エストニア国防軍情報センターのキヴィセルグ大佐は19日「ロシア軍はトヴェリ州トロペツの弾薬庫爆発で3万トン分の弾薬を失った。これはウクライナで消費する弾薬の2ヶ月分~3ヶ月分に相当し、この影響を今後数週間以内に目撃することになるだろう」と述べた。
参考:Кивисельг: масштаб учений ВМФ РФ был значительно меньше, чем сообщалось ранее
損失量が事実ならロシア軍の投射火力に変化が見られるはずで、その影響はポクロウシク方面にも及ぶはず
エストニア国防軍情報センターのキヴィセルグ大佐は19日「(核攻撃にも耐えられる)トヴェリ州トロペツの弾薬庫が大爆発したのは、ウクライナ軍がバンカーに運びこまれる前の弾薬を攻撃することに成功し、爆発の連鎖を引き起こしたからだ」「この攻撃で3万トン分の弾薬、つまり75万発分の砲弾が爆発したことになる」「ロシア軍は週平均1万発の砲弾を発射するため2ヶ月分~3ヶ月分の弾薬を失ったことになる」「この損失の影響を今後数週間以内に目撃することになるだろう」と述べた。
他にもキヴィセルグ大佐は「ウクライナ国内でロシア軍は戦いの主導権を握り続けている」「この1週間で攻勢の圧力は高まっており1日あたりの平均交戦回数も194回に達している」「これはロシアがドンバスの完全制圧を実現するという意欲の現れだ」「先週と同様に最大の戦闘はポクロウシク方面で発生している」「ロシアはクルスクでの事態にも関わらずポクロウシク方面から戦力を引抜いていない」「そのためポクロウシク方面の状況に大きな変化はないだろう」と指摘、クルスクについては「ウクライナ軍が主導権を握っている」「まだ多くの陣地を保持し新たな戦線も開拓した」と述べている。
DEEP STATEも「ロシア軍の攻勢は9月に入っても激しくなるばかりで、19日の交戦回数は過去最高となる226回を記録した。1日あたりの平均交戦回数(5月122回、6月125回、7月143回、8月145回、9月170回)を見ても月を追うごとに回数が増加している。残念ながら敵にはまだ余力があり9月に予想されていた『敵の疲弊』も見られない」と述べ、両者は東部戦線にについて「依然としてロシア軍の攻勢に陰りが見えない」という評価で一致した格好だ。
但し、キヴィセルグ大佐が指摘した損失が事実ならロシア軍の投射火力に変化が見られるはずで、その影響はポクロウシク方面の攻勢にも及ぶはずだが、本当のところは戦場での結果を見るまで分からない。
因みにRYBARは弾薬庫爆発について「どう見ても軍の公式発表(撃墜した無人機の残骸によって爆発が引き起こされた)は事実ではない。もしトロペツで起こったことが落下した残骸で引き起こされたなら、原因究明の調査にはもっと多くの時間がかかるだろう」と述べており、都合の悪い事実を隠そうする軍のやり方(通称:美しい報告書)を批判している。
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※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
トヴェリ州トロペツは、バルト三国に近い位置ですから、ポクロウシク方面かなり遠い位置になります。
兵站ルートから外れているため、どちらかと言えば対NATO用に保管している弾薬に感じますが、何れにしても補充は必要になるでしょうね。
写真・動画だけでなく、地震計で爆発規模が裏付けられてますから、凄い規模の爆発ですね。
(2024.9.19 ロシア西部の弾薬庫爆発で地震観測 マグニチュード最大2・5、衝撃の規模を物語る 産経新聞)
すごい規模の爆発であることは間違いないと思います。
ただ、それだけの規模の爆発が起きても建物の周囲から火災による煙は確認できるものの建物自体は部分的でも吹き飛んでいません。地震発生レベルの爆発でも建物自体の損害はあの程度のものなのでしょうか。ちょっと疑問が残ります。
核攻撃に耐えられるレベルの強度がある”部分“は、爆発でも残るのでは?
また、万が一の事故でも建物の構造がある程度残り、連鎖を防ぐ目的で爆発エネルギーを上空に逃がすようになっているでしょう。
その結果、爆発のエネルギーは施設破壊エネルギーに消費されたり上空に逃げたりして、爆発規模の割に地震のエネルギーが小さいのかもしれませんね。
本件、非常に興味深いですよね。
コメント欄の皆様の御指摘、勉強になっています。
弾薬庫は、集積・分散、配備位置をどうするのか悩ましい問題ですね。
続報、オペレーションの詳細などがでてくることに、期待したいと思います。
上空にエネルギーを逃がすというのは理解できるのですが、それならなおさら屋根が吹き飛ばないかなと思ったわけです。
どのような構造になっているか次第なのでなんともわかりませんが。
Google Earthで見る限り、弾薬庫の北、もしくは南だけ入口が空いている。
そこからエネルギーを逃がす設計だと思われる。
空いている北もしくは南の先に壁が設置されていて、そこで爆風を止めて、他の弾薬庫に誘爆しないようにしていると思われる。
もしかしたら、爆風を壁でせき止めて東西に流れた先の格納庫の入口に、出しっぱなしの弾薬が置いてあって誘爆したとか。
それぐらいじゃないと、他の弾薬庫に誘爆するような配置にはなっていない。
以下の座標を Google Earth で検索すれば視覚的に確認できる。
56°29’53″N 31°43’17″E
衛星写真で、それぞれの弾薬庫の入口はまるわかりなので、100機のドローンそれぞれが、それぞれのターゲットの弾薬庫の入口に突っ込むようにプログラミングされていただけで、弾薬庫同士が誘爆したわけではなかったりして。
GPS妨害がなければ、かなり正確に弾薬庫の入口に突入はできそう。
最新の弾薬庫といっても、ドローンを考慮しては設計されていないだろうし。
グーグルアースでその座標を確認してみると、確かに仰るような施設が確認出来ます。恐らく、これが近年建設された弾薬庫でしょう。
一方、そのエリアの西北西方向には、森林内に点在する倉庫群も確認出来、こちらは旧来から使用している弾薬庫だと考えられます。グーグルアースの解像度でも、屋根が老朽化している倉庫や野積みと思われる場所も点在しています。
キノコ雲が発生するような上空へ向かう爆発は、こちらで発生したと思います。
そういえば、グーグルアースで自衛艦の場所は丸わかりだとか言ってた元大臣がいましたねえ。
そして例の如く公式発表では負傷者は少ないとの事。
まぁあの爆発に巻き込まれる事を考えたら負傷(ですんだ)者は少ないでしょうね……
警備兵とか下手したら骨も残らないんじゃ
広島の化学工場爆発が、震度1。
周辺の民家のガラスも、割れていますからね。
ロシアは広い国土ですから、弾薬庫から、民家が離れていた可能性もあるとは思うのですが…
負傷者は、さすがにいるだろうなと感じます(鼓膜破れたりしそうですし…)。
(三井化学岩国大竹工場爆発事故 Wiki)
(2012年4月22日 三井化学の工場で爆発、1人死亡11人重軽傷 山口 業過致死傷容疑で捜索へ 日経新聞)
仮にロシア軍全体の備蓄の20%とした場合。ロシア軍は残り8月分もストックがあることになる。
50%で残り2月。50%は流石に考えずらい。
>トヴェリ州トロペツの弾薬庫爆発で3万トン分の弾薬を失った。
3万トンの根拠がわからんな。
あの爆発を見て、プロなら3万トンくらいだなってわかるの?
地震計によるマグネチュード観測で、TNT火薬換算で何トン規模の爆発かは推測できます。精度は知りません。
爆発のマグニチュードは最大2.5らしい
三万トン分を全部TNT換算すると30ktで広島原爆(16kt)の約2倍
自由落下型の爆弾だと重量の約半分が炸薬なのでざっくり≒広島原爆程度
広島原爆がだいたいマグニチュード6のエネルギーに相当するので、マグニチュード3なら3万分の1
爆発のエネルギーのかなりが上部に逃げたとしてもなんかしっくりこない
俺プロじゃないけど
桁が全然違うみたいですね。
まあ、大戦果ならウクライナが勝ち誇った感じの発表するはずだから、その辺りで察しちゃいます。
悔しそうで草
悔しいかどうかはこれから解る事ですから
前回は破壊されても爆撃の量は減らなかったと思いますから
>三万トン分を全部TNT換算すると30ktで広島原爆(16kt)の約2倍
>自由落下型の爆弾だと重量の約半分が炸薬なのでざっくり≒広島原爆程度
読み間違えていなければここの部分は広島原爆の方が1/2なので3万トンは4倍扱いじゃないですかね?
まあ原爆は炸薬の仕組みが違うしここの計算は重要ではない気もしますが。
後は延焼が続き比較的小規模の爆発が何度か続いてるのも含めて考えればそれなりの爆発量に加算されそうです。
まあ3万トンは規模を比較しても流石に多分に感じられるので、格納量推定から算出してるのではないかと私は考えております。
あとはロシア軍の格納庫の管理次第ですね。対爆隔壁がどれだけ機能しているかどうか…
>自由落下型の爆弾だと重量の約半分が炸薬なので
此れは広島原爆の事ではなく今回爆発した弾薬での想定だから広島原爆と同等換算で間違つてないと思うよ。
しかしロシアはいつも弾薬庫爆発してますね
分散させたほうがよいのでは
むしろ分散させすぎて守り切れない分が爆発している模様。分散させすぎてる分一つ当たりのダメージは低いものの弾薬枯渇(笑)の宣伝に利用されている
ロシア全土で200だか300だかあるそうですよ。軍事機密でしょうから正確な数はわかりませんけど
トヴェリ州トロペツの弾薬庫については、衛星写真を分析する方々は「全部吹っ飛んだ」「いや、一部しか吹っ飛んでない」「まだ誘爆してる」などなどまだ結論が出てないようなので、最終的な損害がどの程度のものなのかもまだわからないようです
ソ連時代から使われてる施設ならウクライナ側も資料を持ってるでしょう。
アメリカからも情報をもらっていると思う。
少なくとも衛星からの詳細情報は西側からもらっていると、クルスク侵攻部隊の人が言っていた。
NHK ロシアをだました? 越境攻撃の内幕は?今後どうなる?
2024年9月6日 19時38分
「西側のパートナーは衛星からの詳細な情報を提供してくれた。そうした情報がなければ、今回の作戦はより難しかっただろう。」
よし!いいぞ。敵の砲撃頻度が落ちれば前進速度も鈍り、後方に防衛ラインを構築する時間を大きく稼げる。
小康状態になってるうちに、クルスクから全戦力を引き上げて東部に回すんだ。このチャンスを逃したらもう次はないぞ。露軍はこんなヘマを二度とやらかさない。
> どう見ても軍の公式発表(撃墜した無人機の残骸によって爆発が引き起こされた)は事実ではない。
言っていることは間違いなくその通りなんですが、ロシアの国内法を考えるとこれを発信するのはRYBARの中の人が心配ですね。
これまでRYBARがこの手のことを言う場合はもっと婉曲的な表現だった気がするのですが…
北朝鮮がTNT4kt規模の核実験を行ったときの地震の規模はM4でした。
ロシアの弾薬庫爆発の地震の規模はM3.2なのでエネルギーは16分の1程度でTNT換算で250t。
砲弾の重量としては1100tぐらいで152mm砲弾26000発分ぐらいが爆発した計算になるかなと。
誘爆するたびに地震計が動いているので、×数回分は考えた方がいいかもしれませんね
>>砲弾の重量としては1100tぐらいで152mm砲弾26000発分ぐらいが爆発した計算になるかなと。
つまりエストニア国防軍は30倍位盛った損害を与えたと主張している訳だ?
つまり2〜3日分の弾薬を吹き飛ばしたのか。
大戦果だ(棒読み)
現実主義者さんの爆発規模の推定方法、流石です。その方法、良いですね。
産経新聞の報道では、爆発はマグニチュード2.5以下とあり、アメリカ地質調査所のマグニチュード2.5以上の地震情報に情報がなかったので、爆発した弾薬はエストニアの推定よりかなり少ないものと思われます。
ただ、爆発が十数回発生したのと話もあり、鎮静したかも不明ですので、爆発の総量や影響はわかりませんが。
地下で行われる核実験と地上での大爆発が大地に与えるエネルギーは違うのでは
「一回の爆発」で「地下に伝わった分だけ」で26000発分と考えると、むしろ恐ろしい数字に見えてきますね。
マグニチュードに関する主な報道は、地震観測機関NORSARによる「17回の地震を観測、最大マグニチュードは2.5」と同「この地域にマグニチュード3.2の地震を記録」がありますね
地震の計測や記録には詳しくありませんが、後者は前者の17回の地震エネルギーの合計でしょうか
NHG様らの仰る通り、地下核実験と地上の爆発ではエネルギーの伝わり方が異なるかもしれない事、
また、16倍ものエネルギー差がある北朝鮮の実験に比べ
倍率が小さいサンプルの方が推算時の誤差が小さく収まるであろう事から
マグニチュードがトロペツに近い地上爆発であったベイルート港爆発事故を参照し、現実主義者様と同様の推算をしてみました
ベイルートはマグニチュード3.3、トロペツはマグニチュード3.2なので
エネルギーは1.41倍
ベイルート爆発のTNT換算は諸説ありますが、概ね500~1500トンとされるので
中間の1000トンと仮定すると、トロペツ爆発はTNT換算で約700トン
標準的な152mm砲弾では、炸薬の重量は砲弾全体の約10%から15%程度である事が多く
中間の12.5%と仮定し、炸薬の種類をTNT並の燃焼物と仮定すると、爆発した砲弾の重量は約5600トン
標準的な152mm砲弾の重量は40~50kg程度とされるので
中間の45kgと仮定すると、爆発した砲弾数は約12万5千発
エストニアの推算と同じ桁数までは近づく結果となりました
また、3万トンとされる弾薬総重量から砲弾重量45kgで計算すると約67万発が保管されていた事になり
恐らく75万発という数字はこの計算(砲弾重量で割る)で導かれたものでしょう
ただ、
・3万トンの弾薬という数字は、爆発の直後から海外メディアが報じていた為
エストニア国防情報センター独自の見立てではない可能性が高い
・爆発した弾薬庫には主に、短距離弾道ミサイル、長距離対空ミサイル、地雷などが保管されていたとの報道があり、砲弾中心ではないと見られる
点に留意する必要がありますね
実際、どうやったらここまで被害拡大するんだ?といおう規模で連鎖的に弾薬庫がほぼ全て誘爆してますからね
それも’最新’の弾薬庫で
どうせすぐに搬出するからと、弾薬庫に運び込むのを省略して野晒しにでもしていたのでしょうか?
確実に管理責任を問われるレベルの大失態です
正直、ウクライナにとってクルスク以上の今年最大の戦果と言ってもいいかもしれません
この弾薬庫について「ミサイルや砲弾などの爆発物や弾薬を安全に保管するための近代的保管庫であり、ミサイル攻撃や核攻撃にも耐え得る設計のコンクリート製倉庫である」と2018年に発言した当時のロシア国防副大臣のドミトリー・ブルガコフ氏は現在汚職容疑で刑事捜査を受けているので、野晒し程ではないにせよ、弾薬庫にしてはミサイルどころかドローン攻撃で爆発してしまう位のかなり脆い物であった事は間違いないように思われますね
ウクライナ側がどうやって攻撃したのか興味深いですね。
報道だと100機くらいの自爆ドローンが使われたそうです。また弾薬庫のあったトベリ州は国境から470キロくらい離れています。
この前華々しく発表されたジェット搭載型のパリャヌィツィアが使われたのかもしれません。これなら航続距離650キロだそうなので射程圏内です。足もこれまでのものより断然速いのでロシアの防空網をスルー出来た可能性があります。ただこれも炸薬量がせいぜい20キロくらいだと思うのでそれなりに頑丈に作ってあったであろう弾薬庫をこれだけの規模でぶっ壊せるかはちょっと疑問ですね。
じっさい野ざらしで集積してたみたいよ
長期保管じゃなくウクライナですぐ使うからの一時保管のつもりだったんだろう
毎回吹っ飛ばされているんですが、危機管理能力ザルなんですかね?
危機管理担当が権限を貰えないのでは?
規則を守れ裏マニュアルを作るなと言っても相手の方が権限が上なら言うことを聞いて貰えませんし
現場の意見を重視して合理的な方法を取り入れるとこうなる事もあると言う見本ですかね
大きな戦果だったのですね。
一説によると、3万tとか。それでもロシア軍の必要量の2ヶ月分とか。
先日、マリウポリで5千t、その前にも5千tの戦果をあげていましたね。
合わせて4万t、ロシア軍の使用量の3ヶ月弱分ですね。
生産施設はまだ破壊されていないし、輸入も止まってはいません。
当面、それだけの期間は攻撃が弱まるということでしょうか。
今回の攻撃には、先日話題となった、”パリャニツィア”ミサイルドローン
が使われたみたいですが、有効性を証明した形でしょうか。
ロシアを負かすためには1年分くらい爆破しないといけないのかな。
他所の記事では、パリャニツィアの射程内には、あと6ヶ所ほどあるようです。
GRAU 第 23 兵器廠/第 13 兵器廠/第 51 兵器廠/第 73 兵器廠/第 67 兵器廠
/第 68 兵器廠だそうです。これが全部爆破されれば1年分くらいになるのかな。
しばらくの間、必死の対地攻撃/防空戦闘が起こるのでしょう。
もちろん、これ以外にも、軍直轄の弾薬庫はあるでしょうし。
2ヶ月分損失との主張に誇張があるにしろ無いにしろ、ロシア軍にとってかなり手痛い損失である事には違いないでしょう。
問題点として、これはウクライナからではなくエストニア等バルト三国領からの攻撃の可能性も微弱ながらあると思っております。
ウクライナ領のドローンによる攻撃を行っている後方地域から今回の弾薬庫までは最短でも450km以上あります。
この距離をロシア軍の防空を掻い潜ってピンポイント攻撃とは疑問が残る所です。
それが本当だとするとエストニアは核で消し炭にする位の事態だな。
流石にそれはないでしょう。直接攻撃なんてあり得ませんよ。
自分も流石に無いだろうとは思いますが、過去にもバルト三国からウクライナ軍の無人機による挑発攻撃があった〜
と言ったような噂が2回ほど出た事があったので一応書きました。
その噂がデマにしろ事実にしろ今回のような事を政府ないし軍が実際に許可してウクライナ軍にやらせたならそれはもう戦争案件でしょうから無いとは思いますが、
既にウクライナ空軍はポーランドのNATO基地から出撃したりしています。
なので我々が思っているよりもNATOが深入りしていると言うのはあるのでしょうね
久しぶりにウクライナ側に朗報という所ですね、ロシアは最新の貯蔵庫ということらしいのに野積みしてたか汚職手抜き工事かだと思うけどウクライナを甘く見過ぎた結果ですね。前線ではウクライナは強敵だと慎重に戦うロシアが、後方任務だと途端に手を抜くのはなんなのだろうか。
消費量が60日分だと生産量だと何日分なのか興味深い所ですね、
防爆構造の弾薬庫の搬入作業中を狙って内部の誘爆を狙うって、エースコンバットみたいな事してますね…。実際問題、敵地の常時監視と巡航ミサイル(自爆UAV?)が揃ってしまうと単なる土塁や掩蔽壕の施設も防備として不十分なのかもしれません。根本はロシア側の防空監視体制の問題であるとも言えますが、低空飛行してくる小型標的だとすれば日米もザルみたいなものですから、米軍以外でもこれほど精密な定時性を持った攻撃が可能と示したことの意味は大きいのではないでしょうか。
ベイルート港爆発事故が2750トンの硝酸アンモニウムでM3.3だからね。5.62Gj
今回は最大の地震波がM2.5なので354.8Mj相当になる。 17回観測されたらしいが・・・
考え得る最大値は硝酸アンモニウム3000t相当で留まるはずで3万トンってのは大袈裟だと思うわ。
他所の記事によると。
マルタ登録、シリア人船主、3万7000重量トンのバラ積み貨物船が、
硝酸アンモニウムを20,000t積んで、AISを自ら切った状態で、
リトアニア沖を漂流しているとか。
硝酸アンモニウムはロシアで積んだとか。行先はカナリア諸島だとか。
あまりに危険なので、疑われ、腫れ物扱いされているようですが。
元記事は、The Maritime Executive の2024-9-19記事です。
「Mystery as Cargo Ship Laden with Ammonium Nitrate is Now Being Towed」
考えようによっては、戦争は思ったより近いのか、と想像します。
石油関連施設でなく軍事施設で大きいのは久しぶりに感じますね
これが偶然の産物でなく、ジャミング等の妨害を掻い潜れるようになったのならウクライナにとって心強い実績になりますがはてさて
この攻撃はバルト三国から行われたという疑惑があるらしいが、もしそれが本当だったとしたら、そんな事をしておいて一方的に「ロシアに侵略される」だと被害者面をするバルト三国は鉄面皮だと思う。
少なくとも、弾薬庫を一つ吹っ飛ばした程度で劣勢は覆せないというか、現状だと、ウクライナの最後の足掻きにしか見えない。
さすがにバルト諸国からの攻撃なわけないでしょう。どうせデマの類でしょう。さすがにロシアを侮りすぎです。NATOから直接攻撃をうけてダンマリするほどクレムリンは愚かじゃありません。
バルト諸国からの直接攻撃なんていう熱核戦争1歩手前の軍事行動に走れるのであれば、ATACMSやストームシャドウの解禁にこんなに揉めてませんよ。
地図を見ると、充分に考えられると思います。
トヴェリ州トロペツは、ウクライナ本国から遠いですし、北側にベラルーシを挟んでいる場所だからです。
ベラルーシ東側をギリギリ迂回したという考え方もできますが、クルスク州・ブリヤンス州上空、クルスク攻防戦中ですからね(完全に個人的な推測です)。
大規模攻撃で、ドローンが通過したならば、何らかの観測・報告があるでしょうし。
地理的に、この弾薬庫が対ウクライナ向けなのか疑問を感じているのですが、仰る通り劣勢が覆るほどのものなのかは疑問に感じています。
いや地図の問題ではなく政治的にあり得ないと言っているんですよ。
まぁ、正直バルト諸国がやったと仮定すれば
ロシアの出方次第では核もありうるし
ウクライナのように戦争ふっかける可能性もありますし…
てかまぁ、あんだけ支援して対露用で必死こいてる中で
そんなリスクを犯す理由もないですしね。
少なくとも、彼らはウクライナ戦が終わるまでは何もしないと考えといて問題ないですかね?多分。
続報を見守りたいですね。
ええ、、地理的条件だけでバルト三国がロシアに直接攻撃したって安易に考えるのはちょっと、、こんなん見ると機雷ブチ落とされても核ぶち込まなかったアルヒーポフは偉大やったんやなあと改めて
ウクライナ戦争、かなり危ない橋を渡っていますからね。
キューバ危機は、仰るように紙一重でしたが、自制・忍耐の大事さを感じます。
ウクライナ軍はニジニ・ノヴゴロド周辺までドローン攻撃をした実績があるので能力的には十分射程圏内だと思いますよ
ロシア軍と言えど広大な国土全域をカバーすることは難しい
なんと! ロシアが三万トンも弾薬を一つの所に集めていたのか……。
そりゃー管理も大変ですね。巨大集積地過ぎて非効率だと思うがそんな事してたのか、そっかー。
ホントね、バルト三国に対する見方が変わる戦争でもありましたよ、これは。
核攻撃に耐えられる弾薬庫に戦術核が保管されてたりしないのだろうか。
完全に別の管理?
>核攻撃に耐えられる弾薬庫に戦術核が保管
ロシアはNATOとの第三次世界大戦を通常戦力と核兵器配備で抑止している
NATOがゼレンスキー政権が要求するNATO製長距離ミサイル攻撃を無制限
に許可した結果、ロシアが対米NATO戦略の備蓄庫,レーダー,空軍基地まで
破壊され危機的状況になれば、戦術核兵器を使用する可能性が高いだろう。
もったいない
最近やけにバルト3国を下げるようなコメントが増えたが、何なんだ?
きっ台湾有事がおこったら、「日本が悪い」「アメリカが余計なことするから」「台湾はなぜ国力差を弁えず独立などと妄言を吐いたのか」などと恥ずかしげもなく言い放って中国に与する人間が大勢出てくるのでしょうね。おお、恐ろしい。
松下幸之助が悪い、ということで。
パナソニックホールディングス創業者、松下幸之助は日本企業の中国進出に先鞭(せんべん)をつけたことで知られる。
産経新聞 <浪速風>身勝手な金持ちになった中国、「経営の神様」はどう見ているか
2024/7/29 13:00
当時は中国は途上国で、今みたいに反日でもなかったので、後知恵で叩くのも違うのではないかと
俺はむしろ台湾くらいしか信用出来る国は日本には無いと思っている方ですがね。
だから守らなければなりません。国連加盟国だとかなんだとか関係なく。
日本の自律性と安定は台湾の安全保障にも経済安全保障にも関わると思います。
逆もまたそうであり、むしろ台湾くらいしか日本とそういう意味で利害を共有してる国があるかは疑問です。
朝鮮半島は感情的なレベルで日本の衰退を喜ぶ方でしょうから(特に南は)あまり同盟国としては適しません。ロシアの近くを見ればわかりますが、感情は全てに優先するみたいですし。
一方台湾はそこまでの軋轢が無く、台湾に利がある事の殆どは日本にも利があるか影響が無く、この逆は日本の利が台湾に問題を起こす事も無いと思われます。
中国に台湾が占領されたらまた事情は変わりますが。
米国が信用出来るかどうかは、ウクライナ支援の展開を見てもあやふやです。
欧州となると尚更です。むしろ積極的に信用出来ない。英国もEUも。
偵察衛星や徘徊ドローンなどによる監視で手頃な攻撃先を探すというのも勿論あるのでしょうが、この手の攻撃には内通者の手引もあるのでしょうね。どこそこの弾薬庫にいつ搬入があるとかの情報もそうですし、高位の軍関係者を取り込めておれば指定の時刻に搬入口を開けさせておくくらいのことならできそうな気がします。
敵対組織のポケベルに爆発機構を組み込んで配布するよりはよっぽど簡単なのではなかろうか。
ロシアとウクライナは文化や言葉の壁が薄いですし、互いに相当な数の工作員と内通者を抱えているでしょうね。出入り業者や作業員に破壊工作をさせた可能性もあると思います
全てが一か所に固められてたとか、一瞬ですべて吹き飛ばした事になってる人が混ざってない?
大量の編隊で襲撃してそれぞれの場所で爆発が起こってその中で誘爆が一番派手に巻き上がった場所の映像だろう?
それと誘爆はなんとか免れても変形したり高温にさらされたりしてるのも暴発の危険性あるので…最大でそれくらいの弾薬に影響が出たかも知れないって話なんじゃない?