始めとするソ連太平洋艦隊の空母も、韓国に売却して削減しましたし、
ソ連崩壊時に建造中(艤装中)だった空母「ヴァリャーグ」は、ウクライナにそのまま接収され、後に中国に売却されて空母「遼寧」として就役しましたが、ロシアは積極的に取り返そうともしませんでした。
ロシアは大軍同士が正面から衝突する、国家間同士の大規模戦争はもはや誰の利益にもならないので、過去の遺物になるべきだと考えて、大規模な軍を削減していきました。
そしてむしろ、中央アジアのイスラム原理主義者との「テロとの戦い」を通じて、散開する小規模な特殊部隊群による、短期で終わるコンパクトなハイブリッド戦を志向するようになっていました。
この辺りは、アメリカと大体同じです。
ロシアは、潜在的な同盟国と認識していた元CISのウクライナで起きた2022年の政変に対しても、ハイブリッド戦で対処しようと考えていました。
ごく短期間のハイブリッド戦で終わらせる(反露路線に転じたゼレンスキー政権を、外科手術的な特別作戦によって排除する)つもりでいたのです。
短期間であっという間にゼレンスキー政権が排除されてさえしまえば、欧米の制裁の影響もほとんどなく、なし崩し的に欧米はこの既成事実を追認するに違いない。
しかし、そこには大きな誤算がありました。
どだい、ハイブリッド戦なんて、そんなに常に上手くいく筈はないのです。
キエフの大統領府を特殊部隊で急襲して、ゼレンスキー大統領を逮捕拘束できるかなんて、まさに博打のような運の要素もあります。
そして、手間取っているうちにキエフへのウクライナ軍の増援が間に合って、ここでロシア軍はウクライナの軍官民による予想外の強い抵抗に直面する事になります。
そして、冷戦後に徹底的に軍縮をしていたロシア軍は、兵隊の数も戦車の数もそんなに多くはないのです。
これがもし、ソ連のワルシャワ条約機構軍であれば、1956年のハンガリー事件や1968年のプラハの春のように、大量の戦車がキエフ市民を殺しながら凄惨な市街戦となっていたかもしれません。
ところが、そうはなりませんでした。
それは、ロシアの戦車の数が圧倒的に少なかったからです。
この30年間、ロシアが一貫して大戦車部隊を削減してきた成果が、それを阻止させたのでした。
ロシアは当初、ウクライナ人の多くが少なくともロシア軍のキエフ進駐に「消極的支持」をして、状況を追認してくれるだろうと考えていました。
そうした、ウクライナ人の「消極的支持」にも依拠する事を前提とした、キエフ急襲はハイブリッド作戦だった訳です。
確かに、キエフ急襲作戦が失敗したのには、軍事的には運の要素はありました。
だけど、それよりも根本的により重要な事がありますね。
それは、ゼレンスキー大統領が少なくとも逃げなかった事(ウクライナ国民の視線を気にして逃げられなかった事)です。
そして、その後のウクライナの軍官民の対ロシア軍の抵抗が想定外に強かった事です。
ロシア人は、表面的なもののみならず、歴史的な経緯からくる深層からのウクライナ人の「反露ナショナリズム」を甘く見ていました。
ロシア人とウクライナ人は、確かに同じスラブ民族であり、ベラルーシも合わせて兄弟国家のようではあります。
だからこそ帝政ロシアが崩壊して、ソ連が1918年に成立した時、ウクライナ社会主義共和国とロシア社会主義共和国は対等に合併をしてソ連邦を結成した筈でした。
ところが、スターリン時代のホロドモールの負の歴史的記憶は、ウクライナ国民の奥底にはずっと眠っていました。
それをロシア人やプーチン大統領は過小評価していたのです。
その過小評価は、「ウクライナ国民に不人気で、支持率も下落する一途のゼレンスキー政権なんて一捻りだ!ハイブリッド戦で排除すれば良い!」などという、安易な作戦の立案にも繋がってしまうのです。
一方、コメディアン出身で、ウクライナ国民の意識を読むのが上手い、ポピュリスト政治家のゼレンスキーは、命懸けでウクライナの反露ナショナリズムを盛り上げる象徴になる事で、この危機を打開しようとしました。
(このような方針で、ロシアと正面から激突する選択をした、ゼレンスキーの「一世一代の大勝負」の是非はともかくとして)ウクライナは、この広範な国民のナショナリズムの戦意に支えられれば、膨大な犠牲を出しながらもかなり善戦はできるかもしれない。
そして、欧米の支援次第だけれども、ウクライナはあわよくばクリミアも取り返して勝てる。
そう見通しを踏んだのでしょう。
いずれにせよこうしてロシアは、「実は誰も望んではいなかった」国の大軍同士が総力をかけてぶつかり合う本格的な大戦争に引き摺り込まれてしまったのです。
今、ロシアの中では、軍の守旧派が巻き返しているかもしれません。
「それみたことか。大軍同士がぶつかり合う古典的な戦争の現実的な想定をせずに、大規模な軍の削減をしてきた事が間違いだったんだ。ハイブリッド戦とか聞こえの良い、唐突な特殊部隊による奇襲作戦に酔ってるプーチンは許せんな。」というように。
軍縮したのはお金がなかっただけじゃないかな。
だからNATO加盟国何かはアメリカ当てにして軍縮したし、アメリカやNATO諸国は参戦して引きずり込まれたくないって感じなんでしょうね。
まさに仰る通りです。
NATO諸国、特にG7加盟国は、現時点でもリスク・リターンで考えれば得るものが少なすぎまする気がします。
中東・北朝鮮・中国・インドは、経済的・外交的発言権が増して、漁夫の利を分かりやすい形で得た感じがするんですよね…
ハルキウへの増援が50個大隊。
1大隊500人だとしたら25,000人。
そしてロシアの空爆と砲撃で溶かされている真っ最中
そのハリコフに送られた50個大隊の練度って実際どれくらいなんですかね?
精鋭レベルなのか?素人レベルなのか?頭数だけ揃えても、烏合の衆であるならハリコフを守り切れるのかすら怪しいかと・・・
50個大隊はロシア人ブロガーが言ってるだけって聞いたけど。
そうですよ。
RYBARが「敵が50個大隊以上集結してる」と言っていた。
んで今回はDEEP STATEが「敵が1万人以上集結してる」と。
何が言いたいかって、管理人さんも大変だなと。。。
第3突撃旅団(アゾフ)にも補充兵として囚人が採用されたようだ。
自称ウクライナ軍でいち早くNATO式戦術を取り入れたエリート部隊の筈だったのだが?
「第3独立強襲旅団」の名前を聞くのは何回目だろうか?損害と復活を繰り返してる感じだがアウディーイフカの時のも損害受けたはずだがもう復活出来たのか?
ロシア軍が狙っているのは、土地や都市の占領というよりも、
「第3独立強襲旅団(アゾフ)」
そのものの壊滅という気もします。第3独立強襲旅団(アゾフ)がこのへんにいるから、スバトボに兵力を集める、という感じじゃないでしょうか?アゾフのいるとこにロシア軍は集まってくるわけです。アゾフにも米軍装備が支給されるなら、なおさら真っ先にやっつけたい対象、目標になるでしょう。
仰る通り、よく聞きますよね。
ウクライナ戦争初期から戦ってきたたため、初期の人員は何%くらい残っているのでしょうね。
精鋭と紹介される事が多いため、実体はどうなのか少し気になっています。
ロシアは、また緩衝地帯とやらを作りにやって来る
クピャンスク攻略に向けてオスキル川東岸を制圧し南北からクピャンスクに攻勢をかけるための攻勢準備という所かな。
クピャンスクは相当な要衝であるのでウクライナの守りは相当に堅固なことになっていると思われるし、まずその前にオスキル川東岸エリアをロシアはそもそも攻略出来るかが焦点なのかなと。
ハルキウやロボティネ、クリンキーよりはロシアの優先度が相当高いと思われるがウクライナも簡単には撤退できる様な場所でもないと思うので今後の展開に注目してます。
そういえばクリンキーはまだウクライナ頑張ってる感じなのでしょうか?地図拝見すると撤退しのかなと。
>>クリンキーはまだウクライナ頑張ってる感じ
6月14日にボート攻撃されてましたから多分まだ続いてます
クピャンスクは鉄道輸送の拠点でもあるため防備が厚いのか、ロシア軍は周辺にちょっかいをかけつつも再占領できず睨み合い状態が続いていますし、数を頼みに多方面から攻め寄せても相当な損害は避けられないでしょう
ロシア軍がボロヴァを抑えれば西方のイジュームが砲撃範囲内となり、ハルキウからイジューム経由で伸びるスラビャンスクやクラマトルスクへの補給路が影響を受けます
結果的にバフムト方面およびアウディーイウカ方面の戦況が苦しくなるので、ウクライナ軍としてはボロヴァ防衛のために戦力を割かざるを得ず、これもハルキウ北部への侵攻と同じくドネツク州の戦況を有利に運ぶための作戦の一環(ボロヴァを攻略できなくとも戦力分散さえ果たせれば良い)とも見ることができそうです
そういうやスームィへの大規模な攻撃ってどうなったんだろ?
ちょこっと国境超えて旗立てて帰っただけだったような?
彼の地の露軍との戦力バランスとやらが著しく不均衡になってるのは別の地に大量に送り込んでるからですよね?という極めて単純明快なお話
なんとか今年の夏ロシアに押し切ってほしいが無理かね
もっとロシア軍が押しまくると思ってたんですけどね。ドネツク州境まで一気に制圧するって思ってました。ウクライナ軍が立ち直りつつあるんでしょうか?
東部やハルキウ方面と連携するにしては既にタイミングを逸しているし兵力も中途半端な気が。
本来はハルキウ方面で押しまくったところにダメ押しでスバトボ方面でも攻勢を掛けて、一気にドネツクルハンシク州を全部取るつもりだったのかなと想像。
アメリカの大規模支援再開が無ければ実際成功の目算があったでしょうし。
>アメリカの大規模支援再開が無ければ実際成功の目算があったでしょうし。
確かに。
ISWだか英国の研究所は泥縄的と書いてるみたいだから2022年ごろの軌道修正できないロシア軍の再来なんだろうか?
イジュームと南部(どこか忘れた)から一気に挟撃して東部ウクライナ軍を分断・せん滅する魂胆に違いない
↓
イジュームから撤退してプラン崩れたはずなのにまだ南部は続けるの?
という流れの再現