DEEP STATEは30日夜「ロシア軍がクピャンスク方面とポクロウシク方面で前進した」と、RYBARも「ロシア軍がクラホヴェ方面で前進した」と報告、特にポクロウシク方面ではロシア軍が最大4kmもの前進に成功して国旗や軍旗を掲げる様子が登場した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Южнодонецкое направление: продвижение ВС РФ и ситуация в Константиновке Обстановка к исходу 30 августа 2024 года
ロシア軍はポクロウシク方面以外でも前進、占領地からの戦力移動が攻勢に影響を与えているようには見えない
DEEP STATEはハルキウ州クピャンスク方面について「ロシア軍がピシュチャネ周辺から南に支配地域を広げた」「ロシア軍がステルマキフカ集落に侵入した」と報告、視覚的にもロシア軍兵士がステルマキフカ集落内の民家=Ⓐに国旗を掲げる様子が登場。
DEEP STATEはドネツク州よりも動きの少ないクピャンスク方面に2日連続で言及しており、ロシア軍はピシュチャネ方向の突出部から西ではなく南に進み、ベレストベ方向を守るウクライナ軍の背後を突こうとしている。ベレストベ一帯からウクライナ軍を押し出せば突出部の側面が安定し、これをステルマキフカまで繋がれるとロシア軍を押し返すのが難しくなるだろう。
DEEP STATEはドネツク州ポクロウシク方面について「ロシア軍がカルリブカを占領した」「ロシア軍がカルリブカ郊外のろ過施設を占領した」「ロシア軍がハリツィ二フカ方向に前進した」「ロシア軍がドリ二フカ方向に前進した」と報告。
視覚的にもウクライナ軍がノヴォホロディフカの住宅地区=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子、ロシア軍兵士がカルリブカ西郊外のダーチャ=Ⓑで赤旗を掲げる様子、ロシア軍がカルリブカ集落内の教会=Ⓒで軍旗を掲げた様子、ロシア軍兵士がカルリブカ南郊外のろ過施設=Ⓓに国旗を掲げる様子が登場、Ⓐはロシア軍がノヴォホロディフカ市内を支配していることを、ⒷⒸⒹはDEEP STATEが報告したロシア軍の前進範囲が事実であると裏付けている。
このままロシア軍にハリツィ二フカ方向へ前進されるとネベルズケ~クラスノホリフカのラインを放棄しなければならなくなり、ジェランネ陥落後にヴォブチャ川西岸陣地が一気に飲み込まれたのと同じことが起きるかもしれない。
因みにDEEP STATEは「クラスヌイ・ヤル方向が明確になった」とも報告、ロシア軍の支配地域はクラスヌイ・ヤルに届いていない=クラスヌイ・ヤルとクルティ・ヤルはグレーゾーンだと主張し、RYBARの評価とギャップが広がった。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について27日「ロシア軍がヴフレダルをパヴリフカ西郊外とヴォディアンから包囲しようとしている」と警告していたが、RYBARは「ロシア軍がヴォディアン方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がパヴリフカ西郊外で支配地域を広げた」と報告。
まだヴフレダル包囲に向けた決定的な突出は形成されていないものの、DEEP STATEが警告した地域でロシア軍の前進があるというのは非常に不気味だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Репортёр Руденко
旗は撮影後に回収してるのだろうか。
それとも旗屋が儲かってるのだろうか。
大抵は陥落時だけ記念撮影して、次の占領地で使い回しじゃない?(適当)
掲げることが出来たらボーナスとかでるのでしょうかね?
軍旗などは知りませんが、一般的に国旗は丁重な扱いをされるので回収前提だと思います。地に付けただけで大目玉食らう代物ですからね。
ウクライナが砲撃や自爆ドローンで吹き飛ばす映像をよく公開してます。
読売新聞の記事で、ウクライナ軍の捕虜になったロシア兵のインタビュー記事からの抜粋ですが、敵陣地に何も知らない新兵を旗を持たせて1人だけ歩かせて国旗を立てさせ、ドローンで写真を撮ってドローンは撤収。写真は「占領したぞ!(実際は占領してない。旗立てただけ)」とプロパガンダ用に掲載。新兵はそのまま旗ごとウクライナ軍の捕虜に。なんてこともあったそうです。なので、そんな大層な扱いはしてないでしょう。
かつてロシアが苦戦してた時はこんなことが横行してたそうですから、今や堂々と進軍して旗を立てに行けるのはそれはそれは嬉しいのでしょうね。
ホントにウクライナ軍は何やってんだか。
毎日ロシア軍全滅!壊滅!敗走!ウクライナの勝利は目前!って報道していた頃が懐かしい。
今もか
ロシア軍はポウロウシクは一旦置いといてヒルニク、クラホヴェを優先目標にしている感じですかね。
ポウロウシクは既にドローンの射程圏内で物流拠点としては厳しいでしょうし。
重心攻撃より突破口拡大を優先するのはロシアらしい動きですね
また以前から指摘していた通りこの突出部のロシア軍の立場は見た目より脆弱ですから、E-50の解放をもって補給線を確保したいという思惑もあるでしょう
いずれにせよセリドヴォの解放は当座の課題であり、ウクライナ軍も少ない手持ち戦力をぶつけるとすればここでしょう
これまでの突破は順調に進んでますが、拠点も十分になく補給線が不確かな状態で都市攻略はまず不可能です。なのでノヴォホロディウカ・セリダブなどの中継地点の確保とE-50の補給線開通は必要でした。
ポクロウシク到達を急ぐよりも、さらに南下してE-50の安全確保と10年要塞なドンバス前線を背後から突いて確保を優先する方が、ドンバス兵の士気にしてもその後の兵力展開にしても良いのでしょうね。
ニューヨークにウクライナスクと、この地域の命名センスが面白いな。
この戦争の一体何を見てきたんだ?ドローンの射程圏内に入ったぐらいじゃ補給路の断絶は不可能だって分かるだろうに。せめて榴弾砲並べるぐらいまでいかないと。
8月6日からのクルスク奇襲による1000km2の占領は、ウクライナ軍による大きな戦果と評すべきだろう。
それでも快進撃のフェイズは終わり、好意的に見ても現状維持のペースにある(一部ロシアによる奪還が為されるなど、より悪いニュースも散発的にはある)
そして・・・同じ時期にウクライナは自国領をどれだけ失った?
>大きな戦果と評すべき
ゼレンスキーはそれだけが欲しくて、他に出る悪影響も何も考えないで、誇示できる戦果だけを求めた。
と、バイデンもね。
このように毎回数Km進むとなると、ウクライナ軍がどのくらいの数がいるのか気になりますね。本当かどうかは分かりませんが、クルスク方面のウクライナ軍は傭兵が大半と言っている専門家もいますし、だとすると、正規軍はどうなったのか?と心配になります。死に過ぎて、本当にいないんでしょうかね?ここ最近は、傭兵頼みで守っていたということでしょうか?
>クルスク方面のウクライナ軍は傭兵が大半
まあ、本邦の前の戦争でも真珠湾上空をはじめとした各戦線でドイツ機の目撃証言が相次いだそうですからねえ。
指揮系統や兵站ひとつとっても現実性がないことは明らかですが、そのような常識的思考で成立しない話がまかり通る今のロシアの国内状況の方が興味深いですな。
さすがに大半が傭兵ということはあり得ないと思います。
ただ、捕虜の中に傭兵がいると、ロシア国内の報道ではそれはたくさん報道されて、西側の報道ではあまりされない傾向があると思います。また、ウクライナ軍の傭兵は戦闘のプロが多いかもしれません。
俺は傭兵だらけでもおかしくないと思っています。
何故かというとクルスク攻撃は「極めて無責任な作戦」だからです。大成功でなければ大失敗でしかない作戦です。そしてその成功ってのが何かというと、
「原発を確保する事に成功する」
「クルスク州都を脅かして少なくとも激戦地にまでしてしまう」
どちらかが達成できなければ他にこれといった目標や目的はありません。捕虜の獲得くらいでしょうか。
ロシアが更地にしても断固として攻撃して粉砕すると腹を決めてしまえば死地にしかならないという戦場でもあります。
幾らゼレンスキーやシルスキーでもここまで無責任な考えになるものでしょうか。
ポクロフスクや東部方面の喪失と天秤にかけると全く折り合いがつきません。一時期盛り上がっても駄目だったら上がった分だけ突き落とされます。
米国以下西欧諸国はこの攻撃を知らなかった事になっていますが、それ自体疑わしい。知らなかったという話自体が英国情報部()やISWのレポート並みの信憑性しか無いと思っています。英国情報部やCIAなどがウクライナ軍の移動とかを一々チェックしてないとか、そんな事も有り得るんでしょうか。
ノルドストリームの件でも判明しましたが「西側の人達は実はロシアよりも実に気軽に嘘をつき、なんならなすり付けをする人達」です。
全てはそれを前提に俺は考えています。
大体ね、「本当にウクライナを大切に思っているならそこを戦場にはしない」のです。西側諸国は決してウクライナの味方ではありません。道具として使っているだけです。ウクライナ市民の思いはともかく現実はそんなものです。道具なら雑に使い潰すのもアリでしょうからね。
そういえばロシア人ってわからないような嘘は付かない印象です。
その代わり見え見えの嘘でも頑固に認めない。
>「西側の人達は実はロシアよりも実に気軽に嘘をつき、なんならなすり付けをする人達」
ロシアの諺に「甘い嘘より苦い真実の方が良い」というのがあるそうですが
ロシア軍の発表を見てると、特に数字になるデータでは、誇張も矮小化もほぼ無い値を発表してる感じがします
どうしても都合が悪い数字は、そもそも発表そのものを止めてしまう傾向が・・・(笑
ロシア人にとって嘘を付くというのは相当嫌な事の様に見えますね
なのでロシア人が嘘を付いた場合には絶対にそれを嘘と認めないのかな?
嘘へのハードルの低さは西側の英米や、ともすると日本の方が低いように感じます
>「西側の人達は実はロシアよりも実に気軽に嘘をつき、なんならなすり付けをする人達」
ロシアの諺に「甘い嘘より苦い真実の方が良い」というのがあるそうですが
ロシア軍の発表を見てると、特に数字になるデータでは、誇張も矮小化もほぼ無い値を発表してる感じがします
どうしても都合が悪い数字は、そもそも発表そのものを止めてしまう傾向が・・・(笑
ロシア人にとって嘘を付くというのは相当嫌な事の様に見えますね
なのでロシア人が嘘を付いた場合には絶対にそれを嘘と認めないのかな?
嘘へのハードルの低さは西側の英米や、ともすると日本の方が低いように感じます
傭兵にどんなイメージを抱いているかわかりませんが
傭兵の特性の一つがある程度の能力があり即戦力にしやすいことです。
そのような傭兵からなる部隊をクルスク攻撃まで安全な後方地帯とみなされていた
スームィ州に配置すれば、何かそこで企んでいることが露出するリスクがあります。
また、ウクライナ側に参加する傭兵の中には西側情報機関とつながりを持つものが紛れ込む可能性が高いです。
そのような部隊を奇襲のため意図秘匿が重要な作戦に参加させるのは、リスク管理の上で問題があります。
「1行目」と「2行目以降」が全くつながっとりませんがな。
「傭兵だらけでもおかしくない」とは全く関係ないどころか、読みようによってはむしろ否定しているようなもんです。
元々変な作戦なんです。
クルスク攻撃は。
なんでこんなことをやったのかがさっぱりわからない作戦でしかないのです。
東部のポクロフスクとかを事実上見捨ててクルスクを取りに行く。将棋で言うなら香車を取りに行く為に、金銀桂馬を犠牲にしました、みたいな。
飛車角に相当する原発やクルスク州都を取れる可能性はあった。ロシア側が信じられないくらいに無能で杜撰なら。
こんな計画です。
こんないい加減な計画は裏で何があってもおかしくはないのです。
「三万借金あるんだけどさ、今ここに一万円あるんだよ。そして俺としてはこの借金を全部返して、出来れば儲けも欲しい訳! だからスロ回してくるわ!」
こんなレベルの作戦に見えます。これを自分の責任でやるのが信じられないが故に知らなかった事にしている連中がやらせた作戦なのではって話です。それなら彼らの本来の目的は彼らの手勢によってなされるでしょう。
つまりそれが「傭兵」になるんじゃないですか、って事です。
それならゼレンスキーやシルスキーはギリギリ正気かも知れませんし、頭がおかしい希望的観測を垂れ流していた英国情報部ならやりそうですよね、ってだけですよ。彼らには何かくだらない目当てがあっても驚きでは無いので。
将棋で例えるなら自分の陣地縦3マスにしか攻撃できないって制約を外すためっていう目的(余計、米を慎重にさせたとの評だが)と、ロシア人を戦争と向き合わせるという目的はあったのでは
前者はともかく後者は米の兵器使用制限より大きな影響を持ってるし、自分の知ってる範囲ではそう大きくウクライナに悪い結果(ロシア市民が国防意識に目覚め、対宇・対NATOで固まる状態)にはなってないと思うけど
*ウクライナ東部も含めた戦況という面で成功してるとは言いづらい状況ではあるけど、ロシア領の攻撃許可とロシア一般市民が戦争(前線)参加ががない状態では、どう東部を守ったところでじり貧であることを考えると必然的な作戦に思える
はて、
指揮系統や兵站ひとつとっても現実性がない上に、
必要性もご自分でうまく説明できないというのであれば、そもそもの貴殿のご主張「(クルスク方面は)傭兵だらけでもおかしくない」は誤りなのでは。
元記事は、【#佐藤優のシン世界地図探索73】モスクワから見たウクライナ軍の「クルスク逆侵攻」というもので、事の真偽は分かりませんが、日中戦争方式で、西側諸国が義勇兵と称して自国の精鋭を傭兵として送り込んでいる可能性は否定できないとは思います。記事は大げさ目に書いているのか、ロシアを代弁しているのかは分かりません。スプートニクも似たような事を言っているので、ロシアの見解をそのまま言っている可能性もあります。
ただ、規模はともかく、傭兵というものが、この作戦において重要な役割を果たしている可能性は否定できないところもあるような気がします。
記事は読んでましたが佐藤氏も脳内妄想ならともかく、現実世界で旅団規模の傭兵部隊がポンポンできると本気で思っているんですかねえ。確信的にプロパガンダを流しているのか、一般人以下の思考能力しかないのか、不名誉な2択ということになりますすな。
>まあ、本邦の前の戦争でも真珠湾上空をはじめとした各戦線でドイツ機の目撃証言が相次いだそうですからねえ。
都市伝説ですか?
普通に考えてあり得ないと思います。
真珠湾攻撃だけ考えても、機体とパイロット·整備兵·機材をどうやって日本に輸送したのか?空母発着を可能とする改造はどうしたのか?機動部隊からハワイまで往復800kmをクリアしてハワイ上空で戦闘行動を取れる機体があるの?そもそも何が目的?等々。
相次いだのなら出典を教えて欲しいですね。
普通に考えて「クルスク方面のウクライナ軍は傭兵が大半」というのもあり得ないのは同じですからねえ。
もしあるなら現在進行中の事実なのだから多数の視覚的情報や裏付ける周辺情報は多数確認できるはずで、それもないのに真に受けている方々がいるのは興味深い現象ですな。
某週刊誌の元外務省分析官な佐藤某氏の記事によれば、
クルスクのウクライナ軍は傭兵部隊(イギリス・グルジア・ポーランド)が主力でウクライナ人部隊はその従属、傭兵は捕虜扱いがされないスーサイドスクワッド、従属してるウクライナ人部隊も捕虜にならずに死ねと命じられてるから必死で強い、との事ですよ。
もしもそれが事実であるとすれば、西側NATO軍の特殊部隊、ないし諜報機関の戦術の行きついた先は太平洋戦争末期の
「旧・日本軍」
ということでしょうか?・・・21世紀の、この令和という時代に・・・!!
もっともそれくらいの大西瀧二郎提督的、あるいは宇宙戦艦ヤマトの西崎P的な発想でもないと、逆に理解し難い、説明し難いような無謀な作戦でもあります。
「カミカゼドローン」
とか、
「カミカゼアタック」
と言うような慣用表現を連呼しているうちに、思考回路がすっかり太平洋戦争末期の日本兵になってしまったのでしょうか?
〉〉ウクライナ軍の数が〜
8月30日のボグダン氏の配信によると、最近の前線に配属される補充兵は使い物にならず足手まといなのだそうです。
訓練をまともにせず前線に送る事はロシア側もやっていますがウクライナ側もやっているとすると国の人口が多いほうが有利でしょう。ウクライナは外国に避難した成人男性も徴兵しているようですし苦しい事情がうかがえます。
2年半以上戦争して継戦能力が試される時期に来ているのではないかと思われます。
いくつか前の本サイト記事のリンク先動画にウクライナ軍の訓練風景が映っていたけれど、
火のついたタイヤの間を通っていくとか、素人目には動画にするような訓練でもないかなと思いました。
後方に配置されるならいいとして。。
ゼレンスキーの斬新な戦力分断策が見事にハマりましたね
軍事のプロには思い付けない作戦でした
将棋のプロがイベントなどでド素人と対局して、定石から外れたありえない稚拙な動きをするのでどうやってやんわりと対処してやれば良いのか困って「参ったなぁ~~」とつぶやくのを聞いて「俺はプロを唸らせてやったぜ」と喜んでるオジサンを思い出す話ですな。
アマ有段者だとほんとに素人の奇襲で序盤戸惑うのはよくあるみたいです。
だけど結局は戦略のないチグハグな作戦だから中盤以降は有段者が逆転することが多いですね
アヒル戦法が代表例かな?
組織的な責任者は当然ゼレンスキーですが,作戦における実際の立案や命令がゼレンスキーに求められるかどうかはけっこう疑問では?ドイツ国防軍もヒトラーのせいと言い世間もそのとおり受け取ってきたことがありますが,実際はだいぶ様相が違いましたよね。
戦後ドイツ軍が過剰にヒトラーに責任押しつけてるのはそうですが…しかしヒトラーは暗殺未遂以降バルジの守りをはじめ裏で側近とこそこそ計画作ってから軍に作戦を押し付けるのが多かったので…
ゼレンスキー暗殺未遂も何度か上がってるうえ軍と政権の軋轢も深まる中、立案命令が本当にゼレンスキー主導で行われている可能性はあるかと。
懸念としてはクルスクが失敗に終わった時、噂の通りゼレンスキー主導で計画されたとしたら政権への側の不信はますます高まります。
まあクルスクがバルジの守りのような一撃論ではなく次のザポリージャなどの反攻作戦につなげる可能性は十分にあるかもしれません。現在の前線の後退も更なる反攻作戦のための戦力整理中の可能性も…
そう何度もこれまで必死に守ってきたところを明け渡して配置転換するのも軍の反感に繋がりそうですが…
大統領は軍の最高司令官でありますので、虚偽報告や抗命がない限り軍事行動の直接的責任は大統領に帰せられます
また虚偽や抗命が横行する場合、そのような組織を改善できなかった間接責任が生じます
西側準拠であれば大雑把に、最高責任者は大統領、説明責任者は軍事系の省庁、実行責任者は総司令官、作戦立案は参謀本部、命令実行は軍以下の将軍、戦場での作戦は軍付き参謀以下略という感じですね。
今のウクライナは大統領が細かく方針や指示を出しているらしいですが、権限上は問題ないですね。
このままだとロシア軍の前進によりオスキス川を挟んで南北でウクライナ軍は分断されちゃいますね
こんな状態でオスキス川東部に残ってるウクライナ軍部隊は、西岸に退却出来るんでしょうか?
これじゃ退却どころか補給が出来てるかどうかすら疑わしい
あの方面もあっさり抜けるのなら偽装退却の罠とかいう話はなさそうだな
カルリフカは粘るのか放棄するのかどっちだろうと思っていましたが、この様子だとあっさりと放棄されたようですね。
まあ防衛線の背後に回られて崩壊したので、いくら強硬な陣地を作っていても補給切れで殲滅されるのは明らかなので、陣地を放棄して下がるのは利口ではありますが、これまでの死守命令で抵抗していたのと比べるとずいぶんあっさりしてるなぁ、と拍子抜けする感があります。その戦力が何処まで下がったのかは気になりますが。
セリタブが占拠されれば鉄道も幹線道路も使えなくなりますから、南のヒルニクやクラホヴェは、クラスノホフリカの激しい防戦とは異なり、存外と抵抗少なく簡単に占領されるんじゃないかという気もしてきました。
前線全体を俯瞰して見ると、ロシア側としてはクルスクはいったん現状維持(ウクライナ軍がもうちょっと頑張ったら何とかなりそう”に見える”状態)でヨシで、その間にドネツク州の獲得範囲を可能な限り広げようとしているように見えます。
ディミトロフ・ポクロウシクにすぐに攻め入らずに他の前線を押し上げていることから考えても、ポクロウシク攻略に拘らずにウクライナ兵を集結させておけば、その他方面の攻略が楽になると考えているのかもしれません。
侵攻から1年半くらいまでは「ウクライナ軍は兵隊の数と士気で勝り、ロシア軍は兵器の数で勝る。だから西側が兵器を供給し続ければウクライナが勝つ」といった論調だったと思いますが、ここにきてウクライナ軍の人員不足が深刻化している。
報道ベースだと「人員損耗率はロシア軍のほうがはるかに多い!」という世界線だったはずなのですが……。
未だにウクライナが勝てると思ってるの本邦ぐらいじゃない?割と本気で。
そういえば、当初から英語圏ではXXだからウクライナが勝利しなければならない。との論調は多かったですが、XXだから勝利できる!は記憶にないですね。全く無かったわけはないと思いますが。
これだけロシア軍に圧されてまだ管理人さん掲載の地図の端っこにドネツク市が毎回映ってるのに感動
開戦以来一貫してドネツ方面の戦況地図に掲載され続けてきた、
いわばウクライナ戦争史上最も掲示回数が多いであろう由緒あるドネツクペトロフスキー地区先輩が管理人さんが記載する地図から消えるのはいつ頃になるだろうか・・・
寂しいよ・・・
カルリブ落ちちゃいましたね
一人は112旅団もう一人は114旅団が旗を上げたとか言っててどういうこっちゃって思ってましたが
ネベルズケはもう持ちませんね
ロシア優勢はもはや不可逆的な戦況ですね、戦争初期はロシアがウクライナを侮り過ぎだし開戦時ロシア軍は核だけの汚職現場猫軍隊でウクライナが序盤は何とか耐えてたけれどもロシアお得意の戦争中に進化を遂げるパターンにより、西側以外は制裁に協力せず裏で抜け道作り経済はなんとか回り、ドローン関係に滑空爆弾、戦車への装甲板追加、バイク戦術、トンネル戦術、圧倒的野戦塹壕築城技術、囚人兵戦術、モスボールからの大量補修といつの間にかとんでも無い精強な軍隊になってしまったし、プーチンへの国民からの信頼支持が極めて高く国内も纏まっているとなると、これからウクライナはクルスク侵攻の代償を緩衝地帯という定義で非常に高く支払うことになるでしょうね。
スジャから北への三本の道路、塹壕線のMAPを見たのですが。
スジャ~Chermoshnoi(E38結節点)~クルスク市、スジャ~リリスク(E38結節点)、この2つの道路は塹壕線で固めていますし。
スジャ~コレネヴォ~リリスク(E38結節点・スームィ州東部国境付近)も、コレネヴォでウクライナ軍が追い返されています。
ウクライナ軍クルスク侵攻部隊は消耗を続けて、攻勢限界のように見えますから上記が逆襲の起点となり、nkさんの仰る通り大きな対価を支払う事になりそうです。
(2024.08.30 侵攻918日目、ロシア軍がクルスク州コレネヴォでウクライナ軍を押し戻す 航空万能論)
クルスク方面もウクライナは政治的に引けないので相当な代償払いながら占拠継続すると思いますがロシアが自称併合した4州は当然のことロシアにはやはり緩衝地帯地帯が必要であると、なんならウクライナ全土が緩衝地帯地帯の方が安心だともう東部でロシアが満足するようなことはロシアに余力がある限り無さそうかなと思います。反露な西部は併合ではなく傀儡を目指すとは思いますが、クルスク侵攻は色々な面で世紀の大失敗作戦になる可能性が大分高そうかなと。
まさに仰る通りです。
(現場が奮闘しているだけに)上層部が戦争初期、早期停戦を蹴ったのは、本当に愚策だったと感じています…
今後の推移を、見守りたいと思います。
全土はポーランド国境などを接することになるうえ国際的支持も得難いのでないように思いますが、国境州へのロシア軍配備や、悪ければGHQのような統治機構を置くことを要求される可能性はあるかと思います。
このままいけば要求は悪化するばかりなので、戦場で決定的な戦果を出せなければインドをはじめとしたロシアへのパイプが強い第三国を使って外交で成功するほか打開策は考え難いですね。
クルスク侵攻は後の世に歴史的大失敗として記録されそう。
今回も記事とは別の話題で恐縮です。
ハンガリーに脱出したウクライナ男性(50代)の話です。彼は戦争に参加したくない主義ですが、彼の妻は熱狂的な抗戦派で「わたしが戦場に行く」というくらいの女性でした。戦争が始まって、彼は妻と一人娘を外国に避難させようとしましたが、妻はウクライナに残ることを主張し、結局妥協策としてクィーヴ(キエフ)から西部に疎開することとなりました。
戦争が長期化するにつれ夫婦の考えが合わなくなり、その後彼らは離婚してしまいました。娘は妻が引き取っています。フリーになった彼は本格的に国外脱出を試み続け、このたび成功したというわけです。
彼はもはやウクライナ軍がクルスクで快進撃を遂げようと、東部で退却を余儀なくされようと、全く興味がなくなってしまいました。いまはさらに安全な国に移住することに集中して検討しています。現在のハンガリー政権はウクライナとの関係が良くないので、違法に脱出したウクライナ男性を逮捕して強制送還することはないとのことですが、いつ政権の姿勢が変わるともわからないので、ウクライナ戦争とあまり縁のない国に行きたいとのことです。
>>彼の妻は熱狂的な抗戦派で「わたしが戦場に行く」というくらいの女性でした。
戦場から遠い人々ほどやたら好戦的なのは万国共通っすね。
個人の話では、それだけで片付けられるものではないでしょう
情報ありがとうございます、勉強になります。
ウクライナ人の方々で、国外避難したい方にとっては、人道的な国でもあると言えそうですね(ハンガリー批判される事が多い理由なのでしょうね…)。
投票権は、男女平等・少子高齢化傾向がありますから、若年男性~中年男性にだけ重い兵役義務を課せば世論は歪んでしまいます。
彼女達・老年にも、兵役労役を平等に課すことの重要性を感じます。
ウクライナ人の妻を持つ男さんの知人、ご安全・ご健康を願っています。
人生折り返しであれば、安らかな地で、楽しく過ごす選択は重要と思います。
ボグダンによると高度人材や高額納税者は
後方支援してるから徴兵免除というルールが
法律で決まってるらしい
百姓の次男以降に優先で赤紙送りつけるより
明文化されてる方が合理的だな
ウクライナの動員のボトルネックは人的資源ではなく税収なので、高額納税者が兵役免除というのは理にかなっている。
士気にはマイナスだけど。
高度人材は大学にいける金持ちを免除という負の側面はあるのしても、日本の熟練工とか若手研究者を徴兵とかの例もあるから、なんともいえないな。まあ、ウクライナは汚職大国なので。
E-50沿いに側面を固めだしたという事は、他の道路も確保するつもりまたは再編成・補給体制を確立してからポクロウシクへ前進なのでしょうね
こうなってくると突出部を攻撃するといった対応も難しくなるので、ここ最近の反撃の少なさが罠なのではないかという考えも否定されそうです(クルスクのように完全に別戦線へ突撃する可能性はありますが)
セリダブが陥落したら、北のヴォズドウィジェンカへ向かうかポクロウシクへ前進するかで方針がはっきりするでしょう
東側はポクロウシクーディミトロフーマリニフカ沿いのT-0504
南側はゼレーネーダチェンスケ
辺りがウクライナの絶対防衛圏かな?
大都市包囲の動きは久しぶり(アウディーイウカは色々取り付かれていたし)なので、これから戦況マップがどう動くか興味深い。
ロシア軍は替の効かない物以外は現地の戦力でクルスクを防衛すると決めたようで、これはウクライナの目論見には乗らないということだ。もちろんクルスクでの戦闘はプーチンにとって政治的なダメージを与えるだろうが少なくとも彼らはそれをコントロールできる範疇と考えているし、少なくとも短期的にはその通りになっている。長期的な影響はあるのかもしれないが、そうなれば前線に負担をかけているクルスク進行がうむ余分な損害と、物資はともかく人員に余裕のないウクライナにはあまりいいことがない。
そもそも短期的に「一発逆転」するためのクルスク侵攻作戦だったのに、
それが失敗したからプーチン政権に長期的な影響が~なんて言ってたら、出血多量で死んでしまいますからね。
そして作戦失敗がウクライナ国民に認知されてしまえば、長期的に見て致命傷になるのはゼレンスキ―政権の側でしょう。
その通りで、基本は東部の戦力とキーウ進行の戦力の誘引が主目的で、この短期的な目標のための侵攻であり、あくまで支援国や兵士国民のモチベーションアップ、そしてロシアへの政治的動揺はそれに付随する良い効果でしかないでしょう。今後ウクライナが戦争をうまく運べば生きてくる布石にはなるかもしれませんが、陽動という主目的が達成できてない以上はあくまでも戦術的勝利であって戦略レベルでは敗北していると言わざるを得ない。
政治的ダメージで言えばむしろゼレンスキーのほうが危険。
プーチンの失策を叩く国内勢力はいない。
ゼレンスキーは政敵が多すぎる。
すでにポロシェンコがチャンスとばかりに叩き出してる。
もちろん短期的な、つまり現時点で目に見えるダメージではゼレンスキーの方がダメージは大きいでしょう。また、ポイントはプーチンを批判する勢力のあるなしではなく、それを生み出せるかどうかという点。今ある必要はないか、火種だけでもあればいい。主目的でないにしろその効果を狙っていないなんてことはないでしょうが、とはいえ与える影響はもっと後にならないとわからないし、それを抑えられるだけの影響力をまだロシアは十分持っているので、どのみちウクライナの被害が大きいのは確かでしょうね。
プーチンはロシア国内ではかなり叩かれてますよ。
やり方が生ぬる過ぎるって。
次の大統領は強硬派のメドヴェージェフが返り咲き?
日本含む西側の物語では「領土欲に取り憑かれた独裁者」ですが、実像は「内政大好きかつ割と内向き、市民の支持が何より大切な大統領」ですからね。
なので西側の物語では独裁者プーチンを失脚させれば全て解決ということになりますが。実際は、プーチンを失脚させれば、プーチン以上の強硬派が次の実権を握って第三次世界大戦まっしぐら、です。
プーチンは20年は権力を持ち続けられないだろうから、2044年には第三次世界大戦か。
それまでに西側はロシアの核ミサイルをかなりの確率で迎撃できるようになってないと終わりってことね。
冗談のようですが、シラフで過激な事を言いそうな面々が結構政治力持ってるのでね。
とはいえ他国がいらん事しなければ冷戦期ぐらいには安全でしょう。きっと
ここは明確にプーチン体制の罪といいますか、プーチン体制が欧米と決別した2009年以降に中道に見せるために極右を煽って極左を炙り出して…と動いてた時期がございまして、プリゴジン含め怪しい政権周辺人物を育ててしまったのですよね。
これらをどう今後処理できるかがプーチン以降のロシアの課題になりそうです。
まあ西側も過激な右左主張がはびこる時代なのでこれもこの時代の特徴なのかもしれません。
相変わらず着実に包囲して殲滅しながら面で進んでる感じですね
囲碁ですね!
クルスク侵攻、本当に何の意味があったのでしょうか…
日米安全保障条約で、集団的自衛権の話しは、我々にも馴染みの深い話なのですが。
CSTOによる、集団的自衛権により、ベラルーシ軍の牽制にも真剣に一定の対応する必要がありますし。
ウクライナ軍、クルスク侵攻・北部国境警戒強化を合わせれば、自ら東部を弱体化させた大失策に感じています。
無能プーチンの失策を突いてがら空きのクルスクで大戦果
なんて宣伝した手前ベラルーシ国境を空けるわけにはいきませんしね
それとも悪逆非道な独裁者ルカシェンコの暴走とでも泣き言を言いながら他から転戦させるつもりでしょうか
まあとはいえベラルーシが本当に参戦するとしたらクルスクのウクライナ軍排除への協力、あるいはロシア軍のベラルーシからの越境許可という形だとは思います
ぶっちゃけ、ウクライナに反攻されてベラルーシ政権もつんだろうか?
追記です。
ウクライナ軍が、工兵能力をどこに重点的に使うのか、難しい選択を迫られているでしょうね…
今からであれば、(4)東部の最前線・すぐ後方を優先することすら難しい様に思います。
(1)クルスク占領地
(2)ドネツク州州境 ザポリージャ州
(3)ドネツク州州境 ドニプロペトロウシク州
(4)ヴクレダール・トレツクなど、東部の最前線を保ってきた要塞およびすぐ後方
(5)その他
(1)が、政治的に最優先でしょう、敵地のため防御陣地を築かなければ悲惨な事になりかねない。
(2)は、ロシア4州完全占領を防ぐ目的がありますが、(3)と並行しなければ迂回されるリスクがある。
(4)は、開戦以来ここまで堅守だったため陥落すれば、アウディーイウカ陥落後のように崩壊する可能性。
(5)は、(1)~(4)を考えれば余力がない様に感じます…
ロシア軍の侵攻が止まらなさすぎて辛い。
ゼレンスキーラインは何処にありや? 全世界が知らんと欲す。
それはそれとして(デビルマン)
Googleマップ、ウクライナの状況が更新されているっぽいですね。前は古い画像だけだったアウディイウカが、南の端っこ、防空陣地跡周辺だけですが戦闘後っぽい画像に差し替えられています。
貨車を上に置いた状態で橋を爆破し障害にしている様子などが確認できます。当時奮戦したウクライナ軍部隊を思うと(現状に)涙がで、出ますよ……
壮絶な戦闘があったことがわかりますね。。
ロシアのウォッチャーの中にはあまりにも東部の前進が容易すぎるので、ロシア軍が破竹の勢いというよりはウクライナ軍がわざと明け渡しているのではとの考え方もあるようで。
うろ覚えだけどXで見た投稿だと
東部からクルスクに兵力を抽出したとはいえ、流石に予備選力が皆無になるまで抽出するとは考え難い。なのに予備選力を投入せず後退を繰り返している。
ロシア軍の進撃速度の割にはまとまった数のウクライナ戦力を殲滅できたという話がない。
ザポリージャ方面にウクライナ軍が戦力を集めているという話がある。
これらの点からウクライナ軍がザポリージャ方面に更に戦線を開くかもしれないと考えているようです。
実際ロシア軍は南部やクリミアからクルスクへ戦力を抽出しているのであり得ない話ではなく思える。
もちろん,どう見ても戦力を抽出してどこかで使うつもりでしょう。
クルスクの大失敗が露見して叩かれる前にゼレンスキー政権がするべきなのは何か。
それは「クルスクと同じような大作戦をやって、クルスクの結果を有耶無耶にする」です。
ただ。
どうみても警戒されまくっていて、次の奇襲は初手から失敗するようにしか見えませんが。
ギャンブラーが負けを取り戻すには,より多額の何かを賭けるしか無いんですね。
つくづく,ゼレンスキー政権というのは爆走で地獄行きの特急列車だな,も思います。
数日前にベルゴロド州境界線をウクライナ軍数百人で攻めたってニュースがありましたが、それも一つでしょうか?
続報が全く無いので、ただの嫌がらせ攻撃か、反撃されて壊滅したのでしょうけど。
よその防御を固めるならともかく、攻勢となると厳しかろうと思いますが
戦力が抽出されてるとしても数個旅団程度と見られていますし、南部には悪名高いスロビキンラインもあります
ハルキウ攻勢はまだロシアが足場を固めておらず、一方ウクライナにはまだまだ余力があってのことです
現状で再現は困難かと思います
ウクライナは冬までに電源を確保しないと
国民生活が詰むから
原発攻めは可能性としてはあると思うが
ロシアもそれ位は読んでるから
クルスクもザポリッジャも要塞化されてます
クルスク原発を人質にしてロシアに譲歩を強要する
乾坤一擲の作戦だったと予想しますが
さすがに戦力が足りませんでしたな
この冬のロシア軍は容赦しないだろうし
暖冬になるよう祈るしか無いわな
仮に原発占領しても送電線をウクライナまで張るには時間がかかるので、冬の電源確保にはならないと思う。
のでクルスク侵攻の目的がクルスク原発の電力確保という可能性はない。
だから、クルスク原発狙うのは人質なわけ
ゼレンスキーが返して欲しいのは
ザポリッジャの原発
まあどちらにしても失敗しましたし
インパール作戦なみに無理がありました
失敗以前に、クルスク原発を返すからザポリージャ原発返してといっても、ロシアが飲むとも思えないし、それぐらいウクライナもわかっている。
クルスク原発の電力供給が止まってもロシアはそれほど気にしないだろうから取引材料にならない。
クルスク原発を破壊すると脅すなら、ザポリージャ原発を破壊されるだけだし。
クルスク原発の電力を狙ったのでは無く、原発本体(核関連施設)を占拠・奪取する目的だったと思われます。
今後の交渉切り札として。それはロシアだけに限らず、西側諸国や世界中を巻き込めるカードですからね。
占領するくらいなら破壊して「ロシアが原発破壊した」と主張してNATO引きずり込む方が万倍楽だし実際そうとしかとれない原発本体狙いの攻撃がある
地理的にもメルトダウン起こせば風下のロシアが一方的に損をして、それでも核を使わないと舐め切ってるし
ウクライナ侵攻作戦を企てたのは軍事をちょっとかじった素人ではなく軍事で飯を食っているプロである以上それなりの成算があったはずで、それが何でこんなグダグダになってしまったのか、考えてみた。
まず奇襲戦には成功パターンがあると思う。敵の予想しない場所、時、兵力で攻勢を開始できたなら、まずは奇襲が「成立」する。そこで生じた混乱によって、敵が慌てて、例えば兵力の逐次投入のような悪手を犯すなら、初期の混乱が拡大されてゆく中で目標が達成される。これが奇襲の「成功」。ドイツの電撃戦もナポレオンの奇襲もこのパターン。
ウクライナも当然、この「成功」パターンを狙っていたのではなかろうか。予想外だったのは奇襲の「成立」によってプーチンが混乱するのではなく、対症療法ではなしに状況の整理に動いたこと。混乱に乗じて次の段階に進むべき作戦が途中から訳の分からないものになってしまったのは、つまりはウクライナよりもプーチンの方が上手だったことに尽きるのだけど、だからと言ってウクライナの首脳が無能だったとは必ずしも言えないと思う。
と言うのも、クルスク侵攻が始まって以来、ウクライナだけではなく西側のマスコミも情報局も軍事評論家も口をそろえて書いたのがプーチン政権の面子であり威信であり信頼の揺らぎで、その回復のためにプーチンは何らかの処置を早急に講じるだろうと言う予測だったのだから、ウクライナは軍事的にそんなに非常識なことを企てたのではなく、むしろ西側の常識に沿った形でクルスク侵攻戦の成功パターンを描いていたんじゃあなかろうか。それが竜頭蛇尾になってしまったのは、詰まるところ結果論なのだと思う。
そこで問題になるのが「西側の常識」なのだけど、どうもクルスク戦に限らず開戦の当初から西側はプーチン政権の堅牢さについて過小評価を続けているような気がしてならない。西側がプーチンの威信、面子、信頼、さらにはなんとか記念日までに挙げるべき成果の不達成やら反政府運動を誇張して取り上げるのはこれが初めてというわけではない。ところが現実にはここで、プーチン政権は面子や威信や国民の信頼や評判と言ったものに左右されることなく、奇襲を成立段階で抑え込み成功を許さない手段を冷静に講じることができるほど安定しているのが、改めて証明された形になっているのじゃあないだろうか。
そりゃ2014年のクリミア侵攻の成功体験があったからだろ・・・と思ったら、ウクライナ侵攻作戦と書いているが、ロシアの侵攻ではなくて、ウクライナのクリミア侵攻の話か。
ロシアの侵攻ではなくて、ウクライナのクルスク侵攻の話か。
ああそうか。訂正。
Xウクライナ侵攻作戦
〇クルスク侵攻作戦
奇襲の良い例としてWW2ドイツの電撃戦と悪い例としてバルジの守りがありまして、重要なのが指揮系統の混乱を引き出せるかです。
現実的な短期的戦術の下、奇襲による指揮系統の混乱とともに巨大な縦深の突破と無血開城ができた前者は成功。
そうでない戦術の下で奇襲は完璧というほどに成立したが初動がなんだかんだで遅れ、その間にアイゼンハワーのような軍権力集中者から適格な増援命令と危機対応体制が構築された後者は決定的な犠牲を出して失敗です。
クルスクを単体の奇襲としてみればやはり後者に該当するので、次につなげる戦略の一環となるかが焦点ですね。
「対症療法ではなしに状況の整理に動いた」とのこと、言われてみると合理的な考え方と共感しました。プーチンはウクライナによるロシアへの電撃作戦があった場合の対処の青写真を予め持っていたように思います。
また、その青写真が通用しない例外地域、電撃部隊への十分な補給が可能な地域について、事前にここは無理と思わせる布陣を見せた、それがハルキウと思えてきました。
クルスクが予想通りだったってのは無いでしょう
侵攻当初の報道や、増援を無造作に送り込んでHIMARSに狩られた動きを見るに、大方のアナリストと同様にちょっと派手なピンポンダッシュだと思っていたのは間違いないかと思います
原発で塹壕を掘っていたのも万が一の備えであったかと
そのあと早期に防衛戦の構えに切り替えたあたりは見事としか言いようがないですが
吐いた唾を飲み込める指揮官は手強いです
無中生有ですね
ウクライナ軍の初期の計略はロシアに敵戦力を過小評価させ、ちゃんと機能したように思います
ロシアの国土防衛戦略というものは元から国境地帯の一時的な放棄と機動打撃のセットですから、比較的少ない戦力で広大な国土を守れるメリットと敵戦力を誤認してしまうと反撃戦力の集結が後手後手になるデメリットが表裏一体にあります
ウクライナ軍はこの弱点を見事に突いてみせました
しかしその後のロシア側の対応もまた見事でした
内務省に指揮権を与えてSIGINT機能を強化し敵城把握に努めた一手が功を奏したように思います
権限委譲のスムーズさからすると元からこういう場合のガイドラインが定められていたのではないですかね?これは逆にウクライナ側も予想していなかったと思います
とにかく戦術的には両者とも精一杯知恵をしぼり最大限の働きをしたと思います
だからこそ最後にはウクライナ側の戦略の不純さが残った形に帰結したのでしょう
どうもアメリカは今年中に停戦をさせる気が無いみたいです
砲弾の生産量を増やしウクライナに送ると言ってます。
そしてロシアの街ベオグラードに無差別攻撃をウクライナ軍がしてるみたいです
車からその様子を撮影した映像が上がってました、ロシア軍の気を引くために?
東部に第47機械化旅団を戻したと言ってましたから、実は本気でクルスクを攻めたら
ロシア軍が焦って自国の防衛に部隊を回すと思っていたのでは?
ところでクピャンスク方面のロシア軍のこんな突出的な動きは久しぶりに見る
ステルマキフカの前進とあわせて両翼包囲的な動きだけどこんな単純な機動成功するんだろうか
この地域は戦力密度が低いようだけどそれにしても突出しすぎというか……戦場の風景がよく見えてこない