DEEP STATEは31日夜「ロシア軍がポクロウシク方面のフロディフカ集落内で前進し、ハリツィ二フカ集落の北部分を占領した」「ロシア軍はクラホヴェ方面やクピャンスク方面でも前進した」と報告、特に3日連続でハルキウ州クピャンスク方面について言及している点が目を引く。
参考:Покровско-Кураховское направление: бои в Селидово и освобождение большей части Галицыновки обстановка по состоянию на 18:00 31 августа 2024 года
参考:Мапу оновлено!
参考:Лондон може дати дозвіл на удари по Росії зі Storm Shadow, але потрібна згода трьох країн
参考:As Ukraine Mourns a Pilot’s Death, Jet’s Crash Is Still a Mystery
個人的にはクピャンスク方面の状況を注視している
RYBARはドネツク州ポクロウシク方面について31日夜「ロシア軍がセリダブ市内の公園とスタジアムを占領した」「ロシア軍がセリダブ南市内に侵入した」「ウクライナスク方向で戦闘が始まった」「ロシア軍がドリ二フカを占領した」「ロシア軍がハリツィ二フカの大部分を占領した」「ロシア軍の先遣部隊がゼランヌ・ペルシェに入った」と報告。
視覚的にもロシア軍兵士がハリツィ二フカ集落内の大祖国戦争記念碑=Ⓐに赤旗を掲げる様子が登場、さらにRYBARは「ロシア軍はクラホヴォに向けて前進し、ネベルズケ~クラスノホリフカ方向に展開するウクライナ軍部隊を徐々に包囲している」「ロシア軍は敵が保持できないと判断して放棄したドリ二フカを占領した」「先遣部隊が入ったゼランヌ・ペルシェでも敵部隊の大半が撤退している」と述べている。
DEEP STATEはポクロウシク方面について31日夜「ロシア軍がフロディフカ集落で前進した」「ロシア軍がハリツィ二フカ集落の北部分を占領した」と報告し、RYBARとの評価のギャップは広がるばかりだが、ネベルズケ~クラスノホリフカ方向に展開するウクライナ軍部隊の背後を突く動きだけは一致している。
どちらの主張が正しいかは視覚的証拠の登場待ちだが、ロシア軍はアウディーイウカ方面での攻勢を昨年10月に開始しているため、あと1ヶ月でアウディーイウカ・ポクロウシク方面での攻勢は1年間維持されたことになり、本当にロシアの兵士、武器、弾薬、物資に対する補充能力は底が見えない。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がポブジェダ~コスティアンティ二フカの間でT-0524方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がコスティアンティ二フカ集落内で前進して支配地域を広げた」「ロシア軍がパラスコヴィウカを占領した」と報告。
DEEP STATEとRYBARは「ロシア軍がC-051133に沿ってコスティアンティ二フカを攻撃中」「ロシア軍がコスティアンティ二フカの北と南の広大な農地でT-0524方向に前進している」「ロシア軍がT-0524を越えてヴォディアン方向に前進している」「ロシア軍がパヴリフカ西郊外で支配地域をを広げた」という点で評価が一致しているものの、ロシア軍の前進範囲については大きなギャップが生じていたが、今回の報告でポブジェダ~コスティアンティ二フカの評価が大幅に改善=差が小さくなった。
因みにDEEP STATEはクピャンスク方面に3日連続で言及し「ロシア軍がピシュチャネ郊外の突出部を西に広げた」と報告、この突出部が歪な形なのはロシア軍が森林地帯に沿って前進しているためで、何処に向って突出部が伸びていくのか注目される。
ベレストベはクルフリャフカに向う道路が遮断され、ステルマキフカの西にある道路もロシア軍の接近で怪しくなっており、ベレストベ方向に展開するウクライナ軍の状況は怪しくなってきた。コリズニキフカ方向に伸びた突出部の近くにも広めの森林地帯(高い確率でウクライナ軍の陣地がある)があり、ここを取られるとオスキル川に向うための足場にされるかもしれない。
この段階でウクライナ軍が突出部を潰せれば良いのだが、今後も突出部が大きく太くなるようであれば、特にオスキル川に到達されるようであればクピャンスク方面の状況は急速に悪化するかもしれない。
因みにゼレンスキー大統領は「ロシア領内へのATACMSやストームシャドウの使用を認めて欲しい」と要請しているが、ストームシャドウの制限を解除するには開発国の英国とフランスに加えて米国とドイツの同意が必要になる。
これはストームシャドウに米国製とドイツ製の部品や技術が使用されているためで、特に両国は戦争のエスカレーションを懸念しているためATACMSやストームシャドウの制限解除に応じるかは何と言えない。
追記:New York Timesは予備調査に関する説明を受けた西側当局者の話を引用して「墜落原因から技術的故障や操縦ミスの可能性は排除されていないものの、パトリオットシステムがF-16を撃墜した可能性が示唆されている」と報じたが、31日の記事で「米軍の高官2人は墜落原因について『友軍の誤射ではない』と述べた」と報じた。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
こうなってくるとむしろネベルズケの守備隊の気合いの入りっぷりの方が気になりますね
喰らってる滑空爆弾も1発2発では済まないでしょうに、あんな小さい町で粘りに粘りまくってます
戦術的にはかなり前から孤立した遊兵にしかなっていない為、ロシア軍も攻略を急ぐ必要が無いのかもしれません
ネベルズケ守備隊は撤退しようにも退路は、遮蔽のない農地を10km近く横断しなければならず撤退を諦めた死兵と化しててもおかしくないので戦術的価値が低い地点で出血は避けたい筈です
もしくは守備隊はとっくに撤退済みでもぬけの殻だがやはり戦術的価値から両軍グレーゾーンのまま放置されてるのかもしれません
ウクライナ前線歩兵は、本当に敢闘していて、勇敢に感じてしまいます。
投降しても、誰も何も言えないような場所を長期間守り抜いたわけですから、無理しないで欲しいですね…
さっさとクルスク方面を捨てればいいのにと思います
せっかく支援しても無意味な作戦で戦力をすり潰すだけでは
支援しても無駄だと思われそうです
いきなり急な損切りは出来ないでしょう。いま大々的にクルスクから撤退したらそれこそ「大失敗」の烙印を押されますから
やれる事としては徐々に精鋭部隊と機甲戦力を撤退させて、占領地域の維持に必要な分の兵力だけを残して「クルスク(全体とは言ってない)を我々は占領している!」という体面を保ちながら「クルスク攻勢自体を無かった事にする」ことぐらいでしょう
>支援しても無駄だと思われそうです
一部観測報道で、バイデン大統領が追加支援の要請を拒否したという話がでています
クルスクであまりにも支援兵器を損失したために、まさに「支援しても無駄」と思われた可能性があります
大統領選挙が大詰めに向かっているため迂闊な事が出来ないという側面もあると思いますけど
8/30にオースティン国防長官が「ウクライナの自由と安全と主権のために、アメリカの支援が揺らぐことはない。クレムリンの侵略と戦うために必要な能力を提供し続ける」とウクライナのウメロフ国防相と会談で発言したところだったのにな。
バイデンに何があったんだろう。
ストームシャドウの制限解除は、アメリカは判断できず、ドイツは反対すると思います。
バイデンのことですが、彼や息子のハンターバイデンは昔からウクライナに関係があったのですが、2期目がなくなったので、今はレームダック化しているのかもしれませんね。
始まりはもう随分昔になりますが、和平後に新たな動きが出てきそうな話題ですね。
「供与したパトリオットで供与したF-16を撃墜」だと、トランプ側から「バイデン政権の支援は無能で無駄」だという返しようの無い激痛の批判が飛んできます。
支援をするべきかどうかの問題なら「この親ロシア派め!」で切り返せるんですが。
支援した武器同士が同士討ち、しかもよりによって供与した武器の中で最も高額な兵器を撃ち落としてますから。
これは政治的に痛すぎるので、追加の武器は改善策や修正策が設けられるまでは、しばらくは送れないでしょう。
激痛って大げさな。
普通に追加の武器は送られると思うよ。
F-16AMはアメリカが支援した兵器じゃないよ。ヨーロッパの同盟国に対し、ウクライナへの供与を初めて容認しただけ。
アメリカが支援した兵器で一番高いのはパトリオットかなあ。
また捕虜が増えそう
クルスク攻めの意味とは
クピャンスク方面の動きはさっぱりわからない……
こんな極端な突出が上手くいくのか?
ロシア軍の手口は、畑を走るのではなく、集落を占拠して次の集落を狙う手口でしょうか。
クピャンスクは川の側には集落がありますが、東側には意外と畑だらけで、足場になる集落があまりありません。
足場になる集落がビシュチャネ?あたりしかないから、とりあえずあのルートで攻める以外の選択肢があまりない感じです。
逆に、ここをウクライナ軍に取られると、結構ウザイ感じでしょうか。
正直、ニューヨークと比べても、あまりやる気のない地域のような気がします。
上手くいったから今の形なのでは?
あの地域はまばらに樹林も存在しますが概ね平野ですので、クピャンスクの防備が十分ならばこのような半端な凸部が出来上がる前に、砲兵とドローンの雨で叩き潰されていると思います
ロシアも最初は威力偵察のつもりだったと思いますが、反撃が低調であるために機会を見出したものかと
無論これがロシアを誘引するための罠という可能性もあるわけですが…そんな技巧を凝らす余裕があればポクロウシクの状況はこうなってないと思うんですよね
ネベルズケ~クラスノホリフカ戦域はいよいよ大規模包囲の様相が目に見えてきましたね。
ポクロフスクは何らかの抵抗はするだろうと思っていますが、この様子だと本当に東部のウクライナ軍はポクロフスクでの大規模抵抗が出来ないほど崩壊状態である可能性が出てきましたね。
軍事界隈ではポクロフスクの突出部をウクライナ軍が大規模包囲する事を期待する声が結構ありますが、ここまで南に幅が確保されてきた以上最早ポクロフスク方面の分断包囲は不可能でしょう。ウクライナ軍が置かれている状況はロシア軍突出部への攻勢ではなく、ロシア軍突出部による自らの包囲への対応です。
仰る通り、地図を90°もしくは180°廻してみれば、幅から見てもロシア側が突出してる訳でなく、ウクライナ側が突出してる状況です。それをロシア軍が根元から刈りに動いている。というのが正しい戦況かと思います。
強いては、ヒルニクからクラヒフカ、クラホヴェと出来る限りの防御線構築が必要でしょうね。
ロシア軍の吐出部の幅は20キロぐらいあるし、根元には要塞?アウディーイウカがあるので、根元からの切断は容易じゃない。 中途半端な切断行為は、その部分が吐出部となり叩かれやすい。
ウクライナ軍のやるべきことはウクライナ軍の吐出部を下げることなんだけど、やらないところを見ると、ウクライナ軍自身は吐出部切断を狙っているのかもしれない。
どうなるのか、第3者としては楽しみですが・・・不謹慎ですね。
仰る通りですね、これからの戦況の動きとしてクルスク、ハルキウ北部は膠着継続、ハルキウ東部クピャンスク方面はロシアが突破口を開きオスキル川を背にウクライナ軍隊が包囲される展開、チャシブヤール、トレツクは時間かかるでしょうが陥落しドネツク州制圧に近づく、ポクロウシク方面はポクロウシク攻略前に再編補給兵站線確立の為ポクロウシク方向は小休止しセリタブ含む南西から南東方向で攻勢継続しクラスノホリフカ方面との接続を目指す過程でネベレスケ含むエリアが包囲される展開、クラスノホリフカ方面はクラホヴェ方向へ攻勢継続、ブフレダール方面はブフレダール周辺エリア陥落からのブフレダール包囲陥落でブフレダール陥落後一気に戦線がクラホヴェ方向へ押し上がるかなと、南部戦線はウクライナが東部戦線穴埋めで兵員物資移動を開始したらロシアが積極的に攻勢に出るのではと思うかな。
ウクライナは本当はドニエプル川を目安に防衛ライン作る位でないともはやロシアを止めることは出来ないと思うが、一応民主主義のお題目も建前もあるので難しい所か。
つまるところ、予備軍では?。
ロシア側の兵力数は、ほぼ、バレているような。あとは強制徴集かな?。
ウクライナ側の予備軍については、不明な部分が多いように思えます。
兵員数と訓練・装備(供与分含み)について。
今の状況が、博打の結果なのか計画された作戦行動なのか、の判断はそこでつくのでは?。
あと、記事内容とは外れますが。
日本の来年度予算案で、退役兵器の保管が始まるとのこと。良いことでは、と思います。
他所の記事では、対象は74式戦車を約40輌、90式戦車を数輌、MLRSが10輌から始まるとのこと。
また別記事で、ロシアのUAVが緑色のレーザーを照射した、とのこと。観測用としては?な気がします。
ひょっとして、キトロフ砲弾の誘導用かな?。将来的にはKABにも使うのかな?、などと想像します。
また別の記事によれば、ロシアはクリミア大橋上(道路橋?)にパンツィールを配備した?とのこと。
巡航ミサイル対策かな?。そうなると、上からの爆弾の方が橋を落せる可能性があるのかな?。
ロシア軍については攻勢の長期持続から、兵器の生産・リサイクルによる補給はもちろん人員の高度なローテーションが確立していると思われます。
補給に関しては長期戦を見越しての初期以降、プログレス突破からE-50確保までの1ヶ月ほどを除いて無理のある状態もなく、電撃戦の成立しない現代戦として好例と見れるでしょう。
パーンツィリは重厚な機関砲と地対空の両立で対ドローン・対ミサイル両立兵器なので大橋のような固定拠点防衛にはうってつけですが…数が揃わないと撃破されるという教訓もある中でどの程度の対空配置なのかですね。
橋桁は他で作ったモノを運んできて
乗せるだけなので
橋脚を壊さない限り割と短期で直せます
クリミア橋は2回破壊されて
いずれも短期間で復旧してますからね
そもそもいまのクリミア橋は
軍事用途ではほとんど使われてないので
ウクライナが攻撃しても
ロシアの攻撃はあくまで報復という
言い分を補強するだけだと思います
橋を使わなくても、陸路や船という選択肢もあるわけで、なぜ橋を壊せば物流が完全停止すると思い込んでいるのか結構不思議。 ビジネスマン的に考えても変なんだけど。
そもそも、建前上、クリミアに住んでいる人は、ロシアに支配されている可哀想なウクライナ人のはずなのに、物流麻痺したら彼らの生活が困窮するのに、クリミア攻撃して喜んでいるからな。
クリミアの鉄道フェリーはウクライナ軍に破壊されているので、船はあんまり使えなさそう。
ペレコープ地峡の橋も破壊されたらしいけど、こちらはポンツーンがかかっているみたいなので、こっちの輸送は大丈夫そう。
仰る通り、地図を90°もしくは180°廻してみれば、幅から見てもロシア側が突出してる訳でなく、ウクライナ側が突出してる状況です。それをロシア軍が根元から刈りに動いている。というのが正しい戦況かと思います。
強いては、ヒルニクからクラヒフカ、クラホヴェと出来る限りの防御線構築が必要でしょうね。
レス場所を間違いました。レスミスです。
失礼致しました。
川の上にあるばつ印は落とされた橋ですか?
ポクロウシク正面がやや落ち着いてウクライナ軍の増援が到着したかもしれませんね
クルスク以外の全戦線から抽出してるという話もあるので今後はポクロウシク方面以外で前進されるかもしれませんが
ゼレンスキーが東部に増援を送ると
マスコミに宣言してたから
ザポリージャあたりから部隊を
移動させたんじゃ無いですかね
ハリコフをつついてロシアを揺さぶるつもりが
自軍が逐次投入を強いられてるので
悪手にも程があったな
→ザポリージャあたりから部隊を
移動させたんじゃ無いですかね
理由はわからないですけど、最近ウクライナがサポリージャとヘルソンに兵力を集結してたみたいですし、たぶんそうだと思います。rybarによればサポリージャに最大4個旅団が集結してたみたいです。それにヘルソンのキンバーン半島に上陸作戦してたし。
本当に政治家が戦争に首突っ込むのは良くない
ゼレンスキーの周りにはゲラシモフみたいな優れたブレーンがいないのかな
信用度が微妙な兵力配置図を見ると。
クルスクのロシア軍の密度は不自然なほど低かったけど、逆にサボリージャ付近は妙にロシア軍が多い。第2のハリコフ、ポクロウシクにならないために、サボリージャを厚くするのは、まぁ悪いことではないような気がする。
個人的にはダム湖の日やがり具合が気になる。1年以上経過して、戦車が通れるほど硬くなっているなんてことないよね。
エマニュエル・トッドたちが指摘するように、「石油・ガスの安全な輸出ルートの確保」がロシアにとって重要な戦争目的の一つでしょうから、オデーサ〜沿ドニエストルまでの沿岸部を親ロシア政権で固めるのが理想です。
それに向けて、余裕が出てくればザポリージャ・ヘルソンから西進作戦に打って出よう、という構想はありうるでしょう。
ウクライナ側もそれを読んではいるのでしょうが、東部切り捨てへの批判がどうなるか…。
ガスはLNGの設備が制裁で作れないから、輸出は無理だと思う。
LNGは以前から輸出していたので、旧来からの施設が破壊されなければなんとかなるかと。EU圏内での第三国への積み替え禁止などはありますが、まあ制裁逃れの道はあるでしょう。
榴弾砲も置き去りで取られてるかな
クピャンスク方面ですが、手前のハリコフ方面の攻防戦があっただけでなく、クルスク攻勢が開始されましたからね。
東に行けば行くほど末端になりますから、兵士・武器弾薬の供給は、どうしても細るかなと…
ウクライナ軍、オスキル川の防衛ラインを活用するのか、(橋が落ちているものの)対岸を維持する判断なのか少し気になります。
そろそろ、クルスク侵攻は天下の大愚策と結論を出しても良いのかな?
バルジの戦いは当初は米英軍に動揺を与えられた訳ですから、現代の春の目覚め作戦ですかねえクルスク侵攻。
某ネット界隈の方の言説ですが
「春の目覚め作戦は10日で失敗した」
「ウクライナは1月持たせてるから違う」
だそうです
そう言う問題では無いような気が
クルスク侵攻が春の目覚め作戦なら、年内にはキーウにロシア軍が殺到していないとおかしいのだが。
そう言う問題ではないような気が
どういう問題?
春の目覚めといいたいだけに見える。
自国の情勢を鑑みた時に、貴重な戦力をすり減らす愚行を「春の目覚め作戦」に準えてるんでは?もっとも、春の目覚め作戦は油田の奪還目的だから、クルスクの平野を取り戻すよりはもっともな戦略目標だったでしょうけど。
軍事的には、戦略が劣る側がなんと自分の戦力を分割して敵の遊んでる兵にぶつけたという驚くべき作戦であり。スポーツであれば八百長の敗退行為が疑われるレベルの酷さですね。
なので政治的にどれだけの得点があったかが問題ですが。
今のところ、支援国との約束を破って追加支援がもらえなくなり。作戦の前提条件であった停戦協議が中止になって撤兵の見通しが立たなくなり。国内の他の戦線が総崩れを起こしかけており。
得られた利益は「2週間ほどゼレンスキー大統領が気持ち良く過ごせた」ぐらいですね。
>今のところ、支援国との約束を破って追加支援がもらえなくなり。
クルスク侵攻 8月6日
アメリカが総額1億2500万ドルの新たな安全保障支援パッケージの供与を発表 8月9日
アメリカの支援ではなく、ドイツの支援の話だと思います。ウクライナが防衛ではなく侵略にドイツの兵器を利用したので議会で再び審議されることになったのです。それで削減されました。ノルドストリームの件もありましたし、
ドイツの話は財政緊縮政策の一環として予算が半分に減らされたって話で、減らされた分はロシアの凍結資産の利子で賄うから、財務省がいうにはウクライナが受け取る支援の額は変わらないという話らしいって聞いたよ。
ドイツが支援を行わないと宣言したのは単に財源がないからです。クルスク侵攻が愚行であるのは確かですが、訳の分からない理屈でウクライナを批判するのはやめなさい。
>訳の分からない理屈でウクライナを批判するのはやめなさい
岸田政権などを批判することを法で禁止されていない日本で、いかなる理由でウクライナを批判することを禁止するのですか?
それでも禁止するなら、道理の通らない理屈でロシアを批判する方々も禁止せねばダブルスタンダードにしかなりません。
deepstateの戦況図のほうがアテになるのは間違いないと思うのですが
ウクライナ軍がまだ諦めてない範囲、部隊が攻撃を加えてる範囲を粘り強くロシア軍支配地域と認めないため
最近の更新では領域が一気に変わる傾向が見られるのが気になるところです。
余裕のある側のほうが戦局報道は正確になるのが歴史の常です
ロシアメディアへの政権からの圧力を念頭に入れても、今や報道の正確性は逆転しているのではないかと思います
ウクライナ側もロシア側も勝ってるところの更新は早く、負けてるところの更新は遅い
対してかわりませんよ
基本はおっしゃる通りと私も思います。
ただそれだけに、“圧倒的に勝っていた”頃のクルスク侵攻の更新が、DeepStateが非常に遅かった、ほとんどなかったのが異例なのですよね。
ロシアは悪手を指しても巻き返せるが持ち駒のない(国力)のないウクライナは悪手指すと収拾つかなくなる。
日本軍も真珠湾以降アメリカに打撃を与え続けたがそれでも国力差で巻き返されたからな
うちの爺さん(もう死んだけど)も開戦当初世論イケイケ押せ押せでまさか負けるとは思わんかったらしい
おかしいと思い始めたのは敵機が頻繁に空襲し始めてからのこと、それでも最後は日本が勝つと信じていたらしい
というか
負けるなんていったら村八分でチクられてぶち込まれると思うし、つくづく情報統制、洗脳ってこわいな
ロシア国民がそうなるかもね。
こんなに特別軍事作戦が長続きするとは思ってなかっただろう。
この調子だと太平洋戦争より長続きするかもね。
1942年12月8日~1945年8月15日(or 9月2日)
2022年2月24日~?
ロシアはウクライナだけでなく
チェチェンにグルジアと、
長く戦争をやってるので
国民もある程度、慣れてしまってます
ソ連崩壊を見て来た中年以上は
不便にも貧乏にも慣れてるし
米や電気代がちょっと値上がりして
国が何とかしろと大騒ぎの本邦とは
国民の気質が全然違います
ロシア国民は大日本帝国民とメンタルが似ているのかもね。
凄い
何がどう似てるのか全く伝わらないのに意味が通じてる人がいる
もしかしたら日本人の祖先はユダヤ人かもしれません
そうですね。ここの点を間違えてロシア国民の判断をしていると大きく見間違えます。そしてプーチンは勝てる大統領として長らく見せているので協力度も高いです。
クルスク侵攻は勝てる大統領という虚像が傷つくから、クルスク州のウクライナ占領地などのネットを遮断したり、ニュースであんまり取り上げなかったりしているみたいね。
>クルスク州のウクライナ占領地などのネットを遮断
被占領地の通信インフラを敵に利用されないように遮断しないほうが異常です。
また、ニュースで”あまり”取り上げないと言うならば、本邦の報道はポクロフスク方面の危機的状況を“全く”取り上げていないので、腐敗度合いはより深刻。
民主国家の一員として、我々は他国を貶す前に、まず自国の改善に取り組むべきでしょう。
単にニュースバリューがないだけ。
クルスクのように、日本は第二次世界大戦以来はじめて他国に領土を占領されたわけではないので。
勝利と言えるだけの結果を出し続けたのは本当。情報統制がかかっているのも本当だけど、何処からニュースであんまり取り上げてないと判断したので?少し調べただけでも結構出てきますが。
まぁ、苦境に見えるような話は避け気味のようですが、クルスクの事自体は普通に出ます。
ただウクライナの現在の動員ペースから考えたら例え精鋭をクルスクで壊滅させようとも立て直す事は可能でしょう。
アゾフなんか何回も壊滅させてるのに復活どころか増えてるし。
ロシアから見たら嫌な展開でしょうね。停電させまくってもそもそも生産してないから構いなしだし。生産しないから男を全員兵士にしてもウクライナは回る。
まさに泥沼の戦争ですわ。
ウクライナは財政破綻状態で
直近で対外債務も踏み倒してます
普通、デフォルトと呼ぶ状態ですが
西側の裁定でデフォルトではないらしい
(なんでやねん)
新たなATM国が登場しないと
兵士を動員しても給与が払えません
西側の裁定で、ロシア凍結資産の
利子は盗んでも合法になりましたが
(なんでやねん)
本体に手をつけるのは流石に無理かと
私は海外在住なので関係ありませんが
日本の納税者の皆さんも
西側の動きに目を光らせた方が
よろしいかと思います
ロシアの凍結資産の利子をもとにしたウクライナへの融資が届き始めるのが今年末らしいので、来年は動員が今よりははかどるようになるのかな。
S&Pは当然ながらデフォルト扱いにしてるので、民間の金融環境ではもう駄目ですね。
ロシア資産に関しては利子を担保に貸出すが、実際に利子に手をつけた時の責任はウクライナというトリッキーな方法で合法化してるとか。審査不備のようなものです。
金融機関がのらりくらりと反対して実際に手を付けることは無いとは思うのですが、やってしまった時は通貨の大移動が起きてもおかしくなく、恐ろしいの一言です。
ウクライナ国債をなんの債務保証もなく買う金融機関はないとは思う。
デフォルト扱いだろうがなかろうが。
仰る通りです。
機関投資家(年金基金・銀行・保険会社・証券会社・ファンドなど)は、ジャンク債(ウクライナ国債)を基本的に買えないんですよね。
(投資適格債(とうしてきかくさい) 三井住友DSアセットマネジメント)
基本的に国債の担保は国の信用です。買い手はリスクと利子のバランスで購入します。
自国通貨建てはすでに話になりませんが、ドル建てでも駄目なのが今ですね。
産業基盤は破壊され、田畑は荒れ果てて、ウクライナは亡国一直線ですが。
実は関係各国としては、中途半端にウクライナが発言権を残して終戦するより、跡形もなく消し飛んでくれる方が戦後処理がしやすいんですね。
その点ではゼレンスキー大統領はスポンサーたる各国の意図を良く汲んで、諸外国にとって理想的な戦争指導をしていると言えます。
ウクライナ全土がロシアに占領されれば、戦後復興支援がいらなくなるから、日本的には倫理的と心情的にはともかく、金の面だけでいればいいのかもね。
難民が押し寄せるポーランドとかは困るだろうが。
アメリカとEUがウクライナに約束した空手形は天文学的な数字ですからね。
2022年の段階で復興費用は40兆円とも70兆円とも言われてましたが。そこから地獄の消耗砲撃戦とインフラの叩き合いをやった今ではいまや2倍以上に膨れ上がっているだろうことは想像に難くありません。
戦争が終わってしまったら、西側諸国にはウクライナからの請求書がやってくるんですね。
どう考えても、ウクライナには壊滅的に存在の1片も残さずに消えてくれた方が、欧米諸国には利益が大きいわけです。
納税者はともかく政治家としてはどうだろう?
不況になれば不況を理由に金を使い、好況になっても作った借金を返すのではなくインフレを理由に金を使い、政治家はいつも金を使いたがる。
オリンピックだったり万博だったり、コロナ対策費だったり、理由をつけて金を使うことに熱心で、ウクライナ復興も金を使う大義名分がたつので、喜んで使うんじゃないかな。
他国に納税者の金を渡してちやほやされて、儲かる企業から献金を受け取り、政治家の懐は痛まないし。
戦後復興は莫大なフロンティアですからねぇ、それをロシアに持っていかれるのは手痛い
まぁロシアに持っていかれるならまだマシで、最悪なのは中国に持っていかれたとき
実際そうなりそうですし
確かに儲かるのは中国となりそう。
ウクライナ戦争前の時点でクリミア併合は害より益の方が大きかったと考えているロシア人の割合が減っていたらしい。
理由はクリミアへのインフラ投資の負担や制裁のため。
今後、併合したウクライナの州の復興費用もロシア経済の負担になってくるかもしれないね。
長期的には資源地帯と穀倉地帯でプラスになるかもしれないが、もともとウクライナは1人あたりのGDPがヨーロッパ最低レベルだからなあ。
おそらくロシアとしては
農地しかない西部は要らないんですよ
小麦の生産はロシアが世界一だし
すでに農地は西側穀物メジャーの
植民地になってますから、
手出しをすると揉める
ボクダンさんも指摘してましたが
東部の資源はロシアが
西部の農地は西側で山分けで手打ち
そういう台本が出来てると思われます
ウクライナの知識階級は気付いてるから
国を見切って逃亡してるのでしょう
欧州のパンかごとはいえ、金利ゼロでも100年経っても完済出来なさそうですね。そもそも貿易収支を黒字にできるのがいつなのやら。
前に融資だからとか国内で使えないから問題無いとの意見もあったけど融資だとするとされる資格は無いよねウクライナ。
そもそも返済出来ないし債務踏み倒してますよねと、融資とか下手に誤魔化さずに、日本は一応G7でアメリカの属国でもあるのでお金差し上げます!本当はロシアとの関係の方がウクライナより何百倍か重要だけど西側の圧力には逆らえません!これ以上お金取らないで下さい国内も厳しいです!の方がアホですがまだ清々しいですね、政権支持率はガタ落ちでしょうけども。
飛ばしみたいな話ですからね、仰る通りと思います。
ウクライナ支援の是非を問うために、日本国民に分かりやすく説明するのが、最低限の政治的な義務でしょうね。
昨日ベオグラードを多連装ロケットで攻撃しただけでなく、ロシア領内のインフラを狙ったドローン攻撃を
ウクライナはしてたみたいです、発電所が2か所スタンドが1か所燃えてる映像がありました
ロシア軍は158機のドローンを撃墜したと、しかし確実に報復攻撃をロシアはやりますよね?
もう停戦なんて無理なのでは?
クルスクの報復攻撃まで数週間かかったし、今、報復攻撃したら規模が小さくなりそう。
停戦はもともとなくて、ウクライナが降伏するか、継戦するかしかない。
トランプが勝たない限りウクライナの降伏はない。
戦略上自殺行為でしか無かったクルスク侵攻作戦の目的は、戦争を継続させること自体だったのではないのでしょうか。
ウクライナの現状は、人口は半減し産業インフラは破壊しつくされ借金漬けであり、この状況で戦争が終結しようものならゼレンスキ―政権は終りです。
戦争継続と言う一点で言えば、停戦交渉案が四散した今作戦は大成功と言う事になります。
ゼレンスキ―は政権を延命するだけの為に、勝てもしない戦いに国民を投入し続け、戦争を終わらせない為に「テロ攻撃」を繰り繰り返してるという事です。
自己の保身のために国民を犠牲にし続ける様は、正に最悪の悪魔的所業であると言わざるを得ません。
“戦争が発生し、持続する”
ということは古今東西そういうことなのでしょう。国民の継戦意欲が高いからこそ、見合った政府が出現し戦闘状態が維持されるのだと思います。
戦意が低ければ侵略に対して軍事的に蹂躙される前に外交的敗北で終了するでしょうし、逆に、極めて高ければ貧弱な戦力であっても絶滅まで抵抗を継続するでしょう。歴史上、そういった絶滅事例は数あります。
ウクライナという国家の規模や性質から、絶滅まで粘るステージは無いでしょうが、継戦派が衰退して敗戦の受入れを良しとする勢力が優勢となれば、クーデターや革命などが発生して政権が崩壊する位はあるでしょう。
しかし、東部がかなりの苦戦とはいえ、そういった状況にはまだまだ遠く、戦争は続きそうに思います。
停戦条件の決定権をはたしてゼレンスキーが持っているのでしょうか。
勝とうが負けようが荒廃した戦後ウクライナで、ゼレンスキー政権は終わりでしょう。違うのは吊されるか、穏健に勇退できるのかくらいで。