ウクライナ戦況

侵攻924日目、ロシア軍はトレツク、二ューヨーク、クラホヴェ方面で前進

DEEP STATEはトレツク・二ューヨーク方面について「ロシア軍がドゥルジバ集落内、ピヴ二チネ市内、二ューヨーク郊外で支配地域を広げた」と、クラホヴェ方面について「ロシア軍がプレチスティフカの南で支配地域を広げた」と、RYBARもクラホヴェ方面についてDEEP STATEに近い内容を報告した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Южнодонецкое направление: бои в Водяном и освобождение Пречистовки Обстановка по состоянию на 15:00 4 сентября 2024 года

両翼からの同時攻撃を欠いた状態でパヴリフカからヴフレダルへの正面攻撃は無意味

DEEP STATEはトレツク・二ューヨーク方面について4日夜「ロシア軍がドゥルジバ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がピヴ二チネ市内で支配地域を広げた」「ロシア軍が二ューヨーク郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がパンテレイモ二フカ方向に支配地域を広げた」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

もうロシア軍はドゥルジバ集落の大半を支配しており、トレツクを守るザリズネ、ピヴニチネ、ドゥルジバの3拠点はほぼ制圧された格好だ。二ューヨーク郊外でも8月27日~9月4日までの9日間で大きく支配地域が広がっているものの市内中心部=フェノール製造工場付近には変化がなく、ネリピフカ方向への前進も確認されていないためロシア軍は二ューヨーク北部を完全に掌握出来ていない可能性が高い。

DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がプレチスティフカの南で支配地域を広げた」「ゾロタ・二ヴァがグレーゾーンに収まった」と、RYBARも「ロシア軍が鉱山とダーチャの間で支配地域を広げた」「ロシア軍がプレチスティフカを占領した」「ロシア軍がプレチスティフカから西に支配地域を広げた」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARは他にも「DEEP STATEが報告してきたロシア軍の前進範囲」を追認しため「ヴォディアン~ピヴデンノドンバスカ第1炭鉱方向」「パヴリフカから西方向」で両者の評価がほぼ一致し、ロシア国防省も4日「ボストーク・グループの部隊がプレチスティフカを解放した」と報告している。

RYBARは同方面について「ヴォディアンを確保できれば右翼からの半包囲でヴフレダルを占領することが可能になる」「パヴリフカからヴフレダルへの正面攻撃が過去に何度も失敗したため、両翼からの同時攻撃を欠いた状態でパヴリフカからヴフレダルへの正面攻撃は無意味だと理解するべきだ」「依然としてプレチスティフカ周辺にはウクライナ軍部隊が存在している」と述べており、DEEP STATEが戦況マップの中で言及したグレーゾーンはゾロタ・二ヴァを越えたところまで伸びている。

出典:24 ОМБр імені короля Данила

今のところプレチスティフカからノボウクラインカ方向へのロシア軍前進は確認されておらず、どちらかというとプレチスティフカからヴェリカ・ノボシルカ方向に前進する可能性があり、ヴフレダルとヴェリカ・ノボシルカの両方に圧力をかけているのかもしれない。

因みにパヴリフカからT-0509に沿った前進距離は約12km(8月27日~9月4日までの9日間に報告された分)、C-051102の南北に広がる広大な農地からヴォディアン方向の前進距離は約10km(7月1日~9月4日まので66日間に報告された分)なので、前者の前進距離が如何に大きいかをよく物語っている。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

追記:コンスタンチノフカ方面とトレツク・二ューヨーク方面をつなげた戦況マップが完成したので掲載。特に新しい情報が書き込まれている訳ではなく自己満足の類。

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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

米報道官、ATACMSならロシア軍機を地上破壊できるというのは間違い前のページ

ロシア軍がチャシブ・ヤールで前進、ポクロウシク方面でもヒルニクに急接近次のページ

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コメント

    • もへもへ
    • 2024年 9月 05日

    そろそろクルスクマジックの賞味期限が切れてきて、観客も飽き始めてきたから新しいネタが必要ではないでしょうか。

    次のバズれる作戦はどこなんでしょうか。
    圧倒的意外性であればベラルーシ侵攻とかですかね。

    ベラルーシ軍が国境に兵力を集めていて、それをウクライナは非難してましたし歴史的に苦しい時期に国境に兵力を集めるのは宣戦布告事由としてはいけるのではと。

    実際やれば世界の注目はウクライナに集まりますし、弱兵ベラルーシ軍なんて少数のウクライナ軍でケチらせます。
    ピンチになったベラルーシ救援のためにロシアは兵力を派遣しなくてはならないので、東部戦線からの兵力誘引も期待できる。
    実施兵力も首都防衛とかでキエフで遊んでる部隊にやらせればいいですし。

    22
      • 無名
      • 2024年 9月 05日

      ポクロウシク方面の報告がないということは、やっとポクロウシク方面は落ち着いたんですかね。
      次はヴェリカノヴォシルカが危ないかもしれないですけど。

      13
      • ののの
      • 2024年 9月 05日

      もうウクライナの予備兵力なんてキエフの首都守備軍くらいしか残ってないぬ

      21
      • カリーニングラード
      • 2024年 9月 05日

      伝統に従い、ベラルーシを通り道に、ポーランドとリトアニアの間の不思議空間を通ったことにしてカリーニングラードを落としたら、戦史に残る。

      9
      • ぱあ
      • 2024年 9月 05日

      それは楽しそうだなあ

      8
      • 朴秀
      • 2024年 9月 05日

      ベラルーシは警戒しているでしょうが
      ウクライナ軍が突っ込んできたら防げないでしょうね

      ただ初動は良くても後が続かなそうです
      逆にキーウに再侵攻されそう

      36
      • 伊怜
      • 2024年 9月 05日

      ベラルーシが「ウクライナ軍が国境の兵力を増やして挑発している」と発表したのが6/29、ウクライナのドローンがベラルーシ領内に飛来したのが8/9、ウクライナ国境警備が「ベラルーシ軍が国境の兵力を増やしている様子はない」と言ったのが8/18、ウクライナ外務省が「ベラルーシが国境に軍を集結させている、撤退させろ」と言ったのが8/25
      これで宣戦布告するのは無理ありすぎでは?

      13
      • nachteule
      • 2024年 9月 05日

       冗談にも程があるでしょう?相手を挑発して宣戦布告理由になるなら世の中戦争だらけですよ。越境することも無い戦力を理由に攻撃するなんてまともな国はやりません。
       どうしても攻撃したいならウクライナ単独の力でどうぞでしかない、このタイミングで弱い相手だろうが正当な理由を示すのも難しいウクライナから仕掛けるとか正気の沙汰じゃない。更なる戦端を開いてさあ支援をお願いしますとか自衛権を超えた行いでしょう。

      20
      • Natto
      • 2024年 9月 06日

      ルカシェンコ:じゃがいも収穫の為にの援農部隊である。戦車?トラクター、コンバインが不足しているので代用。

      1
    • かぼ
    • 2024年 9月 05日

    ベラルーシを攻撃するぐらいなら
    沿ドニエストル共和国のロシア軍基地への攻撃の方が可能性が高い気がしますが・・・どうなんでしょう

    18
      • なるなる
      • 2024年 9月 05日

      沿ドニエストルは国際法的にモルドバの主権地域なので、そこに侵攻してしまうと中立国家モルドバに宣戦布告することになってしまうのではないかと思われます

      39
        •  
        • 2024年 9月 05日

        そんな訳ないだろ
        交戦国が第三国の領土領域内にいる敵国軍事力を攻撃するのは戦時国際法上の当然且つ正当な権利、中立気取るなら自国領土領域内に戦争中の国の軍事力を留め置いてはならない、中立義務違反だ
        沿ドニエストのロシア軍事力をウクライナが攻撃するのにモルドバに宣戦布告は不要だしモルドバにウクライナへ抗議出来る名分もない

        3
          • 納屋の戸
          • 2024年 9月 05日

          そうやって第三国のマリでテロ組織に情報流して敵対国家の傭兵をマリの正規軍ごと攻撃させた国家がいたけどどうなったよ
          何が中立義務違反だよ

          49
            •     
            • 2024年 9月 06日

             マリに介入したけど。
             ロシアに対する武器供給国である北朝鮮、イランに対して宣戦布告をすれば世界的な大ニュースにはなるかな。

            • 犬の〆
            • 2024年 9月 06日

            常に正義のお題目や建前が通るとは限らないのは今般のウクライナ情勢やイスラエルの所業を見れば明らかです。
            いずれの場合もその時の情勢とそれに対応する政治的な見解が、可能か不可能かを決めるのではないでしょうか。

              • 犬の〆
              • 2024年 9月 06日

              ふぁ!レス先を間違えたでござる

              1
          • ras
          • 2024年 9月 05日

          その理論は西側で訓練受けているウクライナ軍をロシアが攻撃してもいいことになるのですが
          あんまりな誤りですね

          60
      • 無名
      • 2024年 9月 05日

      モルドバ政府軍と沿ドニエストルで武力衝突が起きれば、ウクライナはモルドバ政府軍を支援すると称して介入するでしょうけど、ウクライナが一方的に侵攻はしないと思います。

      16
    • Mr.R
    • 2024年 9月 05日

    NASAのFIRMSで確認。

    ドネツク方面ではトレツクやセリダブといったホットスポットでは大きめの反応が見られる。ほかにはバフムト近郊のソレダールから東の主要道沿いに複数の大きな反応。

    クピャンスク方面。かなり激しい反応で、相当数の砲撃や爆撃が行われている可能性あり。クピャンスク市周辺は当然として、オスキル川より(ウクライナにとって)後方の地域もかなり叩かれている印象を受ける。

    ハルキウ(ボルチャンスク)方面。ボブチャ川から北の国境沿いの地域で幅広く反応。ウクライナ支配地域でも反応が多いことから、国境沿いの陣地や集落がターゲットか?

    クルスク攻勢。双方の殴り合いといった印象。ウクライナ軍支配地域や後方のスムィ州内で多くの火災反応が見られるが、同時に主要道沿いのロシア側地域やグルシコフスキー地区内、またセイム川の北側も叩かれている模様。

    ……これらよりも個人的に気になるのが、ブリャンスク州とウクライナの国境沿い(のウクライナ側)で連日のように起こる広範囲な反応です。スムィ州、チェルニヒウ州それぞれの国境地帯で縦に約10キロ、幅は数十キロにもおよぶ反応が見られます。ウクライナ側がその方面から攻勢をかけようとして叩かれているのか、あるいはロシア側が同地域の防衛陣地をボロボロにして攻勢準備をしようとしている(あるいはそう思わせることによってウクライナの兵力を誘引したい)のかは素人の私には分かりませんが、なんとも不気味です。

    長文失礼しました。

    42
    • たむごん
    • 2024年 9月 05日

    トレツク・ヴフレダルは、開戦前からの最前線ですから、ここの攻防戦は重要なので注目ですね。

    ポルダヴァの軍訓練施設などに、大きな被害がでています。

    スウェーデン製AWACSに関する人員(外国人教育担当?)、被害を受けたというのを少し見かけたため、本当なのか気になっています(下記ソースとは別の記事です)。

    (2024年9月4日 ウクライナの軍訓練施設や病院にロシアのミサイル、50人超死亡 中部ポルタヴァ BBC)
    (2024.9.4 ロシア国防省“外国人教官や無人機の操縦士らを狙った” ウクライナ・ポルタワでのミサイル攻撃 日テレNEWS)

    22
      • MD
      • 2024年 9月 05日

      スウェーデンの外相が突然の辞任という事でニュースになってますね。
      理由については言及していませんが、ポルタワでの攻撃の直後だけに無関係とは思えないところはありますね。

      28
        • たむごん
        • 2024年 9月 05日

        情報ありがとうございます。
        2022年10月から、首相=外相が同じで2年すら経ってないですから、外相辞任・政界引退とのことであれば気になりますね。

        (2022年5月NATO加盟申請ですが)2024年3月NATO正式加盟について、各国と交渉を推し進めてきたメンバーですし。
        ウクライナにAWACS提供した事は、100%現政権の責任でしょうからね…。

        (ウルフ・クリステション Wiki)
        (2022年10月26日 ビルストロム・スウェーデン外相就任に対する林外務大臣からの祝意の伝達 外務省)

        20
    • paxai
    • 2024年 9月 05日

    フェノール製造工場って包囲されてからかなり時間が経ってるような?今時はドローンで物資を供給できるから耐えれるのかねえ。

    3
      • baka
      • 2024年 9月 05日

      今朝の戦況図を見に行ったらウクライナ軍の救出部隊がロシア軍の反撃で
      車両等を破壊され後退させられてました

      22
    • NIVEA万能論
    • 2024年 9月 05日

    現実的にありそうなウクライナの次の1手はザポリージャ原発奪還作戦くらいですかね。
    ただカムヤンスキー辺りから陸路で進軍するにしてもドニプロ川の対岸から渡河するにしても成功の可能性はきわめて低いとは思いますが、終戦を迎えるまでに1度は実行するのではないかという気がします。

    16
      • 2024年 9月 05日

      ゼレンスキーのいつもの意図が1、支援引き出しの為のパフォーマンス、2、状況拡大で西側大国を
      巻き込んで世界大戦、にしか見えないので「F-16を用いたモスクワ強行爆撃」あたりの可能性も
      あったりして、、、
      まあ、戦術的に全く無意味だし、政治的には普通なら悪手も良いところですがゼレンスキーの
      好みには合うんじゃないでしょうか?

      26
        • 半分の軍事費の国から
        • 2024年 9月 05日

        アメリカがF-16用にNATOにも提供していない新しいEWポッドと思われる物をウクライナに提供していて、S-システムのレーダーから消える事が出来て高度5000Ⅿ以上を飛べる様になって、AGM-158(JASSM)ステルス巡行ミサイルが提供されて、攻撃が容易になっても、最近のロシア戦闘機(SU-35等)に発見されて、最近のSシステムは戦闘機の情報でリモート攻撃可能なので、結局は上手くいかないと思われますよ。ストームシャドーと同時に使用が確認された、戦闘機のフリするデコイミサイルも使用して、ロシア側をかく乱しても、モスクワまでは行くのは困難と予想します。やるならウクライナ全力攻撃になって、他の戦線で負けが確定するという、カウンターアタックには程遠いものになりそう‥

        8
    • Dr.Strangelove
    • 2024年 9月 05日

    ドゥルジバ集落内でロシア軍前進ですか。たまたま知ったのですが、Дружбаとはロシア語で「友好、友情」という意味なのですよね。恐らくソ連において民族の友好を祈願して名付けられたのだと思われますが、そこが戦場になっているのはどうも皮肉で悲しいですね…

    恐らくウグレダルにおけるロシア軍の目標はヴォジャノエ(地図ではヴォディアネ)と、ピヴデンノドンバスカ第一炭鉱でしょう。ここを確保できればウグレダルは包囲され運命は決します。ウグレダルが占領されればクリミア回廊はグッと安全になりますから、プーチン大統領の悲願に近づきますね。

    28
    • らっく
    • 2024年 9月 05日

    なるほど、川を障害物として部隊の側面を守りながらザポリージャ南部の兵の北上を助けるわけね。

    9
    • らっく
    • 2024年 9月 05日

    どこかで止めてもまた別のところで伸びてくるから手に負えませんね。囲碁みたい。

    意外にもニューヨークから北上せずに南西に進んだところを見ると、ポクロウシク攻撃の下準備としてアウディーウカと連絡するつもりなのでしょうか?

    16
    • クル
    • 2024年 9月 05日

    昨日の演説でクリミア含む全土返還が停戦の最低条件とブチ上げたので勝算はあるんでしょう
    どうやるか知らんけど

    29
      • たむごん
      • 2024年 9月 05日

      そんな演説が最近あったのですか、勉強になります。
      ウクライナ支援国の国民、まず自分の生活が最優先であり、外国支援は2番目以下なんですよね。

      G7でさえも、末端庶民の生活は厳しくなっており。
      G7の選挙結果、政権交代・与党苦戦・政権支持率低迷は、有権者の評価として一定の結果がでているなと(ロシア本国と陸上国境が繋がっていないですし…)。

      ゼレンスキー大統領、非現実的な目標を掲げるのは、(国内向けかもしれませんが)国外に対してなかなかリスクが高いと思うんですけどね…。

      21
        • クル
        • 2024年 9月 05日

        直後に内閣刷新のニュースだったので大統領は停戦派を追い出したのではないかと囁かれてましたね
        実際どうなんだか

        29
          • たむごん
          • 2024年 9月 05日

          仰る点、有り得そうです。
          ウクライナが、クリミア含む全土返還を政治目標とするならば、まだまだ終わりは見えないですね…

          日本は近海の情勢、フィリピン供与の巡視船が攻撃されたり、長崎沖への領空侵犯により対中国が引き続き緊迫しているなと。
          シーレーン防衛の方が、日本の生活・生命線に直結しますから、限られた国力を対中国に優先すべきでしょうね。

          (2024/08/31 日本がフィリピンに供与した巡視船、中国海警局船が衝突し損傷…南シナ海のサビナ礁 読売新聞オンライン)

          11
          • 名無しの悪夢
          • 2024年 9月 06日

          エイプリルフール157日目——―

          いや、大変キレのあるジョークですね。
          ウクライナに対して皮肉まがいのことを言ってきた私ですら思いつかないことです。
          彼らの敬愛するイギリス人に近づいたと言っていいかもしれません。

          ひと言で返すならそれは最低条件ではなく完全勝利というものですよ。

          3
      • マダコ
      • 2024年 9月 06日

      ゼレンスキーの行動は、ある意味分かりやすいところもあって、停戦の話が西側、或いはロシア側から囁かれるようになると、水を差すような行動をとるところです。
      いつまでウクライナが持ちこたえるか分かりませんが、どうも戦争を終わらせたくない感じで、妙な行動や発言をしていると感じています。その妙な行動や発言は、予測できないので、その度に世界は困惑しているという感じでしょうかね。ある意味、そういう妙な才能はありますね。

      15
    • NIVEA万能論
    • 2024年 9月 05日

    最近のゼレンスキーの発言が現実から大きく乖離した内容になってきているのが気になりますね。どうやら足元もぐらつき始めているようで、遠からず政権崩壊が起こるかも知れません。

    45
    • 58式素人
    • 2024年 9月 05日

    ドネツク方面のウクライナ側の作戦はいまいち読めません。
    他から増援の旅団を入れたようですが、どうなのでしょう?。
    増援は、クルスクからではなく、ザポリージャからのようですね。
    しかも、内務省管轄の部隊のようですね、勇名を馳せた部隊のようですが。
    一体何を考えているのかな?。
    話変わって、以前、郷土防衛旅団に面制圧武器(短射程MRL)が必要では?、と言いましたが。
    面白い代替品?が出てきたようです。
    輸送ドローンに小型のテルミット手榴弾?を多数載せて連続投下し、空中で点火して、
    火炎放射器に似た効果を出しているように見えます。
    動画で見ると、ロシアの塹壕線に沿って投下し、焼き払っているように見えます。
    悪名高い?ロシアのTOS-1には及ばないでしょうが、効果的な面制圧が可能に思えます。

    6
      • Pxm03766@nif
      • 2024年 9月 05日

      もし塹壕戦に効果的であるようであれば、ロシア軍に簡単に真似されそう
      自分達が始めた事なので非人道的な兵器って非難も出来ないし

      35
      • いそきち丸
      • 2024年 9月 05日

      kyiv postによれば「ドラゴンファイア」という新兵器らしいです。イギリスのレーザー兵器の「ドラゴンファイア」と名前は同じですね。効果は樹木に火を付ける程度みたいで、対人兵器に使われるのかな?
      ロシア軍は身を隠せる森林に沿って進軍する事が多いから、森林を焼き払えるのは効果的かも。

      10
      • 謎菜史
      • 2024年 9月 05日

      ドローンにテルミット焼夷弾を括り付けただけの兵器ですから技術的に難しい部分は何も無いんですよね。
      SNS上ではウクライナ軍の兵器であるか、ロシア軍の兵器であるか、双方の意見がありますが、
      効果が有るのなら両軍が使う様になりますので「同じ事」でしょう。

      28
      • baka
      • 2024年 9月 05日

      あれはそういった兵器なんですね、勉強にになります
      ありがとうございます、森林を燃やしてるのでガソリンでも
      垂れ流してるのかと思ってました

      4
      • 2024年 9月 05日

      今現在クルスク方面はやや押され気味の均衡なので部隊を引っこ抜け無いと思います。
      東部はほぼ焦げ付きまくっているので、消去法だとお互いガチガチで睨み合ってるだけのザポリージャになるんじゃないでしょうか?
      ロシア側が再編成したての部隊を一度ザポリージャ側の後方に移してたりするので、ウクライナ側も似たようなことをしていて、あの辺で再編成の仕上げをしている事も想像できます。

      6
      • Easy
      • 2024年 9月 05日

      新/珍兵器好きとしては見逃せないニューフェイスの登場ですね!
      意外に広範囲を燃やせているので、対人兵器として各所で使われるようになるかも知れませんね。
      欠点としては。これ、多分積載20キロぐらいのヘビータイプのドローンを使っているので、単価があまり安くないというところ。
      FPVのように気軽に使い捨てには出来ません。
      また、機体が大きい上に攻撃時には低空をゆっくり飛ぶので、兵士側が冷静ならライフルやショットガンで撃ち落とせます。
      ただ、そういう欠点は運用で如何様にもカバー出来ますので,一定の存在価値が出るかもです。
      特に無抵抗の市民を燃やすのに向いてますから,イスラエル軍に人気が出るかもしれませんね。

      23
        • kitty
        • 2024年 9月 06日

        コンニャク糊の風船爆弾味を感じますな。

        2
      • Mr.R
      • 2024年 9月 05日

       恥ずかしながら今戦争で知ったんですが、焼夷弾による都市への攻撃は禁止なんですが、敵勢力が植生を隠ぺいに利用していた場合(ウクライナ・ロシア双方が多用しています)にその植生ごと焼き払うのはOKなんですね…

      6
    • 特盛
    • 2024年 9月 05日

    セルビアのラファール契約や、タイのグリペン調達などのニュースがあったので取り上げてほしいです

    8
      • ヒュー
      • 2024年 9月 05日

      セルビアの件は8月30日に記事になってますね

      6
      • kitty
      • 2024年 9月 06日

      タイのグリペンもコメントではすでに話題になっていました。
      何を記事にするのかは管理人さんの気分ですので。

      5
    • 赤狐
    • 2024年 9月 05日

    ウクライナ側の終わりは見えてきていると思います。
    西側の支援が「続く」「続ける」「続けるから!」とみんなで一斉に連呼してますが、本当に必要なのはどう見ても大規模動員と「戦力を無駄に使わずここぞという所に使う判断力」です。
    どちらもない事は支援してる西側諸国もわかってるでしょうから(というかクルスクが本当にウクライナ側の独断とも……)そうやって頑張るほど苦しいのを白状しているようなものです。
    そしてロシアは先日、恐らくあえて放置していた軍の訓練施設を攻撃しました。これはクルスクを攻撃した事で、「君達はロシアの敵としてのステージが確実に一段階上がった」という通告でもあると思います。
    今までは結局温くやっていたのだと言わざるを得ませんが、もう「今まで見たいに優しくは無い」という事でしょう。これはああいうミサイル攻撃だけではなく、その他の戦線の地上戦でも同様だと思います。
    このあたりの分析をしたくないのか、西側の専門家も、日本のニュースなども、若者達が集う場所が攻撃されたにも関わらず、その解説などをしようとしません。
    どう見ても終局に入ってきていると思います。それでも本当に停戦が成立するのはまだ先の事でしょうが、ウクライナの予備戦力の喪失の仕方次第では真面目にオデッサ取りに行くと思いますので、その場合は停戦は少し先になると思われます。そしてロシア側が「もうオデッサは取る!」t誰の目にも明らかになるほどの動きをはじめたら、それが終わるまで一切の交渉は却下されると思います。
    そうなる前にウクライナは結局停戦に動かないといけないのです。あるいは状況を好転させるかですが、ゼレンスキー大統領の内は正直無理だと思えます。

    38
      • しゅら
      • 2024年 9月 05日

      ゼレンスキーでは降伏できないかも知れない。
      暗殺されるか、クーデターか…
      引くに引けなくなってるようにしか見えない。

      22
      • 2024年 9月 05日

      ほぼ同意ですがロシア側はゼレンスキーとの停戦協議を辞めたことといい5年戦える準備をして特別作戦始めていたことといい快進撃とはいえど一日3km程度の進軍といいあと3年はステージが上がったまま殴り続ける覚悟を決めている気配が。むしろオデッサ取ろうが降伏させてもらえない状況と言っていい

      18
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 9月 06日

      終戦あるいは休戦、もっと解釈を薄めてもお互いの領土への攻撃を減らせる確実な一歩になるはずだったであろう”お互いのエネルギー施設を攻撃しないようにする交渉”の直前に始めたクルスク進攻ですからねぇ。
      不信感を煽り戦争を継続させるという意図においては完璧に成功した作戦でしたね。

      ちなみに日本の報道ではプーチンの発言として「国境を越えて侵攻してくるような相手と何を交渉すればよいのか」が報じられ、誰しも、私ですら「お前が始めたことだろ」とツッコミをせざるを得ない印象でした。(8月20日頃)
      しかし、これがこの”お互いのエネルギー施設を攻撃しないようにする交渉”に関する発言なら印象は変わるのですが、残念なことにプーチンのこの発言と関連付ける報道はなかったようです。

      こういった報道も含めると、いろいろなメディアで語られた”プーチンの顔に泥を塗った”という意図においても完遂したと評価しても良い物かと思います。
      本当に天才という他ないです。

      6
    • nk
    • 2024年 9月 05日

    大きな地図は見やすくて良いですね、戦況の把握がよりスムーズになりましたありがとうございます!コンスタンチノフカまでもう何個も守れる場所無いのでチャシブヤールとトレツクの防衛がドネツクの上部での最終ラインになりそうですね、突破されるとあっという間にコンスタンチノフカ攻略戦が開始されるという所でしょうか。
    ドネツク中部だとポクロウシクを守れるか否かで南部はもう時期ブフレダール抜かれると思うので、相当防衛ライン下るでしょうね。
    現状クルスク最優先ということでもはやドネツクに関してはウクライナに明るい展望はまったく見えて来ないですね。

    15
    • YK
    • 2024年 9月 06日

    どなたか触れられていたようですがスウェーデン外相の突然の辞任(若い方なのになぜか政界引退)についてですが
    推測に過ぎないけれどポルタヴァのミサイル攻撃の関係ではないかと噂されています。
    スウェーデンは空中早期警戒管制システムのウクライナ提供を約束していました。
    「ポルタヴァにてSAABの空中早期警戒管制システムのトップ全員を失った。トラック15台でNATO将兵死傷者600人以上を運んだ。」というのを米国人のXで見ました。
    またスウェーデン人の方のXにて友人が同日ウクライナで軍人であるスウェーデンの友人が亡くなった。と記していたのでもしかしたら関係あるのかもしれません。
    18世にスウェーデンの敗北が決定したのは同じポルタヴァで1万人のスウェーデン人がシベリアに送られたので因縁を感じます。

    7
      • 伊怜
      • 2024年 9月 06日

      NATOに加盟した結果がこれか…
      自国民の命を守るためにNATOに加盟したのに、ウクライナのために自国民を死なすことになるとは皮肉なものよ

      5
      • kitty
      • 2024年 9月 06日

      国際学会の行きの航空便で「今、この飛行機が落ちたら日本の○○の分野は壊滅だな」とか言ってたのですが、SAABも危機管理が甘すぎですな。

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