DEEP STATEは14日夜「ロシア軍がスバトボ・リマン方面、トレツク方面、ヴフレダル方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告し、RYBARが言及していたヴェリカノボシルカ方面の動きについてDEEP STATEも言及してきた点が興味深いものの、今のところロシア軍の意図は不明だ。
参考:Генеральний штаб ЗСУ
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 14 октября 2024 года
トレツク南市内はRYBARが主張するほどロシア軍が支配的ではないのかもしれない
ウクライナ軍参謀本部は14日夜「前線で計189回の衝突が発生した」「ハルキウ州リマン方面で31回、ドネツク州ポクロウシク方面で38回、クラホヴォ方面で50回の衝突が発生した」と、RYBARが言及していたヴェリカノボシルカ方面の動きについてDEEP STATEも「ロシア軍がプリユトネの北で支配地域を広げた」と報告した。
DEEP STATEはルハンシク州とドネツク州にまたがるスバトボ・リマン方面ゼレベツ川沿いについて14日夜「ロシア軍がマキエフカとネフスケの間に生じたポケット内で前進した」と報告、RYBARはゼレベツ川沿いまでロシア軍支配地域と主張しているものの、DEEP STATEは「まだウクライナ軍がポケット内に一定の陣地を保持している」という立場を崩していない。
視覚的にもロシア軍がポケット内を保持している証拠が登場していないため「グレーゾーン扱い」が妥当だと思うが、ネフスケを失った時点でポケットの運命は決しており、DEEP STATEがウクライナ軍支配地域をゼレベツ川西岸まで後退されるのは時間の問題だろう。
DEEP STATEはドネツク州トレツク市内について「ロシア軍がトレツク市内中心部のマヤコフスキー通りで支配地域を広げた」と報告したが、トレツク南市内については「グレーゾーンすらないウクライナ軍支配地域」という評価を維持している。
もしRYBARの主張=トレツク南市内の大半をロシア軍が占領している状況なら、乳製品工場やジェルジンスキー鉱山の状況が急速に悪化してもおかしくないのだが、RYBARもトレツク市内について何も言及しておらず、トレツク南市内はRYBARが主張するほどロシア軍が支配的ではないのかもしれない。
DEEP STATEはヴフレダル方面について「ロシア軍がヴォディアンの北西で支配地域を広げた」と報告。
ロシア軍はヴフレダル占領後もじわじわと支配地域を広げ続けており、ボホヤヴレンカに向けてヴフレダルからC-051134沿いに北上する動き、ヴォディアン近郊の第3炭鉱を起点とした突出部拡張、ヴォディアン北東に広がる農場からカテリニフカに向かう動きが顕著だが、まだ次の拠点に襲いかかる条件作りの段階なので早急な変化は起きないだろう。
RYBARはヴェリカノボシルカ方面について14日「ロシア軍がレバドネを占領した」と報告していたが、DEEP STATEも14日夜「ロシア軍がゾロタ・二ヴァとノヴォドネツケの間で支配地域を広げた」「ロシア軍がプリユトネの北で支配地域を広げた」と、RYBARも「ロシア軍がレバドネの北郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がプリユトネからグルシェバ渓谷まで支配地域を広げた」と報告。
RYBARだけでなくDEEP STATEもヴェリカノボシルカ方面の変化について報告し始めており、限定的な範囲で見ればプリユトネ方向のポジション改善のように見えるものの、ゾロタ・二ヴァからヴェリカノボシルカに迫ってくる動きを加味すると「両翼からのヴェリカノボシルカ包囲に向けた条件作り」のようにも見えるが、今のところロシア軍がヴェリカノボシルカ方面で攻勢を強化してきた意図は不明だ。
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※アイキャッチ画像の出典:110 окрема механізована бригада імені генерал-хорунжого Марка Безручка
ウクライナ東部~ロシア西部は、雨の季節・泥濘期なうえに、気温が下がってきています。
重車輛が道路以外はスタックしやすくなっているうえに、冬季に向けての準備・次の攻勢に向けて弾薬備蓄・部隊休息などを行っているのかもしれませんね。
ゼレンスキー大統領と頼総統がよく似て挑発を繰り返し侵攻を招いている
日本国民,特に沖縄南西諸島の住民の生命と安全を守るには防衛力をさらに
強化し政府が不介入に徹する以外ない。
台灣を取られたらどうやつて日本の國を維持して行くんだよ。
日本、台灣は運命共同体だ。
そもそも中共支那は沖縄も盗るつもりなのに。
日本は運命共同体とか条約など結んでない、介入すれば沖縄が軍事攻撃され琉球傀儡
を作るのに利用されるだけ
私も中国は経済的に乗っ取る形で進めていくのではないかと思いますが、仮に台湾有事がおこれば中国の作戦領域に与那国島近辺の200海里が含まれ、自国領内で軍事行動を許すこととなりますからね。また実際に島民やその財産に被害がでたら日本政府はどうするのでしょうかね。
アメリカの介入がもしあるとすれば、中国として米軍基地のある沖縄や佐世保基地を攻撃しない選択はないと思うので、そのあたりもどうなるか。
日本はおおよそ条約なくても、状況次第で関わらざる得ないかなと思いますわ。
なんでロシアとNATOが緩衝地帯であるウクライナを取り合ってるのか分かってなさそう
台湾を抑えられて日本のシーレーンが維持可能だとは思えない
台湾も日本も中国がリスクを返上して全力で攻撃したらアッサリ滅びるでしょ?
シーレーンとか台湾が民主主義の盾とかじゃないでしょう。
台湾なんて力で屈服させたら国際世論のマイナス評価になるよね位の存在。アメリカに習って台湾東方沖に戦術核を落としたら無血開城になるのでは?(イスラエルよりはマシな提案)
日本のシーレーン云々で抗うとかウクライナで散々見てきたでしょうに。
核がマシとか言ってる時点で語るに落ちる
なんか変な人に騙されちゃってますね。
世界地図をよく見てご覧なさいな。
台湾を避けて船を通すのに何の問題があるってんですか。遠回りする分、石油代が1割くらい上がるかもしれませんが。そんなのアメリカが戦争やる度に6割とか8割とか値上げになるのに比べれば些細な微差ですよ。
>そもそも中共支那は沖縄も盗るつもりなのに
そもそも琉球王国は江戸幕府と運命共同体でもなかったし、明治政府に好感情も持ってなかった。
1937~1945年において中国大陸に侵略した国が日本であり、中国共産党とは1972年の国交回復以来、海上利権や島の領有権で揉めたことはあれど、フォークランド紛争のような軍事的衝突は未だない。そして、中国との貿易なくして今の日本経済は成り立たないほどに影響力が大きい、台湾よりも遥かに。
琉球も台湾も、“日本の一部や友好国”であることのメリットと、“中国と敵対すること”のデメリットを秤にかけて判断している(韓国は事情が異なるが)。特に琉球は、日本に見捨てられて米国に売られたことを根に持っている政治勢力が今も一定数以上存在している(今度は中国へ売られることへの不安とも言える)。運命共同体だという幻想は、現状認識が甘すぎて、外交的失策を招くと危惧する。
たとえ中国が日本全土侵略を企てても日本に勝ち目はない、米軍は武器支援はするかも知れないがベトナムで懲りてるから大規模派兵はしないだろうし。
ロシアから朝鮮を守るというエセ正義感だか自己正当化でもめ事に関わったせいで日中戦争、ノモンハン、太平洋戦争の泥沼にハマったわけで同じ轍を踏んではいけない。
日本は、中華人民共和国と日中平和友好条約を結んでいますが、台湾の「中華民国」とは国交がなく安保条約などもありません。
日中国交正常化の際に、「台湾は中華人民共和国の領土の一部」という原則を受け入れました。
「台湾を取られたら」という話の前提がおかしいです。
まさにこれに尽きると思います。
アメリカ様がアジアの覇権を中国に渡したくないということで近年台湾を巡ってきな臭いことになっていますが、そのアメリカだって台湾を国家とは認めていない。日本からすれば下手に中国を刺激して軍事衝突を起こされるより、中国が考える緩やかな統一路線で進めてくれたほうが、沖縄問題を考慮してもはるかに安全でしょう。
そもそもメディアや保守勢力が言う「台湾」が何を指しているのか甚だ疑問です。台湾の先住民族のこと? 共産党に追い出されて台湾に渡った中国人?
このあたりをちゃんと理解もせず、感情論で安全保障を論じるのは非常に危険だと思っています。
一つの中国だけど、実質的に中国共産党の支配を受けていない地域「台湾」があるって状態を変更されたら困るって意味の「取られたら」だからおかしくないよ
国として認められてないけど、今の台湾は中国共産党の隷下にあるわけじゃないから
台湾を取られたら、中国と平和共存していくしかないですよね。
それが一体今と何が違うんですか?ということと。
日本にとっては朝貢先がアメリカから中国に代わるだけで、今と何が違うんだという話ですね。
弱小国は大国の顔色を伺って生きるしかない、それは過去1000年に渡って変わらないこの世の真理ですよ。
私も同意見です。
主体的に状況を変更することが可能な戦力や政治力を持っているのであれば「日本として~」ということもできるでしょうが、残念ながら日本にはそんな力はないので、周囲の状況が変われば必然的に膝を折る相手が変わるというだけのことです。
それに、あんまり皆さん関心がないようですが、台湾有事で日本にとって一番問題なのは海上交通=シーレーンじゃないですかね?
ほら、経済的負担を受任さえすれば遠回りしても物は運べますから。
一番心配は、アメリカがアジアにアクセスするための最短ルートを遮断することにより、アジアからインド洋に至る海域での中国の支配が強まり、中国の敵対国であるアメリカやその同盟国の影響力がおちていくことじゃないでしょうか。
東南アジア諸国が中国になびけば、おのずと敵対国はその市場から締め出される可能性が高まるわけですからね。
たぶんぜんぶ、ゼレンスキーのせいですわ
遠回りと言いますが、そのコストは我々が支払うことになるわけですが、そんなリスクを許容できるほど我々の社会のリスクヘッジは進んでいないと思います。
また「中国の敵対国であるアメリカやその同盟国の影響力がおちていくこと」とおっしゃいますが、そうなれば余計日本としては中国にすり寄る必要が増すだけだと思いますよ。
その場合、せっかく今まで育ててきた日本や韓国など親米国家が中国に一斉になびいてしまうリスクがアメリカにはあるわけで、むしろ太平洋の半分程度を失う可能性があるアメリカこそがリスクを自覚するべきじゃないかと。
朝貢(不適切ではあるが敢えて原文表現を用いる)先が変われば置かれる環境も求められる内容も変わるんですが…?
ホワイト企業とブラック企業で働くのどちらも労働者だし何が違うんですか?とはならんでしょ
単なる思考実験ですけど、台湾が中国に占領されたとして、中国がフーシの様に台湾海峡を通る民間船を攻撃したりすると思うのでしょうか?
まあ軍艦は通さなくなるかもしれませんが。自衛隊が通ったくらいでブチ切れて見せてますし。
「不介入に徹する」という態度そのものを表に出すことは、中国の台湾侵攻戦争を誘発する大変危険な行為だ。日本は不介入を貫くと確信を持てば、中国が台湾に攻め入るためのハードルはうんと低くなる。かえって戦争が起こりやすくなる。「外向き」は断固として中国の台湾侵攻に反対し、自衛隊の強化や日米同盟の深化に注力して、台湾侵攻を阻止する構えを崩すべきでは無い。
不介入かどうかの判断など、戦争がいざ始まってからで充分間に合う。これだけ自衛隊を強化して、米軍とも連携を取り合って台湾侵攻に歯止めをかけたのにもかかわらず、さあ人民解放軍が雪崩を打って全面侵攻を始めました。となったら、「あーあ、あんなに頑張ったのに抑止に失敗しちゃった(=日米側が負けた)」と判断して、「これ以上損害は増やせない」と介入しないという札を切れば良い。手の内を事前にさらけ出して「我が国は不介入!我が国は不介入!」などと宣伝するなど馬鹿のやることだ。
>手の内を事前にさらけ出して「我が国は不介入!我が国は不介入!」などと宣伝するなど馬鹿のやることだ。
同意です。実際、バイデンが「ウクライナには兵士は送らない!」と事前に宣言したあとで、ロシアが特別軍事作戦を始めた例がありますからね。わざわざ事前に手札を晒す必要はないです。「基本的に中立、有事の際は個別に判断」くらいが表現としてはいいんじゃないかと。
日本も世界の大半の国も
国家承認してるのは内戦で勝った北京の政府で
中国は一つというのが共通認識
建て付けとしては中国の内政問題なわけで
人んちの夫婦喧嘩に介入すべきでない
こっちが両岸問題に口出しするのは
向こうが沖縄に口出ししてくるのと一緒だし
もし事を起こすなら
沖縄ではなく韓国の基地でやってくれと
アメリカにもハッキリ言っといたほうが良い
国共内戦(敢えてそう呼びます)へ介入すれば、それこそウクライナ侵攻したロシアと同じ立場になるんですよね
そうなればグローバルサウスも「やっぱりダブスタ野郎だな」と西側への疑念を深めるのは必定
(もうユーゴスラビアへの介入とで二枚舌なのは御愛嬌)
多くの方が予想した通り、10月の泥濘期は各方面で条件作りに徹している感じ。トレツクのみは市街戦のためじわじわながらも支配領域が増えていますが。ただ問題は、ウクライナはクルスク戦線を抱えてしまっており、あちらの維持は至難の上、補給路の結節点を潰されてるのでドンバスでのロシア軍の“条件づくり”妨害も満足にできていない。ジリ貧状態の解消は、見込めそうもありませんね。
先日、ゼレンスキー大統領は北朝鮮軍がウクライナでの戦闘に加わっているというコメントを出してましたが、事実なんですかね?
特にコメントの内容について補強するような証拠を提示したりしてませんし、ただの牽制目的のコメントかもしれませんが、北朝鮮軍将校がウクライナ側の攻撃によって戦死したというニュースもあったため、少数だけなら活動している可能性もあるかもしれません。
北朝鮮が参戦してるからNATOもウクライナ側で参戦してくれってアピールじゃない?
まあ北朝鮮が本当に数千人規模で派遣するかは疑問だけど。
観戦武官=実戦データ収集くらいなら、大使館付き武官(どの国も軍人がいます)などの名目で、少数が仰る通りあり得そうですね。
まあ、NATO諸国も義勇兵、教官などの名目で入ってますから。
(日本を含めて)海外の支援国を戦争に巻き込もうとするより、自国で出来る事を先になんとかすべきと思うんですよね。
北朝鮮軍将校がいるとしても、中立国の観戦武官として派遣されているのでは。
多数の北朝鮮軍兵士が参戦しているのとは、ちょっと違うと思います。ロシアは派兵を要請してませんし、北朝鮮も派兵を提案してませんし。
ゼレンスキーが北朝鮮が参戦してると騒いでますね
北朝鮮を引き合いにだして、natoを参戦または更なる追加支援の口実にしたいでしょうね
ただ、ロシアは戦いの構造を拡大させることは考えてないので他国の参戦を促してわざわざ口実を与えるような行為はしないと思います。
仮に派遣するにしても、
PMCと契約した体裁にして
義勇兵扱いにすると思いますけどね
そもそも『米英の退役軍人のボランティア』なる
特殊すぎる人が、すでに何人も
ウクライナの土になってるので
北朝鮮が文句言われる筋合いもないでしょう
写真が気になるシリーズ。
なんでヘルメットに青いダクトテープみたいなの貼ってるのかな。
破損しているヘルメットを応急処置しているなら末期的だけど、そういう貼り方とも違うような。
デコってるだけ?!
単純に敵味方の識別じゃない?よく腕にも青テープ巻いてるじゃん。
識別用でしょうね。
そうでもなきゃ、わざわざ目立つような事はしないでしょうから。
青いテープは識別帯でしょうね。
前から疑問に思っていたのですが、ウクライナ軍兵士は何故こんな目立つ識別帯を多用するんですかね。極端に優勢な軍であれば敵に撃たれるより同士討ちのリスクを避けるために目立つ識別帯を着ける事はよくある事なのですが、現状のウクライナ軍がその条件に合致するとは到底思えません…
あくまで予想ですが
1 彼我識別をしないといけないほど彼我混交している大激戦である。
2 彼我識別をしないといけないほどウクライナ兵の練度が落ちてきている。
3 彼我識別をしないといけないほどスラブ系ロシア人の多い戦線である。
のどれかですかね。
1の場合はバフムトのワグネルが赤い識別章を付けていたように、この通りは制圧してるけど、一本隣はまだ制圧していないとかのあまりに彼我の状況がカオスだったら必要性が出てくるかな、と
でも、この場合は最近のウクライナの趨勢を見ていると、2の蓋然性が高いかなぁと個人的には思います。
ただ、写真の部隊がクルスク戦線にいれば、3の可能性が高くなると思います。
あの辺りはスラブ系が多いでしょうから、国境警備の徴集兵はスラブ系が過半でしょうし、FSBもスラブ系だと思うので……
昨年6月の反転攻勢開始前ならウクライナ側が「自分達を極端に優勢だと思っていた」というのはあるかも知れません。実際その頃から青や緑の派手な識別帯を纏った兵士の画像が増えてきたように記憶しています。
でも今なら2が正解ではないですかね。
敵から見れば良い的でしかないと思いますが。
今、一番、識別されないとヤバイのはFPSドローンでしょうから、ドローンから認識されやすいのがあの貼り方なんのかなあ。
緑、黄、青など複数種類の識別テープを部隊及び日によって使い分けることで、ロシア軍によるなりすましを防ぐ目的もあったはず
追記
ロシア軍も赤、銀(ダクトテープ)、ゲオルギーリボンの3種類を主に識別テープとして開戦当初より使用し続けてるので従来戦場の密林、砂漠、山岳地帯での戦闘とは異なった環境にあるのかもしれない。
また双方がマルチカムを使用している状況も一因か?
最近、ほんと国ごとのBDUの区別が付かなくなってきましたね。
最初見た時は「サバゲかよ!?」と思ったものです
ヴェリカノボシルカ方面で攻勢っていうけど、攻勢とかじゃなくて単純にウクライナ軍の配置が手薄なんでしょ。
ポクロウシクやトレツクやチャシブヤールやクルスクなどには軍事的なソースをつぎ込んでるけど、その分ウグレダルが落ちたように他の地域は手薄になるから、そこの弱点突かれているだけ。
ロシア軍もロシア軍で少ない犠牲で占領地を増やせればいいと思ってるというか、そんな感じで占領地を増やしてくだけでウクライナ軍が重点地域として守っている場所を今まだ通り包囲殲滅しやすくなるんだから。
例えるならウクライナ軍のやってることは“頭隠して尻隠さず”で尻を引っ叩かれまくって頭が出てしまって頭まで引っ叩かれるとか、それほど間が抜けてる。
確かにそうですね。
全体的に見れば、チャソフヤル方面が最大の激戦地でウクライナ軍の損害も最大ですが比較的持ち堪えています。押され方が緩慢というか、守りが固いからでしょう。
それに比べて南部戦線は、ウクライナ軍の損害が少な目なのにヴグレダル以外は粘れていない。押され方が急激なので、守りが薄いのでしょう。
この分だとベリカヤノボセルカも、西の主要道路を遮断されたら、その後は割と早く包囲されて陥落するかも。
いや普通に攻勢ですよ
動きとしては短期的にはヴェルカノヴォシルカを両翼包囲で攻略し、中期的にはそのまま北上してアンドリーフカへ進みクラホヴェを含めた南ドネツク戦線全体の包囲を狙っているのでしょう
ヴレダルが陥落したとはいえ南ドネツク戦線は相対的にウクライナ軍の防衛陣地が整っていますからね
>意図は不明だ。
意図も何も、毎日のロシア軍の日課の前線のジワジワっと削れる所を切り取ってるだけに思えますが・・・
ヴェリカノボシルカ方面の地図みて初めて気づきましたけど、今回の前進地域から8㎞くらい北上したら、もうザポリージャ州、ドネツク州、ドニプロペトロウシク州の境界線なんですね。ジワジワ削るだけの日課的前進でも、重なると馬鹿にならない距離になりそう。
もうここまで喰われたのか、というのが正直な感想ですね……
州境まで到達したらロシア軍はどちらに向かうのかが気になりますね。
ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンは住民投票によりウクライナから分離してロシアに編入したというのがロシアの公式見解であり、ロシアとウクライナの戦争状態ではなく、分離独立を武力で弾圧しているウクライナのナチ勢力の東部4州から排除、というのがロシアの今回の「特別軍事作戦」の公式の目的だから、ドニプロペトロウシク内部まで侵攻するのかなぁ、と
ハリコフはベルゴルドへの脅威を排除するための緩衝地帯作成のためであって長期占領を目的としていないとも言っているので、ロシア政府としては理由なくしてウクライナ国内への侵攻はしないと思いますし……
補給路防衛のための緩衝地帯作りで侵攻するのか、本格侵攻が続くのかが興味があります
クピャンスク方向でもハリコフ州の地域を一部占領しています。
なので、ロシアがハリコフ州への再攻撃に踏み切る前も、ハリコフ州を完全奪還していた訳ではありません。
ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンはロシアへ編入、もしくは一部を緩衝地帯化
オデッサもロシア語圏なので切り取られるか緩衝地帯になるかもしれませんね
ウクライナ軍が沿ドニエストル共和国に手を出さなければこれ以上拗れない気もしますが・・・
ドネツク首長のプシーリン氏が、「トレツク(ジェルジンスク)市の2/3を解放した」と発表しました。
「彼ら(ロシア軍兵士)は、英雄的に敵を高層ビルから叩き落し、前進している。今夜はさらに解放されているかもしれない」とのこと。 高層ビル云々は比喩的表現かと思いますが。
ちなみに、市内には住民が残っており避難せずに落ち着くのを待っている状態であるとか。
この紛争の難しい所は、地域により親露度合い、親宇度合いが違う事ですよねぇ
ロシアに憎悪を持ってる民族主義のウクライナ語圏ウクライナ人も居れば
ほとんどメンタティーはロシア人とも言えるロシア語圏ウクライナ人まで微妙な比率で散らばってる
ウクライナ側のトレツク行政官の発表が、「40~50%しかウクライナ側に残っていない」、なので、ロシア側が2/3=66%というのはかなり一致していますね。グレーゾーンの認定の仕方で10%くらい前後するとして、5割強がロシア優勢となっている、くらいが実態かなと。都市攻略戦において、半数を奪われたというのは相当厳しいと思われますが。
また聞いたことがない新しい地名がきたな
サボリージャ州とドネツク州との境のヴェリカノボシルカとかへのロシア軍の侵攻は、ロシア軍の戦略的な目的のためというより、
単にそこのウクライナ軍が他方面へ抽出されて、兵力が薄くなっただけではないでしょうか。それで抵抗が少なくなったのでロシア軍が進んだだけかもしれません。
ウクライナ側の兵士の供給不足とクルスク侵攻による影響でしょうか。
シャヘドまたはガーベラドローンの発射数が増えてるみたいですね。
<9月の半月(15日間)における発射数が539機に対して、今月の同期間は652機と、113機も増加している
一日の平均発射数は36機から約43機にまで増えている
ウクライナ軍も撃墜に加えて電子戦墜落させたり、一定の確率でロシア方面に迷走する個体もいるようです。