シルスキー総司令官はCNNの取材に「過去6日間、敵はポクロウシク方面で1mも前進しておらず、ロシア軍の前進を食い止めることに成功した」「ロシア軍から機動能力と増援能力を奪うことに成功し、この弱体化は他地域にも及んでいる」「砲撃の量だけでなく攻勢の激しさも減少している」と述べた。
参考:Exclusive: Ukraine army chief reveals the strategy behind Kursk incursion
参考:Ukraine’s Gamble
本当にクルスク侵攻の成否はロシアの対応次第なのだろう
RYBARはドネツク州ポクロウシク方面について31日夜「ロシア軍がセリダブ市内の公園とスタジアムを占領した」「ロシア軍がセリダブ南市内に侵入した」「ウクライナスク方向で戦闘が始まった」「ロシア軍がドリ二フカを占領した」「ロシア軍がハリツィ二フカの大部分を占領した」「ロシア軍の先遣部隊がゼランヌ・ペルシェに入った」と報告。
DEEP STATEは現在まで「RYBARが主張するセリダブ方向の前進範囲」を認めておらず、RYBARも1日からポクロウシク方面の戦況マップを更新しないまま「セリダブ東郊外で戦闘が続いている」としか言及していない。
これまで登場した位置が特定できる視覚的はウクライナ軍がガソリンスタンド付近の農地=Ⓐでロシア軍兵士を攻撃する様子、ウクライナ軍がミハイリウカ炭鉱に隣接するテリコン頂上=Ⓑのロシア国旗をFPVドローンで攻撃する様子、ロシア軍がミハイリウカ炭鉱の管理棟=Ⓒに国旗を掲げた様子、ウクライナ軍の戦車がミハイリウカ炭鉱=Ⓓのロシア軍陣地を攻撃して反撃を受ける様子、ウクライナ軍がミハイリウカ集落内=Ⓔでロシア軍兵士を攻撃する様子、ウクライナ軍がミハイリウカ集落内の鉄道橋付近=Ⓕでロシア軍陣地を攻撃する様子、ウクライナ軍がミハイリウカ集落内の機械工場のロシア軍陣地=Ⓖを攻撃する様子だけだ。
Ⓐ~Ⓔの視覚的証拠はDEEP STATEの主張を裏付けており、9月1日に登場したⒻや5日に登場したⒼを加味しても「RYBARが主張するセリダブ方向の前進範囲」には届かず、今のところ「RYBARの報告は過剰評価=ロシア軍はセリダブ市内に到達しておらず、ミハイリウカ集落全体を支配するにも至っていない」としか言いようがない。
過去、クピャンスク方面のシンキフカやクラホヴェ方面のクラスノホリフカでもRYBARが主張がロールバックしたことがあるが、劇的な展開ではないにしても登場する視覚的証拠がセリダブに近づいており、RYBARが主張するロシア軍の前進範囲をウクライナ軍が押し戻したわけでもないため「苦しい状況が好転した」と解釈するのも違うような気がする。
シルスキー総司令官はCNNの取材に「クルスク侵攻の目的は敵がクルスクを新たな攻勢の拠点として活用するのを阻止すること、ロシア軍を他の戦線から移動させること、緩衝地帯を設定して国境を越えてくる砲撃を防ぐこと、捕虜交換の金貨を補充すること、兵士と国民の士気を高めることだ」と述べ、ポクロウシク方面での困難な状況を認めつつも「過去6日間、敵は同方面で1mも前進していない。我々はポクロウシク方面に対するロシア軍の前進を食い止めることに成功した」「ロシア軍から機動能力と増援能力を奪うことに成功し、この弱体化は他地域にも及んでいる。砲撃の量だけでなく攻勢の激しさも減少している」と主張。
要するに「ポクロウシク方面でロシア軍の前進を阻止できたのは『東部戦線に投入されるはずだった人的資源や砲弾』がクルスクに転用されているため」という意味なのだが、DEEP STATEは過去6日間=8月31日~9月5日の間にハルキウ州クピャンスク方面、ドネツク州コンスタンチノフカ方面、トレツク方面、ポクロウシク方面、クラホヴェ方面でロシア軍が前進したと報告しており、この前進はm単位ではなくkm単位で、特にクラホヴェ方面では10km近い後退をウクライナ軍は強いられている。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEの報告を照らせば「9月1日以降にポクロウシク、ディミトロフ、セリダブ方向への新たな前進は阻止されている」「ポクロウシク地区のウクライナスクやリシフカ方向の前進は阻止できなかった」「それに伴いロシア軍はヒルニクに急接近した」「ハルキウ州リプシ方面とドネツク州二ューヨーク方面でロシア軍を押し返すことに成功した」「一方でハルキウ州クピャンスク方面、ドネツク州コンスタンチノフカ方面、トレツク方面、クラホヴェ方面でロシア軍の前進を許した」となり、クルスク侵攻がウクライナ国内のロシア軍を弱体化させたかどうかは微妙だ。
因みに軍事アナリストのロブ・リー氏とマイケル・コフマン氏は「クルスク侵攻のリスクとメリット」に関する分析を発表、この中で「クルスクへの侵攻は陰鬱だった戦争への見方を転換させることに繋がったものの、未だに東部戦線からの大きな戦力転用を引き出せていない。ウクライナの指導者達がクルスクでの戦術的成功を如何に戦略的・政治的成功につなげるのか依然として不透明だ。攻勢はチャンスをもたらすと同時にかなりのリスクとコストが伴う」と指摘している。
“ウクライナはクルスク侵攻に正規旅団と特殊部隊を合わせた1万人~1.5万人を投入している。この戦力は最も優秀で経験豊富な部隊で構成され、エリート部隊の空中強襲旅団がその土台になっており、ロシア軍と戦っていたドネツクやハルキウから引き抜かれた部隊もあれば、ロシア軍の攻勢を食い止める重要な予備戦力から抽出された部隊もある。ウクライナは東部戦線から防衛リソースを引き抜いても戦線が崩壊しないこと、クルスク侵攻で兵士や装備を多く失わないこと、クルスクで得られる利益が他の戦線で被るデメリットを上回ることに賭けている”
“ウクライナの軍事的指導者も今回の侵攻でロシア軍の注力が東部戦線から反れることに期待していた。政治的にもロシアとの交渉を強要された場合に備え「交渉の切り札としてのクルスク」「それまで占領地を保持できる」と賭けているのかもしれない。もしクルスクを保持した状態でロシアに交渉を強いる方法があればウクライナの目論見は上手くいくかもしれない。しかし「クルスクの占領地」を保持し続けることはウクライナ軍のリソースを冬の間に疲弊させる可能性がある。何れにせよクルスク侵攻が戦争の行く末に関する認識を変え、追加の物資援助を引き出し、武器の使用制限解除に繋がることを期待している”
“一方でロシア軍はクルスク侵攻の間も東部戦線での攻勢を緩めず、一部の戦線ではますます状況が不安定になっている。ロシア軍の圧力が強まればウクライナ軍は徐々に、もしくは唐突に領土や都市を敵に明け渡すかもしれない。しかし獲得した領土の広さや都市の価値で成功を判断するのは誤解を招く。より重要なのは消耗に対するバランスだ。準備された防衛ラインを維持するのは攻撃するよりも容易でコストも安価だ”
“クルスク侵攻前のウクライナ軍は領土と引き換えにロシア軍の戦力を削っていた。そのため大きな突破のリスクはかなり低く抑えられ、これで稼いだ時間は疲弊したウクライナ軍を再建するきっかけとなった。特に独自の自爆型無人機と新型ミサイルによるロシア領内への攻撃拡大はロシア側の戦争コストを徐々に高めた。これは大胆で斬新なアプローチではなかったものの効果はあった。5月に施行された新しい動員法によって志願兵と動員兵の数を2倍に増やし、人員不足と要塞不足の問題にも着実に対処し、ロシア軍の消耗を高めることに成功したが、クルスク侵攻によってウクライナ軍の状況は危険なものになった”
“クルスク侵攻によって生まれた東部戦線のギャップは参加している戦力を引き上げることでしか埋めることが出来ない。言い換えれば本攻勢は不安定だった戦線をさらに弱体化させるもので、ドネツクの全線で防衛ラインが崩れている。これはクルスク侵攻が本質的に準備不足だった訳では無い。この作戦は綿密に計画され限られた目標を迅速に達成したし、ロシア軍が東部戦線からクルスクに大規模な戦力を移動させていれば見返りは犯すリスク以上のもになっただろう。しかし、東部戦線からクルスクへの大規模な戦力は今のところ確認されていない”
“では「このタイミングでウクライナはリスクを犯す必要があったのか」だが、考えられる理由の1つは迫りくる米大統領選挙だろう。選挙の結果によってウクライナはロシアとの交渉を迫れる可能性があり、殆ど交渉材料を持たないウクライナは「ロシアの領土を奪取することで交渉立場を強化できる」と考えたのかもしれないが、これは見通しの問題だ。まだ交渉は始まっておらず、誰が選挙に勝利してどのような政策を採用するか判明するまで待つことも出来たはずだ”
“ウクライナがクルスクの占領地を維持している間にロシアが交渉に応じなければならない説得力のある理由も無ければ、その動きもない。逆にロシアはクルスク奪還を急がず東部戦線の攻勢を維持しながら戦力増強に務める可能性の方が高い。ロシアの反撃はウクライナ軍が姿を隠すために活用している樹木が枯れる冬場の方がより効果的になるだろう”
“ロシア軍がクルスク侵攻の対応に手間取ったのはクルスク地域に対する指揮や責任がモスクワ軍管区、レニングラード軍管区、連邦保安庁など複数の組織の重複していたためで、この事態を誰が監督し、誰が軍事作戦を指揮するのか調整するのに手間取ったためだ。ロシア軍は海軍歩兵や空挺部隊を含むを旅団から抽出した大隊を逐次投入しているが、部隊間の調整が不足しているためまとまりのない集団から脱していない。それでも東部戦線の攻勢に影響が少ない無人機部隊の転用を行い、クルスクの前線から離れた地域に要塞を急造した”
“これまでのところロシアの対応はウクライナ軍の前進を封じ込める戦力節約の努力に見え、これはドネツクでの攻勢を優先する現れだろう。ウクライナ軍もロシア軍の体制が整うにつれて損失が増大しており陣地固めを始めている。ウクライナ軍が占領地を長期間保持するつもりならクルスクの戦場は陣地戦に移行するはずだ。もしロシアがクルスク奪還を優先すればウクライナは自分達が設定した条件の戦いを強いることができ、最も戦いの激しい戦場をウクライナ国内からロシア国内に移すことが出来るかもしれない”
“逆にロシアがクルスクのウクライナ軍を無視して最小限の戦力による封じ込めに注力する場合、ウクライナにとってクルスクでの作戦は報われないものになるかもしれない。ウクライナにとって最良のシナリオは東部戦線での領土損失と自軍損失を最小限に抑え、持続可能な戦力規模でクルスクの占領地を維持することだろう。逆に最悪のシナリオは今後数ヶ月の間に東部戦線で広大な領土を失いながら、交渉の切り札として使えるクルスクの占領地にしがみつくことだ。ウクライナがロシア領に深入りすればするほど、クルスクでの占領地を広げれば広げるほどリスクが高まる”
“果たしてウクライナとってクルスク侵攻は唯一無二の選択肢だったのだろうか?ウクライナには別の選択肢もあったはずだ。東部防衛を優先して消耗した部隊を再編し、新たに開発した独自の長距離攻撃能力でロシアの軍事・経済インフラにダメージを与え続けるアプローチだ。もしウクライナが防衛に専念していれば冬までに人員不足の問題が解決し、前線を安定させながらロシア軍の攻勢を疲弊させることが出来ていただろう。その時点で次の選択肢を見極めることも出来たはずだ”
“防衛に重点を置いてもロシア軍の前進を完全に阻止することは難しいため幾らかの領土は失うが、現在危機に晒されている都市の幾つかを維持出来たかもしれない。ロシアの物質的優位はピークに達しているため大規模な突破のリスクは低く、得られる利益も限られたものになったかもしれない。今年の攻勢を我慢していれば2025年にクルスクのような攻勢を最も有利な状況で開始できていた可能性があり、消耗したロシア軍の恩恵を受けて攻勢全体のリスクは今よりも遥かに低く抑えることが出来ていたはずだ”
“軍事戦略とは選択であり、クルスク攻勢は「数的優位の敵と対称戦を避ける」という点が独創的だが、戦闘が長引いて陣地戦に移行すればその優位性が失われるだろう。今後の運命を決めるのはクルスクだけでなくドネツクの都市で何が起きるかにかかっている。もしかしたらウクライナはポクロウシクのような都市を失っても「悲劇的な結果にはならないだろう」と考えているのかもしれないが、それも賭けだ。前線から届く不快なニュースの連続に世論の動揺が加速的に大きくなることも十分あり得る”
“クルスク侵攻がウクライナの戦争戦略について何を物語っているのか、そしてより広範囲の戦争努力についてどのような意味を持つのか見極めるのは難しい。ある意味、クルスク侵攻は問の答えよりも多くの疑問を提起している。ウクライナは有利な条件で戦争を終結させるか、少なくとも主権で妥協したり領土面で譲歩する決着を避けてきた。2023年の反撃でクリミアに迫って有利な戦争終結に必要な影響力を手にいれようとした。ウクライナはクルスクの占領地を維持することで同様の目的を達成する代替手段を手にいれるかもしれない”
“西側諸国は2024年の大半を「それによって何が達成できるのか」明確な説明がないままクリミアへの攻撃作戦を支持してきたが、これはロシア軍の防空と兵站のインフラを劣化させるという目的には役立った。この作戦はクルスク侵攻やロシア領内のインフラ攻撃とは切り離されているように見え、一連のバラバラな努力が戦争を終結させるための戦略を形作るものではない。今回のクルスク侵攻も西側諸国とウクライナの間に合意された戦略がないことを浮き彫りにさせただけだった”
“したがってクルスク侵攻は問題であると同時にチャンスだ。仮にロシアとの戦争に何らかの戦略が存在した場合、それを見直すチャンスに繋がるはずだ。米国には戦争をウクライナ有利で終結させるためのアイデアが尽きているし、ウクライナも前線の安定化に力を注いでいるが「戦争に負けている」という認識を懸念している。クルスク侵攻は後者の対処に役立つが前者にはダメージを与える可能性がある。成功するかどうかは別としても、これは優位性を作り出せなかった2023年の再現ではない。とは言え、ウクライナの成功を定義する理論は不明なままだ”
因みの部分=おまけ部分が長くなりすぎた感があるが、クルスク侵攻作戦が目的を達せられるかどうかは「ロシアがクルスクという餌に食いつかどうか」で、最悪なのは「東部戦線で広大な領土を失いながらクルスクの占領地にしがみつくこと」と述べているのが興味深い。
もしウクライナに戦力的余裕があるなら「ロシアが食いつかざるを得ないまでクルスクの占領地を広げる」という選択肢を取れるものの、1万人~1.5万人程度の戦力で占領地を広げれば戦力密度が低下し、特に餌として価値の高い州都クルスクや原発に向って縦に占領地を広げれば側面が間延びするだけなので、ウクライナがロシア領に深入りすればするほど、クルスクでの占領地を広げれば広げるほどリスクが高まる。
かとって「現在の占領範囲」でロシアが食いついてこなければウクライナはリスク以上のリターンを得るのが難しく、本当にクルスク侵攻の成否はロシアの対応次第なのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:СИРСЬКИЙ
司令官が血迷って別世界の話をし始めたかと一瞬思った。
ポクロウシク方面”では”進行を防げている、と。
まあそっちの穴埋めのために引き抜いたとこでキロ単位で進まれてるやんけとか、クルスクに遠足に行った兵力があればもう20キロは手前で止められてたんじゃないかなー、というのは禁句なのですかね?
仰る通りで遠足行かないで適宜守備してれば現状より大分前方で膠着してたかも知れないですね、現状精鋭部隊が長期遠足してキャンプしながら寒村攻略に熱上げているのは如何ともし難いですね。
ボクロウシクて6日間侵攻が止まっている?
ウクライナは終わったな。
まあ、8月20日の記事の段階では「ポクロウシクまであと10km、急進撃で陥落寸前」だったのが、未だに「あと6~7km」なわけで当然そういう冷めた見方もありますな。
あと6~7㎞ならぞろぞろポクロウシク市内に砲弾が降り注ぎそうですが…
30~40kmの突出部の前方に砲兵を配するわけで?
自殺行為だし、端末輸送能力の貧弱なロシアにとっては兵站にかなりの負担になるでしょうなあ。
よく分からないけどそれって射程7㎞の砲を持ってきて最前列に配置するイメージですか?
よく分からないけど、当方にそんなイメージはないですな。
そもそも、「10km~あったらダメだった」けど「6~7kmになったらぞろぞろ砲弾の雨が降り注げるようになる」のはどのようなイメージなのですか?
シルスキーも遂にダークサイドに堕ちたのか……? この前と言っている事が真逆なんだけど。
そもそもシルスキーさんってゼレンスキー大統領のイエスマンってずっと言われてましたからね
表立っては政治家に反対しないのは軍人としてあるべき姿ではあるんですがね。
政治家がどうしようもない人の場合どうすべきかは悩ましいところもありますが。
この前の発言の直後にゼレンスキーがそれを否定する発言をしたので、イエスマンのシルスキーとしてはそれに乗るしかないのでは?
メディア対策だと思います
東部戦線のウクライナ軍は苦境でクルスク侵攻作戦は東部戦線の足を引っ張っただけみたいな報道が増えたので
いやそうじゃない東部戦線はコントロール下でありクルスクも効いてるとぶちあげておく必要があったと思われます
まあ、確かにポクロウシクの方向へは進んでいないんだけど、ツッコミ待ちですかねこれ。
クラスノホリフカが落ちた時点で、ポクロウシクの南東全域
が危機に陥るわけで、
将棋や囲碁の碁詰のようにロシアが制圧していっている
ポクロウシク方面(ロシアは西に進めていない)はシルスキー
さんの言う通りで、なるほど面白い言葉遊びですな
ポクロフスクの前で進撃が止まってるのは休ませて再編中であるか、あるいはウクライナ軍の増援がやってくるのを待っているのでしょう。ポクロフスク市街にいる一般人の退去を待つというのもあると思います。
どちらにしても、今ポクロフスクへの動きが止まってるのはウクライナ軍の活躍とはあまり関係無いものと思われます。
やる気自体は旺盛にあるのは突出部を太くする事に熱心だからわかります。
では、ポクロフスク攻略戦を始めるとしたら何時か?
それはウクライナにとってと言うよりも、NATOや英米が一番嫌がるタイミングではじめる可能性が高いです。ロシアにとっての本当の敵はNATOであって、ウクライナは現状はあくまでも走狗になってる国でしかないという見方をしていると思います。
始まったとしたらクルスクにいるウクライナ軍の兵士達が(こんな所にいる場合では無い……!)という状態になるような激しい攻撃になる可能性が高いとも思います。
市民の避難を待っているのはありそうですが、どうなんでしょうね
一部ではポクロウシクに滑空爆弾が投下されたという話も出ていますが詳細が確認できませんでした
これまで急速かつ広く範囲で前進したので、ロシア軍は一旦再編と補給をしつつ周辺の足場固めをするのは理にかなっていますし、大きめの都市の攻略をそこまで急ぐ必要な無いのでじっくりゆっくりと進めると思います
なんなら、ポクロウシクを半包囲するまで積極的な攻勢に出ない可能性もあると思います
今までの小さい集落なら数の勢いで迷わず前進したでしょうけども、大きい集落となると遮蔽物も多いし待ち伏せされる危険性も有るのだから、部隊を指揮する側としては自軍兵士の安全面を考えて石橋を叩いて渡るが如く慎重になるのは当然だと思います。
まぁロシア軍も猪突猛進で動かれるよりかはマシという考えでしょうし、ウクライナ軍と違って劣悪な環境下で自軍兵士を戦わせようとは思っていないのでしょう。
ロシア軍バフムトでも補給や再編成で止まってた事ありましたしね。
まあ、でも本当に進めないなら今までの例から考えると、砲撃で吹き飛ばして抵抗出来なくなってから進むだけな気もしますが。
この戦争死傷者の大半が砲撃で何でそうなった場合は悲惨でしょうけど。
ウクライナの公式発表見てると狼少年は大衆を何回騙せるのか、大衆は何回騙されると次から疑ってかかるようになるのかを調べる超壮大な社会実験を見せ付けられてる気分になるぜ
そもそも現状と辻褄が合いませんもんね
ずっと追ってて疑問を感じない方が不自然です
『クルスク侵攻の成否はロシアの対応次第』 この管理人さんの一文が全てのようなが気がします。同時に、この戦争自体も根本的には『ロシア次第』であり、ロシアをもう限界だと思わせられる程に苦しめられるかどうかが終戦をどういった形で迎えられるかを決定することになるでしょうね。
当のロシア自体も既に仲裁する、出来る国家としてインドか中国を指定していますし、完全にウクライナ有利の状況でも作れない限り、欧米が終戦後について口を出させるつもりはないのでしょう。個人的にクルスクの占領地帯を永久的に占領すると明言しても、交渉するロシアがどれだけの価値をクルスクに対して考えているかが重要であり、クルスク=ウクライナ東部と考えて固執する戦略は国力が劣るウクライナ側がすべき一手とは考えられないですね。
ポクロウシク方面関してはロシアが無理をしてないだけでウクライナの戦略が効果を発揮しているわけではないような気がしますけどね。
ロシア軍が突出部の側面を固める段階に入って勝手に前進を止めただけで
食い止めたというのは違うと思います。
全方向で水漏れのように決壊する状況からは予備隊投入で脱したが、今日も南旋回する突破を許している上引き抜かれたウグレダルやチャシブヤールなど別の重要拠点が攻勢に晒されており、シルスキーの認識はプロパガンダにしても甘すぎる。
ウクライナがクルスクに打って出たのは射程と国力差から戦略攻撃の撃ち合いでは勝ち目がないことも大きいだろう、電力不足により非常に厳しい冬が迫っており、冬を迎えれば国民の不満が頂点に達して革命が現実味を帯びてくる。
今となっては国民の不満を逸らし「何かをしているかのように見せる」ため、政治の都合で立案した作戦に後から目的を肉付けしているようにも見える。捕虜も戦力分散も交渉もちぐはぐな行動と目的が繋がらないためだ。
そういえばチャシブヤールから引き抜いたからここが抜かれたという話があったな
ポクロウシクはまさにウクライナの戦略的防衛ラインの中核であり、これを保持することが最も重要な課題です。他の集落が一時的に攻撃されても、それらに無駄なリソースを投じることなく、必要な消耗を回避することで効率的な防衛が行われています。
ポクロウシク市内への補給は滞りなく行われており、ウクライナ軍は着実に市周辺に増援を集結させています。8月下旬にロシア軍が東部で一時的に進軍速度を上げた場面もありましたが、戦略的に重要な拠点は一つも失われていません。それを無視して「1か月後にはポクロウシク市が陥落する」といった意見も見受けられましたが、これは短期的な結果だけを見た憶測に過ぎず、全体の戦況を俯瞰して見ればその誤りが明らかです。
ウクライナ軍は限られたリソースを最大限に活用し、遅滞戦術を駆使しつつ、損害を最小限に抑えた効果的な防衛を展開しています。さらに、クルスク侵攻によってロシア軍の戦略的リソースを混乱させることに成功し、局地的な主導権を握っています。
ロシア経済も深刻な局面にあり、制裁による影響は一層拡大しています。2023年の通貨ルーブルの急落や、エネルギー輸出に依存する経済構造が影響を受けており、特にガス・石油価格の下落が財政を圧迫しています。また、国外からの技術供給が途絶えているため、軍需産業やハイテク産業にも大きな打撃が加わっています。戦争による財政赤字の増加も深刻であり、政府の予算は既に逼迫している状態です。これらの経済的困難が、プーチン政権にとっての「カウントダウン」を加速させているのは明白です。
ウクライナ軍は、ポクロウシク防衛を着実に維持しつつ、ロシアの戦略的リソースを巧みに突いています。これにより、戦況はウクライナに傾いており、ロシア軍が今後も追い込まれる可能性が高いです。この戦いの進展は、ウクライナの勝利とロシアの敗北をさらに確かなものにするでしょう。
>ウクライナ軍は着実に市周辺に増援を集結させています。
俺がロシア軍の司令官なら「うん これを待ってた やるじゃんシルスキー」ってなりますね。
本当にそうなら多分そうなってると思います。
ポクロフスクを放棄するのは東部の防衛を諦めるのに等しいので増援を送るのは当然ですが、面白い事にクルスク攻撃の為にそもそも引き抜いてるんですよね。変ですねー。
ともあれこれからどうなるか興味深く観察してみたいと思います。
ロシア経済が実際どうなのかも分からない状態で崩壊論を叫ぶのを開戦以来ずっとしてきましたが未だに健在ですね。
物物交換での記事も出てましたし、お金だけではないのかもしれないですよ。
ポクロウシクも、ここまで接近された時点で戦略な価値は半減してるし、後はロシア取られた際の不利益の大きさから守るわけで、ロシア側からすればハブとしての機能さえ奪えば急ぐ必要もあまりないのかなと思いまんがな
「ロシア GDP 2024」でネット検索してみたところ、JETROの7/23の記事にIMFの予測について書かれていました。
>IMFは7月16日、世界経済見通しを発表した。ロシアの実質GDP成長率について、2024年は3.2%、2025年は1.5%になると予測。
また2024/3月にはNHKが、ロシアGDPの成長やスタバに似た店が活況と報じています。
表に出ている数字や報道ではありますが、経済的苦境は私には感じられません。
世界で戦える、国家を牽引するような優良一流企業はどの国でもごく一部であって、同業の強力なグローバル企業に駆逐され、公的補助や親会社の庇護下でナントカ延命状態…という状況は多数あると思います。
なので、西側グローバル企業の撤退が、隙間を埋めるように弱い自国企業への追い風となって、多くの業種で経営が上向き復活する環境になってきている可能性があると考えています。
深刻な人手不足という話がチラホラあるということは、裏を返せばそれなりに需要も維持されていると解釈可能です。そして、ちゃんと働ける労働者にとっては物価高以上の賃金上昇があって、意外とウハウハなのかもしれないと想像しています。
ちなみにロシアは今年で晴れて中産国を卒業して、世界の高所得国グループの仲間入りを果たす見通しだそうです。日本がOECD最下位の中産国に転落するのと好対照に明暗分かれましたね。
そういえば購買力平価GDPではロシアにすでに追い抜かれてましたね日本は
ロシアの躍進もすごいですが、日本がここまで急速に衰退するとは、20年前の自分に言っても信じるかどうか…
隔世の感がありますなぁ
数字をいくらでも変えられる国に言われてもなぁ。
痛くも痒くもないというか、なんというか。
統計を偽装する国の数字は信用できませんよね
「数字をいくらでも変えられる」と言いますが、購買力平価(PPP)は国際通貨基金(IMF)や世界銀行が公正に算出するもので、そんな簡単に操作できるわけではありません。現実を無視して「数字の操作」を持ち出すのは、単に結果を受け入れたくないだけの言い訳にすぎません。
私の言いたかったのは、購買力平価のほうではなく、GDPのほうです。
一人当たりGDP(購買力平価)だと同じくらいという計算(あくまで各国当局から聞いた数字より計算)だそうです
ただ前提である同一市場と完全市場と一物一価は当然制裁下のロシアでは特に成り立たない(逆に成り立つ国があるかは不明ですが)のでGDP以上に参考程度の数字に考えた方が無難かと思います(途上国の貿易出来ない財やサービスは実態の数倍に評価される事はプーチンも勿論分かった上で言っていると思いますが)
個人的には一番信じられそうなのは酒の味、2番目は人口統計ですね
いつの間にか日本が高所得グループから転落してロシアが変わりに高所得グループ入りとは、iPhone買ってる場合じゃないな
明暗の部分、全く同感です。
そして、周辺に陸続きの貧しい国家が多いので、格差が浮彫りとなって使い易い経済移民の流入が期待出来ます。様々な指標に反映されない移民を酷使することで、生産性を維持して指標に反映される国民の平均所得はますます上昇…というサイクルが期待出来るでしょう。
移民が犯罪グループ化して治安に悪影響を与える恐れもありますが、ウクライナを最終処分場として利用していると思われます。
以上の二点は私の憶測を含む分析ですが、経済的には“明”でも、倫理的には”暗“ばかりだよな…と感じます。
ロシアは死刑を廃止し、人権意識の高い国として世界に模範を示しています。一方、日本は依然として死刑制度を維持し、国際的な人権基準に反しているため、倫理的に遅れた国といえます。ロシアはまた、移民労働力を柔軟かつ効率的に活用し、経済成長を維持していますが、日本は閉鎖的な移民政策をとり、労働力不足を自ら招いています。
さらに、ロシアは移民問題においても、犯罪リスクを厳しく監視・規制し、国の安定を守っています。一方、日本は深刻な労働力不足に直面しながらも、移民を受け入れる準備が整っておらず、自己中心的な政策を続けています。ロシアは、経済的成功を倫理的に実現している一方で、日本は人権と経済の両面で後進的な国と言わざるを得ません。
死刑制度の存廃をもって、“人権意識の高い国として模範を示す”ことにはならないと思います。その他数多くの事例や要素を無視しています。
移民政策については、労働力不足を移民に頼ること自体、社会システムのレベルを示しています。
日本は極めて要求水準の高い消費者や大量の高齢者を抱えた状態で、現状程度の労働力不足で済んでおり、極めて高いレベルだと言えます。
一方、我慢強い消費者に加えて豊かな資源や国土を保有する、圧倒的に有利な立場のロシアが、大量の移民を必要とすること自体、システムに欠陥があると言えるでしょう。
ロシアがあらゆる面で倫理的で先進的な素晴らしい国であるなら、どれほど西側が暗躍しても周辺国がなびく可能性は低いでしょう。むしろ、ロシアに併合や施しを懇願する国や地域、民族が続々と登場するはずです。
余りにも有利な条件の国なので、そこそこポンコツの腐敗独裁政権でも他国には躍進と思えるほどの成長が可能なだけで、崩壊に至った末期ソ連指導部はどれ程だよ…という認識です。
人権に関しては流石にないわ。国際基準とかいう西側有利の独自ルール押し付けと鵜呑みにして広報している連中の気がしれない。しかも頻繁に変わるし。そもそも主権国家の日本が独自の法律を持っていて何が悪い。
その他諸々の難癖も、ダイバーシティを崇めるなら日本の文化も認めよ。当然イスラムでもアフリカでも。
西側さえも普通にロシアの経済成長を認めているし、中国の方も中国政府自身が中国の経済危機を普通に認めていますね。
ぶっちゃけ、ロシアなんかよりもっと厳しい経済制裁を受けている朝鮮民主主義人民共和国でさえ崩壊してないんだから、ロシアが崩壊する訳ないでしょ
世界最大のエネルギー資源産出国であり世界最大の穀物生産国であるロシアを滅ぼすことなんて不可能ですからね。
たとえ世界中が敵になったとしても核兵器を握って引きこもるだけで勝てます。
そしてエネルギーと食料、人類文明が存続する上で必要不可欠なこの二つの資源を握っている限り、
世界から完全に孤立するなんて事はあり得ません。
世界最大のエネルギー資源産出国であり世界最大の穀物生産国のソ連は崩壊したような
ソ連崩壊は、与えられた条件がトップクラスの優等生でも、制度劣化や首脳部など次第で悲惨な結果となる好例ですね。そして、世界を二分する大国に発展した時期がある事もまた、軽視出来ないと思います。
加えて、穀物やエネルギー資源の豊富さは、国家戦略上の武器ではありますが、外部から狙われる要素でもあります。
ソ連時代は配球制度で物を民衆に配ってた時代です
物はあるのに自分達には回ってこないじゃ、政権も崩壊しますよ
ソ連とロシアが何時までも一緒と考えたらそうなんでしょうが
ソ連って世界最大の穀物輸入国で東側経済圏のアキレス腱って言われてたはずですが?
ソ連崩壊の一因は原油価格の暴落であり、当時ソ連は中東諸国との協力ができていませんでした。しかし、現在のロシアはOPEC+協定に参加し、サウジアラビアなどと密接に連携して原油価格の安定を図っています。この協力により、ロシアは市場の急激な変動を抑え、エネルギー輸出による経済基盤を確保しています。
さらに、ソ連時代には農業の非効率から食料輸入に依存していましたが、現在のロシアは世界有数の食料輸出国です。小麦の輸出量は世界トップクラスであり、食料安全保障も大幅に向上しています。
ソ連と現在のロシアを同一視するのは、極めて単純な発想です。確かに、文字数制限のあるSNSでは、こうした単純化された議論が一部の人々を騙すかもしれません。しかし、ロシアはエネルギーと食料の両面で世界的に強力な地位を確立しており、崩壊するなどという考えは全く現実的ではありません。
ソ連はウクライナありでも食料も飼料も輸入に頼っていた、豊かな共産圏の国は牛肉を食べるとかいうわけわからない宗教によって牛肉や飼料を輸入して、穀物も非生産的な体制だっただめ輸入超過だったのです。アメリカは世界のパンかごといわれるほど世界最大の穀物輸出国でした。
今は逆転しており、ソ連の半分しかないのにロシアだけでアメリカの1,5倍の穀物を生産しその
小麦や飼料の輸出量は世界一になってます。食肉も牛肉から鶏肉にかえて家禽生産は自給達成しています。
石油も中東とアメリカが懇意だったのでソ連崩壊の為に原油を薄利多売して10ドルでした、今は80ドルくらいです。サウジなどの中東勢はロシアの原油を買ってでも自国のとブレンドしてうって価格を維持しています。
プーチンはソ連崩壊の原因を徹底的に調べて対策しており、原油価格と食料生産を維持できるようにしてます。
それについては「国家は何故崩壊するのか」「21世紀の資本」がお勧めですね
ぶっちゃけエネルギーや食糧がどうこうとかそんな個々の経済政策でどうにかなるレベルを超えているのでゴルビーの新しいソ連存続の可能性はありましたが指令経済の成長や維持は保守派のクーデターが成功しても無理です
疑問ですが、経済壊れてるのウクライナの方じゃないのですかね、ハゲタカファンドにタカられてるし、もろもろ踏み倒すし、で、ここでもまた西側のダブスタが顕現しちゃいました。
長いけど中身が薄く読みにくいという印象です。
顔が見えないというか、そもそも名のってないし
単勝オッズが10倍近い馬の単勝に数十万賭けるようなもの。これで案の定外れて「展開が良くなかったなあ」とか言っても「そりゃそうだ」としかならない。
今のウクライナとその取り巻きはそういう状態。
なんで36もつくんだ。ここ競馬民も多いのか?
ポクロウシク方面にウクライナ軍の増援が投入された事と現時点でロシア軍のセリダブ攻略が止まっているのは事実の為、(クラホヴェ方面とヴレフダル方面とクピャンスク方面でロシア軍止まらないけど)ポクロウシク方面を止める事に成功したというのは嘘にはなっていませんね
問題は、ロシア軍はポクロウシク攻略を断念したので攻略を停止しているのかクラホヴェ方面を優先する為に停止したのか戦力再編の為の一次的な停止なのかという部分です
E-50の掌握とほぼ同時にセリダブ、フロディフカ方面への前進が停止したことから守備兵力が詰めている市街地の攻略に必須な装甲部隊の増援を待っているというのが現時点だと一番しっくり来ます
いずれにせよロシア軍の今後の動きで答え合わせが出来るでしょう
ドネツク市を起点に、道路・鉄道を見ると、この方面が分かりやすいと感じています。
ロシア軍は、ドネツク市から前線までの距離は30km程度なうえに、E50が使えるようになるため部隊移動・補給が極めてスムーズであると考えるべきです。
ポクロウシク攻略の効果は、南北ドネツクの補給路遮断ですが、ロシア軍の南下によりドネツク南部は輸送効率悪化の懸念が出てきます。
ウクライナ軍は、ポクロウシクからE50が使えなくなっただけでなく、ロシア軍の南進によりヴフレダル付近の補給が苦しくなるため(最前線・最南東のため)動向に注目しています。
なんで子どもでもわかる嘘をつくのかな
>本当にクルスク侵攻の成否はロシアの対応次第なのだろう。
戦いは主導権を取った者が優位に立てるもの。
ウクライナ軍の規模から、州都や原発までの侵攻を想定していなかったと仮定するなら、作戦立案の段階から、敵が主導権を握る結果になるのでは?
それでは、作戦自体がマズいことになってしまう。
>1万人~1.5万人程度の戦力で占領地を広げれば戦力密度が低下し、
やはり、ウクライナ軍の当初の目標は、州都ないし原発であり、それにより、ロシア軍に戦力転換を強いることだったと考えるほうが理解できる。
つまり、クルスク侵攻の敗因は、中途半端な規模で停滞したことにあると思う。
そう考えると、ウクライナによるクルスク侵攻の宣伝が、当初控えめだったことと辻褄が合う。そして、作戦が成功したと言うために、占領地の規模で評価する論理が出てきて、結果として、早期撤退も出来なくなったと。
ポクロウシクに援軍を送ったせいかクルスクが押し戻され始めてると言ってます
ポクロウシクは避難しない住民がいるみたいですね、発電設備をロシア軍が破壊してる為に
街が停電してるようですし爆撃が是から激しくなると予想されてますので、残った住民の安否が
心配です、ニューヨークのフェノール工場がウクライナ軍により解放されたようで
以前救出部隊が撃退されてたのは陽動作戦だと言ってました、北部でかなりのドローンを飛ばしてる
映像をウクライナがあげてますし爆撃によるロシア軍の被害が増えてるとか
ハリコフでもウクライナが若干ですがロシア軍から土地を奪い返してますし
しかし、戦況図で部隊配置図を見ると意外とクルスク保持は持たないのかもしれないのでは?
一説によると。
ロシアは、補充できた兵員の数と同じだけの兵員の損耗を前提に作戦を展開しているとか。
つまり、全体の兵員数には変化が無いということなのでしょう。
昔のペルシャの不死軍(欠員が出ると即座に補充)みたいですね。
大陸国家はどこも同じ事を考えるのかな?。
そして、ウクライナに損耗を強いて、人口の差で勝つつもりなのかな。
その目安が1,000人/日の戦死/戦傷であるらしいですね。なんとも嫌な国です。
こういうのを相手にするときは、想定以上の損害を与えないとですね。
例えば、2,000人/日の戦死/戦傷を継続的に与えるとか。
幸い、いわゆる”ゾンビ突撃”をしてくれるので、やり方はありそうな。
簡単?な方法は、前線部隊に面制圧の火力を大量に運用してもらう事でしょうか。
ウクライナの場合、時々記事にもなりますが、領土防衛旅団に火力が足りないような。
戦車や戦闘機も良いのですが、こちらの方も必要では?。
>いわゆる”ゾンビ突撃”
あれは後方からの膨大な砲兵の火力支援とドローンでのピンポイントの攻撃がセットなので。
ゾンビ突撃兵を倒すために機関銃を撃つと、射点がバレてドローンと砲撃が雨霰と降ってくるシステムです。
しかもゾンビは非常に諦めが早く、ウクライナ軍に発砲させたらそれで任務達成なのですぐに逃げてしまい。
あれはゾンビ狩りに見えて、どちらかというとメタルスライム狩りに近いんですね。ギラ撃って逃げる、ギラ撃って逃げるを繰り返されてひたすら消耗させられるヤツです。
なるほど、です。
ご教授ありがとうございます。
ついでに言うなら別個体なのでゾンビじゃ無いっていうね
逆に言えば今は正直効果の薄いクルスク進行も、ウクライナの用兵でロシアの対応に変化を及ぼすことができれば後から大きく効いてくる可能性もまだ全然ある。もちろん現時点では夢物語ですらないが、ロシアの出方次第で大失敗にもなれば大成功にもなりえる。どのみちウクライナがどうこうというよりはほんとにロシア次第。国力差のある戦争はどうしてもこうなるのだろう。
メラじゃないかな メタスらは