ウクライナ戦況

侵攻952日目、ロシア軍はウクライナ東部の複数方向で前進し続ける

DEEP STATEは2日「ロシア軍がクルスク州でオブホフカを奪還した」「ロシア軍がドネツク州でヴフレダルを占領した」と、RYBARは「ロシア軍がポクロウシク・ディミトロフ方面、ヒルニク・クラホヴォ方面、ヴフレダル方面で大きく前進した」と報告、ウクライナ東部を取り巻く状況は悪化する一方だ。

参考:Мапу оновлено!
参考:Покровско-Кураховское направление: наступление на Селидово и успехи ВС РФ в районе Цукурино обстановка по состоянию на 21:00 1 октября 2024 года 
参考:Южнодонецкое направление: освобождение Угледара, продвижение ВС РФ к Катериновке обстановка по состоянию на 15:00 1 октября 2024 года

現在の侵攻ペースが今後も維持されると2025年中にはドニプロペトロウシク州との州境に到達するかもしれない

DEEP STATEはクルスク州グルシコヴォ・テトキノ方面について明確に言及していないものの、更新した戦況マップの中でオボディ付近から北東に伸びていたグレーゾーンを削除、ベセロエ付近とベセロエ西郊外にグレーゾーンを拡大しており、後者は以前の記事で紹介した「ロシア軍がベセロエ付近を進むウクライナ軍の装甲車両を攻撃する様子」に基づいている可能性が高い。

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RYBARはグルシコフスキー地区について「ここがクルスクで最も困難な状況」と述べているが、依然としてグルシコヴォ方向への突破はべセロエで阻止されているように見え、DEEP STATEもウクライナ軍支配地域を設定しない状況が続いている。

DEEP STATEはコレネヴォ方面について「ロシア軍がオブホフカの西でウクライナ軍を押し戻した」と報告、戦況マップの中でオブホフカ集落はグレーゾーンからも外れているため「ロシア軍がオブホフカを奪還した」と解釈するのが妥当なところだろう。

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ウクライナ軍はロシア軍の前進をリュビモフカで食い止めているもののオブホフカを失ったため状況が悪化、もしリュビモフカの北西にある大きな森林地帯を失えば38H-160に沿った前進を止めきれなくなるかもしれない。

RYBARはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がT-5011沿いの敵陣地を占領した」「ロシア軍がノヴォホロディフカ西郊外で支配地域を広げた」と報告、さらにセリダブ北市内まで伸びていたロシア軍支配範囲を下方修正し「ロシア軍がセリダブ近郊のテリコンを占領していない」と評価を変更。

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視覚的にもウクライナ軍兵士16人がムイコラフカ北西の森林地帯=で降伏する様子が登場、この映像の中でロシア軍兵士は無抵抗のウクライナ軍兵士を陣地の外に整列させて銃殺しており、一部のロシア人ミルブロガーは「陣地を掃討しただけ」と主張しているが、国際法の定める戦闘法規に違反する行為=戦争犯罪に見える。

但し、この映像は「ロシア軍がムイコラフカ北西の森林地帯に到達した」と示唆しており、ウクライナ軍はムイコラフカの支配を失っている可能性が高い。

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RYBARはヒルニク・クラホヴォ方面について「ロシア軍がC-051137からセリダブ南郊外に前進した」「ロシア軍が線路沿いで支配地域を広げた」「ロシア軍がツクリネ東郊外に前進した」「ロシア軍がヒルニク市内に侵入した」「ロシア軍がゼランヌ・ドルーエ郊外に前進した」「ロシア軍がポケット部分を占領した」「ロシア軍がマルシミルヤ二フカ方向で支配地域を広げた」と報告、視覚的にもウクライナ軍が線路沿いのテリコン付近でロシア軍陣地=を攻撃する様子が登場。

もう情報量が多すぎて「RYBARの報告が事実なら状況が大幅に悪化した」としか言いようがない。

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DEEP STATEはヴフレダル方面について「ロシア軍がヴフレダルを占領した」と、RYBARは「ロシア軍がヴフレダルを解放した」「ロシア軍がカテリ二フカ南郊外に前進した」「ロシア軍がゾロタ・二ヴァ東郊外に前進した」と報告。

ヴフレダルが陥落したため次の防衛ラインはゾロタ・ニヴァ~ノボウクラインカ~ボホヤヴレンカ~カテリニフカになると予想されるものの、既にロシア軍はカテリ二フカとゾロタ・二ヴァに襲いかかろうとしており、中央の防衛拠点となるノボウクラインカとボホヤヴレンカにはアパートや工場などのコンクリート製建造物が見当たらないため、このラインを長く維持するのは難しいかもしれない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

因みにロシア軍はウクライナ軍の反攻作戦が終息した2023年10月に攻勢を開始し、2024年9月30日までの1年間にドネツク州バフムート地区、ポクロウシク地区、ヴォルノヴァハ地区で前進した範囲(DEEP STATE基準)は上記の通りで、現在の侵攻ペースが今後も維持されると2025年中にはドニプロペトロウシク州との州境に到達するかもしれない。

追記:DEEP STATEはコレネヴォ方面について「ロシア軍がオブホフカを占領した」と明確に報告した。

関連記事:ロシア軍がヴフレダルを占領、ヒルニク方面でも新たな包囲が発生
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※アイキャッチ画像の出典:47 окрема механізована бригада

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コメント

    • 幽霊
    • 2024年 10月 02日

    アメリカは大変ですね
    イスラエルとウクライナ両方の支援をしなければいけないんだから。

    29
      • たむごん
      • 2024年 10月 02日

      ほんとどうなりますかね…

      アメリカは、二正面でも苦しいのに、三正面は無理だろうなと。

      日本にとっては、アメリカが台湾海峡・南シナ海・東シナ海有事への余力がなくなるわけですから、勘弁して欲しいなと見ています。

      60
      • ののの
      • 2024年 10月 02日

      イスラエルをさっさと切り捨ててくれ(心の願い

      38
        • ななし
        • 2024年 10月 02日

        むしろアメリカとしてはイスラエルに軍事リソースを
        吐き出すでしょうな。金主のイスラエルには民主党も
        共和党も従わざるをえないですから

        ウクライナはロシアを苦しめる為に支援していただけですから
        切り捨てられる可能性が高いですね

        65
        • ふくちゃん
        • 2024年 10月 02日

        優先順位を考えたら、切られるのはウクライナじゃないかなあ

        42
      • nk
      • 2024年 10月 02日

      アメリカがあり得ないけど、ウクライナには支援一切無しでグッバイウクライナ後はロシアに任せた政策、イスラエルには支援無しで強烈な制裁をかけ弱者の仮面やロビー活動には屈さない政策をアメリカが取ったらアメリカ見直すがまあ無いか、世迷い言レベルになるか。
      ダブルスタンダード継続で何かに付けて絶対正義の西側は良くて他国は駄目といういつも思考と行動を修正出来ないしする気も無いだろうけど、西側以外も力付けて来ているしもうアメリカ以外は経済力も軍事力もbrics筆頭にすでに抜かれ始めているのでそう遠く無い将来完全に上回られることになり西側覇権も終焉の時が来てしまうのでしょうね。
      何よりロシア資産の差し押さえは不味かったですね、米ドルが大きく信用毀損することになったのは自らの首絞めましたね。

      65
    • 2024年 10月 02日

    RYBARはやや過剰な報告をするので、額面通りには受け取れませんが、ウクライナが厳しいことに変わりありませんね

    今後はポクロウシク攻略に本格的に突入するのでしょうか?
    すでに補給ハブとしての機能が低下した割に、ウクライナ側も本気で守るポクロウシク方面は後回しにして、クラホヴェなどドネツク南西部攻略に注力すると予想しますが

    20
      • アンゴラ
      • 2024年 10月 02日

      前々から気になってたんですが、RYBARの東部への侵攻状況はDEEP STATEとほとんど差が無いのに、クルスク州越境攻撃ではかなり大袈裟にウクライナ軍の脅威を報告してたような印象があります
      自国領を攻撃されているので多少大袈裟な方がロシア国民の戦意も昂揚するし、読者のウケが良い、という戦略でしょうか?

      24
        • ろみ
        • 2024年 10月 02日

        RYBARはドローン投下したものと思われる旗でグレーゾーンを拡大したり視覚的証拠を過剰に評価する傾向があります
        クルスクの場合、ウクライナ軍が偵察部隊で形振り構わず浸透し後方かく乱を狙う戦術を取っておりこの活動の視覚的証拠をウクライナ軍が支配していると評価した事によるものでしょう

        38
    • 2024年 10月 02日

    >視覚的にもウクライナ軍兵士16人がムイコラフカ北西の森林地帯=Ⓐで降伏する様子が登場、この映像の中でロシア軍兵士は無抵抗のウクライナ軍兵士を陣地の外に整列させて銃殺しており、一部のロシア人ミルブロガーは「陣地を掃討しただけ」と主張しているが、国際法の定める戦闘法規に違反する行為=戦争犯罪に見える。

    戦争犯罪は擁護できず非難されるべきことなんだろうけど、綺麗ごとじゃなく現実の戦場ではどうしようもないこともあるのかなと思ってる。
    日本人義勇兵も言ってたけど味方より多くの捕虜を捕えてしまうとキャパオーバーになってしまい安全上殺すしかないと。
    この動画のように3人で16人の捕虜は後方地区でもない限り無理があるかなと。
    すぐに味方が来てくれることも期待できない場合、捕虜を抱えたまま敵の逆襲に備えて陣地の保持は無理がある。
    恐らく指揮官に捕虜の回収を要請しても、そんな余裕ないから殺せと言われるのだろう。
    ロシア軍は少人数での突撃が中心になってるので敵陣制圧が成功するとこういうことがおきやすいだろう。

    87
      • 伊怜
      • 2024年 10月 02日

      どんな理由だとしても過去にバターン死の行進などを避難された日本人としては、決して擁護してはならない案件なのよね

      31
        • ぽむ爺
        • 2024年 10月 03日

        偽投降が相次いでいるからでしょ
        両軍ともに捕虜殺しはやってると思うし報復の報復合戦というのが戦争の悲惨さだ

        19
        • ななし
        • 2024年 10月 03日

        お前の勝手なお気持だろうに日本人として~とか主語でかいわ

        29
      • ras
      • 2024年 10月 02日

      確かにこれまでの戦争と異なりまとまった部隊ではなく少数歩兵部隊での陣地解放となれば、自軍より多い数の捕虜を抱え込むというそうそいありえない状況が起こりますね。
      数は確実に強さですので、手足を拘束して反抗能力を失わせるかなどしなければ体力が回復した捕虜によって制圧されかねない恐怖が残るでしょう(拘束もやり過ぎれば虐待扱いになりかねない)。

      国際法違反なのは間違いなくとも、であればどうすればよいのかというと難しいところです。

      21
        • ras
        • 2024年 10月 02日

        追記。
        攻撃側がコントロールできる捕虜管理のためにはヴフレダールで見られたような、投降の手続きを明確に提示(集団化の禁止と連絡、ルート指定など)するのが考えられる方法でしょうか。
        どの戦争でも捕虜の殺害が起きるのは、結局のところ信用ならない相手を管理できないからというのが主要因なので、待遇だけでなく手順まで含めて、より詳細な国際法規を整備する必要がありますね。

        43
      • 黒酢
      • 2024年 10月 02日

      捕虜になるってことは、それ相応の覚悟が必要って事ですもんね。
      ウクライナ軍兵士一人一人が本気で「ロシア憎し」って思っているのなら、「降伏すれば身の安全は確保される」なんて甘い考えは捨てないと・・・ウクライナ軍兵士の間で厭戦気分が高まっているからか、だからウクライナ軍は負け続けるんだなって思います。

      12
        •  
        • 2024年 10月 02日

        降伏するならロシアのホットラインに連絡して手順に従って降伏するのが安全。
        戦闘の結果としての降伏は殺されなかったらラッキーくらいに考えとくほうがいいかも。

        60
      • らっく
      • 2024年 10月 03日

      ロシア軍の軍服でも着てたのか?

      3
        • Hakugen
        • 2024年 10月 03日

        「自由ロシア軍団」の構成員だったら、ロシア軍に捕まると即処刑されるのかもしれませんね。

        13
    • たむごん
    • 2024年 10月 02日

    アウディーイウカ攻防の頃から見れば、戦線動きましたね。

    ウクライナから見て、1年間守り抜いて抑えたようにも見えますが、最前線の要塞喪失・消耗戦の末ですから、今後が見通せませんね。

    ゼレンスキーライン・後方の要塞線、どこまで建設できたのか注目しています。

    24
    • どぶろく
    • 2024年 10月 02日

    もう降伏したのに、射殺すんなよ〜やめてくれよ〜勝ってるんだから、余裕持てよ〜
    お互いの兵士達、命のやり取りして殺気だってるのは、判るけどね〜なんか、やり切れないよ。

    31
      • グロズヌイ
      • 2024年 10月 02日

      こんだけロシア優勢なんだから、むしろ捕虜にはめちゃくちゃ寛容に接した方がかえって敵が降伏してきて有利になろうものだと思うんだが、なーんでこんな馬鹿なことをやってしまったのか。軌道修正されることを願う。

      30
        • 名無しの悪夢
        • 2024年 10月 02日

        戦況においても戦後の統治にとっても長期的に見てロシアにとってマイナスですね。
        そこだけはハッキリしてます。
        ただウグレダル陥落後で大量の投降兵が出そうなタイミングで出てきた話で、ある意味ウクライナが継戦していく上ではあまりに都合の良すぎる話だと捻くれ者の私は見ています。

        34
        •     
        • 2024年 10月 03日

        そもそもなぜ彼らは映像を公開したがるのか理解できない。
        単に英雄的戦果として誇示しているのか、ワグネルらがやっていたような見せしめの処刑映像なのか。
        エストニア人が怯えるのもこういうとこなんじゃないですかね。

        5
      • MK
      • 2024年 10月 02日

      いうて自分たちの何倍もの軍人(捕虜)扱える訳ないですからねえ、怖いもん。自分がその場に居ても引き金引いちゃいますよ多分。目を離した一瞬で数人に襲い掛かられたらとか考えるし。殺し合いですからね。余裕あるわけない。

      83
        • 舎人
        • 2024年 10月 02日

        昔、項羽も20万人とも言われる数の捕虜を埋めたと言われていますね。その時も理由は捕虜による反乱の恐れとされていますね。
        このあたりは現代でも変わらないですね。

        30
          • 暇な人
          • 2024年 10月 03日

          関羽は于禁軍の捕虜をそのまま受け入れた結果兵糧に困り、捕虜輸送で兵を取られ、末端では孫権領からの略奪も横行するようになり、順調だったのに曹操孫権連合軍に攻められて荊州陥落させてしまいました。
          関羽が冷酷非道であったら歴史は変わったかもしれない

          35
          • kitty
          • 2024年 10月 03日

          クビライ「南宋の兵士、大量に降伏したのは良いけど10万人も始末に困るお。そうだ日本を攻めさせよう!」

          ってのもありました。

          6
      •    
      • 2024年 10月 02日

      ウクライナ軍にとっては、兵士の投稿を阻止する、最後まで戦うことを決意させる良い動画。見てないけど。
      開戦当初。死んだことにされた海軍基地の兵士たち生きてたよな。

      25
        • Hakugen
        • 2024年 10月 03日

        まあ、偽映像(自作自演)の可能性も、絶対ない、とは断言できないかもしれませんね。

        12
      • どぶろく
      • 2024年 10月 02日

      皆様のご意見。戦場のあり方。御指摘。有難う御座います。が、私が甘いのかもしれません。でもでもでも降ってきたのに…その兵士達にも色んな人生があったと思うと、ましてやハイエース徴兵の人達だったら、と思うと何とも、いやはや。

      25
        • 名無しの悪夢
        • 2024年 10月 02日

        国土防衛国民保護などいくら美麗字句を並べたところで戦争の現実ってこんなもんなんでしょうね。
        ポグロシウク方面でも大幅に足止めを食らってるあたり、ロシア兵も目一杯殺されてるはずなので、現場の兵士たちにとっては「テメ―だけ生きようってのか、ふざけやがって」みたいな感情を拭いきれないのは想像に容易いです。
        まぁ、中東みたいに収拾のつかない現状になる前に戦争が終わることを願うしかありません。

        33
        • 774
        • 2024年 10月 03日

        心情は全く同じです
        自衛隊員がどちらの立場にもならないよう外交の不断の努力をする人が議員に選ばれるよう意識していくのが自分たちの教訓とするところですかね

        13
    • reon
    • 2024年 10月 02日

    そろそろクルスク侵攻の総括した方が良いのでは?
    結論は東部を見捨てた宣伝用自己満足の失策としか言えません

    55
      • 2024年 10月 02日

      『破滅を間近に感じている人間は一種の狂人
       地獄を見つめて生きるよりも
       希望を追って死にたい——
       そう望む…
       それが人間の末期…!』
      金と銀(福本伸行) より抜粋

      35
      • toto
      • 2024年 10月 02日

      正直、スジャ1つとアルテーモヴェ、ニューヨーク、ブフレダルの交換では割に合わないと思います。
      その上、このまま東部の兵力不足が続けば、セリダブ、トレツク、ディミトロフ、クラホヴェ、ポクロウシクと順繰りに陥落していく可能性が高いのですから。半年後までに、挙げた5か所のうち何個持ちこたえられるか…

      40
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 10月 02日

      オブホフカの奪還がほぼ確定っぽいですが、ロシア軍が38K-030道路まで奪還したら総括に入っていいと思います
      補給路・撤退露を絶たれたら流石に状況についてウクライナ政府・軍も説明せざるを得ないでしょうから
      いやほんとなんで北進してんだよ(n回目)

      50
        • 名無し
        • 2024年 10月 02日

        クルスク方面侵攻の意図があれこれ考察されている中、以前ここでウクライナメディアを引用する形で「ゼレンスキー大統領は最大限の前進を指示している」という記事がありましたからね
        おそらく兵站なんぞクソ喰らえでとにかく前進、何が何でも前進!という形でゼレ大が望んでおられたのでしょう

        23
      • コンビニ
      • 2024年 10月 02日

      スマホゲーの広告の奇行、ですかね?
      ゼレンスキー大統領の評価はロボチネフルボッコから変わりませんよ!

      自衛隊が同じ目にあったら吐く

      32
      • Hakugen
      • 2024年 10月 03日

      クルスク方面越境攻撃は、ウクライナ版「ラインの守り作戦」と言ったところでしょうか。

      補給計画が相当怪しそう、という点では、もう少しでウクライナ版「インパール作戦」になれたのかも?

      大局的に戦況を好転させられる可能性は、初めから皆無でした。

      8
    •  
    • 2024年 10月 02日

    まあとはいえ落ち着いてきましたね
    連続的に突破されるような致命的な状況は脱しました
    まだ前線に動きはありますが、これから泥濘期にかけて徐々に沈静化していくことでしょう
    しかしたとえ前線に動きがなかろうと非線形会戦は断続的に続きますから冬季にむけてロシア軍はウクライナ軍を前線に縛り付け、今度こそドネツク戦線を崩壊させにかかるでしょう
    次の焦点は兵站面で彼我の差が広がった南ドネツクになりそうな気がします

    12
    • tameike
    • 2024年 10月 02日

    破壊した弾薬庫やアメリカの支援が届いている状況でも侵攻に歯止めが効かない。
    クルスク侵攻で「東部は救援はない」「重要視されていない」と味方に伝わってしまったんじゃないでしょうか。

    兵士が命をかけても今日死ぬのが明日死ぬのに変わるだけなら、撤退を続けるでしょう。

    実はウクライナのいう戦力大移動も本当に起こっていたのかもしれない。
    でも期待していた「攻撃が完全に止まる」わけではなく、相変わらず弾が飛んできて、もう万策尽きたと伝わってしまう。

    兵力の分散以上に士気向上とは真逆の結果になってしまったような気がします。

    「ロシア大したことない」「ロシアの物資やプーチンへの支持が枯渇する」なんて願望を撒き散らして期待値を上げすぎた反動もここにきて効いている気がします。

    一方で、そんなこと言われていたプーチンがロシアを飢餓も停電も物資不足もなく回しているのでなおのこと強固な支持を固めてしまった。

    70
    • ななし
    • 2024年 10月 02日

    こういう戦争犯罪をなんで自分からさらすかねえ
    こういう時の人間の精神状態が知りたい、バカッターみたいに盛り上がってんのかな

    9
      • 謎菜史
      • 2024年 10月 02日

      ウクライナ側が面白おかしく負傷したロシア兵をドローンでいたぶる映像を、SNS上でアップしてるので相当にストレスが溜まっていそうですからね。
      あんな映像をSNSにアップしていたら捕虜になれないのではないか、と危惧していましたが、案の定悲劇が起きてしまいましたね。
      士気高揚の為とはいえ、相手の憎悪を悪戯に煽る行為は捕虜になった兵士にとっても悲惨な結果を招きます。

      80
        • S
        • 2024年 10月 04日

        あとは今年の戦況を見る限りロシアの方が圧倒的に捕虜を多く取ってる可能性が高いのもありそう
        必要以上の捕虜はただの無駄飯食らい&反乱分子ですから、戦闘で死んだことにして…というのがある意味合理的ではある

        4
    • 2024年 10月 03日

    バフムトの陥落からアウディイウカやマリンカ、そして今回のウグレダルと最近になればなるほど、あっさりと陥落しているのを見てしまうと、兵士の人員的な問題でウクライナ軍自体が限界に近づいてきてるんだろうなと思う。
    仮に命からがら逃げれても使い物にならないというか、前線のヤバさが口コミで広がってて、それが士気や新たな動員の障害になってしまってるんだろうけど、いつまで続けるつもりなんだろう?

    34
    • 名無し
    • 2024年 10月 03日

    ぜレンスキー総統という癌を取り除くまで、かな?

    19
    • 赤狐
    • 2024年 10月 03日

    ゼレンスキー氏の排除は無理ですよ。
    もう彼は退く事も出来ないんですよ。
    公然と選挙をして退くチャンスも一度はありましたが、そのタイミングは失しました。
    この状態で選挙はあまりにも現実的では無く、またやったとしても狙いがゼレンスキーが理由をつけて逃亡する以外には無いので出来ません。
    またウクライナ保安庁のSBUはCIAと密接な協力関係にある事を別に隠していませんし、特に侵攻序盤でよく名前が出ましたが英国のSASがゼレンスキーの護衛をしていました。今も全員撤収してる可能性は少ないと思われます。
    暗殺は無理だし、クーデターも無理だし、選挙も出来ません。
    ウクライナは戦闘力を失うまで戦い続けるしかありません。
    そして実際ゼレンスキー氏以外の市民も常に西側からの兵器の支援や物資や金銭的な支援を求めています。「戦争をやめさせて欲しい」という人はウクライナ国外にすらいないのですから、結局ウクライナは戦うしか無いのです。有利だとか不利だとかは関係なく。
    これが2014年あたりから始まった事の顛末という帰結です。

    37
      • Easy
      • 2024年 10月 03日

      そう、これはとてもこの戦争の業が深いところでして。
      ウクライナ人が戦争の継続を強く望んでいるんですね。
      もちろん,それはウクライナの国内メディアで「ウクライナは連戦連勝」「ロシアは毎日毎日大損害」「西側の最新兵器は無尽蔵に供給される」「ロシアの経済は崩壊寸前」という大本営発表が朝から晩までメディアで流れており。そしてそれに反対する人間は、密告されてハイエースに詰められて前線で砲弾のエサになるというシステムがもたらしているものですが。
      そもそも現在残っているウクライナ人の過半数以上は「徴兵に適さない高齢者と女性と徴兵免除されている特権階級」で、戦争には直接無関係な人々なんですね。
      太平洋戦争の日本もそうでしたが,兵隊に取られる心配のない国民はえてして大変に戦意が高いんですね。
      結果、少数派となりつつある徴兵適齢男性が、社会の圧力に負けてハイエースに連行され。戦争が一向に止まらないという状況です。
      これはある意味、多数決を基幹とする民主主義のバグみたいなもんですね。

      33
        • 名無しの悪夢
        • 2024年 10月 03日

        「現在のウクライナにはそういった楽観的な報道はありません」とか管理人さんから突っ込まれそうな予感

        13
          • 航空万能論GF管理人
          • 2024年 10月 03日

          ウクライナの国内メディアで「ウクライナは連戦連勝」「ロシアは毎日毎日大損害」「西側の最新兵器は無尽蔵に供給される」「ロシアの経済は崩壊寸前」という大本営発表が朝から晩までメディアで流れており~、

          本当にウクライナメディアのニュースをご覧になっているとは思えない意見ですね。

          とにかく2023年夏以降、海外の主要メディアやウクライナメディアから戦争に対する楽観的な見方はほぼ消えており、大半の報道は「ウクライナ軍の苦戦」「東部戦線の苦境」「ロシア軍の数的優位」「ロシア軍の戦術的成功」を伝えるものです。

          34
            • D-day
            • 2024年 10月 03日

            管理人さんが仰る通りで戦争全体ではあまり景気の良い話は少ないと思います。
            しかしながらウクライナ当局の発表など”盛ってる”話などはありますね。
            そのニュースを、または戦場での与太話みたいなものをForbes JAPANやCNNなどは抽出して取り上げている印象はあります。
            寧ろ(私はキーウインディペンデントくらいしか見てないけど)西側の厳しい指摘、エコノミスト辺りのニュースを取り上げる方が多いように感じます。

            19
              • Hakugen
              • 2024年 10月 04日

              ウクライナのテレビマラソン「統一ニュース」(5局共同持ち回り番組)が、大本営発表の垂れ流しのようになっている、という話は実際あるそうですね。

              11
            • 名無しの悪夢
            • 2024年 10月 03日

            はい、お疲れ様です。
            重々承知しております。

            6
            • 通りがかりさん
            • 2024年 10月 03日

            英語圏のメディアでは主観的には半々ぐらいかと思います。
            米国選挙に絡んで動きがある感じもしますが。

            13
        •    
        • 2024年 10月 03日

         コンコルド効果で攻撃的になるだよ。「この世界の片隅に」の主人公も、片腕とか色々失って、好戦的になった。
        危惧されたとおり、犠牲が出て、辞めるくらいなら初めからやるな!
        犠牲が出でもやると決めたなら、安易に止めるな。という心境になる人も多い。

        9
        • kitty
        • 2024年 10月 03日

        昔と違って英語以外のロシア語だろうがウクライナ語であろうがクリック一つで翻訳が見れる時代ですよ。

        4
    • うくらいだ
    • 2024年 10月 03日

    でかいマップで見るとポクロウシクがドネツクにおける最後の要衝だとよくわかりますね。
    ここが落ちれば後はオセロのように色が塗り替わりそうです。

    16
      • Hakugen
      • 2024年 10月 03日

      ドネツク州・ドネツク人民共和国にとっての最後の要衝は、クラマトルスク・スラビャンスクだと思います。

      14
    • HeHeHen
    • 2024年 10月 03日

    以前から思っていた事ですが、毎日のようにロシアがウクライナの街を占領したとか、ウクライナ側から見て戦線の後退が続いているというニュースばかりの割にロシアの支配地域はさほど広がっていないのですよね。

    この記事に掲載された、一年間にロシアがどこまで前進したか、の地図でこの事がはっきりしました。

    これを見て私は、ロシアは一年間でたったのこれだけしか前進できていないのか、と思いました。

    ウクライナが非常に厳しい状況である事に変わりはありませんが、表面的な物の見方では計り知れない何かがあるのかもしれません。

    5
      • 弾正
      • 2024年 10月 04日

      それこそ表面的で空疎なコメントです、激戦で毎日大量の兵士が失われていく陸戦を全く理解出来ていない

      10
      • ぽんたろう
      • 2024年 10月 04日

      等速直線運動じゃないんだから、進むスピードがいつまでも同じわけないじゃないか。
      こういうのはある拠点が落ちたら一気に地図が塗り替わるものだぞ。

      14
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