ウクライナ戦況

提供決定から約1年、待望のF-16がウクライナに到着

Bloombergは31日「7月下旬にF-16がウクライナに到着した」と報じており、遂にウクライナは待望の西側製戦闘機を手に入れた格好だ。但し、海外メディアやディフェンスメディアは繰り返し「F-16は戦争の流れを変えるゲームチェンジャーではない」と警告している。

参考:Ukraine Gets First Delivery of F-16 Fighter Jets After Long Wait

F-16は魔法の杖ではないので周りが期待値を煽らない方が良い

オランダのオロングレン国防相は今年3月「ウクライナへのF-16納入を夏に開始できると確信している」と述べていたが、Bloombergは31日「NATO加盟国からウクライナにF-16が到着した」「この件に詳しい匿名の関係者はウクライナへの移送期限は7月下旬で約束は守られたと述べた」と報じている。

出典:U.S. Air National Guard photo by Tech. Sgt. Hollie A. Hansen/Released

因みにBloombergは今月12日「今夏にF-16がウクライナに到着して飛行を始めるが、その数は当初の期待よりも遥かに少ない」「ある関係者は年末までに1個飛行隊分(15機~24機)のF-16を配備できるようになるかもしれないと述べた」「別の関係者は夏に6機、年末までに最大20機のF-16をウクライナは受領する予定だ」と報じたことがあり、7月末までに引き渡されたF-16は両手で数えることが出来る範囲だろう。

シルスキー総司令官はGuardianのインタビューに応じた中で「まもなく配備されるF-16は巡航ミサイルの迎撃に対して効果的で、地上目標を正確に攻撃できるようになる。但し、F-16が達成できることには限界があり、撃墜されるリスクを回避するため前線から40km以上離れて運用する必要がある」と述べており、当面は前線から離れた空域で防空任務に使用される可能性が高く、海外メディアやディフェンスメディアも繰り返し「F-16は戦争の流れる変えるようなゲームチェンジャーではない」と警告。

出典:U.S. Air Force photo by Master Sgt. Tristan McIntire

米空軍のケルツォウ大佐も戦略国際問題研究所に寄稿した中で「操縦訓練を受けただけのウクライナ人パイロットが直ぐに実戦で大きな役割を果たすわけではない。西側の技術と戦術に精通したイスラエル空軍ですらF-16を実戦投入まで約1年(イラクの原子炉爆撃)かかり、複雑な戦闘機に慣れるまで1年待つことを選択したのだ。その余裕がウクライナ人パイロットには無いため実戦で経験を積むしか無く、2025年までF-16に大きな役割や期待を抱くべきではない」と指摘したことがある。

関連記事:ウクライナはF-16を何機受け取るのか? 夏に6機、年末までに最大20機
関連記事:F-16は魔法の杖ではない、2025年まで大きな期待は抱かない方がいい
関連記事:ウクライナのF-16導入、パイロット養成が機体の提供数に追いついていない
関連記事:ウクライナ人パイロットは数ヶ月でF-16を飛ばせる、但し飛ばせるだけ実戦は別

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Karla Parra

ロシアの兵士募集にかかるコスト、契約一時金が約20倍に跳ね上がる前のページ

KC-46Aで新たなカテゴリー1の欠陥、燃料ポンプの振動が原因次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ブダノフ中将、今後数ヶ月以内にクリミア大橋が破壊される可能性がある

    ウクライナ軍のシルスキー総司令官は海外紙とのインタビューの中で「クリミ…

  2. ウクライナ戦況

    バフムートの戦い、ロシア軍が戦術的に重要なクリシェイフカの高台に迫る

    バフムート方面についてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも、ウク…

  3. ウクライナ戦況

    オランダ首相、イタリアが自走砲をウクライナに送ると決めたと明かす

    NATO首脳会議に出席したオランダのルッテ首相は「イタリアも自走砲をウ…

  4. ウクライナ戦況

    アウディーイウカ市街は包囲寸前、ロシア軍が北西郊外に支配地域を広げる

    ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日午後「ロシア軍の支配…

  5. ウクライナ戦況

    侵攻892日目、ロシア軍がチャシブ・ヤール市内に支配地域を広げる

    DEEP STATEとRYBARはドネツク州コンスタンチノフカ方面につ…

  6. ウクライナ戦況

    侵攻896日目、ロシア軍はドネツク州ポクロウシク方面の複数方向で前進

    DEEP STATEは7日夜「ロシア軍がポクロウシク方面とコスティアン…

コメント

    • tjmd
    • 2024年 8月 01日

    F16の最新鋭装備供与にアメリカが同意したって話出とるね
    HARMがフルスペック運用できるならロシアにとっては厄介であろうし
    ターゲティングポッドも供与されるなら攻撃精度もあがる
    損害を劇的に減らした曳航式デコイもあるならなお良し

    16
      • どねつくぼうし
      • 2024年 8月 01日

      SEAD/DEADのような対防空網制圧任務にはHTSといった機材提供以上にデータライブラリにどこまでアクセスできるかが重要になります
      アメリカから見て信用度の低いウクライナにそれをどれだけ開示するか?という点は考慮する必要があるかと

      37
      • 名無し
      • 2024年 8月 01日

      素人がHARM持ってても無意味でしょ。
      HARMは、HARMを警戒してレーダーの電源を切っている対空ミサイル部隊指揮官に対して、レーダーONを強要させる駆け引きが必要で、ハードウェアなんかより、敵指揮官との知恵比べ部分が難しい。
      会話したこともない敵指揮官が、何を許容して、何を許容できないか、大局観を持って流動的な現場ごとに見極められないと、敵指揮官にレーダーを起動させる動作を引き起こすことはできない仕事。

      13
        • 名なし
        • 2024年 8月 01日

        確か湾岸戦争でHARMが面白いように活躍したのは、トマホーク乱舞で停電が起きて防空システムのネットワークが一時的に遮断され、その状況下で囮の無人機が飛び交ったせいで、各サイトが自前のレーダーを次々に起動したから、だった気がする。

        HARMがあれば大活躍、ではなくて、どのような目的でどのような兵器を組み合わせて使うか?と言う総合的な(統合的な)作戦の立案と実行能力が問われていると思う。

        12
        • れんちゃ
        • 2024年 8月 03日

        そもそもウクライナは素人ではないよ既に何度もHARMを使っている実戦側。むしろ不可能と言われた東側機体のまま西側装備を使うというアクロバットまでやってのけてる人たち。そして、次の段階である程度の本来のHARM環境でどういう差がみられるか&どういう改修が更に必要かを見るターン。
        ウクライナはソ連の装備を作ってた所なんで、そこらの装備を買うだけの国とは全く違うと見るべきかも。ロシアやイランのドローン兵器戦術もあっという間にパクられてあちこちで反撃食らってるでしょ?挙句、地対艦ミサイルも海上ドローンも改良されてロシア艦隊の方が黒海から逃げる始末…ロシアがなんとかなってるのは国力差と、弾圧的な政治体制のお陰だよ。普通の国なら一度仕切り直してる。

        3
      • VRTG
      • 2024年 8月 01日

      1999年のセルビアではSA-6(保有数22)に対して389発のAGM-88を発射しましたが、撃破を確認できたレーダーは1基だけです。
      その命中率はわずか0.3%。
      旧式のSA-3(保有数14)に対しても、200発あまりを発射して、撃破確認できたのは10基程度です。

      制圧目的で疑わしい目標にも積極的に発射したなどの点は考慮すべきです。
      レーダーに命中しなかった場合でも、発射機や装填機、人員等にも被害があったでしょう。
      なによりも、敵レーダーを沈黙させて味方機の安全を確保できたので作戦としては成功でした。

      ただ、純パッシブシーカーのみでは、高い命中率を期待できない証明でもあります。
      GPSを追加しても、発射前の測定精度に制限されます。
      レーダーの発振を止め、デコイを使うのも有効です。
      ロシア製SAMに多い自走能力を持ったレーダーでは、無線封止後に移動するという手段もあります。

      NATOならストライクパッケージの防御用SEADでも大きな問題はないかもしれません。
      ですが、今のウクライナに必要なのは、敵レーダーを短時間停止させるだけのSEADでしょうか?
      或いは、陸自中SAMと三沢F-16(WW)の演習のように、SAMレーダー停止中に距離を詰めてJDAM等で仕留めるというのは、ウクライナに取りうる手段でしょうか?

      8
        • 名なし
        • 2024年 8月 01日

        HARM前提なら、敵レーダーを如何に「起動」させるか?だと思うけど…

        1
    • hogehoge
    • 2024年 8月 01日

    総司令部でも対CMに効果的という認識では、やはりというか、ウクライナはF16に過剰な期待をしてますね。
    F16のブロック50相当改修程度だとAN/APG-68という機械式旧式レーダーですし、巡航ミサイルの撃破以前に探知から出きるのか微妙という。
    運が良ければ探知できる?というレベルでしょう。

    まぁ戦闘機以上の目標は探知できるでしょうし、AIM120も使えるので、戦闘機やヘリなどは狩れると思いますが、巡航ミサイルやUAVを狩るのは難しいかと。

    15
      •    
      • 2024年 8月 01日

      >巡航ミサイルの撃破以前に探知から出きるのか微妙という。

      えーと
      探知できない根拠が意味分からないんですが
      F14のアナログシステムの頃からして巡航ミサイル対応は想定されてますし、日本のF15でも
      そもそも機械式ってなにを仰ってます?
      デジタルレーダーでも首振りなら機械式?
      AESAでないと巡航ミサイル探知できないって意味?
      機械式とか探知できない意味が分からないので教えて欲しい

      22
        • 名無し
        • 2024年 8月 01日

        横からですが以前ここの記事で米空軍高官がAN/APG−68搭載のF-16は巡航ミサイル対処能力がゼロに等しいと発言してるのを取り上げた記事を取り上げてましたよ

        19
          • Masari
          • 2024年 8月 01日

          『AN/APG-83を搭載したF-16が増加、米軍仕様と輸出仕様では異なる点も』の記事のことでしょうね

          ウクライナに提供されるF-16AMはAPG-68ではなくAPG-66(V)2だった気がするので、APG-68で巡航ミサイルがダメなら初期型相当と言われているAPG-66(V)2もかなり厳しいと思います

          というかそもそも巡航ミサイルのRCS自体がちょっとしたステルス機並みで、おまけに低空を飛行するからロシアのS-400はおろかアメリカでも容易には探知出来ない

          とは言え、散々言われてる通りF-16も所詮アセットの一つでしか無いので、固定レーダーや支援国のAEW(AWACS)と連携すれば探知・迎撃自体は出来るでしょうし、何よりフルスペックのHARMやARHのAMRAAMが使えるようになったりALCMの発射プラットフォームも増えたので、数はともかくようやく質の面ではロシアの航空戦力と対等に戦える状態になったんじゃないでしょうか

          11
            • Masari
            • 2024年 8月 01日

            ところで該当の記事のコメント欄を見ると、今と違ってみんな技術的な話をしてて懐かしくなりますね……

            25
              • 名なし
              • 2024年 8月 01日

              お気持ち表明の場になりつつある…
              一読者としては誰かが言っていた様に、少なくとも具体的な話が聞きたいが…

              14
            • 名無し
            • 2024年 8月 01日

            >>固定レーダーや支援国のAEW(AWACS)と連携すれば探知・迎撃自体は出来るでしょうし
            開戦初期からよくNATOのAEW機が飛行してウクライナの空域をカバーしてウクライナ軍の迎撃態勢を支援してる、という話はそこら中で言われてましたが実際のところどうなんでしょう
            日本の場合だとジャッジシステムという高度な警戒管制システムがあり、E-767をジャッジシステムに連結、ミッションコンピュータを大金かけて改修、迎撃要員のF-15JにJ/ASW-10を搭載してジャッジシステムのデータを取得できるよう改修、巡航ミサイル対処能力を持つAAM-4Bを運用、という形で巡航ミサイルへの対処能力を確率してますが

            ウクライナはジャッジシステムのような警戒管制システムをそもそも運用しているのか(調べても出てこない)、運用しているとしてウクライナのF-16はその警戒管制システムが得た情報を受け取るデータリンク装置を搭載しているのか(J/ASW-10のようなもの)、NATOのAEW機はウクライナの防空システムにソフトの面で介入できているのか(機体側を改修しなくてもできるの?という意味で)、ここら辺が気になってます

            5
              • Masari
              • 2024年 8月 01日

              F-16は標準でLINK16に対応しているのでその辺は大丈夫だと思いますよ
              (というか戦術データリンクに対応してないならMig-29とかで良い…)

              1
                • 名なし
                • 2024年 8月 01日

                横。

                link16対応って基本的に単なるフォーマットだから、それを利用するC4Iシステム(空自ならJADGE、NATOならNADGE)があるんかいな?
                って話じゃないのかな?
                加盟もしていないのにNADGEに連接なんてしないと思うので…

                5
                • hogehoge
                • 2024年 8月 01日

                LINK16で警戒レーダーからF16blk50が情報支援を受けてたとして、データリンクの中身は大体その辺りに居るよというだけものなので、F16blk50は自身のレーダーで直接探し直す必要があります。
                (これを改善するのがNIFCAの中核となるCECなど最新データリンクですね)

                ただ、戦闘機のレーダーでCM(巡航ミサイル)の探知に対応出来ると断言出来そうな製品の黎明は2000年以降ぐらいから割と最近の話です。
                日本のF2に搭載される初期型AESAレーダーのJ/APG-1でもCM探知は厳しい。

                そのため2000年以前のものは、CMは情報支援を受けた状態でも見つけられたらかなり運が良いなぁ程度の性能で、まぁぶっちゃけパイロット個人の山勘頼りです。

                9
      •   
      • 2024年 8月 01日

      ウクライナ空軍は巡航ミサイル迎撃にmig29を使用し、インタビューが何か動画もみた記憶ありますけど
      F16は劣りますか

      6
        • れんちゃ
        • 2024年 8月 03日

        実際にどれだけの事がやれるかを知りたい方が強いかと。
        現有航空機で出来る事が出来るのか出来ないのか、出来ないとすれば何故か?出来たらどれくらい差があるのか。
        あとはロシア側のパイロットに動揺が広がる方が好ましいんだよね。あるとないでは話が違うんですよね。
        徹底的に過小評価する向きってのは素人だから許されるのであって、軍では敵の過小評価は愚か者がやる事となってます。
        そうなると…想定的には乱用されている空爆ミッションを吟味する必要も出てくる。
        突然奇襲を食らって撃墜されたなんて話が出回ると、それだけで動揺が広がってしまうんですよ。やる方は命かかってるんで。

    • たむごん
    • 2024年 8月 01日

    期待値が上がりすぎると、リスクの高い、パフォーマンスのような任務に使われかねないなと。

    教導隊としての役割も出てくるでしょうから、(抑止力を含めて)着実な成果の見込める任務に使うべきでしょうね。

    11
      •   
      • 2024年 8月 01日

      教導隊、アグレッサー部隊の役割を相当誤解していそうな感じですね
      F16の運用や訓練法は確立されているんで外国で教わればいいだけでは?

      15
        • たむごん
        • 2024年 8月 01日

        ゼレンスキー大統領、128機必要って言ってるんですよね。

        他国が、F35に更新している事を考えれば、他国に依存(順番待ち)していては、なかなか訓練の空きは回ってこないだろうなあと。

        (2024.07.10 ゼレンスキー大統領、ロシア空軍に対抗するには128機のF-16が必要と言及 航空万能論)

        7
          •    jew
          • 2024年 8月 01日

          教導隊の話なんですケド

          2
          •   
          • 2024年 8月 01日

          教導隊の話しなんですけどネ

          5
            •    jad
            • 2024年 8月 01日

            ああ
            たむごんさんは教導隊と教育隊を勘違いしてたのか
            似てますが違うものですよ

            12
              • たむごん
              • 2024年 8月 01日

              仰る通りです、教育隊と書いたつもりでした。

              ご指摘ありがとうございます!

              13
                • 通りすがり
                • 2024年 8月 01日

                おっしゃるとおりなら、タイポではなく勘違い

                3
                  • たむごん
                  • 2024年 8月 01日

                  教育隊の『趣旨で』と書いた方が、誰が見ても分かりやすかったですね。

                  3
              • TKT
              • 2024年 8月 01日

              まあ単に一般名詞として教導隊という場合は、必ずしも航空自衛隊の飛行隊に限らない、日本陸軍の教導飛行師団とか、ドイツ国防軍の教導機甲師団、パンツアー・レーアとかいろいろあるでしょう。教導団というのもありました。

              アメリカ空軍のアグレッサーというのも、アメリカ海軍ではアドヴァーサリーと呼んでいたり、英語でも表現はまちまちです。

              いずれにしても、ロシア空軍の方は数少ないF-16を最優先の攻撃目標として狙ってくるでしょう。果たしてそれを逆に返り討ちにできるかは、使い方次第です。

              5
                • 通りすがり
                • 2024年 8月 01日

                いずれにしても、通常の基礎訓練を行う部隊ではなく、高度な訓練や特殊な任務を担う部隊であって、教育隊とは別物じゃないでしょうか?

                そもそも、「悪い、勘違いしていた」で済む話を何故「書き間違えただけ、オレは知ってたんだけどね」にしたいのでしょうか?

                上のコメントにも関連しますが、詳しい人がますますコメントを控えたり離れていってしまわないか心配です。

                14
        • れんちゃ
        • 2024年 8月 03日

        現地で実際に構築してみないと問題点のブラッシュアップが進まないのでは?なんでいきなり大規模な機数を受け入れられるという人がこんなに多いのだろう…パイロットの育成は無理無理言うのにスタッフや現地整備の話だとなんでこんなに軽くみられるのかが謎だ。
        ロシアはなんで数百機の戦闘機をウクライナに向けて一度に飛ばさないんだ?くらい無茶苦茶な話だ。

      • NIVEA万能論
      • 2024年 8月 01日

      現状でまずやりそうなのは首都上空のパレード飛行ですかね。
      これなら5機程度を飛ばせれば十分だし、撃墜されるリスクもない。
      というかそれ以上の事はあまり出来なさそうなんですが。

      11
        • その発想はなかったわ
        • 2024年 8月 01日

        🇺🇦カラーのF-16が見られるとは胸が熱くなるな。
        当面は巡航ミサイル狩りじゃね。まだ早期警戒機がないから、F-16が空飛ぶレーダサイトになる。

        3
          • kitty
          • 2024年 8月 01日

          どういう塗装ですかw>ウクライナカラー

          オーストラリアの演習で、洋上迷彩のF-2は、現地軍オタの目を引いたようですが。

          1
            • たむごん
            • 2024年 8月 01日

            パレード飛行に活用は、無難なうえに、士気向上も見込めそうですね。

            2
              • kitty
              • 2024年 8月 01日

              一方、ロシアは爆撃機のエスコートに使った。

              >一体なぜ? ロシア空軍の曲技飛行隊ロシアンナイツの派手な塗装の戦闘機が爆撃機を護衛して日本海に飛来

              1
            • ゼレンスキー豆腐店
            • 2024年 8月 02日

            ちょっくら豆腐配達してくるわ、な🇺🇦カラー。

            1
          • Easy
          • 2024年 8月 01日

          巡航ミサイル狩りと言っても、何を使って狩るの?という問題が。
          貴重な対空ミサイルをシャヘドに使ってたらコスト負けですし。地上スレスレを飛ぶkh-101系統は、果たして旧式のミサイルのシーカーでちゃんとロックオン出来るのかどうか。高価な最新式を使うのであれば、在庫が持つのかどうか。
          コストが問題となるこの戦場で、結局また高コストの迎撃手段が増えただけ、となっては本末転倒です。

          9
            • AIM-120
            • 2024年 8月 01日

            AIM-120のシーカが旧式というほど古いかなぁ。
            地上スレスレのミサイルへの対応は上空にいるF-16のSAMに対する優位点だと思う。先に見つけてデータリンクでSAMに知らせてもいい。これはドローンを先に見つけて対処時間を確保するという点でも役に立つ。

            1
            • hogehogehoge
            • 2024年 8月 01日

            wikiを信じると、F16AMはAPG-66とある。
            55.6km(ルックダウン 戦闘機大の目標)とあるな。
            早期警戒機がないと巡航ミサイル対応は、不可能じゃないけど索敵範囲的に難しいかな。キエフ限定なら別だけど。  巡航ミサイルは発見できてルートさえ判れば、スティンガーでも落とせるから。AIM120+F16の組み合わせはコスト的には避けたい。

            4
              • ななし
              • 2024年 8月 02日

              トマホークでRCSは戦闘機の十分の一とかなんで対巡航ミサイルだとルックダウン で5~6kmという事になりますね
              ほぼ目視索敵と変わらないレベル、外部センサーとの情報連携がないと攻撃以前に発見困難でしょうね
              しかも多くの巡航ミサイルは地形追従飛行しますからより発見困難でしょうね

        • ak
        • 2024年 8月 01日

        今のウクライナで、首都で呑気に軍事パレードとかしたら、一部の特権階級以外からは非難しかされなさそうな気がするんですが。
        北朝鮮のクーデター未遂事件(事前に発覚したらしいですけど)のように、パレード中に大統領席に砲身が向いたりするかもしれませんが、どうするんだろうなぁ。

        6
    • 匿名希望係
    • 2024年 8月 01日

    MIGやSUに使っていたミサイルのプロファイルいじらないでも使えるのがメリットでは?
    あと供給ミサイルはフルスペックで使える点(レーダーや制御コンピュターによる)

    2
    • マダコ
    • 2024年 8月 01日

    F-16も、ほんの二年ほど前までは、メディアでもゲームチェンジャー扱いでしたが、やっとそうではないと学習したようですね。
    エイブラムスやレオパルドがゲームチェンジャーだった日が懐かしい。あの頃は、自衛隊関係の面々も少しの西側戦車で、ロシア戦車を壊滅できるような凄い談話を真顔でしていたような記憶があります。実戦させたら、こちらが壊滅しそうだと不安になったものです。ゲームチェンジャー論も、反転攻勢のあたりから雲行きが怪しくなった感じだったかな?

    38
      • nk
      • 2024年 8月 01日

      仰る通りかと思います、ゲームチェンジャー等というものは存在せず単なる願望の類の話だと思います。無論F-16も無いよりあった方が当然良いが特に戦況への影響は無いのは記事の通りかなと。
      今回進化というか適応したなと思うのはロシアでいうと滑空爆弾やバイク戦術、戦車への追加装甲、ドローンによる偵察や攻撃、なにより偵察ドローンでの着弾観測に及び上空から俯瞰して戦場を見ながら指揮する所がロシアが戦場に順次適応しているなと思う所。
      ウクライナ側もドローン関係と、ハイエースが強みなのかなと思うがそろそろ無限ハイエースも厳しい感じに見えるがどうするんでしょうね。

      22
        • NHG
        • 2024年 8月 01日

        >ドローンによる偵察や攻撃、なにより偵察ドローンでの着弾観測に及び上空から俯瞰して戦場を見ながら指揮する所がロシアが戦場に順次適応しているなと思う所。

        このへんはウクライナ軍のほうが早く実行して、初期ロシア軍相手に大健闘できてたんだけどね

        7
        • マダコ
        • 2024年 8月 01日

        確かに、ロシアの順能力は目を見張るところがありますね。それも、やはり兵器のバリエーションから来る懐の深さというか、引き出しの多さというか。
        今回の戦争ではっきりしたのは、兵器のバリエーションの多さと数こそが、軍の「質」なのだなぁと思いました。

        6
      •    
      • 2024年 8月 01日

       私自身、西側の戦車が無双する可能性があると考えていたので、笑えない。対戦ヘリを使えば対応できるかもと思っていたけど。
      まさか、地雷に対して、ほぼ無策だったとは。
       西側は反抗作戦が大成功する前提だったので、失敗して以降は、一年以上、後手に回った。大反省点。マルチシナリオではなく、シングルシナリオ、運命論なのは、典型的なダメ組織の特徴。

      6
        • マダコ
        • 2024年 8月 01日

        だいたい出てきた話が、支援もなく戦車対戦車という話だったのも少々おかしかったですね。ロシアほどの軍事大国となると、兵器のバリエーションが多く、支援の形も色々とあるため、ただやられるというのは、専門家ほど考えてはならない事かなと思いました。今や、どんな兵器でも、支援もなければあえなくやられてしまうでしょうし。アメリカ等の対弱小国戦に見られる、支援がない状態の兵器を各個撃破するような展開を、対ロシアで想像するのは、専門家としてヤバいという感じで見ていました。

        9
    • 58式素人
    • 2024年 8月 01日

    他所の記事によると。
    現在の搭乗員の数は、6名とのこと。
    それで搭乗員数から見て運用可能は、現在、3機とのこと。
    F16は、今時点では象徴的なものになるのでしょうね。
    まだまだ時間(とお金)が必要なのでしょう。

    11
    • ポレ
    • 2024年 8月 01日

    運用できる空港が限られてる上に
    全土がロシア軍のミサイルの射程圏
    どうやって運用するのか興味深い

    31
    • 匿名
    • 2024年 8月 01日

    今でもたまに東欧から供与されたミグやスホイがほぼ飛び立つ端からロシアの地対空ミサイルの餌食になってなかった?

    6
      • NHG
      • 2024年 8月 01日

      それはないんじゃないかな
      地上破壊が多いとは言われてるけど飛び立つそばから破壊できる圧倒的な能力を露軍はもってないはず

      11
      •    
      • 2024年 8月 01日

       s300の一部とs400は最大射程400キロだから、運の悪さと油断が重なると、やられる可能性はありますね。

      5
        • 名なし
        • 2024年 8月 01日

        可能性はゼロではないけど…
        A50の数が減った上に、後方へ下げちゃったんでね…
        A50の配置が一つの目安になるのでは?

        3
        • れんちゃ
        • 2024年 8月 03日

        射程があっても狙えないのはレーダーが見える地平線は限られてるからなんですよ。
        だから無理してでも高度な哨戒機を前線に張り付けてたんですが、やられちゃってるからね…
        F-16を意識して再び前に出すのをまた狙われる懸念もありますね。

    • 期待
    • 2024年 8月 01日

    懸賞金が掛かってるからロシア軍の対空部隊やSu-35のパイロットはF-16が
    前線に出て来るのを待ってるでしょう
    「見せてもらおうか、ウクライナ軍のF-16の威力とやらを」

    8
      • れんちゃ
      • 2024年 8月 03日

      ミサイル発射しただけで実際は落とせてなくても落としたと言い張りそうなロシア。どこかで落とされても落とされてないって言い張りそうなウクライナ。飛び交う噂は滅茶苦茶なことになりそう…

    • F16
    • 2024年 8月 01日

    懸賞金が掛かってるからロシア軍の対空部隊やSu-35のパイロットはF-16が
    前線に出て来るのを待ってるでしょう
    「見せてもらおうか、ウクライナ軍のF-16の威力とやらを」

    1
    • ざる
    • 2024年 8月 01日

    最近ランセットなどで前線近くの航空機破壊が目立っていたので、貴重なF-16を前線近くには配備しないでしょう。
    しないよね…?

    10
    • BAKA
    • 2024年 8月 01日

    昔、ドイツが破壊されるのを解っててもUボートを出撃させてた
    理由は、イギリス海軍に餌を与え少しでも本土への攻撃をそらすためだとか
    F16を落す為にロシアがかなりの偵察ドローンを飛ばしてると言ってました
    ウクライナもF16のデコイを作ってる映像が流れてますので
    ミサイル攻撃をF16を落す為に使わせてしまえば、ロシアのミサイルを
    ウクライナ兵から逸らす事が出来るのでしょうか?

      • れんちゃ
      • 2024年 8月 03日

      実際の所、F-16を引き渡したという話でF-16の存在を都市郊外のあちこちに匂わせたり、基地を点々とさせるだけでも、敵の攻撃や調査力は散漫になるんだよね。
      それは大量の防空ミサイル提供と同じくらいの効果を持つのかも知れない訳ですね。
      大体、本格導入の前に受け入れの初期テストだってしなきゃならんのですよ。パイロット育成はあれこれ細かく言うのに受け入れ態勢の段階的構築には無頓着な人が多いというのもなんとも…
      そして、何故か知らないが、航空機を渡したら航空機が作戦だけで大戦果をあげないといけないという人が結構出てしまう。

      あと、F-16と言ってもその価値は様々だしね。末となると撃破されてもそこまで痛くない程度の練習に使えるかな?みたいなF-16だってある訳でして…当然、虎の子と呼ぶべき貴重なF-16もありえる。F-16という名前だけでなんかもうイメージが暴走してる趣もありますね。初飛行1974年なんで、そりゃピンからキリまで機体で差があるんだけどもね。まさか最新ロールだけでそろえて届くなんて事を思ってるなんてことはないと思いますが…海外のライター陣とかも意識し過ぎなんじゃないかと思う。重要なのは中身であって、名前じゃあないですよね。

    • cosine
    • 2024年 8月 01日

    攻撃での運用はまだまだ先で当分は防御での運用になりそうですね
    それならば少数でもそれなりにはできることですので

    1
    • 鼻毛
    • 2024年 8月 01日

    米軍規格の秘密兵器みたいなのをこっそり搭載してなんか面白い作戦をやったりしないか期待してます

    1
    • ku
    • 2024年 8月 01日

    みなさんF‐16がウクライナで戦力になるかということに興味があるようですが、ハッキリ言ってしまえば短期・中期的にそれは期待できないでしょう。今、F‐16がウクライナにあるという政治的意味の方がが大きい。

    1
    • れんちゃ
    • 2024年 8月 03日

    最初から魔法の杖なんてことは言ってないんだけどね。
    最低限これくらいは補強としてなきゃいけない代物だったってだけで…おかげで反攻作戦を自走砲の弾も戦端向けの対空ミサイルも越境してくる敵を脅かす航空補助もなしなかなり無茶な状況でやらされてたってだけの話。

    むしろ、僅かな数の引き渡しも満足に進んでいない戦車を魔法の杖扱いしてた事をなかったことにした流れを流石に学んで、今回は控えめになってるとでも見た方が良いのかも知れない。
    かなり乱用されている現有の機体はいつかは限界を迎えるし、国外での教習でも余裕が無いって話なんで、国内教導体制を作ってパイロットや関連エンジニアを作っていく必要もある。即戦場で大戦果を挙げ続けてロシアを国境まで押し戻せるみたいなのはそもそも話題に上ってる方がおかしい話というか…何段階もすっ飛ばして、間の話を完全に無視してるよね。

    1
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
  2. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  3. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
  4. インド太平洋関連

    米英豪が豪州の原潜取得に関する合意を発表、米戦闘システムを採用するAUKUS級を…
  5. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
PAGE TOP