ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは10日「ウクライナ軍がクピャンスク方面とヴェリカノボシルカ方面でロシア軍を押し戻した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「ロシア軍がトレツク方面とポクロウシク方面で後退した」と報告した。
参考:Мапу оновлено
参考:Костянтинопіль перебуває під контролем Сил Оборони України
参考:Крах обороны ВСУ под Суджей, русский Константинополь, отход ВС РФ к югу от Мирнограда
1回の報告でウクライナ軍の反撃をここまで言及するのは2023年の反抗作戦以降初めて
DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて今月3日「ウクライナ軍がクピャンスク北=線路沿いでロシア軍を押し戻した」と報告、この時の変化は「ロシア軍支配地域」が「グレーゾーン」に変化しただけだったが、10日「ウクライナ軍がクピャンスク北の森林地帯で支配地域を回復させた」「ウクライナ軍がシンキフカ方向で支配地域を回復させた」と報告。
まだDEEP STATEの報告を裏付ける視覚的証拠やロシア側視点の報告は登場していないものの、これが事実ならオスキル川東岸を南下していたロシア軍は3km以上も押し戻されたことになり、クピャンスクを取り巻く状況は大きく改善したことになる。
ロシア人ミルブロガーの間では「どうして完全解放が宣言されたトレツク市内で戦闘が発生しているのか」という不満の声が増え続け、RYBARは今月7日「完全解放が嘘報告だと示す不穏な情報が増え続けている」「このような事態は完全解放が偽報告でなければ説明がつかない」「ロシア軍は敵がいないと報告された場所で攻撃を受けて戦闘状態に陥っている」「少なくとも上層部への報告ではトレツク市内にウクライナ軍はいないことになっている」と指摘し、トレツク市内と西郊外のロシア軍支配地域を大幅に修正した。
さらにRYBARは10日「ウクライナ軍がザバルカ西地区で前進してロシア軍支配地域が後退した」と報告、視覚的にもロシア軍がザバルカ西地区=Ⓐでウクライナ軍陣地を攻撃する様子が登場し、ここはDEEP STATEとRYBARが「ロシア軍支配地域」と報告した地域で、ここまで来ると「占領できていなかった地域の評価修正」ではなく「占領していた地域の喪失」となり、RYBARが報告したジェルジンスキー鉱山方向の評価と合わせると「市内で最も重要なテリコン群がウクライナ軍に包囲されるかもしれない可能性」を示唆している。
もしウクライナ軍が3つのテリコン奪還に成功すれば「市内中心部の奪還」や「西郊外における優位性獲得」も視野に入ってくるため、非常に重要な動きと言えるだろう。
ホルティツィア作戦・戦略グループの司令官にドラパティ陸軍司令官が着任し、問題視されてきた部隊の統一運用、能力のある指揮官への権限委譲、無人機部隊や砲兵部隊の協調性が改善され、ポクロウシク方面ではDEEP STATEだけでなくRYBARも「ウクライナ軍の反撃=ロシア軍の後退」に言及し始めており、10日「ウクライナ軍がリシフカ集落をロシア軍から奪還した」と報告した。
ここはDEEP STATEが先に「ウクライナ軍の反撃」を報告していたが所で、これでDEEP STATEとRYBARは「ウクライナ軍がリシフカを奪還した」という評価で一致した格好だが、ロシア軍がシェフチェンコ集落内=ⒶⒷでウクライナ軍を攻撃する様子も登場しているため、ポクロウシク方面の反撃は「これまでのような単発で直ぐに奪い返されるようなものではない」と判断して良さそうだ。
DEEP STATEはクラホヴェ・ヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がウラクリーを占領した」「ロシア軍やロシア国防省が占領を発表しにも関わらずコンスティアンティノピルはウクライナ軍の支配下だ」「ウクライナ軍がブルラツケの南でロシア軍を押し戻した」と、RYBARは「ロシア軍がザポリージャの南で支配地域を広げた」と報告。
ロシア軍兵士がコンスティアンティノピル集落内=Ⓐで国旗を掲げる様子が登場済みで、RYBARも「ロシア軍がコンスティアンティノピルを占領した」と報告しているが、DEEP STATEは「集落に侵入したのは国旗を掲げる様子を撮影するためだけの部隊」「この部隊の幾つかは破壊された」と主張しており、アンドリイフカを含む一帯の状況は混沌としている。
因みにウクライナ軍は1月の終わりから「公式の戦況マップ(画像が小さすぎるので細かな動きの把握は不可能)」を公開しており、この中でクラホヴェとヴェリカノボシルカの喪失を認めているのに今更気がついた。
追記:RYBARはクルスク方面について「ロシア軍が38K-024沿いの広大なポケットを占領した」「ロシア軍が38K-004沿いの広大なポケットを占領した」「カザチヤ・ロクニャを巡る戦いはまだ始まっていない」と報告していたが、ロシア軍兵士がザズレフカ集落内=Ⓐを闊歩する様子が登場した。
関連記事:交渉材料を巡るクルスク方面の戦い、ロシア人は広大な領土奪還を報告
関連記事:クルスク方面の防衛ラインが崩壊、スジャを守るウクライナ軍は危機的状況
関連記事:クルスク方面の危機的な状況、ロシア軍が全方位からスジャに迫る格好
関連記事:クルスク方面の危機的な状況、RYBARもロシア軍の大きな成功を報告
関連記事:約1万人のウクライナ軍がクルスク方面で包囲の危機、今直ぐ撤退すべき
関連記事:クルスク方面のウクライナ軍は包囲の危機、現地の兵士らも撤退を訴える
関連記事:ロシア軍がクルスク方面で集落を奪還、スジャ南の防衛ライン突破も事実
関連記事:ウクライナ人はクルスク危機を、ロシア人はトレツク完全解放の嘘を報告
関連記事:ウクライナ軍がポクロウシクで領土を奪還、ロシア軍は南ドネツクで前進
関連記事:スジャ防衛は危機的状況、ロシア軍がウクライナ軍の補給路に南北から迫る
関連記事:ウクライナ軍が反撃、クピャンスク方面でロシア軍を2km以上押し戻す
関連記事:交渉材料としてのクルスク占領地、ウクライナ軍が支配地域を大きく失う
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
最近はクルスクと東部戦線の状況が対照的ですね。
これはドラパティ司令官の改善によるものだけなのか、ロシア・ウクライナ双方の戦力再配備の要素が入っているのか分かりませんが。
クルスクでの失態の後にロシア軍が勇み足でトレツク解放を発表したように、東部戦線の失態をクルスクでの戦果発表で打ち消そうとする動きが今後ロシアに出てくるかもしれませんね。
なろほど、クルスクと東部戦線が対照的に見えるかもしれませんね。
確かに、ウクライナ軍は、少し前にクルスクの優良旅団をクピャンスクやトレツクやポクロウスクに移しましたからね。でも、このクピャンスクやトレツクやポクロウシクの反撃も短期的なものだと思います。
それと管理人さんが、追記でクルスクのスジャの北側のザズレフカをロシア兵が歩いていると書いていますが、重要なポイントだと思います。
同じく8日のウクライナ軍側の動画で、カザチヤ・ロクニヤの東の農道でロシア兵をドローン攻撃する動画もありました。ロシア軍はかなりスジャに近づいているのかもしれませんね。
ドラパティ将軍は他の将軍よりも強いかもしれんが多大な精鋭を集めてぶつけてジワジワ前進って感じだから無敵の名将って感じではないと思うんだよなあ。ここのロシア側の将軍も中々強いって話もあるし。
目標としてはT-0515以北をスパっと切り取りたかった感じでそれには失敗してる。シェフチェンコの制圧も難しそう。
私もそこに注目してみていましたが部隊配置と物資の集中という限られたリソースでギリギリの対応で今のところ成功しているだけなようにも思いますね。
ポジションの改善は良いのですが陣地防衛ではなく突破のない攻撃では陣地形成能力と兵站の差が結果に現れますし、大量のドローン運用も物資的に継続可能なのか。まだ判断に迷いますが、ロシア軍が有利な分野で勝負を挑んでいるように思います。
クルスクの戦場が終わり次第対応されてしまう気がしてなりません。
この記事の管理人殿のXに引用して3/8撮影のドネツク方面およびクピャンスク方面、3/9撮影のクルスク方面の衛星画像を貼ります。参考までにどうぞ。
そして本文最後よ。その画像を見ていないので何ともですが、小さい地図では喪失を認めているって何だか役所のチラシみたいですね。A4にまとめるために超小さい文字で書かれているやつです
訂正と追記
訂正:衛星画像について、この記事には3/8撮影のドネツク方面およびクピャンスク方面、ひとつ前のクルスク方面の記事には3/9撮影のクルスク方面の衛星画像を貼ります。
追記:そういえば昨日のウクライナ空軍からの発表によると、だいたい1年ぶりくらいにロシアのAWACSであるA-50が飛行したらしいですね。アメリカからの情報提供は相当効いていたのだなと実感します
クピャンスク方面・トレツク方面、ウクライナ軍前線部隊が、年単位で粘っているのは凄まじいですね。
ロシア軍が、クルスク方面に集中・ローテーション・息切れなどの要因があるのか。
ウクライナ軍が、指揮官交代の効果・増援などの要因があるのか。
クルスク方面と対称的に、ドネツク方面で押し返しているのも気になります。
正面戦線が1000kmを超えて非常に長いため、兵力・物資の重点なども興味深いですね。
追記です。
欧州の能力について言及されているのですが、ウクライナはこれを見ると(消耗も激しくなるわけですが)もう存分に戦ってきたなと思います。
欧州首脳、アメリカ抜きの理想論は素晴らしいのですが、アメリカ抜きでは近々100%無理だなと改めて感じます…
>北大西洋条約機構(NATO)内で、欧州は通信、情報、兵たん、戦略的軍事指導力、兵器を米国に依存している。
>米国が提供する後方支援や情報収集、兵器システムなど、さまざまな支援を置き換えるには、5年以上かかる可能性があると関係者は述べた。
>しかし国防当局者は舞台裏で、可能性は低いがゼロではないシナリオでは、米国の支援がなければ欧州の航空機搭載ミサイルの在庫は急速に底をつきかねないと一部の見積もりを引用して警告している。弾薬は数日のうちに不足するようになり、航空部隊は地上作戦を十分にカバーできなくなる可能性がある。
>欧州は防衛作戦を独自で遂行することも困難だろう。米国は、敵の無線、レーダー、通信を検出する機器を満載した17機の高性能偵察機を運用しているが、英国は3機しか保有していない。
国際戦略研究所(IISS)によると、他の欧州諸国は現在、双発の小型偵察機のみを運用している。ドイツはカナダのボンバルディアに3機の新型偵察機を発注したが、それらが稼働するのは28年以降だ。
(2025年3月10日 欧州の守り、ロシア侵攻なら数週間持たない恐れ-米国の支援ない場合 bloomberg)
「ウクライナの戦争は、アメリカとロシアの代理戦争」
ルビオ国務長官が示したこれは極めて重要かつ正しい歴史認識だとつくづく思いますね
庶民の生活はボロボロになり一歩間違えれば核戦争だった
そう考えると未だに戦い続けたがっている連中は何なのか……
ここで退くと今までの発言や行動での社会的政治的責任追及されるからとか?
そうだとしたら保身で退くに退けないとか古今東西ありそうですし。
パしニャン首相=アリエフ大統領、ナゴルノカラバフ戦争2020年~2023年断続的にありましたが、2023年に妥協して早期終結させたんですよね。
彼等の方が、国内からの批判に逃げなかった仰る点で、優秀なトップリーダーだと思っています。
アメリカ政府が、国策として代理戦争であることを認めたのは、まさに象徴的であり仰る通りですね。
バイデン大統領が、岸田首相をイエスマンだと賞賛してるわけで、アメリカが引っ張り込んだのが分かりやすいんですよね…。
ウクライナ戦争を継戦し続けて、どのくらい生活がよくなる可能性があるのか・いつまでに何の成果を得られるのか、4年目なのに具体性がないと感じています。
>「私が質問したり、課題を投げかけたり、助けを求めたりしたとき、あなたができなかったことはなかったし、約束を守らなかったこともなかった」
(2025/1/11 <独自>バイデン氏 岸田氏に謝意「約束守らなかったことない」 最後の首脳会談 産経新聞)
現在のウクライナ軍の能力はほとんどドローンに依存した構造である。
トレツクやポクロウシクでの成功は精鋭ドローン部隊を集中した結果が大きい、比較的戦力が手薄な地域でも少数のドローンと地雷さえあれば殆どの攻撃を撃退できる。そのため今や前線の両軍は損失を避けるため過去例がないほど空疎に展開している。
ドローン革命は大規模な機械化攻勢をほぼ無力化し、両軍をデジタル塹壕戦に適応させたのである。ドラパティ少将はこれを理解しているようだ。
しかしながら、軍事において「完璧」なものなど存在しない。ロシア軍はクルスクではパイプラインを通した坑道戦術によりクルスク突出部の防衛ラインを崩壊せしめた。ドローンに依存した体制の弱点をついた形だ。
東部は反撃が行われたり拮抗状態に見えても一時的なフェーズである可能性が高い。結局のところウクライナの人口動態や戦争疲労問題は解決せず、米国の支援の再開もなければあらゆるヒビ割れは大きくなるからだ。
ウクライナ軍のドローンシールド戦法というやつですかね
ロシア軍のドローンと誘導爆弾を無効化し低空の制空権を確保
露軍がそれに適応するまで攻勢継続できる
恐ろしいのは露軍が殆どのドローンと兵器の電子回路を破壊する
ゲームチェンジャーとしてEMP爆弾をトレツクやポクロウシク上
空で世界最初の実戦使用するかもしれない
核爆発を動力源にしないEMPって出力がショボいですけどね。
シールドなんかまったくない稼働状態の安いドローンはどうにかなっても、最低限の防電磁波対策がされている兵器にはほぼ無力でしょう。
昔は携帯電話の着信でやら、CB無線機の電波で誤動作する機器があったりしました。
車でも酷いのがあった。
でも最近では民生機器でも、電磁波対策は進んでます。
EMP爆弾の電磁放射がどの程度の威力かは分かりませんが。
ドローンでも型式認定をとれるぐらいの、まともな民生品なら簡単に壊れたりしないでしょうね。
そうですね、でもコスパが売りの量産部品ドローンで
どれだけEMP爆弾の対策ができるのか数世代前の半導体
の方が素子大きくEMPに強い、回路と金属ケースの対策
光ファイバーなどで重量・コストが増大してしまう
現在の半導体の方がEMPには強いですよ。
特に昔のCMOS ICは過電圧や静電気でよく壊れましたよ。
AT車の暴走事故なんか、昔は時々ありましたが、今ではもう起きないしょ。
今では制御用マイコンのIO端子には保護回路が入ってて、壊れにくくなってます。ラッチアップもしにくくなってる。それでもIC内部の回路なのでコストは大して変わりません。
そうですね、でもコスパが売りの量産部品ドローンで
どれだけEMP爆弾の対策ができるのか数世代前の半導体
の方が素子大きくEMPに強い、回路と金属ケースの対策
光ファイバーなどで重量・コストが増大してしまう
強力な電磁パルスを発生させ、センサ・情報システムの機能を一時的. または恒久的に無力化できる
EMP弾の実現に向けた、火薬式EMPのシステム化技術を
令和6年度から10年度で防衛省にて研究中です。
もしかするとロシアが先に開発するかもしれませんが
爆薬電池を使うものだとすると、その研究はロシアが先行してるからなー
東部の苦境をどうにかするためにクルスクから兵を引き抜いたんかなと邪推してしまうけどそうでは無さそうかな?
ウクライナって何処かがヤバくなると他所から引き抜いて投入して押し返したり拮抗したりするけど、引き抜いたとこが押されてってパターンの繰り返しだったからそういう考えしちゃいますよね。
東部戦線はウクライナが局所的にでも反撃しているので、色々と改善されたのか停戦見越して準備してたのか両方か分かりませんがまだ一定の力は残存している模様。
クルスクは即日撤退が良いとは思いますがゼレンスキーの判断や如何に、ロシアはクルスク奪還したら一旦は停戦交渉に入るのではと思うウクライナが席に着くか不明だけど、席に着かないも良しだしウクライナが受け入れ無いこと承知で大きく条件出して拒否させ政治的に揺さぶり狙って来そうな気がする。
外交で厳しい状況に立たされる中ポクロフスク方面などでウクライナ軍の優勢が続いているのは心強いですね
派手さはないですがクルスクへの侵攻なんかよりこうやって頑強に対抗して見せるのが一番の他国へのアピールになると思います
勿論こちらは当事者ではなく素人なので、ウクライナ的にはなんらかの判断材料があったとは思うのですが
東部南部の防衛部隊がここまで粘れるのであれば、クルスク突撃した攻勢部隊を、アウディーイウカ陥落後のロシア軍突出時に集中投入して、根本から丸ごと包囲とか出来た気がするしちゃいますね。
激戦区はロシアの諜報も集中しているので、逆攻勢部隊集結が察知・砲撃されやすいのかもしれませんが…
どうでしょうね。ウクライナ軍は衝く力はあっても防御は常に集落によっていて、野戦築城で粘ることができないというのが毎度ですからね。
両軍ともにリソースの問題のように思えます
冬季であること、ロシア軍が長らく攻勢を続けて来た事を考えると、ウクライナ軍が押し返す時が無いというのはありえません
問題はそれが持続的なのか、全体的なのかという点であり、現時点で「ウクライナ軍の大反攻開始!」と言えるものではないでしょう
こんな人の良さそうなおっちゃんまで駆り出されるんか……
担いでる武器はなんだろ
ウクライナ軍は短期的には振り絞ったリソースで反撃するだろうけどそれでよりジリ貧が酷くなり、ロシア軍はエグい量の血と鉄を失いながらも中・長期的には確実に前進するって流れがもう常態化してるのか
正当な評価をするだけなら全然良いけど変な中国上げ日本下げとかが沸いてたからしばらく読んでなかったけど戦況こんなに酷くなってたんか、いやまぁ良くなってるとも思ってなかったけど
AGS-17?辺りの30mm自動擲弾発射器(オートマチックグレネードランチャー※西側で言うGE Mk19とかH&K GMWに相当)っぽい。
途中送信しちまった
ゼレンスキーが余程の意地っ張りでない限りは「多分」今年中には終わるだろうから後は大方が予想する様によりマシな停戦ラインを巡る戦闘になるんだろう
ただそれが今後の国家の復興、維持発展に必要な人的リソースにどれだけの影響を与えるかがわからん
ロシアとしては、クルスクが交換材料にされる不名誉は避けたいから、東部よりクルスクを選んだ形かな。
東部は、そこまで大きく変わらないだろうから、前回の大規模攻勢でウクライナを誘い出したく形な気がする。
周知の通り、今日から始まるサウジアラビアでの会談に合わせた「ウクライナ軍はまだ戦える」と示すためだけの攻勢でしょう
足掻くほど春にあると考えられているロシア軍の攻勢に対応する戦力を減らすだけです
作戦術の面で見て、このウクライナ軍の攻勢は戦術的な反撃ばかりで各攻撃を連携させる意図が見えません
どちらにせよもう泥濘期が始まるので、平野や森林帯に進出しても両軍とも保持出来ません。
両軍の動きも、それが本当に戦闘の結果なのか、それとも現地部隊が勝手にやってる戦線整理なのか、見極める必要があるでしょうね。
ロシアとトランプを勝たせてはならない
そういう「願望」をここに書いてなんか意味があるんですか?
残クレでアルファードを買う若者も日本には結構いるのでキラキラした願望を説けば何%かはリアルを無視して願望を優先してくれますよ
私はオススメしませんが
いや、アルファード自体は素晴らしい車で収入がちゃんとあるなら現金か銀行ローンで買う事は全然いいんですけどね
なお買ったら買ったで今度は盗難に怯えるようになる模様
トランプはすでにバイデンに勝った模様
この戦争はウクライナ側の勝利が見込める戦いだった。ロシア軍は緒戦で20万人の兵力を投入したが、これに対してウクライナ軍は70万人で対峙した。ウクライナ軍は2014年のクリミア侵攻から戦力を再構築しており、豊富なソビエト時代の兵器在庫が緒戦の勝利に寄与した。
誠に残念なのは戦力の構築に8年は短すぎた。陸軍の再構築には成功しても、現代戦に必要不可欠な航空戦力は大して強化できず、汚職の根絶も道半ばだった。軍事費の資金源となる民間経済の立て直しにウクライナは失敗しており、深刻な汚職体質と人口流出もウクライナ社会の衰退に拍車をかけた。ソビエト式戦術の要となる大砲・砲弾の生産について西側は大幅に劣っており、航空戦力の不足と共にウクライナ軍の苦境を招いた。
戦争なんだからロシアもウクライナも「絶対にあいつらに勝たせてはいけない」って思ってますよ
戦争とデュエルは違います
素晴らしい提案をしよう。お前も衛星画像ウォッチングをしないか?
ウクライナの苦境にざわつく気持ちはよく分かりますが、私たちにも出来ることはありますよ。
手っ取り早いのは募金ですが、他にもSNSに出回っている動画や画像から位置情報を特定したり、既に確認されたSAMサイトや空軍基地をこまめに確認して、変化があればSNSに投稿したりとか。
同じような行動をしている親ウ派はそれなりにいますが、目は多いほうが良いので。ご一緒にやってみませんか?
先生!それ意味ありますか?
その煽りよりはあるんじゃない?
あと何もせずにここを含む言論空間で管を巻くよりも。
Mr.R様へ
私は個人としては、煽りの気持ちはなく只、素晴らしい提案をしようの下りからのノリで、こういう受け答えをしました。不快に思われたのなら、申し訳ございません。私個人としては、正直どっちでも良いと言うか、決まったイデオロギーはありませんので、其処のところは、お赦し下さい。
煽りじゃなくて純粋に興味があって質問です。
実際のところどれぐらい効果があったのでしょう?
もし効果的なら、AIで同じようなことを行うシステムを作る人達が出てきそうです。
開発中だか何だか詳細は忘れてしまいましたがTwitterで見ましたねそんなの。
撮影された画像や動画からAIが位置情報を特定するシステムだったはずです
ここではウクライナ軍が反撃してるが戦況全体見ると、ウクライナ軍は危機的状況。
クルスクに固執した結果ロシア軍が東部で進軍し、ポクロウシク炭鉱は操業停止に追い込まれた。これまでに失われた人員や装備もかなりあるだろうし、今回の大包囲の結末次第では崩れかけた戦線が壊れるのではと危惧してます。
トランフ゜ーチン
ラスプーチンに見えた
ウクライナの反撃はかなりのものだが持続するのかが分からない。
米に戦果を見せつけるために無理攻めしている可能性が高い。
ロシアとトランプを勝たせてはならない
Twitterかヤフコメにでも行きましょう。ここよりは気の合うお仲間が大勢見つかる筈ですよ?
あれ、トランピさンYahooからご出張ですか?
反撃するより守り固めたほうがよさそうだけど
やはり反撃しないと士気は下がるだけなんだろうね。
トランプのウクライナは負けていてカードがない!っていう発言を覆すためだけの攻勢でしょう
もはやクルスクみたいな大規模攻勢は出来なくなってるからこういう形になったのかと
守りを固めるためにも有利地形を奪還したいでしょうし、前線を押し戻して安全な連絡線を確保しないと補給線が叩かれっぱなしでしょうから。
素人の妄想かもしれませんが、ポクロウシクの辺りの反撃ってシェフチェンコの辺りの陣地を取り戻そうとしているようにも見えますね
ロシアがクルスクを全土奪還するかもしくはスームィに入り込んだ面積が勝るところまで到達して「クルスクの戦果」が面積上ゼロになった時点で、それとクルスクおっ始めた直後との比較が一つの「答え合わせ」になるでしょう。
もちろん面積で全てを語れるわけではなく、面積以外で意義ある戦果を得られているならばそれでもよいのですが、はたして。
好きな星はアンタレス。理由は枯れそうだから。
ウクライナが強いのか、ロシア側が手薄なのかどちらなんだ?
前線の人達はどう思っているんだろう
無理押しなのか状況好転なのか
ここの諸氏は既にご存じかもしれませんが一応。
ウクライナ、ロシアに対して大規模なドローン攻撃。モスクワをはじめ各地にドローンが飛来。ロシア国防省によると337機を撃墜したとのこと。
第二次トランプ政権がプーチン政権と停戦交渉に向けた調整の為にサウジアラビアでウクライナ高官と会談するタイミングで、これですからね。
「ウクライナはまだ戦えるから停戦しない」というアピールかと推察しますが、個人的には本当に話が通じない事と最大限の婉曲表現で表すなら【ズレた大砲】ぶりをアピールしただけと思いますよ。
この期に及んでやることが集合住宅を狙った民間人への無差別テロ攻撃なんですから、救いようが無いですよね。
やることなす事末期ドイツ軍の生き写しで寒気がしてきます。
トランプに言われたウクライナは停戦する準備が不十分とかの意味を理解していないとしか思えませんね…
サウジでの会談も支援再開の協議としか思ってないんじゃないでしょうか?
理解に苦しむのは、このタイミングでこれまでにない大規模ドローン攻撃をしておいて、部分停戦では「空・海・エネルギー施設に関する停戦」を求める事ですよね
部分停戦の合意が成されるものとしての駆け込み攻撃なのかもしれませんが、交渉という相手のいる物事で自分だけ得をしようとする姿勢を交渉の直前で見せるのは悪手でしかないと思います
これが東欧しぐさなのかもしれませんけど、そこまで東欧文化を知らないのでなんとも言えない
その分のドローンを前線に突っ込んだ方がよくないですかね
ウクライナはのんきにテロやってる場合なんでしょうか
「ほとんどのロシア人は戦争を支持していない。彼らはプーチンにだまされているだけだ。プーチンの統治は脆弱で、こちらの攻撃が功を奏し、モスクワ市民が立ち上がって戦争に反対すれば、すべては終わる」という妄想を維持しなければならないだろう
攻撃を停止し、このやり方が役に立たないことを認めるのは、「ほとんどのロシア人は戦争に反対していない。彼らは勝利を望んでおり、相応の損失を受け入れることができる」ことを認めることになる
基本的には「彼らは勝つまで耐えられる、こちらに勝算はない」という意味です
マジレスすっと、最前線で使うタイプとこういうので使う長距離ドローンは別物だと思われ。
クルスクから順次撤退するとして。
国境沿いの築城はきちんと終わらせてあるのかな?。
ザポリージャあたりとは違い、ハルキウやキーウまでのふところは少ないのだから。
先ほどロシア軍がクルスク・スジャに突入したという情報が映像付きでX(Twitter)で投稿されていました。
事実なら最終局面かもしれません。最悪だ。
この期に及んでモスクワへの大規模なドローン攻撃をしたのを考えたら報復でスジャよりも更にえげつないことになりそう。
追記
ロシア軍がスジャにFAB3000という大型滑空爆弾を投下しキノコ雲が上がる映像が投稿されてました。
陸空でロシア軍が大きな攻勢をしかけ、優位になっているのは間違いないのでしょう。
そういえばサウジアラビアで米宇会談か。西側との会談中に戦果見せつけたくて(見栄を張るとも言う)ウクライナ軍に無理押しの攻勢させるのはもう何度も繰り返されている光景なので。
「停戦ラインを巡る戦い」が復活してる!
ドローン塗れの今戦争では、前線の動きがとても遅い。
既存メディアしか見てない人なら、既に2024年初頭から停戦期間に入った、ロシアって現在戦争しているんだっけ?(これは勘違いではない。事実、プーチン大統領が喝破しているように、ロシアは戦争をしていない。しているのは特別軍事作戦だ。勿論、ウクライナは戦争をしている。相手が戦争していなくても、戦争はできるのだ。)と勘違いしている向きも多いはず。
恐らく、停戦ラインに沿って緩衝地帯(前後10kmくらい?)を設ければ、イスラエル-ハマスのと同程度の停戦期間を、仲介努力を全く払わずにトランプ大統領は2024年中に宣言できたはず。
来たる停戦も、戦死者増加ペースが停戦前と大差ないものになりそう。
まあ、マイダン革命政府が絶対譲歩しないであろう「ウクライナ(≒マイダン革命政府)の安全保障」と、ロシアが絶対譲歩しないであろう「ウクライナの非ナチ化(≒マイダン革命政府の壊滅)」はトランプ米大統領を以ってしてもディール不能だろうから。
ハマスの壊滅を要求するイスラエルがそのハマスと結ぶ停戦並に。
いや、ロシアとウクライナの戦力比はイスラエルとハマスのそれよりはるかに小さいのだから、イスラエル-ハマス間のそれ以上に、ウクライナとロシアの停戦は儚さそう。