2023年後半から2024年の東部戦線は「ロシア軍が一方的に前進する展開」だったが、ウクライナ軍は2025年にポクロウシク方面で「連続した反撃」を成功させ、クピャンスク方面やトレツク方面でも反撃が確認され始め、どうやら東部戦線は昨年と違う顔を見せ始めている。
参考:Мапу оновлено
参考:Победа в Курской области, продвижение вдоль Оскола, освобождение Днепроэнергии
どうやら2025年の東部戦線は「2023年後半から2024年の東部戦線」とは少し事情が異なるようだ
2023年後半から2024年の東部戦線について「登場した視覚的証拠の位置を結ぶタイプの戦況マップ(もしくは一部の動画チャンネル)」が「ウクライナ軍の反撃」を何度も主張したことを承知しているものの、DEEP STATEやRYBARのような「視覚的証拠と兵士から寄せられる情報を統合したタイプの戦況マップ」の評価基準で見ると「明確な前進を伴うウクライナ軍の反撃」は両手で数えられるぐらいしかなく、占領された集落をロシア軍から奪還するといった反撃も皆無で、どれもこれも単発の反撃=前線の状況を変えるようなものは見当たらない。
この東部戦線の状況は「ロシア軍が一方的に前進した」と表現するのが妥当で、ウクライナ軍が一方的に惨敗した理由にも多くの指摘が寄せられているが、兵士らが直面している問題や軍内部の事情に詳しいウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏やDEEP STATEは「根本的に異なる部隊や旅団間で調整や協調が皆無」「上級司令部に指揮・管理能力が欠如している」「上級司令部はドローンやEWシステムの重要性や協調運用をまるで理解していない」「上級司令部は部下からの報告や意見を軽視する」と指摘し、組織的な問題を改善すれば「もっとマシな戦いが出来る」と繰り返し訴えてきた。
マシな戦いというニュアンスは「もっと少ない犠牲でロシア軍の前進テンポを緩やかにし、重要な方向での前進を阻止し、防衛上のポジションを改善できる」という意味で、ブトゥソフ氏は状況を変えられる人物について2025年1月「作戦グループの指揮官として成功した経験をもち、防衛作戦を効果的に組織したことがあるドラパティ少将だけだ」「彼は指揮官と信頼関係を築く方法、ドローンとEWシステムの相互運用性、批判的な意見に耳を傾ける真摯さ、部下に嘘をつかない態度、自ら下した命令に責任を負うことを知っている」「この才能は陸軍司令部の会議ではなく前線で必要とされている」と言及。
ゼレンスキー大統領やシルスキー総司令官が「ブトゥソフ氏の言及」を採用したとは思えないが、1月末にドラパティ陸軍司令官をホルティツィア作戦・戦略グループの司令官に任命し、2月上旬にドローンライン(10km~15kmの深さに無傷で移動できない殺傷ゾーンを歩兵ではなくドローンで形成する取り組み)プロジェクトを、部隊管理や作戦指揮の軍団移行を開始し、3月14日までにポクロウシク方面でピシュチャネ、ダチェンスケ、リシフカ、コトリーネ、ウダチネ、ウスペ二フカ、エリザベティフカなどからロシア軍を押し戻すことに成功。
ポクロウシク方面でのロシア軍後退、ドローンラインが前線に及ぼしている影響(ウクライナ軍が使用するドローンの増加、運用範囲の拡張、戦術的・技術的特性の向上など)についてはロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも認めており、この方面のウクライナ軍はシェフチェンコも奪還しそうな勢いだ。
さらに興味深いのはウクライナ軍の連続した反撃がクピャンスク方面でも確認され始めている点で、DEEP STATEは14日「ウクライナ軍がロシア軍を押し戻してフィホリフカ集落を奪還した」と報告、これでクピャンスク方面で確認された反撃は3つ目、しかも全ての反撃がロシア軍をkm単位で押し戻しており、2023年後半から2024年の間に「まとまった連続する反撃」「明確な前進が確認できる反撃」「奪還した範囲が短期間で奪い返されない反撃」は皆無だったため、これが2つの異なる戦場で確認されていること自体が大きな変化だ。
ロシアが東部戦線に投入していたリソースをクルスク方面にまわしているだけなのか、ウクライナ軍の変化が功を奏して部分的にロシア軍を押し戻せているのはハッキリしないが、ヴェリカノボシルカ方面でも2つ目の反撃が確認され、トレツク市内でも「DEEP STATEとRYBARがロシア軍支配地域と評価していた地域」でロシア軍がウクライナ軍を攻撃する様子が増え続けている。
RYBARは「ウクライナ軍がザバルカ西地区で前進してロシア軍支配地域がシャフタリブ通りまで後退した」と報告、視覚的にもロシア軍がザバルカ西地区=Ⓐでウクライナ軍陣地を攻撃する様子が登場し、本当にロシア軍がノヴォスパスケ方向に足場を築いているなら「シュチェルビニフカを起点にザバルカ地区へ侵入するウクライナ軍の排除」は簡単なはずだが、それが出来ないのはノヴォスパスケ方向のロシア軍支配地域が幻だからかもしれない。
さらにRYBARは「ジェルジンスキー鉱山方向でも両軍が衝突している」と報告しているため、この方向の突破がザバルカ西地区に繋がると「鉱山に隣接するテリコン群」の支配も失われる可能性が高く、どうやら2025年の東部戦線は昨年と違う顔を見せ始めている。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
クルスク突入とかいう馬鹿な作戦に予備兵力を浪費さえしていなければ、既に去年の夏にはこれくらいマシな戦いができたと言うのに、なんという取り返しのつかないないことをウクライナはしてしまったんだ。悲しいよ
せめてウグレダルあたりが陥落する前にこれをやっていてくれればよかったんですけどね…
心情ウクライナで戦況を俯瞰して見ている現実的な思考な方程クルスクで謎の居座りしたことに怒りと失望を覚えるとは思う。
ピンポンダッシュで引揚げしていれば当初の思惑通りにロシアの戦力リソースを多少は国境守備に引き付け出来たでしょうし、精鋭部隊が戦略予備として存在していれば戦況はこうはなっておらず戦線はまだ遥か東でしょう何よりクルスクに最優先で兵員と物資浪費し大きく勝負した結果が完全に失敗し潰走ということになりウクライナ領に緩衝地帯作るとプーチンに宣言までさせてしまった責任は当然全てゼレンスキーとなり下の人間をトカゲの尻尾切りしても誤魔化すことは出来ない。
荒らしコメントやめな
ウクライナ軍の作戦変更・リソース投入、ロシア軍が息切れなど、相互に要因があると思いますが注目したいと思います。
あまりにも戦線が長いですから、両軍ともに限られたリソースを、局面毎どの方面に重点的に割いていくのかも興味深い戦争だなと感じます。
そうですね。あとは停戦の可能性をどの程度考慮するかもキーになりそうですね。停戦の可能性が高いと判断すればある程度リソースを割り振ってでも取りに行くでしょうし、まだまだ時間がかかると考えるならたりは禁物です。
ただ、それについても主導権はロシア側にあり、ウクライナとしては相手の反応を見ながらロシアの本気度を読んでいくしかないですね。重要なのは交渉での態度ではなく前線での攻勢の強さです。停戦交渉で何を言おうとも本音は必ず前線に出てきます。ロシアの本音の見極めが本当に大事だと思います。
ここでも停戦するためにはまとまった戦力の保持が重要ということが見えてくるかと思います。だからあれほど(略)はもういいですね 。
ウクライナは間違っても局地的優位に気をよくして変に強気になって停戦を破談にしないように願います。奇跡がないとはいいませんが、奇跡を期待して行動するのはあまりにも無謀です。
まぁ、アメリカがそれを許すことはないと思いますが。
(略)この気持ち本当に分かります…
トランプ大統領就任1か月程度で、外交ステージへの格上げが、分かりやすい形で目に見えるようになりましたね(クルスク侵攻前は、コソコソ裏側で、部分停戦交渉やってたわけで)。
中間選挙2年以内と考えれば、時間がないと見るべきなのか、まだ時間があると見るべきなのか…
日本を見れば、昨年末の衆議院選挙~今夏の参議院選挙のはずなのに切迫感なく、何が変わったのかも分からないですからのんびりしたものですね。
ドラパティが有能なのを前提として考えると、
ゼレンスキー・シルスキー・ウメロフの影響力は低下している
のでしょうか。彼等はトランプの対応で尻に火が付いた状況
で、クルスク壊滅の責任も問われる局面です
となると、もう有能な部下に丸投げして、少しでも戦果をあげ
延命を図らなければならないということですね
いざとなればドラパティに全て責任を押し付けるつもりかな
「大勢が決した後で、何もかも判断がおせーよ無能間抜けどもが」
停戦がなくなり、2~3ヶ月後に、また一方的に戻った2025年の東部戦線、とならないことを祈ります。個人的にはその頃までには第1段階の停戦くらいは始まっているのではと思うのですが、ゼレンスキー政権には前線の兵士の頑張りを台無しにするマイナスの信頼の蓄積があるのがなんとも。今回の頑張りくらいは、頼むから報われてほしい。
実際、停戦になれなかったらその先など無理ですから、先の支援のことを心配するよりも、残弾があるうちに多少無理でも攻勢をかけて少しでもポジション改善を図るのは、賭けにはなりますがそう悪くない判断だとは思います。これらの最後の頑張りが少しでも報われるかは、ウクライナの外交次第というのが恐ろしい限りですが。2月28日の悪夢の再来だけは勘弁。兵士が可哀想過ぎる。
ロイターの記事
ゼレンスキー氏「ロシアは戦争継続を望む」、条件付き停戦支持を非難
ゼレンスキー氏はXへの投稿で、「ロシアは戦争の継続と外交の崩壊を望んでいる唯一の当事者だ」と非難した。
これまでの3年間、トルコや中国、インドやブラジルなど、多くの国から停戦や和平仲介があったのに、尽く蹴ってきた男が、あまりにも無責任かつ身勝手な発言をしているのには、純粋に怒りを覚えた。確かに、イギリスの三枚舌外交に代表されるように、外交状況が変われば全く逆の発言をすることは政治家にはある。だが、クルスクに限らずアウディーイウカやクリンキーなど、あれだけ無謀な作戦と死守命令で自国の兵士を死なせておきながら、見通しもないまま停戦を拒否し続けた挙げ句に、この態度はないだろう。
クルスクが失われた途端に、『ウクライナは戦争の継続は望んでいない』では、クルスクでウクライナ兵は何のために戦ったのか、何のために死んだのか。今も国境付近で必死に戦っている兵士の想いはどこにいく。それを受け止めるのが最高司令官としての最低限の責務であろうに。
(押されてる側)トップが徹底抗戦を言い続けるのは、第二次世界大戦はありましたが、近年珍しくないですかね?
軍部・政治家の一部強硬派が、劣勢になっても徹底抗戦を主張し続けるのはありますが、トップリーダーが4年目も徹底抗戦を主張し続ける事例あまり記憶にないんですよね…
様々な他国が、仰るような仲介に乗り出している中で、今よりも領土・人員への損害が少なかった局面もありますから何とも言えない気持ちになることがあります。
ゼレンスキーが誰の代理人なのかを考えれば分かります。
1.英はウクライナと鉱物資源取引契約完了しており優先権を得ています。それで懐が潤う予定です。
2.仏は鉱物資源取引を進めており、採掘メジャーに指示して準備を始めています。採掘メジャーの1社は米英共同会社です。それで懐が潤う予定です。
3.英とEUは中央銀行に預けている総額数千億ドルのロシア凍結資産を担保に今まで支援をしており、ロシアが敗戦すれば資産を奪い支援金を総て回収出来ますので、全く懐が痛みません寧ろ潤います。停戦でもそうです。
4.ウクライナはソ連崩壊後は世界有数の汚職大国です。今も支援武器を闇マーケットに流しています。ロシア産天然ガスを盗んで、ロシアとの紛争を起こしたこともあります。今回の戦争の遠因です。ゼレンスキーも相当潤ったでしょう。1.2.3.で更に潤いこのまま行けば、オリガルヒ仲間入り確定です。
5.現在のトランプ大統領案だと1と2が消滅します。トランプ大統領が目指しているのは終戦です、3が消滅します。ロシアはゼレンスキーの首が欲しいので終戦だと4.が実現出来ません。トランプ大統領はウクライナ経済の利益50%を要求しています、オリガルヒが儲けられません。
今、ゼレンスキーの意見に最も近いのは何処でしょうか?ウクライナの停戦案は何処と一緒に考えた案でしょうか?欧州でウクライナ支援の中心国家は何処と何処でしょうか?それを考えれば、ゼレンスキーの目的と何が最重要なのか、誰の代理人なのかが分かると思います。
仏英の資源メジャー、ロシア権益かなり持ってたものの手放しましたからね。
日本は、ロシア権益を兆円単位で残しているものがあり(サハリン2・JTロシア法人・ガス売買契約など)、英仏との立場の違いが大きいなと感じています。
アメリカ鉱物資源契約=英仏の鉱物資源取引、この綱引きは仰る通りで、言い換えれば日本の権益が何か増えるわけではないですよね…
仏英が日本近海で果たせる安全保障は皆無に近く、日本がウクライナで得られる大きな権益は何もないですから、4年目は存在感を消しながら・そっといなくなるのが一番最適な選択かなと考えています。
(2022/4/7 英シェル、ロシア撤退損失上振れ 最大6200億円に 日経新聞)
(2022年4月28日 仏トタル、ロシア事業で減損5300億円 北極圏LNG開発 日経新聞)
(2022年5月3日 英BP、ロシア撤退損失3兆円 ロスネフチ株の価値ゼロに 日経新聞)
それはよその国を併呑したいとか、相手のアイデンティティを否定し破壊するために他国に攻め込む国家間の戦争が近年なかったからでは
ロシアの要求とやってることがそれすぎてウクライナに妥協できるポイントがない
ゼレンスキーが一貫しているのは、まともにロシア、
プーチンと交渉するつもりがなかったと言うことです
これは米民主党・ヨーロッパ首脳陣のほとんどが
同様の強硬な態度で、ロシアの主張は徹底的に無視し、
話し合いの機会すら排除しひたすら「崇高な理念の基、
ウクライナ人は全員死ぬまで戦え!」とエアコンの
効いた部屋から「応援」を続けた結果です
無論我が国のメディアや相当数の方も同様でした
そしてこの大惨事です。猛省しなければなりません
欧米的にはロシアの資源と資産を全部ぶんどるまでは続けたいんでしょうね
今回失望したのは、保革が抱擁した事ですね
革新が肩入れを主張して、保守が塩対応するとか、
保守が血税を投入して、革新が税金の無駄遣いと騒ぐとか
そういうチェック機能や自浄作用が無くなってしまった
政治家(ここではライフワークにしている保守を主に指す)から対中対策を意識した主張が殆ど見られなかった
これは識者も同じで、世論に迎合せずに事実を静かに指摘するタイプのツイッターの識者がウクライナというキーワードで別人に変化する光景をいくらか見てきました
結局のところ「正義」の立ち位置に立てていると思うと人は変わっちゃうんでしょうね
これは我々自身にも当然当てはまって、どこかの何かでは、「正義」と思い込んで誤った判断をしているかもしれません。
人間が感情の生き物である以上これは避けられないでしょう
全て合理的に判断できるならそれこそ全て機械に任せれば良いのですから
>まともにロシア、プーチンと交渉するつもりがなかったと
>ロシアの主張は徹底的に無視し、話し合いの機会すら排除し
おかしなことばっかり言って。
特別軍事作戦だとか言って、他国に侵入して暴力を振るった侵略者ロシアこそ平和的に話し合いをすべきだったのは誰の目にも明らかですけどね。
いつの時代も、戦時の指導者は碌な目に遭わない。特に敗戦国の指導者はね。敗戦直後って、国民のニヒリズムや負の感情が最高潮に達するでしょ。そういう物の矛先を指導者に向ける。例え未だ敗戦国でなくても、敗戦又は実質的な敗戦が殆ど確定している国に置いて、ゼレンスキーとしては、戦時指導者つまり救国の英雄としての、ゼレンスキーを演じ続けないといけないのでしょう。強いウクライナを体現する強い指導者として、憎き悪のロシアに立ち向かう正義の指導者として、例えその種を自分達が蒔いたとしても、彼はもう演じ切らないといけない。虚像だとしてもね…
トランプ、「クルスクのウクライナ軍殲滅を止めるようにプーチンへ依頼した」@トゥルースソーシャル
ルッテ、「NATOはウクライナのNATO加盟を議題から外した」@ブルームバーグ
建設的な議論のできないウクライナ政府は完全に無視して、米ロでディールが進んでいる気配がしますね……
東部で頑張っても最後の徒花にすらなれない気配が漂ってきました
逆に言うとクルスクが壊滅した今、ウクライナの交渉材料は
ドンバスしかない(ロシアの戦略目標の一つがドンバス解放)
ので、ここで少しでも優位性を演出する事が、ウクライナが
米露に対してアピールできる最善策なのかもしれません
とはいえ、ルガンスク州は遥か前に平定済み。ドネツクも州都ドネツクを脅かしていたトゲ、アウディーイウカは1年前に奪い取り、縦深的防御が十分に取れるだけの空間は確保済み(安全保障からの再燃リスクは減ったとも言える)。ドニプロ州との境までは南部では5kmほど。ザポリージャ州がそうであるように、6~7割程度であっても、クリミアから黒海沿岸の回廊地帯を保全できる広さがあれば十分なわけで、「ドンバス解放」の主要目的は既に達成されたと思われます。
残るは、アゾフ連隊など除去「非ナチ化」、NATO加盟を認めない「中立化」などですが、これはトランプ政権にとっては調整は困難ではありません。正式な領土の帰属は難しいでしょうが、アゼルバイジャンとアルメニアの、ナゴルノ・カラバフの例にならって、2年程度宙ぶらりんで停戦からの長期交渉というのも手です。あちらも平和条約の草案提示くらいまでは時間をかけて進んでるようですし。
そういやさっきのウクライナのニュースで第三アゾフ突撃旅団が「軍団」になったらしい。
大隊から旅団になって軍団に アゾフは出世魚だった?
次は擲弾兵がついて、最終形態は国民突撃擲弾兵軍団やろなぁ
まだポクロウシク・クラマトルスク・スリャビンスクの
大都市郡が残っているので、ロシア本土の人間はともかく、
ドネツク州のロシア系住民は納得しないのでは?
またロシアは干渉地帯を主張しているので、個人的には
全ドンバス+155ミリ砲弾の射程範囲外を「安全保障
の最良」として想定しているのではないかと思えます
ここを交渉で割譲するというのは、ゼレンスキー政権が
するとは思えないのですが、トランプの剛腕次第でしょうか
でなければ、ロシアが力ずくで制圧するだけでしょうね
他はさておきトレツクに関しちゃ高低差でもロシアが有利気味のはずなのだが。
クピャンスク方面のロシア軍は基本的にアカンからしゃーない。
シェフチェンコはせっかくの陣地があるからそろそろ本腰入れて防衛しねえと・・・
対トランプ外交は200点 兵器70点 軍の運用は基本的に30点 そんな感じ。 正代みたいな感じ・・・
ドローンラインを運用するために相当な数のドローンオペレーターが必要だと思うんですが、どこで育成したんでしょう?
個人的な考えですが、ヘルソンのドニエプル川周辺がウクライナ軍ドローンオペレーターの初陣になっているような気がします。
何せロシア歩兵の浸透を(ほとんど)考慮しなくて済みます。よほどのヘマをしなければ脅威と呼べるのは偵察ドローンや、それに発見されたことで飛んでくる各種長距離攻撃だけ。ドニエプル川の向こうにはウクライナ軍もいないため誤射も気にならず、軍人や軍事施設は全て攻撃してヨシというのは新米の育成にはもってこいな環境のように見えます。
当然これはロシア側にも同じことが言えますがね。
追記:管理人殿いつもありがとうございます。
ところで、そろそろお猫様の画像をですね···(揉み手)
聞き捨てならぬ、ここはお犬様からが筋であろうに(綱吉の代官脳)。
間を取ってお馬さんにしてはどうでしょうか(21世紀に騎馬突撃が見たい派)
おっ待てぃ(江戸っ子)
犬の画像はもう3回も出たんだ、今度は猫に譲って貰わねぇとなぁ?
今年に入ってこれだけ反撃できてるんだからクルスクを捨てて、25歳未満への動員を強化できれば不利な条件での停戦なんてする必要ないんじゃないか?
って声がウクライナ国内や西側支援国から出てきそうな勢いですね。
大変喜ばしんじゃないでしょうか。
やはり力による現状変更は認めない、完全勝利まで戦い抜くって宣言してるのだから停戦なんかせずに戦い続けて欲しい。
あと5年も今の規模で戦い続ければロシア戦時経済が崩壊して勝利は確実。
ウクライナ側の経済は既に破綻状態だから経済の我慢比べはウクライナに圧倒的有利だと思う。
>ウクライナ側の経済は既に破綻状態だから経済の我慢比べはウクライナに圧倒的有利だと思う。
???
ウクライナ経済は破綻しており、西側の支援頼みなので西側の支援がある限り経済の悪化をあまり考える必要がないのに比べてロシアは予算等を丸抱えしてくれる支援者がいないという意味です。
ロシアは経済の持続性とか考える必要があるが、ウクライナはそうではない。
>西側の支援頼みなので西側の支援がある限り
その西側の支援の半分を一国で担ってきた米国がトランプ政権に変わり、「これ以後は無償支援は一切しない。バイデン政権時に約束した分も、鉱物資源などの対価を約束せねば止める(既に一時的に止めた)」となったからの今です。「ウクライナはそうではない」はバイデン政権の頃はそうだった、です。過去形です。今の現実ではありません、過去の夢想です。
予算等を丸抱えしてくれる支援者の半分がいなくなったから、停戦などしないと言い続けたゼレンスキー政権が、一ヶ月の停戦案に応じさせられました。もう、前提となる状況は変わりました。トランプ政権の現実で、バイデン政権の夢を見るのは百害あって一利なしかと。
>完全勝利まで戦い抜くって宣言してるのだから停戦なんかせずに戦い続けて欲しい。
それは前線の兵士が宣言したことではなく、安全圏にいる政府連中が言ったことです。2022年にたまたま兵役時期になっていて、ローテーションもまともにないまま戦わせられている兵士も大量にいることを忘れないでほしい。また、可能な限りウクライナを支援すると宣言してるのだから、文句言わずにもっともっと支援しろと、武器よこせ、金よこせ、ウクライナを優遇しろともゼレンスキー政権は言ってくるのです。
>あと5年も今の規模で戦い続ければロシア戦時経済が崩壊して勝利は確実
そういう甘い見積もりで戦争を続けて失敗した3年がこれまでです。選挙もせず指導層が今のままでは説得力がゼロです。貴方もおっしゃるとおり、「経済は既に破綻状態なので」、日本も含めた【支援国がこれまでの2倍は支援せねば】今の規模の戦いを維持できません。25歳未満への動員を強化するということは、ウクライナ国内の労働力は大幅に減るので、誰かが補充せねばなりません。
もし、日本の米の価格が5kg6000円になるほどの物価高に見舞われても、日本国民へ増税してでもウクライナ支援を強化すべきと政府が言うなら、私も財務省解体デモへ参加します。ウクライナを支援しても、トランプ政権では日本に国益は何も無いのに。
追記です。
誰のためにウクライナ兵を更に5年間戦場で死なせ続けることを望むのか、再考すべきではないかと。私とて外野の一員に過ぎませんが、一刻も早い停戦派です。どんなに時間がかかっても、合意までに困難があっても、停戦から終戦へ向けた交渉で人は死にません。25歳未満への動員を強化とは、若者を戦争に狩り出すこと、赤紙の召集令状を出すほどに追い詰められることが、全く喜ばしいこととは思えません。ウクライナ人とて、ロシア人とて、民は私達と変わらぬ人間、死んでほしくはありません。平和に手を取り合える社会こそが理想であるのは変わらないはず。「悪のロシアが滅んだ世界」、「ロシアを倒すまでウクライナが殺し合いを選んだ世界」ではなく、「ロシアとウクライナが和解できた世界」を、私はあって欲しい未来と望みます。
私達の韓国や中国への態度が、時に隣人相手には無礼になりがちで、逆もまたよくあるように、失敗は何処の国家にもあります。でも、日中戦争や朝鮮戦争を未来永劫続けるべきとは思いません。
まあ誰がどう見ても停戦見据えて余力を全ツッパした最終攻勢ですし
年末から停戦の可能性が出てきたので、露軍は国内からありったけの兵力を集めて攻勢をかけると想像していた。
数か月かけて、スジャが奪還出来ただけ、と言えばそれまでの事。
露軍は、ウ軍が手薄そうなアウデ北方の大きなポケットでも何もできていない。
ウクライナがクルスク占領地を交渉カードとするロジックがあったのだから、逆にスムイ北方方面で占領地を増やす事も出来たが、そこまでの力もない。
ウ軍が、あちこちの前線で崩壊しなければ、停戦する理由にならないのは当然でしょう。
>ウ軍が、あちこちの前線で崩壊しなければ、停戦する理由にならないのは当然でしょう
崩壊する前に停戦交渉を始めるのが普通です。ゼレンスキー政権の「当然」が変なんです。崩壊してから停戦しようとしても間に合いません。停戦合意には数ヶ月かかるのが常ですから、「クルスクのような前線崩壊」があちこちで起きた状態になったら、2週間後には何十kmも進まれ、ドニプロ州まで停戦ラインに入ってしまいます。【バイデン政権が約束した分の軍事支援】は有限ですから、数ヶ月先になれば、ウクライナは今の戦線を維持するのが困難な物資不足が深刻化します。無論、鉱物資源などを条件に、トランプ政権とのディールに持ち込めれば話は別でしたが、2月28日に起きたのはその逆方向でした。
そして何よりも、あちこちの前線が崩壊したら、ロシア側に停戦する理由がゼロになります。東部が膠着気味と言える今だからまだ、ロシア側にも停戦に応じる理由があるんです。個人的には、トランプの仲介が最後の機会だと思います。
私は管理人様の見出しに沿って、書いてます。
クルスクにロシア軍が本気で力を入れて攻略しようとしたからこうなったのでは?
ポクロウシク方面なども、無理に進もうとしていないから止まっているという見方もあります
クルスク方面が片が付いて、ロシア軍の再編・移動が始まったらまた各戦線が動き出すと思いますよ
私ならスジャより先にポクロウシクに向かいますね。
この二都市、等価交換に値しないので。
しかし、トレツクをまだ落とせていないのに、右隣のディミトロフも健在のポクロフスクへ向かって落とせるかは微妙。半年近くはかかるのではないでしょうか?
それなら、先にスジャを落とすのは無難な判断になるかと。どちらが正しいとかよりも、ポクロフスクはどうせ長くかかるから、先に落ちそうなスジャから取り掛かったほうが、という程度の理屈ではありますが。(先にポクロフスクに取り掛かっても、結局落ちるのはスジャが先なのでは、という話です。別の言い方をすれば、停戦交渉がまとまる可能性のある時期の前に落とせそうな方)
>停戦交渉がまとまる可能性のある時期
今回のスジャ作戦で、パイプライン、北の部隊、レべデフカ、マラヤ、ポレチノエ、マルチノフカ方面へ向かう部隊の集積が整うのは二月くらいかかったでしょう。
停戦の時期を睨んでとはあまり関係ないと思います。
停戦時に何が交渉のテーブルの載せられるか条件になるかは、必ずしも完全支配とは言えません。
トレツクが完全支配できてないのでロシア占領地でないとは言えないでしょう。
そう考えれば、おっしゃる通り、ポクロフスク方面の中心市街に全くかかってないのは理解できません。
急ぐなら、もっと早い段階でVelyka Novosilkaやクラホベや攻略した部隊を引き抜く事も出来たでしょう。
コトリーネへ向かって突出部を作るより、ディミトロフかその東側のMykolaivka攻略に向かうのだと思ってました。
市街に取り付いてないのなら、ロシアに「交渉の権利」は全く無いでしょう。
逆に言えば、露軍が停戦を睨んで戦略を立てている様には思えないのです。
もし市街は面倒なので炭鉱だけ先に確保、と考えていたなら早すぎる。
停戦直前に電撃的にやる方が良い作戦です。
長文でお返事しましたが反映されずで・・・
簡単に言いますと、露軍は1月くらいでスジャ攻略の用意ができるとも思えませんし、停戦を睨んで作戦してる様に思えません。
コトリーネ方面に回り込んで炭鉱に向かうなどバカげた作戦です。
ポクロウシクやディミトロフ市街方面をもっと早い段階でかからなかったのも理解できません。
急ぐなら、クラホベ、バシリウカを攻略した部隊を引き抜いて向かう事も出来たはず。
あれ?反映されてた。
なぜか、短文の方が先に上がってしまってたのです。
私は、ロシアが停戦する気があるのか疑問に思ってます。
去年、クルスク侵攻が始まった時、露軍は手当てする部隊をカリーニングラードから呼んできたと、ありましたよね。
もし停戦まで睨んで作戦するならあちこちの軍管区から部隊が移動しそうなものです。
トランプ政権がアメリカ軍に対して、パナマ運河の支配に向けた計画を策定するよう指示したと複数のアメリカメディアが報じました。
トランプ大統領なら実力行使やりかねない怖さがありますね。
ロシアとイスラエルとアメリカで、やってることが全く一緒ですからね。
もちろんそれぞれに「国家にとって安全保障上譲ることの出来ない重要な土地」という理由は付きますが。
この延長で、我々は中国の台湾併呑をどんな顔して批判すべきなのか。
イスラエルの民族浄化とアメリカの武力侵略は綺麗で正しくて、ロシアと中国は悪の帝国主義!ですかね。
さっきノーアザーランド故郷は他にないを見てきたんですが…
イスラエルのやってることは一線を越えてて、これを擁護するアメリカ共々もう無いなと
第二次大戦では大陸に出て酷い目にあったので、次は第一次大戦のように俯瞰を決め込むのがいいんじゃないのかなと思いました
自衛隊は今攻撃型の軍隊になろうとしてますが、経済的なことを考えたらスイスのような防衛型の方がいい
開戦の原因にせよ、和平の頓挫と不利な戦いにせよ、トランプの行動にせよ、アメリカ(+英)に振り回され過ぎというのが正直な感想です。「ロシアが滅亡した世界」よりも「一度でも米英が“お白洲”に引き出された世界」の方が更に世界がマシになると思います。学校や社会で“依怙贔屓”や“不条理な特権”が問題となるのに、何故アメリカだけが斯様に特別扱いなのか?「真犯人」を野放しにしているから“○人事件”が何時までも止まらないだけなのではないか?短絡的に見えるでしょうが、西側以外にはとっくに見透かされている様に思えてなりません。
>何故アメリカだけが斯様に特別扱いなのか?
超大国であり、強かったから、が実態だったと思います。そこに変化が生じたのは、アメリカ自身の揺らぎと超大国であり続けることに疲れを感じていることかと推察します。ただ、超大国の座に中国が座ろうとすることには感情的に否定したいようですが。
ウクライナ[停戦なんてするもんか!]
欧州[そうだ!停戦なんてするな!]
アメリカ[停戦しなさい!]
ウクライナ[しようがないな〜、停戦してやるよ]
ロシア[?w無理だねw]
ウクライナ[停戦しろよ〜]
欧州[そうだ!そうだ!停戦しろよ〜!ウクライナはnatoには入らないからさ〜。]
↑
意味わからん
停戦の成立を前提にして、多少無理してでも東部戦線での押し上げを狙ってるのかな
クルスクから回すことで兵力に余裕はできるかもしれないけど、停戦が成立せずにウクライナ軍が息切れしたらロシアのターンがまた始まることに
ウクライナ[停戦なんてするもんか!]
欧州[そうだ!停戦なんてするな!]
アメリカ[停戦しなさい!武器をあげないよ]
アメリカ[武器供与停止(2日ぐらい?本当に停止したか確認不能)]
アメリカ[停戦したら、武器上げるよ]
ウクライナ[わかった。武器くれるんだね♪停戦するよ]
ウクライナ[しようがないな〜、停戦してやるよ]
ロシア[?w無理だねw]
ウクライナ[停戦しろよ〜]
欧州[そうだ!そうだ!停戦しろよ〜!ウクライナはnatoには入らないからさ〜。]
↑
Mutt and Jeffかな?
ただし、この場合は良い警官はアメリカで悪い警官は欧州とウクライナといった感じだ
一昔前のクルスクでも露軍に相手に一進一退の攻防を繰り返してましたし、クルスク維持からドンバス防衛に重点が移っただけじゃないかと思うのです(何故ドンバスよりクルスクを優先したか理解不能だけど)。
上層部の意向次第で戦略物資をどの戦線に投入するか決まり、重視された戦線では潤沢な資源を元に計画的な抵抗ができる。対して上層部が重視しない戦線は基本物資不足。しかも司令部の下級将校達はジリ貧な中で自律的に防衛するだけの計画を立てれてない。
この準備不足を露軍に叩かれて敗れ去ると言うのが今の宇軍の現状では?
”ブトゥソフ氏は状況を変えられる人物について2025年1月
「作戦グループの指揮官として成功した経験をもち、
防衛作戦を効果的に組織したことがあるドラパティ少将だけだ」
「彼は指揮官と信頼関係を築く方法、ドローンとEWシステムの相互運用性、
批判的な意見に耳を傾ける真摯さ、部下に嘘をつかない態度、
自ら下した命令に責任を負うことを知っている」
「この才能は陸軍司令部の会議ではなく前線で必要とされている」と言及。”
軍隊が軍事官僚による官僚組織であるのは理解するのですが、
上記のようなことを、外部から言われるのは、官僚組織としてなさけないような?。
また、こうした”的を射た”意見?を外部から言えるのは、国として健全なような?。
なんと言えば良いのでしょうね。そう感じます。
最近ロシアの滑空爆弾の命中率がウクライナの電子戦で大幅に低下したという話が最近出てたけど、東部戦線の戦況を見るに概ね事実なのでは?
ここ1年ほどの東部でのロシアの前進は滑空爆弾に支えられていた面が大きいので、これが通用しなくなると侵攻スピードは停滞せざるを得ない(止まりもしないだろうけど)
僕歴史とか余り知らないけど、第二次世界大戦の独ソ戦でもドイツ側が、降伏間近の状態でも一部地域でソ連軍を押し返した時と同じ状態なんじゃないの?結局優秀な将校が居るから一部なら優位に立てるけど、全体の戦局は変わらないというやつ。違うのかな?違ったら御指導お願いします。
残念だけど、「有能な将官が長生き出来ない」のはウクライナ軍という組織のカルマなんだよなぁ…🙄
「近い内に汚職将官へ交代する」という予想へ300ガバス
恐らくウクライナ軍では大隊より上、旅団以上の単位での戦闘がほとんど出来ないような恐ろしい構造的欠陥があるように思うのです。
大隊クラスでは雄々しく戦えるが、その大隊を動かす旅団、戦術グループ、作戦グループが全く機能してないから、自国のドローンをEWで撃ち落とす、防御線をどこに作るか計画出来ないし、敵味方の情報収集もいい加減で撤退反撃の判断も出来ない、何時ものウクライナ軍が出来てしまう。
一部を除いて、基本的に旅団は志願動員された兵士と国内外から提供された兵器をプールしておくだけの箱でしかなく、一定基準を満たす大隊らしきものが出来たら、練度は気にせず前線に逐次投入される。戦術や作戦グループ勤めの将校は恐らく教育不十分な上に人手不足で、結局既に長官クラスまで昇進した人間を派遣しないと全く機能していない。
現時点でクルスク方面にロシア軍が集結して、ウクライナ軍の約8倍とも聞いていますし、その全てが徴集兵や北朝鮮兵ではなく、ドンバスから支援に来た精鋭の契約兵が投入されているのでしょう。
つまりこれはウクライナ軍がクルスクからドンバスへ、ロシア軍がドンバスからクルスクへ移動した結果のドンバスでの小康に過ぎないのでは?
このままロシア軍がスミィ州に雪崩込む、或いはスミィ侵攻を取りやめてドンバス方面に兵力を移動して攻撃してきた時に今の小康を維持できるのか?
小康のうちに、停戦交渉を譲歩してでもまとめるしかないと思います。
まだクルスク、スミィ方面が落ち着くまで、ロシアはのらりくらり交渉を先延ばしにしますよ。全戦域での小康が実現するまでこの戦争は終わりません。
停戦交渉を視野に入れればモスクワの安全を優先して安全保障地帯の設置を急ぐでしょうね
拝啓、管理人様へ
毎日のように多数の情報、記事更新大変感謝致しております。
ですが、少々コメント削除の回数が多いように見受けられます。
ここはロシア擁護やロシアのスタンスに偏りたくないのであれば、もう少し多種多様なコメントの存続を図るという考えには当たらないでしょうか。
敬具
>あーあー、クルスク完全に奪還できなくて悔しいのーw
>停戦合意押し付けられちゃって悔しいのーw
>ゼレンスキー全く辞めそうになくて悔しいのーwww
多種多様なコメント? こういうの要らんのですよ。煽り合いがやりたいなら別の所でどうぞ。
投稿が消された事すら分からなかったのですがこれはひどい。そりゃ消されるわなって感じです
トレツク,ポクロウシク前線で宇軍のドラパティ少将がいわゆるドローンシールド
作戦などで前線の兵站を破壊し有利な攻勢を仕掛けているのか
ロシア軍がそれに適応し反撃するのにどれだけ時間が掛かるかですね
もしかしたらトランプ米大統領とプーチン露大統領はゼレンスキー辞任させ新たな
英雄ドラパティ将軍を臨時宇大統領に押し停戦交渉かもしれない
ただ25年においても特定の地域の比較ではなく全体の占領面積で比較した場合
ロシアは一貫してウクライナを上回っているのよね
何なら数字だけ見ればクルスク戦線が崩壊したこの1週間が一番酷いまである