ウクライナ国防省情報総局のブダノフ中将は12日「ロシア軍の夏季攻勢は既に始まっている」と言及、DEEP STATEも「アウディーイウカ方面のロシア軍はノヴォレクサンドリヴカ方向、ノヴォポクロフケ方向、セメニフカ方向、ネタラブ方向、ネベルズケ方向に前進した」と報告した。
参考:Буданов о ситуации на фронте: сейчас тяжелый период, но никакого армагедона не будет
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 12 июня 2024 года
アウディーイウカ方面の集落内の戦いはノヴォレクサンドリヴカ、ソキル、ノヴォポクロフケ、ネベルズケに拡大
ゼレンスキー大統領やウクライナ軍が「最も状況が厳しい」と言及するアウディーイウカ方面についてDEEP STATEは11日「ロシア軍はソキルとノヴォポクロフケの間で支配地域を拡大した」「ロシア軍がノヴォポクロフケ集落の大部分を占領した」「グレーゾーンがノヴォセリフカ・ペルシャ方向に伸びた」と、RYBARも「ロシア軍がノヴォレクサンドリヴカ集落内の支配地域を広げた」「ロシア軍がソキル集落内に足場を築いた」と報告。
ウクライナ国防省情報総局のブダノフ中将も12日「ロシア軍の夏季攻勢は5月中旬に始まり現在も続いている。状況はベストではないものの(夏季攻勢の)成果を誇張する必要もない」「私は困難な時期を迎えていると確信しているがハルマゲドン(決定的な突破)は起こらない」「我々は(夏季攻勢に)耐え抜いて勝利する」と述べたが、アウディーイウカ方面の状況は悪化するばかりだ。
DEEP STATEは12日夜に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がノヴォレクサンドリヴカと線路沿いの間で西に支配地域を広げた」「ロシア軍がノヴォポクロフケ集落の西端に到達寸前」「ノヴォポクロフケ方向からのグレーゾーンがノヴォセリフカ・ペルシャ郊外に到達した」「ロシア軍がセメニフカの西で前進した」「ネタラブから川沿いのダーチャ方向に前進した」「ロシア軍がネベルズケ集落内に足場を築いた」と、RYBARも「ロシア軍がノヴォポクロフケ集落の大半を占領した」と報告。
ノヴォポクロフケの状況についてDEEP STATEとRYBARの評価がほぼ一致し、ロシア軍はアウディーイウカ方面のほぼ全方向で前進し、集落内の戦いはノヴォレクサンドリヴカ、ソキル、ノヴォポクロフケ、ネベルズケに拡大し、もう間もなくノヴォセリフカ・ペルシャにもロシア軍の手が伸びるはずだ。
因みにDEEP STATEはクラスノホリフカの状況について「ロシア軍が耐火物工場の南市内で支配地域を広げた」と報告、RYBARが主張するロシア軍支配範囲との食い違いが小さくなってきた。
ここを守るウクライナ軍は市内の大通り沿いでロシア軍の前進を食い止めており、街を西側面から回り込む動きも農場付近で停止しているため、クラスノホリフカの状況が直ぐ悪化することはないものの、市内に取り付いたロシア軍を追い払うのは難しいだろう。
さらに興味深いのはDEEP STATEが言及したボルチャンスク市内の状況だ。
DEEP STATEは12日夜に更新した戦況マップの中で「ボルチャンスク市内の前線位置が特定された」と言及して「部品工場」をロシア軍支配地域に変更した。但し、北市内のロシア軍支配地域と部品工場は繋がっておらず、このの報告を見たウクライナ人も「これはどういう意味だ」と首を傾げているが、今のところDEEP STATEは部品工場をロシア軍支配地域に変更した意図を明かしていない。
追記:DEEP STATEはシヴェルシク方面について「ロシア軍に線路沿いに1.2km以上前進して支配地域を拡大した」と報告、視覚的にもウクライナ軍が線路沿いのロシア軍陣地=Ⓐを攻撃している様子が登場しており、DEEP STATEの報告は視覚的証拠に裏付けられたものだ。
さらにロズドリフカ方向=Ⓑでもウクライナ軍の砲撃を受けるロシア軍部隊の様子が確認されているが、これについてDEEP STATEは言及しておらず、足場を築けていない=ロシア軍支配地域に結びつくものではではないと判断しているのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
部品工場が包囲されてるように見えるけど、ロシア軍支配地域と100m位しか離れてないし。なんだこれ?
ウクライナ軍の反撃で周辺のロシア軍が後退して、部品工場に取り残されたか、ロシア軍が攻撃を激化させて新たにその周辺を奪った。奪われた範囲がよく分からないから、奪われたのが確実な工場だけ公表した。ということでは?
どういう事なんでしょう?
ボルチャンスク市街戦、思ったよりも時間がかかっていますし、詳細が気になりますね。
なるほど。これがロシア四軍のうちの一つ、空挺軍か(違う)
部品工場の地下に他所とつながる送水管とか送電線用のメンテナンス通路な地下トンネルが有って、それで外部との安全な連携と補給が取れているんで孤立はしていない。
とかいう理由だったりして。
思ったよりハリコフ方面の反抗は進んでませんね。
各線線から集めた予備をこの方面に集中投入した事で兵力で上回り、西側支援のお陰で同等レベルと聞いてますしロシアの滑空爆弾は命中率が下がっている、さらにロシア領への支援兵器での攻撃も自由となっている状況ですので、2週間ぐらいで国境まで押し返せるものと思っておりました。
正直ウクライナにとって好条件がある程度揃っている状況でこの結果はこの先の見通しを暗くさせます。
失礼
西側支援のお陰で同等レベル
→西側支援のお陰で砲撃も同等レベル
他の記事にあったけど、ロシア側の守備構築への力の入れようが予想以上に早く気合が入っていたみたい。重機を破壊されても数でカバーしたみたいだし。 つまり、ロシア軍がウクライナ軍を簡単に押せないように、ウクライナ軍も簡単に押せない。しかも守備力はウクライナ軍以上の可能性が高い。
判っていたけどハマるしかない悪質な罠にウクライナ軍はロシア軍にはめられている状態。
ウクライナ政府的には、ハルキウへの侵略を止めたとアピールできるけどね。名を取って実を失う状態。
ヴォルチャンスク方面は興味深いですがよく分かりませんね。アウディーイウカ方面は面白い動きがあります。
カルロフカ(カルリブカ)北での前進は、ヤスノブロドフカ(ヤスノヴロディフカ)からのウクライナ軍退路遮断につながるので注目したいです。さらに北のノヴォセロフカ・ペルヴァヤ(ノヴォセリフカ・ペルシャ)方面で前進すれば、ウマンスキー北のウクライナ軍もまとめて包囲できるので大きいです。この戦争で包囲は中々見ないので注目していきたいです。
ノヴォアレクサンドロフカ(ノヴォオレクサンドリヴカ)の半分をロシア軍が掌握したのも面白いです。ヴォズドヴィジェンカに前進すればT-0504線を火力制圧下に置けるはずで、そうなればウクライナ軍の補給状況が悪化します。こちらも同じく注目です。
T504線の先には、野砲部隊がいるみたいなので、ロシア軍がその部隊を動かすことができれば、ウクライナ軍のニューヨーク方面の牽制が甘くなる。 さすがに距離があるから難しいけど。
信用度は不明だけど、ロシア軍・ウクライナ軍の部隊の位置を表示しているサイトがあった。
アウディーイウカ方面のMP。最初は後方に居たのに、いつの間にか、前衛に居て。
いつのまにか消えていた。
どうなったのだろうか。配置転換だろうか。ちゃんと部隊名を覚えておくべきだった...
アウディーイウカ方面は西方への進撃が止まっておらず、貯水池~川(運河)の防衛ラインまで、じわじわ進んでいっていますね。
ウクライナ軍は、この付近、もしくは後方の防衛線がどうなっているのか気になります。
G7首脳会議の首脳、米英仏日独は、来年に中身が入れ替わったり・レームダック化していく可能性が高くなっているんですよね。
イタリア世論も、軍事支援への支持率逆転が言われており、ゼレンスキー大統領が長期戦に賭けている事は心配になります。
ウクライナにとって、(支援国の状況による)なし崩しの停戦になれば、一層不利な条件を受諾する事になるからです…
>去年春は支持する人が多かったものの、秋には差が縮まり、今年4月には、ついに「支持しない」が逆転したのです。
(2024.613 ウクライナ支援めぐり 揺れる欧州 イタリア“支援の在り方について変化を求める声” 国民からも人道や財政の支援は6割以上の支持 しかし「軍事支援」は TBS News DIG)
でも間もなくF-16投入で一発逆転できるってTwitterで偉い専門家先生が言ってた(棒)
私が読んだ範囲だと、これからHARMの攻撃でロシア軍の対空ミサイルは壊滅して制空権がウクライナに握られる。そしてJDAM-ERでロシア軍は撃たれ放題に撃たれるので、ウクライナ軍の勝利は間近だと書いてありましたね。
真実は歴史が証明してくれることでしょう。
そんな未来予測があったのですね。
彼らの予想がどのくらい当たるのか、記録して検証したいものです。
仮に政治的にも在庫的にもHTSの供与が認められたとして。。。
ウクライナに供与されるオランダ、デンマークのF16(MLU)がblock50D相当であればJDAMも HTSも運用可能だけど、block50相当のままなら両方不可。
MLUって、どっちなんですかね?
少なくとも、オランダ、デンマークはもちろん、MLU採用国のベルギー、ノルウェーもHARMは運用していない。
HTSを運用できれば、事前に設定した目標以外に機上で新たなターゲティングが可能になるが、F16の多くは単座なので、敵レーダー派の探知、分析、ターゲッティング、発射を操縦しながら行わなければならないのでそれなりに時間がかかる。
敵のレーダー派を探知できる高度を一定時間飛ぶということは、当然敵レーダーにも探知され得るので、反撃される可能性が高まる。
HARMの射程が100〜150kmあたりだとすると、ブーク(探知85km、射程30km)程度ならアウトレンジできるけど、S300とかS400だと射程距離的には負ける可能性がある(対空ミサイルの48N6系列の射程は150〜200km)。
S300やらS400は比較的奥地に配備されているので、そこまで進出した場合、本来アウトレンジ可能なブークにさえ撃たれる可能性まである。
そもそも対レーダーミサイルが対レーダーミサイルである所以の一つは、撃墜が困難なマッハ2以上とも言われる飛翔速度。
なんだけど、S400はもちろん、S300もマッハ10を超える弾道弾に対応しているので、この意味でも分が悪い。
ミサイルの飛翔速度だけを見ても相手は最高マッハ6〜7位なので、同時に打ったら打ち負ける(現実には低空(見通し圏外)に逃げれるけど)。
目標を前線付近のブーク程度に限定すれば、前線付近のヘリの運用を手助けすることくらいは出来るんじゃないかな?
どんな兵装が送られるかはアメリカしだいだからね
それにS-300/400をF-16で破壊する必要はなく、今現在進行形でやってるようにHIMARSやATACMSを使えばいいわけで、極端な話、ロシア軍の防空とそれに連動する空軍・陸軍の活動に困難さが増せばがそれで充分でしょ
S300やS400を破壊できなければ、対空システムに変化を起こすことができない。
となると、F16で出来る任務はmigと変わらない。
単に損耗したmigの補充にしかならない。
まあ、補充ができていないので、その位の活躍はできると思う。
だからF-16が届いてない今でもHIMARSやATACMSで破壊できてるわけだから、F-16がSEAD/DEADできないから無用の長物・失敗とはならないのと違う?
だからmigと同じことは出来ると言っている。
ある程度の損耗を覚悟すればSU25の代わりも出来るかと。
ブークを倒して前線にヘリの活動領域を作るとしても。そこには依然として各種のMANPADSがありますから、完全な制空権確保出来るわけではなく。
そしてこの戦争でヘリの持つ限定的な火力投射力を考えると、果たしてHARMで得られるわずかな作戦空間は、それに必要な数兆円規模の投資に見合うものなのだろうかと・・・
全ての答え合わせは1年後には分かることですが。しかし、客観的には何を目指しているのか,ウクライナ軍の目標が非常に分かりにくいと言わざるを得ませんね。。
すみません。
分かりにくかったですが、皮肉です。。。
というか地対空ミサイルの他にMigとかのR37(最大射程400㎞)等にも狙われるからそもそも撃てるとこまで近寄れるんですかね?という
なんかあのF16さえ来れば界隈の人たち、空から狙われること無視してる感があるというか
それはもっともだけどウクライナ軍にもS-200/300があるから、F-16がロシア空軍をせん滅する活躍ができないようにロシア空軍の戦闘機もかなり活動は制限されるはず
なので、F-16でウクライナ軍が一気に制空権を取って戦況逆転なんてことにはならず、お互いに大型SAMの傘の下で同じこと(ウも独自に開発してるらしい滑空爆弾の投げ合い)をしあうことになると思う。牽制含め一時的にでも航空優勢のバランスを有利に傾けたほうがより多く正確に投げる感じの。
ボルチャンスク後方でロシア軍が陣地作ってるから完成したら市街から引くかもしれんね。
緩衝地帯を作るのが目的なら陣地構築と地雷埋設が終われば、人的損失が多くなる市街地に留まる理由はないし。
ウクライナ軍が市街を奪還すれば政治的に固執するしかなくなり新しいクリンキになるだけだし。
陣地構築後に去年の反転攻勢みたく人員突っ込みそう、政治的には反転したい場所だし。
ビロホリウカ凄い硬い守りですね。
恐らくバンカーと地下要塞繋げてるのでしょうけどどういう作りになっているのか興味深い。
ウクライナも戦時中位は真面目に要塞作っておけば色々助かったと思うけども時すでに遅しかな。
後方のほうはさすがに要塞線の準備に抜かり無いとは思うが、まさかまた書類上では存在しますは無いと思いたい。
ハルキウの反抗は膠着しているので失敗ですね、東部と南部戦線に綻びが出始めているしロシアの進軍速度が上がってきているようだけども、どこのラインでウクライナは膠着まで持ってく算段なのだろうか。
そら勿論クリミア含めて全土奪還までよおーん
>ロシアの進軍速度が上がってきているようだけども
ここでもよくロシア軍の進軍速度が遅いと批判する意見があるが、去年のウクライナ軍の反転攻勢より確実に早いしな。
少し前にハルキウに集めた部隊をチャシフヤールに送ったって話があったけど、反撃を止めてでもアウディーイウカ方面にハルキウの部隊を送るべきでは?
ハルキウからロシア軍駆逐してから送ろうっていう皮算用してたとは思うけど。
50個大隊ってのは陽動なのかな?
流石に10倍つぎ込んでここまで動かないことはない
各戦線共にロシア軍が着々と侵攻を進めていますね。その結果ウクライナ軍も戦況を認め、5月からの反抗作戦開始を言及したのでしょうか。
やはりアウディーイウカ方面は各所で着実に殲滅戦を行っており、特に西方のダーチャ及び道路を抑えられるとヤスノヴロディフカは完全に包囲されそうですね。またハリキウ方面は一進一退の激しい攻防戦。追記にてご指摘の通り、かなり前線が混乱しているのではないかと。もう少し時間を於いて戦況の趨勢を見守りたいとい両軍の奮闘に注目します。
5月中旬頃の夏季攻勢への言及です。失礼致しました。
ウクライナは物量や砲火力でロシア軍に圧倒されてるから劣勢だと言う記事、解釈が東西問わず多いけど、
ではなぜKharkivのような数的質的優位を確保できた戦域でも前進できないんだ?
そこの分析がどの陣営にも欠けてる気がする
旧日本軍は米国の物量にコテンパンに叩きのめされました、
原因は物量です、みたいな論調がウクライナ敗戦後も席捲するのかなぁ
で、後世のほとぼりが冷めた後、歴史家から組織の問題点やら何やらが掘り返されると
とことん日帝しぐさですなぁ
ご指摘のハリキウは、増援・予備兵力を送り、数的優位はウクライナ側なのでは?(他戦線へ転戦、緒戦の損耗により、同等位かもですが)
また、支援再開により砲爆撃火力も優先的に供給されており他戦域より高いのでは?また政治戦略価値も高い地域だと思われます。
そのような状況下でも戦況が糊着状態、ロシア軍を殲滅出来ない事を憂いている考えであり報道だと思われます。
意味不明なレスポンスになっていますので、落ち着いて文章をもう一度よく読んでください。
主語の省略の注意する事と、
最終的な結論は「ウクライナが敗戦する」
「ウクライナは敗戦後に、ロシアの物量に敗北したという論調が席巻すると予想される(これはあたかも、日帝の滅亡後、日本軍は米軍の物量に敗北した、という論調に酷似している)」
である事に注意して読んでください
なるほど。無知蒙昧な早とちりで失礼致しました。
「なぜKharkivのような数的質的優位を確保できた戦域でも前進できないんだ?」
に反応してしまいました。
仰るとおり、物量のみで優勢を論ずるのは、間違っていると思います。私見ではありますが安直なネットや報道も散見されます。
しかしながら、今戦争の戦闘環境の変化や新システムの分析・活用法等を論じる物も見受けられる様になって来たと感じてます。そこに期待はしております。
ご指摘の物量に敗北等の安易な帰結ではなく、今戦いを緻密に分析解析検証考察し、強固な安全保障に繋げていかないといけない。との解釈で宜しいでしょうか。
数は動かざる事実ですから問題は質なんでしょうよ。
ロシアの方が陣地構築が巧みで、敵前でも平気で防衛拠点を構築してしまうから、高地を奪われてそこをロシアが守り出すと、なかなか奪還は難しいんだと思います。他者も書いてましたが。
兵員数や火砲の数ではウクライナが圧倒しているように思われます。
一方で、地上兵力で圧倒していても、航空優勢は(お互いに)取れていません。
ロシアはボルチャンスク後方でも既に陣地を作っているので、無防備な村の攻略と同じではありません。
現在複数箇所でロシアが前進していると言っても、2022年のウクライナによる東部大反攻のようなスピードはありません。
今回の戦争の教訓の一つは、航空支援のない第一次大戦さながらの陣地戦になったら多少の数的質的な差は戦果に大きく影響することはない、(現代としては)アホみたいな物量を突っ込んでも微々たる前進しか望めない、って所でしょうか?
とは言え流石に5個大隊に対して50個大隊と言う10倍もの物量差では、戦果にも大きく影響すると思います。
となると可能性としては、次の4つでしょうか?
ロシア軍の質が大きく勝る
ウクライナ軍の質が大きく劣る
実はロシア側の兵力が5個大隊を大幅に上回る
実はウクライナ側の兵力が50個大隊を大幅に下回る
つまり「数的質的優位を確保できた戦域」と言う前提が怪しくなります。
これらは既に各所で考察されているかと思います(ロシア:当たり前だけど後方支援入れたらもっと多いで/ウクライナ:定員を満たしていないし命令系統も。。。)
そうですね。数的質的優位は解釈が別れ相違も有るとおもいます。
「数的」は実際の数等、公表されていません。
「質的」は一個人が外から判断出来るものでも有りません。
ましてや戦域や部隊毎にも差異がある事で、また変に決め付けると、親露親宇等の不毛な論争に巻き込まれ兼ねません。早速な判断はいけませんね…。
何かお心遣い頂きありがとうございます。
ボクシングを考えると分かりやすいんだけど。
攻撃力の低い体重の軽い階級は、殴り合いになることができる。
重い階級になると攻撃力が上がり、一発KOが出るので、守備力低下が致命的になりやすく慎重になる。
攻撃=守備力の大幅低下になるので、安易な攻撃や移動が非常に困難になる。
攻撃がドローンに直ぐに発見され榴弾やドローンで攻撃される状態で簡単に兵士を動かせない。そのため物凄く慎重になっている。攻撃が最大の防御ではなく、防御が最大の攻撃になっている。攻勢をかける側が非常に死に易いのが塹壕戦。
やはりドローン兵器(特に徘徊型)の影響が双方にとって大きいからではないかと思います
あくまで自分の感想ですが、あれ空飛んでるだけで実質対人、対戦車検用の地雷原だよなあと
しかも地上の地雷と違って機材使って一気に排除も難しい
そんな空飛ぶ地雷が前線すべてをカバーしてしまって隙間がないので機甲戦力の機動力が発揮できない
そのうえ航空戦力も防空ミサイルのせいで大規模に相手後方まで動かせない、空挺部隊もただの歩兵になってショトカもできない
そうなると一次大戦みたいな陣地戦に逆戻りで、うかつに前進しても戦力消耗するだけだからお互いにジリジリしか前後できないのではないかと