DEEP STATEはポクロウシク方面について1日夜「ロシア軍がヴェセレを占領、ティモフィウカ周辺、プログレスの北、ジェランネ郊外の線路沿い、ジェランネ郊外の高台で支配地域を広げた」と報告、チャシブ・ヤールではロシア軍車輌が運河西岸に存在することが確認された。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 1 августа 2024 года
参考:Военная сводка за 1 августа: зона СВО
ロシア軍はプログレス占領から13日間で線路沿いに7km以上も前進
DEEP STATEはポクロウシク方面について1日夜「ロシア軍がティモフィウカ周辺で前進した」「ロシア軍がプログレスの北で支配地域を広げた」「ロシア軍がヴェセレを占領した」「ジェランネ郊外の線路沿いで前進した」「ロシア軍がジェランネ郊外の高台で支配地域を広げた」と、RYBARも「ロシア軍がノヴォセリフカ・ペルシャからO-0542沿いに前進した」と報告。
プログレスから線路沿いに前進するロシア軍の先端はジェランネとオルリブカに到達、ジェランネ郊外の高台にある比較的大きなウクライナ軍陣地もロシア軍に制圧されかかっており、ヴェセレ西郊外にあるウクライナ軍陣地を突破されるとフロディフカ方向に進まれる可能性がある。
因みにDEEP STATEは「ほぼ毎日」ポクロウシク方面の戦況を報告しており、この方面のRYBARの報告が少ないように見えるのは「DEEP STATEが報告した前進を追認する状況」が続いているためで、DEEP STATEと異なる報告部分しか上記の戦況マップに反映させていないからだ。
追記:RYBARはドネツク州コンスタンチノフカ方面のチャシブ・ヤールについて先月28日「ロシア軍が運河の西岸に侵入して最初の家屋占領(ノボエ地区)に成功した」と報告、31日に「ウクライナ軍が運河沿いの西岸でロシア軍陣地を攻撃する様子」が登場し、RYBARは31日夜「ロシア軍が運河を越えて支配地域を広げ塹壕を築いた」と報告していた。
1日には「ロシア軍の歩兵戦闘車が運河西岸でウクライナ軍陣地を襲撃する様子」が登場、ロシア軍はカリーニン西地区~ゾフトネヴィ地区の間に埋設された地雷原を突破している可能性が高く、西岸の森林地帯に取りつかれるのは時間の問題かもしれない。
ロシア人ミルブロガーのАРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗАは「敵は運河沿いの防衛ラインを維持して我が軍の運河突破を阻止しようとしている。同時にゾフトネヴィ地区とノヴィ地区は破壊(この地区の建造物が砲撃によって破壊されているという意味)されているため足場を築くのは困難だ。そのため敵の主力はチャソヴォヤルスキー耐火物工場の周辺にいる。状況が複雑なため我が軍の正確な位置を明かせないが、かなり広い範囲に我が軍は存在する」と述べている。
追記:コスティアンティニフカとヴフレダルを結ぶO-0532の道路上=Ⓐでロシア国旗が登場したが、破壊された車輌に掛けられた国旗の状況、周囲にロシア軍兵士の存在が確認できないため「ドローンから投下された国旗」の可能性が高いものの、O-0532の通行が困難になっていることに変わりはない。
追記:RYBARはクラホヴェ方面クラスノホリフカについて「ロシア軍がクラスノホリフカ郊外の住宅地に向けて前進したと」と報告した。
追記:セルヒウカをヴェセレに修正
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
ロシア軍の進行スピード全然落ちないどころか勢いづいてませんかね?
今年中にポクロウシク攻略するじゃないでしょうか。
プログレスが陥落して以降のウクライナ軍の配置図がイメージできないな。
ロシア軍の吐出部を包囲しているように見えるけど、兵の補給がなければ、単なるマノビ、密度の低下になって連携が難しくなり逆にやられやすくなる。内側にいるロシア軍の方が連携しやすい状態が続く。
ウクライナ軍にとって良くない状況だけど。クリミアとF16で一発逆転できるから良いか。
地形とか双方の戦力状況、国が置かれている環境とか様々な要素を考慮した上で言っているのか目の前の結果だけ見て言っていのか。
ロシアの進む道が整備されカーペットが敷かれて居るわけでもない。快進撃の理由を分かった上でどうなるかの判断は必要でウクライナがここを諦めるなり、ロシアがこの方面にしっかりリソース投入を続けるなら言った通りの攻略に掛かるか完了するかはある。
状況は日々変化しているしロシアの兵員導入のハードルが高止まる・燃料不足の話があるなら、ここにリソース投入して進めるかどうかの判断はされるだろう。ウクライナ側だって今年のハルキウ方面への戦力投入みたいにどうしても切れない場所であるなら対策はするでしょうよ。
このペースだと数か月ほどでポクロウシクやディミトロフに到達しそうな勢いですね
チャシブ・ヤール方面も有力な部隊である第93独立機械化旅団や第5独立強襲旅団などが街の防衛ではなく、何故か運河の向こう側のイワニフスキー南部などに広がる何とかウクライナ軍が辛うじて保持している地域で遊兵と化した状態のまま動く気配が無いという意味不明な采配がされているので、これも予想より早くロシア軍が渡河を成功させた一因ではないかなと
ハリコフ方面もPoulet volantやWarGonzoの報告だとライボケでさらにウクライナ軍が押し戻された上に反撃も撃退され、ロシア軍がリプシを臨む高台の支配権を再び取り戻しつつあるなど芳しくないようですし
ウクライナは兵力をかき集めて
ハリコフの穴埋めに行ったのが
結果的に失敗になりそうな情勢
ウクライナにとっての
春の目覚め作戦みたいになりそう
セルヒウカはこれ以上のたかた
途中送信失礼しました
セルヒウカはこれ以上の高台進出を阻止にウクライナ軍からすれば絶対落としてはいけない地点だったのに1週間も保たなかったというのが防衛線の崩壊を如実に示してますね
南でもクラスノフカの主要部が陥落した事からポクロウシクは勿論、クラホヴェも前線になるのは時間の問題に思えます
ウクライナ軍はロシア軍の攻勢が停止する間に半壊した各防衛部隊を再建出来なければ秋か冬にも同じ状況に陥りそうで大変厳しい
前線に装甲車が現れてウクライナ陣地に機関砲掃射をかけている、ということは。
アウディーウカでも見られましたが、これはウクライナ部隊の方で対戦車ミサイルが枯渇している状況ですね。物理的にはアメリカから送られているはずですから、前線への補給が滞っているということになります。
また、FPVドローンも十分な数があるはずですが使えていない、となると。やはりロシアの電子戦能力が1段階アップグレードされてウクライナのドローンが使えなくなっていると見た方がいいでしょう。
この戦争で何回か両側に起きてますね。有効な電子妨害方法が編み出されると対抗策が生まれるまでの1-2ヶ月間どちらかの軍が一方的に有利なターンが発生します。
無人爆薬戦車が前線にゆっくり進んだり、亀戦車登場したころ悠々と帰還していた事を、仰る点で思いました。
対戦車ミサイル・RPGでの攻撃がないということで、装備の枯渇が指摘されていたと思います。
電波妨害の地域も、戦線が動くにつれて、やはり素早く前に動いていると考えるべきでしょうか?
戦線が凹凸になり、妨害装置も前進すれば、従来ドローンを使えていた最前線地域も使えなくなるのではないかと少し考えました。
結局、電波妨害は「質かける量」なので。
一つや二つばかり西側最新最強の電子戦装備なんてあっても無意味なんです。1000キロある前線に散在する兵士の何割というオーダーでカバーできる膨大な量が供給できなければ、戦場で違いを生み出すことが出来ないんですね。おそらく中国製でしょうが、ロシアはその量を手に入れた、ということだと思いますね。
ミサイル配備の少ない部隊を割り出して狙い撃ちにしていたりして。
T-0504やO-0532のような補給上重要なルートに重点的に配備しているんでしょうね
流石にそちらは堅いのか、進行遅いですし
補給が滞っているならまだしも途中でどこかへ消えているようだと目も当てられませんね。
オチェレティネに、ロシア前線司令部がドローン映像をもとにして、塹壕攻撃を細かく指示している動画がでていました。
ポクロウシク方面の前進が続いているのを見ると、これが上手くいっている要因の一つと考えるべきでしょうね。部隊が前進しても、前線司令部も前進してドローン映像により細かい命令を出し続けられるからです。
突出先の後方も、戦線幅も着実に広げているため、最前線ポクロウシクへの進軍が止まりそうにないですね。
あーもうめちゃくちゃだよ
これもうわかんねぇな
駄目みたいですね(諦め)
BSのニュース討論番組でも言ってたけどロシア軍は直近2ヶ月で七万人も戦死したらしい
これが本当ならロシアはそろそろ攻勢限界に達して一気に崩壊するのでは?知らんけど
そのうち息切れと2年間言い続けてきた結果がこれだ
イギリス国防省、ISW、防衛省防衛研究所
戦死者数推定報告書の0を1桁、間違えたのでは?
そのペースで戦死者数が出ているなら、1年で42万人が戦死しており、2022年2月からなら105万人が戦死していることに。(直近2か月は各地でロシアが優勢で、バフムートやアウディーイウカ攻防戦の頃より戦死者が増えるはずがない)
航空万能論様でも、推定統計でロシア側戦死者12万人前後、という記事がありましたから、2か月で7000人ほどの戦死者なら然程違和感はなくなります。
日本の人口減少数とでも、間違えているんですかね?
そんなに死んでたらメディアゾナのグラフが急上昇して大騒ぎになるので(ないです)
問題 ロシア軍が強くなったのかウクライナ軍が弱くなったのかどっちですか?
回答 両方です
映像の左下の土橋みたいなものが渡河点かしら。
いずれにしてもすでに車両を投入できているというのが驚き。
こうして写真で見ると、運河もけっこう深い掘のようで、しばらくここで停滞してたのも分かる地形です。こういう地形を突破するには、かなりの犠牲も出そうですが、ロシア軍はなかなか尽きないですね。そして、運河を越えたあたりにある塹壕。色々と言われますが、なんだかんだでかなり要塞化されているようです。
ポクロウシクまで直線距離で30〜35キロ
管理人や常連ミリオタニキが慎重なのは分かるけど、
ポクロウシク東の防衛戦はもう完全崩壊してるんじゃね?
ヴォブチャ川沿いのゼレンスキーラインも北からゴリゴリ
侵食されてる。
ロシアはポクロウシク東では1日500m〜1キロ前進してる
から、秋にはポクロウシクの攻防戦が始まりそう
冬はありえても、流石に秋は無理じゃないですかね。ポクロウシクの前には最後の壁となるディミトロフがありますし。
大都市であるドネツクや、アウディーイウカから離れるほど兵站線も伸びますから、オチェレティネ⇒プログレスの順に兵站備蓄拠点も並行して作る必要もあるでしょう。(その点、ほぼ無傷でプログレスを得たのはロシアにとって追い風とは思いますが)
あと、秋にも泥濘期が雪解けの頃ほどではないにしろあるので、本格的なポクロウシク攻略は、11月~2月を想定しているのではないかと推察します。
秋にはディミトロフ攻防戦が始まるかもと
ウクライナがどこまでディミトロフ周辺の守りを
固めているかですな
ただニューヨークやアルテーモヴェがこうもあっさり
落ちているの見ると、、、ウクライナが守り固めていない
ように思える。正直トレツクもあっさり落ちるかも
ゼレンスキー氏、領土を放棄して戦争を終息させることについて「最善の選択でない」としつつ「そのためには国民が望まなければいけない」と語ったそうな
最近は領土放棄に触れる事が増えましたが、より踏み込んだ感&負け戦の継続を国民のせいにし始めた感
わいが前線の兵士だったら、これを聞いたら戦う気なくすわ
なんとか逃げて停戦を待つよ
憲法改正して領土割譲を違憲にしているから「そのためには国民が望まなければいけない」憲法改正して割譲を合憲にしないといけないという話ですね。
「ゼレンスキー自身は人命第一主義者で終戦したいけど国民と憲法を出汁に終戦出来ないというポーズ」なわけで実態はより醜悪です