DEEP STATEとRYBARは29日「ロシア軍がトレツク方面とポクロウシク・クラホヴェ方面で前進した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がクラホヴェ西郊外の住宅地でロシア軍を攻撃する様子が登場し、市内中心部を制圧したロシア軍がクラホヴェ火力発電所に向けて急速に前進している。
参考:Мапу оновлено
参考:Хроника специальной военной операции за 28 декабря 2024 года
クラホヴェ火力発電所は状況次第で直ぐに陥落するかもしれない
DEEP STATEはトレツク方面について「ロシア軍がトレツク市内で支配地域を広げた」「ロシア軍がネリピフカ集落の大部分を占領した」「ロシア軍がノヴォレクサンドリヴカ周辺で支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴェ方面について「ロシア軍がダチェンスケの北郊外に前進した」「ヴォフコヴェ集落全体がグレーゾーンに移行した」「ロシア軍がノヴォジェリザヴェティフカ方向に前進した」「ロシア軍がノヴァシリウカ集落内で前進した」「ロシア軍がシェフチェンコ集落内に侵入した」と報告。
RYBARも「ロシア軍がシェフチェンコを占領した」「ロシア軍がクラホヴェ火力発電所敷地内に前進した」と報告、さらにDEEP STATEの評価とギャップが大きくなっていたT-0515沿いやノヴォレ二フカ周辺についても前線位置を大幅に更新し「DEEP STATEの報告」に合わせてきた。
視覚的にもウクライナ軍がクラホヴェ西郊外の住宅地=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子が登場し、市内中心部を制圧したロシア軍は急速に西郊外の火力発電所に向けて前進している可能性が高い。この火力発電所は比較的規模が大きいものの、既に火力発電所よりも標高が高いスターリ・テルニーを抑えられ、いつゼレニフカ方向からN-15が物理的に遮断されても不思議ではないため、状況次第で直ぐ陥落する可能性もある。
DEEP STATEは他にも「ウクライナ軍がクルスク方面クルグレンコー付近でロシア軍を押し戻した」「ロシア軍がクルスク方面ポグレブキの西で前進した」「ドネツク州チャシブ・ヤール方向のフリホリフカ集落をほぼ支配している」と報告したが、戦況マップへの落とし込みは管理人のリソース不足のため見送ることにした。
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※アイキャッチ画像の出典:53 окрема механізована бригада імені князя Володимира Мономаха
クラホヴェ火力発電所で粘るならば、よくて捕虜、全滅が前提の作戦になりますからね…。
後方の防衛も、ヴフレダル~クラホヴェ周辺での消耗具合が壊滅ですから、部隊再編できるのか疑問に感じています。
ウクライナ軍は、早めに後退して後方で部隊再編制、相手に出血を強要するような作戦を想定していないのでしょうね…
追記です。
ネリピフカ北側、線路が蛇行しているのが気になったのですが、クレバンビク・カテリニフカの川沿い南北(H20沿い)に、少し高さがあることが分かります。
トレツクを抜けると、北側に少しテリコンのようなものがありますが、地形が平坦のためトレツク北側は防御が難しいことも分かりやすいと思います。
DeepStateMapでご興味のある方は、MAP種類を変更してご覧ください。
おはようございます
クルスク反撃できてて偉い
クルスクで反撃とはウクライナ軍の強い意志を感じる、もはや怖いレベル。
クルグレンゴー郊外はロシア軍が勢いで突出し過ぎた様な気がします
ここは補給路も繋がって無いのでウクライナが維持していた東の道路が勢いで取れなかったら下がるしか無いですね
なので反撃ってより防衛成功が正しいと思います
今までのウクライナ軍は損切が下手で半包囲されても強引に退路になる道路を維持し続けながら抵抗するて印象だったのですけど、直近のウスペニフカポケットとマカリフカ包囲の末路を見ていると今のウクライナ軍は包囲機動を仕掛けられた際に退路になる道路を守り切る戦闘能力が失われており単に包囲されて撤退不能なっているだけに見えるのですよね
損切が遅いせいで損害が嵩み部隊の弱体化した事で損切しないといけないラインが更に前進するも損切は下手なままなので更に大きな損害を招く悪循環になっています
クラホヴェの火力発電所内で既にロシア軍が定着していると思しき映像も出てきているため、このまま守り続けるのも難しいでしょうから年明けには撤退でしょうね
テルニーでもロシア軍が渡河して対岸に攻撃を仕掛けているという話が出てきているほか、ポクロウシクも野砲の射程圏内に入って市内に砲撃が行われている様子もアップされていますから、来月辺りからポクロウシク攻略が始まって春頃にはドニプロ州に侵攻ですかな
地図のノヴォレクサンドリヴカに注目している。
トレツクが落ち、その西方の集落も落ちればH-20の左右にはほとんど防御ラインが無い。
ウ軍はタラシフカとトレツクの間10数キロの幅に増援部隊や新たな防御ラインを構築する余裕はなく、簡単に落ちてしまうのではないか。
また、露軍はディミトロフ東方でも504に到達できるルートを探しているように見える。
露軍の主力はドニプロに向かうと言うような話もあるが、504を寸断して東西に展開していくのが王道に思うがどうだろうか。
リソース不足も何も、無料で見れるサイトなのに毎日のように情報を取捨選択して、どこよりも詳しくMAPを作っているだけで頭下がるんですがそれは。
グーグルマップの航空写真を見る限り、両方の戦線とも遮る物も拠点化できそうな建物もあまり無いのがな。
クラホボの火発、ウ軍は放棄、撤退の模様の由。何人が脱出できることだろう?
クラホヴェが火力発電所も含めてもうダメな感じですが、いつの間にかチャシブ・ヤールももうダメぽな感じになっています
市街地北西部にロシア軍が浸透して、市街地内の駅地区まで制圧された模様
>チャシブ・ヤールももうダメぽ
補給のハブとなる都市が落とされるか露軍に取り付かれて機能を喪っていたり補給線が切られたり脅かされていては保ちませんからねえ。
露軍に寝技のように取り付かれ藻掻いているうちに兵力と物資を消耗し後はストンとオチるのみ。まあ変な足搔き方をして関節技を決められバキバキ折られるのもありかな。
クラホボ、トレツク、チャシブヤール、ヴェリカノボシルカなどは松が明けるまでにオチそう。この辺が落ちるとクピャンスクやポクロウスクもいよいよ先が見えるのでしょう。