ウクライナ戦況

ヴフレダル方面の戦い、ロシア軍はボホヤヴレンカ集落を2日で制圧か

ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はヴフレダル陥落時「この街ほど戦術的利点をもたらす防衛拠点は南ドネツクに存在しない」「戦略的に深刻な結果をもたらす敗北だ」と述べていたが、ロシア軍は攻撃開始から数日でボホヤヴレンカ集落中心部にロシア国旗と赤旗を掲げた。

参考:Подразделения группировки “ВОСТОК” продолжают движение вперед!!!

何処かに準備された防衛ラインがないとウクライナ軍はドミノ倒しのように集落を失うかもしれない

DEEP STATEはクラホヴォ・ヴフレダル方面について25日夜「ロシア軍がボホヤヴレンカに到達した」「ロシア軍がボホヤヴレンカ集落西の農場に歩兵を降車させた」「ロシア軍がゾロタ・二ヴァ北郊外で支配地域を広げた」「ボホヤヴレンカ~シャフタールのラインにとって極めて困難な1日だった」「両拠点の状況について結論を下すのは時期尚早だ」と述べていたが、26日夜「ロシア軍がボホヤヴレンカ集落内西の農場に足場を築いた」「ボホヤヴレンカ集落全域がグレーゾーンに収まった」「ロシア軍がC-051134沿いで支配地域が広がった」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにロシア軍兵士がボホヤヴレンカ集落中心部の幼稚園=に国旗と赤旗を掲げる様子が登場、この映像を投稿したロシア人のTelegramチャンネル=Воин DVは「ボホヤヴレンカ攻撃から2日後、第36自動車化狙撃旅団の兵士が集落の中心部にあるカリンカ幼稚園の屋上に旗を掲げた。この建物の中では取り残されたウクライナ軍の負傷兵が捕虜になった。事前に投降していれば負傷せずに済んだだろう。結果は同じなのに何故苦しもうとするのか?」と言及。

Воин DVはボホヤヴレンカ集落内の状況について「まだ残敵掃討が続いている」と説明しており、まだロシア軍はボホヤヴレンカを完全に掌握している訳では無いものの、ウクライナ軍はボホヤヴレンカから撤退している可能性が高く、早くもヴフレダル方向に対する防衛ライン=ボホヤヴレンカ~ノボウクラインカ~シャフタールの一角が崩れた格好だ。

出典:Воин DV ボホヤヴレンカ集落内の様子

因みにウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はヴフレダル陥落時「南ドネツクを制圧する上でヴフレダルは圧倒的な高さ、密集した建造物、無人機運用にとって最高の電波到達範囲、あらゆる兵器の射撃位置を提供する極めて重要な場所だった」「この都市は多数の陣地と地雷原によって強力な要塞地帯を形成していたため、ヴフレダル喪失は戦略的に深刻な結果をもたらす敗北だ」「敵はヴェリカ・ノボシルカ方向やクラホヴォ方面に前線を押し上げてくるだろうが、もう南ドネツクにヴフレダルほど戦術的利点をもたらす防衛拠点は存在しない」と指摘していたことがある。

ヴフレダルの後方地域には「規模の大きな集落」や「コンクリート製建造物や工場を備えた拠点」がクラホヴォもしくはヴェリカ・ノボシルカまでなく、何処かに準備された防衛ラインがないとウクライナ軍はドミノ倒しのように集落を失うかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:Воин DV

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コメント

    • 2024年 10月 27日

    ボホヤヴレンカには正面のC-051134だけではなく、ノボウクラインカ側のC-051133沿いにも比較的大きな防衛陣地があり、ウクライナもヴフレダル後の第2線として守備しようとした意気込みの見られる集落の筈でした
    それが、こんなにも早く落ちるとは・・・

    44
      • たむごん
      • 2024年 10月 27日

      仰るように陥落が速すぎますから、この後方の防衛線は準備できてるのか?という話しになってきますからね。
      おそらく準備出てきおらず、さらに進軍されるだろうなと。

      ヴフレダルの重要性を感じると同時に、クルスク侵攻に使った部隊があれば違っただろうなと思ってしまいます…。

      32
        • かぼ
        • 2024年 10月 27日

        「えぇぇ・・・早すぎ・・・マジか?」
        そんな言葉しか出ない感じです

        32
          • たむごん
          • 2024年 10月 27日

          ほんと仰る通りですね。

          ヴフレダルの崩れ方を見ると、ウクライナ軍の兵力・武器弾薬が、この方面も足りてないのでしょう…。

          20
        • みー
        • 2024年 10月 27日

        ゼレンスキーラインがあったと記憶していますが、行けども行けども出てこない。ゼレンスキー大統領の頭の中にだけ存在しているとしか…。
        だだっ広い平原を撤退するウクライナ兵は、絶望しかなさそうですし、ドネツク方面は既に戦線が崩壊しているのではないでしょうか?

        43
          • かぼ
          • 2024年 10月 27日

          ゼレンスキーラインって畑や草原を掘って土に溝を掘って作っただけであのラインですね
          構造物が殆ど無く雨ざらしのただの穴
          それを見たウクライナ軍兵士がかなり怒っていた動画を見かけた記憶があります

          38
          • たむごん
          • 2024年 10月 27日

          2014年から強化してきた、要塞都市・周辺を含めた防衛ラインを超えられてますからね。

          ウクライナ兵にとっては、兵力不足・防衛ライン崩壊により苦しく、戦線崩壊を仰る通りしたと感じています。

          個人的な意見としては、ウクライナ前線歩兵は3年間も存分に戦ってきましたから、こうなる前に停戦交渉に持って行って欲しかったなと…

          33
          • Easy
          • 2024年 10月 27日

          結局、ジリジリじわじわ後退させられているので。
          スロヴィキンラインのように完全に固着させることができれば、塹壕をどんどん強化していけますが。
          塹壕を作る→突破される→また一から塹壕を作る→突破される この繰り返しでは投資した資源が浪費され、蓄積しないのでいつまでも弱い塹壕で戦わなくてはなりません。
          完全に悪循環ですね。

          54
            •        
            • 2024年 10月 28日

            ロシア軍は最前線に作ったのではなく。押されることを前提に少し後ろに強固なラインを作った。
            あと、ウクライナ軍を引きつけるために無茶な戦闘をして、その間に作った。
            24年は防御の年だったのに、ウクライナ軍は解らん。西側も解らん。

            7
              • なんとも
              • 2024年 10月 28日

              おっしゃる通り、24年は防御の年であるべきだったと思います。ローテーションも多少はできたかもしれませんし、防衛ラインの構築も進んだはずです。

              ですが、ウクライナ軍は無謀な作戦を実施して、人員をすり減らし、防御ラインも構築できず、、、、、、
              西側もウクライナも小国の戦術ではなく、大国の戦術を取り始めてしまった。しかも、海戦と勘違いしているかのように派手な殲滅戦を狙ってしまった。

              幻想に囚われ、自分たちは最強だと自惚れ、陸戦を研究しない。つけが帰ってきたと感じます。

              3
          • みー
          • 2024年 10月 28日

          自己レスの格好で皆さんに返信しております。ご容赦下さい。勉強になりますし有難いです。

          この環境と上層部の下で戦っているウクライナ兵は本当に奮闘している、でもそれが報われていないと感じています。
          ロシアは地味でもやるべき事を淡々とやり続けているように見え、そこが恐ロシアだなと感じています。

          28
    • ポンタ
    • 2024年 10月 27日

    この記事とは直接関係はないのですが、ニューヨーク・タイムズが10月27日付で、興味ある記事を掲載していたので、ポストします。

    Ukraine Invaded Russia. Here’s What It Was Like for Civilians.(ウクライナがロシアに侵攻、その時、ロシアの民間人はどうなったか)という記事(リンク)で、一時、ウクライナ軍の侵攻を受け、その後ロシア軍が奪還したクルスク・コロネヴォの町をドローンで撮影した映像、住民の証言などを掲載しています。

    ビデオ映像には明らかに民間人と思われる遺体が散乱しているのが、記録されています。住民は逃げようとするロシア住民をウクライナ兵士が銃撃したと証言しており、いわば”ブチャ虐殺“のロシア版の様相を呈しています。ニューヨーク・タイムズは双方の軍が激戦を繰り広げたため、民間人の被害がどちら側の兵士によるものかわからない、住民の証言も裏付けはないとして、断定をさけています。結局のところ、戦争とはこんなものなんだということに尽きるのでしょう。

    ニューヨーク・タイムズはブチャ惨劇の衛星画像を解析した記事で話題になりましたが、一方に偏向せず、同様の報道をロシア国内の民間人を対象とすることでバランスをとった姿勢は賞賛に値すると思われます。

    4
    • 通りすがり
    • 2024年 10月 27日

    陥落まで2日は、早すぎますね・・
    10月1日の記事、ロシア軍がヴフレダルを占領、ヒルニク方面でも新たな包囲が発生 にて
    RBC-Ukraineは1日「ヴフレダルを失ってもノボウクラインカとボホヤヴレンカに要塞があるため防衛上の問題は少ないが~」と述べていた。“要塞があった”はずなのに、実際は2日で陥落。
    ただ、建物は2日間の砲撃にしては結構破壊されているので、東隣のヴォディアンが占領されてヴフレダルが攻撃されている頃から、空爆やドローンなどによる事前の攻撃準備はそれなりにされていた可能性を考えます。だとすれば、25日間ほどの事前準備を念入りに行うことが成功の鍵だったと言えるので、ロシアの手堅いやり方が着実に成果を出しているということか。

    57
      • foobar
      • 2024年 10月 27日

      そう考えるとポクロウシクも怖いな
      ポクロウシクに砲撃が届く距離まで近付いたあとは2ヶ月近くずっと南の方を攻めてるけど、そっちが終わって遂にポクロウシクを攻めるってなる頃には念入りに事前準備されていて都市の規模から見るとあっという間に落ちるかもしれん

      44
        • 通りすがり
        • 2024年 10月 27日

        同意です。
        あと、ここ1週間で劇的に変化したヴフレダル方面の地図を見て思ったのですが、補給線が著しく悪化してますね。
        ・北ライン…クラホヴェに隣接するオストリヴシュケが制圧されたため、砲撃圏内に。
        ・南ライン…シャフタールに到達されたため、ヴェリカ・ノボシルカからの道路が遮断。
        この状況下でボホヤヴレンカを失ったため、そのまま北上されて道路結節点のウスベニフカが砲撃圏内に入ると、補給路はほぼ壊滅です。兵站面でも、この方面はすっごくヤバいと思われます。管理人さんの危惧される通り、連鎖的な陥落の危機かと。

        45
      • らっく
      • 2024年 10月 27日

      >東隣のヴォディアンが占領されてヴフレダルが攻撃されている頃から、空爆やドローンなどによる事前の攻撃準備はそれなりにされていた

       あ、それ知ってる〜、全縦深同時攻撃だ〜

      39
    • 匿名
    • 2024年 10月 27日

    ウグレダル抜かれた穴はデカい。逆に言うとウクライナはウグレダルだけでどれだけ戦力溶かした?まあ、それ自体はロシア側も同様だけど。

    33
      • 通りすがり
      • 2024年 10月 27日

      2月にアウディーイウカで同様のことがありましたね。制圧にロシア側が費やした犠牲は大きいものでしたが、その成果は今のポクロフスク方面に出ている。逆にウクライナは、多大な犠牲を払ったが結局は守りきれずに陥落し、どんどん押し込まれている。この差は今戦う兵士の士気の面であまりにも大きい。

      45
    • たむごん
    • 2024年 10月 27日

    GoogleMap・衛星写真で見ると分かりやすいのですが、コンクリート製の高層建築や構造物が密集している都市・街は点在しているくらいなんですよね。
    兵士・武器弾薬を投入して、その拠点や周辺の防衛線を守り切られなけば、有利なキルレ・防衛線の維持は無理なのが現状でしょう。

    ウクライナ上層部は、固守できる都市・防衛困難な集落を分けて考える事ができておらず、前線兵士の被害を増やしているように見える時があります。
    集落の衛星写真を見ると分かりやすいのですが、ここで守れと言われても、無理だろうなと感じる拠点がいくつかあります。

    30
      • 匿名
      • 2024年 10月 27日

      小さな集落とか塹壕陣地は滑空爆弾数発で殲滅できるようにしか素人の目には見えない…。それでもロシア側の進軍が遅めなのは地雷原と泥濘のせいとしか。

      33
        • たむごん
        • 2024年 10月 27日

        自分も同感で、衛星写真を見ると、砲爆撃から耐えられるように見えないんですよね…。

        19
    • 2024年 10月 27日

    >この建物の中では取り残されたウクライナ軍の負傷兵が捕虜になった

    アウディーイウカ撤退以降、負傷兵置き去りが当たり前になってきたな。
    これ軍隊の精神的な崩壊が始まってるよ。

    58
      • らっく
      • 2024年 10月 27日

      車両がもうないのでしょうな。

      39
        • 理想はこの翼では届かない
        • 2024年 10月 27日

        でしょうね。装甲車両はあっても輸送に適した車両が払底している可能性もありますし
        クルスクに突っ込みすぎてこの方面はもうスカスカなのでしょう
        こんな状態で全体の士気が保てるのか疑問です

        14
      • 匿名
      • 2024年 10月 27日

      同じスラヴ民族のウクライナ人(特にロシア系や強制徴兵組)は手厚く助けてもらえるけど、アゾフはじめナチ連中や西側傭兵は暗黙で処刑されるイメージ。

      40
        • かぼ
        • 2024年 10月 27日

        斧先生はここ最近、捕虜殺害のロシア兵の記事と
        そのロシア兵へのウクライナ軍復讐の記事を連続して上げてますね
        紛争解説記事としてはいかがなものかと言う内容ばかりに・・・

        59
      • かぼ
      • 2024年 10月 27日

      動けない兵士は置いていく
      そこだけ聞くと旧日本軍のインパール作戦な酷いイメージが浮かぶ
      思ってるよりヤバイんじゃなかろうか?

      43
      • 朴秀
      • 2024年 10月 27日

      >この建物の中では取り残されたウクライナ軍の負傷兵が捕虜になった
      負傷兵を見捨てて逃げるって状況も士気も相当ヤバくないですかね

      41
        • 無名
        • 2024年 10月 27日

        見捨てられたか、町からウクライナ軍が出ていく約束のかわりに負傷者の安全をロシアに保証させたかのどちらかでしょう。

        30
        • かぼ
        • 2024年 10月 27日

        逃げてる兵士も自分だってもし負傷して動けなくなったら味方に見捨てられると考えますからね
        そんな状態じゃ戦う気にもならないでしょう
        既に無断で撤退した部隊が上層部から厳罰だとか言われ前線に戻れとの命令を無視してるそうですし
        これはもうダメかもしれんね・・・

        54
    • nk
    • 2024年 10月 27日

    「結果は同じなのに何故苦しもうとするのか?」と言及、意地や誇りなんでしょうね、素晴らしい事と称賛するか諦める事も肝心であると考えるかで評価大分変わりますが、個人的には諦める事も時には重要ではと思う所。
    ブフレダールの喪失がやはりとても響いておりクラホヴェとポクロウシクでドネツク南部の戦いが終結しそう、まずはクラホヴェを東と南から包囲後に攻略しポクロウシクを東と南から攻略する算段なのかなとは思うが、来年頭位にクラホヴェの攻略が始まるのかなと思いきやこの速度だと今年中にクラホヴェ攻略戦始まる勢いですね。

    33
      • 阿呆
      • 2024年 10月 27日

      >>「結果は同じなのに何故苦しもうとするのか?」
      ギブアップするのはゼレンスキー政権であり前線でいくら自国民が死のうと関係ない。
      彼らは溜め込んだ私財をもって国外逃亡のタイミングを図っている。
      英雄のように兵士を鼓舞して有り金アタッシュケースに詰め込んでトンズラとか実にコメディアンらしい。

      55
        • 謎菜史
        • 2024年 10月 27日

        ゼレンスキ―を止めようにも戒厳令下ではもはや選挙すら有りませんからね。
        嵐(戦争)が過ぎ去るまで徴兵を逃れ隠れ潜むか、一か八か越境チャレンジに挑戦するか…。
        もはやウクライナ人が生き延びる道はこの二つしかありません。

        38
          •  
          • 2024年 10月 27日

          本当に政権が不満なら革命でも起こせばいいだろ
          それをしないってことはウクライナ政府にそこまで不満はないってことだよ

          2
            • 通りすがり
            • 2024年 10月 27日

            それは戦争をやっていない平和ボケ国家の国民の考え方でしょう。
            ウクライナ政府が“他国から提供された”大量の兵器を抱えていなければ、革命も可能性はあったと思いますよ。膨大な金と兵器があれば、上級国民とその周辺だけをアゾフ連隊の連中に守らせることは簡単ですから。

            50
              •     
              • 2024年 10月 28日

               革命は西側の支援を受けた組織が行ないもの。バランス派や親ロシアは選挙で政権を取っている。

              18
              • 田舎者
              • 2024年 10月 28日

              逆では?

              大量の武器が保管されているなら、奪取される可能性も高まるという側面も出てきます。また、不満が高まれば一か八かの行動に出る者、直接行動はしないものの支援する者も増えるでしょう。露側へ協力し呼び込むことが、現政権打破に繋がると判断する勢力も増える可能性があります。

              アゾフ連隊が強力であったとしても、反体制派が大規模に活動しているなら抑え込みに限界が出てくるでしょうし、天安門相当の強硬な行動をすれば、西側支援の停滞停止の根拠に使われると思います。

              やはり、革命レベルの不満は高まっていないと解釈するのが妥当ではないかと。

              3
            • 通りがかりさん
            • 2024年 10月 27日

            話が極端すぎる。不満が上がっている予兆は強くなってるので、どちら向きでも誰もが賛同してるわけではない。
            継戦意思も西側からグラデーションで、前線付近は少し継戦志向が上がっているようです。
            どちらにしろ、以前よりは停戦支持が増えています。

            24
            • Hakugen
            • 2024年 10月 28日

            クーデター未遂とゼレンスキー暗殺未遂は実際にあった、と報道されました。
            今年の前半に。

            8
      • a
      • 2024年 10月 27日

      結果が同じなら好きなだけ頑張ってくれればよいですけど…実際は全く持ってそうじゃないのが切ないですね。

      17
    •  
    • 2024年 10月 27日

    泥濘期に入って落ち着くかと思いきや意外と機動に問題ないんですね
    頑張れロシア〜

    42
    • ゴールデンうんち
    • 2024年 10月 27日

    サムネのロシア軍が掲げてる赤旗って何?
    最初例の鎌と槌かと思ったけど何かの紋章が中央にある

    8
      • らっく
      • 2024年 10月 27日

      新聞の宣伝です

      • MD
      • 2024年 10月 27日

      映像を見た限りでは第36独立自動車化狙撃旅団のマーク(クロスした剣に矢筒)に見えるので同旅団の旗ではないかと思います。

      35
    • J
    • 2024年 10月 27日

    負傷者置き去りって
    もう計画的な撤退や輸送が
    できてないって話ですから深刻ね
    動ける人間は夜闇に紛れて徒歩
    動かせる車両が無いのだろうな

    34
      •  
      • 2024年 10月 28日

      いや撤退時に負傷者とその管理者となる士官を残していって降伏させるのは戦場の習わしですよ

      1
    • 赤狐
    • 2024年 10月 27日

    案の定ですが崩壊してますね。
    クルスクについては増援をしたかどうかはともかくしたいとかやろうとしたという報道はあります。
    ゼレンスキー氏にとってはクルスクの維持の方が重要なのでしょう。
    でも、単に維持するだけでもクルスクの各戦線の方が東部戦線よりも大変なはずです。
    あそこも何もなく、何より敵地ですからね。補給線の細い。
    ですが、そこには梃子入れするが東部からは戦力を引き抜く。
    これは真面目に戦争を考えていて多少戦略がわかる兵士や前線指揮官ほど耐えられなくなるでしょう。
    ゼレンスキー氏が政治的都合や面子を軍事的必要性よりも重視してるのが明らかだからです。
    それを東部戦線の兵士達に適用すると「単に見捨てた」という事になります。
    真面目に戦争を考えている兵士達ほど辛くなる事が常態化していて何も起きない訳がありません。
    頭の中では頑張ろうと考えていても身体がついていかない状態に陥る可能性が高いと思います。
    この場合は逃げるのも困難になるでしょう。
    動けなくなる前に退いた方がいいでしょう。まだ戦うつもりがあったとしても。

    それでウクライナはどうも北朝鮮と戦うつもりみたいです。
    ウクライナプラウダの記事によるとどうもそうなっている。
    俺は北朝鮮部隊がやるとしたら「クルスク領内の警備と訓練」だけだと思いますけどね。
    その過程でロシアのいう「テロリスト」と遭遇する可能性は高いですが。
    そしてNATOも結局その解釈に飛びつくと思っています。あくまでもロシアの国内問題だと。

    19
    • うくらいだ
    • 2024年 10月 27日

    ボホヤヴレンカ~ノボウクラインカ~シャフタールラインってMAP上での集落の位置関係をみても、集落の状況みても、とてもじゃないけど防衛ライン張れるような場所ではないと思うけど、どうなんじゃろか 詳しい人解説して

    12
    • 通りすがりの名無し
    • 2024年 10月 28日

    ゼレンスキー氏の事務所長であるイェルマク氏が「(ロシアと)交渉を始めるには、(領土を)2022年の最初の一発が発射された時の状態に戻す必要がある」と発言したそうです。

    「進歩」と言えばいいのか、「後退」と言えばいいのか。。。

    13
      • 通りすがりの名無し
      • 2024年 10月 28日

      などと言っている間に、「ブリャンスク州クリモフスキー地区への「武装集団」の国境を越えようとする試みを阻止した」というロシア警備隊からの速報が流れたり。。。

      23
    • 冬戦争
    • 2024年 10月 28日

    クラホボは既に南北からの両翼包囲の大釜に捉えられている。北はヒルニク~ツクリノのライン、南はボホヤヴレンカ~ノボウクラインカ~シャフタールのライン。まあ南北両翼の距離は結構ありますが。このまま南北両翼を閉じていって(特にウクライナ軍の防御が薄い南側より)、クラホボへの唯一の補給路であるN-15道路を火力管制下に入れ、クラホボへの補給を断ち、クラホボ内のウクライナ軍の弾薬を消費させ、弾薬が尽きた段階で市内の制圧に乗りだすでしょう。クラホボそのものは堅固な要塞陣地ですが、補給路を断たれたら長くは持ちません。補給路を断たれたウグレダールがあっさりと陥落したように。

    16
    • poles
    • 2024年 10月 28日

    結局、クルスク侵攻に憂さ晴らし以上の意味があったのか?

    21
      • 無名
      • 2024年 10月 28日

      ウクライナはコレネヴォ攻略を諦めてないみたいで、またコレネヴォに向かって少し前進してます。

      3
      • Hakugen
      • 2024年 10月 28日

      アメリカとNATOへのアピール材料として、クルスク方面に侵攻しました。
      「ウクライナは負けない、ロシアにも攻め込んで行ける、だからもっと援助を寄越せ」
      ということですが。

      アメリカ大統領選の前に、クルスク方面で反撃されてせっかく支配地域を拡げていたのに半分ほど奪還されてしまったので。
      アピール材料としては、訴求力が弱いというか、逆に支援縮小派の勢いを増しかねないというか。

      6
    • ななし
    • 2024年 10月 28日

    >何処かに準備された防衛ラインがないとウクライナ軍は
    ドミノ倒しのように集落を失うかもしれない。

    管理人さんの予想通り、クラホヴォの南の都市群は
    これから軒並みロシアに制圧されると予言しておきます。

    これは根拠がない予言ではなく、現在のウクライナ・ロシア
    の戦力状況を見ると必然なんですよね

    20
    • らっく
    • 2024年 10月 28日

    北朝鮮は戦場観戦半分のただのアリバイ参戦なのではないかという気がしてきた。アメリカから制裁を受けている国々から同様の兵が届くかもね。

    11
      • Easy
      • 2024年 10月 28日

      最大の目的は最新の砲撃戦のノウハウを手に入れることでしょう。
      旧ソ連ドクトリンの陸軍国ですから、火砲は北朝鮮陸軍の生命線です。ウクライナ戦は「未だに榴弾砲は陸戦の主役たり得る」ことを証明したという点でエポックメイキングであり。まさにその火砲についてのみ韓国に圧倒している北朝鮮にとっては、こんなに心強い話はありません。
      しかし、旧来の火砲戦術では足りないことも確かであり。
      ドローンを組み合わせた着弾観測、敵ドローンの存在を前提とした擬装のノウハウなどは、北朝鮮としては是が非とも手に入れておかなければならない技術ですから、今回リスクを承知でもロシアに学びに行かせる価値があると言えるでしょう。

      26
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