ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは13日「ロシア軍がクピャンスク方面、リマン方面、ポクロウシク方面、クラホヴェ方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、両軍の衝突回数は減少しているもののロシア軍の前進は止まっていない。
参考:Мапу оновлено
参考:Хроника специальной военной операции за 12 февраля 2025 года
参考:Наступление к востоку от Мирнограда, объяснение ситуации под Курахово— сводка за 12 февраля
両軍は将来の停戦ラインを巡って2024年よりも激しい戦いを演じるかもしれない
DEEP STATEはクピャンスク方面ドヴォリチナ方向について「ロシア軍がドヴォリチナとノヴォムリンスクの間のポケットを占領した」「グレーゾーンがドヴォリチナからT-2114沿いに伸びた」と報告。
DEEP STATEはリマン方面ゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がゼレベツ川沿いのマキエフカの対岸で支配地域を広げた」「ロシア軍がマキエフカをほぼ占領した」と報告。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面東方向について「ロシア軍がゼレン・ポール方向に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がゼレン・ポール方向に前進した」「ロシア軍がベレジフカ方向に前進した」と報告。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面西方向について「ロシア軍がコトリーネをほぼ占領した」と報告。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がアンドリイフカ集落内の西地区に足場を築いた」「グレーゾーンがアンドリイフカ北郊外に伸びた」「ロシア軍がシェフチェンコを占領した」「ロシア軍がダクネ南郊外で前進した」と、RYBARは「ロシア軍がアンドリイフカ集落内の中心部を占領した」「ロシア軍がT-0515沿いを完全に占領した」と報告。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がO-0510を越えて支配地域を広げた」「ロズドルネの西郊外にグレーゾーンが伸びた」と報告。
米国とロシアの間で戦争終結に向けた交渉が始まり、将来の停戦ラインは戦場の前線位置に基づいて決められる可能性が高く、Telegraphは「停戦に近づけば近づくほど前線での戦闘が激しくなる」と指摘しているため、両軍は将来の停戦ラインを巡って2024年よりも激しい戦いを演じるかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
ほら、ベトナム戦争だってアメリカが手を引いた後も2年続いた後に完全終結だったじゃん?(遠い目)
南ベトナムが負けたのは米軍が撤退したことで米軍の為に働いていたベトナム人の失業等で経済が回らなくなった事がトドメだったとか。経済が回る内はどっちも止めないんじゃないかと。
まあ、ウクライナ側はポクロフスク周辺の炭坑やリチウム鉱山を奪取(ロシア目線では解放)されたら厳しそうですね。
鉱山を取らせないのがウクライナ側のラインだろうね。
アメリカの縄張りにしちゃえば手が出せなくなる。
シリアでワグネルが米軍の縄張りの油田に手を出そうとして米軍からF15EやB52でボコボコにされた前例があるので、似たような事をロシアは避けたいか米軍が入るまでに押さえたい。
米軍の派兵はないと先も言っているのでどうなのですかね…。
土地をなわばりにするにはマフィアだろうと国だろうと常に実行力が必要ですが、それを欧米が出さずにはウクライナ軍が自分で守って交渉を取り付けるしかないでしょう。
それを踏まえての改めて決戦の地としてポクロフスクになると思っているのですが…スジャが釣り合うとは到底思えず…
露軍ではなくウクライナ軍の継戦能力が問題になってきた。米露が国際秩序の問題で取引を始めた。トランプ政権の米にとってはウクライナは主要問題ではなくなった。ゼレンスキー政権はトランプにとっては敵で、EU首脳も敵。バイデン政権と組んでトランプに徹底的に敵対してきた。政権交代で米は大転換をはかり「力による和平」を唱えだした。ウクライナは米露による談合の結果に不満なら、自力で和平を実現しなさいという事だ。ことここに至ってはゼレンスキー政権・ウクライナ軍ともに大崩壊する可能性が大きくなってきたのではないか。
ロシアは停戦までにドネツク州の全てとは言わずとも、殆どは奪取しておきたいところですね。「ロシアはハリコフ州から撤退し、ウクライナはドネツク(もっとかもしれないが)から撤退」なら落とし所になると思います。ドンバス解放のための特別軍事作戦なのですから、ドンバスにウクライナを留まらせるわけにはいきません。
トランプはプーチンと1時間半に及ぶ電話会談を終えた直後にゼレンスキーに電話をかけて10分間話し合ったそうだ(ソースはtopwar.ru)
そして今日、アメリカへの希土類鉱床管理権移譲を取り決める書類に対してゼレンスキーは署名を拒否したとのことw
終わったなw
コロンビアの難民移送交渉のプロセス、カナダ・メキシコの関税による交渉プロセス、ベネズエラへの犯罪者強制送還の同意・米国人開放、米露の収監者交換、こういった外交ディールを見ていなかったのでしょうかね?
ゼレンスキー大統領が、アメリカの提案を堂々と拒否したのであれば極めてリスクが高く、小国が超大国かつ最大スポンサーの要求を堂々と拒否するのは危ないですね…。
イスラエルの跋扈を見てみぬふりしている西側が今更国際法だの抜かしても噴飯ものだから、早く領土割譲でも何でもいいから戦争終わらせろとしか思わないですね。
見て見ぬふりどころかトランプはイスラエルには全面支援表明してますし(白目)
もう停戦ありきな事になってるが、問題はロシアはどこで満足して椅子に座るか?誰にも分からんことだろう。
ロシアは満足するまで何かと理由を付けて戦い続けるだろうけど、結局それを止められる手段はもう欧州にも米国にもなくて、
ウクライナの現地軍がロシア軍に椅子に座らせるだけの一定の負担を強いないとどうしようにもない。
何ならポクロウシクが陥落して、ドニプロに深く侵略可能になれば、米中間選挙まで交渉延期が普通にあり得る。
欧州だけでそこまで支えれますかね?
トランプ大統領=プーチン大統領の電話会談、トランプ大統領=ゼレンスキー大統領の電話会談、ウクライナ=ロシア両国民も世界のトップニュースですから当然のように知っているでしょう。
兵士の徴募・前線部隊の粘りに、まもなく停戦になれば復員が現実的になるため、何らかの影響がでる可能性もでてきます。
主要都市攻撃は時間が限られればどうするのか、資源採掘地を重視するのか、交通の結節点を重視するのか、河川・標高の高い場所など防衛の要衝を重視するのかなど、どういった戦略に切り替えるのも気になりますね。
誰しも死にたくは無いので、停戦交渉が始まる事を知ったら前線での戦闘なんて馬鹿らしく感じるでしょうね
職業軍人や愛国的な志願兵は揺らがないでしょうけど、動員兵は脱走が増えてもおかしくはありません
もう塹壕戦なんてやめてサッカーしようぜと言いたくなりますが、そうもいかないのでしょうね
まさに仰る通りです。
命を落としたり・四肢欠損・怪我のリスクを考えれば、普通はなかなか難しい感情が湧いてくるでしょうね。
サッカーはまさにその通りで、ウクライナの地図でシェフチェンコを見かけるたびに、好きな選手だったので思い出してしまいます。
米露間の動きに注目が集まっていますが、その裏ではキエフでも雲行きが怪しくなっています。ゼレンスキー大統領が前大統領のポロシェンコに制裁を課そうとしています。このサイトでも取り上げられている戦争準備に関して対ゼレンスキー批判が行われたことに対し危機感を感じ、強力な政敵を追い落とそうとしているようですね。近く行われるであろう大統領選への動きでしょう。
ゼレンスキー大統領は今となっては権力維持に汲々とする無能な政治家でしかありませんが、三年足らず前は英雄と見えました。輿論の流れとは怖いものです。
情報ありがとうございます。
(西側的価値観では)政敵を弾圧する動きは非常にマイナスならないわけですが、ウクライナ大統領選挙の流れが出てきた中で、かなり焦っているのを感じますね。
ゼレンスキー大統領の当時の発言が普通に報道されていて、アメリカの警告をスルーしていたようにも見えますから、検証されていけば無傷ではいられないだろうなと…
(2022年1月29日 ウクライナ大統領、西側諸国は「パニックを作り出すな」 ロシアとの緊張めぐり BBC)
追記です。
非常にマイナスなわけですが、
>非常にマイナスならないわけですが、
ミンスク合意の不履行で苦渋を飲まされたロシアがこんな中途半端なところで停戦に応じるかよ
これだけ前向きな姿勢を示していますし、応じはするのでは。確かに今この瞬間無条件で停戦ならばロシアにとって全く割りにあいませんが、実際の停戦時期は大統領選実施などの手続きである程度引き延ばせますし、停戦項目を工夫すればロシアへの脅威は軽減できます。
それに挙国一致体制で内部矛盾が糊塗されていたウクライナ政界は、敗戦後速やかに泥試合に突入するでしょう。戦前のウクライナ政治も酷いものでしたが、今回は大量の血を流して敗北している訳ですからよりカオスになります。クレムリンにとってはここが介入の機会になります。
それ以上は止めとけと言ってる巨大な熊を挑発し縄張り犯したら巨大熊が暴れ大変な事態になってしまったわけだが、挑発した者の多数がどこかへフェードアウトしているというまさかの自体に現場に残された者は地獄でしかなく結局はウクライナが最終的には泣いて終わるという救いが全く無い至極当然の結果になりそうだが、現状位置での終戦を見据えて行動するとなると両国共に加熱しそうですね。
ただロシアが現状位置の終戦は飲まない様に思うがそこはトランプの隠し玉があるのだろうか。
『ミンスク合意は時間稼ぎ』
『イドリブの停戦は時間稼ぎ』
ロシア側はもう中途半端にウクライナを生かしておくことは不可能になってしまったでしょ。トランプはそれを事実上の公認したところ。
「ロシアとの戦いはクリミアで終わる、世界は侵攻以前の状態に戻すことすら拒否」なんてタイトルの関連記事が表示されました。現在の状況と比べると温度差がありますね。当時(2022年8月)から今に至るまでにおいては良くも悪くも全てが変わりました。諸行無常、兵どもが夢の跡です。
軍事力のない国に選択肢なんて無い
西側が後ろに居るからウクライナの勝ち決定。ロシア軍弱い士気が低い。すぐに逃走。ロシア崩壊。西側の兵器無双。
2023年7月ぐらいまではそんな世界。 ロシアが西側のプランをひっくり返してしまった。
甘い誘惑に乗ったウクライナの自爆ですね。
ポクロウシク西にはウ軍の精鋭が集まってて目標も分かりやすく露軍の分断を目指してた(ピシュチャネ制圧もその一環)だと思ってたのだが勢いが弱く膠着してるような?
決まればデカイが見え見えの作戦だったからロシアも防御シフトで対応してきた感じか。
前にも書き込みましたが精鋭の旅団を複数集めた言っても被害から立ち直っていないか第155機械化旅団みたいに動員兵が逃げて旅団の体をなしてないのを寄せ集めて攻勢させてるんじゃないかなと思うんですよね(クルスクも見ながら
Dr,st…博士の異常な愛情様(スミマセン!邦題派です)、3年前のゼレンスキー氏が格好いい英雄に見えた…というのは無理からぬ事だと思います。手塚治虫先生程の才人でも、ドイツ敗北・ヒットラー自殺の報に触れ「正義が死んだ(負けた?)」という感慨を抱いたという様な話を読んだ記憶があります。寧ろプロパガンダや情報操作は理性的で常識的な人程、振り回され易いのかも知れません。私はアメリカを妹の仇と思います込み、“絶対悪”として狂った様に呪詛して来たので、アフガン・イラク・ガザ・ウクライナと偶々「当たり」を引いて来ましたが、社会人・日本国民としては落第でしょう。
失礼しました…。思います込み→思い込み
ロシアが本当に停戦をするつもりがあるなら、国内のあちこちから兵を集めて攻勢をかけるはずですね。
それが無いなら、停戦もないという事です。