DEEP STATEはホルリウカ方面とアウディーイウカ方面について29日「ロシア軍がアルテーモヴェ市内に侵入した」「ロシア軍がソキル方向に前進した」「ロシア軍がノヴォポクロフケの南で支配範囲を広げた」と報告、ウクライナ軍はソキルを失った可能性が高い。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 28 июня 2024 года
参考:Военная сводка за 28 июня: зона СВО
ロシア軍はアルテーモヴェ市内に侵入したかどうかは視覚的に確認されていない
DEEP STATEはホルリウカ方面とアウディーイウカ方面について29日「ロシア軍がアルテーモヴェ市内に侵入した」「ロシア軍がソキル方向に前進した」「ロシア軍がノヴォポクロフケの南で支配範囲を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォレクサンドリヴカ集落の90%を支配している」報告、DEEP STATEが更新した戦況マップの中でソキル集落がロシア支配地域に収まっているため「ロシア軍がソキルを占領した」と判断するのが妥当だろう。
さらにロシア軍支配地域がアルテーモヴェ市内に食い込んでおり、これが事実なら「2014年からロシア軍の前進を阻止してきたトレツク方向の防衛ラインが破られた」という意味だが、RYBARはトレツク方向について何も言及していない。
因みにRYBARはロシア軍がクピャンスク方面やドネツク西郊外方面で前進したと報告しているが、ホルリウカ方面やアウディーイウカ方面に比べればかすり傷程度なので今回は取り上げない。
追記:RYBARはシヴェルシク方面について「ロシア軍がロズドリフカを占領した」と報告。
追記:RYBARはドネツク西郊外方面について「ロシア軍がクラスノホリフカ市内で支配地域を広げた」「ロシア軍がマクシミリヤニフカ集落内に足場を築いた」「コスティアンティニフカ方向に支配地域を拡大させた」「ロシア軍がパラスコヴィイフカを占領した」と報告。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
トレツク方面はシュミー抜かれてからすでに市街戦に突入している様だけどトレツク方面へ攻勢かける程ロシアに余裕無いと思っていたが違うんでしょうね。クピャンスクからオスキル川東側とチャシブヤール、を主目標にしてるかと思いきやトレツク方面で攻勢に出るとは、要塞エリアのシュミーが何故か一瞬で陥落したからウクライナ側は想定外でシュミーの後方は兵員物資塹壕と色々準備不足でなのか、纏めて抜かれたかは不明だけどウクライナの第二線は最初から焦土戦術で市街戦を想定ということもあるのかな。
これまでの例で言えば、たいてい「部隊の入れ替えのタイミングを狙われている」というパターンです。
その実際の理由は戦後に関係者のインタビューを粘り強く集めないと真の実態はなかなか明らかにならないとは思いますが。
おそらく、前線の塹壕があまりに衛生的に酷い状況で。ローテーションのために新しくやってきた部隊が陣地を死守する気にならない>防衛が瓦解、というパターンではないかと思いますね。
ドローン全盛になって、一番影響を受けているのが野戦でのトイレ環境だそうですから。
塹壕出て排便してたら確実にドローンに見つかって爆弾を落とされますので。
結果,どこにするかといえばもう塹壕内しかなく。1小隊が1ヶ月も前哨塹壕で任務につけば、塹壕内はかなりの地獄絵図になってしまうそうです。
日本の紙オムツがゲームチェンジャーになるとは、誰も想像できなかった
トレツク、ニューヨーク方面ばかり話に出てくるけど、運河の西岸を北上すると言う想定はないのかな?
標高200mの尾根沿いに進んだ先はチャシブヤールなんだが。。。
ソキル集落自体は小さな集落でしたけど近くに結構な要塞が作られててウクライナ側としてはなんとか食い止めたいルートだったと思われ、ここを突破されたのは痛いでしょう。アメリカの砲弾もチェコの砲弾もここには行き届いて無かったんですかね?地味な場所だし。やっぱハリコフ防衛の方が対外的に派手なアピールできますからねえ
情報ありがとうございます。
防衛時に、複数方向からの砲撃は、効果が大きいと言われますよね。
ウクライナ軍が、砲弾などの資材割り当て、どの方面を重視しているのか仰る通り気になります。
ハリコフ防衛・ボルチャンスク奪還作戦のように、どうしても攻勢作戦は防衛よりも多く弾薬を使いますよね。
ロシア軍の失速だとか息切れみたいなニュースは依然として少なくないわけですが
実際は着々と前進しているんですよね・・・
つい先日に押し戻された記事が出てるのに何を言ってるんだか
>侵攻855日目、ウクライナ軍がロシア軍を押し戻しリマン方面の支配地域を回復
その何倍も、押し込んだ話の方が多いからねえ。
元々テルニーの辺りは戦線がアコーディオンみたく左右に動く場所だったから、完全に押し戻して支配を確立したとは言えない訳で
それにアウディーイウカ陥落直後やオチェレティネ陥落した辺りもロシア軍が息切れしているとか言われてたけど、結局数週間したら活発に動き始めてたから恐らく息切れではなく再編と交代や休養だろうし今回も多分そう
ロシアは街を占領したり、大きな成果を挙げた部隊には休暇を与えてます。
それをなぜか、大打撃を受けて交替したとか、攻勢の勢いが落ちたとか言われる。
景気のいい情報で釣らないと
西側からの支援が途切れますからね
大本営発表やりすぎて痛い目見たのに
まだやるんですか…
ノボセリフカ方向から北上してニューヨークの南端に侵入したという話も出てきていますし、これまで動かなかった戦線が急激に動いてきていますね
あとハリコフに送った第36海軍歩兵旅団に続いて第37海軍歩兵旅団をへルソンから引き抜いてウロジャイネに投入したみたいですが、それでもなおクリンキーの橋頭保を頑なに維持し続けているとのことですから、やはりこの件はソドルとは関係なくキエフ首脳部の政治案件だったんだろうなと
ただ他の戦線に引き抜きまくっている影響も確かにあるのか、ウクライナ軍が進出していたアントノフスキー橋のたもとにある集落のダチをロシア軍が再び奪還したという情報も上がってましたが
それとハリコフ戦線はWarGonzoやPoulet volantを見る限り兵力の優位を活かした絶え間ない波状攻撃を特にリプシ方面で行っている感じみたいですが、Poulet volantが一時はライボケの集落に到達していたウクライナ軍が後退映像や砲撃範囲を見る限り
反撃に失敗して撃退された可能性が高いとジャッジしていましたね
ソドル中将はホルティツィア方面軍の司令だからオデッサ方面軍の管轄になるクリンキーはまあ無関係でしょう
トレツク周辺、アルテーモヴェ市内に侵入したのであれば興味深いですね。
アウディーイウカの戦訓を考えれば、部隊増強・後方防衛線整備に、どの程度重点を置いているのか気になっています。
ロシアは国内での徴兵の難航と欧米支援によるウクライナの軍事力の追い上げに晒されてるから、全体的なリソースでは優位にあっても決定的な打撃も与えらないんだろうね
だからウクライナ軍の隙をついて徐々に領土を削り取るという消極的というか地味な戦術を淡々と進めるしかないという構造的な問題に陥っているように見える
そう言い続けてウクライナ側はどんどん押し込まれ続けてますね。
開幕3日で勝利するはずだったのにこのままだと勝てたとしても数十年はかかりそうですねえ
このままだと数十年なんてかからずとも軍務適齢のウクライナ人男性は絶滅しますよ
まだ18-25歳の徴兵適齢の若者が手付かずで残ってますよ!
ここに手をつければ軽く100万人が追加動員出来る上に、体力も学習能力も高く理想的な兵士となります。
西側からも「何故若者を徴兵して使わないんだ!」と批判されています。逆に言えば、若者を使うことで兵力不足の問題は一瞬で解決するんです。
ウクライナの未来は明るいと言えましょう!
まあ、絶滅戦争を広言する鉄面皮はさておいて、
人口国力1ケタ2ケタ違った相手でないと、絶滅戦争なんてものは成立し得ないということは示してますなあ。
フォーブスの記事を鵜呑みにしてた人が鉄面皮なんて言葉を使うとはこりゃビックリですわ
別にフォーブスに限らず「主観的に」信頼性の高いソースからの情報だけを鵜呑みにするのは如何かと思いますがねえ。
むしろ客観的に信頼性の低いソースからの情報であっても、俯瞰位置の異なる複数のソースから整合するものを日々更新していった方が間違いはないですよ。
ブーメラン直撃してるの草
先日拉致されて前線に送られたウクライナ軍の複数の大隊が
命令を無視して防衛拠点から後方に下がったと言われてます
ウクライナ人も絶滅する危険を感じたら、キエフ政権を
見限る方が早いと自分は信じてます
おっしゃるようにロシアは決定的な打撃は与えられないのは、兵員不足でしょうね。
ロシアの徴兵は年間5万から10万くらいだそうですが、戦争でなく特別軍事作戦のため戦場には送れないのですね。
契約兵中心なので、戦況が悪くなったり死傷率が高くなったりすると必要性が増すのに逆に応募が減るのですね。
だから、ロシア軍は兵士の損耗にはかなり敏感で、基本的には砲爆撃の傘の下で、ウクライナ軍の抵抗が少ないと進む感じですね。大規模で果敢な攻撃はできませんね。
その意味で、今回の記事でもクラスノホリフカが市街戦争になってからロシア軍の進軍が遅いですね。
とっても今更だけど、地図上では小ぢんまりした村でも、周囲は塹壕陣地や地雷原や鉄条網でガチガチの『要塞』なんだっけ?工場や高層アパートなんてそれだけで強固な要塞になっていて。
それ、2重3重でもせいぜい〇〇ラインと呼ばれる程度
ほんそれ。ガチガチどころか、塹壕もろもろは必要最低限まである。
広大な地下壕を持ってるとか、軍事用途で建設されたコンクリ構造物を複数備えてから要塞と言い始めてほしい。
アパートでは戦車も砲も収納出来ないですし
高層アパートは巨大なトーチカみたいなものだしな
チャシブヤルの運河小地区がまだ陥落してないのは強固なコンクリートアパート群があるためだろう。
ロシアがFAB-3000を使いたがるのもわかる気がする。
ロシア軍はコンクリート製マンションの立ち並ぶ市街地に対してtos-1「重火炎放射システム」やODAB-500,
1500の燃料気化爆弾を集中投入していますからね。
この頑強なアパート群はコンクリートバンカーと同じ能力を有し砲弾や爆弾の破片効果を著しく減じてしまうのでしょう。
やはり要塞に立てこもる敵に対しては、サーモバリック兵器により内部もろとも焼き払うのが一番です。
FAB3000の投下動画を見たんですが
言われてるコンクリート建物の外壁だけが残り
内部が完全に破壊されてました、自分が戦場にいたら
逃げ場のない恐怖に狩られてます、恐怖を与えるのに
最も有効な爆弾だと思います。
コンクリのアパートはトーチカじゃない
高層建築に多いラーメン構造なら柱と梁以外はペラペラ
5階程度までの建物に多い壁構造でも耐力壁以外はペラペラ
だから外壁しか残らない
内廊下があって、内部を自由に動ける「高層」アパートや工場ならね
厚さが10m程度しかない5階建くらいのアパートは、単なる遮蔽物
狭く各戸に入り口が一つしかない内部に立て籠ったら、退路も補給路もなくなる
そもそもトイレやシャワールーム以外全ての部屋が窓に面しており、トーチカほどの防御力すらない
侵攻側がクリアに時間がかかるのはその通り
窓がなく動線が多数確保されている工場や商業施設、窓があっても学校の方が使い勝手がいい
少なくとも要塞には程遠い
ロシアが夏季攻勢掛けるなら今なんだけど、思ったより動いていないから今年もだらだら続けるのかな?
NATO各国が相次いで選挙があるから、選挙があけるまで様子見をするのかもしれんな
F-16投入はまーだ?
F-16が来たからどうにかなるものではないというのは既に去年ウクライナのザルジニーによって指摘されてるので……
しかしハリコフ攻勢を抑え込めたからと言っても他で進軍を許しているので、結局ロシア軍の思惑通りに進んでるって気がしてきますねぇ
ハルマゲドン(決定的な突破)を許していないからヨシ!ロシアの陽動は失敗!というのがウクライナ、欧米メディア(欧米軍事専門家も?)の評価っぽいですけど
・ホットスポットとして取り上げられ続けてきた従来の戦線→結局ロシアにジワジワ奪られ続けてるのに変わりなし
・今まで動きが無かった戦線→今までロシア軍を止めてきた要塞があったはずなのに戦線が動き出すと一瞬にして陥落
・ハルキウ方面の戦線→予備役と弾薬かき集めて国境線まで押し戻すどころか、膠着してまたまた消耗戦に突入
これでロシアの思惑通りにいっていないは無理があるでしょさすがに
日本のネット界隈だけはF16をまるでガンダムのような一発逆転兵器だと思い込んでるみたいで。去年そうして期待してたレオパルドやエイブラムスはどうなったか
ATACMSでS400叩けるんだったら暫くF16要らなくね?
というか、F-16AM/BMで防空網制圧して制空権が取れるなら、F-35なんて完全にオーバースペックで不要ということになります。国防なんてパトリオットと旧式のF-16で十分、我が国は防衛費を1/3に減らせることになるので財務省はニンマリですね。
何時も貴重な情報を有り難う御座います。つかぬ事をお伺いしますが、ウクライナのドネツク州にはクラスノホリフカと言う地名が複数存在するのでしょうか。
(地図上のクラスノホリフカ)
①ソレダル北部➡️クラスノホリフカ市
②アウディーイウカ北部➡️クラスノホリフカ市
③ドネツク市北部➡️クラスノホリフカ市
以上の3つが存在しているようですが、間違いでなければ良いのですが、ちょっと気になった物でお伝えさせて頂ければと思います。
まあ村の名前ですからね
クラスノホリフカはローマ字表記するとKrasnohorivkaとなります、これを分解すると
krasnoは美しい、赤いという意味の接頭語です
horは聖歌隊を表す名詞ですね
ivkaは〜が設立したとかそういう意味になります
つまりクラスノホリフカは聖歌隊で有名な教会を中心にして発展した村なのでしょう
ロシア文化圏の地名は遊牧民由来だったりイスラム教由来だったりしなければだいたいこんな具合です
日本でいうと富士見町みたいな感じなのでしょうか?
末広町、ナントカ銀座はだいたい日本どこ行ってもある(体感でデータはない)