ウクライナ戦況

ロシア軍によるセリダブ市内への大きな突破、ウクライナ人兵士も驚く

ポクロウシク・ヒルニク・クラホヴォ方面では23日夜までにセリダブを取り巻く状況が急速に悪化、新たにロシア軍兵士がセリダブ市内にあるアパートの屋上で国旗と軍旗を掲げる様子が登場し、Ukrainska Pravdaの取材に応じた現地で戦う兵士も「今回の突破に驚いている」と述べている。

参考:Генштаб: Сили оборони спинили атаки росіян в районі Селидового
参考:Росіяни намагаються заходити в Селидове: Сили оборони вибивають піхоту з околиць
参考:Російські війська увійшли в Селидове на Донеччині – аналітик BILD

正面の防衛ラインをぶち抜いて3kmも前進したとは考えにくいものの、双方にとっても予想外の出来事なのは間違いない

ポクロウシク・ヒルニク・クラホヴォ方面では23日にセリダブ市内中心部のアパート屋上にはためくロシア国旗が登場、DEEP STATEは「ロシア軍がセリダブに大軍を送り込んできた。敵は成功を収めるため最大限の圧力を加えており、南側から積極的な攻撃を仕掛け、建造物に足場を築き、戦力を送り込んでさらなる前進を狙っている。セリダブ市内でロシア国旗が確認され、この周辺にロシア軍兵士が存在することが確認された」と報告していたが、23日夜までにセリダブを取り巻く状況が急速に悪化した。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEとRYBARは「ロシア軍がソロナ川沿いからセリダブ市内中心部に侵入した」という評価で一致しており、ウクライナ軍参謀本部は24日朝「セリダブに対する攻撃を阻止した」と、国家親衛隊の報道官も「敵は相当量の歩兵を投入してセリダブを23日に攻撃してきた。我々は市内への侵入を試みる敵の制圧と破壊を続けており、敵が足場を築いて陣地を構築するのを阻止しようとしている」と述べたものの、新たにロシア軍兵士がセリダブ市内にあるアパート=の屋上で国旗と軍旗を掲げる様子が登場した。

どうして正面の防衛ラインが突破され3km以上の侵入を許したのかは謎に包まれており、ロシア人らも何が起きているのかよく分かっておらず、ポクロウシク方面で戦うウクライナ人兵士もUkrainska Pravdaの取材に「ロシア軍がセリダブ市内中心部に侵入した」「敵は昨日の夜、セリダブ市郊外で地雷源の処理を行っていたため(東から市内を突破した前進に)驚いている」述べ、ウクライナ軍も現在の状況に戸惑っている様子だ。

視覚的証拠のみで言えば、23日以前にコロチェンカ炭鉱と隣接するテリコン付近でロシア軍部隊を攻撃する様子が複数確認されていたため、この辺りが突破口になった可能性もあるが、正面の防衛ラインをぶち抜いて3kmも前進したとは考えにくく、何か別の理由があるのかもしれないが双方にとって予想外の出来事なのは間違いない。

関連記事:ロシア軍がセリダブの防衛ライン突破に成功、市内中心部まで一気に前進
関連記事:侵攻973日目、ポクロウシク方面のセリダブ市内中心部でロシア国旗が登場
関連記事:侵攻971日目、ロシア軍がクラホヴォから1.5km地点まで前進
関連記事:侵攻970日目、ロシア軍は数的有利を活かして複数方面で攻勢を維持
関連記事:クルスク州の戦い、ウクライナ軍の占領地喪失に歯止めがかからない
関連記事:ロシア軍がオスキル川に肉薄、ポクロウシク方面でもヒルニク市内に侵入
関連記事:ウクライナ軍はクピャンスク方面で反撃、ロシア軍はバイク攻撃が成功
関連記事:侵攻967日目、ロシア軍が前進してクラホヴェの一部がグレーゾーンに入る
関連記事:ロシア軍の決定的な成功、チャシブ・ヤール南郊外の防衛ラインを突破

 

※アイキャッチ画像の出典:Два майора

ウクライナのNATO即時加盟、非現実的だからこそ支持表明は表向き前のページ

プーチン大統領が北朝鮮兵の存在を示唆、衛星画像に映ってるなら何かがある次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍がバラクレヤを解放、さらにロシア軍を押し返すため前進中

    ハルキウ州で反撃を開始したウクライナ軍は7日、ロシア軍占領下のバラクレ…

  2. ウクライナ戦況

    ボルチャンスクを巡る戦い、ウクライナ軍がロシア軍を押し戻した可能性

    ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日「ハルキウ方面のボルチャ…

  3. ウクライナ戦況

    ロシア軍による23日のミサイル攻撃、ウクライナ空軍は41発中21発を撃墜

    ウクライナ空軍は23日「ロシア軍が発射したミサイル41発中21発を撃墜…

  4. ウクライナ戦況

    英国防相、ロシア軍を追い出すためウクライナ軍に長距離砲供給を決定

    ウォレス国防相は31日、戦いが進軍阻止から奪われた領土の奪還に変化した…

  5. ウクライナ戦況

    ウクライナメディア、1日20時間もの停電が現実になりつつある

    Kyiv Independentはウクライナ最大のエネルギー企業=DT…

  6. ウクライナ戦況

    ロシア軍がトレツク市内中心部の大部分を占領、ポクロウシクの裂け目も拡大

    ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは5日夜「…

コメント

    • 愛国戦線
    • 2024年 10月 24日

    昨日のエントリ「侵攻973日目、ポクロウシク方面のセリダブ市内中心部でロシア国旗が登場」では、国旗は文字通り偽旗作戦のようなもので実際の進軍状況を反映したものではないと思い、コメントを控えていた。しかし、その後アップデートされた地図はロシア軍の急速な市街地内浸透を物語っている。テリコンといった拠点を扼したセリダブで何が起こったのか?

    原因が何かしら偶発的なエラーであればまだいいが(良くはないが)、人的物資的枯渇による前線判断での撤退とかだとウクライナの前途はまた一段と暗くなったことになる。

    44
      •       
      • 2024年 10月 25日

      ウクライナに好意的解釈をすると撤退かな。ロシア軍が南から鉄道森林沿いを北西に進み。補給ラインに届きそうになっている。
      ウクライナ側は包囲される寸前なわけで、頑張れば頑張る程、全滅に近づく訳で、撤退は妥当。

      8
    • どぶろく
    • 2024年 10月 24日

    新たな戦場の霧が舞い降りた。
    が、人員不足なんじゃないのかな。

    37
      • かぼ
      • 2024年 10月 24日

      建物がガレキ化していない、非常に綺麗
      つまり、ウクライナ軍の防衛の歩兵が居なかっただけ
      投降したのか、撤退したのか知らんが防衛が機能してない事だけは確か

      56
        • たむごん
        • 2024年 10月 24日

        ミハイリウカ・ノヴォホロディフカ攻防もそうですが、建物が仰るようにガレキ化してないんですよね。

        バフムト攻防戦は瓦礫の山になっていましたが、現在の市街戦の画像と比較すれば、歴然とした差を感じています。

        29
          • 匿名
          • 2024年 10月 24日

          表面上は無血開城ですね
          実際はもう流せる血が無いのでしょう
          バフムト攻防戦におけるウクライナ側の論調は、将来の出血を抑制する為にロシア側精鋭をここで消耗させると言う旨で、私も盲信していましたが、現実は悪魔的な皮肉に満ちていますね

          37
            • たむごん
            • 2024年 10月 24日

            3年目ともなると、本当に長い戦争だなと感じます。

            兵士の流した血について、仰る論調はありましたが、本当に意味があったのか検証も必要でしょうね。

            23
            • サルゴン効果
            • 2024年 10月 25日

            精鋭が消耗してた方は…

            2
        • 名無し
        • 2024年 10月 24日

        市街地の瓦礫化など簡単に出来る事ではないですよ
        双方共にもう重砲火力は息切れ状態ですからなおさらです
        小火器で撃ち合うだけならビルは崩れません

        5
          • 名無し
          • 2024年 10月 24日

          息切れしてようが、通常はビルを壊さないと、防御側の抵抗を排除できなくて、ロシア軍が占拠できないんです。
          でも、ロシア軍が占領したようなんです。

          48
    • AAA
    • 2024年 10月 24日

    得意の地下道使った侵入とかかねえ

    12
    • 宇宙犬
    • 2024年 10月 24日

    両方驚いてるの面白い。小規模な偵察隊が防衛線すり抜けて記念撮影はたまにあるけど、ド市街で3km入ったところでビルに登って記念撮影して帰れるならそれは普通に防御が機能してないって言うよな。

    61
      • 緑茶
      • 2024年 10月 24日

      大分怪しいですけど、今後も頻繁に起こる様であればほぼ人員は壊滅的なんでしょうね

      27
      • TKT
      • 2024年 10月 24日

      すでに歩哨や見張りがいない、監視壕に兵士がいない、定期的な巡察をしていない、無線機の電池切れ、有線電話の電話線が切れたまま、壊れた無線機を修理できない、部隊本部に通信兵がいない、伝令がいない、日々の報告をしていない、歩哨に配る銃弾がない、戦意がない、指揮官がいない、食料がない、燃料がない・・・・など、いろいろなことが考えられます。

      5
    • どぶろく
    • 2024年 10月 24日

    そして、どうすりゃ良いの?
    と、遠い東の国から思います。
    モロに影響受けてますがね。

    15
    •  
    • 2024年 10月 24日

    修正前のrybarの前線位置が実は正しかった
    ウクライナ軍のそれなりの規模の投降があった
    本当に大戦力でぶち抜いた
    何かロシア軍しか知らない秘密の通路があった
    嘉数の戦いのように少ない戦力を集中してかろうじて防御していたから無防備な場所を突かれて陣地が機能を喪失した
    どれだろう

    48
      • かぼ
      • 2024年 10月 24日

      建物が綺麗なので大規模な戦闘が無かった事だけは窺える
      防衛ラインが機能してなさそう

      55
        •  
        • 2024年 10月 24日

        そこなんでふよね
        だからロシアが大軍を〜はいつものいいわけだと思います

        53
          • 2024年 10月 24日

          ロシアは北朝鮮に頼るくらい兵力不足と言ったり大軍で攻めてくると言ったり設定くらい統一しろよと

          101
            • aburo
            • 2024年 10月 24日

            まぁ、嘘をつく人間がまともな設定なんか作るわけもないので…

            60
        • いそきち丸
        • 2024年 10月 24日

        プログレスの突破と状況が似ていると思う。防衛部隊が何らしかの理由で独断で撤退したんじゃないかな。

        51
    • 納屋の戸
    • 2024年 10月 24日

    ウクライナ人もびっくり

    23
    • ろみ
    • 2024年 10月 24日

    今までセリダブの防衛が成功していた要因はテリコンのからダーチャを見下せるウクライナ軍の圧倒的地形優位にあると分析してしました。
    なのでロシア軍もテリコンを迂回し南北から包囲するいつものアプローチに切り替えたものだと見ていたのですが真正面からダーチャを突破しテリコンの頂上も制圧、そのまま市街地を3kmを浸透したのですからロシア人でも驚くのは無理もありません。
    特に防衛線突破後、市街地をこの速度で浸透したのは驚異的でウクライナ軍側に何かあったと考えるのが自然です。
    個人的には南北の包囲機動の対処に予備戦力を使い果たしてしまい防衛線突破に対処出来る戦力が存在せず市街地は無防備だったのではないかと思います。

    そもそもの防衛線突破は正面突破困難と見られたテリコン、ダーチャの防衛線が本当に物量作戦で押し潰されただけで突破されたとは思えないので弾薬欠乏等のもっと深刻な要因がある気がします。

    41
    • 胡瓜
    • 2024年 10月 24日

    正直防衛戦ではウクライナに致命的な何かが生じつつあるのは明らかですが昨日今日でSNSやウェブメディアの日本語ニュースで流れるのは「飢えで脱走する北朝鮮兵」という派遣決定から戦線への移動を考えても時間的に無理だろと思える謎ニュースばかり…
    最近はロシア軍がボロボロとか言えなくなってきたから「スコップしか無い飢えた間抜けなロシア兵」に変わる戦意高揚の為のやられ役として今後は北朝鮮兵が出てもいない前線にいることになってるウクライナ発のニュースが増えそうな気がします

    82
      • MI
      • 2024年 10月 24日

      北朝鮮兵士派遣話が本当だとして、前線投入するにしてもクルスクまで(元々の国境線の内側)に留めるのがロシアとしては常識的な判断だと思う。
      そもそも北朝鮮兵士派遣が前線の兵士不足という文脈の話なのか自体が、よく分からないが。

      46
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 10月 24日

      北朝鮮兵士がどこでどのように配置・運用されるかはわかりませんが、現時点でその強弱を判断するのは不可能だと思うのですよ
      ロシア軍の一部として運用される以上、囚人兵レベルの使い捨てにするにしても味方に損害を出させないための最低限の訓練はするでしょうし、使い捨てないならなおさら訓練をするはずですので
      何より、今のロシアの食糧事情で傭兵を飢えさせるような真似はしないでしょう

      39
        • hiroさん
        • 2024年 10月 24日

        朝鮮人民軍の1%弱なので、弾道ミサイル技術の全面的供与とか大きな見返りがあれば金一族は気にしないかも。
        国民に動揺を与えない様に、派遣兵士の家族を強制移住させたとの情報もある国ですから。

        6
          • kitty
          • 2024年 10月 25日

          北朝鮮の特殊部隊はまず出身成分が悪ければ選抜されませんから、無意味な圧迫は無いでしょう。
          まあいくら上級国民だろうと主席の勘気に触れれば、機関砲で無慈悲に処されてしまうこともありますが。

          4
          • hiroさん
          • 2024年 10月 25日

          韓国国家情報院の情報ですが?
          北朝鮮が国民をカスみたいに扱っていないという確証を教えて欲しいものですが、「あほみたい」などと失礼な言葉を使える人には無理ですかね?

          1
      • ヤフコメ民
      • 2024年 10月 24日

      現状戦線への投入が確認されたわけでもないし、情報を緩く追ってる身としては正直単なる検索汚染。胡瓜さんの言われるとおり、出てくるのはほとんど推測・憶測、下手すれば単なる偏見塗れで見る価値がない。
      東アジア情勢に関連するから日本と無関係ではないとは言え、同盟国なんだから領土侵犯への対応として自然ではないかとも思うし、あまり驚きはない。
      むしろ北の件でウクライナに対する関心の低下を感じましたね。X等でも派兵報道以前は固定アカウント、つまりずっと追ってる人以外、ウクライナ関連は話題になってませんでしたから。
      まあ当然ではありますし、情報も追いやすかったので良かったんですが。

      31
    • cosine
    • 2024年 10月 24日

    「なんということでしょう」劇的ビフォーアフター…ですかね。

    19
      • どねつくぼうし
      • 2024年 10月 24日

      狭すぎて疲れが取れない塹壕に悩まされ続けていたウクライナ兵
      匠はFABを使うことでこの問題を見事解決
      使い勝手の悪かった塹壕は開放感あふれる広々とした空間に生まれ変わりました

      30
        • うっかりさん
        • 2024年 10月 25日

        塹壕を吹き飛ばす匠(クリーパー)を想像してしまった・・・

        6
    • nk
    • 2024年 10月 24日

    キエフまであと何キロとか何十年とか少し前までロシアへの皮肉が懐かしい、現状そこまで時間掛からない状況になりつつ有りウクライナは戦線膠着出来てた際に終戦交渉するべきではあったが現状大分遅いと思うがまだ間に合う、ゼレンスキーはnatoへ即日加盟とか妄言せず、負ける勇気持つのも非常に大切でもう戦場での勝ちはまず無いので各国に根回ししてロシア案飲む形ででも終戦するべきで、このまま加速度的に領土失うとロシアからの要求がさらに過大になるであろうからまだロシアが自称併合4州制圧出来ていないという今の段階で一気に終戦しないと高確率でキエフ地下壕ルートの未来が見えるし失う物も大きくなるでしょうね。

    46
      • 会社主義労働英雄
      • 2024年 10月 24日

      防衛線が既に崩壊しててウクライナ軍がもう3人しか残ってなかったら30人のロシア軍ないし北朝鮮軍でも「大軍」になるよな

      33
        • cosine
        • 2024年 10月 24日

        その状態だと、30人の金属バット持ちヤンキーでも大軍かもしれませんね…

        22
    • ヒュー
    • 2024年 10月 24日

    >Kyiv Independentの9月18日付の記事に登場していたカラダグ旅団の兵士は「我々の任務は敵部隊が動き出す前に砲弾の雨を降らすことだ」「敵はミハイリフカに集結してセリダブへの攻撃を試みているが、ここ2週間は全く前進できておらず、ミハイリフカ集落は敵兵士の死体でいっぱいだ」と述べていたが、

    一昨日の記事でこれでまだまだ守る気まんまんに見えたから本当に急ですね
    ただの大本営発表だった、防衛戦に何か致命的な穴があった、ウ軍側に大規模な脱走(or無断撤退)があった
    これぐらいの理由がないとこんなことは起きないのでは

    29
    • Mr.R
    • 2024年 10月 24日

    マジで何があったんだセリダブ……
    あとUAmapというサイトで見てビビったんですが、ハルキウ方面のリプシ北西でウクライナ軍がどうも越境攻撃してるっぽいんですよね……集落を制圧!とかいうレベルではなさそうなのでピンポンダッシュかもしれませんが、それにしたって犠牲は出るだろうに……もったいない。

    今日はお天気が良かったらしくFIRMSが機能してました。

    (クルスク)
    リュビモフカ(ロ)
    トルスティ・ラグ(グレー)
    ノヴォイヴァノフカおよびダリノ(ウ)
    (クピャンスク)
    クルフリャフカのO-211942道路沿い(ロ)
    ヴィシュネヴェ(グレー)※同集落から西に伸びる道路沿いでも反応
    (セベロドネツク)
    クレミンナ西のDibrovaおよびクレミンナ東方のPshenychne(ロ)
    (トレツク)
    南市内の南部、シャフタリフ通り周辺(グレー)
    (ポクロウシク)
    ノヴォホロディフカ市内(ロ)
    セリダブ東部、消防署の南辺り(ロ)
    ヒルニク南(ウ)
    イズマイリフカのT字路周辺(グレー)
    (ヴフレダル)
    ボホヤヴレンカ南西。管理人殿が最近作成した戦況図でロシア軍が2.0km前進した際の矢印の少し西(ウ)
    (ザポリージャ)
    MarfopilおよびKostiantynivka-Reshetylivskeの間(ロ・いずれもスロヴィキンライン警戒陣地)
    メリトポリ北東、Lahidneの南(ロ)
    オリヒウ南方(ウ)
    (その他)
    ドネツク-ザポリージャ州境のKrasna Polyanaのガソリンスタンド周辺(スロヴィキンライン沿い)

    毎度長文ですみません。

    18
      • 名もなし
      • 2024年 10月 25日

      越境攻撃が本当ならまた戦況の悪さを誤魔化す為のインスタ映え攻撃なんでしょうね…

      9
    • 暇な人
    • 2024年 10月 24日

    流石にトンネル掘る暇はなかったはずだから、浸透戦術かな?

    8
    • 傍観者
    • 2024年 10月 24日

    ウクライナ兵が手引しているかもしれない。投降、脱走、部隊の無断撤退、敵を手引、あるいは部隊全部が回れ右してキエフに進軍。今後いろいろな事が起こりそうだ。アフガンでも目撃した通り、崩壊しだすとあっという間。

    39
    • 帝国
    • 2024年 10月 24日

     シビアな人々は、遠からずウ軍は極端に兵力が不足して戦線すら張れなくなると診立てていた。また使い物になる将校・下士官が極端に欠乏していて部隊(組織)とは名ばかりの烏合の衆化がますます進むと診立てていた。
     3,4か月以内にウ軍は戦線崩壊と予想されているが、それが起こり始めていると見るべき。
     セリダブで起きたのは、そこを護る士気のごく低い充足率も低く絶対数も小さい部隊が、露軍がゴリゴリと掛けたプレッシャーに負けて持ち場を捨て”自主転進”した結果でしょう。
     まあ、粘ったところで”それでキエフ政権が勝つわけ?偉い人が私腹を肥やす時間を引き延ばすために死ぬなんて勘弁だね”という話にしかならないのだから、ウク兵のどうしようもなく合理的な判断としか言いようもない。こうしたことはトレツクやチャシブヤール、クラホボ、ヒルニク、クピャンスク他でしばしば起きるのでしょう。ポクロウスクでも最後はこうなるのでは?

    37
    • 通りすがりのアロワナ
    • 2024年 10月 24日

    常識的に考えれば、逃げるの一手
    死守命令とか知らんがな、撤退
    囲まれて退路が空いてるなら、やる事は一つだよ
    バカ正直に守っても、何の解決にも成りはし無い
    補給も多分来ないでしょ、なら逃げるが勝ち

    防衛線ってのは、ウクライナに有るのかな?
    陥落した町を露側が上げてる事有るけど、ソレらしいの無い
    4〜5階建ての集合住宅とか、農業倉庫、町工場が瓦礫で散乱してるだけ
    カミソリワイヤーも土のうも無い、ただの町、アレがそうなの?
    防風林に有る言い訳程度の塹壕は、防衛線と呼べるかもだけど

    鎌倉武士だって石積んだんよ?
    古タイヤに土詰めるくらい、元住は民手伝えんのかな?
    町の入り口は常にオープンなんが、この三年経っても変わらんって
    どーなん?

    人が居ないって証なんだろけどさ

    28
    • 赤狐
    • 2024年 10月 24日

    あれこれ考えて書いたりしましたが長くなったので消しました。

    なんというかな、戦ってるのはやはり人間です。
    そしてこの局面で指導者の資質も出て来ている気がします。
    豪華な地下塹壕にサウナを作る事を許可するプーチン。犯罪者であろうが生還出来たら娑婆に戻してやるプーチン。
    汚職も罰金払えばOKやでしてしまうゼレンスキー。約束した復員を反故にし続けるゼレンスキー。
    戦力が仮に互角の場合でも俺は勝つのはどちらかというと普通にロシアだと思います。
    差が開いてるなら絶対にウクライナにはチャンスがありません。

    それだけの事ですね。

    45
      • 名無し
      • 2024年 10月 25日

      ゼレンスキー氏とプーチン氏を比べるのはロシア国民に失礼かもしれませんね。

      西側のプロパガンダを抜きにした場合、ソ連崩壊で破綻し掛けたロシアを立て直した今世紀でも片手の数には入りそうな政治指導者かと。

      43
        • たむごん
        • 2024年 10月 25日

        ソ連崩壊後のロシア、マルボロが通貨になるような破綻国家でしたからね。

        エリツィン大統領時代、1998年ロシア国債デフォルトに仰るようになりましたし、プーチン大統領よく立て直したなというのが素直な感想です。

        33
    • うくらいだ
    • 2024年 10月 25日

    10月23日の記事でセリダブの建物にあったロシアの旗はドローンにしては綺麗に掲げられていたんですよね。もしかしたら、偵察部隊が置いてかただけかもしれないですね。チャシブヤールでも似たような状況からの突破がありましたので、偵察部隊が簡単に浸透していけるくらいにはウクライナ軍の密度がない。薄く引き伸ばされているか、防衛ラインが隙だらけなのかもしれないですね。

    14
    • 2024年 10月 25日

    ロシアが攻勢を再開するまでに半包囲を進めてきて、四方からの攻勢を開始した結果がこれであるから順当では?
    今の時点で安全に動ける連絡路が一つだけでそれもドローンと砲兵の管制下、hoi2的いえば逃げられるプロビ一個になるまで包囲されてから支援攻撃受けまくりからの正面攻撃だから抑えきれる状態ではない
    順当な崩壊だと思うけどね、兵力不足なんてずっと言われてる事であるしウクライナ軍は逃げたのかそもそもいなかったのか

    6
    • マンゴー
    • 2024年 10月 25日

    こういう戦場の霧を想像するのが楽しくて、記事を追っ掛けてるような気がする
    というかウクライナ=ロシア戦争の面白さってそこにある
    SNSとかこれだけ情報技術が発達しても全く分からないのが余計に

    12
    • J
    • 2024年 10月 25日

    毎回ローテーションが狙われてるので
    今回も内通者から情報が漏れたのでは

    5
    • ためいけ
    • 2024年 10月 25日

    兵士は通信許可エリアならスマホで世界中のSNSを見れちゃうんだよね。

    とあるウクライナ人兄弟は日本でゲームして大食いして勇ましいこと言いながらも、金送ってるから!国が許さないから!と遠い島国で安全に暮らしているのを彼らは知ってる。
    外国にいるスポーツ選手も、ウクライナを助けろと言ってくれるのはいいが結局戦わず命をかけずに平和に暮らしている。

    終わるかわからない戦いで命を賭ける意味が本当にあるか、疑問に思うだろうし、もう盛り返せないのはわかっているから撤退に次ぐ撤退でしょう。
    唯一モチベがあるのは戦果を出せば出すほど報奨金がもらえる類の兵士か。恩赦が待っている囚人兵だけ。

    8
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  2. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  3. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  4. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  5. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
PAGE TOP